Untangle v9.4

評価ガイド

Rev. 1.1

2013.05.17

目次

1 はじめに ..................................................................................................................................................................... 1

1.1 Untangle とは？ ............................................................................................................................................. 1

1.2 Untangleの特長 ............................................................................................................................................ 1

2 システム要件 ............................................................................................................................................................ 3

3 ソフトウェアの入手 ................................................................................................................................................. 4

4 インストールＣＤの作成 ........................................................................................................................................ 6

5 サーバーの接続 ...................................................................................................................................................... 7

5.1 ルーターモード ............................................................................................................................................... 7

5.2 ブリッジモード ................................................................................................................................................. 7

6 インストレーション ................................................................................................................................................... 8

6.1 インストール .................................................................................................................................................... 8

6.2 初期設定 ........................................................................................................................................................ 13

6.3 評価版 Premiumパッケージのインストール ..................................................................................... 17

7 Web GUI .................................................................................................................................................................... 22

7.1 Web GUIの開始 .......................................................................................................................................... 22

7.2 Web GUIの構成 .......................................................................................................................................... 25

8 アプリケーション .................................................................................................................................................... 28

8.1 ラックアプリケーションとサービス ......................................................................................................... 28

8.2 アプリケーション別パッケージ比較表 ................................................................................................. 29

9 アプリケーションの共通操作 ............................................................................................................................ 30

9.1 アプリケーションの起動と停止............................................................................................................... 30

9.2 アプリケーションの設定変更 .................................................................................................................. 31

9.3 アプリケーションの除去 ............................................................................................................................ 32

9.4 アプリケーションのインストール ............................................................................................................ 33

10 レポート ................................................................................................................................................................ 34

10.1 E メールアドレスの登録 ............................................................................................................................ 34

10.2 レポート生成スケジュールの変更 ........................................................................................................ 36

10.3 レポートの閲覧............................................................................................................................................. 38

11 イベントログ ........................................................................................................................................................ 40

12 お問い合わせ .................................................................................................................................................... 41

Untangleは Untangle社の登録商標です。

その他の社名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

変更履歴

版 発行日 変更内容

第 1.1版 2013/05/17 新規作成 （Untangle version 9.4）

Untangle 9.4 評価ガイド

Rev. 1.1

1

1 はじめに

この資料は、統合セキュリティゲートウェイ Untangle の評価ガイドです。はじめて Untangle を評価

いただく方を対象に、Untangle の概要、評価版ソフトウェアの入手、インストレーション、初期設定、

基本的な機能とその操作方法などについて紹介します。

注記：

Untangle には、無料で無期限に使用いただけるオープンソースプロジェクト製品の Lite

パッケージと、有償アプリケーションを含む Standard と Premium パッケージがあります。

この資料は、Premiumパッケージを対象としています。

有償アプリケーションの評価期間は１４日です。

各パッケージに含まれるアプリケーションについては、アプリケーション別パッケージ比

較表をご参照ください。

1.1 Untangle とは？

UntangleはUTM（Unified Threat Management）ソフトウェアです。Webコンテンツフィルタ、スパムフ

ィルタ、ウィルススキャン、VPN接続、WAN フェイルオーバーなどネットワークを健全に保つために

必要なさまざまな機能を１つの箱で提供します。

1.2 Untangleの特長

とても簡単

Untangleは配備、管理が簡単です。ユーザーフレンドリーなWebベースのGUIからネットワー

クのトラフィックを監視、フィルタできます。

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2

オープンソースソフトウェアパッケージ（Lite）と有償ソフトウェアパッケージ（Standard、

Premium）

Untangle には無料で無期限に使用いただけるオープンソースプロジェクト製品の Lite パッケ

ージと、有償アプリケーションを含む Standardと Premiumパッケージがあります。Standardに

は一部、Premium にはすべての有償アプリケーションが含まれます。各パッケージに含まれ

るアプリケーションについては、アプリケーション別パッケージ比較表をご参照ください。

組織のニーズに合わせて必要なアプリケーションを追加利用することができます（有償アプリ

ケーションは 1年単位のサブスクリプション契約）。

Lite

Standard

Premium

難解な設定不要で簡潔明瞭なレポートを提供

Untangleはネットワークトラフィックやポリシー違反に関する明確かつ簡潔なレポートを提供し

ます。管理者はこのレポートにより、ウィルスやスパイウェアの問題に気付くことができたり、

ウェブサーフィンやインスタントメッセージのような好ましくないユーザー行動を監視したりす

ることができます。

レポート生成のために複雑な設定は必要ありません。

レポートは E メールで自動配信させることができます。Web GUIからもオンラインレポートを閲

覧できます。

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3

2 システム要件

Untangleサーバーのシステム要件は以下の通りです。

ユーザー数 プロセッサ メモリ HDD NIC 注記

1 - 10 Atom 2 GB 160 GB 2つ以上

CD-ROM

10 – 50 Atom Dual Core 2 GB 160 GB 2つ以上

51 – 150 Pentium Dual Core 4 GB 500 GB 2つ以上

151 - 500 Xeon Dual Core 16 GB 500 GB 2つ以上

501 - 1500 2xXeon Dual Core 16 GB 1 TB 2つ以上

注記：

専用 PCをご用意ください。

サポートする最大 HDD容量は 1 TBです。

OSは必要ありません（Untangleインストール時に OSがインストールされます）。

Untangleのインストール時にディスク内のすべてのデータが消去されます。

上記の要件はユーザー数を基にした推奨ですが、ネットワークトラフィックによっては異

なる可能性があります。

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4

3 ソフトウェアの入手

ここでは、Untangle評価版ソフトウェアの入手手順について説明します。

注記： Untangle のインストールイメージには ISO、USB、仮想の３つがありますが、この資料では

ISOイメージを入手しインストールする手順について説明します。

Untangle評価版ソフトウェアの入手手順：

Step 1. Webブラウザを開き、弊社 HPのソフトウェアダウンロードサイトにアクセスします。

https://jtc-i.co.jp/support/download/index.php

Step 2. （ライセンスをお持ちの方は）ライセンスユーザーセクションで管理番号を入力し、ダウン

ロードページへ進む ボタンをクリックします。

Step 3. （ライセンスをお持ちでない方は）トライアルおよびフリーウェアユーザーセクションで必

要項目を入力し、ダウンロードページへ進む ボタンをクリックします。

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5

Step 4. ソフトウェアダウンロードリストから Untangle を選択します。

Step 5. 32ビットまたは 64ビットのダウンロードアイコンをクリックします。

Step 6. ISOイメージをダウンロードし保存します。

次にダウンロードした ISOイメージをCDに書き込みます。4インストールＣＤの作成に進

みます。

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6

4 インストールＣＤの作成

ダウンロードした Untangle ISO イメージを CDに書き込みます。

任意の ISO CD ライティングソフトを使用して、Untangle ISO イメージを CDに書き込みます。

以下のようなソフトをご利用いただけます（メーカの HPで紹介されているもの）。

OS 製品 ダウンロード

Windows ISO Burner (Free) Download

Windows InfraRecorder (Open source) Download

Windows Burn At Once Download

Windows/Vista ISO Recorder (not tested by Microsoft) Download

Windows Nero Download

インストール CDが作成できたら、5サーバーの接続に進みます。

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5 サーバーの接続

Untangle のインストールを開始する前に、Untangle をインストールするサーバー機をネットワーク

に接続します。まず、ネットワーク上で Untangle をどのように動作させるかを決定する必要があり

ます。強力なネットワークツールを活用できるルーターモードと既存のルーターの後ろに置きシー

ムレスに使用できる透過ブリッジモードのいずれかを選択できます。

5.1 ルーターモード

ルーターが存在しないまたは既存のルーターを置換したい場合に選択します。Untangle がネット

ワークのエッジデバイスとなり、ルーターとファイアウォールとして機能します。この場合、外部

（External）と内部（Internal）の両方のインターフェイスをセットアップする必要があります。

5.2 ブリッジモード

すでにルーターまたはファイアウォールが存在しその設定を保持したい場合に選択します。この

場合、Untangle サーバーはブリッジとして機能します。ファイアウォールの後ろにあるコンピュータ

ーのデフォルトルート（ゲートウェイ）、ファイアウォールのルート情報を変更する必要はありません。

Untangle をファイアウォールとメインスイッチの間に置くだけです。Untangle の外部（External）イン

ターフェイスにファイアウォールのサブネットの IPを設定します。

注記： 複雑なネットワークの場合、Untangle にスタティックルートを追加する必要があるかもしれ

ません。

サーバー機をネットワークに接続したら、6インストレーションに進みます。

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8

6 インストレーション

ここでは、Untangleのインストール、初期設定、評価版 Premiumパッケージのインストール手順に

ついて説明します。

注記：

Untangle をインストールするサーバー機にモニター、キーボード、マウスが接続されてい

ることをご確認ください。

サポートする最大 HDD容量は 1 TBです。

キーボード/モニタースイッチを使用する場合は、インストールおよび初期設定中に切り

替えを行わないでください。

インストールを開始する前に、Untangleをインストールするサーバー機のインターフェイス

１つを他のコンピューターと同じようにネットワークに接続してください。初期設定中にこ

のインターフェイスを外部（External）として設定します。

Untangleサーバーは 80/443ポートでインターネットにアクセスできなければなりません。

インストール時にディスク内のすべてのデータが削除されます。

6.1 インストール

ここでは、4インストールＣＤの作成で作成したインストールCDを使用してUntangleをインストール

する手順について説明します。

インストール手順：

Step 1. 作成したインストール CDでサーバーをブートします。

Graphical install（グラフィカルインストール）か Text install（テキストインストール）のいず

れかを選択し、Enterキーを押下します。

メモ： この資料では、Graphical install （グラフィカルインストール）を選択しています。

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9

注記： 必要に応じて、CD/DVD が最初に読み込まれるように BIOS でブートオーダーを

変更してください。

Step 2. Choose language（言語選択）画面で、言語（ここでは「Japanese 日本語」）を選択し、

Continue をクリックします。

Step 3. キーボード配置の選択 画面でキーマップ（ここでは、日本（106 キー））を選択し、続ける

をクリックします。

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10

CD-ROM の検出とマウントが開始します。

Step 4. Untangle system 画面で、続けるをクリックします。

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11

Step 5. Untangle system 画面ではいを選択し、続けるをクリックします。

インストール処理が開始します。しばらく待ちます。

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12

Step 6. インストールが完了するとインストールの完了画面が表示されます。

インストール CDを取り出し、続けるをクリックします。

Step 7. Untangleサーバーが再起動します。

システムの再起動が完了すると、初期設定を行うためのウィザードが自動開始します。

続けて初期設定を行います。

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6.2 初期設定

ここでは、Untangleの初期設定手順について説明します。

初期設定手順：

Step 1. Language Selection（言語選択）画面で、言語（ここでは Japanese）を選択し Nextをクリッ

クします。

Step 2. Thanks for choosing Untangle! 画面で次へをクリックします。

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Step 3. Configure the Server（サーバーの構成）画面のパスワード/パスワード確認フィールドに

admin アカウントのパスワードを入力し、次へをクリックします（必要に応じてタイムゾー

ンを変更します）。

Step 4. ネットワークカードを特定 画面で外部（External）、内部（Internal）、その他のネットワー

クカードを特定します。

ドラッグ＆ドロップ操作でネットワークカードを希望のインターフェイスにマッピングさせる

ことができます。

注記： 接続済みのインターフェイスを外部（External）に設定し、そのネットワーク上にあ

る他のコンピューターと同じように DHCP またはゲートウェイと DNS エントリを設定してく

ださい。

設定が完了したら、次へをクリックします。

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Step 5. Configure the Internet Connection（インターネット接続の構成）画面で、インターネット接

続の設定タイプとその設定内容を入力し、次へをクリックします。

Step 6. Configure the Internal Network Interface（内部ネットワークインターフェイスの構成）画面

で、ルーターまたはトランスペアレントブリッジのいずれかのモードを選択し、次へをクリ

ックします。

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16

Step 7. Configure Automatic Upgrade Settings（自動アップグレード設定の構成）画面で、

Untangleソフトウェアのアップグレードを自動で行う場合は Install Upgrade Automatically

（アップグレードを自動的にインストールする）を選択、アップグレードを自動で行わない

場合は Do Not Install Upgrades Automatically（アップブレードを自動的にインストールし

ない）を選択し、次へをクリックします。

注記： ウィルスブロッカー、スパムブロッカー、Web フィルタ等のシグネチャは自動更新

されます。インストール完了後、必要に応じて更新スケジュールを変更できます。

Step 8. おめでとうございます！ 画面で終了をクリックします。

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Untangle Web GUIが自動起動します。

次に、評価版 Premiumパッケージのインストールに進みます。

6.3 評価版 Premiumパッケージのインストール

ここでは、評価版 Premiumパッケージをインストールする手順について説明します。

評価版 Premiumパッケージのインストール手順：

Step 1. ようこそ画面の Install Now（今すぐインストール）をクリックします。

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Step 2. NEW CUSTOMERSセクションにある Create an Account（アカウントの作成）をクリックし

ます。

Step 3. First Name（名前）、Last Name（姓）、Email Address（E メールアドレス）、Password（パス

ワード）、Confirm Password（パスワード確認）を入力し、Submitをクリックします。

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19

Premiumパッケージのダウンロードが開始します。

パッケージのダウンロード中は、画面左のナビゲーションバーの Premium Package セク

ションにステータスバーが表示されます。

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20

パッケージのダウンロードとアプリケーションのインストールが完了すると、画面右側の

ラックにインストールされたアプリケーションが表示されます。

これで、評価版 Premiumパッケージのインストールが完了しました！

メモ：

アカウント作成時に登録した Eメールアドレス宛に、Untangle（sales@untangle.com）からメ

ール（件名： Welcome, (氏名）, to the Untangle Web Store）が届きます。

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21

Untangleが起動すると、画面下部にオプションが表示されます。

オプション 説明

Launch Client ローカル Webブラウザを起動し、Untangle Web GUIに接続します。

Change resolution 画面の解像度を変更します。

Turn On Screensaver スクリーンセイバーをオンにします。

Turn Off Screensaver スクリーンセイバーをオフにします。

Reboot 再起動します。

Shutdown シャットダウンします。

Recovery Utilities リカバリーユーティリティを起動します。

Terminal ターミナルを開きます。

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7 Web GUI

ここでは、Untangle Web GUIの開始手順と画面構成について説明します。

7.1 Web GUIの開始

ここでは、Untangle Web GUI を開始する手順について説明します。

Web GUIの開始手順：

Step 1. 以下の３つのうちのいずれかの方法で Untangle Web GUIにアクセスできます。

ローカルからアクセスする場合

Launch Client をクリックします。Webブラウザが起動し Untangle Web GUIが表示さ

れます。

LAN からアクセスする場合

Webブラウザを開き、アドレスバーに Untangleの LAN IP を入力し、Enterキーを押

下します（例： http://10.0.0.1）。

リモートからアクセスする場合

Webブラウザを開き、アドレスバーに Untangleの WAN IPを入力し、Enterキーを押

下します（例： https://203.0.113.1）。

注記： 外部からの HTTPS アクセスを許可する場合は、以下の設定を行ってくださ

い。

Step a. 画面左のナビゲーションバーの設定タブをクリックします。

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Step b. 管理を選択します。

Step c. Services Access セクションの Enable Outside HTTPS にチェックを付けま

す。

Step d. OKボタンをクリックします。

注記： 証明書に関する警告が表示された場合は、サイトの閲覧を続行して下さい。

（Firefoxの例）

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Step 2. 管理者ログイン画面で Untangle 管理者のユーザ名、パスワードを入力し、ログインをク

リックします。

注記：

インストール直後は、adminアカウントのみが存在します。adminアカウントのパ

スワードはインストール後の初期設定時に指定したものです。

設定タブ > 管理 から管理者アカウントを追加することができます。

ログインが完了すると、下のような画面が表示されます。

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7.2 Web GUIの構成

Untangle Web GUIはナビゲーションペインと仮想ラックの２つの主要パートで構成されています。

ナビゲーションペイン 仮想ラック

ナビゲーションペイン

ナビゲーションペインには Apps と設定の２つのタブがあります。

Apps タブ

アプリケーションの詳細情報を閲覧したりラックにアプリケーションをインストールしたり

するために使用します。

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設定タブ

Untangle の構成設定を行うためのメニューが表示されます。これらのメニューから

Untangleの基本的な運用設定を行います。

注記： アプリケーション固有の構成を変更したい場合は、各アプリケーションのセッティ

ングボタンをクリックします。

仮想ラック

仮想ラックにはインストール済みのアプリケーションが表示されます。

各アプリケーションには、アプリケーションの設定変更を行うためのセッティングボタン、ヘルプボタ

ン、現在のステータス表示、電源ボタン、電源オン/オフ状態が表示されます。

設定変更 現在のステータスを表示

電源ボタン

オン/オフ状態wikiページへ

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メモ： グラフをクリックすると、セッションビューアが開きます。

Web GUI上部のドロップダウンリストからラックの切り替えやセッションビューアの表示、ネットワー

ク速度の統計、オープンセッション数、CPU、メモリ、ディスクの情報を確認できます。

注記： 無償の Lite パッケージで使用できるラックは１つのみです。ラックの追加はポリシーマネー

ジャーから行います。

Web GUI の上部にアラートアイコンが表示された場合は、アラートアイコンにマウスをかざしてくだ

さい。エラー情報が表示されます。

注記： アラート関する詳細については、Untangle Wikiの Administrative Alerts をご参照下さい。

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8 アプリケーション

ここでは、Untangleに含まれるアプリケーションタイプとパッケージ比較について紹介します。

8.1 ラックアプリケーションとサービス

Untangleには以下の２つのアプリケーションタイプがあります。

ラックアプリケーション

サービスペインの上に表示されます。仮想ラックごとに固有の構成を設定することがで

きます。複数のラックを使用すればユーザセットごとに異なるポリシーを作成できます。

サービス

サービスペインの下に表示されます。このタイプのアプリケーションはグローバルですべ

てのラックに適用されます。任意のラックからアプリケーションを除去すると、すべてのラ

ックからアプリケーションが除去されます。

以下はラックアプリケーションとサービスの一覧です。

ラックアプリケーション サービス

Web Filter Reports

Web Filter Lite Policy Manager

Virus Blocker Directory Connector

Virus Blocker Lite WAN Failover

Spyware Blocker WAN Balancer

Spam Blocker Captive Portal

Spam Blocker Lite IPsec VPN

Phish Blocker OpenVPN

Web Cache Attack Blocker

Bandwidth Control Configuration Backup

Application Control Branding Manager

Application Control Lite Live Support

Firewall

Intrusion Prevention

Ad Blocker

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8.2 アプリケーション別パッケージ比較表

アプリケーション別のパッケージ比較は以下の通りです（●： 機能あり / ○： オプション）。

Premium Standard Lite

保護

Virus Blocker ● ○ ○

Virus Blocker Lite FREE ● ● ●

Firewall FREE ● ● ●

Intrusion Prevention FREE ● ● ●

Phish Blocker FREE ● ● ●

Spyware Blocker FREE ● ● ●

Attack Blocker FREE ● ● ●

フィルタ

Web Filter ● ● ○

Web Filter Lite FREE ● ● ●

Spam Blocker ● ○ ○

Spam Blocker Lite FREE ● ● ●

Application Control ● ● ○

Application Control Lite FREE ● ● ●

Ad Blocker FREE ● ● ●

性能

Web Cache ● ○ ○

Bandwidth Control ● ○ ○

WAN Balancer （※） ● ○ ○

接続

IPsec VPN ● ● ○

OpenVPN FREE ● ● ●

Captive Portal FREE ● ● ●

管理

Policy Manager ● ● ○（※）

Directory Connector ● ● ○（※）

WAN Failover （※） ● ○ ○

Reports FREE ● ● ●

アドオン

Live Support ● ● ○（※）

Branding Manager ● ● ○（※）

※ 印は弊社でのサポート対象外です（2013/5/20 現在）。

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9 アプリケーションの共通操作

ここでは、アプリケーションの起動と停止、設定変更、ラックからの除去、アプリケーションのインス

トール手順について説明します。

9.1 アプリケーションの起動と停止

Untangle アプリケーションをインストールすると、ほとんどのアプリケーションは自動的に開始しま

す（緑色のライトが表示されます）。

アプリケーションを起動または停止させたい場合は、アプリケーションの電源ボタンをクリックしま

す。

アプリケーションが起動すると、緑色のライトがつきます。

アプリケーションが停止すると、緑色のライトが消えます。

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9.2 アプリケーションの設定変更

ここでは、アプリケーションの設定を変更する手順について説明します。

注記： 設定項目はアプリケーションごとに異なります。ここではアプリケーション共通の操作につ

いて説明します。

アプリケーションの設定変更手順：

Step 1. 設定を変更したいアプリケーションのセッティングをクリックします。

Step 2. 設定を変更します。

Step 3. 変更を保存する場合はOKまたは適用をクリックします。変更を保存しない場合はキャン

セルをクリックします。

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9.3 アプリケーションの除去

ここでは、不要になったアプリケーションをラックから除去する手順について説明します。

アプリケーションの除去手順：

Step 1. 不要になったアプリケーションのセッティングをクリックします。

Step 2. 画面左下にある除去をクリックします。

Step 3. 除去を実行する場合ははい、中止する場合はいいえをクリックします。

除去したアプリケーションはラックから消え、ナビゲーションバーの Apps タブに表示され

ます。

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9.4 アプリケーションのインストール

ここでは、アプリケーションをインストールする手順について説明します。

注記： 有償アプリケーションは 14 日間無償で動作できますが、正規ライセンスとして使用する場

合は弊社よりライセンスをご購入ください。

アプリケーションをインストールする手順：

Step 1. ナビゲーションバーの Apps タブをクリックします。

Step 2. インストールしたいアプリケーションのインストールリンクをクリックします。

Step 3. インストールしたアプリケーションがナビゲーションバーから消え、ラックに表示されます。

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10 レポート

Untangleのレポートアプリケーションは、ネットワークトラフィックの詳細な統計情報を提供します。

レポートは E メールで自動配信されます。オンラインからも閲覧できます。

注記：

レポートは前日のトラフィックをもとに生成されます。

E メールに PDFファイル（オプションで CSVの ZIP圧縮ファイル）が添付されます。

レポートメール例：

10.1 E メールアドレスの登録

レポートの Eメール配信を行うには、配信を受ける管理者の Eメールアドレスを登録する必要があ

ります。ここでは、レポート配信を受ける管理者の E メールアドレスを登録する手順について説明

します。

レポート配信を受ける E メールアドレスの登録手順

Step 1. Reportsのセッティングをクリックします。

Step 2. E メールタブをクリックします。

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Step 3. Reporting Usersセクションの追加をクリックします。

Step 4. E メールアドレスフィールドに E メールアドレスを入力し、Done をクリックします。

注記：

PDFサマリーを送信したい場合は Email Summaries を有効にします。

オンラインアクセスを許可したい場合は Online Accessを有効にし、パスワード

およびパスワード確認フィールドにパスワードを入力します。

追加した E メールアドレスが Reporting Usersセクションに表示されます。

レポート配信を受けたい管理者の数だけ、Step 3 と 4の作業を繰り返します。

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Step 5. （CSV形式の Zipファイルをレポートメールに添付させたい場合は）ログの詳細報告を電

子メールに添付を有効にします。

Step 6. OK をクリックします。

10.2 レポート生成スケジュールの変更

ここでは、レポート生成スケジュールを変更する手順について説明します。

レポート生成スケジュールの変更手順：

Step 1. レポート生成のスケジュールを変更するには、レポートのセッティングをクリックします。

Step 2. ジェネレーションタブをクリックします。

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Step 3. レポート生成を行いたい曜日（日報、週報）のチェックボックスを選択します。

メモ： 月報の有効化、生成時間（Generation Time）、データ保持日数も変更できます。

Step 4. 変更が完了したら、OKをクリックします。

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10.3 レポートの閲覧

レポートの内容は E メールに添付された PDFファイル（またはオプションで CSV形式の ZIPファイ

ル）、オンラインから確認できます。

PDFサマリレポート例：

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オンラインレポート例：

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11 イベントログ

現在ネットワーク上で何が起こっているのかを知りたい場合は、Untangleのイベントログをご覧くだ

さい。ここでは、イベントログを閲覧する手順について説明します。

注記： レポートは前日のトラフィックをもとに作成されます。

イベントログを閲覧する手順

Step 1. イベントログを閲覧したいアプリケーションのセッティングをクリックします。

Step 2. イベントログタブをクリックします。

注記： イベントログに表示される内容（カラム）は、アプリケーションごとに異なります。

Step 3. トラフィックタイプをフィルタしたい場合は、画面下部のドロップダウンリストから閲覧した

いトラフィックタイプを選択します。

Step 4. ラックを切り替えたい場合は、画面下のドロップダウンリストから閲覧したいラックを選択

します。

Step 5. 必要に応じて、リフレッシュ、自動更新中、Exportを行います。

リフレッシュ： データベースから最新データを取得して表示します。

自動更新中： 5秒ごとにデータを更新します。

Export： 現在のイベントログデータをスプレッドシートにエクスポートします。

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12 お問い合わせ

弊社では、Untangleに関するご意見、フィードバックをお待ちしております。

本資料の内容または Untangleの機能、設定・操作方法などについてご不明な点がございましたら、

以下までお問い合わせください。

ジュピターテクノロジー株式会社（Jupiter Technology Corp.）

住所： 〒183-0023 東京都府中市宮町 2-15-13 第 15三ツ木ビル 8Ｆ

URL： http://www.jtc-i.co.jp/

電話番号： 042-358-1250

E メールアドレス： info@jtc-i.co.jp