進交会報 第79号 表1-4 · 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111 演奏...

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第79号 平成25年10月 143 62 43 13 30 29 20 12 2 2 67 発 行 所 一般社団法人 進 交 会 〒231-0012 横浜市中区相生町6丁目111 電 話 045-681-6575 FAX 045-681-6585 メールアドレス [email protected] ホームページ http://homepage3.nifty.com/ shinkoukai/ 目  次 2 ~ 5 アジアで活躍 6 ~ 9 支部だより、同期会 10~11 市大だより 12~13 市大部活、OB会 14~15 Y校だより 16~19 Y校部活、OB会 20~23 Y校同期会ほか インターンシップで訪れた山田さん(前列右端)と焦さん(同左から3人目)の2人の市大生 を囲んで開かれた上海支部情報交換会。後列右端が郁さん、その隣りが岡崎さん =2013年8月27日、上海市の永興餐庁

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Page 1: 進交会報 第79号 表1-4 · 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111 演奏 石川勝とフレンズ(y校昭31卒) スイングジャズ演奏をお楽しみ下さい。

第79号平成25年10月〈1〉

2013年4月1日、中国・上海市で進

交会上海支部が発足しました。進交会とし

ての本格的な海外支部の誕生は初めてです。

4月1日現在の登録会員数43人、支部長は

郁いく

偉い

さん(市大商昭62卒、矢吹ゼミ)で、日

系企業を主な対象とした経営コンサルティ

ング会社を上海で営んでいます。3カ月ご

とに会合を開いて会員同士の情報交換をす

るなど親睦を深める一方、会員が経営する

会社で学生のインターンシップに協力する

ことを決め、8月には市大生2人を受け入

れるなど、すでに活発な活動を行っていま

す。メ

ンバー43人の内訳は、中国人卒業生13

人、日本人卒業生30人。現在上海に在住し

ている人は29人で、その他は日本に帰国し

たり、中国の他の地方駐在やシンガポール

へ転勤した人たちも含まれています。中国

人はすべて自費留学で市大を卒業し、上海

で就職したり事業展開している人たちです。

3カ月に一度、上海永興レストランで情

報交換会を開き、いつも20人前後の会員が

参加しています。日本に帰

国した人も駆けつけてくれ

ることがあり、市大の近況

や横浜市のこと、中国で今

起きていることなどを話し

合い、毎回盛況です。

今夏、学生のインターン

シップを受け入れたのは、

郁偉さんが経営するコンサ

ルティング会社・上海良図

商務諮詢有限公司と同じ会

員の三嶌晴志さんが財務部

長を務める旭化成(中国)

投資有限公司。8月12日か

ら4週間、山田優未さん(国

際総合科学科国際教養学系

国際文化創造コース2年)

と焦培曄さん(同科経営科

学系会計学コース2年)の

市大生2人が訪れて実習し

ました。

                   

田中克子氏が

市大理事長に

2013年4月1

日付で、横浜市大の

理事長に田中克子氏

(67)が就任しまし

た。本多常高前理事

長の任期満了に伴う

ものです。また田中氏は、6月に開かれた進

交会理事会で顧問に推挙され就任しました。

田中氏は1976年、横浜市に採用。こ

れまで栄区長、福祉局長、市民局長、市大

理事兼事務局長などを歴任してきました。

発 行 所一般社団法人 進 交 会〒231-0012 横浜市中区相生町6丁目111電 話 045-681-6575FAX 045-681-6585メールアドレス [email protected]ホームページ http://homepage3.nifty.com/

shinkoukai/

目  次

2 ~ 5 アジアで活躍 6 ~ 9 支部だより、同期会 10 ~11 市大だより 12 ~13 市大部活、OB会 14 ~15 Y校だより 16 ~19 Y校部活、OB会 20 ~23 Y校同期会ほか

上海支部が発足

上海支部が発足進交会初の

海外支部

インターンシップで訪れた山田さん(前列右端)と焦さん(同左から3人目)の2人の市大生を囲んで開かれた上海支部情報交換会。後列右端が郁さん、その隣りが岡崎さん=2013年8月27日、上海市の永興餐庁

(2面に続く)

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〈2〉

昨年7月、郁偉さんが名古屋支部の総

会に出席した際、「グローバルな人材を育

成するため、市大生に中国で実習する機

会を作ってみたらどうか」と提案。キャ

リア支援室との話がとんとん拍子で進み、

6月19日に大学側とインターンシップ協

定を結びました。来年以降も協力企業に

呼びかけて、学生の希望にこたえていく

考えです。

支部発足の母体となったのは、上海O

B会の存在です。2009年まで公認会

計士として上海に駐在していた岡崎隆造

さん(昭51卒、吉井ゼミ)が、たまたま

上海のフリーペーパーで市大商学部を卒

業した董唯誠さん(平3卒、川上ゼミ)

が紹介されている記事を読んで連絡を取

り、董さんの友人だった郁偉さんと3人

で2006年ごろに立ち上げました。董

さんはもともと上海人で、日本語テスト

会社などを経営しています。3人で定期

的に情報交換会を開いているうちに、市

大出身者の輪が少しずつ広がり、現在の

規模にまで拡大したということです。会

員名簿は、進交会ホームページに掲載し

ています。

 

上海支部の連絡先は次の通り。

 

上海良図商務諮詢有限公司CEO

郁いく

偉い

住所:上海市延安西路726号

   

華敏翰尊国際19B

☎021-

62511999(代表)

 

021-

52392563(Dial In

恒例の懇親会を開く

2013年7月6日(土)午後6時半

から、永興餐庁(復興中路626弄1号)

で恒例の進交会上海支部の懇親会を開催

しました=写真。

上海在住の郁さん、仲澤さん、中本さ

ん、金さん、劉さん、岡野さん、藤沢さ

ん、小金さん、川内谷(佑)、川内谷(優)

の他、日本から川内克忠先生(元横浜市

大商学部長、商法担当、現横浜市代表監

査委員、横浜市大名誉教授)、岡崎さんが

特別参加。広州からは石川さん、また蘇

州から滝川さんが駆けつけてくれ、楽し

くにぎやかな

会となりまし

た。毎

回会場と

している永興

餐庁は、地元

上海人にはい

わずと知れた

家庭料理を

リーズナブル

に提供する老

「隠れ家レ

ストラン」。今

回、中国を初

めて訪れた川

内先生は、ク

ラゲやアヒルの料理が珍しかったご様子。

皆で紹興酒で乾杯しました。

川内先生は上海支部の懇親会に若い世

代が積極的に参加していること、郁さん

や三嶌さんの協力の下、市大との間に学

生のインターンシップ制度が確実に始動

していることなどを大変評価され、驚き

と激励の言葉をくださいました。

今後も進交会上海支部が私たち自身に

とっても、また未来の横浜市大にとって

も有意義なものとなるように、支部会員

が一丸となってますます盛り上げていき

ましょう。 

    (川内谷優子・記)

ドイツ文化研究部OB有志の集まり

「独研会」を2013年2月、インドネシ

アのバリ島で開催しました。ともにOB

の城田実(文理47卒)、恵美子(文理46

卒)夫妻が、バリ島の州都デンパサール

日本総領事として赴任中であることから

実現したものです。日本から8人のメン

バーが参加し、2月9日に総領事邸を訪

問し、2人から厚いもてなしを受けまし

た。学生時代の古い写真や活動発表誌で

当時を懐かしむとともに、夜遅くまで現

在の国際関係などに議論が沸騰、そして

最後は邸内に市大の校歌が高らかに響き

渡りました。

城田夫妻の案内で、通常のツアーでは

経験できない場所への観光や買い物を楽

しみました。ウブトにあるサレン・アグ

ン宮殿には、一般観光客は6区画のうち

2区画しか入れませんが、王宮当主との

会見の間なども含め私たちだけが広く見

学できました。また、日本でも展示会を

行う(高島屋ほか)ことで知られるネッ

クレス、指輪など銀装飾品デザイナーの

ルニー夫人と総領事夫妻が懇意であるこ

バリ島で念願の懇親会を開催

   

〜独研仲間の交流は40年の歳月を超えて〜

中村

隆俊(市大商昭49卒)

横浜市大同窓会のお知らせ第13回同窓会が下記の要領で開かれます。奮ってご参加ください。

開催日時 平成25年11月1日(金) 受け付け 午後5時半からパーティー 午後6時から 会費10,000円場所 横浜ロイヤルパークホテル 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111演奏 石川勝とフレンズ(Y校昭31卒) スイングジャズ演奏をお楽しみ下さい。問い合わせ 横浜市立大学同窓会事務局 〒231-0012 横浜市中区相生町6-111 進交会館6F ☎045(681)6575

(1面から続く)

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第79号進 交 会 報〈3〉 平成25年10月

とから、そのミュージアムの案内を夫人

自らが買って出てくれ、応接施設で歓待

を受けました。

定番料理のナシ・チャンプル(ご飯の

まわりに肉・魚・野菜)、ミー・ゴレン

(インドネシア風焼きそば)はもちろん、

事前予約が必要で一般観光客は本物をな

かなか食べられないベベ・ブトゥトゥ(ダ

ック料理)やバビ・グリン(豚を丸ごと

回しながら火であぶり、カラカラにした

皮と肉)など、バリ島の珍しくおいしい

料理を堪能することもできました。

素晴らしいバリ島独研会でしたが、何

より市大を縁とする時を越えた仲間の存

在があり、そのありがたさをしみじみと

実感する機会になりました。

インドネシアにはジャカルタに大使館、

デンパサールとスラバヤ及びメダンに総

領事館があり、デンパサール総領事館は

バリ州、西ヌサトゥンガラ州、東ヌサト

ゥンガラ州を管轄しています。総領事で

ある城田さんのもと、スタッフ22人(う

ち日本人7人)が勤務しており、今年10

月にはAPEC首脳会議が予定されるな

ど、国際的にも重要拠点です。城田さん

は当地は2度目の勤務で、現在2年目。直

前はメダン総領事を務めた外務省きって

のインドネシア通。インドネシア語を自

由に操り、日本の総理大臣とインドネシ

ア・スハルト大統領との会談通訳を任さ

れたことがあります。

◇  

◇  

金沢八景キャンパスの一番左奥に、戦

前からの古い建物群があったのをご存知

でしょうか。文系の部室棟で、その一室

に「ドイツ文化研究部」(通称独研)があ

りました。当時ドイツ語は第二外国語の

メーンであり、ドイツに興味を持つ多く

の学生が毎年独研に入部していました。

部活動はドイツ語会話、経済、思想(哲

学)、文学、ナチスといった分科会から構

成され、大学祭での発表、仮装行列への

参加のほか、早慶など他の大学との交流

も活発に行っていました。

独研の歴史はかなり古いものですが、

昭和45年当時在学していたメンバーが中

心になり、有志OB懇親会「独研会」と

して今も親しく交わりを続けています。

そう、安保の年でしたが大学紛争は下火

に向かい、大阪万博が開催され、三島由

紀夫が割腹自殺した頃の仲間たちです。

部室を訪れると分科会活動とは別に政治、

青年としての生き方、片思いの恋、貧し

い下宿生活やバイトを語り合い、時には

マージャンも…。部室にはガリ版印刷用

具一式があって、年1回活版印刷による

活動発表誌「TANNE」(ドイツ語で

「樅」)を発行していました。

それから40年以上が経過し、社会人と

しての生活がほぼ一段落したこともあり、

毎年秋に「独研会」を開催しています。会

場は便の良い東京駅近辺ですが、兵庫県

や愛知県から新幹線で駆けつけたり、海

外在留中でたまたま一時帰国中というメ

ンバーの飛び入り参加もあったりして、

↙総領事邸の応接室で記念撮影。

後列右から4、5人目が城田総領事夫妻

テガラランの美しい棚田が一望に眺められるレスト

ランで、トロピカルドリンクを飲みながら休憩

毎回10〜15人が出席します。

定年退職して古代史を研究中の人、会

社でまだ奮闘中の人(例えば文理46卒・

ニチレイ会長浦野光人氏)、ドイツのフラ

イブルク大現役学生、生きがいは100

キロマラソンの人等々、顔ぶれは多彩で

す。皆髪の毛や風貌に若干の変化はある

ものの、ひと度会えば直ちに40年前にタ

イムスリップし、あの頃の思い出話に始

まり、熱い意見交換で時間が経つのを忘

れてしまうほどです。そして会の最後は

いつも、市大校歌とドイツ語で歌うドイ

ツリート野バラで締め括られます。出席

できなかったメンバーには写真付きメー

ルで当日の様子がすぐに報告され、一体

感が継続的に保たれています。

この独研会、今後も回を重ねますが「今

年の秋は久々に大学キャンパスを訪問し

よう」との話が盛り上がっているところ

です。

〈現在の独研会メンバー〉

 

…名字の後の﹇ 

﹈内は旧姓

◇昭45卒=新井貴(商)、川島修(商)

◇昭46卒=太田勝道(商)、熊田恒雄(商)、

坂下正博(商)、作田正道(商)、竹山茂樹

(商)、蓮沼利晃(商)、浦野光人(文理)、

城田﹇平田﹈恵美子(文理)

◇昭47卒=板橋義夫(商)、小西正治(商)、

杉浦康司(商)、阿部健一(文理)、甲斐淳

(文理)、城田実(文理)、松沢正(文理)

◇昭49卒=中村隆俊(商)、湯川篤(商)、渡

部修二(商)、阿部﹇井上﹈康子(文理)、竹

山﹇鈴木﹈英代(文理)、谷川久夫(文理)

◇昭53卒=雨宮文明(医)

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〈4〉

カンボジアに暮らして、今年(2013

年)で14年になります。カンボジアと聞

くと、いまだに「地雷・内戦・貧困」と

いうマイナスなイメージを持っている人

が多いようですが、最近のカンボジアは

世界各国から、ミャンマーやベトナム同

様に中国に代わる新たな投資先として注

目されている国であり、実際に日本企業

のここ数年の進出も目覚ましいものがあ

ります。カンボジア日本人商工会の企業

数もこの2年ほどで急激

に増え、日系の銀行も進

出、2014年にはイオン

ショッピングモールが首

都プノンペンにオープン

予定です。町には高級車が

走り、土地の価格も急激に

高騰し、都市部の住民は

「バブル生活」を謳歌して

いるように感じます。14年

前からこの国で暮らし、現

地で会社を起こし、ビジネ

スを通してこの国の急激

な変化を体感してきたと

いう経験は、これからます

ます注目されるアジアの

中で生きていくうえで、大

きな財産となっていると

感じています。

私は2004年、カンボ

ジアのシェムリアップと

いう世界遺産・アンコールワットがある

町で単身、起業しました。もともとは日本

語教師として1999年にこの町に赴任

してきたのですが、仕事がなく日々の生

活に困窮している人たちを見る中で、こ

の国にとって必要なことは物資を支援す

ることよりも、働く場所や自立できる環

境の整備ではないかと感じ、会社を作る

ことを通してこの国に貢献したいと思っ

たからです。

内戦後の総選挙が終わり、少しずつ治

安が回復し観光客も増えてきた時期でし

たので、観光業に関わる仕事で起業でき

ればと思い、カンボジアメードの手作り

土産を作ることにしました。今では「アン

コールクッキー」というアンコールワッ

トをかたどったクッキーを中心に、カン

ボジアで収穫できるカシューナッツやバ

ナナなどを使った製菓を製造、販売して

います。自社店舗では自社製品のクッ

キーやチップスをはじめ、カンボジア産

のコーヒーやコショウ、お茶など食品を

中心に販売しています。客層は、観光に

訪れる日本人を中心とした外国人がメー

ンなので、店舗でのサービスや工房での

衛生管理などは外国人客に満足してもら

えるレベルを維持しています。

「カンボジアで会社を経営していくの

に大切なことは何でしょうか」という質

問を、よくされます。それにはいつも「日

本人の常識で物事を見ないこと」と答え

ています。「日本だったらこうなのに…」

「日本人だったらこうするのに…」と、日

本からやってきた人が言うのをよく耳に

しますが、ここカンボジアは日本ではあ

りません。日本の常識は、そのまま通用

しないのです。

私も会社を始めたころ、昼休みにクッ

キーの製造台の上で気持ちよさそうに昼

寝をしているスタッフを見て大声をあげ

たことがあります。風通しが良くて涼し

いから台の上で寝ていたとのこと。私に

は食品を置く場所に足をのせることは信

じられないことでしたが、テーブルでは

なく床に食器を置いて食事をする彼らの

文化の中には食事をする場所には足をの

せてはいけないという意識はなかったの

小島

幸子(こじま

さちこ)

群馬県出身。1996年、市大商学部経

営学科卒業。

2004年4月、カンボジア・シェムリ

アップ州でA

NGK

OR CO

OKIES Co.Ltd

を設立。ブランド名は「マダムサチコ」。

コーヒーやクッキー、ハス茶などを販売。

アンコールクッキーはカンボジア土産の

定番となっている。

「日経ウーマンオブザイヤー2008」

キャリアクリエイト部門1位を受賞。

URL http://w

ww.angkorcookies.com

http://www.youtube.com/watch?v=f_U2iidq2zs

小島 幸子(市大商平8卒)

    

アジアでアジア人として生きる

アジアでアジア人として生きる

    

カンボジアのクッキー工場を起業

笑顔のカンボジア人従業員らと小島さん(中央)

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第79号進 交 会 報〈5〉 平成25年10月

です。日本人の私にはあり得ないことで

も、彼らにとっては当たり前のこととい

うのがよくありました。もちろん製造台

が昼休みには昼寝台になったら困ります

ので、一つひとつ社内のルールを細かく

作っていくことが大切なのだと感じまし

た。時間を守らないというのもよく聞き

ますが、時間を守らなくてはいけないと

いう習慣がないのですから仕方がないこ

とですね。もちろん弊社では遅刻は厳禁

で、会社のルールとして徹底しています。

カンボジアで生きる中で、日本人の持

つ高い倫理観は大変優れていて、世界の

中でも特異だと感じています。ただ「郷

に入れば郷に従え」で、その国にはその

国の価値観や文化があり、その中で異国

から来た人間が働かせてもらっているの

だという意識を忘れてはいけないし、と

もに生きていくという気持ちが大切だと

思うのです。

現在社内では、現地スタッフを中心に

ボランティア活動をしています。製造過程

で破損してしまったクッキーを、小学校や

孤児院に出向き子供たちに配布していま

す。弊社のスタッフは地方の農村から出て

きた女性がほとんどで、10年近く働いてく

れている人も多くいます。田舎から出てき

た彼らが仕事を得て自立し、生活ができ

るようになり自信にあふれた顔で、「努力

すれば成功できる。頑張ることは大切だ」

ということをクッキーを配りながら子供

たちに語ってくれています。農村から一人

で出て来て自立するまでに至った彼らの

存在こそが、私の誇りです。「生きること

は素晴らしい」と、彼らに教えてもらいま

した。このカンボジアの地で、ともに成長

し生きていけることが何よりの幸せであ

り、これからも彼らと一緒に成長し続けて

いきたいと思っています。

アンコールワット遺跡の前で、商品のクッキーを掲げて

皆初めて飛行機に乗り、海辺までの社員旅行を楽しんだ

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〈6〉

◇近畿進交会

会長 

植田

美夫(市大商昭34卒)

平成24年度「近畿進交会の集い」は10

月6日、大阪天満橋のキャッスルホテル

で、秋谷理事長、出原事務局長ご来席の

もと、家族会員を含めて66人の会員が集

まり開催されました。今回は近畿進交会

発足初年度の記念すべき集いだったため、

懇親会では内山先生によるギターの演奏、

会員の北川三晃さん・中田邦政さんによ

る歌唱披露など、盛りだくさんな内容で

終始盛り上がりました。

また昨年から平成年度卒業生を対象に

「近畿進交会若人の集い」を別途開催し、

若い方々への啓蒙運動を新たに展開する

ことにしました。(本年以降も継続開催す

る)平

成25年度の「近畿進交会の集い」は

11月16日(土)正午から、同じく大阪

キャッスルホテルで開催の予定。機関紙

「しんこう」は本年も3回発行し、進交会

ホームページにも掲載しています。ゴル

フ同好会・テニス同好会は年2回開催。

事務局 

泉善高(市大商昭44卒)

〒573-

0095

枚方市翠香園町22-

☎072-

841-

0029

◇北海道支部

中村

信義(市大商昭49卒)

北海道支部の平成24年度例会は12月1

日(土)、センチュリーロイヤルホテルで

開催しました。札幌をはじめ旭川、富良

野など遠方からの参加もあり、総勢22人

でおおいに盛り上がりました。

今でも現役の観光サービスコンサルタ

ントで最年長の松原太郎さん(Y専昭15

卒)による恒例のクイズ「知って愉しい

北海道の話題あれこれ」に始まり、大先

輩の柿本胤二さん(Y専昭18卒)など、出

席された皆さんの近況報告が行われまし

た。2時間余りでしたが、和気あいあい、

楽しい時間を過ごしました。

支部としての活動は年1回の例会だけ

ですが、全道各地に110人余の会員が

います。今年も11月最後の土曜日に例会

の開催を予定していますので、ぜひ奮っ

てご参加いただきたいと思っています。

連絡先 

中村信義 

〒001-

0027

札幌市北区27条西16丁目5番10号

(勤務先)☎011-

261-

5502

◇宮城支部

支部長 

吉田

格(市大商昭41卒)

平成24年度例会は前年と同じホテルJ

ALシティの「和旬楽」で平成24年11月

10日(土)、11人の会員が参加して開催さ

れました。本部から出原事務局長が出席

され、進交会の現状、横浜市大の状況な

どを話され、全員久しぶりに横浜、学生

時代の郷愁を感じて拝聴しました。

今回は、前年出席のNEC紙屋司氏が

同僚後輩の佐藤正人氏(市大商昭62卒)

を紹介。新しいメンバーが増えて開催さ

れました。各人の情報が会の維持に大事

なことの証でした。一昨年は3・11大震

災に遭遇。会員各自においてもかなりの

被害を被り、後処理にまだ追われている

会員もいます。被災地全体を見ても復興

の足取りは遅く、政治のもどかしさが感

じられます。

例会への出席会員が限定されるなか、

新しい会員の参加もみられるので、懇親

の場ではお互いに人脈、情報をとって新

しい会員、特に若い人の発掘

に努力することを話し合い

ました。

中締め後、全員次回の出席

を確約しながら散会しまし

た。平成25年例会も例年通り

11月開催の予定です。進交会

HP、または会報をご覧に

なって宮城支部会の参加ご

希望の方は事務局までご連

絡ください。

事務局長 

吉田郁

(市大商昭59卒)

〒985-

0873

多賀城市中央2丁目

23 -

3-

607

☎022-

309-

6845

支部だより

支部だより

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第79号進 交 会 報〈7〉 平成25年10月

◇千葉県支部

支部長 

飯野

芳郎(市大商昭41卒)

第12回支部総会を平成24年11月3日

(土)午後1時から、京葉銀行文化プラザ

で開催しました。会員18人が参加し、来

賓として進交会常務理事の古屋文雄氏と

事務局長の出原基次氏が出席しました。

会員それぞれが懐かしい学生時代の思

い出話や、歩んできた道、そして近況報

告を行い、和やかな雰囲気で盛り上がり、

歓談の輪が広がりました。また「千葉県

支部の発展のため、多くの人々に会の開

催通知を出して出席してもらうことが大

事だ」という提案がありました。

本部からは、大学の現状、進交会の状

況等について報告がありました。最後に

全員で肩を組んで浜大校歌を歌い、エー

ルを交換し、来年また元気で再会するこ

とを誓い合いました。

今年は11月の第2週目の土曜日、11月

9日(土)午後1時から、第13回支部総

会を開催する予定です。

連絡先 

飯野芳郎

袖ヶ浦市福王台1-

23 -

☎0438-

62-

3757

◇第27回Y校東海道会

佐藤

堯子(72期、昭34卒)

第27回のY校東海道会が4月7日、恒

例の藤沢市のグランドホテル湘南で行わ

れました。前日からの悪天候で欠席者続

出かと危ぶまれましたが、13人が出席し

ました。

記念撮影の後、67期の石田靖幸さんの

司会で、まず石井利男会長と安藤公三郎

副会長が推薦提案した後藤賢二新会長案

が諮られ、全員の承認を得て決定しまし

た。石井会長、安藤副会長にはY校東海

道会のために、永きにわたり一方ならぬ

ご尽力を賜り、ありがとうございました。

後藤新会長による乾杯に続いて例年通

り、来賓の出原基次進交会事務局長から

進交会の近況報告がありました。この後

は、先輩から後輩まで一回り半もの年齢

差を超え、在学当時の思い出話、野球の

話で大いに盛り上がりました。次回は来

年4月13日開催と決め、お開きになりま

した。

◇静岡県支部

支部長 

芦川

稔(市大商昭40卒)

第43回静岡県支部総会を4月20日

(土)、ホテルアソシア静岡で開催しまし

た。本部から秋谷理事長及び出原事務局

長においでいただき、出席者は23人となり

ました。

大関隆司さん(市大商昭39卒)の司会で、

支部長あいさつ、会計報告、役員改選、事

務局報告など議事の後に、秋谷理事長から

来賓あいさつをしていただきました。

その後、大野正師さん(医昭45卒)が講

師になって、「ロコモティブ・シンドロー

ム」についての講話がありました。プロ

ジェクターを使いとても分か

り易く、質問にも丁寧に答え

ていただき、充実した講演会と

なりました。

引き続き、記念写真を撮り、

懇親会に入りました。川嶋幸

男さん(市大商昭56卒)が司

会をし、出席者から自己紹介

や近況報告などを自由に話し

てもらい、和やかな実のある集

いとなりました。最後に岡村

雅裕さん(市大商昭58卒)の

中締め、市大校歌の大合唱の

中、全員が一体感を感じつつお

開きとなりました。来年は4

月19日(土)の開催を予定し

ていますので、奮ってご参加く

ださい。

事務局 

青木俊一(昭44卒)

〒424-

0865

静岡市清水区松原町1-

☎054-

352-

7100

(後列)

佐藤堯子(72期)

渡邊昭典(72期)

宮代任浩(72期)

矢部和郎(72期)

岩田全弘(68期)

岡本良光(72期)

大木三郎(76期)

(前列)

石田靖幸(67期)

後藤賢二(58期)

出原基次(進交会事務局長)

林三喜夫(56期)

広田瑞穂(56期)

坪内一博(59期)

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〈8〉

◇北陸支部黒

直美(市大商昭63卒)

平成24年度総会は11月10日(土)午後

6時から、JR金沢駅近くの「厨屋海鮮

伊蔵」で会員12人が参加して開かれまし

た。会

長あいさつ、会計報告、写真撮影の

あと、今後の支部運営についての意見交

換をしました。特に金沢市近郊に住んで

いる人以外の会員が参加しやすい総会の

あり方について、多

くの意見が出され、

有意義な会となりま

した。

その後は懇親会に

移り、会員の近況報

告などを行いました。

母校のホームカミン

グデーの写真の回覧

では、古い建物にま

つわる思い出話で和

み、また40歳を超え

る年齢差と様々な分

野からの参加者だっ

たこともあり、たく

さんの興味深い話で

盛り上がりました。

気づくと2時間が

あっという間に過ぎ

ていました。

平成25年度総会は

例年よりも時期を早

め、また金沢市内の

開催になっても県外

◇10人で商学部第2期同期会

安土

清忠(市大商昭28卒)

平成25年3月12日正午から、横浜駅東

口の崎陽軒3階パームハイビスカスに出

原進交会事務局長を迎え、10人が参加し

て同期会が開催されました。

参加者全員の健康を祝して乾杯のあと、

各人の近況報告に続いて出原事務局長か

ら大学の最近の状況について説明があり

ました。

その中で、卒業後はすぐに海外の人々

とのビジネスができるよう英会話に重点

が置かれていることや、昨年ルース米駐

日大使が大学を訪問された時にも活発に

討論が行われ、彼をして「ここは日本の

大学ではないみたいだ」との感想が神奈

川新聞に掲載されていた話も出て、改め

て我々の在学時代とはずいぶん変わった

なという思いがしました。

しかし、これだけ英語が重視されてい

るのに、大学が毎年開催する「H

OM

E CO

MIN

G DAY

」の看板等の表記が片仮

名で書かれていたのはお粗末だ、という

意見も出て大笑いするなど、和気あいあ

いのうちに終了しました。幹事に坪内一

博氏の続投を決めて散会しました。

年々、健康状態の悪化や家庭の事情な

どで参加者が減少するのは、致し方ない

としても淋しい限りです。

の会員が帰る時間を気にせずに参加しや

すくなるよう、開始時間を早めることを

検討しています。詳細が決まり次第、進

交会HPにも掲載しますのでご覧くださ

い。連

絡先 

黒田直美

〒924-

0802

白山市専福寺町249-

27

☎076-

274-

9133

E-mail: kuronao0804@

yahoo.co.jp

◇名古屋支部

名古屋支部同窓会は、例年、7月の第

2土曜日に開催しています。年1度の集

まりをより有意義なものにするため、母

校の教授を招いて講演会を開き、その後、

母校の近況もうかがいながら懇親するこ

とを恒例にしています。本年は7月13日、

三菱東京UFJ銀行主税町クラブで開催

し、同窓生44人が集いました。

講演会では、国際総合科学部の加藤千

博先生が「横浜市大の英語教育〜グロー

バル人材育成にむけて」というテーマで

講演しました。市大改革の一環としてプ

ラクティカル・イングリッシュプログラ

ムの導入など、現在の市大教育の現状に

ついて説明され、出席者が皆、母校の進

む方向について、興味深く耳を傾けまし

た。懇

親会では、進交会の秋谷淨惠理事長

からあいさつをいただきました。懇親で

は、地域で活躍する会員同士が親交を深

める姿、1年ぶりの再会を喜び合う姿が

ありました。最後に皆で校歌を斉唱する

など、楽しいひと時を過ごすことができ

ました。

事務局 

アスカ㈱総務部 

竹之内敏昭

〒448-

0002

愛知県刈谷市一里山町東吹戸11

☎0566-

36-

7771

E-mail: shinkoukai@

aska.co.jp

同期会だより

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第79号進 交 会 報〈9〉 平成25年10月

◇現役生最後の立心会を開催

齋藤

毅憲(市大名誉教授)

私のゼミナールのOB・OG生による

「立心会」が平成24年12月1日、横浜市中

区・関内の横浜バセラリゾーツで開催さ

れ約80人が出席しました。現役ゼミ生に

よる開催では最後となります。

乾杯で始まり、私のあいさつ、歓談、O

B・OGのスピーチが行われ、懇親を深

めることができました。2次会は恒例の

関内駅前の「弁慶」で行われ、その時か

ら参加した者を含めて、約70人が楽しい

時間を過ごしました。

次年度からは現役生がいなくなるため、

赤座順慶君などを中心に6月ごろに開催

することにしました。

またゼミの卒業生などでつくっている

勉強会「毅の子(たけのこ)会」(第27回)

が同日開かれ、約20人が出席しました。

なお、ゼミ生による最後の「研究発表

会」と「毅の子会」の合同研究会は平成

25年2月16日、市大ビデオホールで開催

されました。4年生の卒論発表のあと、私

は「来たるべき日本社会と企業経営」を

テーマに話をしました。

パネル・ディスカッションでは、佐々

徹氏(横浜商科大学教授)、高木敦氏(モ

ルガン・スタンレー証券)、増田竜雄氏

(花王)、西川智恵子氏(雪印メグミルク)、

木村有里氏(杏林大学准教授)、奈良堂央

氏(横浜商科大学講師)の6人の卒業生

が、このテーマをめぐって議論をしまし

た。60人が研究会に出席、終了後のパー

ティーも盛会でした。

★25年度は中華街で開催

平成25年度の立心会は6月2日、中華

街の聘珍樓で開催されました。前年度ま

では学部ゼミ生が主催していましたが、

今年度からは卒業生が担当することにな

りました。

前年12月に平成24年度の会合が開かれ

ているため、参加者は40人でした。それ

ぞれが近況を話され、楽しい時間を過ご

すことができました。

立心会が始まる前、勉強会である「毅

の子会」が、中華街近くにある横浜情報

文化センターで開かれました。スピー

カーは昭和63年卒業の山下弘太郎君

(キッコーマン)で、テーマは「成熟市場

における企業広報」でした。30人が参加

し、最近の企業広報の変化につき、有益

な議論を交わすことができました。幹事

の赤座順慶君(シスコ・システム)には

感謝しています。

◇39会(スペイン語履修39年卒)

代表幹事 

小峰

連太郎

晴天に恵まれた4月7日(日)、横浜・

中華街の順海

閣で恒例の39

会を開きまし

た。県内在住

と東京近辺の

14人に加え、

遠くは大阪か

ら幡掛太輔さ

んと西宮の田

村隆世さん、

また長野県伊

那市の北原正

教さん、水戸

市の平木典夫

さんが駆けつ

け総勢18人に

なりました。

まずは乾杯

ですが、これ

には毎回ちょ

っとした決ま

りごとがあり

ます。それは、

(前列)

石川(光)

佐野

平木

小峰

石川(良)

須賀

(後列)

幡掛

川添

田村

馬渕

秋山(卓)

北原

万字

戸川

仙田

藤本

梶谷

初参加の人か、最も遠方から参加した人

が音頭を取ることになっています。とい

うことで今回は、卒業49年目で初参加の

幡掛さんがその役を務めることになりま

した。

全員70歳を超えているにもかかわらず、

大いに飲み、食べ、笑い、みんなが学生

時代の顔に戻って話がつきませんでした。

中華街から近くの山下公園に移動し、記

念の写真撮影。そして次回の再会を約し

て散会しました。

幡掛さんから参加者全員に記念のス

ポーツタオルと帽子のプレゼント。また

石川(光)さんには平成5年以来の39会

の写真集を作ってもらいました。両君に

はたいへん感謝しています。次回は平成

26年に、卒業50年の記念会を盛大に開く

予定です。

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〈10〉

横浜市大は長期的な基本方針「YCU

ミッション」に基づいて、理系と医系が

融合した大学院生命医科学研究科を設置

しました。

メーンキャンパスは、理化学研究所横

浜キャンパスに隣接した鶴見キャンパス

で、これまで行ってきた理化学研究所と

の連携大学院を継続し、生命医科学の出

口を見据えた連携をより一層広げるため

市大だより

市大だより

生命医科学研究科がスタート理・医学を

大学を取り巻く環境は、大学間競争の激化や運営交付金の縮小など、日々厳しさを増しております。このような中においても、学生教育の充実や研究の推進、施設の整備など、横浜市立大学のさらなる発展とブランド力の向上のために、寄付事業の一環として「YCUサポート募金」を設置しています。皆様のお力添えをいただきながら、より一層魅力ある大学を目指してまいりますのでご賛同・ご支援をお願いします。※インターネットでも受け付けをはじめました!※大学への寄付は税控除などの優遇措置を受けることができます。※大学ホームページもごらんください。 http://www.yokohama-cu.ac.jp/kifu/

【申込先】 公立大学法人横浜市立大学 総務・財務課 法務等担当     ☎045-787-2026

大学を取 巻く環境 大学間競争 激化や運営交付金 縮小など 厳 さを増

大学に対するご支援のお願い(YCUサポート募金)

に、医学研究科をはじめ、産業技術総合

研究所、国立医薬品食品衛生研究所とも

連携し、より実践的な教育研究を行いま

す。既

存の理学をより一層総合化し、その

手法を細胞生物学を含めた先端医科学研

究へ応用展開できる教育体制を構築しま

す。そして理学と医学を融合した、生命

医科学の世界的レベルの研究拠点を目指

していきます。

先端医科学研究セン

ター完成し本格稼働

先端医科学研究センターの新研究棟が

平成24年12月に完成し、平成25年4月か

ら本格稼働しました。

がんや生活習慣病などの疾患克服に向

けて基礎的研究を推進し、基礎の研究を

医療の現場に結びつけるトランスレー

ショナル・リサーチ体制の構築を目指す

研究施設です。

研究に必要ながんなどの検体を確保す

るため、付属病院の患者から提供された

組織試料などを保管するバイオバンク室

や、最新の研究機器を設置した解析室を

拡充したほか、本学初となる企業と共同

で創薬や治療法の開発を行う「産学連携

ラボ」の設置など、基礎・臨床研究の質

的向上に貢献する研究環境を整備しまし

た。新研究棟の完成で、国の大型プロジェ

クトの獲得、産学連携をより一層推進し

ます。大

学への理解深める

保護者説明会を開催

学生の父母らからの大学への信頼を強

くするため、平成24年度から保護者対象

説明会を実施しています。平成25年度は、

金沢八景キャンパスだけでなく、地方出

身者のために仙台会場で実施し、また大

学院各キャンパスや医学群(福浦キャン

パス)での実施も含め、全学的なイベン

トとして実施しています。

キャリア支援をはじめとした学生支援

や、カリキュラムについて説明するとと

もに、教員、職員が個別に相談を受ける

相談会も実施しています。参加した父母

らからは、「市大に入れて良かった」「安

心して学ばせられる」などと好評です。読

売新聞(平成24年12月1日付)や神奈川

新聞(平成25年7月1日付)に掲載され

るなど、学外からも高く評価されていま

す。

先端医科学研究センター解析室での研究風景

八景キャンパスで開かれた保護者説明会

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第79号進 交 会 報〈11〉 平成25年10月

YCCスクール開校

横浜国大、横浜市、横浜市芸術文化振

興財団と横浜市大が連携し、「創造都市・

横浜」をテーマとして、次代の担い手の

育成、共同研究・教育活動などに取り組

む「YCCスクール」を平成24年8月に

開校しました。

ヨコハマ創造都市センター(YCC)

を会場に、ワークショップ、大学の出張

講義、市民公開講座など学生や市民が一

体となって都市について様々な視点から

考える活動を展開しています。(WEBサ

イトU

RL 

http://www.ycc-school.jp/

平成24年度に市大が中心となって開催

した行事は、大学院都市社会文化研究科

開講科目「総合研究科目1」「市民まちづ

くり論特講」「都市計画論特講」の授業や、

全国の学生らが協力し被災前の東北の各

都市を縮尺1/500の模型で復元した

「失われた街3・11のための模型復元プロ

ジェクト横浜展」などです。

危機管理シミュレーション

訓練を実施

危機管理体制の検証と教職員の危機管

理意識の向上を目的として、危機管理シ

ミュレーション訓練を平成25年2月27日

(水)に実施し、教職員49人が参加しまし

た。海

外フィールドワークに参加したグ

ループが、メキシコでバスジャックに遭

うという想定のもと、対策本部を立ち上

横浜市立大学管弦楽団

第44回定期演奏会  

日時:平成25年12月27日

   

午後6時開場、午後6時半開演

場所:大田区民ホール・アプリコ

   (JR蒲田駅東口徒歩3分)

曲目:エルガー交響曲第1番ほか

指揮:沖澤のどか、山田和樹

げ、家族説明会や記者会見を開く

というものです。不確実な一報か

ら始まり、刻々と変わる状況の中

で、本部長の指揮で情報収集、家

族対応、総務、広報の各班に分か

れ、家族役やマスコミ役の対応に

あたりました。

危機管理に対する様々な対応を

通して初めて気づくことも多く、

大変有意義な訓練となりました。

今後は、訓練で得た反省点をマ

ニュアルに反映させるなど、学生

の有事に備えて、万全の体制づく

りへつなげていきます。

3年ぶり学長賞を選出

生命ナノ科の浅見さん

学長賞と学長奨励賞は、学術、芸術、社

会活動や文化活動などの分野において学

生の範となる活躍をし、本学の名誉を高

め、学内の士気を高揚した学生に対して

贈られる賞です。

平成24年は応募総数21件に対する厳正

なる審査の結果、学長賞に浅見祐也さん

(生命ナノシステム科学研究科博士後期

課程3年)が選ばれました。3年ぶりの

選出です。学長奨励賞には個人4人、団

体5の計9件が選出されました。表彰式

が平成25年3月18日に行われ、表彰状と

副賞が授与されました。

受賞者は以下の通り(敬称略)。

《学長賞》

▽浅見祐也(生命ナノシステム科学研究

科ナノシステム科学専攻博士後期課程

3年)=日本学術振興会特別研究員S

PDに採用、日本化学会第92春季年会

における学生講演賞の受賞など一連の

功績

《学長奨励賞》

▽佐藤拓輝(生命ナノシステム科学研究

科ゲノムシステム科学専攻博士後期課

程2年)=国際がん転移学会でT

ravel Award

を受賞

▽青木琢朗(生命ナノシステム科学研究

科ナノシステム科学専攻博士前期課程

1年)=表面・界面スペクトロスコピー

2012でStudent Prize

受賞

▽千明瑞希(国際総合科学部人間科学

コース3年)=2012世界ジュニア

オリエンテーリング選手権大会に日本

代表として出場

▽大河内恵美(国際総合科学部人間科学

コース3年)=第18回世界大学オリエ

ンテーリング選手権(WUOC)に日

本代表として出場

▽木原生物学研究所植物遺伝資源科学部

門=第10回学生起業家選手権で奨励賞

を受賞

▽山藤竜太郎ゼミナール野菜ましまろ。

=第9回神奈川産学チャレンジプログ

ラムで最優秀賞を受賞

▽鈴木ゼミ震災復興支援チーム=東日本

大震災復興に関する一連の活動

▽医学部硬式野球部=平成23年度秋季と

平成24年度春季関東医科リーグ1部で

優勝

▽フットサル部

VERDADE=第8

回全日本大学フットサル大会全国大会

に出場

※学年・コース・専攻等は受賞時点

情報収集などをする対策本部

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〈12〉

◇環境ボランティア

 

StepU

p→

部長 

田中

私たち環境ボランティアStepU

p

→は

「学生にできる身近な環境活動を考え、行

動する」という理念のもと、日々の活動

今年も「ホームカミングデー」を開催します!開催日:11月2日(土)時 間:午後1時30分~午後4時30分場 所:横浜市立大学金沢八景キャンパス         京浜急行「金沢八景駅」徒歩5分

【第1部】記念講演「iPS細胞からヒトの臓器を創る!」    谷口英樹教授(臓器再生医学)=カメリアホール

【第2部】懇親会(シーガル食堂)会費:3,000円

詳細は、大学ホームページをご覧ください。

問い合わせ・申し込み 横浜市立大学庶務・渉外担当(045-787-2005) (事前の申し込みをお願いします)

市大部活動だより

を行っています。元々は学園祭の環境対

策部門として立ち上げられたのがきっか

けでした。学祭で出るゴミは私たちが責

任を持って分別しています。

その他にも毎週火曜日に開いている部

会や、校内のペットボトルキャップ、リ・

リパックの回収。また、依頼を受けた催

し物への参加や市大から近い海の公園で

のビーチクリーンなどの活動を行ってい

ます。リ・リパックとは生協で販売され

ているお弁当の容器の

ことで、再利用が出来

るよう作られたもので

す。2

013年で環境ボ

ランティアStepU

p

は創立10周年を迎えま

した。まだまだ発展途

上の部活ですが、これ

からも日々精進いたし

ます。どうか応援よろ

しくお願いします。

◇混声合唱団

団長 

昨年創部50年を迎え、さらなる進化を

続けながら日々活動しています。現在部員

は、1年生から医学部の6年生までの約40

人で活動しています。一昨年から、日本を

代表する合唱指揮者である藤井宏樹先生

を音楽監督・常任指揮者としてお招きし

て、ますます充実した合唱音楽に取り組ん

でいます。

「音楽は競うものではない」という音楽

監督の意向もあり、コンクールなどには出

場はしていません。定期演奏会や他大学と

合同で開催するマリスステラコンサート。

それに入学式、卒業式での学校行事での演

奏などに向けて、自分自身や社会と向き合

い、自分たちにできることを見つめながら

演奏活動を行っています。

横浜市大混声合唱団の歴史を重んじな

がら、さらなる進化を続けていく私たちの

活動に、これからもご支援をよろしくお願

いします。

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第79号進 交 会 報〈13〉 平成25年10月

乙艫セーリングクラブが

全日本選手権で3位入賞

2013年の全日本A級ディンギー選

手権大会で、市大ヨット部OB会の乙艫

セーリングクラブチームは、FRP艇部

門で第3位に入賞しました。昨年、琵琶

湖で開かれた大会で優勝したのに続き、

今年も好成績を収めました。

6月22、23日の両日、千葉市稲毛海岸

沖の東京湾で開かれたもので、全国の大

学OB会などから合わせて41チーム

305人のオールドセーラーらが集まり

ました。乙艫SCからは中川二朗(化40)、

小山泰彦(商42)、伊藤恭弘(商45)、谷

津孝一(同)、塩野崎英二(商48)、遠藤

青史(同)、黒崎輝雄(数51)、江本清彦

(商51)の8人が、FRP1089艇で参

加しました。

レースはシニア(艇長70歳以上)、強化

プラスチック製のFRP艇、木造艇の各

部門ごとに行われ、乙艫SCがエント

リーしたシニアには49艇、FRP艇部門

には27艇が参戦して互いのセーリング技

術を競い合いました。

初日の本戦第1レースは南西の風3

メートルの順風。本部船寄りからのス

タートが有利だったため、1089艇は

最も本部船近くからスタートを切りまし

たが、すぐ風下側に多くの艇がひしめき

悪影響を受けそうになったため、タック

(方向転換)して羽田方向の海面に突っ込

みました。しかし、東京方面からの強い

潮の流れに押されて第1上マークが上り

きれず、反対方向のコースを引いた東大

チームにかわされ、惜しくも2位に甘ん

じました。

第2レースも南西の風でしたが、次第に

強くなり5メートル。海面には波長の短い

波が目立ってきました。やはり最も本部船

寄りからトップスタートした1089艇

は、全艇を完全に押さえる格好でレースを

展開。今度はそのまま千葉方向にコースを

取り、他艇を終始リードして見事トップ

フィニッシュを飾りました。

東日本大会では準優勝

8月31日から2日間、葉山沖で開かれ

た第6回東日本A級ディンギー選手権に

も参加し、準優勝を飾りました。

関東水域を中心に17チーム25艇、約

130人のヨットマンがエントリー。台

風崩れの温帯低気圧の影響で、2日間と

も6〜7メートルの強風下でのレースと

なりました。乙艫クは第1レースでトッ

プフィニッシュを取り、第2、3レースで

リードを保持し、立教クに続いて第2位

に入賞しました。

トップを快走する1089艇

第63回浜大祭テーマ:「YOU CAN UNITE」開催日:11月1日(金)~3日(日)時 間:午前10時~午後8時(1日(金)のみ午後6時まで)場 所:横浜市立大学金沢八景キャンパス 京浜急行「金沢八景駅」徒歩5分

企 画:Miss.YCU contest 2013、    ミスターコンテスト、    芸能人企画、    ビンゴ大会、縁日、    学術企画・入試相談などTEL:045-785-1330(サークルA棟1F 学祭室)

横浜市立大学混声合唱団

第46回定期演奏会   

日時:平成25年12月21日

場所:横浜市戸塚区民文化センター

曲目:「星からとどいた歌」ほか数曲

問い合わせ:

 

☎080(5496)6772

南條

OB会だより

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〈14〉

進交会の皆様方には、日ごろからY校

の教育活動にご支援・ご協力をいただき、

ありがとうございます。また、昨年度は

Y校創立130周年の記念行事等に多大

なご協力をいただいたことに深く感謝し

ております。130年で培われた伝統と

校風、歴史と文化をもとに、将来に向かっ

て更に充実した教育を発信していく必要

を改めて強く感じております。

経済社会の高度化や知識文化に対応し

た専門教育を、3年間のカリキュラムの

中で実現することは容易なことではあり

ませんが、高校時代に実学を学び、自分

ができることを明確に意識することは、

その後のキャリア形成に優れた効果をも

たらします。商業科・国際学科両科とも、

より一層教育内容を精選し、魅力ある学

校づくりに尽力しなければなりません。

これまでの、歴史ある商業科に加え、平

成15年には国際学科を、平成22年にはビ

ジネスリーダーを育成する商業科YBC

クラス(Y

-Ko business Challenge

)を新

設してきました。改めて、その教育内容

を記しますと、商業科は資格、検定の取

得、実践的な学習を通して将来のスペ

シャリストを育てること。国際学科は毎

日の授業を豊富な学習型国際交流行事を

祭校Yテ ー マ 『みんなでYわい 熱い思いを胸に         青春の1ページを刻もう』

日  程:11月3日(祝日)10:00~16:00     11月4日(振休)10:00~15:00

場  所:Y校校舎・グラウンド

招待試合:硬式野球部 11月4日(振休)10:00~ 対戦相手 県立湘南高校

(期間中、OBルームが開設されます!)

スポーツマネジメント科に期待横浜商業高校

校長 

山本

一夫

通して自立した国際人の卵を育てること

です。

そして〝君の夢に翼をつける〞という

タイトルで、2013年度学校案内が7

月に作成され、その中に大きな話題が加

わりました。それは来年度開設予定の商

業科の小学科である「スポーツマネジメ

ント科」です。スポーツや、健康分野に

おけるビジネスの振興発展に貢献する人

材を育てることを教育内容に掲げます。

現在、「横浜市立高校教育振興プログラ

ム」により、その特色ある教育活動に向

けて準備を進めています。概要は2013

年度学校案内(進交会HPのY校欄に掲

載)を参照にしてください。こうした動

きがY校に学び学ぼうとする生徒のため

であることを確認しながら、学校全体の

活性化につながることを期待しています。

◇商業科の近況

商業科主任 

加藤 佳嗣

2013年3月、一般受験による大学

進学にも対応したカリキュラムを設定し

たビジネスチャレンジクラス(YBC)

の初めての卒業生を出し、慶大3人、明

大、法政、中央各2人など延べ39人の大

学・短大合格者を出すことができました。

また、小川良武君が3年次に日商簿記

検定1級と全経簿記能力検定上級試験に

合格し、公認会計士を目指して大学に進

学しました。このように生徒達は3年間

で基礎学力や商業科の専門知識を着実に

身に付けて卒業しているといえます。

今年の1年生から新教育課程が始まり

ました。その特色は、経済分野(マーケ

ティング・ビジネス経済分野)・会計分

野・ビジネス情報分野の3つの分野を、全

員が必修または必修選択により3年間継

続して学習することで、商業の基礎・基

本を確実なものにさせるようにしたこと

です。旧課程では専門性の深化を重視し、

2年次から専攻分野を中心とした科目選

択をする点に特色をもたせましたが、そ

れ以外の科目をほとんど学習せずに卒業

していくことに対する反省がありました。

必修・必修選択科目が多くなりますが、

複数の教員による習熟度別授業やチーム

ティーチングよる授業展開によって、よ

り進んだ学習機会の提供と、きめ細やか

な指導を図りながら全員が授業内容をき

ちんと理解できるよう配慮しています。

今後も、これまで以上の成果を出せるよ

うに商業科全員で努力していく所存です。

◇国際学科の近況

国際学科主任 

栗栖

2013年春卒業した8期生の英語ス

コアを例に、国際学科の英語教育の取り

組みについて説明します。

毎年3月、全員を対象にTOEIC‐

IPテストを実施しています。8期生が

1年次3月に受けたTOEIC‐IPの↖

Y校だより

Y校だより

商業科

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第79号進 交 会 報〈15〉 平成25年10月

平均スコアは、433・3点でしたが、1

年後の2年次3月のスコアは573・5

点になり、1年間で約140点のスコア

上昇が見られました。その後卒業直前の

3年次1月に実施した最後のテストでは、

平均点が636・8点まで上昇し、学科設

立後、初めて平均点が600点を越えま

した。TOEIC‐IPのスコアだけを見

て、英語力を判断することはできません

が、10年間の成果の表れのひとつと考え

ています。

さらに国際学科では、毎日の授業で身

につけた力を、単なる「スコア」で終わ

らせないように、実践的コミュニケー

ション能力を高めるための国際交流行事

を数多く設定しています。ニューヨーク

修学旅行でのホームステイや、英語によ

る学生会議(YSF)での討議や発表は、

学習の達成感を得られる場になると同時

に、自分の英語力の不十分さを認識しモ

チベーションを新たにする場にもなりま

す。毎

日の授業と、実践経験をバランス良

く配置することで、生徒の自発的な学習

が促され、それがTOEIC‐IPのス

コア上昇にもつながったと考えています。

今後も取り組みの成果に関して検証を重

ね、「使える英語」を身につけた生徒を

大学へ送り出していきたいと考えていま

す。

◇Y校の節電対策

事務職員 

川上

伊作

Y校では、経費節減及び省資源の観点

から、以前より節電に努めていましたが、

東京電力福島第一原子力発電所事故に伴

う電力不足に対応し、横浜市の指針に基

づき次のような対策を取りました。

・空調については、夏季は28度、冬季は

19度を目安とし、冷房期間は7月から

9月、暖房期間は12月から3月までと

する。また冷房時は扇風機を併用する

など効率的な運転を行う。

・電灯については、不在時の消灯徹底や

廊下等共用部分の間引き点灯により必

要最小限の照明とする。

・パソコンその他事務用機器については、

不使用時は電源を切るなど可能な限り

節電に努め、使用頻度の少ない機器は

電源を切るなど待機電力をカットする。

また、上記指針の対策以外にも4階ベ

ランダの緑化、緑のカーテン(ゴーヤ)

の設置、教職員のクールビズ・ウォーム

ビズの採用、照明機器のLEDへの更新

等の対応を行いました。

これらの対策により23年度横浜市の前

年度比削減目標の15%を達成しました。

しかし、24年度は普通教室の冷房化が行

われたこともあり、前年度比1・45%増

となりました。

なお、今年度は一層の節電及びその広

報を兼ね、Y字棟の1階から屋上まで高

さ約16mにも及ぶ壮大な緑のカーテン

(ヘチマ)を設置しました。

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〈16〉

◇サッカー部

顧問 

天野

利紀

部員28人で日々練習に励んでいます。

昨年は、全国選手権大会予選2次予選に

進出することができました。その時の喜

びと、ベスト16を逃してしまった悔しさ

をピッチの上で経験している3年生5人

を中心に、昨年以上の結果を出すべくが

んばっています。

平成25年の大会実績は、関東大会予選

が1回戦敗退、総体予選が3回戦敗退と、

結果を残せていません。しかし、U―

18の

3部リーグでは、現在2戦2勝、全国選

手権大会予選も初戦突破と良いスタート

を切ることができました。昨年以上の結

果を出したいと考えています。

昨年に引き続き監督、天野正美先生の

もと、コーチとして白鳥優先生を迎え、さ

らには、週に1日ないし2日、OBで元

プロ選手の安藤寛明さんに指導をしてい

ただいています。まだまだ成長途上の

チームですが、試合ごと、大会ごとにた

くましくなっていくチームに期待してい

ます。

Y校はグラウンドの関係で公式戦の会

場になることはありません。大会ごとに

神奈川県のはずれで試合をすることも少

なくありません。OBの先輩方には、遠

いにもかかわらず駆けつけてくれ、熱い

声援を送っていただき本当に感謝してお

ります。この場を借りて、お礼申し上げ

ます。

Y校部活動だより

◇ボート部

顧問 

河野

敬之

新入生13人を迎え、総勢24人で活動を

しています。5月に相模湖で行われた県

インターハイ予選では、男子舵手付クオ

ドルプルが、残念ながらライバルの慶應

高校に敗れ代表権を逃しましたが、その

他の3クルーは、インターハイ出場を決

めることができました。インターハイで

は、一つでも上位になるよう頑張ります。

6月の国体県予選では、再び男子のク

ルーが敗退してしまいましたが、女子2

クルーは関東ブロック大会への出漕を決

めることができました。関東ブロックを

突破して、国体本選に5年連続で出漕し

たいと考えています。

今年度は、ボート部の卒業生、それも

ずっと以前にY校を卒業された方々が、

試合のたびにわざわざ相模湖まで応援に

来てくださっています。その声援に満足

できる形で応えられていないのが、心苦

しいのですが、こうして卒業生の方々か

ら応援を受けられるのは、やはりY校だ

からなのだ、と実感しています。こうし

たY校の良さを、現在の部員が引き継い

で、今後10年、20年…と続いていって欲

しいと思います。

ボート部は、もうすぐ創部120周年

を迎えようとしています。現在、ボート

部後援会を中心にその準備を進めている

ところです。ぜひそちらも楽しみにして

ください。

◇茶道部

顧問 

市原

麻理子

現在、1年生から3年生まで16人の部

員と、ボランティアで来てもらっている

茶道教授の先生、顧問3人で活動をして

います。

日々の稽古は、基本の点前の習得を主

としています。それは、お茶を順番通り

に入れ、飲むと

いうだけではあ

りません。

茶道は季節に

よって、点前が

変わり、部屋の

設い、使う道具

も時節ごとに変

えていきます。

それがレパート

リーが増えると

いうことで、難

しくもあり、面

倒でもあり、何

よりの楽しみで

もあります。

裏仕事として、水屋仕事があります。全

体がスムーズに流れるように部屋の様子

を把握しながら、段取りを用意周到に行

うには、色々なことに気を配らなければ

なりません。活動では、どうしたら全体

がうまく運ぶか、何を自分がしたらいい

か、気を配ることが常となります。

単調なことの繰り返しのようですが、

続けていると心が豊かになっていくよう

に思います。

今年は例年行っている活動に加え、新

たに県高文連で行う合同茶会にも参加す

る予定です。部員一同、茶道を通して多

くの人に出会い、さまざまな経験をし、充

実した高校生活を送っています。

◇簿記部

顧問 

岩瀬

紀子

簿記部の活動は、検定試験に対しての

学習と、年1回の簿記コンクール出場が

主なものです。他の部活動と異なり、1

年生からの部員の募集はせず、日商簿記

検定3級合格後から入部することができ

ます。そのため他の部活動との兼部が多

くなっています。

1年生後半から2年生の前半は、日商

簿記検定2級合格をめざした早朝演習と

自主学習が主な活動です。通常の授業で

は2学期後半にならないと日商簿記検定

2級の範囲が終わらないため、授業を先

取りした学習となっています。

2年生の6月に日商簿記検定2級に合

格した後は、夏休みから日商簿記検定1

級に向けた学習が東京IT会計法律専門↖

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第79号進 交 会 報〈17〉 平成25年10月

◇弓道部OB会が横浜港遊覧

OB会長 

栄志(Y校昭36卒)

昨年わが母校は創立130周年を迎え

ました。それを祝すように弓道部OB会

が結成されました。

既に弓道部卒業生は創部以来700余

人を数えますが、昨年3月開催の時点で

新たに42人が登録され、今日現在では、逝

去された9人を含め56人のOBの住所が

わかりました。今回は2回目のOB会と

いうことで、横浜を離れて活躍されてい

るOBにも喜んでもらえるよう「ミナト

横濱」をこの際ぜひ、再体験していただ

こうという企画にしました。

平成25年5月26日(日)午前11時30分、

山下公園大桟橋に集合し、第1部は港内

観光船ロイヤルウイングに乗り込み、ラ

ンチバイキングを楽しみました。第2部

は進交会館みなと倶楽部に移動し、「午後

のドリンク&ケーキ」で一息となりまし

た。当

日は都合で当初第1部に15人、第2

部に2人(含:弓道部顧問・久保先生)

計17人の方々でしたが、1部に3人、2

部に2人が欠席となり、特に2部での久

保顧問との交流ができず少々残念な開催

となりました。しかし熱い母校への思い

と、現役時代の弓道部員へ一気に遡って

の青春の思い出は誠に楽しく、あっとい

う間のひと時となりました。

五月晴れに恵まれた船上は「横浜にい

ながら初めての港内遊覧」とのOBが7

人もいて、大変喜んでいた様子に、ホッ

と胸をなで降ろした次第です。途中船上

からは山下公園前の海上で開催中のボー

トレースも望め、その後進交会館まで全

員でみなと祭り風景にひたりながら「み

なと倶楽部」に到着、定刻の午後4時過

ぎまで談笑は続き、次なる再会を約し、お

開きとなりました。

◇バレーボール部OB会

亀井

良江(Y校昭25卒)

バレー部OB会は年1回、秋に進交会

館「みなと倶楽部」で開催し、昭和20年

から50年卒までの約40人が参加していま

す。毎年開かれることもあり、そうそう

新鮮な議題、話題は期待できませんが「あ

らっ、前に聞いたような話……」と思っ

ても、それはそれで結構楽しいものです。

昨年の集いには昭47・48年卒の若いO

Bが出席してくれました=写真。47年卒

の山口勝さんは現在「横浜動物園ズーラ

シア」の副園長として、48年卒の松本勉

さんは横浜市立庄戸中学校の校長として

活躍しています。私達にとって若々しい

元気いっぱいの二人の出席はとてもうれ

しく思いました。来秋もまた、新しい若

いOBの出席を期待します。

現在、Y校バレーボール部は女子部員

のみという状況です。来春には「スポー

ツマネジメントの専門学科」が新たに設

学校の協力で始まります。1級の範囲は

広く、また高度な内容になるため高校生

にはかなり難しいものですが、毎年数人

の生徒がチャレンジしています。昨年度

は日商簿記検定1級に1人、全経簿記検

定上級に2人が合格しました。今年度も

卒業までになんとか取得しようと3年生

が日々努力を重ねています。

もう一つの活動である簿記コンクール

への取り組みですが、今年度は6月15日

に行われた県の簿記コンクールで17年ぶ

りに団体優勝を果たし、1年ぶりに全国

大会にも出場することになりました。個

人でも髙橋優花が優勝、竹井雄紀が準優

勝、小出千花子が5位、石川諒が10位に

入りました。久しぶりの優勝杯が他校に

渡らぬよう、今後も頑張っていきたいと

思います。Y

校OB会だより

ロイヤルウイングの前でパチリ=横浜港大桟橋

置されます。それに伴って、私たちの時

代のように、多くの部活動が活発化して

ほしいものです。そしてぜひとも、男子

バレーボール部の再興を期待しています。

スポーツに限らず、部活動に属してい

ることは、卒業後の人生が一段落した時

点でも、旧交を温めることができる、か

けがえのない財産だと身をもって実感し

ています。

私達OB会がこれからも発展していく

ため、OB皆様の出席と新人への勧誘を

心から願っている次第です。

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〈18〉

した。同年からドイツを中心にイギリス、

フランスと計9年間留学の後、大正2年

に帰国。教育、研究に加え家業の左右田

銀行頭取にも就任したが、経済恐慌、関

東大震災等のため、銀行を閉店、教職や

貴族院議員の地位も辞した。昭和2年、胃

がんで死去、46歳だった。

留学中に著した「貨幣と価値」、「経済

法則の論理的性質」が評価され、大正13

年、帝国学士院賞を受賞し、当時経済哲

学の碩学としてその名は高かった。

博士は、学者であるだけでなく、創部

のころのY校野球部の選手、東京商科大

学「一橋大」ではボート部の選手であり、

馬術も楽しむスポーツマンであったと言

われる。現在、一橋大学内に左右田文庫、

胸像などが遺されている。参考ながら、Y

校56期卒の宮沢健一氏(故人)は、昭和

55年から58年の間、同大学の学長だった。

左右田博士は、Y校初代校長の美澤先

生を生涯敬慕し、関東大震災後に亡くな

られた美澤先生の校葬にY校同窓会会長

として弔詞を捧げ、その内容は列席者に

深い感動を与えた。

横浜・久保山墓地の美澤先生の墓と、多

摩霊園6区にある左右田博

士の墓。どちらも設計と刻

字の書は同じ専門家による

もので、墓の外見が似通っ

ている。

﹇参考資料﹈

左右田喜一郎伝=著者・斉

藤慶司(故人)はY校58期

卒、元慶大教授

神奈川県代表として山口県で開かれた昭和53年全国珠算競技大会に出場。後列右から5人目が私

◇吹奏楽部OB定期演奏会

OB会会長 

島田

章(Y校昭52卒)

平成25年5月26日(日)、横浜みなとみ

らい小ホールにて、第20回定期演奏会を

開催しました。当日は、卒業生の皆さんの

ほか、多数のご来場をいただきました。ま

た、進交会、Y校会をはじめ、ご支援をい

ただいた方々に厚くお礼申し上げます。

今回は20回の節目となり、今までの私

たちの活動記録や最近の活動をプログラ

ムに掲載して紹介しました。振り返れば、

吹奏楽をこよなく愛するメンバーたちが

集う場として活動を続けてきたことは、

私たちの大きな財産であり、母校との繋

がりを強く感じました。次回もまた「心

に響く音楽」をお聞かせできるよう、団員

一同、日々練習に励みたいと思いますの

で、今後ともY校吹奏楽部OBバンドへの

ご支援をよろしくお願い申し上げます。

今後の活動予定として、12月にアンサ

ンブルコンテストを行います。次回の定

期演奏会は、平成26年5月24日(土)午

後7時開演予定、会場は横浜みなとみら

い小ホールです。

◇私と珠算とのかかわり

太田

真弓(旧姓綱川、Y校昭55卒)

昨年、Y校130周年記念で久しぶり

に友人とY校祭へ出掛け、OBルームに

寄り、Y校時報に珠算部だった私が載っ

ていたことで盛り上がり、この原稿を書

くことになってしまいました。本当は

もっと全国的に活躍した人がいるのです

が…。

私が珠算塾に通い始めたのは、小学校

3年の9月ごろからで、小学6年の終わ

りから競技会に参加するようになりまし

た。横浜市・県・関東・全国といろいろ

な大会があり、練習もあるので土日もあ

まり家にいた記憶がなく、毎年夏休みに

は県下の珠算塾が集まり合宿もしていま

した。一日中正座で練習でしたのでかな

り厳しかった思い出があります。

Y校ではいつも大会や合宿で会ってい

た他塾からの2人も入学し、3人で団体

を組み、3年間またいろいろな大会に出

場し、忙しいながらも充実した日々を過

ごすことができました。全国大会前に応

援団部に壮行会をしていただいたのも、

今では良い思い出です。3つ下の妹も同

じくY校珠算部でした。

卒業後は社会人になり、競技は24歳ご

ろで辞めましたが、今でも、全国大会な

どに行っていた神奈川県のメンバーと交

流があり、昔話をして互いに懐かしんで

います。

◇左右田喜一郎博士のこと

河原

康(Y校昭20卒)

Y校創立130周年記念誌に「二つの

墓」の題で、明治31年にY校を卒業(10

期)した経済学者・左右田喜一郎博士(1

881〜1927)について寄稿したが、

今回進交会広報委員会からその内容を要

約するよう依頼があった。

秀才として知られた博士は、Y校予科

(2年)、本科(3年)の課程を4年で終

え、明治31

年、東京高

等商業学校

(現一橋大)

予科入学、

37年同校専

攻部を卒業

Page 19: 進交会報 第79号 表1-4 · 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111 演奏 石川勝とフレンズ(y校昭31卒) スイングジャズ演奏をお楽しみ下さい。

第79号進 交 会 報〈19〉 平成25年10月

大きな変更点は次の通りです。ぜひ

ご覧になってください。

①「横浜市大卒業生情報」と「Y校卒業

生情報」に分け、見やすくしました。

②住所・氏名などの変更連絡が容易に

なりました。

③ホームページへの投稿が簡単にでき

ます。さらに、内容によっては会報

にも掲載します。

④スマートホン(携帯電話)にも対応し

ており、どこからでも利用できます。

ホームページの特徴である字数に関

係なく、写真も多数、そして、いつで

も投稿できます。

特に同期会・同窓会などのご案内、出

席予定者の掲載にもぜひご利用くださ

い。

進交会ホームページ委員会

進交会HPを

リニューアルしました

◇新たな動きへ五十三会

藤本

明(Y校昭14卒)

五十三会は平成21年に会員の多くが米

寿を迎えるのを機に、同年5月の総会を

もち、最終としました。それに代わり気

楽な月例会として、みなと倶楽部で毎月

第一水曜日、交歓を楽しむ集まりに移行

して現在に至っています。これは私たち

の2年先輩、51期生が「誠友会」として

続けてきた方式にならったものです。

卒業した昭和14年には、総員216人

と記録されています。傘寿を迎えた時は

87人でしたが、最終総会時には45人にな

りました。それから約3年半、物故者は

16人を数えました。現在、何とか連絡を

取ることのできる仲間は、25人程度にな

りました。

一方、毎月の集いには9人前後の仲間

が集まり、軌道に乗ってきました。ただ

体調不調で、外出もままならぬ仲間が増

加してきたのも事実です。

こうした変遷の中で、私たちの集いに

も一つの変化が起きつ

つあります。同期生の

中には、もう一つ「十四

日会」という集いがあ

ります。3カ月ごとに

集まり「何かうまいも

のでも食べよう」との

趣旨で始まった会です。

主として、伊勢佐木町

を中心としたグループ

です。今年8月14日の

集い=写真=は、108

回目になります。最盛時は、夫人を含め

て25人を超すほどにもなりました。幹事

は持ち回り、会場も季節などを考慮しな

がら、適時変更しています。

しかし、この集いも時の経過とともに

人数が減少し、夫人を含めても15人を割

るような状況になってきました。構成メ

ンバーの顔触れも、五十三会例会と十四

日会とではほとんど重複してきたので、

二つを統合する方向にあります。

もう一つの動きとし

ては、私どもの集いに

先輩会員が参加するこ

とです。前にも触れま

したが、月例五十三会

の集いは、2年先輩の

「誠友会」方式にならっ

たものです。ところが

誠友会もメンバーの減

少で、昨年5月に解散

された由。そこで、こ

の会の幹事・林先輩に

「私たちの集いに参加されては」と打診し

たところ、先輩もたいへん喜ばれ、参加

されることになりました。会員が増える

のはうれしいことです。

さて、私たちの集いは、いわゆる「超

高齢者」の仲間で、この際、大切なこと

があります。それは「きょういく」と

「きょうよう」です。

家にこもり、どこにも出かけず、会う

人も少ない状態では、体力も衰え、認知

症も進行します。できるだけ外に出かけ、

何か目的を持った生活が必要です。これ

が「きょういく」です。

一方、家にこもっていても、無為に過

ごしているだけではよくありません。何

か自分または家族、あるいは第三者のた

めにすることはないか。これが「きょう

よう」です。

共通することは、自らの前向きの努力

です。できるだけ人との接触を保ち、何

事かにチャレンジすることです。

今日より若い日はありません。お互い

に少しでも前向きの努力をしましょう。

皆様にもいろいろと楽しいご趣味をお持

ちの方がおいでになるでしょう。私は「寅

さん語録」「口上」が大好きです。東京は葛

飾柴又のような下町で暮らす寅さんの映画

48作を見て、あの滑らかに出てくる寅さん

の口上に魅了されました。

「天に軌道のあるごとく、人にはどなたも

運命線というものがございます」から始ま

る口上に、私もちょっと乗らせてもらって

「かく云う私も元町ミハマを退職し、このよ

うな(テキ屋)家業に転職致しましたなれ

の果ての姿でございます。さて、皆様お立

ち合い、結構毛だらけ猫灰だらけ…」と。

そして写真は、私の通っている歌謡教室

の先生(プロ)のリサイタルの折、生徒の一

人として前座で歌った時のスナップです。映

画「男はつらいよ」のシリーズ第一作は昭和

44年です。あれから45年が過ぎましたが「亡

き渥美清になり代わり伝統を引き継ぐつも

り…」と楽しんでいます。

お堅い進交会報にも、たまにはユーモラ

スなこんな記事もよいかなと思い投稿しま

した。以前、進交会新年会で披露し拍手

喝采をいただきました。これからも進交

会、Y校会の交流の場で皆様のお役に立

つことができればと思います。

「寅さん口上」に魅せられて 吉岡

重昭(Y校昭27卒)

⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇⌇〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

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〈20〉

◇Y校会の活動状況について

Y校会会長 

信一郎(昭28卒)

昨年は、Y校創立130周年記念式典・

祝賀会に進交会、Y校会、Y校関係者各

位のご協力、ご支援、ご配慮をいただき、

盛況裡に進み無事終了することができま

した。創立130周年記念事業実行委員

長として、母校発展に寄与できましたこ

とは誠に光栄に存じ、関係各位の皆様に

厚く御礼申し上げます。

Y校会は、平成9年にY校卒業生相互

の交流、親睦を目的に発足して以来、16

年が経過しております。その間、平成22

年2月の新生Y校会誕生と同時に新たに

「Y校会規約」を制定して、役員会、常任

幹事会では各種行事、事業が検討され、主

たる卒年ごとに選出された代表幹事の賛

同を得て、母校の記念行事、部活動への

支援、講演会、研修会など積極的に実施

しております。

本年度は5月に「ハマの野球の昭和史」

「近代横濱スポーツ史」の見学を兼ねた

「ランチクルーズ」を実施し、6月は横浜

開港祭・ザブラスクルーズに出演するY

校吹奏楽部を激励協力。校祖美澤進先生

の命日9月16日には「90回忌美澤進先生

墓参会」を現地集合で執り行いました。ま

た、11月開催の1万人の動員数を誇るY

校祭は、OBのために「Y校会OBルー

ム」を開設しております。ご来校の節は、

ぜひお立ち寄り下さい。

そして11月30日(土)には、Y校会相

互の親睦を願って「Y校会の集い」をロー

ズホテル横浜で午後6時から開催します。

同窓生の誼みで楽しく大いに語り、吹奏

楽部OBバンド演奏で校歌を斉唱しま

しょう。

なおY校会は通信費等諸経費として毎

年1口千円以上の会費納入のご協力をい

ただきますが、各行事の際はその費用を

別途にご負担いただく場合もあります。

会費納入手続き、その他詳細はY校会事

務局(045-

681-

6575)までお願

いします。

Y校同期会だより

◇58期(4年制)第34回同期会

幹事 

賀川

義昭

第34回同期会は平成25年5月16日(木)

午前11時から、横浜市中区山下町のワー

クピア横浜で盛大に挙行されました。当

日は80余歳の同僚37人が、それぞれ元気

な姿で集まりました。福引きやカラオケ

などのイベントもあり、約3時間、楽し

い一時を各々が満喫しました。

◇63回目のYD会クラス会

幹事 

笠原

文雄(Y校昭23卒)

第61期卒(昭23年卒)のYD会クラス

会を、平成25年6月1日に開催しました。

今年は第63回となり、出席者もご夫婦一

組を加えて13人になりました。しかし、第

1回の参加者から比べると、今年は約3

分の1になりましたがこれもやむを得な

いことでしょうか。

3年前に傘寿の年を経ていますが、皆

の元気な姿に接し、大変うれしく思いま

す。しばしの間、酒を酌み交わし、旧交

を温め、楽しい時を過ごすことができま

した。来年も再来年も、この様なクラス

会が続いてくれることを願って、校歌を

斉唱し散会しました。

Page 21: 進交会報 第79号 表1-4 · 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111 演奏 石川勝とフレンズ(y校昭31卒) スイングジャズ演奏をお楽しみ下さい。

第79号進 交 会 報〈21〉 平成25年10月

◇祝Y専卒業65年

安藤

好男(Y専昭23卒)

2013年4月12日、崎陽軒本店でY

専卒業65年を祝し、第19期(23年)同期

会を開催しました。

戦争の空襲で全土焼け野原、衣食住す

べてを失いましたが、絶望の底から立ち

上がり、情熱を燃やした私たちは、名門

校Y専に入学しました。食料事情、予測

のできない授業休講にもめげず、ゼミの

講座も含めて勉学に励みました。表は学

生、裏では学費稼ぎの苦しいアルバイト、

はしけの荷卸しの重労働に耐えながら、

楽しく笑顔で机に向かった時代。思い出

せば際限なく湧き出てくる想い、ご苦労

さまでしたという気持ちでいっぱいです。

第19期生(昭20年入学)は207人(進

交会会員名簿より)でしたが、現在案内、

通知連絡ができる人は32人になってしま

いました。今回の同期会に出席した人は、

参加したいができない人と同じテーブル

に陣取ったつもりで、和やかに語り合い

ました。

苦しい道のりを克服してきた〝戦士た

ち〞。「ゴールはまだ先」。命大切に、ご健

勝を祈ります。

◇Y専第20期同期会幹事 

鳥居

忠雄

平成24年11月6日に、Y専第20期(昭

和24年卒)の同期会が横浜駅東口の「横

浜プラザ・ホテル」で行われました。

昨年度中に4人の仲間が鬼籍に入り、

消息が分かるのは69人になってしまいま

した。故人のために黙とうをささげた後、

今年米寿を迎える吉田三郎君の挨拶と乾

尾崎活巳

中川宏司

三井真事

横山秀夫

大木雅也

吉田三郎

国井孝

鳥居忠雄

吉沢主雄

中田和雄

杯で会を開きました。鳥居幹事から、今

回の同期会の案内状を61人に出したが10

人が欠席となり、返信葉書で欠席の連絡

と近況報告のあった人が33人、宛先不明

で葉書が戻ってきた人が6人との報告が

ありました。

次に大木幹事より会計報告がありまし

た。昨年度で若干の残金がありましたが、

今後はその都度の精算で残金を残さぬよ

うにしたいとの要望がありました。また、

次回の同期会をどうするかの提案があり

人数も減ったので場所や会費も安くして

継続して欲しいとの要望もありました。

幹事で次回の件は検討することにしまし

た。会

もたけなわとなり、各人よりの近況

報告が行われましたが、やはり気になる

健康の問題が多く語られました。楽しい

会話で互いに多くの元気をもらい合い、

来年の会合を楽しみに、集合写真を撮り、

国井孝君の音頭で一本締めで会を解散し

ました。

この同期会の記事が、平成25年1月10

日付の神奈川新聞「われら同窓会」のコー

ナーに掲載されました。

◇古希祝い35年河本級クラス会

幹事 

洋子

平成24年10月17日、3年3組32人は「古

希の祝いのクラス会」を山下公園前のホ

テルニューグランドで開催しました。

クラスの仲間による詩吟「古希を寿ぐ」

に始まり、「古希を思う」と題して、これ

までのそれぞれの生き方、考え方を話し

てもらいました。仲間のバンドの演奏で

「故郷」、「青春

時代」などを

歌い、昔の学

生時代を思い

出し、おおい

に盛り上がり

ました。最後

には校歌を

歌って、「フ

レー、フレー

Y校」のエー

ルを大声で叫

び、また2年

後の会を楽し

みに終了しま

した。

Page 22: 進交会報 第79号 表1-4 · 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 ☎045(221)1111 演奏 石川勝とフレンズ(y校昭31卒) スイングジャズ演奏をお楽しみ下さい。

〈22〉

◇昭和34年卒5組クラス会

幹事 

城田 育男

私たちのクラス会は毎年、市内のホテ

ルや料理店で開いていますが、昨年は創

立130周年の記念祝賀会への出席を優

先したため、

クラス会は行

いませんでし

た。祝賀会に

は10人が参加

しました。

平成25年の

クラス会は、

クラスの仲間

で進交会の理

事をしている

佐藤堯子さん

に進交会館

「みなと倶楽

部」の利用申

し込みをお願

いしました。

担当の鈴木さ

んの丁寧なア

ドバイスをい

みなと倶楽部 

(平成25年度)

かもめ俳句会作品集

(自選句)

立春や延寿一鐘波に乗り

佐 

藤 

幸 

袴つけて我万緑の庭に立つ

岩 

間 

博 

忘れゆくこともしあわせ遠き虹

高成田 

佐代子

銀杏散る埠頭に船を見ぬ日かな

高 

田 

望 

曲り家を上手に曲げて霜柱

伊 

藤 

久 

春の雨傘の内なるフランス語

中 

野 

芙美子

樟若葉祈願の神鼓響きけり

鈴 

木 

美恵子

それぞれのマドンナ語る草の餅

中 

谷   

店先を都電往き交ふ心太

谷   

藤 

蜃気楼さびしき町に夢をくれ

藤 

井 

元 

本堂は謡の稽古はしり梅雨

古 

屋 

早百合

梅雨葵今出来ること出来ぬ事

嶋 

田 

志須子

鳥渡るむかし馬見の塔三つ

中 

田 

英 

海鳴りに空揺れてゐる合歓の花

中 

村 

和 

春一番みなとみらいに曲馬団

川 

村 

みどり

(順不同)

ただき、費用もホテルなどに比べて安く

済むとのことで、さる5月29日に19人の

参加を得て開催することができました。

今回は、運動会の仮装行列が話題にな

りました。私たちのクラスは「十戒」を

テーマに行いました。仮装行列の写真(槇

勲君提供)を見ながら、全員一丸となっ

て準備をした時の苦労話やエピソードな

どに話が弾み、和やかなひと時を過ごす

ことができました。出席者からは「今後

も進交会館での開催を増やしたらいい」

との声をいただきました。次回また「元

気で会いましょう」と笑顔での散会とな

りました。

◇38年卒(76期)同期会を初開催

幹事 

細貝

鋼二(7組)

昭和38年に卒業した多数の人から、卒

業50周年の節目として「同期会」開催が

できないかと要望があり、さっそく各ク

ラスの幹事を決め準備会合を何回か開き

ました。その結果、Y校130周年記念

式典が行われる日に合わせて行うことを

決めました。

平成24年11月17日(土)、あいにくの雨

模様でしたが、

会場のローズ

ホテルには約

50人の仲間が

集いました。

古屋文雄さん

(7組)が司会

を担当、発起

人の宮下和光

さん(4組)

が同期会の結

成までの経過

報告をして、

乾杯しました。

久しぶりに

会った人、50

年ぶりに会っ

た人、それぞれ親交を深めあいました。そ

の後、130周年祝賀会に参加しました。

この「サンパチ会」の会長は宮下和光

さんです。次回は2年後に開催すること

にしました。今回参加できなかった皆さ

んには、次回お会いできることを楽しみ

にしています。

◇昭和46年卒「還暦同期会」

幹事 

天野

満(8組)

平成25年5月18日(土)午後5時半か

ら、横浜ベイホテル東急アンバサダーズ・

ボウルルームで「Y46還暦同期会」を開

催しました。恩師の粕谷友一先生、新倉

祐治先生、永井滋先生のご出席をいただ

き、104人の同期生が元気な姿を見せ

集まりました。

桑田豊さん(2組)と須藤有子さん(7

組)の絶妙な司会進行と盛り上げのうち

に開宴。まず、江口紀巳江さん(6組)

が物故者名を読み上げて全員が黙とうし

ました。

石井喜代志同期会代表幹事(7組)が

あいさつした後、来賓の粕谷先生、新倉

先生、永井先生には、ご自身のY校教師

時代と近況についてのお話を中心にごあ

いさつをしていただきました。

続いて新倉先生の乾杯で懇談会に入り、

卒業アルバムのスライド映写に昔の仲間

とY校生活を思い出しました。部活動な

どでともに汗を流した他のクラスの仲間

とのY校時代の話に夢中になり、盛り上

がっているテーブルが数多く見られまし

た。石

井喜代志さんの発案による抽選会が

行われ、豪華な景品が当選者に手渡され

ました。また河合正富さん(8組)によ

る突撃インタビューで、盛り上がりも最

高潮になりました。最後に蜂谷剛さん(3

組)のリードで校歌、応援歌の斉唱、そ

して記念撮影を行い閉会となりました。

42年または30年ぶりの再会でしたが、

Y校時代の学校生活や思い出に、それぞ↖

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第79号進 交 会 報〈23〉 平成25年10月

↙れが様々な思いや懐かしさを心によみが

えらせることができました。この盛り上

がりは、各クラスごとに開かれた2次会

へと続きました。そして、この同期会が

きっかけとな

り、後日、元

ラグビー部同

期会が開催さ

れたとのこと

です。

なお今回の

開催に際し、

事前準備から

運営まで進交

会事務局には

いろいろご協

力をいただき

心より御礼申

し上げます。

◇昭和40年卒1組クラス会

幹事 

佐野

豊・古市

恒子

母校の創立130周年祝賀会に出席し

た際、「創立80周年の伊勢佐木町パレード

に参加した思い出」「名物先生のエピソー

ド」「部活に汗を流した日々」などの話で

盛り上がり、早期にクラス会を開催する

ことを決めました。

4月6日(土)に第1部として、15人

でY校を訪問。その後、第2部として横

浜駅西口で22人が参加して懇親会を開き

ました。

Y校では山本校長に案内していただき、

数々の栄光のトロフィーやIT機器が充

実した教室を見て回りました。吹奏楽部

の練習では、老いた我々の心にも青春の

響きを轟かしてくれました。希望に満ち

た素晴しいY校の今昔を伺い知ることが

出来ました。そして美澤初代校長の胸像

の前で山本校長先生に撮っていただいた

記念写真。この写真は神奈川新聞の「わ

れら同窓生」にも掲載されました。

懇親会の3時間は、笑いが渦巻き、楽

しさいっぱい、お酒もたらふくと、時間

の過ぎるのも忘れた「若さ」あふれる?

ひと時でした。

★平成24年度一般社団法人進交会

 

社員総会

 

日 

時 

平成25年5月25日(土)

 

場 

所 

進交会館5階会議室

 

出席者 

42人(委任状35通)

今回の社員総会は、昨年に引き続き進

交会館で開催されました。秋谷理事長の

挨拶に続き、岡田市大国際総合科学部長、

山本Y校校長が挨拶した後、直ちに議事

の審議に入りました。

第1号議案の事業報告を大谷常務理事

が報告。続いて在原会計理事から第2号

議案の貸借対照表及び正味財産増減計算

書の説明があり、いずれも満場一致で承

認されました。

〔事務局だより〕

昨年度の進交会賞は、平成25年3月18

日に秋谷理事長から次の9人の学生に授

与されました。

国際総合科学部

国際総合科学科

 

人間科学コース

鈴木 

彩乃

 

国際文化創造コース

佐藤 

千香

 

基盤科学コース

平川 

 

 

環境衛生コース

堀  

文香

 

政策経営コース

福井 

知水

 

国際経営コース

半澤 

友宏

 

ヨコハマ企業戦略コース

高橋 

 

医学部

 

医学科

灘  

大志

 

看護学科 渡部 

李菜

進交会の活動報告

終身会費を3万円に改定

進交会では平成25年6月17日の理事会

で、終身会費を現行5万円から3万円に

引き下げることを決め、7月1日から実

施しました。

納入者、会費収入額を増やし同窓会事

業をより円滑に運営するための措置です。

年会費は、現行通り3000円です。

平成25年3月1日のY校卒業式で、46

人に美澤皆勤賞、7人に進交会奨学金が

授与されました。

進交会奨学金受賞者は、佐々木姫乃、本

間仁美、安原采伽、孫彩華、佐藤優佳、新

妻紗奈、大和はるか。◇

〔神奈川県央支部の

解散に伴う寄付金の受領〕

神奈川県央支部は、4月21日の幹事会

及び第24回の総会で支部の解散を決議し

ました。

県央支部は、毎年総会で講師を招いて

講演会を開き、また春・秋にはハイキン

グや支部のゴルフコンペなどを実施し、

支部活動を活発に行っていました。しか

し、会員の高齢化などから、支部活動へ

の参加者が減少し、解散することになり

ました。これに伴い、支部活動の残金7万

円が進交会に寄付されました。

叙勲・表彰を受けられた方々を新年懇

親会で表彰しました。(敬称略)

瑞宝中授章  

長谷川 

      

江口 

英輔

      

衣笠 

洋輔

      

岩瀬 

良三

      

伊藤 

隆二

横浜文学賞 

 

平林 

敏彦

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第79号 進 交 会 報 平成25年10月〈24〉

編集後記

第79号のテーマは「アジアで活躍す

る」。進交会初の本格的な海外支部とし

て、上海支部が発足しました。7、8年前

に有志が始めた市大OB会が口コミで広

がり、登録会員は40人を超えます。

今夏、会員が上海で経営する会社の協

力で、海外インターンシップに市大生2

人を受け入れるなど、すでに積極的な活

動に取り組んでいます。

カンボジアでは、小島幸子さん(市大

商平8)が土産物クッキー会社の経営を

軌道に乗せ、「現地の若者たちの自立を手

助けしたい」と張り切っています。アン

コールワット遺跡でガイドの仕事をして

いるうちに、カンボジアで起業する決心

を固めたそうです。

ドイツ文化研究部のOB有志は、イン

ドネシア・ジャワ島で初の海外懇親会を

開きました。日本総領事を務める城田実・

恵美子夫妻がともに同部の卒業生である

ことから実現したものです。

世界に開かれた横浜、とりわけ市大で

は多くのアジア人留学生が勉学、研究に

励んでいます。今後もますます、海外で

の活躍を期待しましょう。(Y)

平成26年

進交会

新年懇親会のお知らせ

日時

平成26年1月25日(土)

  

午前11時受付開始、11時半開演

場所

崎陽軒本店 

4階

会費

7000円(予定)

昭和二十四年

西 

山   

茂(昭24専)

昭和六十三年

牧   

郁 

子(昭38文)

平成八年

増 

田 

朱 

美(昭32Y)

平成十一年

藤 

田   

肇(昭40商)

平成十二年

山 

中 

順 

二(昭38文)

平成十三年

吉 

村 

公 

久(昭47商)

平成十四年

大胡田 

典 

克(昭35文)

平成十六年

小 

杉 

信 

光(昭16Y)

平成十七年

神 

谷 

良 

吉(昭12Y)

吉 

川 

良 

子(昭31Y商)

天 

野 

元 

美(昭54文)

平成十八年

馬 

上 

三 

郎(昭29商)

久 

米 

弘 

洋(昭44医)

平成十九年

島 

田   

實(昭15Y)

田 

中 

鉄 

男(昭53Y)

池 

田 

雅 

夫(昭53文)

平成二十年

横 

山 

一 

男(昭25専)

富 

田 

芳 

隆(昭45商)

秋 

本 

秀 

志(昭50商)

平成二十一年

山 

口 

隆之助(昭24医専)

横 

溝 

宗 

明(昭29商)

渋 

谷 

純 

夫(昭31Y普)

田 

口 

光 

男(昭31商)

田 

中   

進(昭38文)

岡 

田 

秀 

雄(昭40Y)

吉 

本   

護(昭40商)

平成二十二年

斎 

藤 

隆 

三(昭20Y④)

田野井   

明(昭26Y商)

中 

沢 

清一郎(昭29Y普)

渡 

辺 

忠 

史(昭29Y普)

児 

島 

和 

久(昭33文)

林   

光 

博(昭36Y)

吾 

妻 

英 

樹(昭51商)

北 

村 

さい子(昭52二看)

舘 

脇 

誠 

一(昭53商)

杉 

山 

心 

三(昭56商)

長谷川   

明(平9化)

平成二十三年

米 

本 

俊 

郎(昭14Y)

長谷川   

豊(昭16Y)

大 

村   

巖(昭26Y商)

内 

田 

剛 

嘉(昭33商)

山 

口 

健 

郎(昭33商)

橋 

本 

堅 

治(昭40Y)

松 

本 

芳 

雄(昭42商)

小 

野 

有 

一(昭46Y)

大 

秋 

美 

治(昭53医)

菊 

地   

茂(昭61商)

平成二十四年

寺 

西 

高 

治(昭9Y)

田 

村 

利 

治(昭10Y)

今 

井 

大太郎(昭10専)

原 

田 

久満雄(昭12Y)

大 

村 

龍 

彦(昭13専)

石 

井 

金次郎(昭14Y)

阿 

部   

健(昭16Y)

荒 

川 

震 

三(昭16Y)

木 

皿 

大 

樹(昭16Y)

箕 

輪 

道 

雄(昭16Y)

野 

田 

榮 

一(昭16専)

馬 

場 

寅 

雄(昭17Y)

竹 

内 

為 

夫(昭17専)

松 

江   

保(昭17専)

水 

野   

洸(昭18Y)

中 

川 

鉄 

蔵(昭19専)

梅 

本 

光 

男(昭20Y⑤)

鎌 

田 

健 

夫(昭20Y④)

角 

田   

典(昭20Y④)

中 

島 

義 

雄(昭20Y④)

三 

浦 

健之助(昭20専)

一 

柳 

友 

幸(昭21Y)

鈴 

木 

喜代治(昭21Y)

今 

村 

豊 

昭(昭22Y)

小 

川   

茂(昭23Y)

金 

子 

武 

晴(昭23Y)

柴 

田 

郁 

雄(昭23Y)

小田切 

昭 

二(昭23専)

中 

尾 

静 

夫(昭23専)

中 

島 

二 

郎(昭23専)

羽 

柴 

英 

一(昭23専)

長 

塚   

猛(昭24Y新)

吉 

田 

誠 

定(昭24専)

温 

井 

洋 

子(昭26Y普)

秋 

葉 

英 

三(昭26Y商)

浅 

田   

進(昭26Y商)

岩 

沢 

伸 

一(昭26Y商)

谷 

内 

祥 

晃(昭26Y商)

佐 

藤   

尭(昭26専)

福 

田 

正太郎(昭26専)

本 

多 

久 

夫(昭26専)

岩 

崎 

陸 

郎(昭27Y商)

加 

藤   

剛(昭27Y商)

鈴 

木   

昭(昭27Y商)

竹 

内 

康 

起(昭27Y商)

安 

田 

義 

宇(昭27Y商)

植 

木 

良 

昭(昭28Y普)

渡 

辺 

則 

男(昭28Y商)

須 

磨 

迪 

代(昭29Y普)

菊 

地 

孝 

司(昭29Y商)

渡 

辺 

澄 

夫(昭29Y商)

村     

栄(昭29商)

梶   

重 

雄(昭30商)

鳥 

井 

光 

次(昭31Y普)

栗 

原 

克 

康(昭31医)

勝 

見   

洋(昭32Y)

深 

津 

淑 

江(昭32Y)

伊 

奈 

健 

之(昭32商)

稲 

森   

晃(昭32商)

市 

川   

明(昭32理)

江 

藤 

孝 

之(昭33商)

上 

野 

重 

朗(昭33文)

池 

田 

雄 

二(昭33理)

有 

賀 

睦 

子(昭33一看)

池 

田   

稔(昭34Y)

青 

木   

斂(昭35商)

安 

藤 

鉦 

一(昭35文)

近 

藤 

甲斐夫(昭35医)

内 

野 

光 

恵(昭36Y)

菊 

地   

孝(昭36商)

関 

根 

禎 

一(昭36商)

上 

田 

一 

夫(昭36文)

坂 

本   

洋(昭37Y)

飯 

塚 

健 

夫(昭37文)

遠 

藤 

吉 

英(昭38商)

石 

井   

皓(昭38文)

中 

田 

順 

也(昭38文)

桐 

田 

宰 

爾(昭39商)

田 

中 

彦 

穂(昭39商)

野 

田 

一 

夫(昭39商)

服 

部 

容 

教(昭39商)

佐々木 

美枝子(昭39理)

湯 

本 

忠 

顕(昭40商)

三 

木 

皓二朗(昭41Y)

饗 

場   

勲(昭42文)

林   

哲 

也(昭43文)

大 

沢 

一 

夫(昭44Y)

山 

崎 

準 

一(昭47商)

内 

山 

英 

夫(昭56商)

草 

原 

和 

子(昭60Y)

平成二十五年

古 

屋   

武(旧職員)

二 

見 

英 

吉(昭12Y)

宇野澤 

邦 

俊(昭14Y)

木 

村   

勝(昭14Y)

岸   

重 

信(昭16Y)

坂 

本 

春 

男(昭16Y)

中 

島 

啓 

一(昭16Y)

野 

口 

登志郎(昭16Y)

岡 

本   

公(昭17Y)

斉 

木   

裕(昭17Y)

深 

野   

武(昭18Y)

杉 

山 

吉 

司(昭19専)

長谷川 

総 

一(昭19専)

小 

杉 

雄 

一(昭20Y④)

山 

口 

勝 

巳(昭20Y④)

小 

倉 

千之助(昭20専)

麦 

谷 

吉 

雄(昭20専)

曲 

輪 

幸 

治(昭23Y)

森 

田 

治 

子(昭27Y商)

堀 

田 

義 

昭(昭28Y商)

武 

藤 

幸 

子(昭30Y商)

宇田川 

惠 

造(昭31商)

深 

谷 

泰 

弘(昭31商)

菊 

地   

繁(昭32Y)

金 

子 

和 

磨(昭33Y)

引 

田 

利 

枝(昭34Y)

久 

保 

明 

義(昭34商)

小 

山 

三 

郎(昭34理)

尾 

田 

恭 

朗(昭37文)

斉 

藤 

幹 

夫(昭40Y)

伴   

一 

男(昭52商)

逝去年月日不明

服 

部 

一 

馬(旧教員)

吉 

川 

智 

教(旧教員)

神 

田 

文 

人(旧教員)

萩 

原 

文 

彦(旧教員)

羽 

鳥 

重 

雄(旧教員)

村 

橋 

克 

彦(旧教員)

大久保 

隆 

男(旧教員)

柚 

木 

英 

夫(昭16専)

倉 

内   

禅(昭19専)

大 

谷 

利 

郎(昭30商)

岡 

田 

初 

次(昭30商)

三 

輪 

広 

司(昭33文)

磯 

田 

豊 

宏(昭34Y)

岡 

野   

勲(昭34Y)

菅 

野 

俊 

男(昭34Y)

石 

崎 

久 

子(昭34Y)

大 

谷 

朋 

子(昭34Y)

田 

山 

健 

子(昭34Y)

間 

宮 

蓉 

子(昭34Y)

佐 

藤 

正 

男(昭34商)

伊 

吹 

竜 

男(昭38商)

斎 

藤   

晃(昭40Y)

岡   

淳 

子(昭42Y)

宮 

出 

喜 

雄(昭44Y)

大 

嶋 

喜美代(昭44一看)

高 

橋 

幸 

宏(昭46Y)

土河原 

裕 

子(昭46Y)

秋 

山 

昭 

子(昭57商)

平成25年7月31日までに、逝去の知らせをいただいた会員の

方々です。謹んでご冥福をお祈りいたします。   (敬称略)