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高砂熱学グループ中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!”

2016年11月17日

Copyright© 2016 Takasago Thermal Engineering Co., Ltd.

目次

Ⅰ.中期経営計画“iNnovate on 2016” の振り返り P.2

Ⅱ.新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!” の概要 P.6

1

Ⅰ.中期経営計画“iNnovate on 2016”の振り返り

2


業績の推移Ⅰ.中期経営計画“iNnovate on 2016”の振り返り

217,482

243,376

214,215 209,298 213,175 215,464

248,430 237,389

243,582 251,291

6,549 6,180

8,161

6,438 5,910

6,695

4,760

9,109 8,582

10,602

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

連結売上高(左軸) 連結経常利益（右軸）

経常利益目標

前倒し達成

3か年中期経営計画（2005～2007）



長期経営構想“GReeN PR!DE 100”

（2014～2023）

中期経営計画“iNnovate on 2016”

（2014～2016）

売上高・経常利益いずれも今世紀最高を更新中期経営計画“iNnovate on 2016”経常利益目標前倒し達成

(百万円)(百万円)

3


数値目標

（億円）

2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

実績実績実績目標(注) 期初予想

受注高 2,642 2,556 2,653 3,000 2,630

売上高 2,373 2,435 2,512 2,930 2,570

経常利益 91 85 106 100 103

2,930

2,373 2,435 2,512 2,570

0

1,000

2,000

3,000

2013 2014 2015 2016

(億円) 売上高

目標実績(2016年度予想)

100 91

85

106 103

0

20

40

60

80

100

120

2013 2014 2015 2016

(億円) 経常利益

目標実績(2016年度予想)

受注高・売上高目標は未達ながらも経常利益目標は達成の見込み

4


(注) 2014年２月長期ビジョン策定時目標


重点テーマの達成状況

重点テーマ成果

施工現場力の強化早期施工計画・業務工程表に基づく先を見据えた現場運営が定着ITを活用した業務の効率化・高度化・標準化はまだ余地あり

営業現場力の強化顧客満足度の向上を狙ったセールスエンジニアリング活動・CRM活動を展開マーケティング機能強化により新たな視点での営業戦略が求められる

人財育成・人事制度の改革教育施設を活用した現場代理人の育成を実践柔軟な人事制度構築による多様な人財の採用へ

新事業領域開発の推進新事業の検討、新商品の開発は継続実施市場・顧客ニーズを掘り起こし、事業化を推進する仕組み・体制構築、人財拡充が課題IoT、AIを活用した新サービス創造に向けた基盤構築、外部連携、人財拡充が課題

国内グループ経営の強化丸誠と高砂エンジニアリングサービスの統合が完了グループ全体の最適化・効率化、シナジー発揮に向けた仕組み構築へ

グローバル化の推進グローバル化推進の一環として、メキシコ現地法人の設立、ICLEAN社の業務資本提携等を実施現地法人の経営管理体制強化、収益安定化が課題

グループ挙げての取り組みにより成果を上げる

5


Ⅱ.新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!” の概要

6


人の和と創意で社会に貢献

社是

1．最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する2．全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する3．人材育成と人間尊重を基本として人の和と品性を高揚する

経営理念

顧客の期待に応え信頼・信用され続ける企業グループグローバル市場で存在感を認められる環境企業地球環境に貢献する環境ソリューションプロフェッショナル

長期ビジョン

Ⅱ.新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!”の概要

社是･経営理念･長期ビジョン

7


“iNnovate on 2019 just move on!”の位置づけ

「邁進 14-16」

2017年度2011年度 2023年度2014年度

第2･第3の事業の柱を創造

空調工事を核とした総合設備工事業への飛躍


長期経営構想 “GReeN PR!DE 100”（2014～2023）


（2017～2019）

2020年度


（2014～2016）

変革の基礎づくり成長に向けた変革の断行

夢の実現と更なるステップへ

2023年の創立100周年に向けた長期経営構想“GReeN PR!DE 100”の第2ステップとして、「成長に向けた変革の断行」を

スローガンとした新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!” （2017年度～2019年度）を策定

8



グループの目指す未来

設備工事

コンセッションへの

参画

エネルギー・ユーティリティ供給

エネルギーマネジメントの拡大

設備総合管理

時間

領域

（※) FM：施設・環境の企画管理 PM：不動産管理

環境エンジニアリングにより脱炭素社会に向けて世界に貢献


現状の設備工事を起点に、FM・PM領域への進出、新たな領域の開拓を通じ、より社会に貢献する企業への進化を目指す

IoT、AI等を活用したサービス

FM・PM※領域

新規領域

9


工事主体から、工事+ソリューションのハイブリッド型ビジネスへの転換

FM（ファシリティマネジメント）・PM（プロパティマネジメント）事業の拡大

設備工事

メンテナンスリニューアル

グループの目指すべき方向性

FM（ファシリティマネジメント）：施設・環境の企画管理

PM（プロパティマネジメント）：不動産管理

高砂熱学グループの強み

•優良竣工物件•優良顧客基盤•環境エンジニアリング技術•ビルライフサイクル全般のカバー体制

＋

情報処理プラットフォームづくり

•建物データの一元管理化、グループ間共有

工事とソリューションのハイブリッドビジネス

•設備工事からFM･PM事業への展開• FM･PM事業からメンテナンス･リニューアルの取込み•情報処理プラットフォームを活かした新サービスの創造

10

TTE-BIM*（仮）Takasago SmartPlatform（仮）

設計支援･施工支援システムシステム制御プラットフォーム

TTE-BIM

設計支援

施工支援

Takasago SmartPlatform

システム制御

ビッグデータ集約･分析･活用

ビッグデータ集約･分析･活用

*TTE-BIM ：高砂熱学グループ独自のビルディング･インフォメーション･モデリング



新事業・新サービスを生みだす仕組み

イノベーションセンター

マーケティング、研究開発、インキュベーション機能の一体化による事業創造推進

→ 「イノベーションセンター」の設立

グループ一丸となって新事業を推進するための社内情報連携・協働体制の構築

11

イノベーションセンターの取り組み

マーケティング機能の整備これまでにない市場・顧客ニーズの掘り起こす仕組み･体制の構築

先端技術に係る研究開発機能の強化新サービス創造、迅速な技術開発に向けたオープンイノベーションの推進

インキュベーション機能の整備事業化を推進する仕組み･体制の構築

ＦＭ・ＰＭ事業との連携工事とソリューションを融合したハイブリッド型ビジネスの確立



基本方針、重点課題、重点取組事項Ⅱ.新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!”の概要

「利益重視の徹底」「グループ総合力の発揮」の基本方針の下に、6つの重点課題に対して8つの重点取組事項を推進

基本方針

グループ総合力の発揮利益重視の徹底

重点課題

稼ぐ力の強化

グループシナジーの発揮

国際事業の収益安定化

柱となる新事業の構築

社員の活力向上

業務の革新

重点取組事項

現場力の強靭化

グループ連携の強化

国際事業の再構築

非請負・非下請工事業への進出

新サービスの創造

ワークライフバランスを実現する職場環境の構築

多様な人財の育成

変革への投資と経営基盤の強化（M&A等を含む）

12


重点取組事項と事業別・経営基盤強化の取り組みⅡ.新中期経営計画“iNnovate on 2019 just move on!”の概要

重点取組事項に対する事業別・経営基盤強化の取り組み

重点取組事項

現場力の強靭化

グループ連携の強化

国際事業の再構築

非請負・非下請工事業への進出

新サービスの創造

ワークライフバランスを実現する職場環境の構築

多様な人財の育成

変革への投資と経営基盤の強化（M&A等を含む）

事業別・経営基盤強化の取り組み

技術力・営業力の強化

IT基盤を活用した新サービスの創造

新たなビジネスモデルの展開

国際事業の経営基盤安定化

海外における事業領域の拡大

グループ一体経営の強化

グループシナジーを通じた新事業・新商品の創造

グループ機能の海外展開

従業員満足度の向上

グループ総合力強化

業務高度化のためのIT基盤の構築

新サービス創造のためのIT基盤の構築

新事業を生みだす仕組みの構築

経営管理・現業支援の強化

高砂熱学工業単体（国内）

国内グループ

海外グループ

経営基盤強化

人財

IT

組織仕組み

13


投資戦略･財務戦略

投資テーマ予定金額（億円）

M&A

350

グローバル化の加速

情報処理プラットフォーム等のIT基盤強化

新事業の創造推進

経営基盤強化

テーマ内容

キャッシュフローの増大成長に向けた投資資金を確保するため、工事収支の向上等により営業キャッシュフローの増大を図る

併せて、保有資産の有効活用（政策保有株式の売却等）を図る

財務規律の維持健全な自己資本比率の維持を図りながら、借入等の資金調達は低利かつ抑制的に実施する

積極的な株主還元

収益性と資本効率性を高めつつ、連結純資産配当率（DOE）2%をベースとして、中長期的に安定した株主配当を実施する

総還元性向を意識し、自己株式取得を含めた株主還元を推進する

投資戦略－成長に向けた投資として、5つのテーマに対して3年間で350億円の投資

財務戦略－成長に向けた投資を実践し、資本効率性の向上を図る

14

M&Aグローバル化の

加速

情報処理プラット

フォーム等のIT

基盤強化

新事業の

創造推進

経営基盤強化

投資配分イメージ



数値目標

（億円）

2015年度 2016年度 2019年度 2023年度

実績目標(注) 期初予想目標目標(注)

売上高 2,512 2,930 2,570 3,400 4,000

経常利益 106 100 103 135 150

2,512 2,570

3,400

4,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

2015実績 2016予想 2019目標 2023目標

(億円) 売上高

106 103

135 150

0

50

100

150

200

2015実績 2016予想 2019目標 2023目標

(億円) 経常利益

15


(注) 2014年２月長期ビジョン策定時目標


この資料に掲載してある将来予測に関する情報は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいています。

このため、実際の結果と大きく異なったり、予告なしに変更される可能性がありますので、あらかじめ御了承ください。

IRに関するお問い合わせ先

将来予測に関する注意事項

高砂熱学工業株式会社

経営管理本部総務人事部広報室中村、齊藤

〒160-0022 東京都新宿区新宿6丁目27番30号新宿イーストサイドスクエア12階

TEL：03-6369-8212

FAX：03-6369-9103

メールアドレス：[email protected]

：[email protected]

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