対象・患者背景対象・患者背景 対象 前希釈HDFを6か月以上継続 かつ 17名...

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対象・患者背景 前希釈HDFを6か月以上継続 かつ 17名 一日尿量が400ml未満 患者背景 男:女=10:7, DM(Ⅱ型):5名 58.5±13.5(33.5-83.5)歳 10.2±9.3(1.3-28.3)年 当院治療暦 12.7±2.7(7-15)月 D W 52.4 ±9.8 (32.6-67.3) kg Q B 253.8±45.0(180-350)ml/min Q F 181.3±51.3(100-250)ml/min HFK 1.9±0.3(1.3-2.1)㎡ 療 時 間: 4.3±0.5(3.5-5)時間 02年7月時点

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対象・患者背景

対 象前希釈HDFを6か月以上継続

かつ 17名

一日尿量が400ml未満

患者背景男:女=10:7, DM(Ⅱ型):5名

年 齢 : 58.5±13.5(33.5-83.5)歳

透 析 暦 : 10.2±9.3(1.3-28.3)年

当院治療暦 : 12.7±2.7(7-15)月

D W : 52.4 ±9.8 (32.6-67.3) kg

Q B : 253.8±45.0(180-350)ml/min

Q F : 181.3±51.3(100-250)ml/min

HFK 面 積 : 1.9±0.3(1.3-2.1)㎡

治 療 時 間: 4.3±0.5(3.5-5)時間 ’02年7月時点

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血清β2MG値の推移 (m+s.d.)

0

5

10

15

20

25

30

35

40

0 3 6 9 12 15

治療前 治療後(血液濃縮率で補正)

β2M

G(m

g/L

治療月数

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Kt/V for UREAの推移 (m+s.d.)

0.8

0.9

1

1.1

1.2

1.3

1.4

1.5

1.6

0 2 4 6 8 10 12 14

治療月数

Kt/

Kt/V= -ln(s-UN post/pre)

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血清尿素窒素の推移 (m+s.d.)

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

0 2 4 6 8 10 12 14

治療前 治療後s-U

N (

mg/

dl)

治療月数

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Hb値とEPO使用量の推移 (mean)

0

2

4

6

8

10

12

14

0 2 4 6 8 10 12 14

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

透析前Hb値初診時より全く使用していない者を除く全員

Hb

(g/dl)

EP

O使

用量

(IU

/w

k)

治療月数

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n-PCRと血清alb値の推移 (m + or –s.d.)

0.5

0.7

0.9

1.1

1.3

1.5

1.7

0 2 4 6 8 10 12 14

0

1

2

3

4

5

6

n-PCR alb

n-P

CR

(g/kg

/da

y)

治療月数

alb

値(g/

dl)

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血清無機リン値の推移 (m-s.d.)

0

1

2

3

4

5

6

7

0 2 4 6 8 10 12 14

治療前 治療後

IP

(mg/

dl)

治療月数

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血中HCO3-濃度の推移 (m + or -s.d.)

0

5

10

15

20

25

0 2 4 6 8 10 12 14

0

1

2

3

4

5

ジュウソウ処方量 治療前 治療後

HC

O3⁻

(mEq/

L)

ジュ

ウソウ

処方

量( g

/d a

y )

治療月数

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血清コレステロール値の推移 (m + or -s.d.)

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

0 3 6 9 12 14

T‐C HDL-C LDL-C

コレス

テロー

ル(m

g/dl)

治療月数

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DWの変化率 (初診時を100とする)

85

90

95

100

105

110

115

0 2 4 6 8 10 12 14治療月数

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そ の 他 の 効 果透析中の循環安定(ハイリスク患者でも充分な透析)

透析による疲労感の減少

透析アミロイド症による症状の減少

皮膚掻痒の激減

皮膚色素沈着の減少・肌艶の改善

ADL・QOLの向上

体重増加

医療費削減

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問 題 点

血流量が多めに必要

体重増加

回収できないコスト増

まま とと めめ

前希釈HDFは

日常的透析治療として適切な治療法である