Retina Workplace 2...Retina Workplace 概要 000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 3 概要...
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Retina Workplace
メインバージョンリリース : V2ソフトウェアバージョン 2.5
ドキュメントセット
目次
Retina Workplace 取扱説明書 ソフトウェアバージョン 2.5
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Retina Workplace
メインバージョンリリース : V2ソフトウェアバージョン 2.5
取扱説明書
本本取扱説明書について 例として示された患者データは、架空のデータです。そのため、実在の患者のデータと類似する場合は単なる偶然にすぎません。
適用範囲 本取扱説明書はRetina Workplaceバージョン2.5に適用されます。
製造会社に関する情報
製品の仕様や機能および同梱品の内容は、予告なしに変更される場合があります。Printed in Germany.
© Carl Zeiss Meditec AG 2018
ドキュメント番号と言語バージョン 000000-2232-376-GA-JPバージョン 2.5日付 260318
Carl Zeiss Meditec AGGoeschwitzer Str. 51-5207745 イエナドイツ
Eメールアドレス: [email protected]ウェブサイト: www.zeiss.com/med
Retina Workplace 概要
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概要
はじめに 6本取扱説明書における危険記号 6記号 6用語の定義 7商標権に関する指示 7CE 適合 8ソフトウェアの説明 8ユーザープロファイル 9
安全対策 10リスクの概要 10IT システムとネットワークのための保護対策 13データ保護および情報セキュリティ 14使用上の指示 15調整済みモニター 16目的 16目的に合った使用 17
インストールおよびライセンス 18一般的な指示 18システム構成 19ハードウェアプラットフォームの要件 20インストール 22アップデート 25ライセンス 26
概要 Retina Workplace
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サマリー 27プリセットメニュー 29ワーク領域 30フルスクリーン表示 36
基礎機能 37一般的なボタンおよび機能 37眼底画像の機能 43B スキャンの機能 49解析領域の機能 52
解析 63黄斑厚解析 (Macular Thickness Analysis - MTA) 63黄斑変性解析 (Macular Change Analysis - MCA) 69Advanced RPE Analysis(拡張 RPE 解析 - ARPE) 71En Face Analysis 75Angiography Analysis 77
Raster scans 86眼底画像の機能 87B スキャンの機能 88解析領域の機能 88
Retina Workplace 概要
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設定 90
エラーの対処方法 93一般的なエラー 93誤動作 93エラーメッセージ 94
ショートカット 95
はじめに:本取扱説明書における危険記号 Retina Workplace
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はじめに
製造会社の住所、製造年月日、CE記号、およびその他調整記号などの製品の法的情報は、ソフトウェアの中で<製品識別番号>ボタンを<システム><Workplace管理><Retina Workplace>の下でクリックすると見ることができます。
本取扱説明書における危険記号
次の安全情報は取扱説明書に記載されています。これらの安全情報に注意して、特に気を付けるようご配慮ください。
記号
本取扱説明書では次の記号が使用されています:
追加情報とヒント。この記号は、有用な追加情報を示すものであり、危険を示すものではありません。
指示 軽度または中程度の負傷が発生する恐れのある危険のマーク。
Retina Workplace はじめに:用語の定義
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以下の記号が使用されています:
用語の定義
本取扱説明書では、以下の用語をここで説明した意味で用います:
プラグイン:プラグインは、FORUM用でオプションのソフトウェアモジュールです。
商標権に関する指示
本取扱説明書では、以下の商標名を用います:
"Windows®"は、米国および/またはその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。Macは、米国および他の国々におけるApple Inc.の登録商標です。
電子取扱説明書(eIFU)への指示:http://www.zeiss.com/meditec/en_de/c/forum-online-support/manuals.html
取扱説明書に注意してください
製造年月日
製造元
はじめに:CE適合 Retina Workplace
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CE適合
製品は、医療機器指令93/42/ EECの附属書Iの基本的な要件を満たしています。本製品には次のマークが付いています:
ソフトウェアの説明
Retina Workplaceは、プラグインとしてFORUMに統合されているソフトウェアです。本ソフトウェアは、Retina検査のOCTデータおよび眼底画像のインテラクティブな表示と解析のために使用されます。
Retina Workplaceは黄斑変性(症)の解析と経過観察を行う医師をサポートします。解析はOCT録画および患者の眼底画像に基づいて行われます。
Retina Workplaceの中心的な機能は、眼底画像、Bスキャンおよび解析データからなるTripleViewでのOCT録画の視覚化です。最大3件までのTripleViewsをRetina Workplaceのワーク領域で同時に表示できます。
次の端末を用いたOCT録画および眼底画像は、Retina Workplaceでの表示および解析が可能です:
‒ ZEISS CIRRUS OCT装置
‒ 眼底カメラ。
Retina Workplaceは、FORUMで独自のプリセットメニュー選択を提供するだけでなく、直接1つないし複数のOCT録画を開くために使用できます。適用される録画は、マキュラキューブ録画 (Macular Cube ScansおよびOCT血管造影検査Scan)およびraster scanです。OCT録画および眼底画像を利用する際には、黄斑部のキューブ録画の眼底画像およびmacular cube録画または黄斑録画のraster scanがレジストレーション可能です。
Retina Workplace はじめに:ユーザープロファイル
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ユーザープロファイル
Retina Workplaceを使用する際には、次のユーザープロファイルが必須です:
‒ 医師(検眼士、眼科医およびRetinaの専門家)
‒ 技術者(例えば看護師、医療技術者)
Retina Workplaceは、医療技術者の使用を前提に作られています。患者とRetina Workplaceの関わりは、担当医との面談の範囲に限られており、患者自身が本製品を取り扱うことはありません。
安全対策:リスクの概要 Retina Workplace
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安全対策
リスクの概要
Retina Workplaceの潜在的なリスクを特定するために、リスク評価が行われました。その際、Retina Workplaceの安全性と有効性を確保するために、リスクが評価され、可能な限り最小限に抑えられました。以下に挙げたリスクのリストは、ユーザーに役立つ概要として取扱説明書に記載してあります:
‒ マルウェアがRetina Workplaceのインストールメディアに存在する場合、顧客システムにインストールされている可能性があります。そのため、インストールメディアはあらかじめマルウェアの有無を確認します。
‒ 正常なインストールが行われない場合、Retina Workplaceが正常に機能しない恐れがあります。正常な再インストールを実行するために、アンインストール時にはキャッシュが削除されます。
‒ 操作画面のテキストが切り取られている場合、含まれる情報が完全には表示されなくなります。そのため、すべての言語でテキストがチェックされました。なお、操作画面もチェックされました。
‒ 中心窩位置が誤って計算されると、基準データの比較の際に、異なる領域を一緒に比較する場合があります。そのため、ユーザーは中心窩位置をいつでも確認することができます。システムが中心窩位置を自動的に検出できない場合は、エラーメッセージが表示されます。
‒ 不可視情報では、データ評価の際にユーザーがすべての関連情報にアクセスできない場合があります。そのため、臨床的な関連情報がRetina Workplaceに直接表示されるか、または対応する指示が表示されます。なお、操作画面もチェックされました。
‒ オーバーレイは関連情報を隠すことができます。そのため、オーバーレイを非表示にすることができます。
‒ 左右眼に関する誤った情報は、データの評価に影響を与える可能性があります。そのため、Retina Workplaceでドキュメントの左右眼に関する安全点検 が実行されます。十分な情報を含まないドキュメントは、表示されません。
Retina Workplace 安全対策:リスクの概要
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‒ ユーザーがRetina Workplaceにロードしたデータが誤って表示されないようにするために、特定のファイル形式のみがサポートされています。
‒ ネットワークリソースが不足していると、Retina Workplaceが機能しない恐れがあります。そのため、転送が失敗した場合の試行について指示があります。
‒ ディスク容量が不足していると、Retina Workplaceが機能しない恐れがあります。そのため、ユーザーはキャッシュに対して最大ディスク容量を指定できます。
‒ 誤ったセグメンテーションまたはレジストレーションによって、誤った情報が表示される恐れがあります。そのため、セグメンテーションおよびレジストレーションは常にユーザーが確認し、必要に応じて修正する必要があります。OCT録画では信号強度が追加表示されます。
‒ Retina Workplaceでは、3つまでのBスキャンを同期スクロールすることができます。この機能は、類似領域を簡単かつ迅速に検索することができます。Retina Workplaceは、3つのすべてのBスキャンの位置を完全に同じには表示しません。
‒ Retina Workplaceは、(例えば、手動のセグメンテーションまたは明るさとコントラストの調整によって)データの操作を可能にします。これによって、情報が失われる恐れがあります。そのため、ドキュメントは常に元の状態に復元することができます。
‒ 許可を受けていない人物がRetina Workplaceへのアクセス、患者データへのアクセス、データの修正、またはRetina Workplaceの変更をする可能性があります。Retina WorkplaceはFORUMのフレーム内でのみ使用可能なので、Retina WorkplaceはFORUMの基準により保護されています。さらに、ソフトウェアとネットワークインフラの安全性と整合性については、原則としてオペレータが責任を負います。Retina Workplaceの改造・変更は、保証を無効にするだけではなく、 改造・変更を行った者は国の規定に従って、医療機器メーカーと同様の責任を課されることになります。
‒ FORUMデータベースのデータの変更や削除を行った場合、患者の情報が不正確または不完全になる恐れがあります。Retina WorkplaceはFORUMのフレーム内でのみ使用可能なので、Retina WorkplaceはFORUMの基準により保護されています。
‒ Retina Workplaceソフトウェアが損傷している場合、データの読み込みが遅くなる恐れがあります。そのため、インストールDVDはユーザーの手元に置き、常にRetina Workplaceに再インストールできるようにしてください。
‒ Retina Workplaceでは非可逆画像圧縮により画像内容が最小限変更されてしまう可能性があります。ユーザーは必要に応じてBスキャン用の画像圧縮を設定でオフにすることができます。
安全対策:リスクの概要 Retina Workplace
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‒ 不正確な眼底画像-macular cubeレジストレーションまたはmacular cube-macular cubeレジストレーションをすると、画像情報が相互に正確に一致しなくなります。この場合に、ユーザーはレジストレーション結果を閲覧し、必要なら手動レジストレーションを実施することができます。
‒ 解析のオーバーレイはデータの評価には不十分です。完全な評価を実施するには、追加としてBスキャンを観察しなくてはなりません。
‒ 眼底画像のBスキャンの不正確な位置表示によりデータの評価が影響を受けることがあります。それ以上の評価のためには、眼底画像をBスキャンと共に観察しなくてはなりません。
‒ 表内、オーバーレイ、グラフ内の誤った値によりデータ評価が影響を受けることがあります。完全な評価を実施するには、追加としてBスキャンを観察しなくてはなりません。
‒ グラフ内に臨床結果を誤って記入するとデータの評価が影響を受けることがあります。臨床結果の入力値は、ユーザーが手動で訂正できます。
‒ 誤ったSub-RPE照明マップによりデータの評価が影響を受けることがあります。そのためユーザーは、Advanced RPE AnalysisにおいてSub-RPE照明マップを手動で訂正することができます。
‒ Advanced RPE Analysisにおいてユーザーは、場合により、測定範囲(5mmの円)がOCTスキャン範囲外にあると指摘されることがあります。この場合に、算出された解析値が誤りである可能性があります。
‒ 異なるスキャンタイプのOCT録画の間での差分値の形成により、誤った結果の生じることがあります。そのため、ソフトウェアは同じスキャンタイプのOCT録画の間でのみ差分値の形成を認めています。
‒ ソフトウェアは、眼底画像の180°回転を認めています。誤解釈を避けるため、ユーザーは、回転された眼底画像に対して視覚的に注意を促されます
‒ 画像内での測定は、スケール情報が画像データに含まれている場合のみ可能です。
Retina Workplace 安全対策:保護対策
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ITシステムとネットワークのための保護対策
RA 054 Retina Workplaceソフトウェアは、ウイルス対策されたネットワークのみで使用してください。ネットワークのオペレータは、ネットワークのセキュリティに対する責任があります。
ウィルスの攻撃による結果は予測できません。
ユーザーは、データ交換に使用する外付記憶媒体(USBメモリなど)がウイルスに感染していないことを保障する責任があります。
FORUM/DICOM適合性宣言の要件 (DICOM: Digital Imaging and Communication in Medicine) を満たしていない端末に接続している場合、データの整合性エラーやデータ損失のリスクが生じます。
Retina Workplaceソフトウェアを起動する前、およびネットワークやデータ共有を変更した際は、ユーザーによるリスク管理のための解析、評価または必要に応じた処置を推奨します。
オペレータは、ソフトウェアおよびネットワークインフラストラクチャの安全性および整合性に対する責任があります。
Retina Workplaceがインストールされたコンピューターには許可されたユーザーのみがアクセスできるように、オペレータは適切な措置を取る必要があります(例えばコンピューターのロック)。
定期的なデータのバックアップはオペレータの責任です。
安全対策:データ保護および情報セキュリティ Retina Workplace
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データ保護および情報セキュリティ
‒ ユーザーまたはIT責任者は、データ保護のための国の法令と規則を確実に順守する必要があります。
‒ ITシステムおよびITネットワークのオペレータは、必要な安全規格の決定、すなわち必要な技術的および組織的フレームワークの条件の作成に責任を負います。
‒ 保護された個人情報を許可なしに収集、処理または別の方法で使用することはできません。
次の定義に注意してください:
‒ 個人データ:特定の個人または特定できる個人の、個人的または実際の状況に関連するすべての情報。個人(患者、従業員、ユーザー、サプライヤ) に直接関連付けられているすべてのデータ(名前、年齢、性別など)は、保護する必要があります。
‒ データ処理:データの保存、転送 (組織外の第三者に送付)、変更(匿名化と偽名化を含む)、削除、およびブロック(さらなる処理を制限するためのマーキングまたはデータの使用)。
‒ 使用:データの使用(例えば、内部転送など)。
‒ 受信者:データを受け取る個人または団体。
‒ 第三者:責任を有する団体 (法人)に属さない個人または団体。第三者へのデータの情報交換は、データ転送として評価されます。
Retina Workplace 安全対策:使用上の指示
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使用上の指示
CIRRUSに関する取扱説明書の指示を確認してください。その中では、解析についての追加情報も得られます。
• 本取扱説明書の内容を完全に理解してから、ソフトウェアの操作を行ってください。接続する装置とシステムの取扱説明書についても確認してください。
• 使用の際には、ユーザーは取扱説明書を常に手元において作業してください。取扱説明書を電子形式で保管し、すべてのユーザーがアクセスできるようにしてください。
• Retina Workplaceは、指示およびトレーニングを受けた者のみが操作することができます。操作者に指示を与えトレーニングを受けさせるのは、オペレータの責任です。
• Retina Workplaceは、医療従事者のみが使用することができます。
• ソフトウェアのユーザー設定をよく理解してください。
• ソフトウェアは、記載されている用途のみに使用してください。
• メーカーは、許可のない者による製品の使用によって生じた損害については、一切責任を負いません。さらに、品質保証請求および保証請求はできません。
• 製品の改造は禁止です。この取扱説明書に記載されていない改造を製品に加えることは、国の医療機器製造業に関する法律により規制されます。
• インストールされているソフトウェアのバージョンに関する最新リリースノートを確認してください。リリースノートはソフトウェアのパッケージに付属しています。ソフトウェアの更新後、現時点で有効なバージョンが随時表示されます。
• 事故防止と労働安全について、各国で適用される法令を順守するように注意してください。
RA015 • Retina Workplaceを使用する場合は、医療関連の一般的な基本規定に注意する必要があります。
安全対策:調整済みモニター Retina Workplace
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安全機能
Retina Workplace製品はサポートシステムであり、検査のためのセーフティクリティカルの機能を有していません。取り扱いは、Retina Workplaceによる補助がなくても、いつでも行うことができます。
故障が発生し、"エラーの対処方法"の章で指定した改善措置によっても修正できない場合、この製品を機能しないものとして、ZEISS Serviceにご連絡ください。
調整済みモニター
保存された画像およびレポートを医療的に判断するために、カラーモニターを利用する必要があります。カラーでないモニターを利用する場合、表示されている画像がカラーに関する偏差を含む場合もあります。
これは特に、異なるモニタータイプで画像およびレポートを扱う場合に発生します。
目的
Retina Workplaceは、画像およびOCTデータの処理、測定、表示を行うためのFORUMアプリケーションです。また、OCTおよび眼底写真撮影結果を含むレポートを作成します。
Retina Workplace 安全対策:目的に合った使用
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目的に合った使用
Retina Workplaceは、光干渉断層画像診断法(OCT)データおよび眼底画像を処理、表示および測定するための FORUM アプリケーションです。 また、OCTおよび眼底写真撮影結果についてのレポートを作成することができます。 Retina Workplaceは、CIRRUS アルゴリズム基準データバンクを、健常者のデータバンクのデータを利用した黄斑厚さと比較するための定量的方法として使用します。 加えて、AngioPlex Metrix で取得できる CIRRUS AngioPlex OCT 血管造影データは、網膜および脈絡膜の血管構造を視覚化し、血管密度および中心窩無血管領域を測定することに役立ちます。 Retina Workplaceは、眼疾患の識別、観察および治療の際に医療従事者をサポートするために開発されました。対象とされる眼疾患には、黄斑円孔、ドルーゼン、地図状萎縮、類嚢胞黄斑浮腫、糖尿病性網膜症および加齢黄斑変性症を含みますがこれらには限定されません。
インストールおよびライセンス:一般的な指示 Retina Workplace
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インストールおよびライセンス
一般的な指示
この章で説明するすべてのインストール作業は、システム管理者のみが行ってください。
使用条件 Retina Workplaceのインストールプログラムがあること。
FORUMサーバをインストールし、稼働していること。
Retina Workplaceがインストールされるコンピューター(FORUMサーバコンピューター)は、ハードディスクの空き容量が60GB以上があること("ハードウェアプラットフォームの要件" / 20ページおよびキャッシュ設定も"システム設定" / 90ページの下で参照)。
指示 Retina Workplaceがインストールされているコンピューターが最低限のハードウェア要件を満たしていない場合、Retina Workplaceは適切に動作しません。ハードウェアの要件が満たされていることを確認してください。
RA024
Retina Workplace インストールおよびライセンス:システム構成
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システム構成
‒ Retina WorkplaceはFORUMと共に実行されます。両方のアプリケーションがインストールされ、実行されている必要があります。
‒ Retina Workplace 2.5を実行するためには、Retina Workplaceを使用する前提となるFORUMのFORUM 4.1以上のバージョンが必要です。FORUMシステムのインストールまたはアップデートは、ZEISS Serviceの技術者が行います。
‒ Retina Workplace 2.5は、ユーザー自身がインストールできます。 これは、ユーザーがITシステムにおける幅広い知識を持っていることを前提としています。そうでない場合は、ZEISS Serviceの技術者がインストールを行います。ITシステムに関して必要な専門知識がない場合、またはZEISSのサービス技術者によるRetina Workplaceのインストールをご希望の場合、ZEISS Serviceにご連絡ください。
ユーザー側のスタッフが現場でRetina Workplace 2.5のインストールと設定をする場合には、次の要件を満たす必要があります:
‒ 適切な資格を持つシステム管理者として、ソフトウェア医療機器の設定および管理の知識がある
‒ ローカルのハードウェア、ソフトウェアおよびITネットワークに精通していること
‒ 関連するITシステムのコンポーネントへのシステム管理者の権限があること
‒ ローカルのファイアウォールの設定に関しての知識があり、適切な権限付与と管理権限があること
‒ インストール中にこのソフトウェアを無効にする権限や特定のフォルダを削除する権限があり、ローカルのアンチウイルスソフトウェアの設定に関する知識があること
インストールおよびライセンス:ハードウェアプラットフォームの要件 Retina Workplace
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ハードウェアプラットフォームの要件
不適切なハードウェアプラットフォームの使用は、ソフトウェアの機能を損なう可能性があります。オペレータとして、適切なハードウェアとハードウェアの機能を選択する責任があります。
システムが正常に動作するには、次の最小要件を満たしている必要があります:
サーバ
‒ インテルCore i5 4th Generation プロセッサーまたは同等
‒ FORUMに設置されているRAMに追加されたRAM:8GB 推奨、最小:4 GB
‒ インストールのためのハードディスク空き容量が4GB以上、事前に計算されたデータのキャッシュのためのハードディスク空き容量がさらに50GBあること
‒ ネットワーク接続
‒ サポートされているオペレーティングシステム:Windows 7(64ビット)Service Pack 1またはWindows 8.1(64ビット)またはWindows Server 2008 R2(64ビット)Service Pack 1Windows Server 2012 R2(64ビット)Windows Server 2016(64ビット)Windows 10(64ビット)
Retina Workplace インストールおよびライセンス:ハードウェアプラットフォームの要件
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クライアント
‒ インテルCore i5 4th Generation プロセッサーまたは同等
‒ 最低画面 解像度1280x800ピクセル以上。 Retina Workplace 2.5は、画面解像度が1680x1050ピクセルまたはそれ以上に最適化されています。Full HD(1920x1080ピクセル)を推奨します。
‒ サポートされているオペレーティングシステム:OS X 10.11 (El Capitan)OS X 10.12 (Sierra)OS X 10.13 (High Sierra)Windows Server 2008 R2(64ビット)Windows Server 2012 R2(64ビット)Windows Server 2016(64ビット)Windows 7(64ビット)Windows 7(32ビット)Windows 8.1(64ビット)Windows 10(64ビット)
インストールおよびライセンス:インストール Retina Workplace
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インストール
Retina Workplaceソフトウェアは、FORUMサーバにインストールする必要があります。
操作手順 • インストールファイル"Retina_Workplace-Setup-2.5.0.exe"をダブルクリックしてください。
• ライセンス条項に同意し、<Next>をクリックしてください。
• インストールフォルダを選択し、<Next>をクリックしてください。
Retina Workplace インストールおよびライセンス:インストール
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• キャッシュディレクトリのための保存場所を選択し、<Next>をクリックしてください。
• キャッシュディレクトリのための最大メモリスペースを調整し、<Next>をクリックしてください。
キャッシュディレクトリのための保存場所およびメモリスペースは、いつでも"Retina Workplace設定"で変更することができます("設定" / 90ページを参照)。
インストールおよびライセンス:インストール Retina Workplace
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• <OK>で確認してください。
.NET Frameworkからインストールした後、Retina Workplaceのインストールが自動的に始まります。
• <Finish>をクリックします。
結果 Retina Workplaceが完全にインストールされると、ライセンスを取得することができます("ライセンス" / 26ページを参照)。
Retina Workplace インストールおよびライセンス:アップデート
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アップデート
次は、Retina Workplace Version 1.0または2.0から2.5へのアップデートプロセスです。
操作手順 • インストールファイルをダブルクリックしてください "Retina_Workplace-Setup-2.5.0.exe":
• <Yes>で確認してください。
• <Next>でRetina Workplaceのアンインストールを確認してください。
アンインストールが完了するとVersion 2.5のインストールが自動的に始まります。
• "インストール" / 22ページに記載されていることが続いて行われます。キャッシュディレクトリのための最大メモリスペースはそれまでにイントールされていたバージョンから同様に引き継ぐことができ、必要に応じて"Retina Workplace設定"で変更することができます("設定" / 90ページを参照)。
結果 Retina Workplace 2.5がインストールされ、ライセンスに基づいて利用することができます。
インストールおよびライセンス:ライセンス Retina Workplace
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ライセンス
Retina Workplaceはユーザーライセンスによって認証されます。同時にRetina Workplaceで呼び出すことができるユーザー数は、インストールされたライセンス数に従います。ソフトウェアは最初のインストールから60日間まではライセンスを入手しなくとも使用できます。その場合は機能の規模が制限されることがあります。
Retina WorkplaceのライセンスはFORUMサーバもしくはFORUM Viewerから実行することができます。
使用条件 Retina Workplaceがインストールされていること。
FORUMサーバ
操作手順 • ライセンスファイル(.lic)をインストールディレクトリに保存してください(FORUMが標準のインストールフォルダにインストールされる場合、パスはC:\プログラム\CZM\FORUMです)。
• FORUMService Toolを起動してください(取扱説明書FORUMを参照)。
• <Tools><Read License Files>を選択してください。
• <Yes>で確認してください。
FORUM Viewerサーバからは常に1つのライセンスファイルのみをロードすることが可能です。複数ライセンスのロードには、プロセスを繰り返す必要があります。
操作手順 • FORUM Viewerでメニュー <ヘルプ><ライセンスファイルをアップロード>を選択してください。
• ライセンスファイルのためのパスを指定してください。
• <アップロード>ボタンをクリックします。
結果 ライセンスが読み込まれました。Retina Workplaceを利用することができます。
Retina Workplace サマリー
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サマリー
Retina Workplaceは、FORUMにおいて臨床ビューを起動します。
使用条件 FORUMサーバにRetina Workplaceがインストールされていること。
Retina Workplaceは、ログインFORUMユーザーのために有効にする必要があります。この有効化は、メニュー <システム><ユーザー管理>で行われます。チェックボックス"Retina Workplaceを使用"を有効にしてください。
FORUMでのユーザーのログインにより、ユーザーライセンスが利用できます。Retina Workplaceを使用する場合、各ユーザーはユーザーライセンスが必要です。このライセンスは、FORUMのログインの際に要求され、ログアウトの際に再び解除されます。Retina Workplaceを同時に利用できるユーザー数は、利用できるユーザーライセンスの数によります。
指示 Retina Workplaceを使用する場合は、医療関連の一般的な基本規定に注意する必要があります。RA015
サマリー Retina Workplace
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Presetsでのエントリー "Retina Workplace"をクリックすることによって、選択可能なプリセットメニューが表示されます。プリセットメニューを呼び出し、次の要素でRetina Workplaceのワーク領域を開きます:
Presets 、最小化
Retina Workplaceのワーク領域
ツールバー
123
Retina Workplace サマリー :プリセットメニュー
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プリセットメニュー
Retina Workplaceは、OCT録画およびraster scanの描画および加工に対して5つのプリセットメニューを提供します。
次の表は、現在あるプリセットメニューのサマリーです:
ベースライン来院が設定されると、これは録画日時とは関係なくプリセットメニューの呼出しの際にワーク領域の左側に表示されます("ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照)。
Macular Thickness Analysis (MTA)
ワーク領域には、患者の直近3回の来院のOCT録画を開きます。
Macular Change Analysis (MCA)
患者の直近2回の来院のOCT録画を比較し、違いを示します。
Advanced RPE Analysis (ARPE)
直近3回の来院のOCT録画のために、RPEを観察する追加のオーバーレイを可能にします。
Raster scan ワーク領域に患者の直近3回の来院のraster scanを開きます。
Angiography Analysis ("Angio")
ワーク領域に患者の直近3回の来院のAngioPlex録画を開きます。
サマリー:ワーク領域[ワークりょういき] Retina Workplace
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ワーク領域
プリセットメニューを選択した後に、ワーク領域に異なるOCT録画(最大3検査)が示されます。これらは左から右へ時系列に順に並べられています。
プリセットメニュー "Macular Change Analysis"を別として、標準では患者の直近3回の来院の左右眼"OD"のOCT録画を表示します。直近の来院のために、左右眼"OS"のOCT録画のみがある場合、その左右眼の録画が示されます。
来院のために複数のOCT録画がある場合、最高信号強度の画像が表示されます。お気に入りとして表示される録画は、信号強度に関係なく優先されます。
ワーク領域にOCT録画2つのみが開かれている場合、これらは拡大されワーク領域全体に表示されます:
Retina Workplace サマリー :ワーク領域[ワークりょういき]
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TripleView
OCT録画はTripleViewsの形式で示されます。これらは次の要素で構成されています:
‒ TripleViewのヘッダー
‒ OCTスキャン範囲/ナビゲーターおよび選択可能なオーバーレイ付きの眼底画像
‒ OCT録画のBスキャン
‒ 解析領域解析結果付き
眼底画像およびBスキャン間のサイズ比率は移動、変更できます。境界領域にマウスオーバーするとポインターが矢印に変わり、左マウスボタンのクリックにより上下へのドラッグで移動することができます。
眼底画像およびBスキャンを拡大表示するために、解析領域を非表示にすることもできます:
サマリー:ワーク領域[ワークりょういき] Retina Workplace
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TripleViewのヘッダー
以下では、 Retina Workplace特有の要素についてのみ記載しています。他の要素の説明は、FORUMの取扱説明書または適切な他のプラグインに記載されています。
ヘッダーの下の半透明領域は、その他の機能および情報を提供し(例えばレジストレーション)、必要な場合のみ表示されます。
日付/時刻 OCT録画の日付/時刻。
選択したプリセットメニューおよび左右眼に適合する同じ日付のその他のOCT録画がある限り、タイムスタンプはそのままドロップダウンメニューになります。それにより、他の録画が表示されるよう選択が可能です。
OCT録画の情報 解析の種類(例"MTA")
メッセージインジケータ
インジケータの数字は、利用可能なメッセージの数を示しています。インジケータをクリックすると、全ての既存のメッセージが表示されます。
黄色のメッセージインジケータ
‒ 中心窩位置が見つけられません
‒ 自動レジストレーション(MCA)の失敗
‒ FAZが見つかりません(Angiography Analysis)
青のメッセージインジケータ:
‒ 手動変更(例、中心窩位置、コントラスト):直近の変更がいつ行われたかのタイムスタンプの表示
‒ 自動レジストレーション(MCA)の成功あるいはレジストレーションのオフ設定
‒ 標準データベースが利用不可(MTA/MCA、例えば患者が18歳以下の場合)
Retina Workplace サマリー :ワーク領域[ワークりょういき]
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眼底画像
ヘッダーの下は、重なったOCTスキャン範囲 および ナビゲーター(斜線)の眼底画像です。
黄色のフレームはOCTスキャン範囲をマークします。右下にはOCT録画のスキャンタイプが示されます。ナビゲーターの青緑色のラインは、どのBスキャンがTripleViewの中段で示されているかを表しています。紫色のラインは方位を示しています。このラインとOCTスキャン範囲とBスキャンのラインは同じ場所にあります。眼底画像に関して異なるオーバーレイ(例えばMCAの厚み差の分布図)を挿入することができます。
Bスキャン
眼底画像の下にはOCT録画の水平Bスキャンが示されます。
OCT録画のスキャンタイプは、表示されているBスキャンの 画面
解像度を決定します。次のスキャンタイプのOCT録画を表示することができます:
‒ Macular Cube 512 x 128(黄斑キューブ 512 x 128)
‒ Macular Cube 200 x 200(黄斑キューブ 200 x 200)
‒ 異なるraster scanモデル(86ページを参照)
‒ AngioPlex3x3mm、6x6mmおよび8x8mm(77ページを参照)
サマリー:ワーク領域[ワークりょういき] Retina Workplace
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解析領域
解析領域には以下に記載する左縁のボタンによりOCT録画のための解析結果を表示し、また全体の領域を最小化することができます:
グラフ
解析結果は、最大2つのデータ列の線グラフとして表示することができます。判別された臨床結果は、シンボルで加えることができます。
オーバーレイ
眼底画像においてOCTスキャン範囲に挿入されるオーバーレイまたはslabの選択。
ILM-RPE厚マップ付きのオーバーレイにより、それぞれの厚さ値はOCTスキャン範囲にマウスオーバーすることで挿入されます。
表
解析結果の表および必要に応じてOCT録画の詳細を表示。
解析領域を最小化
解析領域を非表示にする。
指示 解析結果は、正しいレジストレーションとOCTデータのセグメンテーションに依存します。ユーザーは、自動レジストレーションとセグメンテーションの結果をチェックする必要があり、必要に応じて補正してください。
RA035
Retina Workplace サマリー :OCT録画を閉じる/開く
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ワーク領域のOCT録画を閉じる/開く
ワーク領域に示されたOCT録画を閉じる、および/または別のOCT録画を開くことができます。
最大で3つのOCT録画をワーク領域に同時に表示することができます。Macular Change Analysisでは最大2つです。
閉じるボタンをクリックしてOCT録画をワーク領域で閉じてください。
ワーク領域でOCT録画を開くには、以下の方法があります:
‒ サムネイルギャラリーまたはグラフからドラッグアンドドロップ:録画がすでに開かれたOCT録画に表示され、入れ替わります。
ドラッグアンドドロップにより、選択された録画を組み合わせた後にレジストレーションできます。
‒ サムネイルギャラリーでOCT録画をマークし"追加"をクリックします:選択されたOCT録画は、適切に来院日をソートし、場合によりその位置に開かれたOCT録画を適用します。
‒ サムネイルギャラリーでOCT録画を右クリックし"Retina Workplace"をクリックしますまたはサムネイルギャラリーでOCT録画をマークし、選択メニュー
の矢印、続いて"Retina Workplace"をクリックします:ワーク領域の選択されたOCT録画のみが示されます。
選択したプリセットメニューおよび左右眼に適合する同じ日付のその他のOCT録画がある限り、TripleViewのヘッダーのタイムスタンプはそのままドロップダウンメニューになります。それにより、他の録画が表示されるよう選択が可能です。
サマリー:フルスクリーン表示 Retina Workplace
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フルスクリーン表示
眼底画像またはBスキャンは、フルスクリーン表示のワーク領域で各録画をダブルクリックすることで示されます。
フルスクリーン表示において"グラフ"を除き、ワーク領域のすべての機能を利用することができます。表は、3x3mmおよび6x6mm Scanでのプリセットメニュー "Angiography Analysis"に限り表示されます。
フルスクリーン表示のツールバーに次のボタンが追加表示されます:
閉じる ワーク領域に戻る。
前へ現在のスキャン次へ
ワーク領域に示されるTripleViewsは、順番に直接フルスクリーン表示で開くことができます。
眼底画像拡大 オーバーレイの眼底画像が、拡大して示されます。Bスキャン拡大 Bスキャンが、拡大して示されます。
Retina Workplace 基礎機能:一般的なボタンおよび機能
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基礎機能
この章は、全てまたは複数のプリセットメニューで利用できる幅広い機能を紹介します。プリセットメニューの固有の機能は"解析" / 63ページ章および"Raster scans" / 86ページ章に記載されています。
一般的なボタンおよび機能
表示された画像の作業には、ワーク領域またはTripleViewのツールバーでの以下のボタンおよび機能を利用することができます:
FORUMの包括的なボタンは、FORUMの取扱説明書に記載されています。
オーバーレイを非表示にする
眼底画像のオーバーレイの表示/非表示。
Bスキャンが非可逆圧縮されたことを示します。
画像圧縮は、システム設定において、有効または無効にすることが可能です("システム設定" / 90ページの項を参照)。
この設定変更により全体キャッシュの再計算が行われます。
指示 非可逆画像圧縮により画像内容が最小限変更されてしまう可能性があります。RA019
同期をオン/オフ
TripleViewsでのすべてのナビゲーションおよび視覚化機能は、別のTripleViewにおいても同期されます(青=有効)。
指示 Bスキャンを介して同期されたナビゲーションの場合には、Bスキャンが"Track-to-Prior"と共に取り込まれない限り、Retina Workplaceは完全に同じ位置は表示しません。この場合に、この機能は、類似領域を簡単に検索可能にします。
RA036
基礎機能:一般的なボタンおよび機能 Retina Workplace
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このボタンでレポートを作成して保存します。以下のレポートは区別されます:
サマリーレポート:ワーク領域において、実際の画像のサマリーレポートを作成します(Angiography Analysisでは使用できません)。
OCTレポート:選択した解析に応じて選択したOCT録画のレポートが作成されます。Angiography Analysisにおいては、選択したオーバーレイによりAngio ChangeレポートまたはEn Face Analysisレポートが作成されます。
サマリーレポートを名前を付けて保存
選択されたレポートをFORUM内または任意の保存場所に保存してください。
サマリーレポートをFORUMに保存
OCTレポートをFORUMに保存
ズームと移動
機能を有効にする:マウスホイールでBスキャンおよび眼底画像でズームおよび移動
機能を無効にする:
‒ Bスキャンの矢印キーで水平および垂直のナビゲーション
‒ マウスホイールでBスキャンの層をスクロール
‒ Ctrlキーを押した状態でマウスホイールでBスキャンおよび眼底画像でズームおよび移動
自動的にズーム
選択された眼底画像およびBスキャンは、関連画像を最大倍率により最適に表示します。
オーバーレイの透過度a)
眼底画像のオーバーレイの透過性の調整。
HD Bスキャンを表示a)
高解像度の水平Bスキャンを表示。このBスキャンは、セグメント化されていません。
同期表示を有効にすると、中心窩位置にある場合に限り、高解像度で多くのBスキャンを同時に表示することが可能となります。
Retina Workplace 基礎機能:一般的なボタンおよび機能
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マウスの右クリックによる機能
ワーク領域でのマウスの右クリックでメニューを開きます。クリックした領域により異なる機能が実行できます:
水平Bスキャンのカラー表示の選択b) :
‒ カラー
‒ グレイスケール
‒ グレースケールの反転
標準のカラー表示は、ユーザー設定で確定することができます("ユーザー設定" / 92ページを参照)。
眼底画像を180°回転する
実際のTripleViewの眼底画像を180°回転します。ボタンをクリックすると、回転した眼底画像がフルスクリーンで表示されます。オーバーレイは自動的に隠されます。ボタンをもう一度クリックすると、眼底画像を元に戻して回転することができます。
複数のレジストレーションされた眼底画像間の切換えは、元に戻すと可能となります。
a) Raster scanプリセットメニューでは異なります。b) Angiography Analysisでは異なります
...眼底画像またはBスキャン上に
ベースラインを設定 "ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照してください。
レビュー用ソフトウェアを起動
選択されたドキュメントに適するレビューソフトを開始してください。
レビューソフトにより、検査装置が生成したオリジナルデータを観察し評価することが可能になります。レビューソフトは別個にインストールしなくてはなりません。
ワーク領域をクリップボードにコピー
それぞれの選択を画像としてコピー。
眼底画像/Bスキャンをクリップボードにコピー
…Bスキャン上に Bスキャンの現在のカラー表示を標準で使用する
"ユーザー設定"で選択した標準設定を変更
…グラフ上に グラフをクリップボードにコピー
グラフを画像としてコピー。
臨床イベントを挿入("臨床イベント" / 54ページを参照)。
基礎機能:一般的なボタンおよび機能 Retina Workplace
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ベースライン来院を設定/削除
標準では直近3回の来院がワーク領域に表示されます。機能"ベースライン"により任意の来院をベースライン来院として設定することができます。ベースライン来院が設定されると、これは録画日時とは関係なくプリセットメニューの呼出しの際にワーク領域の左側に表示されます。プリセットメニュー "Angiography Analysis"のためには、他のプリセットメニューとは違い、別の来院をベースライン来院として設定することができます。
ベースライン来院の設定は、グラフやプリセットメニュー "Macular Change Analysis"の表示には影響を与えません。
来院は、最低OCT録画2つが表示され、設定したい訪問がワーク領域の左側に表示されている場合のみベースライン来院として設定することができます。所望のTripleView上のマウスの右クリックおよび"ベースラインを設定"のクリックにより、この来院がベースライン来院として設定されます。 ベースライン来院はTripleViewのヘッダー内に閉じるボタンではなくピンとして表示されます:
ベースライン来院は閉じることができません。ベースライン来院の固定は、TripleView上のマウスの右クリックと"ベースラインを削除"のクリックにより再び削除することができます。
…オーバーレイ上に 標準オーバーレイをプリセットメニュー用に固定。選択されたプリセットメニューによってはすべてのオーバーレイを標準として選択できない場合があります。
…表上に 表の値をクリップボードにコピー
行のテキストを含む表の値をコピー。
…解析領域内のボタン上に
解析領域の標準描画の選択(クリックしたボタン、グラフ、オーバーレイ、表あるいは最小化した解析領域に応じて)。
Retina Workplace 基礎機能:一般的なボタンおよび機能
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マーキングを挿入する
眼底画像内、OCTスキャン範囲内、およびBスキャン内では選択されたプリセットメニューとは独立して距離および面積測定(円、フリーフォーム)およびテキストコメントができます("マーキング")。
マウスオーバーすると、眼底画像あるいはBスキャンの右上に次のアイコンが表示されます:
これらアイコンの1つをクリックすると、適当なツールが有効となり(青)直接使用できます。
機能"ズームと移動"を無効にしてください。
マーキング上にマウスを右クリックし"削除"をクリックすることでこれを再び削除することができます。
次の表は利用できるツールを記述しています:
線を描く
任意の距離の測定。長さは録画に応じµmまたはmmで表示されます。所望の開始点をクリックすることにより、測定は任意の方向に"引き延ばす"ことができます。距離測定は、終点でマウスボタンを放すことにより表示されます。測定をクリックする場所に応じて、その長さまたは方向を後から変更でき、または測定そのものを移動させることもできます。
指示 距離測定は、現在表示されている領域内に全体が収まる場合にのみ実行されます。加えて、スケール情報が画像内に含まれていなくてはなりません。この限りではない場合には、機能は無効になります。
RA058
円を描く
円形の面積測定。円の面積はmm2で表示されます。 円は、所望の円の中心をクリックし、マウスにより引き出すことで作成できます。円が引き出されればされるだけ、直径は大きくなります。後から直径を変更することも、円全体の移動も可能です。
図形を描く
任意に形成した平面の面積測定。フリーフォームの面積はmm2で表示されます。 マウスボタンをクリックした状態でこのツールを使い任意のフォームを描くことができます。輪郭は、マウスボタンを放すと自動的に1本の線により開始点から終点まで閉じられます。
基礎機能:一般的なボタンおよび機能 Retina Workplace
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Bスキャン内のマーキングを再度検出しやすくするため(これは正確に挿入したBスキャン上のみで見える)OCTスキャン範囲の右縁に黄色いマーキングが表示されます。マーキングをクリックすると、マーキングを含むBスキャンが表示されます:
OCTスキャン範囲および眼底画像内のマーキングは現在選択されているオーバーレイのみで保存されます。
レジストレーションが存在する場合、OCTスキャン範囲ではマーキングを実行することはできません。この場合に、眼底画像のフルスクリーン表示が開き、その中で上記のようにマーキングを設定できます。ツールアイコン横のボタン<終了>によりマーキングが保存されフルスクリーン表示は閉じます。
テキストを追記
録画内にテキストコメントを作成。任意の点をクリックすることで、次の設定を含むウインドウが開きます:矢印を表示 機能を有効にする:テキストフィール
ドが矢印で示されます機能を無効にする:テキストフィールドは直接クリックした点に挿入されます
テキスト 所望のコメントの入力(最大1024字)
色 テキストの色、必要な場合は矢印の色
Retina Workplace 基礎機能:眼底画像の機能
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明るさとコントラストを調整する
明るさおよびコントラストは眼底画像、OCTスキャン範囲、Bスキャンのため個別に設定することができます。マウスオーバーにより、眼底画像あるいはBスキャンの右上の隅に次のアイコンが表示されます:
アイコンの1つをクリックするとスライダが表示され、それを用いて明るさあるいはコントラストを上下することができます。変更はユーザーごと個別に保存されます。標準設定は録画の種類により差があります。アイコン により設定は標準にリセットされます。
眼底画像の機能
中心窩位置
中心窩は、"中心窩ポジショナー "で、ボタン ("中心窩位置を表示し修正")により表示されます:
中心窩ポジショナーは、内側がピンク色で外側が黒色の円で表示されます。内側のサークルは中心窩の位置を定義します。
通常Retina Workplaceは、中心窩位置を自動検出します。OCTスキャン範囲で、ナビゲーションの十字線が通常中心窩に位置づけされます。 解剖学的特殊性または病理学的変化のために、Retina Workplaceが中心窩位置の誤検知または中心窩を認識できない可能性があります。この場合に、エラーメッセージが表示され、ナビゲーターの十字線はOCTスキャン範囲の中央に位置付けられます。
基礎機能:眼底画像の機能 Retina Workplace
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中心窩位置を手動で修正する
中心窩ポジショナーのピンクのサークルをクリックしてドラッグすることで、中心窩位置を修正することができます。十字線は、マウスボタンを放した後に自動的に新たに定義された位置に移動します。手動の変更によってTripleViewのヘッダーにメッセージインジケータで表示されます。
中心窩位置は毎回変更でき、システムで検出された位置にリセットすることができます。
中心窩位置を編集するためのボタン
このボタンは、raster scanプリセットメニューでは利用することができません。
ナビゲーターを真ん中に配置
ナビゲーターは、スキャン範囲の中央に配置されます。
ナビゲーターを中心窩に配置
ナビゲーターは、中心窩に配置されます。
中心窩位置を表示し修正
中心窩位置のセット/リセット。
中心窩を自動検出位置にリセット
中心窩はシステムで検出された位置にリセットされます。
中心窩をナビゲーターの位置に設定
中心窩はナビゲーターの現在位置にセットされます。
Retina Workplace 基礎機能:レジストレーション
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レジストレーション
プリセットメニューを選択した後に、異なるレジストレーションをOCT録画で実行することができます:
‒ MTA:眼底画像-macular cubeレジストレーションおよびraster scan-macular cubeレジストレーション
‒ MCA:Macular cube-macular cubeレジストレーション(プリセットメニューを開く際に自動レジストレーション)
‒ Raster scan:眼底画像-raster scanレジストレーション
‒ Angio:眼底画像-AngioPlexレジストレーション
各レジストレーションの画像は、各章のプリセットメニューにあります。一般的なレジストレーションのフローは、次に記載されています。画像は例えば眼底画像-macular cubeレジストレーションを示します。
自動レジストレーション
マウスボタンを押しながら、所望のTripleViewの眼底画像のプレビューエリアから同一の左右眼の レジストレーション画像を移動します。自動レジストレーションが完了し、オリジナルのOCT録画および選択された画像をレジストレーションします。
レジストレーションが完了したら、次にTripleViewのヘッダー下部でレジストレーションおよび機能の情報付きの追加の半透明領域を表示します。
正常に実行されなかった自動レジストレーションは、エラーメッセージが赤色で表示されます。レジストレーションは手動で実行することができます。
クイックレジスターワーク領域で開かれているTripleViewに同じ録画日時の眼底画像があれば、ヘッダーの下部に追加のアイコンが表示されます: それをクリックすることで自動レジストレーションが開始されます。選択された来院に複数の眼底画像がある場合、次の選択ダイアログが開きます。この機能では眼底画像1枚のみを選択しレジストレーションすることができます。
基礎機能:レジストレーション Retina Workplace
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レジストレーションの確認
眼底画像-AngioPlexレジストレーションと眼底画像-raster scanレジストレーション結果はレジストレーション完了の前に確認し承認されなくてはなりません。そのため、自動レジストレーション開始後に確認のためのウインドウが開きます(ここでは例として眼底画像-raster scanレジストレーション):
結果が失敗である場合、レジストレーションを行わないか、手動レジストレーションを行うことができます。
ウィンドウの表示(左から右):
‒ オリジナル画像(リファレンス画像)
‒ レジストレーションする画像(レジストレーション画像)
‒ 両画像のオーバーレイ(結果)
次の機能が利用できます:
スライダ オーバレイしたリファレンス画像の透過性の変更。これはレジストレーション結果の確認を容易にします。
承認 レジストレーション結果の確認およびウインドウを閉じる。
手動で登録 手動レジストレーションの開始。拒否 レジストレーション結果の破棄およびウインドウを
閉じる。ズームおよび移動 所望の画像をクリックした後、ズームはマウスホ
イールにより、また切り取りはマウスボタンを押して移動させることで変更できます。
Retina Workplace 基礎機能:レジストレーション
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その他のレジストレーション種類については、所望の場合は、レジストレーション結果を機能"結果を表示"で点検することができます:
手動レジストレーション
自動レジストレーションが実行できない、または正常に実行されなかった場合、レジストレーションを手動で行うこともできます。手動レジストレーションは、ここでは眼底画像-macular cubeレジストレーションを示します。別のレジストレーションの場合でも同様です。
操作手順 • "リファレンス画像"で最初の(オレンジ色)レジストレーションポイントをセットし、カーソルで所望の場所をクリックします。
• "レジストレーション画像"で同じ場所の最初の(オレンジ色)レジストレーションポイントをセットしてください。 緑色の十字のカーソルとして示される拡大鏡によってポジショニングが容易になります。
レジストレーションポイントをより正確にセットできるよう、画像内でマウスホイールによるズームができ、また切り取りはマウスボタンを押して移動させることによる変更ができます。誤ってセットしたレジストレーションポイントはマウスで移動させるか、またはボタン<ポイントを削除>で削除することができます。
基礎機能:レジストレーション Retina Workplace
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3つ以上のレジストレーションポイントが各画像にセットされると、ボタン<登録>が有効になり、使用することができます。
• <登録>ボタンをクリックします。
レジストレーション結果は、ウィンドウの右に表示されます。加えて、レジストレーションが正常に終了すると、メッセージがウィンドウに表示されます。
レジストレーションが正常に終了しなかった場合は、レジストレーション手順をもう一度繰り返すことができます。
• 正常に終了したレジストレーションは、<保存>ボタンで保存してください。
結果 レジストレーションはOCT録画と一緒に保存することができ、患者を呼び出す際に利用することができます。
• 各録画で最小3~最大5つまでのレジストレーションポイントをセットします:
Retina Workplace 基礎機能:Bスキャンの機能
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Bスキャンの機能
Bスキャンのツールおよび表示
ナビゲーション
異なるBスキャンによるナビゲーションは、眼底画像のOCTスキャン範囲にあるナビゲーターにより実行されます。ナビゲーターは、マウスをクリックしてドラッグすることでポジショニングすることができます(ボタン ("ズームと移動")で無効)。加えて、ナビゲーターのシフトは数字で示されたOCT画像外のピボットで可能です。マウスホイール(ボタン ("ズームと移動")で無効)により水平Bスキャンをスクロールすることができます。
表示されたBスキャンの信号強度(最大信号強度は10)。
Bスキャンのスケール。
スキャン方向a) :
‒ T = 側頭部(こめかみ)
‒ N = 鼻部(鼻)
a) スキャン方向は、raster scan Bスキャンの際、raster scan-macular cubeレジストレーションの後には表示されません。
レイヤースライドショー(ビデオ機能)は、全ての水平Bスキャンにより開始および停止します。
レイヤースライドショーは、停止するまで繰り返されます。ナビゲーターの青緑色ラインがOCTスキャン範囲にその都度現在位置を表示します。
レイヤースライドショーの速度コントロール(左へ = 遅く、右へ = 早く)。
基礎機能:Bスキャンの機能 Retina Workplace
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セグメンテーション
BスキャンのセグメンテーションはILMおよびRPEセグメンテーションラインに従い行われます。これはRetina Workplaceで自動的に行われ、手動で変更することも可能です。
ツールバー上の次のセグメンテーションのツールを使うことができます:
ARPEではILM/RPEに従うセグメンテーションは存在せず、セグメンテーションは単に表示/非表示になりますが、編集することはできません。
セグメンテーションを編集するウィンドウ"セグメンテーションを編集"でILM-RPE厚マップおよびBスキャンを含むセグメンテーションラインを表示します:
ILMのセグメンテーションラインは青色で表示され、RPEのセグメンテーションラインは赤色です。
セグメンテーションラインを表示
ワーク領域でのBスキャンのセグメンテーションラインの表示および非表示。標準ではセグメンテーションラインは非表示です。
セグメンテーションを編集
ウィンドウ"セグメンテーションを編集"でセグメンテーションラインを編集。Retina Workplaceは、編集後にこれらのレイヤーの厚さまたは体積値を再計算します。詳細情報は次の章で確認できます。
Retina Workplace 基礎機能:Bスキャンの機能
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ボタン
追加機能
セグメンテーションの編集を行うために次に進みます:
操作手順 • 任意のBスキャン位置へナビゲーター、マウスホイールまたはスクロールバーでナビゲートしてください。
• セグメンテーションラインにカーソルを移動します。
セグメンテーションラインは太く強調されます。
• マウスの左ボタンをクリックして、押したままにしてください。
カーソルが十字で表示されます。
• セグメンテーションラインを新たにドラッグしてください。
• <保存>で編集を終了してください。
結果 ウィンドウ"セグメンテーションを編集"を閉じます。変更はワーク領域で見ることができます。
OCT録画の元の自動セグメンテーションは<リセット>でいつでも復元することができます。セグメンテーションラインの変更は表の値の変更に及ぶことがあります。加えて、中心窩またはFAZの手動調整がリセットされます。
前へ&コピー RPE/ILMラインは前のレイヤーに転送され、前のレイヤーに変わります。
次へ&コピー RPE/ILMラインは次のレイヤーに転送され、次のレイヤーに変わります。
リセット OCT録画の元の自動セグメンテーションが復元されます。
CIRRUSからインポート 直近の、CIRRUSで実行されたセグメンテーションがインポートされます。
保存 実行された変更を保存しワーク領域に戻る。キャンセル 実行された変更を破棄しワーク領域に戻る。
Bスキャンのスクロールバー
すべてのBスキャンによる直接ナビゲーション。
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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解析領域の機能
解析結果のグラフ 、オーバーレイ および表 の選択は、解析領域の左下のボタンにより行われます。現在選択されているボタンは青で表示されます。
グラフ
"グラフ"機能では全体の診療期間を通じて、プリセットメニューに合わせて異なる数値を直線グラフで示すことができます(MTAなど):
各データポイントはグラフにおいてOCT録画に適合します。診療ごとに1つの録画のみが示されます。高い信号強度または所望のマークのある録画が優先されます。システム設定では当初表示された訪問数が制限されることがあります("システム設定" / 90ページを参照)。この場合に、患者のすべての訪問が表示されないことがあります。ツールチップは各OCT録画のデータポイント情報にマウスオーバーすることで表示されます。OCT録画に注釈がある場合、それも示され、ツールチップダイアログ"その他..."で加工することができます。
グラフ中のデータポイント間の接続ラインは、イラストで描かれています。2つのデータ列のカラーは、左(黄土色)と右(緑色)のメニューに選択された値と一致します。各スケールのデータ列は、左右に類似色の視覚化のためにのみ描画されています。下端の時間軸は、診療期間を表しています。ボタン および でズームを変更することができ、ボタン および で左または右に時間軸をずらすことができます。ボタン はズームを調整することができ、患者の全体の診療期間を表示します(初回訪問から直近の訪問まで)。グラフ中のズームおよび移動は、マウスで行うこともできます。
左と右は同一の値を選択します。右または左の選択メニューに選択した値は、別のページでグレー表示され、選択することはできません。加えて、"なし" を選択することができ、データ列は表示されません。
Retina Workplace 基礎機能:解析領域の機能
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データポイントにマウスを右クリックすることでOCT録画を解析に含めるか("含める")、除外("除外")することができます。グラフに示されたOCT録画は、ワーク領域でデータポイントをドラッグアンドドロップすることにより開くことができます。
グラフにおけるデータポイントの表示は、OCT録画のスキャンタイプ、およびワーク領域で開かれて選択されているかという情報を提供します。
スキャンタイプ512x128のOCT録画は、ワーク領域にあります。ワーク領域で選択されているTripleViewは、青色で表示されます。AngioPlex録画は、スキャンタイプ(3x3mm、6x6mm、8x8mm)に関わらずこの記号で表示されます。異なるスキャンタイプの録画は決して同時にグラフに表示されることがなく、またスキャンタイプの選択はツールバーで行われます("Angiography Analysis" / 77ページを参照)。
スキャンタイプ200x200のOCT録画は、ワーク領域にあります。ワーク領域で選択されているTripleViewは、青色で表示されます。
スキャンタイプ512 x 128のOCT録画は、ワーク領域に表示されません。
スキャンタイプ200 x 200のOCT録画は、ワーク領域に表示されません。
OCT録画はユーザーにより除外され、グラフに含まれていません。
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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グラフ中のraster scan
選択されたプリセットメニューに関わらず、1つ以上のraster scanを作成した患者の来院は、白色の半円でグラフの時間軸の下に示されます。マウスオーバーにより、来院のraster scanの情報が表示されます:
ドラッグアンドドロップにより、グラフのraster scanはレジストレーションされます("Raster scan-macular cubeレジストレーション(raster scanレジストレーション)" / 65ページを参照)。
臨床イベント
解析領域のグラフでは、データに特化した臨床イベント、例えば薬物投与または手術を記録することができます。繰り返しの臨床イベントのためにテンプレートがあります。
次のイベントタイプを利用できます:
注射
投薬治療
手術
臨床
その他
臨床イベントは次のように作成されます:
‒ グラフの右隣のイベントタイプのボタンをクリック
‒ データポイントまたは所望の場所をグラフ中で右クリック:指定された日付のイベントを作成
‒ 既に作成されたイベントのコピー
Retina Workplace 基礎機能:解析領域の機能
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臨床イベントの作成に当たって、次のウィンドウが開きます:
テンプレート(オプション)
ここではオプションで保存されたテンプレートを選択することができます("テンプレート" / 57ページを参照)。
タイトル イベントに対して自由に名前を入力。実施日 臨床日の日付を選択。
臨床イベントは、1年間保存されます。
標準では、現在の日付が選択されます。臨床結果をグラフ中でマウスを右クリックして作成する場合、各日付は事前に選択されます。
イベントの種類 どのタイプのイベントを取り扱うかの選択。
作成時に選択されるイベントタイプのボタンは、自動的に有効になり(青色)希望により変更することができます。
指定色 グラフ中のイベントが示される色の選択。標準ではグレーです。
色の選択はイベントのタイプとは関係ありません。
左右眼 イベントの左右眼の選択。"OD"、"OS"、またはその両方を選択することができます。
一つの左右眼用のイベントだけが作成された場合、現在の左右眼の選択に応じて、グラフが可視化されるか、されないかが決まります。
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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イベントをクリックすることで、イベントの情報に加えて、次の機能を表示します:
グラフ中の表示臨床イベントは、グラフ中で次のように示されます(ここでは赤で注射を示します):
イベントを作成時に選択した色で示します。上部はイベントタイプのアイコンを示します。直線はイベントの日付を示します。
現在のズーム倍率に従う場合、あるいは同一日付を有する複数のイベントが存在する場合、複数のイベントを重ねることができます。この場合に、イベントタイプの代わりにアイコン が現れます。マウスオーバーにより重なったイベントは展開され、それぞれ選択することができます。
注記(オプション) オプションで、このフィールド内でイベントに対する注釈を作成することができます。これはマウスオーバーでイベントに関して表示します。
新しいテンプレートとして追加
現在のセッティング(タイトル、タイプ、色、左右眼および必要に応じて注釈)は、後に利用するためにテンプレートとして保存することができます。タイトルは自動的にテンプレートの名称として利用されます。
テンプレートは新しいイベントを作成する際に"テンプレート(オプション)"フィールドで選択することができます。
追加 グラフでイベントを保存します。
全ての必須項目を記入するときのみ保存することができます。
コピー ウィンドウ"臨床イベントをコピー "を開くと、コピーしたイベントのセッティングが、新たなイベントのセッティングに対しても前もって選択されます。
編集 ウィンドウ"臨床イベントの変更"を開きます。ここではイベントの編集および削除が可能です。
Retina Workplace 基礎機能:解析領域の機能
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グラフには現在の左右眼選択に適合するイベントのみが表示されます。
イベントのツールチップにおいて、マウスオーバーによりタイトル、日付、もしあれば注釈が示されます。
ボタンに加えてグラフの横には、このタイプのイベントがどれだけ現在の患者に存在するかが示されます。
テンプレート臨床イベントのためのテンプレートはシステム特有のものであり、それぞれFORUMでレジストレーションされるユーザーは利用することができます。テンプレートは同時には1人のユーザーのみが取り扱い可能です。
テンプレートを、イベントの追加または編集により、選択フィールド"新しいテンプレートとして追加"で作成します。
グラフの右横のボタン でテンプレートの管理を開きます。ここでは臨床イベントのためのテンプレートを再利用して作成、編集、管理することができます。
オーバーレイ
この領域ではオーバーレイを選択することができます。以下では、すべてのオーバーレイおよびslabを"オーバーレイ"として記載します。オーバーレイは眼底画像でのOCTスキャン範囲に関して表示されます。プリセットメニューを選択した後に、異なるオーバーレイを選択することができます("オーバーレイのサマリー " / 58ページを参照)。所望のオーバーレイの選択を容易にするため、解析領域は選択したオーバーレイ上で矢印を使って拡大することができます。
上部ツールバーのボタン"オーバーレイを非表示にする"は無効にする必要があります。
オーバーレイの透過度はボタン ("オーバーレイの透過度")により、あるいはスイッチボタンを押さえマウスホイールにより調整することができます。1つのオーバーレイをマウスで右クリックすると、現在の解析に合わせた標準オーバーレイとして、登録ユーザー用に透明度が選択されます。これはすべてのオーバーレイで可能とは限りません。
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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オーバーレイのサマリー
次の表は、現在あるオーバーレイのサマリーであり、どのプリセットメニューで使用できるかも示しています:
プリセットメニュー "Raster scan"ではどのオーバーレイも使用することはできません。
オーバーレイおよびそれに基づく解析の関連情報はCIRRUSの取扱説明書を確認してください。
= 利用できます = 利用できません
オーバーレイ
説明 プリセットメニュー
MTA MCA ARPE Angio
OCT眼底 眼底画像はOCT眼底録画と一緒にオーバレイされます。
厚マップ 眼底画像はILM-RPE厚マップと一緒にオーバレイされます。色の意味は、カラースケールで眼底画像の下端に示されます。
ETDRS 眼底画像は、数値と基準カラー値のあるETDRSグリッドでオーバレイされます。色の意味は、カラースケールで眼底画像の下端に示されます。色は基準データベースのデータと患者の試験結果の比較から導出されます。どの基準データベースが利用されているかは、録画装置によりOCT録画に記録されます。記録されない場合、Retina Workplaceは"システム設定"で選択された標準データベースを利用しています("システム設定" / 90ページを参照)。詳しい情報はCIRRUSの取扱説明書を確認してください。
指示 ETDRSグリッドに表示されている結果は、基準データベースから利用する患者の年齢および中心窩位置に依存します。正しくないパラメータは誤った解析結果につながる可能性があります。
RA033
Retina Workplace 基礎機能:解析領域の機能
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オーバーレイ
説明 プリセットメニュー
MTA MCA ARPE Angio
ILM-RPEに関する ETDRS
眼底画像はILM-RPE厚マップと一緒にオーバレイされます。さらに、ETDRS Rasterは、サブフィールドの平均厚さ値で表示されます。
ILM-RPE差 このオーバーレイは右のTripleViewでのみ利用することができます。眼底画像は差の分布図でオーバレイされます。差の分布図の色は、左に表示されているOCT録画と比較した厚さの変化を示しています。正確な内容は、カラースケールで眼底画像の下端に示されます。さらには、ETDRSグリッドが表示されます。ここでは、ETDRSグリッドの値が左に表示されているOCT録画と比較したETDRS値の変化と一致しています。
RPE除去 このオーバーレイは眼底画像に関してRPEの除去を表示します。これは、RPEにおける粗さおよび不連続性を検出することに役立ちます。色は除去の高さを示します。色の意味は、カラースケールで眼底画像の下端に示されます。
Sub-RPE Slab
眼底画像は照明マップでオーバレイされます("Sub-RPE照明マップ" / 71ページを参照)。
VRI (En Face Analysis)
オーバーレイはILMセグメンテーションライン(リファレンスライン)周りのセグメントを示します。それはVRI (Vitroretinal Interface) での障害の強調に役立ちます。
Mid-Retina オーバーレイはILMセグメンテーションライン(リファレンスライン)とRPEセグメンテーションラインの間の網膜厚の中央の1/3を考慮します。それは、例えば一般的な範囲において内核レイヤーから外核レイヤーに生じる液体および沈着物を強調しています。
IS/OS Ellipsoid
オーバーレイはIS/OS Ellipsoid領域において障害を強調します。リファレンスラインはRPEセグメンテーションラインです。
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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Choroid (En Face Analysis)
観察されるセグメントは、RPE-Fitレイヤー下のChoroidea深部におけるハラーレイヤーの一般的な平面にあります。容器は暗い領域として現れ、RPE干渉(例えば形状萎縮により)の領域は明るい領域として示されます。リファレンスラインはRPE Fitです。
脈絡膜の厚さは患者により異なるため、この平面はできる限り合わせる必要があります。
Minimum Intensity
このオーバーレイはILMセグメンテーションラインとRPEセグメンテーションラインの間の領域を観察します。最小の光学反射を有する領域が強調されます。暗く示される領域は液体が集まっていることを示しています。明るく示される領域は網膜の障害を示しています。オーバーレイはEn Face描写によりこの領域での評価を可能にし、場合により液体、または別の障害を示す迅速な識別によりBスキャンに役立ちます。
Depth Encoded
3つの網膜レイヤー "Superficial"、"Deep"および"Avascular"のサマリーを示します。Slabは対応する色で視覚化されます(赤、青、緑)。
Retina Retina全体の容器システムを描写します。
VRI (Angio) VRI (Vitroretinal Interface) での血管新生を強調します。
Superficial 網膜表面レイヤーのslab。赤線で表示されます。
Deep 網膜深部レイヤーのslab。緑線で表示されます。
Avascular 無血管性slabの内表面を描写します。通常の解剖学的構造では、ここに血管はありません。青線で表示されます。
Chorio-capillaris
上Consistency. Changed to レイヤーはRPE-Fit下29μm、下レイヤーはRPE-Fit下49μmにあり、slabは均一の厚さ20μmを示しています。
オーバーレイ
説明 プリセットメニュー
MTA MCA ARPE Angio
Retina Workplace 基礎機能:解析領域の機能
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Choroid (Angio)
ブルッフ膜(BM)の評価に対応します
Whole Eye スキャン深さ全体に関するEn Face描写。
オーバーレイ
説明 プリセットメニュー
MTA MCA ARPE Angio
基礎機能:解析領域の機能 Retina Workplace
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フルスクリーン表示での機能
フルスクリーン表示ではオフセット、幅または領域の標準値を変更することができます。この場合に、オーバーレイの名称がアスタリスク付きで表示されます。マウスの右クリックにより値は標準値にリセットすることができます。標準値への変更が行われた場合、フルスクリーン表示を離れる際に変更を保存するを確認するクエリーが表示されます。
ユーザー特有のオーバーレイ("Slabs")プリセットメニュー "Angiography Analysis"ではユーザー特有のslabが定義できます。その際、すべてのAngioPlex録画に使用できる包括的なslabおよびスキャンに特有のslabは区別されます。詳細情報は"ユーザー特有のslab" / 81ページを参照してください。
表
"表"機能により解析結果、および必要に応じて各プリセットメニューの詳細が示されます。
検出された値に応じて、表の左上に次の意味を持つ記号が示されます:
記号が表示されない場合、基準データは使用できません。この原因には、基準データベースにおけるライセンスの欠如、録画日時の患者の年齢(18歳未満)または患者の年齢データの不足が考えられます。
記号をクリックすると、詳細の値が表示されます(例えばMTA):
すべての値は正常範囲にあります。
1つないし複数の値が基準限界値に近づいています。
Retina Workplace 解析:Macular Thickness Analysis
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解析
黄斑厚解析(Macular Thickness Analysis - MTA)
Macular Thickness Analysisではワーク領域には、患者の直近3回の来院のOCT録画を開きます。ベースライン来院が設定されると、これはワーク領域の左側に表示されます("ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照)。
通常OCTスキャン範囲は、ILM-RPE厚マップ(黄斑厚マップ)で重ねます。黄斑厚をカラーエンコードで視覚化します:
さらにオーバーレイすることに加え、眼底画像のレジストレーションを確認し、TripleViewの下領域で解析結果をグラフィックと表で示します。
解析:Macular Thickness Analysis Retina Workplace
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眼底画像の機能
眼底画像-macular cubeレジストレーション(眼底画像レジストレーション)
この機能を利用すると、最大で5つの眼底画像を追加してmacular cubeにレジストレーションすることができます。必要な眼底画像をTripleViewでドラッグアンドドロップすることによって、自動的にレジストレーションすることができます("自動レジストレーション" / 45ページを参照)。
レジストレーション後に、続いて追加するためのボタンがヘッダー下に表示されます:
オリジナルと追加レジストレーションした眼底画像の間をスクロールします。
X/X 現在表示されている眼底画像/眼底画像の合計数。
レジストレーションの種類(手動/自動)および結果(成功/失敗)の情報付きのオリジナルの眼底画像とレジストレーションされた眼底画像の表示。
それぞれの眼底画像に対して次の機能を選択することができます: 結果を表示 自動または手動レジストレー
ションのレジストレーション結果が示され、確認を行うことができます("レジストレーションの確認" / 46ページを参照)。
手動で登録 手動レジストレーションの開始("手動レジストレーション" / 47ページを参照)。
自動で登録 選択された眼底画像に対して自動レジストレーションを再実行します。
この機能は、手動レジストレーションされた眼底画像の場合にのみ有効です。
リストから削除 眼底画像をリストから削除します。それによって、既存のレジストレーションが削除されます。
Retina Workplace 解析:Macular Thickness Analysis
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レジストレーションされている眼底画像の日付がOCT録画の日付と異なる場合、日付はTripleViewのヘッダーの下の半透明部分に黄色く保存され、警告マークが表示されます:
Raster scan-macular cubeレジストレーション(raster scanレジストレーション)
この機能を利用すると、raster scanを追加してmacular cubeにレジストレーションすることができます。同時に最大1つのraster scanを追加してmacular cubeにレジストレーションすることができます。レジストレーションを追加すると、既存のレジストレーションと交替されます。Raster scan-macular cubeレジストレーションは、眼底画像-macular cubeレジストレーションに追加して実行することができます。
Raster scanは次のようにレジストレーションすることができます:
‒ サムネイルギャラリーからTripleViewの所望のraster scanをドラッグアンドドロップ。
‒ グラフから所望の来院(時間軸下部の白色の半円)のraster scanをTripleViewにドラッグする:
‒ 眼底画像領域からOCT録画で少なくとも同一日付のraster scanが1つある場合、ヘッダー下の追加ボタンが表示されます: ("登録用にraster scanを選択")。
解析:Macular Thickness Analysis Retina Workplace
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レジストレーションは、それぞれ自動で開始します("自動レジストレーション" / 45ページを参照)。選択された来院に複数のraster scanがある場合、次の選択ダイアログを開いてください:
すべての来院raster scanは録画日時に従って分類され、録画日時、信号強度、およびraster scanモデル付きでリスト化されます。右ページでは、リストにマークを付けたraster scanのレジストレーションの予測が示されます。所望のraster scanを選択した後、レジストレーションは、ボタン<登録>か、または所望のraster scanをダブルクリックすると開始します。
Raster scanの生データをレジストレーションすることができます:
この生データをサムネイルギャラリーで可視化するために、必要に応じて<システム><アイコン(OCTスキャン等)を表示>で表示を有効にしてください。
CIRRUS photo raster scanはレジストレーションすることができません。
Retina Workplace 解析:Macular Thickness Analysis
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レジストレーションが自動的に完了した後は、ヘッダー下に次のボタンが表示されます:
Raster scan-macular cubeレジストレーションがある場合、macular cube録画のBスキャンのOCTスキャン範囲でクリックするか、raster scanのBスキャンのrasterラインをクリックすると表示されます。レジストレーションされているraster scanの日付がmacular cube録画の日付と異なる場合、Bスキャンでraster scanの日付が黄色く保存され、警告マークが表示されます:
登録とraster scanを表示
レジストレーションされたraster scanのraster scanパターン(ここではHD Cross)の表示。このボタンをクリックして、眼底画像のraster scanを非表示または再表示できます。
自動レジストレーションが失敗すると、このボタンは赤色になります。
方法(手動/自動)およびレジストレーション結果(成功/失敗)に関する情報の表示。 結果を表示 自動または手動レジストレー
ションのレジストレーション結果が示され、確認を行うことができます("レジストレーションの確認" / 46ページを参照)。
手動で登録 手動レジストレーションの開始("手動レジストレーション" / 47ページを参照)。
自動で登録 選択された眼底画像に対して自動レジストレーションを再実行します。
この機能は、手動レジストレーションされた眼底画像の場合にのみ有効です。
リストから削除 レジストレーションが削除されます。
解析:Macular Thickness Analysis Retina Workplace
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解析領域の機能
グラフ
全診療期間に対する2つの選択可能な厚さ値および体積値が線グラフで表示されます。
次の値はMacular Thickness Analysisにより選択した左右のメニューにあります:
下のメニュー "ETDRSサブフィールドの厚さ値"で、マウスをクリックするとETDRSグリッドのサブフィールドの解析値をグラフに表示することができます:
標準では"中心領域 (µm)"(中央ETDRSサブフィールド)および"キューブ内平均網膜厚 (µm)"が表示のために選択されます。
表
機能"表"で厚さ値および体積値の選択は、異なる色で各OCT録画に示されます:
色の意味はETDRSグリッドから導き出されます。適切なカラースケールは眼底画像下の選択されたオーバーレイ"ETDRS"により構築されます("ETDRS" / 58ページを参照)。
Retina Workplace 解析:Macular Change Analysis
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黄斑変性解析 (Macular Change Analysis - MCA)
この章では、Macular Change AnalysisとMacular Thickness Analysisの機能の違いに関して説明しています。
プリセットメニュー "Macular Change Analysis"を呼び出し、最初と直近の来院のOCT録画をワーク領域に表示します。両方のOCT録画のスキャンタイプ(200x200または512x128)が一致する場合、これらはプリセットメニューの呼び出す際にデフォルトでレジストレーションされています。スキャンタイプは、メッセージインジケータを介して右のTripleViewのヘッダーにメッセージとして表示されます。最新のOCT録画は右のTripleViewにレジストレーションされ、古いOCT録画は左のTripleViewにレジストレーションされています。レジストレーションはボタン により非表示から再び表示することができます。
眼底画像の機能
Macular cube-macular cubeレジストレーション
"Macular cube-macular cubeレジストレーション"機能 で2つのOCT録画を同時にレジストレーションできます。必要なOCT録画をTripleViewでドラッグアンドドロップすることによって、自動的にレジストレーションすることができます("自動レジストレーション" / 45ページを参照)。
レジストレーションはツールバーのボタンで行ってください:
Macular cube-macular cube登録のスイッチを入れる/切る
現在表示されているレジストレーションの削除/復元(青=オン)。
両方のOCT録画がレジストレーションされていない場合は、差分値も表示されます。録画が正確に上下に配置されていない場合、レジストレーションの欠如によって誤った値につながる可能性があります。
解析:Macular Change Analysis Retina Workplace
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解析領域
表
機能"表"で次の値が解析領域のTripleViewに表示されます。右のTripleViewは、差分値と左のTripleViewの比較を加えて表示しています:
両方のOCT録画がレジストレーションされていない場合は、差分値も表示されます。録画が正確に上下に配置されない場合、レジストレーションが欠如し、誤った値につながる可能性があります。
自動 現在表示されているOCT録画は自動レジストレーションされます。
この機能は、手動レジストレーションされたOCT録画の場合にのみ有効です。
手動 手動レジストレーションの開始("手動レジストレーション" / 47ページを参照)。
結果を表示 自動または手動レジストレーションのレジストレーション結果が示され、確認を行うことができます("レジストレーションの確認" / 46ページを参照)。
Retina Workplace 解析:Advanced RPE Analysis
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Advanced RPE Analysis(拡張RPE解析 - ARPE)
Advanced RPE AnalysisはRPEの観察するための追加のオーバーレイと機能を提供します。関連情報はCIRRUSの取扱説明書を確認してください。 標準では直近3回の来院のOCT録画をワーク領域に表示します。ベースライン来院が設定されると、これはワーク領域の左側に表示されます("ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照)。眼底画像のOCTスキャン範囲はRPEを除去した描写でオーバーレイされます。それによって照明境界が表示されます。中心窩位置は、中心窩ポジショナーによってではなく赤の点で表示されます。オリエンテーションをしやすくするするために中心窩2の円の中心を3mmから5mmの間隔で表示します。
眼底画像の機能
Sub-RPE照明マップ
Sub-RPE照明マップは、膜破片の下の領域の全反射率を示します。Sub-RPE照明マップの領域は、いわゆる照明境界により縁取りされます。Retina Workplaceは自動的に照明境界をマークし、さらに手動でも処理することができます。
解析:Advanced RPE Analysis Retina Workplace
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ツールバーで次のツールを使うことができます:
Sub-RPE照明マップの編集次のウィンドウで自動的に検出された照明境界を編集することができます:
ウィンドウの左側には眼底画像およびBスキャンのOCTスキャン範囲が示されます。OCTスキャン範囲において中心窩の周りに5mm円のオリエンテーションが表示されます。右側にはSub-RPE照明マップが示されます。Sub-RPE照明マップにはナビゲーターが破線として示されます。
Sub-RPE照明制限を表示
ワーク領域でのOCTスキャン範囲の照明境界の表示および非表示。標準では照明境界はプリセットメニューの2つのオーバーレイにより表示されます。
Sub-RPE-照明マップを編集
ウィンドウ"Sub-RPE-照明マップを編集"で照明境界の編集。詳細情報は次の章で確認できます。
Retina Workplace 解析:Advanced RPE Analysis
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次のボタンおよびツールはここで使うことができます:
マークする
マークペンを使ってさらに手動で照明境界を加えることができます。マウスボタンを押したまま関係する場所を描きます。描かれた輪郭は黄色で示されます。
線の強度または消しゴムの大きさ
このスライダで選択したツールにより、マークペンおよび消しゴムの点の大きさを設定することができます。
大きな点サイズによるマークペンの長めの形状は、スキャンの解像度で元に戻ります。
消す
自動またはは手動で作成した照明境界を消します。
このツールが選択されると、マウスのカーソルは赤い点に変わり、黄色の照明境界をマウスのクリックで消すことができます。
満たす
手動で引いた照明境界を塗りつぶす。
照明境界の輪郭は閉じている必要があります。そうでない場合にはSub-RPE照明マップ全体が黄色になります。
元に戻す
直前の変更を元に戻す。
すべて元に戻す
これらのセッション(最大10)で行われた変更を元に戻す。
透過度 スライダにより照明境界の透過度を変更することができます。
リセット 全ての手動で行われた変更を元に戻し、システムから検出された照明境界を再作成します。
CIRRUSからインポート
CIRRUSでマークされた照明境界をインポートします。
解析:Advanced RPE Analysis Retina Workplace
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手動での変更をボタン<保存して閉じる>で確認し、解析をワーク領域で新たに呼び出します。OCTスキャン範囲では、赤のラインで描かれた照明領域および中心窩と隣接する照明領域の間の最も短い間隔を示します(ここではオーバーレイ"Sub-RPE Slab"が選択され、機能"Sub-RPE照明制限を表示"は有効):
解析領域の機能
グラフ
メニューの左右には、グラフで表示するために次の値の範囲で選択します:
標準では"中心窩への最短距離(mm)"と"5 mmの円の照明エリア (mm²)"が選択されます。
Retina Workplace 解析:En Face Analysis
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表
機能"表"によりAdvanced RPE AnalysisではRPE除去の体積、および中心窩回りとそこからのSub-RPE-照明の範囲と距離が示されます。患者の複数のOCT録画がある場合、直近のOCT録画との差異を表示します:
異なるスキャンタイプがある場合(macular cube 200 x 200または512 x 128)には差分値は表示されません。
En Face Analysis
オーバーレイ
En Face Analysisにおいて4つのオーバーレイを利用することができます。これで網膜の異なる領域が正面で観察をすることができます。標準ではすべてのオーバーレイで、網膜のセグメントを事前定義された厚さおよびオフセットとともに各リファレンス・セグメンテーションライン(ILM、RPEまたはRPE-Fitレイヤー)において観察します。厚さおよびオフセットはフルスクリーン表示において手動で合わせることができます。各リファレンス・セグメンテーションラインはBスキャンの白線として示されます。
もう1つのEn Face描写は領域"Advanced Analyses"のオーバーレイ"Minimum Intensity"です。
解析:En Face Analysis Retina Workplace
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フルスクリーン表示での機能
フルスクリーン表示では、オーバーレイにより観察領域の厚さおよび各リファレンス・セグメンテーションラインのオフセットの標準値は変えることができます。それによりBスキャンのラインは、マウスをクリックしたまま所望の場所をドラッグするか、次の入力フィールドを利用します。
次の表は個々のオーバーレイの標準値についてサマリーです:
それぞれ設定された値は解析領域の表にも表示されます。
VRI、IS/OS EllipsoidおよびChoroid
充填 (µm) オフセットをILMまたはRPEでμmで調整します(-2000~2000 μm)
厚(µm) 測定領域の厚さをμmで調整します(0~200μm)。
Mid-RetinaおよびMinimum Intensity
充填(%) オフセットを%でILMに対して調整します。範囲(%) 測定領域の幅を%で調整します。
オーバーレイ オフセット 厚さ 領域VRI -133 µm 166 µm ‒
IS/OS Ellipsoid -44 µm 22 µm ‒
Choroid 72 µm 56 µm ‒
Mid-Retina 33% ‒ 33%
Minimum Intensity 10% ‒ 90%
Retina Workplace 解析:Angiography Analysis
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Angiography Analysis
Angiography Analysisは網膜および脈絡膜の血管を描写します。
プリセットメニュー "Angiography Analysis"を呼び出し、直近3回の来院のAngioPlex録画をワーク領域に表示します。ベースライン来院が設定されると、これはワーク領域の左側に表示されます("ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照)。AngioPlex録画はサイズが異なる3つのスキャンタイプを提示します:3x3mm、6x6mmおよび8x8mm。ワーク領域には常に同じスキャンタイプのスキャンのみが表示されます。その際には、最新のAngioPlex録画が存在するスキャンタイプが選択されます。同じ来院の際に複数のスキャンタイプが存在する場合、3x3mmが優先表示され、次に6x6mm、最後に8x8mmが表示されます。ツールバーでは、AngioPlex録画が存在する限りドロップダウンメニューにより他のスキャンタイプを選択することもできます。
標準としては"Superficial"slabがオーバーレイされます。
AngioPlex Metrixに該当するすべての機能は "AngioPlex Metrix" / 82ページ に記載してあります。
眼底画像の機能
眼底画像-AngioPlexレジストレーション
最大5枚の眼底画像を1つのAngioPlex録画についてレジストレーションできます。眼底画像-raster scanレジストレーションでは、レジストレーション結果はレジストレーション完了の前に確認し承認されなくてはなりません("レジストレーションの確認" / 46ページを参照)。レジストレーション後に示されるボタンは"眼底画像-macular cubeレジストレーション(眼底画像レジストレーション)" / 64ページ下に示されます。レジストレーションされている眼底画像の日付がOCT録画の日付と異なる場合、日付はTripleViewのヘッダーの下の半透明部分に黄色く保存され、警告マークが表示されます:
解析:Angiography Analysis Retina Workplace
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厚マップを表示
ツールバーのボタン によりOCTスキャン範囲上の厚マップを表示または非表示にできます。マップは網膜全体の厚さ(ILMからRPEまで)の局所を描写します。色の意味は、カラースケールで眼底画像の下端に示されます。標準としては厚マップは非表示になっています。
フルスクリーン表示での機能
フルスクリーン表示では標準としてAngioPlex録画および構造OCTは並んで表示されます:
ヘッダーでは"AngioPlexと構造"のクリックによりAngioPlex録画または構造OCTのみを選択して表示することができます。
Retina Workplace 解析:Angiography Analysis
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Bスキャンの機能
水平BスキャンはAngioPlex録画において標準では流量観測とオーバーレイされます:
次の設定はツールバーにおける流量観測のために使用することができます:
Bスキャンのセグメンテーションは、MTAと同様、表示/非表示や編集ができます("セグメンテーション" / 50ページを参照)。
流量観測を非表示 流量を非表示にします。流量を単色表示 流量が単色で表示されます(赤)。流量を二色表示 標準設定
流量が2色で表示されます。RPEより上にあるすべては赤で、下にあるすべては緑で表示されます。
解析:Angiography Analysis Retina Workplace
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解析領域の機能
Angiography Analysisにおいて、9つの追加オーバーレイを利用することができます。
フルスクリーン表示での機能
フルスクリーン表示では、オーバーレイにより各リファレンスラインのオフセットの標準値は変えることができます。それによりBスキャンのピンクの破線は、マウスをクリックしたまま所望の場所にドラッグするか、次の入力フィールドに入力することができます。以下の設定が使用できます:
次の表は、現在あるオーバーレイの標準設定のサマリーです:
上の充填 (µm) オフセットをµmで上部または下部のリファレンスレレイヤーに設定します(-2000~2000 µm)。下の充填 (µm)
画像を削除 プロジェクションアーチファクトを削除します。
この機能は標準では無効になっており、オーバーレイ"Deep"、"Avascular"、"Choriocapillaris"、"Choroid"および場合によりユーザー特有のslabにおいてのみ使用できます。
オーバーレイ 上レイヤー 上オフセット(µm)
下レイヤー 下オフセット(µm)
Depth Encoded ‒
Retina ILM 0 RPE-Fit -70
VRI ILM -300 ILM 0
Superficial ILM 0 IPL 0
Deep IPL 0 OPL 0
Avascular OPL 0 RPE-Fit -70
Choriocapillaris RPE-Fit 29 RPE-Fit 49
Choroid RPE-Fit 64 RPE-Fit 115
Whole Eye ‒
Retina Workplace 解析:Angiography Analysis
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ユーザー特有のslabAngioPlex録画ではユーザー特有のslabが定義できます。これはログインしているユーザーとは無関係に使用できます。包括的slabはすべての患者およびすべてのAngioPlex録画において使用できます。最大2つの包括的slabを配置できます。スキャン特有のslabは現在選択されているスキャンにのみ有効です。AngioPlex録画1つあたり2つのスキャン特有のslabを配置できます。
新しいユーザー特有のslabは次の2つのプレースホルダーの1つをクリックすることにより配置されます:
クリック後にはslabの設定はオーバーレイ上部で有効になります。上または下のリファレンスレイヤーの選択と共に、これらへのオフセットをµmで設定し、自由に定義可能な名前をslabに与えることができます。さらに、いくつかのオーバーレイではプロジェクション・アーチファクトを機能"画像を削除"により削除できます。リファレンスレイヤーの定義においては、上のレイヤーが下のレイヤー上に位置しなくてはなりません。
フルスクリーン表示を閉じる際には、この場合にユーザー特有のslabが、変更を保存するか確認するメッセージが表示されます。 包括的slabが保存される場合、ワーク領域の解析は新たに算定され、slabは解析領域のすべてのTripleViewsにおいて"オーバーレイ"で利用できます。
ユーザー特有のslabは、フルスクリーン表示でマウス右クリックのメニューにおいてのみ削除できます。
解析:Angiography Analysis Retina Workplace
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AngioPlex Metrix
スキャンタイプ3x3mmおよび6x6mm用には、オーバーレイ"Superficial"においていわゆる"AngioPlex Metrix"と呼ばれる血管密度および毛管かん流測定の追加解析を使用できます。この場合、2つの異なるビューを選択することができます:血管密度およびかん流密度。その他はFAZ(中心窩無血管域)がシステムにより自動で検知され、場合により編集されることがあります。
血管非かん流の測定または制限された毛管かん流の測定は、糖尿性網膜症を含む(ただしそれのみに限定はされない)血管病変を原因とする黄斑性虚血の場合には有用なことがあります。
オーバーレイ"Superficial"での変更が実行される場合(オフセットなど)、いくつかの機能は使用できません。標準設定からのずれはオーバーレイの名称の横にアスタリスクを付けて表示されます。
Retina Workplace 解析:Angiography Analysis
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ツール
次の設定はツールバーにおけるAngioPlex Metrixのために使用することができます:
表示の透過度は、オーバーレイ同様にツールバーで変化させることができます(標準設定: 50%)。
血管 / かん流 OCTスキャン範囲で血管密度または血管かん流のどちらを描写するかの選択。標準では"血管"が選択されています。選択は、表内の表示にも反映されます。オフ OCTスキャン範囲に追加の標示はあり
ません(標準設定)。密度マップ OCTスキャン範囲の血
管密度マップあるいは流量密度マップ。
表示は、ツールバーのボタン血管/かん流の現在の設定に依存します。
トレース OCTスキャン範囲の血管(面積あたりの血管数、血管厚さとは独立)あるいはかん流(面積あたりの血管の厚さ)のトレース。血管は赤、かん流は緑で視覚化されます。
FAZ OCTスキャン範囲でFAZ(中心窩無血管域)を表示します。基本的にシステムはFAZを自動的に検知します。自動的に検知しない場合、ボタン付きの青いバナーがヘッダーの下に表示され、それを通じFAZの編集用ウインドウを直接開くことができます。
FAZを編集 システムが自動的に検知したFAZの編集用のウインドウを開きます("FAZの編集" / 84ページを参照)。
ETDRSを表示
OCTスキャン範囲上のETDRSグリッドを表示します。標準ではrasterは非表示です。
解析:Angiography Analysis Retina Workplace
ページ 84 000000-2232-376-GA-JP-260318
FAZの編集次のウインドウでは自動的に検知されたFAZを編集できます、またはシステムがFAZを検知しない場合、FAZは手動で描くことができます:
マウスによるクリックとトレースでFAZの輪郭を手動で描くことができます。輪郭が閉じる、またはマウスボタンが放されると輪郭内は満たされます。領域の右上でズーム設定の変更用のツールが使用できます。保存せずに閉じると、現在のセッションで実施された変更はすべて破棄されます。ボタン<リセット>によりそれぞれの手動調整前の状態にリセットされます。
グラフ
グラフでは視覚化のための追加値が選択できます:
Retina Workplace 解析:Angiography Analysis
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 85
血管密度およびかん流では異なる領域(中心、内周、外周、合計)を選択できます。標準では左"領域全体の血管密度 (mm/mm²)"、右"なし"が選択されています。
表
機能"表"により、血管密度、かん流、FAZ用のAngioPlex Metrixの量的値が表示されます:
表は、 オーバーレイ"Superficial" が選択され、上下オフセットが手動で編集されていない場合のみ表示されます。どの値が表示されるかの選択は、表上部の切替えボタンを用い行います。これは、ツールバーでの選択とも関連しています。フルスクリーン表示では表の3領域が横並びに表示されます。
次の値が表示されます:
ワーク領域内の右および中央TripleViewでは、さらに差分値がその左横で開かれたTripleViewに表示されます。その際、まずは絶対的ずれが表示され、その後ろに比較TripleView値との%値でのずれが表示されます。
血管 中心 各領域の血管密度表示はmm/mm2。
外側領域の値はスキャンタイプ6x6mmの場合にのみ表示されます。
内周
外周
合計
かん流 中心 各領域のかん流表示は%。内周
外周
合計
FAZ 表面 FAZの面積はmm2。周囲 FAZの外周はmm。円形 円からのずれ。値が1に近いほどFAZは円
に近くなっています。
Raster scans Retina Workplace
ページ 86 000000-2232-376-GA-JP-260318
Raster scans
"Raster scan"プリセットメニューを選択すると、直近3回の来院のOCT録画がワーク領域で開かれます。ベースライン来院が設定されると、これはワーク領域の左側に表示されます("ベースライン来院を設定/削除" / 40ページを参照)。
Raster scanは1つ以上のBスキャン(ここでは5 Line)からなります:
眼底画像において、スキャン方向は選択されたRasterラインの矢印に従って示されます。十分なウィンドウサイズにより、眼底画像のヘッダーにおいてraster scanモデルが表示されます。
Retina Workplaceは次のraster scanモデルの表示を支援します:
5 Line / HD 5 Line / HD 1 Line (20x)
HD 1 Line (100x)
HD 21 Line
HD Cross
HD Radial
Raster scanモデルの関連情報はCIRRUSの取扱説明書を確認してください。
Retina Workplace Raster scans:眼底画像の機能
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 87
ワーク領域において標準的には現在のraster scanがあるモデルのraster scanが示されます。別のraster scanモデルは、ドロップダウンメニュー
によりツールバー上でワーク領域での表示を選択をすることができます。さらに、raster scanはドラッグアンドドロップでサムネイルギャラリーおよびグラフから開くことができます。来院の際、複数のraster scanがあり場合、開く前に選択ダイアログが示されます。"グラフ" / 88ページを参照してください。
眼底画像の機能
眼底画像-raster scanレジストレーション
この機能で最大5つの眼底画像を追加してraster scanにレジストレーションすることができます。自動レジストレーションによるレジストレーション結果は確認し、承認されます("レジストレーションの確認" / 46ページを参照)。結果が失敗である場合、レジストレーションを行わないか、手動レジストレーションを行うことができます。レジストレーション後に示されるボタンは"眼底画像-macular cubeレジストレーション(眼底画像レジストレーション)" / 64ページ下に示されます。レジストレーションされている眼底画像の日付がOCT録画の日付と異なる場合、日付はTripleViewのヘッダーの下の半透明部分に黄色く保存され、警告マークが表示されます:
Raster scans:Bスキャンの機能 Retina Workplace
ページ 88 000000-2232-376-GA-JP-260318
Bスキャンの機能
Bスキャンのナビゲーションは、眼底画像におけるRasterラインをクリックするか、マウスホイールでスクロールすることで行われます。複数のTripleViewにおける同期スクロールは、同一のraster scanモデルによってのみ可能です。
Raster scanのBスキャンによりスキャン方向の拡大図が示されます:
スキャン方向の表示は、"I"(劣勢)および"S"(優勢)で拡大されます。左下には選択したRasterラインの数が表示されます。
HD表示はraster scan Bスキャンでは利用できません。Raster scan Bスキャンのビデオ機能はraster scan-macular cubeレジストレーションによりraster scanプリセットメニューにおいてのみ利用できます。
解析領域の機能
グラフ
グラフにおいて、raster scanプリセットメニューでは標準的にMacular Thickness Analysisの値が表示されます。Raster scanがある来院はグラフの時間軸の下部に白色の半円 で示されています。Raster scanがワーク領域で開かれると、これが続いて示されます:
Retina Workplace Raster scans:解析領域の機能
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 89
マウスオーバーにより半円でツールチップは拡大情報で表示されます:
来訪時間および左右眼に加えて、数およびraster scanモデルが示されます。
ドラッグアンドドロップするとraster scanはワーク領域で開かれます。
表
機能"表"により解析領域は次の情報を示します:
スキャン角度a)
a) HD Radial raster scanによりmmの長さでのみ示されます。
レイヤー画像の録画角度。長さ (mm) レイヤーの長さ。距離 (mm)a) レイヤーの間隔。
設定[せってい] Retina Workplace
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設定
Retina Workplaceではシステム設定は全てのユーザーおよびユーザー独自のセットアップを行うことができます。
セットアップはメニューから<システム><Workplace管理><Retina Workplace>を呼び出します:
システム設定 正常OCTデータ 正常OCTデータのための利用できるデータベースの選択。利用するデータベースがOCT録画に寄託されない場合、Retina Workplaceはここで選択されるデータベースを基準として利用します。
データベースの関連情報はCIRRUSの取扱説明書を確認してください。
Retina Workplace 設定[せってい]
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 91
患者名表示方法の優先順
優先的な名前表示の選択: アルファベット順、音声順または表意文字順。
非可逆画像圧縮を有効にする
画像圧縮を有効/無効。画像圧縮を有効にするとキャッシュが効率的に使用されます。
この設定変更により全体キャッシュの再計算が行われます。
Bスキャンの表示はほとんど影響を受けません。以下の図が示す通りです(上画像圧縮無効、下有効):
指示 非可逆画像圧縮により画像内容が最小限変更されてしまう可能性があります。RA019
キャッシュの場所 キャッシュディレクトリのための保存場所。GBの最大キャッシュサイズ
キャッシュディレクトリの保存場所が大きいほど、データの利用がより迅速になります。可能な保存場所はFORUMサーバ計算機の利用できる保存場所に依存し、最大で2TBが可能です。
ワークリストの患者データを事前にロード
キャッシュエントリのための事前計算のワークリストからのデータ呼び出しを有効化する。次の入力フィールドにおいて最大時間ウィンドウを定義することができます。
事前にロードするデータの時間
どれだけの時間、事前にデータをワークリストから呼び出すかを決めます。入力は1時間から100時間の間にする必要があります。
設定[せってい] Retina Workplace
ページ 92 000000-2232-376-GA-JP-260318
ユーザー設定
ボタン
訪問数のダイアグラムを制限
この設定では当初グラフに表示された訪問数が自由に設定可能な数に制限されることがあります。現在の訪問または最初の訪問のみが表示されます。その他の訪問は、キャッシュにロードされている場合のみ表示されます。さらにボタン<すべての表示>により非表示の訪問すべてを追加することができます。
初回表示訪問数ダイアグラム
解析領域用デフォルト選択
Retina Workplaceの呼び出しの際に、標準としてグラフ、オーバーレイないし表を解析領域に表示するかどうかの、または解析領域全体を最小化するかの選択。
MTA用標準オーバーレイ
各プリセットメニューのための標準オーバーレイの選択。
MCA用標準オーバーレイ
Advanced RPE Analysis用標準オーバーレイ
Angiography Analysis用標準オーバーレイ
Bスキャンの標準カラー表示モード
Bスキャンの標準カラー表示の選択。
Bスキャンを自動的にズームする
Bスキャンのための機能"自動的にズーム"の起動/停止。機能が有効になると、Bスキャンはプリセットメニューの呼び出しにより関連の眼底画像および最大倍率により最適に示されます。
保存 変更した設定を保存する。すべて元に戻す 設定を標準設定に戻す。製品識別番号 製品識別番号およびRetina Workplaceの法的情報が
掲載されているページを開く。患者リスト 患者リストを開く。ドキュメント閲覧 直近に選択された患者のドキュメント閲覧を開いて
ください。
Retina Workplace エラーの対処方法:一般的なエラー
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 93
エラーの対処方法
一般的なエラー
次のことを確認することで、起こり得るエラーを回避することができます:
• ファイアウォールがインストールされている場合は、FORUMサーバとRetina Workplace間のファイアウォールの接続が中断されてないか確認してください。
• 必要なすべてのライセンスを所持し、その内容に精通していることを確認してください("ライセンス" / 26ページ参照)。
• ユーザー(および他のRetina Workplaceユーザー)がRetina WorkplaceにアクセスするためにFORUMでアンロックされていることを確認してください。
エラーが発生した場合は、次の表の指示に従ってください。問題を解決できない場合は、ZEISS Serviceまでご連絡ください。
誤動作
誤動作 原因/ソリューションRetina Workplaceを開くことができません。メッセージ"サーバへの接続を確立できませんでした。システム管理者に連絡してください。"が示されています。
Retina Workplaceがファイアウォールでブロックされている可能性があります。このサービスは、FORUMサーバを実行しているコンピューターにインストールされています。
ファイアウォールがシステムで使用されている場合は、Windowsサービスの "CZM-Retina-Service"と"CZM-Retina-Analysis-Service"をファイアウォールで例外として設定する必要があります。
エラーの対処方法:エラーメッセージ Retina Workplace
ページ 94 000000-2232-376-GA-JP-260318
エラーメッセージ
ソフトウェア領域
エラーメッセージ 原因 ソリューション
合計 サーバへの接続を確立できませんでした。システム管理者に連絡してください。
Retina Workplace Serverは利用できません。
ファイアウォールを使用している場合は、Windowsサービスの"CZM-Retina-Service"と"CZM-Retina-Analysis-Service"をファイアウォールで例外として設定してください。
内部サーバーエラーが発生しました。システム管理者に連絡してください。
内部エラーが発生しました。
この問題はユーザーが解決することはできません。システム管理者またはZEISS Serviceにお問い合わせください。
Retina Workplace ショートカット
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 95
ショートカット解析領域の切り替え/最小化 グラフ
オーバーレイ
表
最小化
Bスキャン、眼底画像 移動
ズーム
グラフ 移動
ズーム
Bスキャン、眼底画像 明るさ/コントラスト
水平および垂直方向のナビゲート
垂直方向のナビゲート
Bスキャン レイヤーをスクロール
ズーム
オーバーレイ 表示/非表示
透明度を調整する
選択コンポーネントをクリップボードにコピー(表およびグラフでは行わない)
フルスクリーン表示 次のスキャン
前のスキャン
閉じる
ctrlcmd 1
ctrlcmd 2
ctrlcmd 3
ctrlcmd 4
ctrlcmd
ctrlcmd
PgUp
PgDn
ctrlcmd
Space
ctrlcmd C
ctrlcmd
ctrlcmd
ESC
索引 Retina Workplace
ページ 96 000000-2232-376-GA-JP-260318
索引
A
Advanced RPE Analysis ............................................................................................ 71Advanced RPE-Analysis ............................................................................................ 71Angio ............................................................................................................................... 77Angio Change レポート ........................................................................................... 38Angiography Analysis ............................................................................................... 77
AngioPlex Metrix .......................................................................................... 82ETDRS ................................................................................................................ 83厚マップを表示 ............................................................................................. 78フルスクリーン表示 .................................................................................... 78流量観測 ........................................................................................................... 79
AngioPlex Metrix ........................................................................................................ 82ARPE ................................................................................................................................. 71Avascula ......................................................................................................................... 60
B
B スキャン ..............................................................................................................33, 49
C
CE 適合 ...............................................................................................................................8Choriocapillaris ............................................................................................................ 60Choroid (Angio) ........................................................................................................... 61Choroid (En Face Analysis) ...................................................................................... 60
D
Deep ................................................................................................................................ 60Depth Encoded ........................................................................................................... 60
E
En Face Analysis .......................................................................................................... 75En Face Analysis レポート ....................................................................................... 38ETDRS .......................................................................................................................58, 83
Retina Workplace 索引
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 97
F
FAZ ................................................................................................................................... 83手動で描く ...................................................................................................... 84表示 .................................................................................................................... 83編集 .................................................................................................................... 84
H
HD B スキャン .............................................................................................................. 38
I
ILM-RPE 差 ..................................................................................................................... 59ILM-RPE に関する ETDRS ......................................................................................... 59ILM および RPE セグメンテーションライン .................................................... 50IS/OS Ellipsoid .............................................................................................................. 59
M
Macular Change Analysis ........................................................................................ 69差分値 ............................................................................................................... 70
Macular cube-macular cube レジストレーション ........................................ 69スイッチを入れる /切る ........................................................................... 69
Macular Thickness Analysis .................................................................................... 63Mid-Retina ..................................................................................................................... 59Minimum Intensity ..............................................................................................60, 76
O
OCT 眼底 ........................................................................................................................ 58OCT スキャン範囲 ...................................................................................................... 33OCT レポート ............................................................................................................... 38OCT 録画
閉じる ............................................................................................................... 35開く .................................................................................................................... 35
R
Raster scan-macular cube レジストレーション ............................................. 65Raster scans ................................................................................................................... 86Raster scan のレジストレーション ..................................................................... 65Raster scan レジストレーション .......................................................................... 65Retina .............................................................................................................................. 60Retina Workplace を呼び出す ................................................................................ 27RPE 除去 ......................................................................................................................... 59
索引 Retina Workplace
ページ 98 000000-2232-376-GA-JP-260318
S
Shortcuts ........................................................................................................................ 95Sub-RPE Slab ................................................................................................................ 59Sub-RPE 照明マップ .................................................................................................. 71
編集 .................................................................................................................... 72Superficial ...................................................................................................................... 60
T
TripleView ...................................................................................................................... 31
V
VRI (Angio) ..................................................................................................................... 60VRI (En Face Analysis) ................................................................................................ 59
W
Whole Eye ...................................................................................................................... 61
Z
商標権に関する指示 .....................................................................................................7
あ
明るさを調整する ....................................................................................................... 43厚さの変更 .................................................................................................................... 76アップデート ................................................................................................................ 25厚マップ ......................................................................................................................... 58厚マップを表示 (Angio) ........................................................................................... 78安全情報 ............................................................................................................................6
い
インストール ................................................................................................................ 22インストールファイル ......................................................................................22, 25
え
エラーの対処方法エラーメッセージ ........................................................................................ 94
エラーメッセージ ....................................................................................................... 94
Retina Workplace 索引
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 99
お
オーバーレイ ................................................................................................................ 57Avascular .......................................................................................................... 60Choriocapillaris .............................................................................................. 60Choroid (Angio) ............................................................................................. 61Choroid (En Face Analysis) ........................................................................ 60Deep .................................................................................................................. 60Depth Encoded ............................................................................................. 60ETDRS ................................................................................................................ 58ILM-RPE 差 ....................................................................................................... 59ILM-RPE に関する ETDRS ........................................................................... 59IS/OS Ellipsoid ................................................................................................ 59Mid-Retina ....................................................................................................... 59Minimum Intensity ...............................................................................60, 76OCT 眼底 .......................................................................................................... 58Retina ................................................................................................................ 60RPE 除去 ........................................................................................................... 59Sub-RPE Slab .................................................................................................. 59Superficial ........................................................................................................ 60VRI (Angio) ...................................................................................................... 60VRI (En Face Analysis) ................................................................................. 59Whole Eye ........................................................................................................ 61厚マップ ........................................................................................................... 58サマリー ........................................................................................................... 58透明度を調整する ......................................................................................... 57表示 / 非表示 .................................................................................................. 37ユーザー特有の slab .................................................................................... 81領域 / オフセット / 厚さの変更 .............................................................. 76
黄斑厚解析 .................................................................................................................... 63黄斑変性解析 ................................................................................................................ 69オフセットの変更 ....................................................................................................... 76
か
解析領域 ......................................................................................................................... 34オーバーレイ .................................................................................................. 57グラフ ............................................................................................................... 52最小化 ............................................................................................................... 34表 ......................................................................................................................... 62
画像圧縮 ......................................................................................................................... 91眼底画像 -AngioPlex レジストレーション ....................................................... 77眼底画像 -raster scan レジストレーション ...................................................... 87眼底画像の回転 ........................................................................................................... 39眼底画像 -macular cube レジストレーション ................................................ 64眼底画像レジストレーション ................................................................................ 64かん流をトレース ....................................................................................................... 83
索引 Retina Workplace
ページ 100 000000-2232-376-GA-JP-260318
き
危険記号 ............................................................................................................................6記号
危険記号 ..............................................................................................................6取扱説明書 .........................................................................................................6表 ......................................................................................................................... 62
基準データベース ................................................................................................58, 90キャッシング ................................................................................................................ 91距離測定 ......................................................................................................................... 41
く
クイックレジスター .................................................................................................. 45グラフ .............................................................................................................................. 52クリップボードにコピー ......................................................................................... 39
け
血管密度マップ表示 .................................................................................................. 83血管をトレース ........................................................................................................... 83
こ
誤動作 .............................................................................................................................. 93コントラストを調整する ......................................................................................... 43
さ
サマリーレポート ....................................................................................................... 38
し
システム設定 ................................................................................................................ 90自動レジストレーション ......................................................................................... 45手動レジストレーション ......................................................................................... 47ショートカット ........................................................................................................... 95商標権に関する指示 .....................................................................................................7情報セキュリティ ....................................................................................................... 14照明境界
表示 /非表示 .................................................................................................. 72編集 .................................................................................................................... 72
す
水平 Bスキャン ........................................................................................................... 33スキャンタイプ ........................................................................................................... 33
Retina Workplace 索引
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 101
スキャン特有の slab .................................................................................................. 81削除 .................................................................................................................... 81配置 .................................................................................................................... 81
スキャン方向 .................................................................................................49, 86, 88スクリーン解像度 ....................................................................................................... 21
せ
製造会社の住所 ..............................................................................................................2製品識別番号 ........................................................................................................... 6, 92セグメンテーション
編集 .................................................................................................................... 50セグメンテーションライン
表示 /非表示 .................................................................................................. 50設定 .................................................................................................................................. 90
システム設定 .................................................................................................. 90ユーザー設定 .................................................................................................. 92
そ
測定(距離 /面積) ..................................................................................................... 41
ち
中心窩位置 .................................................................................................................... 43修正 .................................................................................................................... 44表示 .................................................................................................................... 43編集 .................................................................................................................... 44
中心窩ポジショナー .................................................................................................. 43中心窩無血管域 ........................................................................................................... 83
つ
ツールバー .................................................................................................................... 37
て
データ保護 .................................................................................................................... 14適合 (CE) ............................................................................................................................8テキストコメント ....................................................................................................... 41電子取扱説明書 ..............................................................................................................7
と
同期のオン / オフ ....................................................................................................... 37同期のオン / オフを示す ......................................................................................... 37取扱説明書 適用範囲 ....................................................................................................2トレース ......................................................................................................................... 83
索引 Retina Workplace
ページ 102 000000-2232-376-GA-JP-260318
な
ナビゲーター ................................................................................................................ 33
は
ハードウェアプラットホームの要件 .................................................................. 20
ひ
非可逆画像圧縮 ....................................................................................................37, 91ビデオ機能 .................................................................................................................... 49表 ....................................................................................................................................... 62
ふ
フリーフォーム測定 .................................................................................................. 41プリセットメニュー .................................................................................................. 29
Advanced RPE Analysis .............................................................................. 71Angiography Analysis ................................................................................. 77Macular Change Analysis .......................................................................... 69Macular Thickness Analysis ...................................................................... 63Raster scans .................................................................................................... 86
フルスクリーン表示 .................................................................... 36, 62, 76, 78, 80ショートカット ............................................................................................. 95
ドキュメント識別 ..........................................................................................................2
へ
ベースライン来院 ....................................................................................................... 40
ほ
包括的 slab .................................................................................................................... 81削除 .................................................................................................................... 81配置 .................................................................................................................... 81
保護対策IT システムとネットワーク ...................................................................... 13
ま
マーキングを挿入する ............................................................................................. 41
も
目的 .................................................................................................................................. 16目的に合った使用 ....................................................................................................... 17
Retina Workplace 索引
000000-2232-376-GA-JP-260318 ページ 103
ゆ
ユーザーアンロック .................................................................................................. 27ユーザー設定 ................................................................................................................ 92ユーザー特有の slab .................................................................................................. 81
削除 .................................................................................................................... 81配置 .................................................................................................................... 81
ユーザーライセンス ...........................................................................................26, 27
ら
ライセンス .............................................................................................................26, 27
り
流量観測 ......................................................................................................................... 79流量密度マップ表示 .................................................................................................. 83領域の変更 .................................................................................................................... 76臨床イベント ................................................................................................................ 54
削除 .................................................................................................................... 56作成 .................................................................................................................... 54テンプレート .................................................................................................. 57編集 .................................................................................................................... 56
れ
レジストレーション .................................................................................................. 45Macular cube-macular cube レジストレーション .......................... 69Raster scan-macular cube レジストレーション .............................. 65眼底画像 -AngioPlex レジストレーション ......................................... 77眼底画像 -raster scan レジストレーション ........................................ 87眼底画像 -macular cube レジストレーション .................................. 64クイックレジスター .................................................................................... 45自動 .................................................................................................................... 45手動 .................................................................................................................... 47点検 / 承認 ....................................................................................................... 46
レジストレーション結果 ......................................................................................... 46レビューソフトを開始 .............................................................................................. 39レポート
Angio Change レポート ............................................................................ 38En Face Analysis レポート ........................................................................ 38
わ
ワーク領域 .............................................................................................................28, 30
索引 Retina Workplace
ページ 104 000000-2232-376-GA-JP-260318
Retina Workplace
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Goeschwitzer Str. 51-5207745 イエナドイツ
Eメールアドレス : [email protected]ウェブサイト : www.zeiss.com/med
Carl Zeiss Meditec AG
000000-2232-376-DokS-JP-260318
Carl Zeiss Meditec AGGoeschwitzer Str. 51-5207745 Jenaドイツ
電子メール : [email protected] サイト : www.zeiss.com/med
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