U 2 NAREGI · 2007-04-20 · NAREGI National Research Grid Initiative U– 2...
Transcript of U 2 NAREGI · 2007-04-20 · NAREGI National Research Grid Initiative U– 2...
NAREGI
National Research Grid Initiative
U – 2
グリッドを意識することなく、グリッドを利用した研究活動ができる環境を、研究者に提供することを目指す。アプリケーション開発者は、開発したアプリケーションを容易にグリッドに配置・登録でき、アプリケーション利用者は、グリッドを意識せずにアプリケーションを利用できる環境を実現する。
グリッドにおけるアプリケーション実行環境の構築アプリケーション実行の資源選択・配置を支援ソースファイル:転送~コンパイル~リポジトリ格納ロードモジュール:転送
アプリケーションの再利用支援アプリケーションの登録・検索VO (Virtual Organization) 内での共有
NAREGIアプリケーションリポジトリメタ情報(使用方法、資源要件等)と合わせて管理国際標準仕様(ACS: Application Contents Service)に準拠
2.特長2.特長
3.デモンストレーション概要3.デモンストレーション概要
情報サービス
PSE
利用者
Server#1 Server#2 Server#3
コンパイル
アプリ環境一式
コンパイル
アプリ配置情報
アプリケーション情報プログラム入力ファイル情報資源要件など
アプリ配置
WFT
実行
1.システム概要1.システム概要
デモ会場デモ会場
NIIグリッド研究開発推進拠点
NIIグリッド研究開発推進拠点
Deployment/Compile
グリッドグリッド
利用者
登録
配置
アプリケーション 検索
Application Poolメタ情報
アプリケーションリポジトリ
スーパースケジューラ
NAREGI
National Research Grid Initiative
U – 3
リモートサーバ上のアプリケーションとデータの連携を、GUIを用いて定義し、実行と実行状況の監視ができる。アプリケーションを実行するための要件を簡単にメニュー形式で指定することにより、NAREGIスーパースケジューラと連携して最適な計算機で実行できる。
2.ワークフローツールの機能2.ワークフローツールの機能1.デモシステム構成図1.デモシステム構成図
3.ワークフローツールの特長3.ワークフローツールの特長
http/s
ブラウザ(IE, Mozilla)
サーバ群
ワークフロー(異なるサイト間を跨るアプリケーション、データの連携)の作成
プログラムの終了条件や、ファイルの存在の可否に基づく制御フロープログラムの記述が可能
ワークフローの実行、実行状況の監視
アーキテクチャを意識せずに直感的なワークフローの作成が可能
アプリケーション要件の容易な記述(GUIによるJSDLの自動生成)
連携ジョブ要件のGUIによる容易な記述(GridMPIジョブ、Co-allocationジョブ)
PSEと連携したアプリケーション情報の取り込みによる、アプリケーション要件の容易な記述
Dataグリッドと連携したグローバルファイル(Gfarm)へのアクセス機能
Web server (A
pache)
Workflow DescriptionBy NAREGI-WFML
NAREGIJM I/F Module
Workflow Servlet
BPEL+JSDL
Workflow Server Data icon
/gfarm/..
Appli-A
JSDL
Appli-B
JSDL
Global fileinformation
Program icon
Data Grid
Applicationinformation
PSE
NAREGI SuperScheduler
NAREGI
National Research Grid Initiative
グリッド環境において遠隔の計算機に散在している大規模データを、ネットワークに負荷をかけることなく手軽に可視化でき、かつ様々な形態の可視化を簡便に行うことができるWSRFベースのリモート可視化統合環境を実現。
1.システムの構成1.システムの構成
デモシステム
連成計算可視化サービス
アダプタ
連成シミュレーション
連成対応並列可視化モジュール
散在するデータの可視化を手軽に
遠隔の計算機上で分散して計算/保存された計算などの大規模デーにより統合的に可視化できる。
ネットワーク
遠隔の計算機上で可視化処理を行うため、大規模データの移動が不要になり、ネットワーク条件の悪い環境からもデータ規模を気にせず可視化できる。
大規模データを高速に可視化
並列可視化モジュールを使用の場合、可視化処理は並列に実行され、数百万原子規模の分子データも1秒程度で可視化で
様々な形態の可視化を簡便に
WSRFによる可視化標準I/FによントGUIで様々な形態の可視化を統合的に行える。
種々の可視化ソフトをグリッド化
アダプタを用意することで、ソフトをこの統合環境の枠組みに組み込める。
2.システムの特長2.システムの特長
連成タを、可視化サービス連携
の負荷を軽減
きる。
り、 1つのクライア
既存の種々の可視化
ポスト/DB可視化サービス
アダプタ
計算結果
並列ポスト可視化モジュール
分子可視化サービス
アダプタ
計算結果
分子可視化ソフト
(PyMOLなど)
流体可視化サービス
アダプタ
計算結果
流体可視化ソフト
アダプタ
個別可視化サービス
計算結果
個別可視化ソフト
連成計算可視化サービス
アダプタ
連成シミュレーション
連成対応並列可視化モジュール
標準I/Fによる種々の可視化ソフトの統合利用の実現
GVS可視化クライアント(参照実装)
グリッド可視化サービス対応クライアント
既存の可視化ソフトのグリッド化
制御画像
U – 4
NAREGI
National Research Grid Initiative
U – 5
管理・運用者向け:柔軟なVO形成を支える資源へのアクセス管理
資源の利用過多をVO毎に制限する使用量管理
利用者のVO情報と資源使用量に即した課金情報の提供
利用者向け:VOの具体的資源構成を意識することなく資源を利用可能
VO内でのアプリケーション及びワークフローの共有
2.2.VOVOに関する機能に関する機能
1.1.VOVOとはとは
共通の目的の下、複数組織に跨って資源を共有するため、動的に形成する仮想的な組織異なる実組織に所属する利用者が共通のVOに所属
異なる実組織で管理している異種混在した資源をVOで共有利用
VOの資源構成を柔軟に変更可能
利用者は必要に応じて複数のVOに所属することも可能
資源を複数のVO間の共有資源として構成することも可能
利用者が資源を相互共有することにより、研究開発を促進
A 大学
B 大学
C 大学
E 研究所
D 社
VO2とVO3で共有する資源
VO1とVO2に所属する利用者
VO2のみに所属する利用者
VO1のみで占有する資源
VO1
VO3VO2
※資源:計算サーバ、ファイルサーバ、データベース、実験/計測設備、各種サービス
NAREGI
National Research Grid Initiative
ネットワーク
コンテンツ
国立情報学研究所
運営・連携本部
大学・大学共同利用機関VO
ミドルウェア・認証R&D
NAREGI拠点
研 究
開発β版V1.0、V2.0
国際連携・貢献
・EGEE・UNIGRID・Teragrid・GGF etc.
分野別HS(ドメインサイエンス)
産業界プロジェクト対応VO
運用・保守(ミドルウェア)
運用・保守(認証・セキュリティ)
サイバー・サイエンス・インフラ
(CSI)
(最先端学術研究・教育のための情報基盤)
情報基盤の運用・保守サービス
R&D連携運用連携
ペタスケールシステムVO
U – 6
学術研究基盤として、国立情報学研究所ではサイバー・サイエンス・インフラの構築を目指している。この環境ではVOにより空間的に離れた研究機関が相互に連携し、研究の促進、効率化を図る。
ネットワークインフラ(スーパーSINET)
NAREGIグリッドミドルウェア
認証システム
プロジェクト対応VO
プロジェクト対応VOプロジェクト対応
VO
IMS,AIST,KEK,NAO,etc.
(注:VO名は仮称)