PRACQ · PRACQGETTING STARTED MANUAL Rev12JP 8 2.1. コントローラ...
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PRACQGETTINGSTARTED MANUALRev12JP
2PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
もくじ
1. PRACQにようこそ1.1. PRACQの基本 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 1.2. 基本ワークフロー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51.3. 準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
2. � セットアップ2.1. コントローラ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82.2. ⾳源 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92.3. PRACQソフトウェア . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
3. � チュートリアル3.1. 2本指での操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 153.2. キーボード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 163.3. ステップレコーディング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 183.4. 再⽣ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 203.5. 編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
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1. PRACQにようこその基本1.1. PRACQ
�基本ワークフロー1.2.1.3. 準備
4PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
PRACQに関⼼を持っていただき、ありがとうございます。PRACQは、以下のようなグリッドコントローラで操作する、メロディックな(⾳階を⼊⼒できる)ステップシーケンサです。
32 ステップ
グリッドコントローラ
2本指で(ノート)�⾳符
��を置いて���いこう!
1.1. の基本PRACQ
28鍵 キーボード
1 2 283 4 5 6 7
321 2 3 5 6 74 8
1-32 33-64 65-96 97-128Tr11-32 33-64 65-96 97-128Tr21-32 33-64 65-96 97-128Tr31-32 33-64 65-96 97-128Tr4
512最⼤ ステップ!
詳細は、REFERENCE MANUALを参照してください
25 26 27 28 29 30 31 3217 18 19 20 21 22 23 249 10 11 12 13 14 15 161 2 3 4 5 6 7 8
1 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 28
パソコン
macOS 10.15 Catalinaには⾮対応です
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12
34
キーボード演奏
再⽣
ステップレコーディング
リアルタイムレコーディングには�対応していません。 (´・ω・`)
1.2.�基本ワークフロー
編集
2本指による操作が�PRACQの特徴です。�
押しながら
コピー&ペーストのような�コマンドが使えます。�
キーボード
ステップ
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ハードウェア
コントローラ
⾳源
PRACQ ソフトウェア
ソフトウェアor
1.3. 準備
Novation Launchpadか、そのようなもの
PRACQの操作は、プログラムウィンドウではなくコントローラによって⾏います。ハードウェアがおすすめですが、代わりにソフトウェアを使うこともできます。
コントローラスクリーン
もしハードウェアのコントローラが�なければ、マウスで始めよう!
PRACQソフトウェアはWindowsとMacで使えます。MIDIメッセージを扱うことでシーケンサ機能を実現します。 プログラムウィンドウは設定のためだけに使います。
PRACQソフトウェアはそれ⾃⾝では⾳を出さないので、⾳源(例えばDAWやソフトシンセ)が必要になります。
MIDI 信号
MIDI 信号
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� セットアップ2.2.1. コントローラ2.2. ⾳源2.3. PRACQ ソフトウェア
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� コントローラ2.1.
ハードウェア(グリッドMIDIコントローラ)- Novation Launchpad シリーズ- Akai Professional APC mini- Behringer CMD TOUCH Tc64 (Launchpad S エミュレーションモード)
要件を満たせば、他のコントローラでもPRACQのコントローラとして使⽤することができます。詳細はREFERENCE MANUALを参照してください。
ソフトウェア(コントローラスクリーン)PRACQソフトウェアには、ハードウェアコントローラを模した画⾯があります。少し使いにくいですが、これをマウスで操作することができます。もしWindowsタブレットをお持ちであれば、タッチ操作で快適に使⽤できます。(マウスのかわりに、パソコンのキーボードとMIDIキーボードを使⽤することもできます。)
Androidデバイス�(PRACQ CTRLアプリ)
おすすめ
おすすめ以外では
対応しているコントローラを以下に⽰します。どれかひとつを選んでください。
コントローラをパソコンにつないで、コントローラをMIDIデバイスとしてパソコンに認識させてください。
Wi-Fi経由でパソコンと接続します。Google�Playから無料で⼊⼿できます。注意:このアプリは単にコントローラとしてだけ機能するので、これとは別にパソコン(Windows/Mac)が必要になります。
9PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
⾳源2.2.
DAW�/�ソフトシンセ
プリインストールのソフトシンセ
おすすめ
おすすめ以外では
PRACQソフトウェアからMIDIメッセージを受信して⾳を出す⾳源を、⽤意してください。
DAWかソフトシンセをお持ちであれば、仮想MIDIケーブルでPRACQ�ソフトウェアと接続してください。
DAWやソフトシンセがなくても、PRACQを試すことができます。(特にここで⽤意しないといけないものはありません。)
DAW /ソフトシンセ
仮想MIDIケーブル
PRACQ ソフトウェア
オーディオ I/F
仮想MIDIケーブルに関しては、ネットで検索してください。例を以下に⽰します。
Windows LoopBe1 または LoopMIDI (無料)Mac IAC Driver (macOSに内蔵)
プリインストールソフトシンセ
PRACQソフトウェア
内蔵オーディオ I/F
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1プログラムのダウンロードと実⾏まず、www.pracq.comからPRACQソフトウェアをダウンロードしてください。
Windowsダウンロードしたzipファイルを解凍し、実⾏ファイルPracq.exeをダブルクリックして、PRACQを実⾏して下さい。(インストールの必要はありません。)注: もしプログラムを実⾏しようとしたときに、SmartScreenのポップアップが表⽰された場合は、「詳細情報」をクリックしてから「実⾏」をクリックして下さい。
ソフトウェア2.3. PRACQ
コントローラ設定
⾳源設定
Macダウンロードしたファイルpracq.appをダブルクリックして、PRACQを実⾏して下さい。注: もしプログラムを実⾏しようとしたときに、セキュリティー警告のポップアップが表⽰された場合は、Controlキーを押しながらアプリのアイコンをクリックし、ショートカットメニューから「開く」を選択して下さい。
アンインストールするには、単にフォルダを削除して��ください。(PRACQはレジストリを使⽤しません。)�
PRACQは元々Windows⽤に作られており、�WinskinによってPracq.appに変換されています。�� macOS 10.15 Catalina�には⾮対応です。
プログラムウィンドウは以下のようなっており、設定のためだけに使われます。次に進んでください。
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2コントローラ設定
ハードウェア(グリッドMIDIコントローラ)1.�コントローラをパソコンに接続します。2.�使⽤するコントローラに対応するコントローラタイプを、CONTROLLER
TYPEメニューから選択します。3.�使⽤するコントローラのMIDIデバイスを、
CONTROLLER IN / OUTメニューから選択します。 普通は両⽅のメニューで同じデバイスを選択することになります。
ソフトウェア(コントローラスクリーン)CONTROLLER SCREEN OPENボタンを押すと、コントローラスクリーンが開きます。このウィンドウはマウスで操作することができます。
Novation Launchpad X, MiniMK3 ユーザーの⽅へ- 最初に、「Novation Components」で最新のファームウェアにアップデートします。- Launchpad XとMiniMK3には、2つの「IN」と2つの「OUT」があります。それぞれ2番⽬のものを選択します。
加えて、Macをお使いの場合は...- 以下の⼿順でProgrammer modeに切り替えます。 1. 「Session」パッドを押し続けて、設定メニューに⼊ります。 2. 右下の⾓のパッドを押します。 3. 「Session」パッドをもう⼀度押して、設定メニューを抜けます。
Windows Mac
「 」Session
Live mode (初期状態)Programmer mode
12PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
コントローラとの接続が確⽴すると、これらのパッドが⻩⾊く光ります。
Androidデバイス(PRACQ CTRLアプリ)1.� コンピュータとAndroidデバイスが同⼀のネットワークに接続されていることを確認します。2.� コンピュータプログラム上で、CONTROLLER TYPEから「PRACQ CTRL App」を選択します。�(セキュリティポップアッ
プが表⽰された場合は、PRACQのネットワークアクセスを許可してください。)3. Androidデバイス上で、�[CONNECT]を押します。
問題がある場合は、ファイアウォール、ウイルス対策ソフト、ネットワークルータの設定を確認してください。 PRACQは、ポート59630をUDP通信で使⽤します。
F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 F8
1 2 3 4 5 6 7 8 9
q w e r t y u i o
a s d f g h j k l
z x c v b n m , .
- 0
@ p
: ;
\ /
69 70 71 72 73 74 75
62 63 64 65 66 67 68
55 56 57 58 59 60 61
48 49 50 51 52 53 54
2. パソコンのキーボードとMIDIキーボードは、以下のように機能するようになります。
シフトキーを押しながら
! “ # $ % & ‘ (
Q W E R T Y U I
A S D F G H J L
Z X C V B N M <
パソコンのキーボード配置 MIDIキーボード配置(ノート番号)
開始ノート番号の変更⽅法:開始したい鍵盤を押しながら、「1ST NOTE」ボタンを押します。
マウスのかわりにパソコンのキーボードとMIDIキーボードを使⽤する⽅法1. 以下のように設定します。
「PC Keyboard & MIDI Keyboard」を選択します
使⽤するMIDIキーボードのデバイスを選択します
13PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
3⾳源設定
適切なMIDIデバイスをINSTRUMENT�OUTメニューから選択します。
DAW�/�ソフトシンセ選択するMIDIデバイスは、PRACQソフトウェアとDAW/ソフトシンセを接続するのに使う仮想MIDIケーブルになります。DAW/ソフトシンセ側ではこのMIDIデバイスを⼊⼒として設定します。
������プリインストールのソフトシンセ選択するMIDIデバイスは、以下になります。
����Windows� Microsoft GS Wavetable Synth�����Mac � CoreAudio MIDI Synth 0
⾳源との接続が確⽴すると、これらのパッドを押すことで⾳が鳴ります。
この場合、ある程度のレイテンシ�(遅延)が発⽣します。�(´・ω・`)�
キーボードパッド
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� チュートリアル3.本指での操作3.1. 2
�キーボード3.2.�ステップレコーディング3.3.再⽣3.4. 編集3.5.
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このマニュアルでの説明図
コントローラスクリーンの操作⽅法
1.
2.
1.
2.
ハードウェアコントローラ⽤
本指での操作3.1. 2以降のチュートリアルでは、「2本指での操作」がよく出てきます。コントローラスクリーンを使う場合は特に、操作⽅法を確認してください。
マウスで操作
1最初の指は押し続けます
2それから次の指で押します(クリックします)
...その後、両⽅の指を離します
左右のマウスボタンはパッドを操作する2本の指のかわりになります。両⽅のボタンは同じ機能です。
ボタンを押し続けている間に、マウスカーソルを動かして、他のパッドをもう⼀⽅のボタンでクリックすることができます。(この操作はドラッグすることにはなりません。)
押しながら
押しながら
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1キーボードの演奏キーボードパッドをどれか押すと、⾳源の⾳が聴こえます。 デフォルトでは、Cメジャースケールがキーボードパッド上に並んでいます。
1番低い⾳(C3, MIDI Note #48)
�キーボード3.2.
1番⾼い⾳(B6, MIDI Note #95)
キーボードパッド B...
21. モードパッドを押して、プロパティモードに移ります。 下3列のパッドはプロパティ項⽬パッドに変わります。
スケールの変更プロパティモードでは、様々な設定を変更することができます。
このパッドが⻩⾊になっているか確かめてください。なってなければ、このパッドを押して⻩⾊にしてください。
キーボードの範囲は、⼀列ずつ変更�できます。(上/下)�
C D E...C D
F G A B
(B7, MIDI Note #107)
2.
Upパッド
Downパッド1.
1. キーボードパッドをどれか押しながら、2. UpまたはDownパッドを押します。
押しながら
(C4, MIDI Note #60)
モードパッド
プロパティ項⽬パッド
17PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
スケールパッド
Upパッド
Downパッド
3. UpパッドかDownパッドを押して、プリセットスケールの中からスケールを選択します。 “MN”
(MiNor)
4. モードパッドを押して、プロパティモードから抜けます。
2. スケールパッドを押して、それから離します。
スケール設定においては、PRACQ�は必要以上の⾃由度があります!�
“SC”(SCale)
“MJ”(MaJor)
プロパティ項⽬表⽰ スケール名表⽰
18PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
2.
1.
番⽬2 ステップパッド
3. 両⽅のパッドを離します。4. そうすると、このステップパッドは⻩⾊く
光り、ノートがこのステップの中にあることを⽰します。
�ステップレコーディング3.3.
番⽬11ステップにノート(⾳符)を置く
5. 光っているステップパッドを押すと、このステップの中の⾳が聴こえます。
1. ノートを置きたいステップパッドを押しながら、
2. 置きたい⾳のキーボードパッドを押します。
キーボードパッドを�先に押してもOK。�
押しながら
番⽬32
ノートがここに!�
...
...
19PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
2.
1.
2.
1.
2
31. 光っているステップパッドを押しながら、
2. 光っているキーボードパッドを押すと、このパッドは消灯します。
3. このステップパッドを離すと、このパッドも消灯します。
1. 光っているステップパッドを押しながら、
2. 光っていないキーボードパッドを押すと、元々光っていたキーボードパッドのかわりにこのパッドが光ります。
ステップのノートを変更
ステップからノートを削除
今のところ、ひとつのステップに⼊るのは�ひとつのノートだけです。 (´・ω・`)�
押しながら
押しながら
20PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
2. 1.
2再⽣位置の移動1. シフトパッドを押しながら、2. 再⽣位置を移動させたい位置
のステップパッドを押します。
再⽣パッド
シフトパッド
再⽣位置(⾚パッド)
対応するノート
再⽣3.4.
1再⽣開始再⽣パッドを押すと、ステップ内のノートが順番に再⽣されます。もういちど押すと、再⽣が停⽌します。
初期状態では、- BPM (テンポ) は 120- ステップサイズ は 1/4 (4分⾳符)
押しながら
これらの値はプロパティ�モードで変更できます。�
再⽣中でもそうでなくても、�この操作は機能します。�
21PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
3ループ範囲の設定初期状態では、再⽣は32ステップの中で繰り返されます。
範囲を短くしたい場合は...
1. ループを開始したいステップパッドを押しながら、
2. ループを終了したいステップパッドを押します。
3. 両⽅のパッドを離します。
選択をリセットするには、もう⼀度�どれかステップパッドを押します。�
(これがステップの選択⽅法になります。)
選択ステップ(緑パッド)
4. ループパッドを押します。すると、ループ範囲が再⽣に適⽤されます。� (ループ範囲をリセットするには、もう⼀度ループパッドを押します。)
ループ範囲
1.
押しながら
2.
“4”
ループパッド
選択したステップの⻑さが�ここに表⽰されます。�
22PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
1編集3.5.
コピー1. コピーしたいステップを、先ほどの
⽅法で選択します。
2. クリップボードパッドを押します。そうすることで、選択ステップがコピーされ、選択は解除されます。 クリップボード
にコピー
クリップボードパッド
2ペースト1. ステップが選択されていないことを
確認して、クリップボードパッドをもう⼀度押しながら、
2. ペーストしたい位置のステップパッドを押します。
1.
2.
選択ステップ(緑パッド)
押しながら
クリップボードパッドをダブルタップすると、�選択ステップはコピーの代わりにカットされます。�
押しながら
23PRACQ GETTING STARTED MANUAL Rev12JP
3. クリップボードパッドを先に離します。そうすることで、ステップが実際にペーストされます。
3.
3トランスポーズ(移調)1. 「M1」パッドを押しながらモードパッド
を押すと、コマンドモードに⼊ります。
コマンドモードでは、シーケンスデータを編集することができます。
モードパッド
コマンド項⽬パッド
2. トランスポーズしたいステップパッドを選択します。
「M1」パッド
ステップパッドを先に離すと、�ペースト操作はキャンセルされます。�
クリップボードからペースト
選択ステップ(緑パッド)
押しながら
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“TP”(TransPose)
トランスポーズパッド
コマンド項⽬表⽰3. トランスポーズパッドを押します。
“1”
トランスポーズ値表⽰4. UpパッドまたはDownパッドを押すと、トランスポーズ値(半⾳単位)が増減します。
5. トランスポーズパッドをもう⼀度押して、編集を終了します。
6. モードパッドを押して、コマンドモードを抜けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 これでひとまず終わりとなりますが、PRACQにはまだまだ多くの機能があります。 REFERENCE�MANUALに進んで、詳しい内容をみてみてください。 それではまた!
Upパッド
Downパッド