大学教育学会 2008 年度課題研究集会シンポジウム 「 『 大学人 』...

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大学教育学会 2008 年度課題研究集会シンポジウム 「 『 大学人 』 能力開発に向けて-国立大学の現在-」 山形大学SDと大地連携 ~若手職員発の大学改革の展開~. 山形大学マネージングプロフェッサー 教授 山崎 淳一郎 2008年12月7日. 山崎プロフィール. 大阪大学 1980 . 4~1985 . 5 〔 5年2月 〕 工事経理/物品調達業務 文部省初等中等教育局職業教育課 1985 . 6~1987 . 2 〔 1年9月 〕 学習指導要領改訂 - PowerPoint PPT Presentation

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大学教育学会 2008 年度課題研究集会シンポジウム「「『『大学人大学人』』能力開発に向けて-国立大学の現在-」能力開発に向けて-国立大学の現在-」

山形大学SDと大地連携~若手職員発の大学改革の展開~~若手職員発の大学改革の展開~

山形大学マネージングプロフェッサー山形大学マネージングプロフェッサー教授 山崎 淳一郎教授 山崎 淳一郎

2008年12月7日2008年12月7日

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山崎プロフィール山崎プロフィール    

大阪大学大阪大学  19801980 .. 4~19854~1985 .. 55〔〔5年2月5年2月〕〕工事経理/物品調達業務工事経理/物品調達業務              文部省初等中等教育局職業教育課文部省初等中等教育局職業教育課  19851985 .. 6~19876~1987 .. 22〔〔1年9月1年9月〕〕学習指導要領改訂学習指導要領改訂文部省初等中等教育局高等学校課文部省初等中等教育局高等学校課  19871987 .. 2~19912~1991 .. 33〔〔4年1月4年1月〕〕                                               6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校海6年制中等学校・単位制高校制度/定時制・通信制高校修業年限弾力化/高校海外留学制度外留学制度放送大学学園放送大学学園  19911991 .. 4~19934~1993 .. 1212〔〔2年8月2年8月〕〕学生募集/入学手続/カリキュラム改革学生募集/入学手続/カリキュラム改革文部省大臣官房総務課文部省大臣官房総務課  19931993 .. 12~199512~1995 .. 99〔〔1年10月1年10月〕〕国会連絡調整/広報・広聴国会連絡調整/広報・広聴文部省高等教育局医学教育課文部省高等教育局医学教育課  19951995 .. 10~200010~2000 .. 33〔〔4年6月4年6月〕〕                        公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置                  保健公立医科大学・看護大学経常費助成/看護系大学・大学院設置                  保健師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定師・助産師・看護師学校養成所指定規則等改定山形大学総務課長山形大学総務課長 20002000 .. 4~20024~2002 .. 33〔〔2年2年〕〕工学部入試合否判定過誤問題/法人化対策工学部入試合否判定過誤問題/法人化対策東京大学学務課長 東京大学学務課長 20022002 .. 4~20044~2004 .. 33〔〔2年2年〕〕                                  大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当                       特大学院制度/大学院入試/附属中等教育学校 担当                       特命:国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問題命:国立大学協会の社団法人化/海洋研 研究船・乗組員移管問題文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官文科省研究振興局学術研究助成課学術団体専門官  20042004 .. 4~20064~2006 .. 33〔〔2年2年〕〕                                        科研費の審査、不正対策、繰越、機関指定/学会法人・研究助成法科研費の審査、不正対策、繰越、機関指定/学会法人・研究助成法人指導監督人指導監督山形大学教授山形大学教授 20062006 .. 4~現在4~現在〔〔2年2年 88 月月〕〕                                科研費等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究マネジメントの企画立案等担当  山科研費等外部資金の獲得/プロジェクト型共同研究のコーディネート/研究マネジメントの企画立案等担当  山形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争的資金申請書ライター形大学版国際化推進プログラム(若手教員海外研修)制度化/競争的資金申請書ライター etc.etc.                                                                                                           

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山形大学の概要山形大学の概要1949.51949.5 設置*設置* 66 学部学部 55 研究科を擁する地方中規模総合大研究科を擁する地方中規模総合大

学学

鶴岡キャンパス鶴岡キャンパス農学部農学部

米沢キャンパス米沢キャンパス 工学部

50km50km

100km100km

○○学生数:学生数: 9,2849,284 人人=学部 =学部 7,9717,971 人、人、          大学院           大学院 1,3131,313 人人○○職員数:職員数: 1,8461,846 人人=教員=教員 853853 人、職員人、職員 993993 人人○○H20H20 収支予算収支予算 330330 億円億円  教育研究診療等 教育研究診療等  285285 億円億円    うち授業料等収入 うち授業料等収入 5454 億円、億円、 附属病院収入附属病院収入 104104 億円、億円、     運営費交付金     運営費交付金 120120 億円億円  外部資金外部資金          1313 億円億円 施設整備費補助金 施設整備費補助金 3232 億円億円○○科学研究費補助金科学研究費補助金    44 億円(億円( 239239 件)件)

○○ 21世紀テーマ:21世紀テーマ:自然と人間の共生自然と人間の共生○○Leading concept:Leading concept: 地域に根ざし、世界を目指す   地域に根ざし、世界を目指す  ○○ 経営の基本方針:経営の基本方針:   ◇◇学生が主役となる大学創り学生が主役となる大学創り   ◇◇教育、特に教養教育の充実  教育、特に教養教育の充実  

小白川キャンパス小白川キャンパス人文学部人文学部地域教育文化学部地域教育文化学部理学部理学部

飯田キャンパス飯田キャンパス 医学部

エリアキャンパスエリアキャンパスもがみもがみ

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indexindex

ⅠⅠ 山形大学SDの源流 山形大学SDの源流ⅡⅡ 山形大学存廃の危機に立ち上がる若手職員4人 山形大学存廃の危機に立ち上がる若手職員4人衆衆ⅢⅢ 法人化前不祥事その2 法人化前不祥事その2ⅣⅣ  山形大学SDの軌跡 山形大学SDの軌跡ⅤⅤ エリアキャンパスもがみ エリアキャンパスもがみⅣⅣ  今後の山形大学SDの方向 今後の山形大学SDの方向

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ⅠⅠ 山形大学SDの源流 山形大学SDの源流

仙道前学長仙道前学長

山形大学SDなどの改革は、山形大学SDなどの改革は、工学部入試過誤工学部入試過誤 遠山プラン<法人化> 遠山プラン<法人化>の危機意識がスターの危機意識がスタートト

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11.工学部入試過誤とは.工学部入試過誤とは……~「偶数じゃなくて奇数だ。」~~「偶数じゃなくて奇数だ。」~    

1.1. 平成13年5月14日平成13年5月14日、平成13年度入試の受験生から、平成13年度入試の受験生からの情報公開請求によって、の情報公開請求によって、平成13年度平成13年度の一般入試「国の一般入試「国語」で合否判定過誤が判明。語」で合否判定過誤が判明。

2.2. 大学入試センター試験の大学入試センター試験の「国語(近代以降の文)」の成「国語(近代以降の文)」の成績を績を 22倍して倍して 200200点満点に換算点満点に換算して判定すべきところ、して判定すべきところ、「国語(近代以降の文章、古文、漢文)」の成績の合計「国語(近代以降の文章、古文、漢文)」の成績の合計点(素点)を判定資料とした点(素点)を判定資料としたことによる過誤。ことによる過誤。

3.3. その結果、平成9年度~13年度の5年間で、本来合格その結果、平成9年度~13年度の5年間で、本来合格であるのに不合格とされた受験生がであるのに不合格とされた受験生が428名428名、不合格、不合格であるのに合格となり学生となった者がであるのに合格となり学生となった者が413名413名いるいることが判明。ことが判明。

4.4. 過誤は、学習指導要領の改訂による合否判定システムの過誤は、学習指導要領の改訂による合否判定システムの変更が原因変更が原因

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「天地人」直江兼続「天地人」直江兼続

22.入試過誤危機管理モデル.入試過誤危機管理モデル

~「改革の火を灯す」リスクマネージメント~~「改革の火を灯す」リスクマネージメント~     対処方針対処方針                                        

  大学存亡の危機であるが、これを大学改革転回  大学存亡の危機であるが、これを大学改革転回    の好機と捉える=  の好機と捉える=鷹山DNA鷹山DNA  「なせばなる「なせばなる……」」

1.1. 改革の組織文化を醸成改革の組織文化を醸成                              利益情報、不利益情報の別なく全て情報公開。隠蔽利益情報、不利益情報の別なく全て情報公開。隠蔽排除。排除。          

2.2. フラットな対策チームフラットな対策チーム                                事案に応じてフレキシブルに責任者を変更。  事案に応じてフレキシブルに責任者を変更。      若手教員が教授を指揮、職員が教員を指揮     若手教員が教授を指揮、職員が教員を指揮      =教職協働意識の高揚:     =教職協働意識の高揚:職員力職員力を再評価を再評価。。

3.3. 緊密な情報共有緊密な情報共有                                  事務局は支援型リーダーシップ(スポンサーシップ)事務局は支援型リーダーシップ(スポンサーシップ)を取ると同時に、工学部に職員を派遣し、変革リーを取ると同時に、工学部に職員を派遣し、変革リーダーと協働して問題に対処ダーと協働して問題に対処

米沢藩9代藩主 上杉鷹山公米沢藩9代藩主 上杉鷹山公

※※肖像画出所:「米澤人國記<中・近世編>」米沢市史編集資料より肖像画出所:「米澤人國記<中・近世編>」米沢市史編集資料より

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3.3. 大学大学 (( 国立大学国立大学 )) の構造改革の方針の構造改革の方針 平成平成 1313 年年 66 月月

-活力に富み国際競争力のある国公私立大学づくりの一環として--活力に富み国際競争力のある国公私立大学づくりの一環として-

1.国立大学の再編・統合を大胆に進める。1.国立大学の再編・統合を大胆に進める。   ○○各大学や分野ごとの状況を踏まえ再編・統合各大学や分野ごとの状況を踏まえ再編・統合  ・教員養成系など  ・教員養成系など→→規模の縮小・再編(地方移管等も検討)規模の縮小・再編(地方移管等も検討)  ・単科大(医科大など)  ・単科大(医科大など)→→他大学との統合等(同上)他大学との統合等(同上)  ・県域を越えた大学・学部間の再編・統合 など  ・県域を越えた大学・学部間の再編・統合 など   ○○国立大学の数の大幅な削減を目指す国立大学の数の大幅な削減を目指す→→スクラップ・アンド・ビルドで活性化スクラップ・アンド・ビルドで活性化

※※文部科学省公表資料文部科学省公表資料

2.国立大学に民間的発想の経営手法を導入する。2.国立大学に民間的発想の経営手法を導入する。   ○○大学役員や経営組織に外部の専門家を登用大学役員や経営組織に外部の専門家を登用   ○○経営責任の明確化により経営責任の明確化により機動的・戦略的に大学を運営機動的・戦略的に大学を運営   ○○能力主義・業績主義に立った新しい人事システムを導入能力主義・業績主義に立った新しい人事システムを導入   ○○国立大学の機能の一部を分離・独立(独立採算制を導入)国立大学の機能の一部を分離・独立(独立採算制を導入)  ・附属学校、ビジネススクール等から対象を検討  ・附属学校、ビジネススクール等から対象を検討        →→新しい「国立大学法人」に早期移行新しい「国立大学法人」に早期移行

3.大学に第三者評価による競争原理を導入する。3.大学に第三者評価による競争原理を導入する。   ○○専門家・民間人が参画する第三者評価システムを導入専門家・民間人が参画する第三者評価システムを導入  ・「大学評価・学位授与機構」等を活用  ・「大学評価・学位授与機構」等を活用   ○○評価結果を学生・企業・助成団体など国民、社会に全面公開評価結果を学生・企業・助成団体など国民、社会に全面公開   ○○評価結果に応じて資金を重点配分評価結果に応じて資金を重点配分   ○○国公私を通じた競争的資金を拡充国公私を通じた競争的資金を拡充→→国公私「トップ30」を世界最高水準に育成国公私「トップ30」を世界最高水準に育成

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9仙道前学長仙道前学長

ⅡⅡ 山形大学存廃の危機に立ち上がる若手職員 山形大学存廃の危機に立ち上がる若手職員  

    4人衆4人衆~入試過誤・法人化による危機意識発現~~入試過誤・法人化による危機意識発現~  

4人衆の「法人化改革レポート」は4人衆の「法人化改革レポート」は、、山形大学SDを生み出す力山形大学SDを生み出す力の一つの一つになった!になった!

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1.1. 山形大学人の危機意識山形大学人の危機意識

工学部入試過誤事件工学部入試過誤事件遠山プランの衝撃遠山プランの衝撃→→大学の法人化・再編統合     大学の法人化・再編統合                                       他の国立大学との再編統合の噂他の国立大学との再編統合の噂                                              教育学部教育学部→→福島大学・宮城教福島大学・宮城教育大学と統合育大学と統合              工学部工学部→→福島大学と統合福島大学と統合                              農学部農学部→→新潟大学との統新潟大学との統合 などの噂合 などの噂

山形大学が無くなるかもしれない!山形大学が無くなるかもしれない!

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22.若手職員「法人化改革レポート」.若手職員「法人化改革レポート」

30代前半の若手職員4名が勤務時間外に自己啓発のため、自主的30代前半の若手職員4名が勤務時間外に自己啓発のため、自主的に、に、法人化に向けた「山形大学の将来構想」案の策定法人化に向けた「山形大学の将来構想」案の策定を目指し、1を目指し、10月に勉強会を組織。0月に勉強会を組織。1ヶ月1ヶ月の議論を経ての成果物がこのレポート。の議論を経ての成果物がこのレポート。

「学生に魅力ある大学」「学生に魅力ある大学」、、「地域に大切にされる大学」「地域に大切にされる大学」、、「北東ア「北東アジア地域との連携を重視する国際大学」ジア地域との連携を重視する国際大学」など、将来を見据えた山形など、将来を見据えた山形大学が目指すビジョンとともに、大学が目指すビジョンとともに、事務職員の能力開発事務職員の能力開発方策を提言。方策を提言。タウンミーティング、エンロールメント・マーケティングや大学のタウンミーティング、エンロールメント・マーケティングや大学の営業マン的人材の育成など、営業マン的人材の育成など、現在の山形大学改革の源流現在の山形大学改革の源流がここに。がここに。                                  

このほか、このほか、南東北3大学の統合試案南東北3大学の統合試案が盛り込まれ、遠山プランを強が盛り込まれ、遠山プランを強く意識。く意識。                                              

山形大学リニューアル・プラン山形大学リニューアル・プランー今、山形大学がとるべき行動ーー今、山形大学がとるべき行動ー                          平成13年11月19日                          平成13年11月19日

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3.3. 学長と若手職員4人衆を取り持つ学長と若手職員4人衆を取り持つ

当時の総務課長(私)は、学長にこのレポートを伝え、学長当時の総務課長(私)は、学長にこのレポートを伝え、学長と彼ら4人衆をつなぐ役割を果たす。学長との懇談が実現。と彼ら4人衆をつなぐ役割を果たす。学長との懇談が実現。                                  学長はその後学長はその後 44 人衆を様々な企画立案に登用        人衆を様々な企画立案に登用        

山形大学リニューアルプラン前文(抜粋)山形大学リニューアルプラン前文(抜粋) ◇◇ 「山形大学が無くなるかもしれない。そんなことを考えたこと 「山形大学が無くなるかもしれない。そんなことを考えたこと があっただろうか?」 があっただろうか?」で始まるレポート。で始まるレポート。◇◇4人衆の改革の願い4人衆の改革の願い  一般係員レベルで取りまとめた「将来構想(案)」がそのまま  一般係員レベルで取りまとめた「将来構想(案)」がそのまま 採択されることは全く想定していないが、希望することはただ 採択されることは全く想定していないが、希望することはただ 一つ、早急にアクションを起こしていただきたい 一つ、早急にアクションを起こしていただきたい……本学がこの本学がこの たびの変革期を乗り越え、 たびの変革期を乗り越え、この地に根ざして、更なる発展をこの地に根ざして、更なる発展を  進めていく進めていくために、全学的な検討の開始を切に切望したい。ために、全学的な検討の開始を切に切望したい。

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ⅢⅢ 法人化前不祥事その2 法人化前不祥事その2

◇◇文科省在り方懇報告の対応で教育学部文科省在り方懇報告の対応で教育学部 の再編問題が全国区に の再編問題が全国区に◇◇セクシャル・ハラスメント事案が続いセクシャル・ハラスメント事案が続い てマスコミ報道される てマスコミ報道される

仙道前学長仙道前学長

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山形大学SDを支えた企画グループは山形大学SDを支えた企画グループは、ある意味、、ある意味、超トヨタ式チェンジリー超トヨタ式チェンジリーダー的役割ダー的役割を果たしていたのではを果たしていたのでは……国立大学協会主催大学マネジメントセミナー「企画・戦略編」より国立大学協会主催大学マネジメントセミナー「企画・戦略編」より

仙道前学長仙道前学長

ⅣⅣ  山形大学SDの軌跡 山形大学SDの軌跡  

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1.1. 学長の大学改革への危機意識学長の大学改革への危機意識1.国立大学旧来のいわゆる教員民主主義による、学内委1.国立大学旧来のいわゆる教員民主主義による、学内委員会-学部教授会-教育研究評議会-役員会という員会-学部教授会-教育研究評議会-役員会という重厚な重厚な意思決定システムのみでは大学改革はできない!意思決定システムのみでは大学改革はできない!

2.大学の内在する問題点を見つけ出しそれを2.大学の内在する問題点を見つけ出しそれを迅速に改良迅速に改良するシステム、するシステム、時代を先取りするようなアイデア時代を先取りするようなアイデアを考えを考え出し、それを出し、それを学長に提言、実行していくシステムの構築学長に提言、実行していくシステムの構築が必須が必須  

◎◎異なった遺伝子を持つ社員の声を会社経営に反映させ異なった遺伝子を持つ社員の声を会社経営に反映させるる  経営幹部は社内(組織内)の慣習に挑戦する社員を見つけ、評価す経営幹部は社内(組織内)の慣習に挑戦する社員を見つけ、評価するる 役員会まで上がってくる懸案プロジェクトは、既役員会まで上がってくる懸案プロジェクトは、既

存の事業体系と同じものばかりだ。私は存の事業体系と同じものばかりだ。私は従来の事従来の事業体系に当てはまらない業体系に当てはまらない新規プロジェクト新規プロジェクトや、や、従従来の事業体系を来の事業体系を変革してくれそうなプロジェクト変革してくれそうなプロジェクト

を探しているを探している資料:「コアコンピタンス経営 未来への競争戦略」 Gary Hamel,C.K.Prahalad著( 1995 年 3 月 日本経済新聞社)から引用

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2.2. 中堅事務職員合宿セミナーのあゆみ中堅事務職員合宿セミナーのあゆみ

1515 年度年度

第1回

第1回 【【

大学改革

大学改革】】

3030

名名 〔〔

5班5班××66

名名 〕〕報告書「

山形大学創出プロジェクト

報告書「

山形大学創出プロジェクト 」」

 

1616 年度年度

第2回

第2回 【【

社会貢献

社会貢献 】】

2424

名名 〔〔

8班8班××3名3名 〕〕

報告書「

山形大学活性化プロジェクト

報告書「

山形大学活性化プロジェクト 」」

 第3回

第3回 【【社会貢献

社会貢献 】】

1818

名名 〔〔

6班6班××33

名名 〕〕報告書「

SUCCESS

報告書「

SUCCESS 」

* 

1717 年度年度

第4回

第4回 【【

SD研修の歩み出

SD研修の歩み出

版版 】】1717

名名

あっとおどろく大学事務改

あっとおどろく大学事務改

善善 --

山形大学

山形大学

 

第4回FDより

 

第4回FDより-- 」

霞出版刊

霞出版刊

 

1818 ・・ 1919 年度年度

1717 事業事業 88 事業事業 77 事業事業

企画力運営力

力プレゼンテーション企画力 運営力 調査力交渉力  力プレゼンテーション

大地連携(地域連携)=地元力

評価・点検文章力  戦戦

略略

企 画企 画事業数事業数

* SUCCESS:* SUCCESS: SSkill building,kill building, UUp to date, p to date, CChallenging,hallenging, CCreative andreative and EEncouragingncouraging S Study program for the YUtudy program for the YU S Stafftaff

大 学 の 事 業 シ ー ズ 発 掘

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3.3. 山形大学SDの特徴山形大学SDの特徴

外部講師は呼ばない外部講師は呼ばない→→講義形式の研修はしない講義形式の研修はしない                          

教授会教授会→→評議会評議会→→役員会役員会 oror委員会委員会→→評議会評議会→→役員会という重厚な意思決定役員会という重厚な意思決定システムではない、学内システムではない、学内 NGONGO 、、 NPONPO 的的事務職員参加による新たな意思決事務職員参加による新たな意思決定システムの構築定システムの構築

ボトムアップに基づいたトップダウン:大学運営基本モデルボトムアップに基づいたトップダウン:大学運営基本モデル

参加参加職員同士の議論職員同士の議論、、学長との対話学長との対話及び及び教職員・市民対象の発表会教職員・市民対象の発表会を組み合わせを組み合わせたSDたSD                          

若手中堅事務職員の企画・運営・交渉・プレゼンテーション若手中堅事務職員の企画・運営・交渉・プレゼンテーション能力開発能力開発      

提案した企画は山形大学改革のための事業にプロジェクト化提案した企画は山形大学改革のための事業にプロジェクト化し実施し実施→→大学新規事業シーズの発掘大学新規事業シーズの発掘      

地域連携を地元出身者が多数を占める事務職員の力で開拓する大地域連携を地元出身者が多数を占める事務職員の力で開拓する大地連携戦略地連携戦略→→職員の地元力=大学のコア・コンピタンス職員の地元力=大学のコア・コンピタンス      

学長の共鳴型リーダーシップにより、事務職員に緊張感・使学長の共鳴型リーダーシップにより、事務職員に緊張感・使命感・充足感が醸成命感・充足感が醸成→→仕事をするのに必要なワクワク感仕事をするのに必要なワクワク感      

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「エリアキャンパスもがみ」は、山「エリアキャンパスもがみ」は、山形大学SDでの形大学SDでの若手職員による企画提若手職員による企画提案案を契機に生まれ、大学の中核事業とを契機に生まれ、大学の中核事業となったなった……

仙道前学長仙道前学長

ⅤⅤ エリアキャンパスもがみ エリアキャンパスもがみ  

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11.エリアキャンパスもがみと.エリアキャンパスもがみとは?は?

◇◇大学固有の教育施設を持たずに、大学固有の教育施設を持たずに、最上地域の8市町村(新庄市・金最上地域の8市町村(新庄市・金山山 町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村) 町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村)が持つが持つ 施設を活用し、 施設を活用し、出張大学祭出張大学祭、、自然塾自然塾、、タウンミーティングタウンミーティング等の種々等の種々のの 事業を展開する 事業を展開するソフト型キャンパスソフト型キャンパス。。◇◇平成17年3月平成17年3月、、山形大学と最上地域の8市町村と山形大学と最上地域の8市町村と包括的連携協定包括的連携協定をを締締 結、エリアキャンパスもがみの取組がスタート。 結、エリアキャンパスもがみの取組がスタート。◇◇地域とのダイナミックな双方向的連携地域とのダイナミックな双方向的連携により、により、「地域の活性化と人「地域の活性化と人材育成」材育成」  とと「学生の課題探求能力育成」「学生の課題探求能力育成」が目的。が目的。◇◇キャンパスは、キャンパス長と教員、現地スタッフ、それに「キャキャンパスは、キャンパス長と教員、現地スタッフ、それに「キャンパスンパス 生」が在籍し、教職員・学生・地域住民からなる 生」が在籍し、教職員・学生・地域住民からなる「キャンパス運営「キャンパス運営委員委員 会 会」」によって運営。によって運営。◇◇本取組は山形大学本取組は山形大学SD合宿研修における若手職員の企画提案SD合宿研修における若手職員の企画提案がきっがきっかけ。かけ。◇◇平成19年2月平成19年2月、、日本計画行政学会 第11回計画賞最優秀賞日本計画行政学会 第11回計画賞最優秀賞を受賞を受賞。。

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  事例:事例:「伝承 鮭川歌舞伎」~歴史を感じる~(鮭川村)「伝承 鮭川歌舞伎」~歴史を感じる~(鮭川村)鮭川村に伝わる「鮭川歌舞伎」(平成18年山形県無形文化財指定)の歴鮭川村に伝わる「鮭川歌舞伎」(平成18年山形県無形文化財指定)の歴史的背景を学ぶとともに、衣装を身につけ、台詞や演技を習得する。最終史的背景を学ぶとともに、衣装を身につけ、台詞や演技を習得する。最終日には実際に舞台に立ち上演する。  日には実際に舞台に立ち上演する。  <講師> 佐藤雄昭 鮭川歌舞伎保<講師> 佐藤雄昭 鮭川歌舞伎保存会座長存会座長

鮭川歌舞伎の実演。舞台に立つ学生たち鮭川歌舞伎の実演。舞台に立つ学生たち

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◇◇エリアキャンパスもがみは、エリアキャンパスもがみは、若手職員の企画提案若手職員の企画提案がきっかがきっかけけ◇◇仙道前学長が主導した仙道前学長が主導した中堅事務職員研修中堅事務職員研修がはじまりがはじまり

2.2.エリアキャンパスもがみ誕生秘話エリアキャンパスもがみ誕生秘話

山形大学初山形大学初の新しい大学全体の取組を!の新しい大学全体の取組を!従来の(意思決定)方式でない従来の(意思決定)方式でないものを!ものを!学長裁量経費による学長裁量経費による新プロジェクトの募集新プロジェクトの募集

で!で!  

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3.3.エリアキャンパスもがみ誕生エリアキャンパスもがみ誕生県内移動オープン・キャンパス「一日山形大学」班の取組県内移動オープン・キャンパス「一日山形大学」班の取組

 平成16年9月 平成16年9月 77 日日        最上広域教育研究センター訪問(第最上広域教育研究センター訪問(第 22回)回)

【【最上地区山形大学指首野川キャンパス(仮称)構想最上地区山形大学指首野川キャンパス(仮称)構想】】1 センターを教職員の研修のほか、地元企業から要望のあるリカレント1 センターを教職員の研修のほか、地元企業から要望のあるリカレント教育教育 のための利活用の場に見直し のための利活用の場に見直し2 地域の教育関係団体、山形大学同窓会、関連企業等で支援団体を組織2 地域の教育関係団体、山形大学同窓会、関連企業等で支援団体を組織し、し、 山形大学の財政支出は伴わないようにする。 山形大学の財政支出は伴わないようにする。3 支援団体から非常勤職員を配置する。 3 支援団体から非常勤職員を配置する。 

  学長に報告学長に報告→→「山形大学としてありがたい話なので今後も「山形大学としてありがたい話なので今後も              進めるように」進めるように」と後押しと後押し

 9月8日 9月8日    本構想を検討するプロジェクトチーム発足本構想を検討するプロジェクトチーム発足

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ⅥⅥ  今後の山形大学SDの方向 今後の山形大学SDの方向  

職員育成職員育成

幅広い視野と専門的な能力を備え幅広い視野と専門的な能力を備え、使命感と情熱に溢れるプロパー、使命感と情熱に溢れるプロパー職員集団を育成する職員集団を育成する

ー結城プランー結城プラン 20082008 よりーよりー

結城学長結城学長似顔絵イラスト:似顔絵イラスト:地域教育文化学部地域教育文化学部 44 年生 小野としみ さん 作年生 小野としみ さん 作

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11.立命館大学との協力協定.立命館大学との協力協定協定締結の趣旨                     協定締結の趣旨                     FFD、学生主体の大学づくりで共通点があり、規模は異なるが、国D、学生主体の大学づくりで共通点があり、規模は異なるが、国立・私立の異質な組合せによる連携が相互発展につながる立・私立の異質な組合せによる連携が相互発展につながる協定締結協定締結 平成20年6月19日 平成20年6月19日20年度の事業20年度の事業 学長交流、学生交流、職員交流の各事業 学長交流、学生交流、職員交流の各事業

学長・総長交流学長・総長交流 山形大学学長講演会   山形大学学長講演会    77 月月 33 日(立命館大学)日(立命館大学)立命館大学総長講演会 立命館大学総長講演会  1010 月月 1717 日(山形大学) 日(山形大学) 

学 生 交 流学 生 交 流 1010 月~月~ 1111 月 山形大学 9名、立命館大学 11名 月 山形大学 9名、立命館大学 11名 

職 員 交 流職 員 交 流 1010 月~月~ 1111 月 山形大学、立命館大学 各5名 月 山形大学、立命館大学 各5名 

報 告 会 開 催報 告 会 開 催 1212 月月 2020 日 日  16:00~ 16:00~ (東京都・田町)キャンパスイノベーションセンター(東京都・田町)キャンパスイノベーションセンター学生交流・職員交流に関する成果報告会<一般公開>学生交流・職員交流に関する成果報告会<一般公開>  

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22.立命館大学との職員交流.立命館大学との職員交流目的                          目的                          若手職員が、若手職員が、学生が主役学生が主役、、学習者中心学習者中心という両大学のミッショという両大学のミッションを共有した上で、その実現をめざすために、ンを共有した上で、その実現をめざすために、大学職員がとる大学職員がとるべき行動目標を策定べき行動目標を策定して学長に提案するして学長に提案するテーマテーマ                                                「学生が中心の大学」を実現するための大学職員像を考える「学生が中心の大学」を実現するための大学職員像を考える対象者対象者 採用後 採用後 1010 年程度の大学職員 年程度の大学職員  55名名交流期間交流期間   20092009 年末まで年末までアドバイザー職員アドバイザー職員 両大学とも 両大学とも 11 ~~ 22名名交流内容交流内容STEP1STEP1 キックオフミーティングキックオフミーティング

STEP2STEP2 現状分析=高等教育を取り巻く情勢分析/各大学の現状分析現状分析=高等教育を取り巻く情勢分析/各大学の現状分析

STEP3STEP3 「学生が中心の大学」を実現するためのあるべき大学職員像の共有化「学生が中心の大学」を実現するためのあるべき大学職員像の共有化

STEP4STEP4 「立命館大学・山形大学における事務職員の行動目標」の提案「立命館大学・山形大学における事務職員の行動目標」の提案

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まとめまとめ従来型の研修では、知識の獲得による「今日の従来型の研修では、知識の獲得による「今日の業務改善」(負けない改善)につながるのみ。業務改善」(負けない改善)につながるのみ。山形大学SDは、智恵の発揮によってイノ山形大学SDは、智恵の発揮によってイノベーティブな「明日(未来)の準備」(勝つたベーティブな「明日(未来)の準備」(勝つための改善)につながるチェンジリーダー型人めの改善)につながるチェンジリーダー型人材育成への挑戦。材育成への挑戦。変わり続ける組織文化のしくみを持つことが変わり続ける組織文化のしくみを持つことが強い大学を創る。強い大学を創る。

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ご静聴ありがとうございました。ご静聴ありがとうございました。山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎山形大学研究プロジェクト戦略室 山崎 淳一郎   TEL.023-628-4838TEL.023-628-4838 FAX.023-628-4849FAX.023-628-4849   E-mail:[email protected]:[email protected]  「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法「研究プロジェクト戦略室」HPアクセス方法山形大学山形大学 HP→HP→ 「研究案内」「研究案内」→→「研究助成金情報」「研究助成金情報」→→「研究プロジェクト戦略室」「研究プロジェクト戦略室」この中に研修会資料などが検索できます。この中に研修会資料などが検索できます。(トップページからアクセスできます。)(トップページからアクセスできます。)http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.htmlhttp://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyu/kenindex.html