チーム医療と信念対立プレゼンスライド

第4回医療教授システム学会総会ISDモデルラウンドテーブルディスカッション

チーム医療と信念対立～真のチーム医療の構築を目指して～

埼玉成恵会病院　外科・救急科　清水広久

12年2月27日月曜日

本日のお題


背景


チーム医療ってなあに？


Teamって？

Teamって何でしょうか？


Teamって？


Team?


Team?12年2月27日月曜日

Team?


Team?12年2月27日月曜日

Team?


TeamとGroupの違いは？


Working Group

目的：メンバー個々の業績水準を底上げする

その成果は個人の成果の総和にしかならない。


Team

チームワークが存在し、その成果は集合的作業成果による共同の貢献がふくまれるので、Groupのそれより大きくなる。


Interdisciplinary Team:多職種が単に集まったもの

Multidisciplinary Team：ミッションを共有し、多職種が相乗的に協働するもの


Multidisciplinary Team


目指すべきは


形態は様々


形態はときに変化


奏でるものも様々


同質性を前提としたチームワークから

異質性を前提とした

チームビルディングへ


ACLSはチーム医療か？


医師中心の主治医制度から組織が責任を持つチーム医療へ！


Gap


Gapを埋める


How?12年2月27日月曜日

I S DInstructional System Design


「チーム医療プロジェクト」3本柱



信念対立解明アプローチ




「チームビルディング」ワークショップ





「ホールシステムアプローチ（学習する組織）」ワークショップ


多様性の保証


それだけでは、、、


唯我独尊


不協和音


無秩序


なにが必要？


なにが必要？プロとして


共通言語


信念の多様性を保証

状況・目的の共有


やってみた


信念対立への挑戦


アプローチ

報告方法の違

い


職種による目的（信念）の違い


迅速対応態勢(Rapid Response System:RRS)迅速評価

迅速対応態勢と「迅速評価」「一次評価」「二次評価」の流れ



①「反応なし」「十分な呼吸なし」→直ちにRRS稼働、BLS開始。

②「BLS不要」「危険な兆候あり」→直ちにRRS稼働、初期対応開始

③「危険な兆候なし」→一次評価開始

迅速評価の判断と行動様式




①「反応なし」「十分な呼吸なし」→直ちにRRS稼働、BLS開始。

②「BLS不要」「危険な兆候あり」→直ちにRRS稼働、初期対応開始

③「危険な兆候なし」→一次評価開始

ALSチームによる高度な緊急治療

SBARでALSチームを要請

迅速評価の判断と行動様式一次評価二次評価

•バイタルサイン•意識状態•モニター•懸念があればSBARで報告•呼吸と循環の安定化を図る

呼吸と循環が安定化したら病歴・情報の聴取と全身の評価を行う。



General Assessment即時アセスメント

(迅速評価）


General Assessment即時アセスメント

(迅速評価）

最初に出会った数秒間で全体的な外見を視覚と聴覚を使ってアセスメントするもの。「外見」「呼吸状態」「循環」　　　　　の視点で評価する。


Primary Assessment一次アセスメント

素早く行う心肺と神経機能のABCDEの評価A (Airway)　気道B (Breathing)　呼吸C (Circulation)　循環D (Disability)　身体機能（意識レベル）E (Exposure)　脱衣（外傷の有無）


報告の仕方SBARとは？医療現場で用いられる報告の形式

✦S: Situation　　　　　　患者の包括的状態

✦B: Background　　　　　臨床経過

✦A: Assessment　　　　　状況評価の結論

✦R: Recommendation　　具体的な要望、要請


報告の仕方SBARとは？医療現場で用いられる報告の形式

✦S: Situation　　　　　　患者の包括的状態

✦B: Background　　　　　臨床経過

✦A: Assessment　　　　　状況評価の結論

✦R: Recommendation　　具体的な要望、要請

報告は結論から！要領よく手短に！


Brain Storming


異質性を前提としたチームビルディング

•多様性を保証状況によってチームリーダー・形態は変化する。コマンダーとチームリーダーは必ずしも一致しない。

患者と場を安定させる。＊Decision Makingの根拠・システムが重要！

•目的・状況の共有を強化12年2月27日月曜日


今後の課題



「ホールシステムアプローチ（学習する組織）」ワークショップ

今後の課題


目指すべきもの


素晴らしき世界


ご静聴有り難うございました


チーム医療と信念対立プレゼンスライド

Education

Transcript of チーム医療と信念対立プレゼンスライド

チーム医療 と信念対立プレゼンスライド

Education

Transcript of チーム医療 と信念対立プレゼンスライド

チーム医療と信念対立プレゼンスライド

Transcript of チーム医療と信念対立プレゼンスライド