AI・IoT 29 - にいがた産業創造機構(NICO) ·...

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AIIoT平成 29 年度 研修ホームページ http://www.nico.or.jp/kensyu/ 研修ホームページ http://www.nico.or.jp/kensyu/

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AI・IoT活用人材育成研修

平成

29年度

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■ 事業の全体像

高度 IT人材育成研修 AI・IoT活用人材育成研修

■ NICOの高度 IT人材育成事業について

ITに関する専門性を有する人材

データ活用人材

AI、IoT等最新技術を使いこなす人材

ビジネスアイデアを創出する人材

(技術リーダークラスの育成)

融合

 NICOの高度IT人材育成事業は、IT活用による県内産業の付加価値向上や新ビジネスの創出を目指し、次の2つの研修で構成しています。

○高度IT人材育成研修 主にITベンダーや企業内のIT技術者を対象とし、ある程度独力でできる半人前から一人前、さらに、経験を知識化して業務改善や後進育成に活かせるリーダークラスへと育てることを目的として、必要なITスキルを習得するための研修を実施しています。

○AI・IoT活用人材育成研修 ITシステムを導入する企業にとって、AI、IoT活用により変革の波に乗るためには、ビジネスアイデアの創出や新技術への対応が大きな鍵となります。このため、ビジネスアイデア創出思考やビッグデータ活用ノウハウ、IoT時代のプログラミング技術などを効果的に習得するための実践的研修を実施しています。

 公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)では、ITを競争力の源泉とする付加価値の高い産業群の創出を目指し、平成15年度から「高度IT人材育成研修」を実施し、延べ4,600名のIT人材を輩出してきました。

 本研修は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表しているITスキル標準(ITSS)、組込みスキル標準(ETSS)に対応したレベル感を明確にして体系立てたカリキュラムを構成しており、ソフトウェア開発の上流工程を担える高度な開発設計技術を有する技術リーダークラスの人材を育成するものです。

 また、この人材育成に加え、 IT活用により人々の生活やビジネスを大きく変革させる「デジタルトランスフォーメーション」の波に乗り遅れない「勝ち組」の企業をつくるため、近年注目されているAI、IoT等の最新技術を活用した新たなビジネスを創出するための人材育成を開始しました。

 本事業を通じて、NICOは、県内IT技術者のスキルレベルの向上を図るとともに、最新技術への対応や新ビジネス創出ができる人材=次世代の高度IT人材を育成する事業を展開します。

IT活用による県内産業の付加価値向上、新ビジネスの創出

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■個人情報の取り扱いについて

■ 平成29年度 AI・IoT活用人材育成研修 講座一覧

 企業がAI、IoTを活用してビジネス変革の波にうまく乗るためには、新技術への対応やビジネスアイデアの創出などが極めて重要なファクターとなります。

 本研修では、IT技術者に限定することなく、最新技術を導入しようとする者の観点から、次の3つにフォーカスを当てました。各テーマにおける知識の習得のみならず、実際のビジネスを意識した実践的な体験を通じた育成ができるような新しいカリキュラムを編成しております。

①ビッグデータ、人工知能の活用技術 企業内の意思決定を支えるデータ分析を想定し、統計手法や機械学習を活用した実践。

②センサ、無線ネットワークの活用技術 モバイル端末のセンサ、無線ネットワークを活用したアプリケーション開発技術の習得。

③デザイン思考、アイデア創出の思考 デザイン思考やビジネスモデルキャンバスなどの共創思考ツールを活用し、デジタルビジネス創出を進めるための一連のプロセスを実践・習得するワークショップ型講座。

 本研修の受講にあたり開示いただいた個人情報は、研修の開催・運営業務及び研修ニーズ調査など高度IT人材育成研修事業にのみ利用させていただきます。また、個人情報の管理は、当機構の「個人情報保護の方針(プライバシーポリシー)」(参照ホームページ:http://www.nico.or.jp/privacy/)に基づき適切に保護措置を行います。

データサイエンティスト入門コース

デジタルビジネス創出思考コース

モバイル応用

IoT活用コース

■ AI・IoT活用人材育成研修のねらい

研修会場:NICOプラザ研修室・会議室(新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル11F)研修時間:9:30~17:15

注1)上記金額には消費税及び教材費が含まれています。注2)開催予定日時は講師の都合等により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。注3)DX1は、1週間おき3日間のコースです。注4)DT1、DT2、DX1は、開講決定日が1ヶ月前、最少開講人数が10名となります。

データ

分析力

実践

技術力

活用

発想実現力

講座No 講 座 名 定員 日数 受講料(円) 開催予定日 掲載頁■データサイエンティスト入門コースDT1 Rによる統計解析 15 3 220,000 9月12日(火)~14日(木) 3DT2 機械学習による問題解決実践 15 3 240,000 11月15日(水)~17日(金) 3■モバイル応用IoT活用コースIO1 センサ技術を活用したアプリケーション開発入門(Android) 15 3 70,000 11月 8日(水)~10日(金) 4IO2 無線ネットワーク技術を活用したアプリケーション開発入門(Android) 15 3 70,000 1月10日(水)~12日(金) 4IO3 センサ/無線通信活用プログラミング(iOS) 15 3 70,000 2月 7日(水)~ 9日(金) 4■デジタルビジネス創出コースDX1 デジタルビジネス創出思考 実践ワークショップ 20 3 120,000 7月25日、8月1日、8日(いずれも火) 5

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■研修のねらい

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【研修概要】 【コース体系】

■データサイエンティスト入門コース

【研修概要】 本コースで目標とする人材像は、自社内や社外の様々なデータ(ビッグデータ)を活用し、適切な意思決定を支えるデータ活用人材です。過去の分析プロジェクトのノウハウが詰まった独自のケーススタディを体験し、問題設定から報告、提案等に至るプロセスを演習で体験するなど、より実践的な内容で構成されており、分析担当者になった想定での分析、提案、プレゼンテーションを体験したり、受講後に自社で実践する実力を身に付けていただける効果的な講座です。

【コース体系】

DT1分析・データ活用を行うためのコアの形成を支援

Rによる統計解析(3日間)

特 徴

・ 企業内のデータ活用人材を目指す方が、受講後、独力で分析・データ活用を行うためのコア形成を支援する講座です。・ クライアント企業に提供してきた分析サービスのノウハウを凝縮し、プロジェクトベースの演習を主体に実施し、問題設定~報告・提案に至るリアルなプロセスを身につけることができます。

目 標 分析結果を統計的に正しく報告するとともに、次の意思決定に向けた提案ができるようになること

対象者 企業内外のデータを活用して、業務課題解決の計画実行、成果の創出を行う立場にある方(企業内でのデータ活用人材となることを目指される方)

前提知識 ・Rのインストールができること ・高校数学程度の知識(行列・ベクトルの概念やΣの意味がわかるレベル)

内 容

【1日目】 1.分析のプロセス 2.分析と統計の関わり 3.統計・R講義 4.演習 5.演習(応用) 6.発表【2日目】 1.統計・R講義&演習 2.演習(応用)&発表 3.R講義&演習【3日目】 1.総合演習(前半) 2.総合演習(後半)

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■摂待 太崇㈱ブレインパッド アナリティクスサービス本部 アナリティクスコンサルティング部 シニアコンサルタント。前職及び現職で、通販・金融・ウェブサービス等多数の業界でマーケティング施策の立案やブランド管理、製品開発、マーケットリサーチの企画からデータ分析業務、データ活用人材育成など幅広い業務に従事。※講師は予定であり、場合によっては変更となる場合がございます。※研修では、上記講師のほか補助講師が1名加わります。

定 員 15名受講料 220,000円(税・教材費込)開催予定日 9月12日(火)~14日(木)

備 考使用ソフト:R、Rstudio、Microsoft Office(Excel、PowerPoint)最少開講人数は10名です。開講判断は開講日1ヶ月前とし、それ以降はキャンセル料(原則全額)が発生します。

DT2分析・データ活用を行うためのコアの形成を支援機械学習による問題解決実践(3日間)

特 徴

・ 企業内のデータ活用人材を目指す方が、受講後、独力で分析・データ活用を行うためのコア形成を支援する講座です。・ クライアント企業に提供してきた分析サービスのノウハウを凝縮し、プロジェクトベースの演習を主体に実施し、問題設定~報告・提案に至るリアルなプロセスを身につけることができます。

目 標 機械学習を用いて、大量データの分析を行い、データに基づく意思決定を実践できるようになること

対象者 企業内外の大量データを活用して、業務課題解決の計画実行、成果の創出を行う立場にある方(企業内でのデータ活用人材となることを目指される方)

前提知識 高校数学程度の知識(行列・ベクトルの概念やΣの意味がわかるレベル)、「Rによる統計解析」(DT1)を受講済み、または何らかの言語によるプログラミング経験があること

内 容

【1日目】 1.分析のプロセス・機械学習入門 2.サポートベクトルマシン 3.演習(応用)【2日目】 1. ベイズ統計学の基礎・解の推定・ベイズによる推定・マルコフ連鎖モンテカルロ

法・収束判定 2.機械学習の応用・選択行動の分析 3.ソフトウェアの使い方 4.演習(応用)【3日目】 1.総合演習

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■摂待 太崇㈱ブレインパッド アナリティクスサービス本部 アナリティクスコンサルティング部 シニアコンサルタント。前職及び現職で、通販・金融・ウェブサービス等多数の業界でマーケティング施策の立案やブランド管理、製品開発、マーケットリサーチの企画からデータ分析業務、データ活用人材育成など幅広い業務に従事。※講師は予定であり、場合によっては変更となる場合がございます。※研修では、上記講師のほか補助講師が1名加わります。

定 員 15名受講料 240,000円(税・教材費込)開催予定日 11月15日(水)~17日(金)

備 考使用ソフト:R、Rstudio、JAGS、Amazon EC2、PostgreSQL、Microsoft Office(Excel、PowerPoint)最少開講人数は10名です。開講判断は開講日1ヶ月前とし、それ以降はキャンセル料(原則全額)が発生します。

開講決定1ヶ月前

【DT2】 3日間

Rによる統計解析

【DT1】 3日間

機械学習による問題解決実践

講師企業が開催する同様の講座

受講者の声

■Rによる統計解析・ 初回の授業には、驚きました。実践的とは聞いていましたが、みんなでドリルなどを解いていくんだろうなと思っていたんです。まさか、実データに近いデータをRで解析して、その結果に基づく提案書を作成して発表を行う講座だとは思っていませんでした。・ 今回、この講座を受けることで、実務での土台を作りたいと考えていたので、実務で使うことを考慮に入れて設計された講座でよかったなと思いました。・ 私たちは、Rの細かい機能が知りたいのではなくて、実務でRをどのように使って統計解析を行うのか、というのが重要ですから。そういう意味でとてもよかったですね。

■機械学習による問題解決実践・ 講座の最後に参加者がグループになって行う、ケーススタディ形式の総合演習がとても印象に残っています。・ チームのメンバーそれぞれの得意分野や、今回の講座を通じて新しく学んだことも取り入れながら全員で分析を行い、最終的には、分析結果とそれに基づく改善施策を発表しました。グループワークを行うことで、さまざまな視点での分析アプローチを体験できたり、1人では考えつかないようなアイディアが生まれるなど、たくさんの発見がありました。・ 機械学習を活用した分析において、実際の業務と同じように分析から問題解決の方法までを導き出す一連の流れを、講座を通じて体験できたのは、とても貴重な機会となりました。

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【研修概要】

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■モバイル応用 IoT活用コース

【研修概要】 IoTを活用したシステムを構築するためには、センサから取得したデータを統合し、それを無線ネットワーク等の通信技術を経由してクラウドサービス等へ送信する必要があります。本コースでは、各種センサ(加速度センサ、GPS、カメラ等)や通信ネットワークの集合体であるモバイル端末を利用し、センサを利用・制御する方法、ネットワークの利用方法について、モバイル端末実機で開発演習を行います。 AndroidとiOSでは、センサ等の利用方法、アプリケーションの開発方法に違いがあるため、OSにより2系統の講座で構成しています。自社で活用予定のモバイルに合った講座を受講いただき、現場で求められる実践力を身に付けていただきます。

IO1開発のポイントを押さえて業務に活用!Androidで使えるセンサやカメラ!センサ技術を活用したアプリケーション開発入門(Android)(3日間)

ITSS アプリケーションスペシャリスト レベル3

特 徴

・ カメラや加速度センサ、GPS等をアプリケーションから利用・制御するために必要となる知識を学べます。

・ 開発者/発注者の視点からAndroidのセンサとカメラを利用したアプリケーションを考えます。・ Androidの公式統合開発環境であるAndroid Studioを利用したプログラミングが学べます。・センサ類を取り扱うため、Androidスマートフォン実機で動作確認を行います。・ Androidスマートフォン実機で開発演習を行うようにカリキュラムが構成されています。・ 受講者はAndroid 4.2以上を搭載の端末を持参してください。・端末持参により、様々な端末での動作状況を受講者間で共有できます。

目 標・端末に搭載されたデバイス機能の利用を中心に、Androidの動作の仕組みを理解する。・Androidスマートフォンに搭載された各種デバイス、センサを制御できるようになる。・ デバイス、センサ機能を利用した、実用的なAndroidアプリケーションが開発できるようになる。

対象者・Android端末に搭載されたセンサ類の制御に興味のある方・Androidのセンサやカメラを業務に活用したい方・カメラやセンサを利用したAndroidアプリケーションを開発予定の方

前提知識

・ 「高度IT人材育成研修」の「JavaによるAndroidアプリ開発入門」(AP6)を修了していること。または、次の2つの条件を満たすこと。

・ Androidの基本要素(特に、Activity、Intent、AndroidManifest.xml、BroadcastReceiver)に関する知識があること。

・Javaを使ったAndroid開発スキルの基礎を習得していること。

内 容

【1日目】 1. デバイスの視点から見たAndroid概要 2. 各種センサを利用したアプリケーションの開発技法概要    モーションセンサ(加速度センサ、重力センサ、etc.)    位置センサ(地磁気センサ、方位センサ、etc.)    環境センサ(照度センサ、近接センサ、etc.)【2日目】 1. カメラを利用したアプリケーションの開発技法概要    カメラアプリを利用する  直接カメラ機能を利用する【3日目】 1. 総合演習 2. ADKを利用したUSB機器の接続/通信 3. TPOに合わせた位置情報取得(GPSによる位置情報取得、回線網による位置情報取得)    GoogleMapとの連携

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■田畑 雅也㈱管理工学研究所 モバイル事業部 コアアプリケーション開発部 研究員。Symbian OS、Androidそれぞれの黎明期より、端末ベンダへのOS基幹技術の技術提供及びアプリケーションの開発に携わる。現在は、Android/iOSのSDKやアプリの開発に携わりながら、研修講師としても活躍。■長谷 恒雄(補助講師)㈱管理工学研究所 研究員 研修事業部長。

定 員 15名受講料 70,000円(税・教材費込)開催予定日 11月8日(水)~10日(金)

備 考

・本講座では、最新のAndroid公式統合開発環境であるAndroid Studioを利用して演習を行います。・ 実際にセンサを利用する講座のため、「センサが搭載されたAndroid実機とUSB接続ケーブル」を持参してください。また、受講前に機種名をご連絡いただきます。

 使用するセンサ:加速度センサ、重力センサ、方位センサ、近接/照度センサ、GPS

IO2Androidで繋がる世界!外部機器との通信を実現するためのポイントを押さえる!無線ネットワーク技術を活用したアプリケーション開発入門(Android)(3日間)

ITSS アプリケーションスペシャリスト レベル3

特 徴

・外部機器やネットワークへのアクセスを制御するために必要となる知識を学べます。・ 開発者/発注者の視点からAndroidの無線ネットワークを利用したアプリケーションを考えます。・ Androidの公式統合開発環境であるAndroid Studioを利用したプログラミングが学べます。・ NFCやBluetooth、Wi-Fiを取り扱うため、Androidスマートフォン実機で動作確認を行います。・ Androidスマートフォン実機で開発演習を行うようにカリキュラムが構成されています。・ 受講者はAndroid 4.4以上を搭載の端末を持参してください。・端末持参により、様々な端末での動作状況を受講者間で共有できます。

目 標・ ネットワークと近距離無線通信の利用を中心に、Androidの動作の仕組みを理解する。・アプリケーションからネットワークを利用できるようになる。・ BluetoothやNFCを利用した実用的なAndroidアプリケーションが開発できるようになる。

対象者

・モバイルデバイスからのネットワークアクセスに興味のある方・Android端末とBluetoothやWi-Fiを業務に活用したい方・IoTとモバイルデバイスの関わり方に興味のある方・ネットワークやサービスを利用したAndroidアプリケーションを開発予定の方

前提知識

・ 「高度IT人材育成研修」の「JavaによるAndroidアプリ開発入門」(AP6)を修了していること。 または、次の2つの条件を満たすこと。・ Androidの基本要素(特に、Activity、Intent、AndroidManifest.xml、BroadcastReceiver)に関する知識があること。

・Javaを使ったAndroid開発スキルの基礎を習得していること。

内 容

【1日目】 1. 無線通信・ネットワークの視点から見たAndroid 2. AndroidとIoTの関わり方を考える 3. ネットワーク/無線通信におけるServiceの利用方法【2日目】 1. 端末間/外部機器との通信    NFC  Wi-Fi Direct【3日目】 1. 端末間/外部機器との通信    Bluetooth 2. ネットワークの利用    HTTPを用いたデータの送受信 3. 総合演習

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■田畑 雅也㈱管理工学研究所 モバイル事業部 コアアプリケーション開発部 研究員。Symbian OS、Androidそれぞれの黎明期より、端末ベンダへのOS基幹技術の技術提供及びアプリケーションの開発に携わる。現在は、Android/iOSのSDKやアプリの開発に携わりながら、研修講師としても活躍。■長谷 恒雄(補助講師)㈱管理工学研究所 研究員 研修事業部長。

定 員 15名受講料 70,000円(税・教材費込)開催予定日 1月10日(水)~12日(金)

備 考

・本講座では、最新のAndroid公式統合開発環境であるAndroid Studioを利用して演習を行います。・ 実際にネットワークと無線通信を利用する講座のため、「Android実機とUSB接続ケーブル」を持参してください。また、受講前に機種名をご連絡いただきます。

 使用する機能:Wi-Fi、BLE、NFC

IO3IoT時代のモバイル活用法

センサ/無線通信活用プログラミング(iOS)(3日間)ITSS アプリケーションスペシャリスト レベル3

特 徴

・位置情報の取得やセンサー、無線ネットワーク等、機能的なiOSアプリケーションを作成するために必要な知識を習得できます。・各種デバイスメーカーに対してiOSの技術支援を行っている講師が、現場での体験と共に実践的かつ原理を踏まえた解説を行います。・開発者/発注者の視点からiOSのセンサとカメラ、無線ネットワークを利用したアプリケーションを考えます。 ・実際のiOSアプリケーション開発現場で用いられている環境(Mac miniとXcode)で演習を行います。・センサ類と無線ネットワークを取り扱うため、iOS端末の実機で動作確認を行います。 ・iOS端末で開発演習を行うようにカリキュラムが構成されています。・受講者はiOS端末(iPhone/iPad)を持参してください。

目 標 ・端末に搭載されたデバイス機能の利用と無線ネットワークの利用を中心に、iOSの動作の仕組みを理解する。 ・iOS端末に搭載された各種デバイス、センサを制御できるようになる。・アプリケーションから通信サービスを利用できるようになる。 ・デバイス、センサ機能、BLEやWi-Fiを利用した、実用的なiOSアプリケーションが開発できるようになる。

対象者 ・モバイルデバイスからのネットワークアクセスに興味のある方 ・iOS端末のセンサやカメラ、BluetoothやWi-Fiを業務に活用したい方・IoTとモバイルデバイスの関わり方に興味のある方 ・センサやカメラ、ネットワークやサービスを利用したiOSアプリケーションを開発予定の方

前提知識・「高度IT人材育成研修」の「SwiftによるiOSアプリ開発入門」(AP7)を修了していること。または、次の条件を満たすこと。・Swiftの基本文法の知識があること。・プロパティやプロトコルを理解していること。 ・デリゲートやクロージャ、XcodeのStoryboardの使い方を理解していること。

内 容

【1日目】 1. iOSとIoTの関わり方を考える  2. 各種センサを利用したアプリケーションの開発技法概要  モーションセンサ(加速度センサ、etc.)  位置センサ(電子コンパス、etc.)【2日目】 1. カメラの利用とカメラ機能の制御  2. 端末間/外部機器との通信  Bluetooth  Wi-Fi   3. ネットワークの利用  HTTPを用いたデータの送受信とJSON解析【3日目】 1. 位置情報の取得  2. 総合演習

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■田畑 雅也㈱管理工学研究所 モバイル事業部 コアアプリケーション開発部 研究員。  Symbian OS、Androidそれぞれの黎明期より、端末ベンダへのOS基幹技術の技術提供及びアプリケーションの開発に携わる。現在は、Android/iOSのSDKやアプリの開発に携わりながら、研修講師としても活躍。■長谷 恒雄(補助講師)㈱管理工学研究所 研究員 研修事業部長。

定 員 15名受講料 70,000円(税・教材費込)開催予定日 2月7日(水)~9日(金)

備 考・「高度IT人材育成研修」の「SwiftによるiOSアプリ開発入門」(AP7)の知識を基に、IoTなどでモバイルを活用する際に必要となる知識を学ぶ講座です。・本講座はセンサやBLEなどのデバイスの機能を利用する講座であるため、「iOS端末(iPhone/iPad)とLightning接続ケーブル」を持参してください。・研修ではMac miniとXcodeを使用して、iOSアプリケーションの作成を行います。 ※演習データは持ち帰ってWindows上で確認することも可能です。

【コース体系】

開講決定2週間前

【IO2】 3日間【IO1】 3日間 【IO3】 3日間

センサ技術を活用したアプリケーション開発入門(Android)

無線ネットワーク技術を活用したアプリケーション開発入門(Android)

センサ/無線通信活用プログラミング(iOS)

【AP6】 3日間

JavaによるAndroidアプリ開発入門

【AP7】 3日間

SwiftによるiOSアプリ開発入門

高度IT人材育成研修

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【コース体系】

■デジタルビジネス創出コース

【研修概要】 本コースで目標とする人材像は、IoT等のデジタルテクノロジーを活用した新しいビジネスへの転換が加速する時代において、不足していると言われている「デジタルビジネス創出思考力を有する人材」です。 この実践ワークショップでは、デザイン思考をはじめとする「ビジネス創出に欠かせない思考メソッドと共創ツール」を活用し、実際にデジタルビジネスを創出するという一連のプロセスを体験・体得します。様々なキャリア背景を有する他社の人たちと、本音で対話し、必死に考えてアイデアを創り出し、議論しながらアイデアを磨いていく、という過程を通じて、深い気づきと新たな発見を得ることが期待できます。

DX1「共創」時代に必須のビジネス思考

~「テクノロジー起点」のビジネス創出をリードする能力を獲得・強化する!~デジタルビジネス創出思考 実践ワークショップ(3日間)

特 徴

・ デジタルビジネス創出思考 実践ワークショップは、加速するデジタル社会におけるサービスや商品を企画・創出するための実践ワークショップです。・ ビジネスモデルキャンバスやデザイン思考・ピクト図解などの共創思考ツールを活用し、デジタルビジネスを創り出す一連のプロセスを体験することができます。・ 異業種や異なるキャリアを持つ人が集う多様性ある「場」でのワークショップは、自社や自身の強み・弱みを発見するだけでなく、全く新しい考え方や発想を得ることができます。

目 標

・デジタルビジネス創出を進めるための基本的なプロセスを理解する。・デザイン思考やビジネスモデルキャンバスなどの共創思考ツールの実践的な活用方法を知り、実際に活用できる。・デジタルビジネス創出の実践現場から抽出したノウハウや事例からビジネス創出の勘所を知る。・異業種メンバーで共に考え創り出す体験を通じて、コラボレーションやイノベーションを推進するための能力を強化する。

対象者 ・IoTなどのデジタルテクノロジーを活用した新しいサービスやビジネスを創りたい方 ・新サービスや新商品などの企画や、新規ビジネス創出を担務とされている方・ビジネス創出に欠かせない共創ツールや思考ツールを学びたい方 ・自社における新たなソリューションや商品の企画を他社と共に考えたい方

前提知識 実務経験3年以上の方(業界・職種は問いません)

内 容

【1日目】  1. オリエンテーション  2. ビジネスモデルのトレンド(特徴的な事例と討議)  3. ビジネス創出のプロセスと共創思考ツール   ・共通思考法・発想法 ~デザイン思考、POVとプロトタイプ  ・顧客開発/商品開発 ~バリュープロポジションキャンバス   ・事業開発 ~ビジネスモデルキャンバス、ピクト図解  4. ワーク(1)「IoTを活用したサービス」   ・ビジネスドメインの選定   ・IoTを活用した新しいサービス/ビジネスの検討~創出     ~POV構築、バリュープロポジションキャンバス、ビジネスモデルキャンバス、ピクト図   ・相互フィードバック ・次回への課題【2日目】  5. ワーク(2)「IoTを活用したサービス」(続き)   ・新しいIoTサービスのビジネスモデルをブラッシュアップする  6. ワーク(3)「IoTを活用したサービス」(続き)   ・ブラッシュアップした「IoTサービス」ビジネスのプレゼンテーション(グループ発表)  ・相互フィードバック  7. ワーク(4)自社のビジネスモデルを可視化する ・次回への課題【3日目】  8. ワーク(5)自社の新しいビジネスの検討~創出  9. ワーク(6)自社の新しいビジネスのプレゼンテーション(個人発表)と相互フィードバック 10. 振り返り、クロージング

使用教材 オリジナルテキスト

予定講師

■飯田 哲也富士通ラーニングメディア㈱ 共創人材育成サービス部所属 ナレッジ・コラボレーター。異業種を混在させたワークショップを専門とし、リーダー開発/組織活性/ビジネス創出/地域活性/コミュニティ形成などの分野で実績を持つ。ワークショップを通じて向き合ってきた様々な業界のプロフェッショナルは、延べ1500名に上る。

定 員 20名受講料 120,000円(税・教材費込)開催予定日 7月25日、8月1日、8日(いずれも火)

備 考 本ワークショップは、1週間間隔で合計3日間の講座となります。「ピクト図解」はエクスアールコンサルティング(株)の登録商標です。最少開講人数は10名です。開講判断は開講日1ヶ月前とし、それ以降はキャンセル料(原則全額)が発生します。

開講決定1ヶ月前

【DX1】 3日間

※ 1週間おき3日の講座となります。

デジタルビジネス創出思考

実践ワークショップ

講師企業が開催する同様の講座

受講者の声

・ 立場を超えてワークショップをやると様々なアイデアや視点を持っている方が多いことに気付いた。・ 問題意識の持ち方が人それぞれで、自分も更に感度を高めておく必要があると感じた。・ このようなワークショップを自分が所属している組織の中でできるようになりたいと思った。・ アイデアを出すことの難しさを痛感したが、立場や部門を越えて意見を出し合うことで創造力というのは発揮されると思った。・ 人に気持ちや思いを伝えることの難しさを痛感した。思うだけでは新しいことは推進されず、反対や失敗を恐れずに言葉にしていくことが重要だと思った。 ・ 日常とは異なる空間でワークショップをしたことが良かった。いつもと同じ環境や人では、発想や感性が似ているため、アイデアは出にくいのかもしれない。・ 自分の頭が固くなっていること、先入観や固定概念から抜け出せない自分に気付いた。

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■受講申込から開講までの流れ

 受講申込は、業務の効率と正確性を向上させるため、研修ホームページの受講申込専用ページからのみ受付けます。以下の流れで受付手続きを行いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

お問い合わせ先:公益財団法人にいがた産業創造機構 産業創造グループ情報戦略チーム 高度IT人材育成担当● TEL 025-246-0069 ● FAX 025-246-0033 ● E-mail [email protected]

NICO研修担当

開催可否決定(開講決定日)

仮受付(随時)

開講

本受付

実施

中止の場合

確認メール

受講申込

事前スキルチェック実施受講料の振込み

開催中止連絡

請求書兼受講決定通知を郵送事前スキルチェック案内メール

1. 受講申込

3. 受講準備

2. 受講決定

受講企業

 研修ホームページから、受講申込ガイドに従い指定項目を入力していただきます。原則として、開講日の開講決定日(講座により、1ヶ月前又は2週間前)までにお申し込みください。受講申込は到着順に受け付け、原則として定員になり次第締め切ります。なお、受講申込をいただいた後、メール送信しますのでご確認をお願いいたします。 受講キャンセルは、原則として開講決定日までにお願いいたします。それ以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。

受講申込(仮受付)

受講決定(開催可否決定)

 受講者が最少開講人数に達しない場合、やむを得ず開催を中止する場合があります。開講決定日に開催可否の判断を行い、実施の場合は申込責任者には「請求書兼受講決定通知」を郵送し、受講者には事前スキルチェックの案内メールを送信いたします。開催中止の場合は、申込責任者にその旨、電話もしくはメールでご連絡いたします。

受講準備

 受講者は、開講1週間前までに事前スキルチェックを実施してください。また、受講料は開講3営業日前までに、指定銀行口座にお振り込みください。受講料には、消費税および教材費が含まれています。

研修ホームページ http://www.nico.or.jp/kensyu/

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■研修助成制度について

 研修を受講される企業の皆様には、公的な研修助成制度の利用をお勧めしています。

○雇用関係助成金 雇用保険適用事業所の事業主に対するキャリア形成促進助成金については、助成内容、名称等の変更が予定されています。 平成29年度の詳しい制度概要については、厚生労働省のホームページをご覧ください。

 研修に関する助成制度については、本研修のホームページにも掲載しますので、ご確認ください。

研修施設ご案内 万代島ビル11階 NICOプラザ

■会場案内図

昭和大橋

八千代橋

萬代橋

信濃川

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研修室 研修室からの眺望 自販機コーナー

◆JR新潟駅からバスで 〈新潟駅万代口バスターミナル3番線〉 新潟交通17系統佐渡汽船連絡バス 「朱鷺メッセ」停留所下車(片道210円) 詳しくは 新潟交通HP(※)をご覧下さい。

◆高速ICから車で(最寄IC) 北陸・日本海東北道「新潟亀田IC」  磐越道「新潟中央IC」

[駐車券について] 駐車券の発行はいたしませんので、なるべく公共交通機関をご利用ください。

(※) http://www.niigata-kotsu.co.jp/noriai/kisen.shtml

研修ホームページ http://www.nico.or.jp/kensyu/