機械設計学(第5回)3.2.4 脆性材料の破損 3.2.5 応力集中 3.3.1 材料の S ー N...
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第3章 機械設計と材料工学 3.2.2 破損理論 3.2.3 延性金属材料の破損 3.2.4 脆性材料の破損 3.2.5 応力集中 3.3.1 材料の S ー N 線図と・・・ 3.3.2 有限寿命設計 3.3.3 疲労寿命設計(耐久設計) 3.3.4 累積損傷則
(pp.49 ー 53 & pp. 56 ー 61)
機械設計学(第5回)
本日の予定
3.2.2 破損理論(p.49)
破損則
主なものは3つ(種々の説あり) → 決定版がない!
(1) 最大主応力説
σ eq =σ 1 ∨σ 2 =σ x −σ y
2±
σ x +σ y
2⎛⎝⎜
⎞⎠⎟
2
+τ xy2
(2) 最大せん断応力説τ eq =
σ 1 −σ 2
2=
σ x +σ y
2⎛⎝⎜
⎞⎠⎟
2
+τ xy2
(3) せん断ひずみエネルギ説σ eq = σ 1
2 −σ 1σ 2 +σ 22 = σ x
2 −σ xσ y +σ y2 + 3τ xy
2
あるいはσ eq = σ 1 −σ 2
= σ x +σ y( )2 + 4τ xy2
3.2.2 破損理論(p.49)
破損則
主なものは3つ(種々の説あり) → 決定版がない!
(1) 最大主応力説
σ eq =σ 1 ∨σ 2 =σ x −σ y
2±
σ x +σ y
2⎛⎝⎜
⎞⎠⎟
2
+τ xy2
(2) 最大せん断応力説τ eq =
σ 1 −σ 2
2=
σ x +σ y
2⎛⎝⎜
⎞⎠⎟
2
+τ xy2
(3) せん断ひずみエネルギ説σ eq = σ 1
2 −σ 1σ 2 +σ 22 = σ x
2 −σ xσ y +σ y2 + 3τ xy
2
あるいはσ eq = σ 1 −σ 2
= σ x +σ y( )2 + 4τ xy2
図 3.21(p.51)
最大せん断応力説は最も安全側
非破損領域
破損則の使い分け
延性材 最大せん断応力説 (せん断ひずみエネルギ説)
脆性材 最大主応力説
3.2.5 応力集中(p.52)
一定負荷の下での応力分布は形状に依存
形状の急激な変化(孔,溝,段,切欠きなど)は高い応力を生む
加工面粗さは微視的な切欠き効果を持つ
図 3.23
弾性論(現実:光弾性法,ひずみゲージ法,グリッド法,脆性皮膜法 / FEM)で
応力集中係数 α
α =σmax
σ 0
, α =τmaxτ 0
軽減策(p.53 l.16 ~)
3.3.1 材料のS-N・・・(p.56)
疲 労
繰り返し負荷を受けると低い応力でも破壊する
図 3.27 図 3.28
図 3.26
材料屋さんは片対数設計屋さんは両対数
有限寿命設計と疲労限度設計
図 3.30
σW設計寿命
有限寿命設計の材料強度
疲労限度設計の材料強度
線の引き方は規格に従って(JSME S 002-1994)
スキャッタファクタ
平均応力の影響
図 3.26
図 3.29
Steel
Aluminum
σW
どこへ向けて引く?
変動負荷の取り扱い
線形累積損傷則
図 3.31
破壊しない条件niNii=1
t
∑ < 1 (3.41 rev.)
load spectrumの解析へ
次回の予定
第3章 機械設計と材料工学 3.2.1 機械設計と材料選択 (2) 材料の選択 3.1.2 機械的(力学的)性質 3.1.3 各種機械材料 3.2.6 破壊力学の基礎と・・・ 3.3.5 疲労き裂進展則 3.3.6 損傷許容設計(pp.26 ー 46, pp.53 ー 56, & pp.61 ー 63)