Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann...

1

Transcript of Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann...

Page 1: Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5 患者の背景因子.Pfirrmann分類がGrade3の症例を紹介します。Axial

ヘルニコアとは

適正使用に

関するお願い

医師要件・

施設要件

治療の

フローチャート

形態分類と

適応とならない

症例

適正な患者の

選択

ヘルニコア投与

前の確認事項

インフォームド

コンセント

投与時

副作用

安全性情報・

臨床成績

参考文献

参考症例

参考症例

Case�7 ��背景因子�Pfirrmann�Grade3:62歳�男性�L4/L5患者の背景因子.Pfirrmann分類がGrade3の症例を紹介します。

Axial T2 FSE

Sagittal T2 FSE

投与前 投与後 13週 投与後 52週 投与後 63ヶ月※

時点椎間板高 後方開大

角度(°)

椎体のすべり

(mm)

Modic分類Pfirrmann

分類ODI

(%)SF-36

(PCS)SLRテスト高さ 変化率

(%) Type1 Type2 Type3

治験薬投与前 0.27 ー -1.48 2.35 なし なし なし GradeⅢ 48 7 陽性

治験最終評価時§ 0.26 -3.7 4.30 2.03 なし なし なし GradeⅢ 2* 54* 陰性

来院調査時※ 0.27 0.0 5.06 2.99 なし なし なし ー 2 ー ー

§:投与後52週、*:投与後13週、※:長期予後調査

58

Page 2: Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5 患者の背景因子.Pfirrmann分類がGrade3の症例を紹介します。Axial

Case�8 ��本剤投与後のヘルニア摘出術あり:65歳�男性�L5/S1本剤投与後、約3か月(82日)で投与部位のヘルニア摘出術を受けた、50歳以上の症例を紹介します。

経過

1Day コンコリアーゼ1.25U.1mL投与。

63Day Modic.Type1発現。症状の悪化等はみられないが改善せず。治験中止。

82Day 投与高位L5/S1に対するヘルニア摘出術実施。

66Month 画像上の腰椎不安定性なし。臨床症状の発現なし。

Axial T2 FSE lateral lumbar x-ray

Sagittal T2 FSE lateral lumbar x-ray

投与前 投与後63日(治験中止) 投与後 66ヶ月※

伸展位

屈曲位

時点椎間板高 後方開大

角度(°)

椎体のすべり

(mm)

Modic分類Pfirrmann

分類ODI

(%)SF-36

(PCS)SLRテスト高さ 変化率

(%) Type1 Type2 Type3

治験薬投与前 0.29 ー 7.03 0.72 なし なし なし GradeⅡ 52 11 陽性

治験最終評価時+ 0.21 -27.6 3.52 0.50 なし なし なし GradeⅢ 28 17 陰性

来院調査時※ 0.21 -27.6 3.45 0.85 なし なし なし ー 4 ー ー

+:中止時(投与後63日)、※:長期予後調査

59

Page 3: Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5 患者の背景因子.Pfirrmann分類がGrade3の症例を紹介します。Axial
Page 4: Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5...Case 7 背景因子 Pfirrmann Grade3:62歳 男性 L4/L5 患者の背景因子.Pfirrmann分類がGrade3の症例を紹介します。Axial

日本標準商品分類番号 873999

IHER027-(19I-6.0)D42019年9月作成

製造販売元発売元

【禁 忌】(次の患者には投与しないこと)1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者2.急性の両下肢麻痺や膀胱直腸障害を呈する馬尾障害のある患者 [緊急手術が必要とされるため、本剤の投与は適さない。]3.骨軟骨異形成症による症状又は脊柱の弯曲がある患者 [症状の悪化や腰椎不安定性が強まるおそれがある。]

適正使用ガイド

浜松医科大学 整形外科学 教授

松山 幸弘防衛医科大学校 整形外科学 教授

千葉 一裕

名古屋大学 整形外科学 名誉教授

岩田 久

〈監 修〉

〈総監修〉