連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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©2015 Data Cake Baker Corporation. All rights reserved. 社会情報天気図 景気ウオッチャー調査から、 地域の消費者の声を可視化し、景気動向を読む Dual ComBine Analysis Dual ComBine Analysis, for Cross Data Explorer 2015年9月号Vol.1. No.3 内閣府2,015年9月8日発表データより 2015/9/29 1 Photo by Akiko Photo by Akiko Photo by Akiko

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社会情報天気図 景気ウオッチャー調査から、

地域の消費者の声を可視化し、景気動向を読む

Dual ComBine Analysis

Dual ComBine Analysis, for Cross Data Explorer

2015年9月号Vol.1. No.3 内閣府2,015年9月8日発表データより

2015/9/29 1

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社会情報天気図 ~景気ウオッチャー調査から地域の景気動向を読む~

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◆“景気ウオッチャー調査”から、数値と言葉の関係を機械学習し、地域の景気の実態に迫る.

・内閣府の“景気ウォッチャー調査” データから、地域の消費者の実感と声を可視化し、景気動向を読む.

・日本の経済の7割が、サービス業や消費であることから、消費行動や家計消費の意識に特化して分析.

・通常、景気指標等の単一の数値は、背景や多くの側面が切り捨てられ、実態の意味の理解に欠ける.

・実践する者は、状況を集約した評価値と共に、まず、自ら具体的なイメージを構築する必要があるだろう.

それはあたかも、C. Darwinが観察した、1匹のミミズが、落ち葉の一番尖った角を探して、自らの巣穴に引き込むため、多分使っている6感のガイドマップのようなものを、ヒトも実践のためには必要としているに違いない.

ヒトも、データを採り、課題を診断し、行動をデザインしつつ実行する、1連のプロセスを遂行するために.

はじめに

Dual ComBine Analysis

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全国の景気動向まとめ

◇ 全国

◇ 景気クラスター

1. 薄日模様CL1:北海道、沖縄

2. 崩れ模様CL2:東北

3. 薄曇りCL3:近畿

4. 小雨模様CL4:北関東、東海

5. 曇りCL5::曇が重なる南関東

6. はっきりしない:北陸、四国、九州、中国

◇諸指標と解説

Dual ComBine Analysis

・データ出典:内閣府景気ウォッチャー調査(August 10,2015) http://www5.cao.go.jp/keizai3/watcher_index.html ・データ解析:連環データ分析 スタンダード Powered by DCB-Analysis for Cross Data Explorer

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目 次

・景気ウオッチャ調査から、2015年8月度の家計の現状に対する855人のデータのみを使用

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全国の景気動向まとめ Dual ComBine Analysis

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・アイコン画像元http://www.digipot.net/?p=1066、http://www.digipot.net/?p=1069

・素材を利用したプレス発表は可能(利用規約http://www.digipot.net/?page_id=19)

8月の全国の家計DIマップ

全国のDI

◆2015年8月の全国の家計DIマップ

・今月の全国家計DIは、 48.8と前月よりも02.0ポイント悪化し、辛うじて50.を切った.とはいえ、判定は“変わらない”という状況.

・全国11地域の中で、沖縄だけが57.0ポイントと2.0ポイント改善し、“やや良くなった”との判定結果となった.

・全国で、DI.が50.0を超えたのは、沖縄、近畿、北陸と北海道で、いずれも全国平均を上回った.

・低い地域は、東北、北関東、南関東など東日本と、中国、四国、九州と、日本の中央部に集中している.

北海道DI:52.0(-3.6)

(全国平均+3.2)

南関東DI:48.4(-1.5)

(全国平均-0.4)

東北DI:46.2 (-2.5)

(全国平均-2.6)

北関東DI:45.0(-2.7)

(全国平均-3.8)

四国DI:46.9(-5.3)

(全国平均-1.9) 九州DI:48.3(-4.0)

(全国平均-0.5)

東海DI:49.2(-1.3)

(全国平均+0.4)

沖縄DI:57.0(+2.0)

(全国平均+8.2)

近畿DI:50.4(-0.8)

(全国平均+1.6)

中国DI:48.7(-2.2)

(全国平均-0.1)

北陸I:53.3(+1.8)

(全国平均+4.5)

全国家計“変わらない” DI:48.8 (前月比-2.0 )

65以上 良くなっている

55~65 やや良くなっている

45~55 変わらない

35~45 やや悪くなっている

35未満 悪くなっている

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“景気ウオッチャー調査”の定義

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社会情報天気図 ~景気ウオッチャー調査から地域の景気動向を読む~ Dual ComBine Analysis

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社会情報天気図

まとめ

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

◆日本列島の景気の天気模様

日本列島の景気天気図は、全体としてまだ明るさが見えない.北の北海道と南の沖縄は薄日模様であるが、中央部は、曇りまたは小雨模様である.

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海

・曇りCL5::曇が重なる南関東

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家計関連動向DIの推移(1/2) Dual ComBine Analysis

地域別DIの推移

◆家計関連動向DIの3年間の東日本の推移

◇今月の全国家計DIは、 48.8と前月よりも02.0ポイント悪化し、辛うじて50.を切っている.

・消費税ショック後の谷から脱出した2015年4月から足踏み状態から、やや崩れかけている.

・東海を含む東日本では、北海道のみが、DI.で50.0を超えているが、他は割っており、特に北関東、東北が良くない.

・家計動向DIで見る限り、昨年11月をボトムに回復してきたが、“緩やかな回復を続けている”とは、言いにくい.

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2014年4月消費税8%実施

2014年11月消費税10%先送り 2012年8月野田内閣

消費税法成立

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家計関連動向DIの推移(2/2) Dual ComBine Analysis

地域別DIの推移

◆家計関連動向DIの3年間の西日本の推移

◇今月の全国家計DIは、 48.8と前月よりも02.0ポイント悪化し、辛うじて50.を切っている.

・消費税ショック後の谷から脱出した2015年4月から足踏み状態から、やや崩れかけている.

・北陸を含む西日本では、沖縄と新幹線効果の北陸がDI.で50.0を超え、近畿も辛うじて超えているが、他は良くない.

・家計動向DIで見る限り、昨年11月をボトムに回復してきたが、“緩やかな回復を続けている”とは、言いにくい.

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2014年4月消費税8%実施

2014年11月消費税10%先送り 2012年8月野田内閣

消費税法成立

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クラスタ別特徴

◆各地の景気動向の関係とポジションを確認

・日本の景気DIの動向を、地域と景気ウオッチャーデータを情報圧縮して、5のクラスタに分類するとパターンが見える.

・今月の日本の11地域の景気動向を、大きく5のクラスタに分けて理解する

・マップの軸として、左上は“悪い”で右下が“良い”.右上が“動き有り”方向で、左下が“変化無し”である.

地域と景気動向の関係 Dual ComBine Analysis

「地域」+「景気動向DI」

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CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

5つのクラスタの特徴

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海

・曇りCL5::曇が重なる南関東

CL5:曇り.

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◆各地の景気動向と市場の動きの関係

・各地の景気動向に“市場の動き”を重ねて、関係を見る.

・“良い”方向の“CL1:薄日模様”の方向には、“単価の動き”があり、“悪い”方向には“CL4:小雨模様”の“お客の様子”がある.

・“動き有り”方向には、“来客の動き”があり、“変化無し”の方向には、“販売量の動き”がある.

地域と市場の動きの関係 Dual ComBine Analysis

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「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

5つのクラスタの特徴

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄では、“単価の動き”が“やや良くなっている”

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北では、“来客の動き”が悪くなっているように推察される.

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿では、“単価の動き”は、やや良くなっているものの“販売量の動き“は、変わらないと推察される.

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海では、“お客の様子”が、“やや悪くなっている”と推察.

・曇りCL5:曇が重なる南関東では、とりわけ特徴的な変化がない.

クラスタ別特徴

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◆各地の景気動向と業種との関係

・各地の景気動向に“業種”を重ねて、それらの関係を見る.

・“良い”方向の“CL1:薄日模様”の方向には、“ホテル宿泊旅館”、“コンビニ”があり、“悪い”方向には“CL4:小雨模様”の“住宅関連家具”、“通信サービス”等がある.

・“動き有り”方向には、“飲食サービス”、“旅行行楽観光業”があり、“変化無し”の方向には、“乗用車販売サービス”等がある

景気動向に係る地域と業種の関係 Dual ComBine Analysis

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「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

5つのクラスタの特徴

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄では、“コンビニ”、“ホテル宿泊旅館”が“やや良くなっている”

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北では、“飲食サービス”が悪くなっているように推察される.

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿では、“百貨店ショッピングセンタ”は、少し良くなっているもののあまり変わらないと推察される.

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海では、“住宅関連家具”、“通信サービス”が、“やや悪くなっている”と推察.

・曇りCL5:曇が重なる南関東では、“乗用車販売サービス”が、悪いまま変化がないと推察される

クラスタ別特徴

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◆各地の景気動向と経済要因との関係

・各地の景気動向に、キーワードを括った“経済要因”を重ねて、それらの関係を見る.

・“良い”方向の“CL1:薄日模様”の方向には、“飲料食料”、“消費好調”があり、“悪い”方向には“CL4:小雨模様”の“住宅建設”、“企業活動”等がある.

・“動き有り”方向には、“季節イベント”、“教養娯楽”があり、“変化無し”の方向には、“衣料雑貨”等がある

地域と景気要因の関係 Dual ComBine Analysis

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「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

5つのクラスタの特徴

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄では、“飲料食料”、“国際・観光”、が“やや良くなっている”、“消費の様子”、“消費好調”等となっている.

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北では、“飲食サービス”が悪くなっているが、“季節イベント”、“教養娯楽”関係に響いているように推察される.

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿では、“百貨店ショッピングセンタ”は、少し良くなっているものの、“広告販促”、“製品サービス”等もあまり変わらないと推察される.

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海では、“住宅建設”、“企業活動”“国内経済”等が、“やや悪くなっている”と推察.

・曇りCL5:曇が重なる南関東では、“乗用車販売サービス”が、悪いまま変化がないが、強いて言えば、“高級志向”と、“政治政策”である.

クラスタ別特徴

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地域と景気動向の理由説明文のキーワドとの関係 Dual ComBine Analysis

◆各地の景気動向とキーワードとの関係

・各地の景気動向に、ウオッチャが寄せた説明文からのキーワードを重ねて、それらの関係を見る.

・“良い”方向の“CL1:薄日模様”の方向には、“夏”、“単価”、“客数”があり、“悪い”方向には“CL4:小雨模様”の“景気”、“少ない”、“インバウンド”等がある.

・“動き有り”方向には、“お盆”、“客”があり、“変化無し”の方向には、“販売”、“量”、“プレミアム商品”等がある

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「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様

CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様. 5つのクラスタの特徴

・薄日模様CL1:やや薄日が差し始めた北の北海道と南の沖縄では、“夏”、“客数”、が“等となっている.

・崩れ模様CL2:雨模様が強まった東北では、“お盆”、“客”等のキーワードがある.

・薄曇りCL3:薄曇りのままの近畿では、“商品”、“販売”、“好調”等のキーワードが有る.

・小雨模様CL4:小雨が降る北関東と東海では、“景気”、“少ない”、“インバウンド”等が、“やや悪くなっている”と推察.

・曇りCL5:曇が重なる南関東では、特徴的なキーワードが無い、

CL5:曇り.

クラスタ別特徴

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全国の景気動向まとめ

2015/9/30

Dual ComBine Analysis

薄日模様CL1 崩れ模様CL2 薄曇りCL3 小雨模様CL4 曇りCL5

地域

北海道 沖縄 (九州) (北陸)

東北 近畿 (中国)

北関東 東海

南関東 (四国)

景気と動き 薄日模様なが らさらに動きあり

さらに崩れる 可能性あり

薄曇りながら 停滞

小雨のまま 動き無し

雲りのまま 動き無し

業種要因 “ホテル宿泊旅

館” “コンビニ”

“飲食サービス” “百貨店ショッピングセンタ”

“住宅関連家具” “通信サービス”

“乗用車販売サービス”

市場要因 「単価の動き」 「消費不調」 「販売量の動き」 「お客の様子」 ---

景気要因

“国際・観光” “飲料食料” “消費の様子” “消費好調”

“季節イベント” “教養娯楽”

“広告販促” “製品サービス”

“住宅建設” “企業活動” “国内経済”

“高級志向” “政治政策”

◆全国の景気動向まとめ

全国の景気動向は、大きく5のクラスターに分け、その特徴をまとめる.

・景気ウオッチャーの内、消費者の動きを伝える855人の、各11地域、各業種の現場からの、基本的には3ヵ月前と比較した景気判断、その理由としての市場動向、さらに追加説明文等の多様な多次元データを、マシンラーニングで情報圧縮し、クラスタ化した.

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クラスタ別特徴

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全国の景気動向まとめ Dual ComBine Analysis

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•CL1:薄日模様 ・北海道

・沖縄

Dual ComBine Analysis

北海道DI:52.0(-3.6)

(全国平均+3.2)

CL1:薄日模様の景気動向

2015/9/30 16

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

沖縄DI:57.0(+2.0)

(全国平均+8.2)

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30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

北海道

中間

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

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CL1:薄日模様の景気動向(1/2)

北海道

2015/9/30

Dual ComBine Analysis

◆北海道の家計の景気動向

◇北海道は、前月より3.6ポイント下回り、52.0となったが、“やや良くなっている”との判定結果である.

・全国平均の48.8を3.2ポイント上回り、日本の11地域のなかで、沖縄に次いで2位となった.

・今年は、3月以来50.0をオーバーしているが、比較的好調を続けている.

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北海道DI:52.0(-3.6)

(全国平均+3.2)

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis

沖縄

◆沖縄の家計の景気動向

◇沖縄は、前月より2.0ポイント上がって、57.0ポイントとなり、“やや良くなっている”との判定結果となった.

・全国平均の50.8を4.2ポイントも上回って、全国でトップとなったが、ウオッチャのサンプルが少ないため、変動が大きい.

・今年の3月以来50.0を上回っており、好調である.

沖縄DI:57.0(+2.0)

(全国平均+8.2)

2015/9/30 18

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

沖縄

中間

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

CL1:薄日模様の景気動向(2/2)

Page 19: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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景気影響要因とキーワード ・夏、客数、観光、増え、数、来客数、増えて、増えている、来客、観光客、客単価、外国人、単価、上回る、大型

地域の代表的な景気動向を説明する文章(関係するキーワードを赤表示)

CL1:薄日模様

Dual ComBine Analysis

◆ CL1:薄日模様の特徴的キーワード、および説明文の抽出

・今月の最も良かった北海道と沖縄である.

・共に、観光客で、それも外国人の客数の増加や、客単価の増加が共通な景気要因である.

・観光名所や旅行代理店、高級レストランだけでなく、コンビニやゴルフ場などにも波及している.

19

・8月30日現在の乗降客数は前年を約13%上回っており、10か月連続で前年を上回っている。

(北海道)良くなっている

観光名所 来客数の動き

・知床の世界遺産登録10周年に伴い、道東の露出が増加していることで観光客も増えている。また、例年どおりスポーツ合宿の動きが活発なこともあり、夏季の需要は堅調に推移している。

(北海道)やや良くなっている

旅行代理店 来客数の動き

・引き続き外国人観光客が増えている。 (北海道) 変わらない コンビニ 来客数の動き・8月は好天の日が多く、郊外に出かける客が多かったことから、売上は前年を下回った。また、料金を下げたメニューに人気が集まるなど、とても景気の高揚は感じない。前年度の北海道の観光入込客数が過去最高となったが、34%も増えた外国人観光客が頼みの綱であり、外国人対応していない飲食店や外国語のホームページを持たない飲食店にとって恩恵はなく、逆に円安に伴う輸入食材の値上げで音を上げている店も多い。

(北海道) 変わらない 高級レストラン 販売量の動き

・宿泊予約が活況で状態は横ばいで推移している。国内客、外国人客共に団体予約が好調である。

(北海道) 変わらない 観光型ホテル 来客数の動き

・前年同期と比較して、来客数が上昇している。 (沖縄)やや良くなっている

コンビニ 来客数の動き

・来客数が前年と比べ、1日当たり100名増えている。 (沖縄)やや良くなっている

コンビニ 来客数の動き

・客単価も上がり、なおかつ利用人数も増えている。 (沖縄)やや良くなっている

ゴルフ場 来客数の動き

・前半と後半の大型台風により、営業活動は大きな影響を受けたが、客単価は前年をやや上回る状況である。商品供給も安定すれば、売上は回復する。

(沖縄) 変わらない コンビニ 単価の動き

北海道DI:52.0(-3.6)

(全国平均+3.2)

沖縄DI:57.0(+2.0)

(全国平均+8.2)

CL1:薄日模様の景気動向

Page 20: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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•CL2:崩れ模様 ・東北

Dual ComBine Analysis CL2:崩れ模様の景気動向

2015/9/30 20

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

東北DI:46.2 (-2.5)

(全国平均-2.6)

Page 21: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

全国

東北

中間

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis

東北

◆東北の家計の景気動向

◇東北は、前月より2.5ポイント下回り、46.2ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果となった.

・全国平均の48.8を2.6ポイント下回っており、日本の11地域の中で下から2番目である.

・今年は、4月と5月には5.0をオーバしていたが、昨年8月以来全国平均を下回り、先月に続き今月も50.0ポイントを切っている.

東北DI:46.2(-2.5)

(全国平均-2.6)

2015/9/30 21

CL2:崩れ模様の景気動向

Page 22: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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景気影響要因とキーワード 多く,お盆,家族,良かった,利用,減少し,入込,客,落ち,良く,天候不順,夏祭り

地域の代表的な景気動向を説明する文章(関係するキーワードを赤表示)

CL2:崩れ模様

Dual ComBine Analysis

◆ CL2:崩れ模様の特徴的キーワード、および説明文の抽出

・一貫して低迷を続けている東北は、景気の良い地方と悪い地方の狭間に落ち込んで波乱含みである.

・景気要因は良くも悪くも、お盆、夏祭り、夏休み等の季節イベントであるが、客足、客数の減少や落ち込みや客の節約志向が有る.

・良くなっているのは、観光型ホテルや観光名所であり、スーパ、住関連、医薬品店、一般レストラン等地元経済は落込んでいる.

22

・今月は、学校の夏休み、七夕、お盆など夏のイベントが多く、当業界におけるハイシーズンである。ツアーによる団体客は少ないものの、家族単位の客が多く客室利用の効率も良い。また、家族構成上、館内消費も好調であり明るい月である。

(東北)やや良くなっている

観光型ホテル 来客数の動き

・来客数が増えている。団体客の予約状況は前年よりも若干落ち込んでいるものの、それを上回るように予約のないフリー客が増えており、売上を押し上げている。

(東北)やや良くなっている

観光名所 来客数の動き

・商品の値上げにより来客数は若干減少したものの、客単価は上昇している。そのため、結果的に売上は同じという状況であり、客の様子に変化はみられていない。

(東北) 変わらない 一般レストラン お客様の様子

・例年であれば、夏祭りの時期は浴衣の着付けの仕事が増えるが、今年はお金をかけないように、雑誌などを見て客が自分で着付けをしている。

(東北) 変わらない 美容室 お客様の様子

・お盆終了後から明らかに客は節約志向に傾いている。 (東北)やや悪くなっている

スーパー お客様の様子

・祭りがあり、更に天候も良かったが、売上、来客数共に落ち込んでいる。

(東北)やや悪くなっている

住関連専門店 来客数の動き

・お盆までは猛暑ということもあって売上は前年並みに良かったが、それ以降は客足が全く途絶えている。また、気温の低下により風邪を引いても、節約して風邪薬を買わずに治すという人が増えている。

(東北)悪くなっている

一般小売店[医薬品]お客様の様子

・お盆によって消費が増えたが一時的なものであり、全体の景気を左右するまでには至っていない。また、来月に控えている地方選挙の影響により、8月後半は特に夜間の客足が途絶え気味であり、これは来月まで足を引っ張るだろう。小さい街であり、選挙による街全体への影響が大きすぎる。

(東北)悪くなっている

一般レストラン お客様の様子

東北DI:46.2(-2.5)

(全国平均-2.6)

CL2:崩れ模様の景気動向

Page 23: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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•CL3:薄曇り ・近畿

Dual ComBine Analysis CL3:薄曇りの景気動向

2015/9/30 23

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

近畿DI:50.4(-0.8)

(全国平均+1.8)

Page 24: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

近畿

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis

近畿

近畿DI:50.4(-0.8)

(全国平均+1.8)

◆近畿の家計の景気動向

◇近畿は、前月より0.8ポイント下がって、50.4ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果を維持している.

・全国平均の48.8を1.8ポイント上回っており、日本の11地域の中で割合良い地域ではるが、ここ2ヶ月ほぼ全体と並んだ.

・今年は、2月から5.0をオーバしていたが、4月の55ポイントをピークに下がり傾向である.

2015/9/30 24

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

CL3:薄曇りの景気動向

Page 25: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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景気影響要因とキーワード 多く,お盆,家族,良かった,利用,減少し,入込,客,落ち,良く,天候不順,夏祭り

地域の代表的な景気動向を説明する文章(関係するキーワードを赤表示)

CL3:薄曇り

Dual ComBine Analysis

◆ CL3:薄曇りの特徴的キーワード、および説明文の抽出

・良くなっているのは、中国人を中心とする外国人客の売上と、プレミアム付商品券の効果である.

・ただ、インバウンドの効果もプレミアム付商品券も家電や高額商品にも流れたが、円安や食品の値上がりや生活防衛により、効果が薄れてきている.

・インバウンド効果や、厳しい夏の効果が、医薬品や雑貨などに効果が及んで居る。

25

・中国人を中心とする外国人客の売上は、依然として堅調な動きが続いている。外商顧客の売上も、前年は消費税増税の影響で落ち込んでいたことから、前年比では増加傾向が続いている。ボリューム層については、6月はセールの開始が後ずれしたことで悪化したものの、この2か月は前年の水準にまで回復しつつある。

(近畿)やや良くなっている

百貨店販売量の動き

・7月末に発行された大阪市のプレミアム付商品券の効果が大きい。特に、家電などの高額品が売れているほか、食品も単価が上がってきている。

(近畿)やや良くなっている

スーパー販売量の動き

・月前半は修理や電池交換が中心であったが、月後半の10日間ぐらいで腕時計が何本か動き、安定した売上となった。携帯電話で時間をみることに抵抗を感じる人は多く、おしゃれを兼ねた時計の購入がみられる。特徴としては、今月はクレジットカードを使う人が目立っている。

(近畿) 変わらない一般小売店[時計]

販売量の動き

・インバウンド売上は前年の3~4倍で推移しており、売上全体を押し上げる大きな要因となっている。また、国内客についても、クリアランスは衣料品を中心に好調に推移している。

(近畿) 変わらない 百貨店販売量の動き

・プレミアム付商品券による需要喚起が期待されたが、消費の底上げ効果は限定的である。一方、特選洋品や婦人雑貨は好調であるが、インバウンド効果は少し頭打ち気味である。

(近畿) 変わらない 百貨店販売量の動き

・期待されたプレミアム付商品券の利用は、当初こそ高額商材に流れたものの、週を追うごとに食品へと流れ、70%以上が通常の買物に使用されているのが現状である。円安の影響による値上げに加え、野菜の高騰などもあり、景気が上向いているとは言い難い。

(近畿) 変わらない スーパーお客様の様子

・月中旬を過ぎるころまで、暑さの厳しい日が続いた。そのため、飲料関連や制汗剤、紫外線対策商品などの動きが、昨年よりも非常に良かった。また、インバウンドによる買上の増加も、プラス材料になっている。

(近畿) 変わらないその他専門店[医薬品]

来客数の動き

・入店客数はほぼ前年並みを維持しているが、レジ客数が減少傾向である。プレミアム付商品券の利用は食品が中心であるなど、顧客の生活防衛意識はやはり高いと感じられる。

(近畿)やや悪くなっている

百貨店)販売量の動き

・神戸市ではプレミアム付商品券の発売が始まったが、当社の客はほとんど手に入れることができなかった。商店街では対策を講じているが、売上へのプラス効果は限定的である。

(近畿)やや悪くなっている

衣料品専門店

販売量の動き

近畿DI:50.4(-0.8)

(全国平均+1.8)

CL3:薄曇りの景気動向

Page 26: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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•CL4:小雨模様 ・北関東

・東海

Dual ComBine Analysis CL4:小雨模様の景気動向

2015/9/30 26

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

Page 27: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

全国

北関東

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis

北関東

◆北関東の家計の景気動向

◇北関東は、前月より2.7ポイント下回り、45.0ポイントとなり、“変わらない”から“やや悪くなっている”の判定結果となった.

・全国平均の48.8を3.8ポイント下回っており、先月に引き続き日本の11地域の中で最低を続けている.

・今年は、4月と5月には5.0をオーバしていたが、昨年9月以来全国平均を下回り、先月に続き今月は、小雨模様である.

北関東DI:45.0(-2.7)

(全国平均-3.8)

2015/9/30 27

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

CL4:小雨模様の景気動向(1/2)

Page 28: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

20

12年

8月

20

12年

10月

20

12年

12月

20

13年

2月

20

13年

4月

20

13年

6月

20

13年

8月

20

13年

10月

20

13年

12月

20

14年

2月

20

14年

4月

20

14年

6月

20

14年

8月

20

14年

10月

20

14年

12月

20

15年

2月

20

15年

4月

20

15年

6月

20

15年

8月

全国

東海

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis

東海

◆東海の家計の景気動向

◇東海は、前月より1.3ポイント下がり、49.2ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果である.

・全国平均の48.8を0.4ポイント上回っているが、日本の11地域の中で2月以来下位で推移している.

・今年は、4月、5月は5.0をオーバしていたが、50.0ポイントの前後で推移している

東海DI:49.2(-1.3)

(全国平均+0.4)

2015/9/30 28

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

CL4:小雨模様の景気動向(2/2)

Page 29: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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景気影響要因とキーワード 件数,企業,受注,景気,解約,新築,少なく,客の様子,タクシー,少ない,物件,電話,節約,多くなって,問い合わせ,購入,建築,様子,帰省,暑さ,旅行

地域の代表的な景気動向を説明する文章(関係するキーワードを赤表示)

CL4:小雨模様

Dual ComBine Analysis

◆ CL4:小雨模様の特徴的キーワード、および説明文の抽出

・小雨模様の北関東と東海は、“良くなった”と“かやや良くなっている”が、少ない.

・共に、企業関係の要因の影響が見られ、不動産や建設、通信、さらにはタクシ-関係など、広い業界が落込んでいる.

・夏の暑さも消費効果ではなく、高齢化には厳しく、市場の状況は、ほとんど“お客の様子“が、低調の原因とみている.

29

・世界株安による影響かは不明だが、企業の海外渡航は減少気味である。夏休みであり、国内旅行は個人旅行が伸び、海外旅行も受注が多い。ただ、一般的にみると景気の動向はほぼ横ばいである。

(北関東) 変わらない 旅行代理店お客様の様子

・節約志向が強まり、ケーブルテレビを解約し、アンテナ受信に切り替える家庭が増えてきている。

(北関東) 変わらない 通信会社お客様の様子

・土地等について、動き、問い合わせ等がほとんどない。ただし、競売物件のような価格の低い物件には、かなり人数が集まるようである。一般的な価格のものでは、客が目もくれない状況である。貸家の方も、入居の問い合わせ等は相変わらず、少ない。

(北関東) 変わらない 住宅販売会社 それ以外

・高温注意報が発令されると、同時に不用な外出は避けましょうと放送される。元々少ない人出が、より一層少なくなってしまい、売上にも悪影響となっている。

(北関東)やや悪くなっている

商店街来客数の動き

・客の様子をみると、追加注文やドリンク、アルコール類などの注文がほとんどないので、なかなか売上が上がらず、客単価も上がらない。

(北関東)やや悪くなっている

一般レストランお客様の様子

・お盆の時期は少し動きがあるが、夏休みや帰省でお金を使ったため、お盆明けは出費を控えているようである。街中は、ひっそりしており歩いている人がいない。タクシー利用客は、ますます減少している。

(北関東)やや悪くなっている

タクシー運転手お客様の様子

・リフォームや建築工事に伴って、クロスやカーテン等のインテリアの見積や引き合いが多くなってきている。

(東海)やや良くなっている

住関連専門店お客様の様子

・客層が二極化している。高齢で余裕のある層とそれ以外の層では消費が異なる。ただし、いずれも節約志向が強くなっている。一方でインバウンド関連は堅調であり、景気の状況としては変わらない。

(東海) 変わらない 旅行代理店お客様の様子

・客からの問い合わせ件数は平年並みで、特に変化がない。 (東海) 変わらない 通信会社お客様の様子

・光回線の新規申込は増加しているが、廃止も増加している。携帯電話会社の掛け放題サービスや、節約のために携帯電話のみにする客も増えているため、固定電話の解約が増えている。

(東海)やや悪くなっている

通信会社お客様の様子

・新築を検討している客がほとんどいない。リフォームが多くなってきている。 (東海)やや悪くなっている

住宅販売会社お客様の様子

・客層が高齢化しており、夏の暑さもあって客足が遠のいている。 (東海)悪くなっている

美容室お客様の様子

・広告を出しても集客が悪く、購入意欲も感じられない。 (東海)悪くなっている

住宅販売会社競争相手の様子

北関東DI:45.0(-2.7)

(全国平均-3.8)

東海DI:49.2(-1.3)

(全国平均+0.4)

CL4:小雨模様の景気動向

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•CL5:曇り ・南関東

Dual ComBine Analysis CL5:曇りの景気動向

2015/9/30 30

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis 南関東の景気動向

南関東

◆南関東の家計の景気動向

◇南関東は、前月より2.0ポイント下がって、4939ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果となった.

・東京、神奈川を含む南関東は、全国平均の50.8を0.9ポイント下回っているが、ほぼ全国平均と連動して推移している.

・今年は、3月から6月までは5.0をオーバしていたが、今月は50.0ポイントを切ってしまった.

南関東DI:48.4(-1.5)

(全国平均-0.4)

2015/9/30 31

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

南関東

中間

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

Page 32: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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景気影響要因とキーワード 在庫,変わらない,テレビ,動きが悪く,低迷し,価格,固定電話,消費税,買物,消費,不安,富裕層,販売台数,期待,広告,悪く,中間層,客の消費,購買意欲,予算,厳しい,数字,減っている,出てきている

地域の代表的な景気動向を説明する文章(関係するキーワードを赤表示)

CL5:曇りの景気動向

CL5:曇り

Dual ComBine Analysis

◆ CL5:曇りの特徴的キーワード、および説明文の抽出

・東京、千葉、神奈川を含む南関東は、ほぼ日本を代表しているが、元気さに乏しい.

・一部土地の高騰や集合住宅等の動きもあるが、戸建は厳しく、また車は、消費税効果からの影響が残り、低迷が続いている.

・インバウンドは好調であるが、プレミアム付書品券でキープできているが、購買意欲が乏しく、中間層が戻って来ていない.

32

・新築売りアパートは順調に契約ができ、良い方向に向かっている。ただし、仕入業者の増加及び土地価格の高騰により、なかなか仕入ができない状態になってきている。

(南関東)やや良くなっている

住宅販売会社

販売量の動き

・商店街を通る客量は若干減っているようにも思うが、それほど変わらない。ただし、客の様子は非常に慎重になっている。プレミアム付商品券が発行されたことでやや良い面も出てきているのではないか。8月はプレミアム付商品券の影響で、数字を落とさずに済んでいる。

(南関東) 変わらない 商店街お客様の様子

・買物の流れをみていても、購買意欲が欠けているような気がする。 (南関東) 変わらない一般小売店[米穀]

お客様の様子

・インバウンドや富裕層は依然として堅調だが、中間層の客の消費が戻ってきていない。 (南関東) 変わらない 百貨店お客様の様子

・客の様子をみていると、ポイント何倍の日や買得商品を打ち出している広告初日、店ごとの特典のある日を利用してうまく買い回りをしている状況が多くみられる。

(南関東) 変わらない スーパーお客様の様子

・買い求める商品の価値以上に価格が買得になっていないと、なかなか商品に手が届かない。 (南関東) 変わらない衣料品専門店

販売量の動き

・来月、半期の決算を迎えるが、ユーザーの動きが悪く、期待が薄い。 (南関東) 変わらない乗用車販売店

販売量の動き

・プレミアム付商品券が発行されたので、売上としては変わらないが、いくらか良いような感じがする。 (南関東) 変わらないその他専門店[ドラッグストア]

販売量の動き

・テレビの新規加入は予算を超えているが、インターネットと固定電話及び携帯電話のセット販売の獲得が予算を下回る状況が続いている。営業職の採用が厳しく、各店とも予算人員を下回っているのも主な要因となっている。

(南関東) 変わらない 通信会社販売量の動き

・受注状況全体では前年比10%近く良くなっている。前年の消費税増税前の駆け込み受注の反動減という最悪状態を考えると、まだ厳しい。特に、戸建住宅が厳しく、集合賃貸住宅は前年より大幅に伸びている。

(南関東) 変わらない住宅販売会社

販売量の動き

・販売台数の伸び率も低迷しているので、先行きが不安である。 (南関東)やや悪くなっている

乗用車販売店

販売量の動き

・各企業が過剰在庫を恐れ、生産調整を行っているようである。 (南関東)やや悪くなっている

その他小売[ショッピングセンター]

販売量の動き

南関東DI:48.4(-1.5)

(全国平均-0.4)

Page 33: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

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社会情報天気図 ~景気ウオッチャー調査から地域の景気動向を読む~ Dual ComBine Analysis

2015/9/30 33

社会情報天気図

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

・東北

・北関東

・東海

・南関東

・北海道

・沖縄 ・近畿

・北陸

・四国

・九州

・中国

◆日本列島の景気の天気模様

景気の特徴が、定かでない地域の動向

・北陸

・四国

・九州

・中国

Page 34: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

北陸

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis 北陸の景気動向

北陸

北陸DI:53.3(+1.8)

(全国平均+4.5)

◆北陸の家計の景気動向

◇北陸は、前月比1.8ポイント上がり、53.3ポイントで、“変わらない”との判定結果である.

・全国平均の48.8を4.5ポイント上回ってはいるものの、北陸新幹線の効果で盛り上がった4月、5月のピーク値59.3から大きく落ち込んで、先月と同様全国平均と近く推移している.

2015/9/30 34

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

Page 35: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

全国

中国

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis 中国の景気動向

中国

◆中国の家計の景気動向

◇中国は、前月より2.2ポイント下がって、48.7ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果を維持している.

・全国平均の50.8を0.1ポイント下回っているが、日本全体のDIとほぼ同様な動きをしている.

・今年は、3月から50.0をオーバしていたが、5月の53.6ポイントをピークに6月から下がり、48.7と冴えない動きを続けている.

中国DI:48.7(-2.2)

(全国平均-0.1)

2015/9/30 35

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

Page 36: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

全国

四国

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis 四国の景気動向

四国

◆四国の家計の景気動向

◇四国は、前月より5.3ポイントと大幅に下がって、46.9ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果を維持している.

・全国平均の48.8からも1.9ポイント下回ったが、四国は割合変動が大きい.

・この2年間、今年の5月に50.0をオーバしたが、それ以外は50.0を下回っていた.先月は突然50.0を超えたがまた大きく下げた.

四国DI:46.9(-5.3)

(全国平均-1.9)

2015/9/30 36

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

Page 37: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

全国

九州

中間

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2015/9/30

Dual ComBine Analysis 九州の景気動向

九州

◆九州の家計の景気動向

◇九州は、前月より4.0ポイント下がって、48.3ポイントとなったが、“変わらない”との判定結果である.

・全国平均の48.8を0.5ポイント下回った.2014年から、変動が大きくなっている.

・今年の3月以来50.0を上回り、6月は下回ったが今月もまた50.0を知ら回ってしまった.

九州DI:48.3(-4.0)

(全国平均-0.5)

2015/9/30 37

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

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諸指標と解説 Dual ComBine Analysis

2015/9/30 38

Page 39: 連環データマガジン 景気ウォッチャー 2015年9月号(2015年8月度データ)

◇ 「景気ウオッチャー調査」のデータ ・2012年8月より、2015年8月まで. ・今月は48.8と、全同期比+3.0ポイントではあるが、前月比-2.0ポイントで、まだ、50.ポイントを下回っている.

景気ウオッチャーのDI

2015/9/29 39

全国 北海道 東北 北関東 南関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 沖縄

2012年8月 42.1 46.6 43.4 39.8 39.6 40.6 44.9 43.2 41.5 41.5 42.8 47.1

2012年9月 40.2 41.0 42.1 39.6 37.4 38.5 40.1 43.3 39.9 38.7 40.5 42.0

2012年10月 38.4 41.7 41.0 37.0 37.3 36.4 39.4 39.2 36.0 35.6 40.7 41.3

2012年11月 39.2 40.7 41.1 35.8 35.7 35.6 42.3 41.5 40.6 37.9 42.2 46.0

2012年12月 45.5 46.6 45.7 42.6 42.8 46.1 46.0 47.6 45.5 46.5 46.5 47.0

2013年1月 48.3 47.8 45.3 44.6 49.6 47.4 51.1 53.2 48.5 48.8 46.4 51.0

2013年2月 51.7 52.6 46.4 48.0 51.8 50.3 56.5 56.3 52.4 53.0 51.1 58.0

2013年3月 56.9 55.7 53.6 53.8 58.3 55.8 58.5 62.6 57.9 54.4 55.5 56.5

2013年4月 55.5 54.7 52.6 53.4 57.2 55.9 57.3 59.6 54.4 54.5 53.7 54.6

2013年5月 54.4 51.9 52.1 55.4 55.3 50.7 56.7 58.8 53.4 51.2 55.5 55.6

2013年6月 52.2 58.6 51.0 50.4 53.6 48.5 54.1 55.0 52.2 50.0 50.0 52.9

2013年7月 50.6 56.9 47.6 47.6 51.4 50.5 49.6 52.0 51.7 50.0 49.6 52.9

2013年8月 49.3 54.9 48.4 46.0 49.2 50.2 47.4 48.8 47.9 50.8 49.0 62.0

2013年9月 50.6 52.8 47.6 47.1 52.9 49.5 50.0 53.0 49.8 49.2 50.8 58.0

2013年10月 49.2 52.2 45.4 46.5 49.2 49.5 50.0 50.4 50.9 46.8 50.4 54.8

2013年11月 51.3 50.0 48.4 49.1 50.0 53.9 50.4 54.6 52.5 51.2 51.5 49.1

2013年12月 53.1 53.5 49.1 51.7 53.8 56.6 52.2 54.1 53.7 54.4 51.8 48.0

2014年1月 52.2 51.9 48.3 50.4 54.3 54.3 49.6 53.7 53.8 50.0 52.7 50.0

2014年2月 50.2 55.3 45.9 41.3 47.8 53.1 52.2 53.4 53.2 52.5 50.4 55.8

2014年3月 57.0 52.6 55.4 53.7 59.5 55.7 52.9 60.1 57.4 62.3 57.0 60.6

2014年4月 37.2 37.3 35.9 34.7 40.5 38.7 36.8 40.4 32.7 29.1 36.4 41.7

2014年5月 42.1 38.8 37.8 43.4 45.5 40.8 44.6 43.1 40.1 43.7 41.7 48.1

2014年6月 45.1 46.5 43.5 43.9 46.8 44.7 43.9 46.8 43.3 45.6 44.4 50.0

2014年7月 49.4 49.1 49.8 48.7 50.1 47.9 48.2 50.3 49.8 49.6 46.5 61.6

2014年8月 45.8 46.7 44.8 46.2 45.4 47.2 46.0 49.9 43.6 43.6 42.0 47.2

2014年9月 46.7 45.7 46.2 44.7 46.4 47.7 43.7 50.2 44.8 46.5 47.7 48.1

2014年10月 42.3 41.3 40.2 39.7 39.4 42.3 46.0 45.9 41.7 41.5 44.8 50.0

2014年11月 39.5 33.7 38.6 35.7 36.1 39.5 39.6 43.2 41.7 43.6 43.0 43.5

2014年12月 44.2 39.5 41.3 40.1 45.9 45.1 43.0 48.2 43.1 41.8 47.2 47.9

2015年1月 43.9 46.3 42.5 41.2 43.6 45.4 45.1 47.4 41.0 44.6 42.0 45.4

2015年2月 48.4 48.7 46.0 44.6 49.6 47.2 50.8 52.3 46.8 49.6 47.8 51.0

2015年3月 50.9 51.9 49.1 47.1 50.0 48.0 56.3 54.1 50.9 49.6 53.8 50.0

2015年4月 53.2 55.8 51.6 51.1 53.1 51.5 59.3 55.0 51.6 49.6 55.0 51.9

2015年5月 53.6 53.2 53.0 50.4 55.4 53.2 59.3 53.4 53.6 50.4 52.9 55.8

2015年6月 50.4 53.2 48.6 47.4 51.9 48.8 51.5 53.6 49.6 49.6 48.8 53.7

2015年7月 50.8 55.6 48.7 47.7 49.9 50.5 51.5 51.2 50.9 52.2 52.3 55.0

2015年8月 48.8 52.0 46.2 45.0 48.4 49.2 53.3 50.4 48.7 46.9 48.3 57.0

前月比 -2.0 -3.6 -2.5 -2.7 -1.5 -1.3 1.8 -0.8 -2.2 -5.3 -4.0 2.0

全国比 0.0 3.2 -2.6 -3.8 -0.4 0.4 4.5 1.6 -0.1 -1.9 -0.5 8.2

前年比 3.0 5.3 1.4 -1.2 3.0 2.0 7.3 0.5 5.1 3.3 6.3 9.8

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社会情報天気図 ~「景気ウオッチャー調査」から地域の景気動向を読む~

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Dual ComBine Analysis

◆データ処理の概要

1.入力データ

・内閣府の「景気ウォッチャー調査」 データ.

ただし、この調査には家計動向関連、企業動向関連、製造業、および雇用関連DIの3種があるが、家計動向関連の現状判断のみを扱う.

2.前処理手法

・景気の動きを観察できる人々からインタビューした景気動向に関する具体的状況の説明文を解析し、地域を11の景気影響要因により特徴付ける.それをもとに、各地域の代表的な景気動向に関する具体的状況の説明文とキーワードを抽出する.

3.連環データ分析による処理

・地域、季節影響要因、キーワード、説明文の関係をクロス表に表現.連環データ分析により、機械学習とAIルールで、情報圧縮し、DCBマップに展開して、意味を抽出.

4.アウトプットの種類

・各種DIのグラフ.(DIは景気の現状判断値(良い~悪いまでの五段階評価)を数値化した指標で、最高は100、最低は0である.)

・各地域の代表的な景気動向を説明する文章とキーワード。景気影響要因による地域の特徴付け.

データ例 処理

◆「景気ウオッチャー調査データ」例

・北海道の一部のみ掲載.“3ヵ月くらい前”に比べ景況感を訊ね、その理由を訊いている.

・“良くなっている”、“やや良くなっている”、“変わらない”、“やや悪くなっている”、“悪くなっている”

◆データ処理の概要

2015/9/29 40

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全国の景気動向の構成

景気ウオッチャー調査

調査の目的:地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々の協力を得て、地域ごとの景気動向を的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料とすることを目的とする。

対象地域:北海道、東北、北関東、南関東、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の11地域。

調査客体:家計動向、企業動向、雇用等、代表的な経済活動項目の動向を敏感に反映する現象を観察できる業種の適当な職種の中から選定した2,050人を調査客体とする

調査期間:毎月、当月時点であり、調査期間は毎月25日から月末である。

調査事項:景気の現状に対する判断(方向性) 、その理由 、および追加説明及び具体的状況の説明

調査客体数:平成13年8月調査以降は2,050人(全国11地域)

DIの算出方法 :景気の現状、または、景気の先行きに対する5段階の判断に、それぞれ以下の点数を与え、これらを各回答区分の構成比(%)に乗じて、DIを算出している。(下記やや悪くなっている:2.5は誤り?)

地域 都道府県 調査客体 有効 回答客体

1 北海道 北海道 130 116 0.892 東北 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟 210 210 1.003 北関東 茨城、栃木、群馬、山梨、長野 200 175 0.884 南関東 埼玉、千葉、東京、神奈川 330 300 0.915 東海 静岡、岐阜、愛知、三重 250 221 0.886 北陸 富山、石川、福井 100 98 0.987 近畿 滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 290 250 0.868 中国 鳥取、島根、岡山、広島、山口 170 164 0.979 四国 徳島、香川、愛媛、高知 110 89 0.81

10 九州 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 210 192 0.9111 沖縄 沖縄 50 41 0.82

全国 2,050人 1,856人 0.91

評価 良くなっている やや良くなっている 変わらない やや悪くなっている 悪くなっている評価 良くなる やや良くなる 変わらない やや悪くなる 悪くなる評価 (良い) (やや良い) (どちらともいえない) (やや悪い) (悪い)

点数 1.0 0.8 0.5 0.20 0.0

Dual ComBine Analysis

2015/9/29 41

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景気要因とキーワード

景気影響要因

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◆景気に関するキーワードと景気要因・・・景気要因は、データ・ケーキベーカ㈱が独自に抽出した

・景気に関するキーワードを機械学習により:2015年8月号用として切り出した.

・それらを説明するメタ・データとして“景気要因”で括り、柔らかくフレキシブル・オントロジー構造とした.

・構造化したデータで、連環データ分析に掛け、機械学習で情報圧縮し、連環データマップとして展開した.

Dual ComBine Analysis

国際・観光

政治政策

国内経済

企業活動

地域経済

気象災害

季節イベント

製品サービス

衣料雑貨

飲料食料

住宅建設

移動通信

教養娯楽

ライフスタイル

広告販促

消費好調

消費様子

消費不調

高級志向

節約志向

地元の人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0利用客数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0景気が良い 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0宴会の予約件数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0ますますひどく 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0食欲低下 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0売れていない 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0熱中症 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0街の活性化 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0状況は良く 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0反響 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0訪日外国人 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0不要不急 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1パラソル 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0戸建て住宅の引き合い 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0新ブランド 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0酒 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0墓参り 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0長引き 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0中小企業の経営者 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0昼の来客数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0動き出して 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0価格訴求型 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1寒い時期 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0セール待ちの声 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0天候に恵まれ 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0取扱高 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0動く 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0新車投入 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0クーポン付きの情報誌 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0小さい仕事 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0閉鎖店数 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0本州方面からの団体客 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0動きが活発に 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0同業者間 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0お盆 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0来客 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0漁獲割当量 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0若い人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0気温が上がり 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 050代前半 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0

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景気ウオッチャー調査のジャンル別構成

内閣府の定義

小売関連 商店街・一般小売店 商店街代表者一般小売店経営者・店員

百貨店 百貨店売場主任・担当者スーパー スーパー店長・店員

コンビニエンスストア コンビニエリア担当・店長衣料品専門店 衣料品専門店経営者・店員家電量販店 家電量販店経営者・店員

乗用車・自動車備品販売店 乗用車・自動車備品販売店経営者・店員その他小売店 住関連専門店経営者・店員

その他専門店経営者・店員その他小売の動向を把握できる者

飲食関連 高級レストラン経営者・スタッフ一般レストラン経営者・スタッフスナック経営者その他飲食の動向を把握できる者

サービス関連 旅行・交通関連 観光型ホテル・旅館経営者・スタッフ都市型ホテル・旅館経営者・スタッフ旅行代理店経営者・従業員タクシー運転手

通信会社 通信会社社員レジャー施設関連 観光名所、遊園地、テーマパーク職員

ゴルフ場経営者・従業員パチンコ店経営者・従業員競輪・競馬・競艇場職員その他レジャー施設職員

その他サービス 美容室経営者・従業員その他サービスの動向を把握できる者

住宅関連 設計事務所所長・職員住宅販売会社経営者・従業員その他住宅投資の動向を把握できる者その他家計の動向を把握できる者

Dual ComBine Analysis

景気ウオッチャーのジャン

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全国の景気動向まとめ

付 録

Dual ComBine Analysis

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社会情報天気図 ~景気ウオッチャー調査から地域の景気動向を読む~

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ねらい

◆量とその背景や成り立ちを示す質との関係を、ヒトと機械の知の計算で、景気の実態を理解する.

・技術に限らずシステムの世界では、集約された評価数値(KPI)を向上させるために、これを関係する数値に分解し、測定し、評価し、制御しようと傾斜して行く.そのため、管理された組織では、過去からのコースを外し、実態の全体に迫るイノベーションに立ち向かうことを、きわめて困難にしている.

・通常、景気もDI等の単一の指標で捉えようとするが、数値に反映されない中立的マジョリティの内部や、数値が取りこぼした周縁のディテールにこそ真実が潜んでいる可能性があり、全体像の理解のためのアプローチが必要である.

・従来、技術の文法と言われるデータ解析でも、数値に偏った代表化や抽象化に拘ってきた.しかし、 “量と質に関わる”、ビッグデータの問題へのアプローチが、 AIや機械学習によって可能になってきている.幸い内閣府は、“景気ウオッチャ調査”という量と質を伴ったファクトデータを収集し公開している.

・“社会情報天気図”では、社会の実態を、それらの構成要素の関係性を、いわば“多重相関性”ともいうべき概念で捉え、その背景や構造を理解するための方法の開発に挑戦する.

Dual ComBine Analysis

量 質

実態

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連環データ分析(Dual ComBine Analysis)の利点と特徴

■世界初のフィーチャ

・多様なデータタイプのデータを統合して扱える。

・情報量が少なくても頑健性の高い数値実装モデルが得られる。

・情報量制約の規範的モデルを超えた情報圧縮法による多次元表現法。

■ベネフィットは、

・独立して存在していた個別データを関係付けし、情報・知識抽出が可能

・事象のビッグデータをマシンラーニングでクラスタ化し、マスカスタマイゼーションを実現

・量を質で説明し、質を量で裏付け、質を質と関係付けるモデルが得られる

■アドバンテージは、

・サブジェクトとアトリビュートを同時布置し、同時クラスタ化し全貌を俯瞰

・多種多様なデータ解析法やそれらのソフトのほぼ全てを1本でカバーできる。

・良いキーファクタを抽出・編集し、新しいイメージコンセプト・デザインを支援

その理由は、

その根拠は、

ファクト クロス表 機械学習 DCBマップ 近傍理解 意味情報 連環データ分析 =

連環データ分析は、クロス表で表現されたリアルファクトを機械学習で情報圧縮し、DCBマップとして表現し、そこから意味を読み取る分析法

⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒

Dual ComBine Analysis

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■質を量で説明する

・エンジニア、建築家、医師、全ての技術者は、質を保証するために、その要素を量的な尺度に置き換えて、仕事をデザインする。

・得てしてそれは、質の代用特性であり、その手段であるが、その向上が目的化し、エンジニアの心を虜にする。

「連環データ分析」は世界に先駆けてテキストマイニングとデータマイニングを統合

■量を質で説明する

・組織の生理学は、タスクの分解、線形化、順序化の特性をもつ。その結果、量的尺度が権威となり、量を量で説明するモデルが支配的となる。

・現場の環境には無限の情報があり、モノゴトの実践にはその処理が求められるが、量の背景や状況の意味や感覚を説明するには言葉によるモデルが必要である。

■量を量で説明するのが数学、質を質で説明するのが文学とすれば、工学とは?

・量を質で説明し、質を量で裏付ける新しいデータ記述型モデルが必要である。

・通貨と交換市場は、あらゆる質を量で評価する強いメカニズムであり、技術は蓄えた資産の不確実性を軽減する情報、つまりコストに転換できる価値を持った知識である。

・心の状況に迫れるのは質しかない。質を正確に把握し説明できるのは言葉しかなく、その言葉は、飾る言葉と喩える言葉しかない。

連環データ分析は、言葉も数値もほとんどのデータを統合して扱う方法です。

連環データ分析(Dual ComBine Analysis)の利点と特徴 Dual ComBine Analysis

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“連環データマップ”の見方 Dual ComBine Analysis

「地域」+「景気動向DI」

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CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様. “連環データマップ”の見方

1.原点からの方向に意味がある.

似た“景気動向”や似た“地域”は、同じ方向に位置している.

2.原点からの距離が遠いほど意味が強くなる.

特徴のある地域や地域ほど、原点から遠くに位置している.

・逆に言えば、中心に近いアイテムは、意味や特徴が明確ではなく、はっきりしていない.

CL5:曇り.

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Dual ComBine Analysis

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“連環データマップ”の見方

1.原点からの方向に意味がある.

2.原点からの距離が遠いほど意味が強くなる.

3.モノゴトや事象が分かる、判るということは、全体を分け、その違いを判別すること.

・原点からの角度でクラスタリングし、原点から遠い距離のアイテムで、クラスタの特徴を理解できる.

「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

“連環データマップ”の見方

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Dual ComBine Analysis

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“連環データマップ”の見方

1.原点からの方向に意味がある.

2.原点からの距離が遠いほど意味が強くなる.

3.モノゴトや事象が分かる、判るということは、全体を分け、その違いを判別すること.

4.多様な属性を持って多次元空間に散らばる事象のビッグデータは、機械学習で少数次元に情報圧縮する.

・ビッグデータでモノゴト理解するためには、多量で多次元ではあるが情報量が空疎なデータを、機械学習と人口知能を連携させ、少数次元に情報圧縮し、可視化する必要がある.

「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

“連環データマップ”の見方

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Dual ComBine Analysis

“連環データマップ”の見方

1.原点からの方向に意味がある.

2.原点からの距離が遠いほど意味が強くなる.

3.モノゴトや事象が分かる、判るということは、全体を分け、その違いを判別すること.

4.多様な属性を持って多次元空間に散らばるモノゴトのビッグデータは、機械学習で少数次元に情報圧縮.

5.事象群と属性群の似たアイテムを似た者同士が近くなるようにマップ化し、クラスタリングし、特徴付を行う.

・ 街角800人の景気ウオッチャーから寄せられる判断は、景気動向DI、地域、業種、市場の動き、判断理由のコメント等の多数の属性次元空間に分布している.

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「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

CL5:曇り.

“連環データマップ”の見方

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Dual ComBine Analysis

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“連環データマップ”の見方

1.原点からの方向に意味がある.

2.原点からの距離が遠いほど意味が強くなる.

3.モノゴトや事象が分かる、判るということは、全体を分け、その違いを判別すること.

4.多様な属性を持って多次元空間に散らばるモノゴトのビッグデータは、機械学習で少数次元に情報圧縮.

5.事象群と属性群の似たアイテムを似た者同士が近くなるようにマップ化し、クラスタリングし、特徴付を行う.

6.多数の事象群と属性群の構成アイテムの全体の相関性を可視化し、これらを同時布置して、同時類型化することで、いわば結合相関性つまり、事象全体の連環性の理解が可能となりました.

・連環データ分析は、多数の主題アイテムとそれらの属性アイテムのいわば結合相関性を表現する方法で、データ・ケーキベーカ㈱によって、世界初の連環データ分析: Dual ComBine Analysis として開発されました.

「地域」+「景気動向DI」

CL1:薄日模様 CL3:薄曇り.

CL2:崩れ模様.

CL4:小雨模様.

“連環データマップ”の見方

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発行 データ・ケーキベーカ 株式会社

編集 連環データ分析研究会

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facebook:https://www.facebook.com/socialweathermap

編集後記

景気を元気づけているのは、やはりインバウンドによる効果でした.中国、台湾、香港で外国からの観光客の50%、韓国も含めると60%となり、その効果は、まず、北海道と沖縄から始まり、近畿や九州に波及しているようです.またその産業分野は、単に観光業や旅行代理店やホテルだけでなく、化粧品や雑貨、家電等におよび、流通でも百貨店が大きいだけでなく、スーパやコンビニまで広がっていることが感じられる.

こうした国際化は、円安が追い風となっていたが、ここに来ての元安が既に影響が出始めている気配がある.危険な通貨切り下げによる、近隣窮乏化戦略に広がらないことを祈るのみである.中国、台湾、韓国が経済協約を進めているが、TPPは、どのような効果をもたらすであろうか?特に、来日の増加が期待されるアセアン諸国との関係も、気になるところである.

今回は、単に11地域を、単純に比較するのではなく、消費動向だけを見ている855人のウオッチャーをの属性や意見を全て平等に、マシンラーニングとAIによって、次元縮小法で情報圧縮し、さらにクラスタリングで、情報圧縮を進め、5クラスター化した.

複雑な事象を理解するということは、分かることである、判ることであろう.分かることは全体を分け、また組みたてられることであり、分けた群れを特徴で判断するということであろう.それには、事象を構成するアイテムの全体の相互関係、いわば“多重相関性”に関する情報のエキスを絞り、再び俯瞰できるように可視化する方策が必要です.連環データ分析は、複雑な事象でも、クロス表の形で表現できれば、そこから関係を持ったデータつまり意味の読める情報を紡ぎ出すための、クロス・データ・エクスプローラです.

今回、政府が景気ウオッチャー調査というデータで社会の動きを見る“社会情報天気図”のシリーズとして、前月に引き続き、地域の消費者の声を可視化し、景気動向を読む“社会情報天気図”の第3号を公開することができました.これは、弊社の連環データ分析スタンダード版で解析した結果です.広く皆さまからのご批判やコメントなどを頂戴でき、成長させることができれば幸いです.よろしく、お願いします.

平成27年9月吉日

Dual ComBine Analysis

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