YASKAWA NEWS No · 2015. 1. 6. · システムエンジニアリングスクール...

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Quality & Beauty Spring 2006 Spring 2006 安川電機のスクール 開催中! 安川電機のスクール 開催中! 特集 No. 274 No. 274 YASKAWA NEWS はお客様と安川電機を結ぶPR情報誌ですトピックス 新製品・新技術 ACサーボ新シリーズ「JUNMAシリーズ」を販売開始 LSM(Line Stop Minimum)新工法 双腕ロボット・腕ロボットの2機種を開発・販売開始 ACサーボ新シリーズ「JUNMAシリーズ」を販売開始 LSM(Line Stop Minimum)新工法 双腕ロボット・腕ロボットの2機種を開発・販売開始 新製品・新技術 コラム 安川電機歴史物語 第三章 安川カレンダー物語 第十一話 オートメーションの安川へ 社会貢献への取り組み ~ 新北九州空港と安川電機 陸上部ニュース 韓国Rockwell Samsung Automation社とのVarispeed F7の技術提携 ロボット新工場 (MOTOMAN STATION) が本格稼働 南海道 p 6 p 6 p 8 p 9 p 10 p 11

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Quality & Beauty

Spring 2006Spring 2006

安川電機のスクール 開催中!   安川電機のスクール 開催中!   特集

No. 274No. 274

YASKAWA NEWS はお客様と安川電機を結ぶPR情報誌です。

トピックス

新製品・新技術

ACサーボ新シリーズ 「JUNMAシリーズ」を販売開始LSM(Line Stop Minimum)新工法双腕ロボット・腕ロボットの2機種を開発・販売開始

ACサーボ新シリーズ 「JUNMAシリーズ」を販売開始LSM(Line Stop Minimum)新工法双腕ロボット・腕ロボットの2機種を開発・販売開始

新製品・新技術

コラム

安川電機歴史物語 第三章

安川カレンダー物語 第十一話

オートメーションの安川へ

社会貢献への取り組み ~ 新北九州空港と安川電機陸上部ニュース

韓国Rockwell Samsung Automation社とのVarispeed F7の技術提携ロボット新工場 (MOTOMAN STATION) が本格稼働

南海道

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安川電機は当社製品のユーザーの皆様を対象に、様々な講習会を

開催しています。各種製品の特長を最大限に活かして、マシンの

性能をより向上させるためにも、ぜひ各スクールをご活用ください。

特に電気の予備知識がなくても、サーボの基本的な考え方を理解できます。

マシンコントローラMP2300及びプログラミングソフトウェアMPE720を使って、サーボドライブを制御する方法を学習します。

・受講するためには e-mechatronics 会員登録が必要です。 ・下記アドレスにて会員登録、セミナー受講ができます。  http:// www.e-mechatronics.com/・在籍期間の制限はありません。

開講中の講座 近日公開予定の講座

スクール開催の概要

受講方法:

サーボー入門

MP2300入門

講座名 受講内容

Σ-IIIサーボドライブを使って機械を立ち上げるのに必要な機能や、その使い方について学習します。

Σ-III (パネルオペレータ編)

Σ-III (デジタルオペレータ編)

講座名 受講内容

オンラインセ

ミナーでは、

バーチャルハ

ンズオン

(仮想トレー

ニング機材)

で学習するこ

とができます

 モーションコントロール スクールでは、サーボドライブ、インバータドライブ、コントローラなど、当社のモーションコントロール製品の基礎知識から応用技術までお客様の目的に合わせた講座を準備しています。 スクールには、学校形式の集合セミナーと、Webで受講

できるオンラインセミナー(eラーニング)の2つの形態があります。教育サービスをより充実させるために、従来の集合セミナーに加え、2005年11月10日に新たにオンラインセミナーを開設しました。集合セミナーと上手に組み合わせて学習効果を高めていただきたいと思います。

集合セミナーは、講師が直接説明する講義形式のスクールです。1人1台のトレーニング機材を使いながら学習します。 製品に関する疑問点はその場ですぐ解消できます。

インバータ基礎

インバータ フリープラン

電気サーボ入門

サーボドライブ基礎

サーボドライブ応用

リニアサーボドライブ応用

サーボドライブ フリープラン

PLC フリープラン

MP900シリーズ基礎

MP2000シリーズ基礎

MPシリーズ応用 “モーションプログラム”

MPシリーズ応用“電子カム”

組込みC言語プログラム

MP2100応用“モーションAPI”

MP2500用作画ツール “MotionScreen Builder”

コントローラ フリープラン

マシンビジョンシステム

MYVIS フリープラン

インバータを使用した機械設備の設計または保守をされる方。 インバータ入門程度の知識がある方。

インバータを使用した機械・設備の設計または保守をされる方。 「インバータ基礎」コース修了程度の知識のある方。

サーボモータの応用に関係する初心者の方。 「モータなんて初めて」という方。

サーボドライブを使用した機械の設計または保守をされる方。 電気について基礎的な知識がある方。

電気サーボを使った機械システムの設計などをされる方。 「サーボドライブ基礎」コース修了程度の知識がある方。

電気サーボを使った機械システムの設計などを担当される方。「サーボドライブ基礎」コース修了程度の知識と回転形サーボドライブの使用経験をお持ちの方。

電気サーボを使った機械システムの設計をされる方。 「サーボドライブ入門・基礎」コース修了程度の知識がある方。

PLCを使った機械システムの設計または保守をされる方。 PLCの基礎知識がある方。

MP900シリーズを使用した機械システムの設計などをされる方。プログラマブルコントローラ・サーボドライブの基礎知識がある方。

MP2000シリーズを使用した機械システムの設計または保守をされる方。プログラマブルコントローラ・サーボドライブの基礎知識がある方。

MP900/2000シリーズを使用した機械システムの設計をされる方。「MP900シリーズの基礎」または「MP2000シリーズの基礎」コース程度の知識がある方。

MP2500を初めて使用される方。MP2500でのシステム設定をされる方。

機械システムなどの設計をされる方。

MYVISを使用して画像処理アプリケーションソフトを設計される方。MECHATROLINKを使用して画像処理ソフトを設計される方。

MP900/2000シリーズを使用した機械システムの設計をされる方。「MP900シリーズの基礎」または「MP2000シリーズの基礎」コース程度の知識がある方。

MP2100モーションAPIを使用した機械システムの設計をされる方。VBまたはVC の基礎知識、MP2100の基礎知識(MPE720での開発経験)がある方。

C言語を使用して、PLC制御、モーション制御を設計される方。 C言語の基礎知識がある方。

A2

A4

B1

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C3

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C21

2 日間

2 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

1 日間

2 日間

2 日間

2 日間

1-2 日間

東 大名 九

東 大名 九

東 大名 九

東 大名 九

東 大名 九

東 大

東 名

東 大

東 大

東 大 九

東 大

東 大

東 大

東 大

東 大

コース番号 と コース名 日数 受 講 対 象 者 会 場

会 場 申込み方法

注:・各コースの詳細及び会場地図は下記ホームページをご参照ください。 http://www.e-mechatronics.com/「ユーザスクールのご案内」をClick!

・厚生労働省 キャリア形成促進助成金制度に適合します。

詳しくは、http://www.ehdo.go.jpをご参照ください。

・ホームページ:当社製品・技術情報サイト「E-メカサイト」にアクセスしてください:        http://www.e-mechatronics.com/         「ユーザスクールのご案内」をClick!・FAX (申込み専用):04-2965-3632(用紙は下記お問合せ先からお取寄せできます)

・TEL (お問い合せ用):04-2962-1042・E-mail: [email protected]

C11 C14から   までのコース修了程度の知識がある方。

東京会場: 埼玉県入間市上藤沢480 入間事業所 ソリューションセンタ8F TEL: 04-2962-1042 FAX: 04-2965-3632

名古屋会場: 名古屋市中村区名駅3-25-9 堀内ビル9F 名古屋支店 TEL: 052-581-2761 FAX: 052-581-2274

大阪会場: 大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル4F 大阪支店 TEL: 06-6346-4500 FAX: 06-6346-4555

北九州会場: 北九州市小倉北区大手町12-1 小倉事業所 TEL: 093-582-5028 FAX: 093-571-5663

2 YASKAWA NEWS No. 274 YASKAWA NEWS No. 274  3

集合セミナーでは、 1人1台のトレーニング機材を使うことができます。

東 大 九

オンラインセ

ミナー

 当社製品の使い方を、eラーニングで学習していただくことが可能です。eラーニングとはITを活用した教育システムのことで、簡単に言えば通信教育のインターネット版です。製品マニュアルでは理解しにくい部分を、ITを活用した音声や動画で分かり易く説明しています。

・時間と場所の制約を受けず、何時でも何処でも学べます。 ・インターネットに接続できるパソコンさえあれば、学習可能です。 ・受講に伴う移動時間、交通費、宿泊費等が不要となり、時間、  間接コストが削減できます。・マイペースで学習ができます。 ・理解するまで、何度でも繰り返し学習ができます。・マルチメディアによる仮想体験で学習ができます。 ・理解を助ける効果的な音声、動画等による説明が提供されます。

eラーニングには、以下のようなメリットがあります。e ラーニ

ング

集合セミナー

スクール開催の概要

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■ロボットスクール モートマンエンジニアリング(株) 東京事業部 電話 (048)710-5075 FAX (048)710-5076  http://www.yaskawa.co.jp/meg/

■システムエンジニアリングスクール システムエンジニアリング事業部 事業企画部  TEL: (0930)23-2019 FAX: (0930)23-2762 http://www.yaskawa.co.jp/products/system.htm

■モーションコントロールスクール モーションコントロール事業部 営業推進部 カストマサポート課  TEL: (04)2962-1042 FAX: (04)2962-5913 http://www.yaskawa.co.jp/products/motion.htm

本特集に関するお問い合せ先

 システムエンジニアリング スクールでは、システムコントローラ

CP-317に関する講習会を行っています。CP-317は主に鉄鋼設備、公共設備および産電設備のシステム用コントローラとして納められています。 「CP-317 一般講習会」では、コントローラをこれから購入していただくお客様、または既に購入していただいたお客様で、設備の保守を行う方々を主な対象に、実機を使用した実践的な実習を行います。

お客様には以下のようなメリットがあります。・ お客様にてシステムのプログラミングの解析が可能となり、納入されたシステムの動作が把握できるため、非常時の対応が容易となります。

・ 少量のプログラムの変更であれば、お客様ご自身で行うことが可能となります。

スクール開催の概要

開 催 日

講習会のシステム構成

年6回開催(3日間/回)(年度初めに1年間の講習会予定日を設定)

コ ー ス 名

CP-317 一般講習会

講習内容

1日目 ハードに関する説明 (ユーザーズマニュアルを使用しての座学。)

2日目 ソフトに関する説明 (CP-317とエンジニアリングツール CP-717を使用してのプログラミング実習。)

3日目 保守に関する説明 (CP-317を使用してのハードウェアの取扱い実習。 CP-717を使用してのデータトレースなどの実習。)

行橋事業所: 福岡県行橋市西宮市2-13-1 システム工場        TEL: 0930-23-8600 FAX: 0930-25-8070

会 場

申込み方法

安川電機、安川シーメンスオートメーションドライブ(株)の各支店・営業所または代理店の営業担当に申し込みをお願いします。

注:

NX100 基礎コース

XRC 基礎コース

XRC アーク溶接実践コース

XRC ハンドリング実践コース

XRC アーク溶接演習コース

XRC 基礎、ハンドリング演習コース

XRC リフレッシュコース

NX100 保守(初級)コース

XRC 保守(初級)コース

NX100/XRC 保守(上級)コース

JRC 基礎コース

JRC 保守コース

2 日

2 日

2 日

1 日

1 日

1 日

2 日

3 日

1 日

2 日

2 日

2 日

コース名 日数 受 講 対 象 者

初心者

初心者

基礎コース受講者

基礎コース受講者

基礎コース受講者

基礎コース受講者

ロボット操作経験者

オペレータ及び保全担当者

オペレータ及び保全担当者

オペレータ及び保全担当者

保全担当者

初心者

 ロボット スクールでは、ロボット導入後の操作ご担当者(特にロボット操作初心者)を対象とした操作教育、保守点検ご担当者を対象とした保守教育を行っております。産業用ロボットは労働安全衛生法に基づき教育が義務付けられており、特に「安全なロボット操作」に重点をおいて、当社の産業用ロボット

“MOTOMAN”の能力を最大限に活用していただけるように、ユーザーの皆様を支援しております。 なお、当社のロボット スクールの運営は、モートマンエンジニアリング(株)に委託しています。

スクール開催の概要

東京事業所: 埼玉県さいたま市桜区田島4-16-2 王子電機(株)内 TEL: 048-710-5075  FAX: 048-710-5076名古屋事業所: 愛知県豊田市柿本町6-29-1 安川エンジニアリング(株)豊田営業所内 TEL: 0565-28-6934  FAX: 0565-28-9629大阪事業所: 大阪府摂津市千里丘7-10-37 安川エンジニアリング(株)関西支店内 TEL: 06-6378-6524  FAX: 06-6378-6531本社・九州事業所: 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2-1 TEL: 093-645-8936  FAX: 093-622-5855

・各コースの詳細及び会場地図は下記ホームページをご参照ください。http://www.yaskawa.co.jp/meg/index_1.html・オンサイト(現地)トレーニングは随時受け付けています。

・厚生労働省 キャリア形成促進助成金制度に適合します。

詳しくは、http://www.ehdo.go.jp をご参照ください。

下記アドレスにて「申込書」(PDF)をダウンロードして、ご希望の 会場にFAXしてください。http://www.yaskawa.co.jp/meg/index_1.html

 産業用ロボットは周辺機器も含めた高機能製品が続々開発されたり、

用途拡大により技術が格段に進歩したりするなど、ハード及びソフト

の両面において急速に発展し、本格的なロボット導入時代を迎えており

ます。

 ロボットスクールで受講される方は10代から60代までバラエティーにとんでいます。スクールに参加される方は習ったことを自社に戻って

即実践されるので、カリキュラムの大半を操作教育に当てています。

実生産で必要な基本操作をしっかりと覚えていただくために、我々

インストラクターの指導にも力が入ります。

 スクールは毎週開催しており、少人数教育がお客様にご好評をいた

だいております。操作教育のインストラクターはほとんどが女性で、

保守教育を男性が担当しております。「女性の明るい元気な指導で楽

しく受講できました」という声をよく伺います。それが私達のやりが

いにも繋がります。教育内容は一日目は安全教育、ロボットの機能・

基本操作の説明及び操作実習で、二日目は各種命令(ロボット言語)

の説明、各種JOBの作り方の実習などを行っています。インストラクター自身で作成した教育マニュアルを1冊ずつお渡しし、また、教室内の

スクリーンにペンダント画面を映写しながら操作説明を行うなど、受講

者の理解を深めていただくため、各教室で工夫に努めています。月に

数回はユーザ企業様にインストラクターが出向くオンサイト(現地)

トレーニングも行っております。

 スクールでは、質問しやすい雰囲気作りをしておりますので、最初

は黙っていらっしゃっても、すぐ「わかりません!」と声をあげて

いただける方がほとんどです。操作を覚えるコツは、実際にロボット

を操作してみることが早道だと思います。最初は初めてのロボット

操作におっかなびっくりする方もおられますが、自分でロボットが

動かせることがわかってくると、皆さん笑顔になられます。もし

うまく動かせなかった場合には、なぜうまく動かなかったかを考え

ていただくようにしています。

 我々は、ロボットのオペレーターを育成することが重要な仕事だと

考えております。今後も多くの方にMOTOMANを好きになっていただき、皆様のお役に

立ちたいと考えていま

す。全国のロボット

スクールで総勢11名のインストラクターが、

皆様をお待ちしており

ます!

ロボット スクール インストラクターからのご案内

会 場 (モートマンエンジニアリング株式会社)

申込み方法

操作教育の授業風景

CP-215転送

CP-317外観

CP-317CP-316

HUB

http://www.yaskawa.co.jp/company/itiran/shisya.htm

http://www.e-mechatronics.com/dairiten/sys_frame.html

・安川電機の支店、営業所を下記アドレスにてご確認できます。

・安川電機の代理店を下記アドレスにてご確認できます。

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LSM (Line Stop Minimum) 新工法

主な特長

主な特長

主な特長

 人が行っていた作業をそのままロボットに置き換えられ

える新世代産業用ロボット、「双腕ロボットMOTOMAN(モートマン)−DA20」と「腕ロボットMOTOMAN−IA20」

を開発し、2005年12月1日から販売を開始しました。

 今回当社が開発した新世代産業用ロボットは、従来の人と

隔離された場所で働くロボットではなく、人と共存し、人の

補助を行うべく、ロボット自身が知能・自立性を持つことを

意図しており、その最適な使用用途として選んだのが組み

立て用途です。

 組み立て用途に最適化したロボットの開発は、熟練労働力

不足を背景に、人手に頼っている組み立て工程の効率化に

対する顧客要求の高まりと、産業用ロボットの新たな用途

開拓を推進したい当社の思いが一致した結果と言えます。

 これまでロボットによる単純な置き換えが困難であっ

た組み立て用途への量産製品供給は、業界初の試みです。

■お問い合わせ先: システムエンジニアリング事業部

 システム工場 工事建設部 TEL (0930)25-2109 FAX (0930)25-2403

 http://www.yaskawa.co.jp/products/system.htm

■お問い合わせ先:株式会社 安川電機 ロボティクスオートメーション事業部 事業企画部

電話 (093)645-7703 FAX (093)631-8140 http://www.yaskawa.co.jp/products/robot.htm

■お問い合わせ先:モーションコントロール事業部 事業企画部 TEL: (04)2962-7915 FAX: (04)2962-6138http://www.yaskawa.co.jp/products/motion.htm

・サーボ調整不要、セットアップパラメータ不要で操作性を簡易化最新のオートチューニング機能により、高い応答性を実現。

セットアップのためのパラメータが不要となり、操作性の

簡易化を実現。

・制御の安定性を向上中慣性モータを採用。

・業界最小のサイズを実現

最新の構造設計技術を使用し、アンプ本体の小形化を実現。単

相200Vでは、業界最小サイズ。

 近年、一般産業用機械の簡易位置決め用途での高速、高精度

化の要求に伴い、その用途で、主流のステッピングモータから、

抜群の位置決め性能を実現するACサーボへの置き換えが急速

化してきています。しかし、サーボアンプのサイズが大きいこ

と、最適なサーボ性能への調整が難しいことが課題とされ、小

形化、操作の簡易化に対する要求が高まっています。

 当社では、これらのご要望にお応えするために、セットアッ

プ簡易化、サーボ調整が不要、業界最小サイズを実現した新コ

ンセプトのACサーボ新シリーズ 「JUNMAシリーズ」を開発

し、販売を開始します。なお、最も要求の多い750W以下の容量

をシリーズ化しました。

お客様の操業停止を最小にする画期的な主幹制御盤更新工法

双腕ロボット・腕ロボットの2機種を開発・販売開始新世代産業用ロボット

ACサーボ新シリーズ 「JUNMAシリーズ」を販売開始業界初、サーボ調整が不要

・シンプルな作業工程により工期を大幅短縮

・仮設配線が不要(既設配線をそのまま使用)

・割込配線工事に伴う試運転が不要

・既設配線調査時間を短縮

・設備停止時間が最小限

・新設主幹制御盤への切替作業が通電状態で可能

・通電状態での切込・切替点数が低減

・結線作業が安全・簡単・確実にできる当社独自の工法で

PTコネクタを採用

・機材の削減・最小限のスペース・工期短縮に伴うコストダウンが可能

・切替TB(中継端子盤)が不要

・切替TBへの引戻し配線,仮設配線が不要

・切替TB設置のための電気室拡張が不要

・工事期間の短縮に伴う監督・現場経費の削減が可能

双腕ロボットMOTOMAN-DA20

腕ロボットMOTOMAN-IA20

 人の上半身をイメージして開発された双腕ロボット

です。大きさは、成人男性とほぼ同じ大きさになって

います。今まで人が作業していた場所へそのまま

設置することが可能です。各腕はそれぞれ6つの関節

を持ち、各関節には新開発の小形・軽量サーボモータ

を搭載した新構造を採用し人の腕と同じような動き

を実現しています。各腕はそれぞれ20kgの重量物を

持つことができます。また胴体のひねりを考慮した

ボディ旋回軸を1軸装備しています。

 人の腕をイメージして開発された腕ロボットです。

人の腕と同じような動きをするために必要な6つの

関節と腕全体を旋回させるための1軸で構成されて

います。こちらも全て新開発の小形・軽量サーボモータ

を搭載した新関節構造を採用しています。人の腕の

ように小さく折りたたんだり、大きく伸ばしたりと、

今までの産業用ロボットや人では困難な狭い場所で

の動作や設置を可能にした省スペース構造を持ち、

20kgの重量物を持つことができます。

 近年、主幹制御盤の老朽化に伴う更新工事が増加しており、

操業停止期間の最短化が必要不可欠な条件となっています。

このご要望にお応えするために開発したLSM新工法は、既

設調査時間・工期・設備停止時間を大幅に削減できる上に、信

頼性の高い画期的な工法です。

 お客様の大切な設備を守り、安定した操業を継続できます。

JUNMA

従来工法特許第3588792

新 工 法

新設主幹制御盤

新設主幹盤

延長 ケーブル

(ジスター端子)

LS

SV

OP

LS

SV

OP

PTコネクタ

既設主幹制御盤

既設現場機器及び電源・電動機盤

切断

既設現場機器及び電源・電動機盤

既設主幹制御盤

PTコネクタ

新工法ではが~

設備稼働中にPTコネクタで仮設配線を行い、切替TBの断路端子「閉」を確認後、PT接続部(2個所 )の中間を切断します。

既設、新設側を切替TBの断路端子で区別して、試運転を実施します。

特許出願中

新設中継端子盤(ジスター端子)

1 仮設ケーブル

2

仮設 ケーブル

3

1 3

 当社がいままで製品化してきたロボットとは全く違った

機構を採っています。人の優れた能力に近づき超えようと、

この2種類のロボットは、ともに人の体の特徴をロボットに

取り入れています。 “人と共存するフォルム。人を解放する

パフォーマンス”をもったロボットを目指しています。これ

により、人が使っていた作業環境へ最小限の変更で本製品の

適用が可能となります。

MOTOMAN-IA20

MOTOMAN-DA20

設備稼働中に P Tコネクタで新設主幹制御盤へ配線します。

従来工法では、既設主幹制御盤に取り付けるPT部は仮設でしたが,新工法では恒久処理 (当社独自の絶縁キャップ、低温型熱収縮チューブ採用 )です。既設の電源断、新設盤の電源入れ、断路端子「閉」で、新設主幹制御盤での試運転を開始できます。

不要

新 製 品 ・ 新 技 術

YASKAWA NEWS No. 274  76 YASKAWA NEWS No. 274

新 製 品 ・ 新 技 術

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 「西海道棟方板画」「続西海道棟方板画」と、九州をテーマにした

2つのカレンダーに続き、昭和48年のカレンダーは「南海道棟方板画」と題し、四国を巡り取材することになった。棟方画伯と安川電機

担当者との事前の打ち合わせで、「四国はお遍路の国ですから、古

い神社やお寺、阿波踊りなど各地の有名な民族芸能、それに郷土産

業の探訪、雄大な自然の風景、この4点に焦点を合わせて四国を巡りましょう」と大まかなくくりがきめられた。

 昭和47年4月5日から約11日間で四国のほぼ全島をかけめぐり、画伯は約300点のスケッチを残すことになる。充実した取材旅行であったが、移動に次ぐ移動、全身全霊を込めたスケッチが続くことで、

画伯の疲れは次第に大きなものになっていた。

 旅の最後に高松を訪れた画伯は、伝統工芸の「奉公さん人形」を

制作する宮内フサさんに出会った。「奉公さん人形」とは、お城のお

姫様が病気になった時、おマキという童女が身代りになったという

話を、いつしか張り子の人形であらわしたものだという。実はフサさ

んは、安川電機の代理店、宮内電機商会の当時の社長・利三郎氏の

ご母堂でもあった。生家が人形屋で、物心ついた4歳頃から人形作りをしていた。フサさんの手がける「奉公さん人形」は、表情が実に

幼くのどかで、鮮やかな彩色が独特の味わいを出していた。

 長旅で疲れ果てていたはずの画伯も、88歳の老女がかくしゃくとして素晴らしい人形を制作していることに感嘆し、急に活き活きと

スケッチを始めた。当時69歳だった画伯だが、「私もまだまだ若輩

者だ。もっともっと仕事をしなくては」と感じたのであろう。

 取材を終え、帰路に着くときが近づいた。画伯はフサさんと両手

で手を握り合い、「もう会えぬかもわからないが、元気でね、元気でね」

と繰り返し言い、別れを惜しんだ。

南 海 道

第十一話

■安川カレンダーご紹介サイトは・・・http://www.yaskawa.co.jp/company/munakata

南海道棟方板画 「宮内媼人形の柵」

第三章

新規分野への布石

第三章

新規分野への布石

生産の再開

戦後の復興

文責 : 人事総務部・広報グループ 村田 晋

当社創立90周年を記念し、 「安川電機歴史物語」を連載しています。

YASKAWA NEWS No. 274  98 YASKAWA NEWS No. 274

新しい技術の導入

VSモータ第一号機

高炉用ロジット盤

ロジット単体

 廃墟の中から戦後の復興が始まった。昭和

22年の4月、当社32回目の創立記念日に当時の安川寛社長は、全社員を集めて当社の現

況と今後の方針について長時間にわたり誠

実に熱意を込めて呼びかけた。その骨子は以

下のとおりである。

・電動力応用中心のエキスパートとしての主導権確保

・その時期の重点産業部門と直結した技術開発

・新たな観点で機械メーカーとの連携強化

・貿易再開を前にした海外市場への進出計画

・技術面の不断の刷新

・生産合理化による質の向上、量の増大とコストダウン

 わが国の戦後の最重要課題であった、食糧

問題の解決と鉱工業生産の復興の重要なエ

ネルギー源である石炭の増産に呼応して、当

社は農業開発用と炭鉱用電機品の製作に生

産重点をおいた。電力供給過剰となり、農事

用に電力を導入する「農村電化」がさかんに

奨励された。灌漑、揚排水、農作業用などの

電動機の増産に励んだ。

 昭和21年の中ごろ、農林省の食糧増産を目的とする第4次農地造成計画に対して、ポ

ンプとモータの大量生産計画を立てた。株式

会社荏原製作所と株式会社酉島製作所の2社で全国需要の70%を占めていたが、両者向け電動機の大部分を当社が受注した。

 昭和22年の春から夏にかけて、灌漑、排水用に大量の電動機を送り出し,直面する緊急

課題「食料増産」に大きく貢献した。当時販

売やアフターサービスに、モータをリヤカー

に乗せて村から村へと農道を歩き回った販売

員の苦労もあった。

 このような状況の中、当社技術陣は今後の

技術の趨勢は自動化にあると見定め、自動化

の頭脳となる制御技術と、手足となる可変速

モータの開発に力を注いだ。

 自動制御に欠かすことのできない可変速

モータについては、高価で保守に手間のかか

る直流機に替わる交流電源で制御できる可

変速モータが求められていた。このような状

況の中、当社の技術者はかご形誘導電動機と

電磁誘導による渦電流継手を組み合わせた

VSモータを開発した。VSモータは交流電源で速度制御できるため直流電源が不要と

なりカストマの設備コストが安くなるとともに、

直流電動機に不可欠であったブラシの消耗部

分がなくなり保守が簡単となった。また、速度

の制御にはフィードバック制御を取り入れ制

御特性を高めていった。VSモータの第1号機は、昭和28年に株式会社中馬鉄工所の印刷機用に納入された後、使い勝手のよさから

産業界の注目を集め、同業各社が競って製品

投入する中で当社は常にトップシェアを保っ

たのである。

 制御の面では、リレーを使用したシーケン

ス制御が主流であったが、設置場所の粉塵や

ガスによるリレー接点の接触不良が頻発して

いた。この解決策として無接点化を目指して

開発されたのが磁気増幅器形無接点論理素

子であった。昭和33年、ロジカルユニット(論理素子)を縮めロジットと命名された製品は、

接点の機械的消耗もないことから、無保守で

高い信頼性が得られ、また、非常に多いパル

スをカウントできるので、動作範囲の広いタ

イマも作れるなど新しい使用方法も開発され

た。このロジットにより、悪環境下において高

い信頼性を要求される現場でのシーケンス

制御が可能になった。昭和34年には八幡製鐵戸畑地区第1高炉の原料挿入装置の制御

に採用されて以降、全国の高炉原料自動挿入

装置や製鉄原料ヤードをはじめ炭鉱・セメン

ト工場などの統括制御への適用へと広まって

いった。

 一方、汎用モータでもユニークな新形モー

タを開発した。このモータは、従来鋳物製で

あった外枠及びブラケットを鋼板製としたも

のである。精密な塑性加工ができるハイドロ

フォーム(Hydroform)をアメリカから輸入し、生産技術をはじめとして全社技術の総力を

上げて開発に取り組み、ハイドロフォーム導

入からわずか半年で製品化し、昭和32年5月から0.75kW以下のシリーズの販売を開始した。このモータは、ハイドロフォームの頭文

字をとってHラインモータと呼ばれた。Hラインモータは鋳物を使わないため、工程の同

期化ができ短期間に生産を増やすことがで

きた。また、モータ重量の軽減もでき、コスト

低減の点でも画期的なものであった。Hラインモータの生産台数は、一時期汎用モータ国内

シェア30%に迫るほどになり、日本の小形モータ生産全体が鋼板化する傾向を促し、やがて鋼

板製モータが主流となっていった。Hラインモータで示した先見性は賞賛され、昭和35年に大河内記念生産賞を受賞している。

 戦後の混乱期を全社一丸となって乗り越え、

業績安定期を迎えた昭和28年、八幡の本社

新社屋の建設に着工し、翌昭和29年3月に完成した。この建物の設計にあたっては、戦前

から蓄積されている膨大な技術資料保管の

ための設備と防火対策に力を注いだものと

なっている。

 設計は新進のレーモンド設計事務所に委

嘱し、打ちっ放しのコンクリートの地肌を生か

し、素朴で力強い外観と機能性を重視したも

のとなっている。昭和33年4月には、営業活動の要となっている東京支社を、銀座から当

時東洋一といわれていた大手町ビルに移した。

新社屋の建設とあいまって、社内に明るさが

あふれ、活動も目に見えて意欲的なものにな

っていった。

新生安川に向けて

越後平野を行く営業マン

分解したHラインモータ

ハイドロフォーム

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韓国Rockwell Samsung Automation社とのVarispeedF7の技術提携

新しいロボットを世界に供給する

■お問合せ先

ロボティクスオートメーション事業部ロボット工場

Tel 093-645-8852 Fax 093-645-3718

■お問合せ先: モーションコントロール事業部

インバータ事業統括部インバータ事業推進部

Tel 0930-25-2548 Fax 0930-25-3431

ロボット新工場(MOTOMAN STATION)が本格稼動 当社は、好調に推移している産業用ロボット“MOTOMAN”(モートマン)の受注に対応するために、生産能力増強とCS(顧客満足度)向上を目的として、本社・八幡事業所(北九州市八幡西区)

内に新工場を建設し、2006年1月5日から本格稼働に入りました。 同事業所では、生産増加に対し、工場一丸となって市場に対応

してきましたが、既存設備では限界まで来ていました。より

効率的に生産を進めるために、新工場建設を含む中期構想に基づ

く「ロボット村の構築」を計画し、世界に提供する新しいロボット

を次々と生み出す生産拠点として新工場(MOTOMAN STATION)を完成させました。

 新工場操業によって、生産能力は既存工場を含め24000台/年となり、大幅な増強を確保することができました。それとともに、

ロボットのものづくり体制を変革し、高品質なものを効率良く

生産できるようになり、事業規模の拡大をより効果的に遂行

することができました。

ト ピ ッ ク ス

10 YASKAWA NEWS No. 274

注: *1 電流ベクトル制御: モータの磁束やトルクを発生する磁束電流とトルク電流を直接制御する方法です。

*2 停止オートチューニング機能: モータを停止させたままの状態で電気的定数を演算して求めることです。

*3 トリップレス運転: インバータのトリップ(異常検出による停止)を未然に回避して運転を維持することです。

:2005年7月 :2005年11月   :スポット、ハンドリング、パレタイジング・塗装用途の

中/大形ロボットを中心とした生産工場

着 工

建設完了

生産区分

:2006年1月 :約9000m2

 

本格稼働

敷地面積

新工場の概要

新工場の特長 

・工程内の物の流れを良くし、生産リードタイムを短縮、仕掛かり品

を削減

・生産量やカスタマイズ品の最適な生産方式を見直し、生産効率を向上

・生産管理のやり方を変え最適な部品供給体制の見直しを実施

・ロボットを使った自動化を配備し、生産性を向上

汎用インバータ「VarispeedF7」の韓国市場における製造及び 販売権の供与

対象製品: 200V系列 16機種、400V系列 17機種の計33機種

左:RSA社 KANG DUK-HYUN 専務 右:インバータ事業統括部 津田取締役

技術提携内容

 このたび、韓国のRockwell Samsung Automation Co. Ltd.(ロックウェル サムソン オートメーション社(以下RSA社))と高性能電流ベクトル制御搭載汎用インバータ「VarispeedF7」の技術提携に合意し、2005年11月24日、当社の本社(北九州市八幡西区)にて契約調印式を行いました。

 近年、韓国の産業界では、省エネ機能の充実・高効率化や低価

格化などの経済性、また適用対象機械拡大のために全速度域に

おける制御特性・高トルク特性を実現する高性能なインバータに

対するニーズが一層高まっています。その中で、RSA社は現在世界のトップレベルにある当社の最新鋭汎用インバータ

「VarispeedF7」に着目し、今回の技術

提携に至りました。

  イ ン バ ー タ

「VarispeedF7」は、当社独自の電流

ベクトル制御*1、停止

オートチューニング

機能*2、トリップレス

運転*3などを搭載し、省エネ効果に優れた汎用インバータで、

ファン・ポンプなど風水力機械から搬送機械などの一般産業機械

まで幅広い用途に適用できます。

 当社とRSA社の前身である三星航空産業株式会社とは、

1990年から汎用インバータの技術提携を行っており、韓国のインバータ市場を開拓し、今日では20%近いマーケットシェアを得ています。今回技術提携により、韓国市場での一層のシェア

拡大を図ってまいります。

ロボット新工場(MOTOMAN STATION) スナップ写真

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NEWSNEWS

新北九州空港と安川電機

取り組み社会貢献 の

■お問合せ先

人事総務部 総務・法務グループ

Tel 093-645-8801 Fax 093-631-8837

詳細情報は http://www.yaskawa.co.jp/activities/index.htm で公開しています。

選手の声:

 12月の甲佐10マイルで安川記録を更新できました。この結果に満足することなく日々、精進していき

ます。

 皆さんのご期待に応えられるように頑張ります

ので、応援をよろしくお願いいたします。

(立石 慎士)

ニューイヤー駅伝で力走する立石選手

◆2005年秋以降の主な戦績日 程 大  会  名 実 績

10マイル福岡県選手権

九州実業団駅伝

日田中津駅伝

甲佐10マイルロードレース

ニューイヤー駅伝

朝日駅伝

バイ選手3位、中本選手自己新記録4位優勝(9年連続)立石選手安川新記録、中本選手自己新記録

21位(立石選手区間4位の健闘)3位(11年ぶりのチーム最高順位。小畑選手区間賞)

10月11日11月23日12月11日12月11日1 月 1 日1 月 9 日

コ ラ ム

YASKAWA NEWS No. 274  11

 2006年3月16日、「新北九州空港」が開港します。周防灘の沖合3キロに建設された海上空港で、連絡橋で陸上とアクセス

しています。2500mの滑走路があり、海上空港の特長を生かし、24時間の運用も可能となっています。新空港開港により各地

への便数が大きく増加します。

現在の北九州空港は羽田へ

の国内旅客便のみの運行で

すが、羽田便の飛行機の大型化、

また北九州と名古屋、那覇を

結ぶ路線が新設されます。

加えて新規航空会社である

(株)スターフライヤーが早朝・

深夜も含め羽田行を1日12便運行予定で、さらには中国(上海)やロシア(ウラジオストック)と結ぶ国際線、大型機を使った

貨物専用便も就航予定です。   

 地元北九州に本社を置く企業として、当社も北九州エアー

ターミナル(株)、(株)スターフライヤーへの出資企業に加わ

っています。

 1994年の本格着工以来、10年を超えて建設が進められてきた新空港が完成することにより、当社のビジネスはもとより、

北九州地域のヒトやモノの動きの利便性が大きく向上し、北九州

地域の一層の活性化、さらなる発展の原動力になるとの期待が

寄せられています。

 秋から冬にかけてはロードレースを

中心に、立石選手や中本選手をはじめ

若手選手が好記録を出しました。しかし、

九州実業団駅伝では初優勝を狙うも、

残念ながら4位。一年で最も重要な大会である全日本実業団駅伝(ニューイヤー

駅伝)では流れに乗れず21位と、各選手の好調さがチーム成績につながらない

もどかしいレースが続きました。

 一方、駅伝シーズンを締めくくる

朝日駅伝では、ホンダや日清食品など

ニューイヤー駅伝上位の強豪チームを

抑えてチームベストタイの3位(11年ぶり)と大健闘をみせました。このレース展開

は、前半3区間までトップから数十秒遅れの僅差で粘り、後半区間は小畑選手の

区間賞、飛松、中本選手の区間2位の力走で猛追し、最終区で樋山選手が一時

先頭に立ちました。最後で1位九電工、2位旭化成に僅かにかわされたものの、本社の有る北九州市内を約10kmもの間、果敢に先頭を引っ張り、当社選手の

力強さを存分にアピールしました。

 この一年間、多大な応援をいただき

まして、誠にありがとうございました。

昨年は若手選手の伸びが目覚しく、

好成績を数多く挙げることが出来ました。

この勢いは今年も続いております。こ

れからも更に好成績を目指しますので、

安川電機陸上部の応援をよろしくお願

いします。

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発行 平成18年02月06日/発行所 株式会社 安川電機 埼玉県入間市上藤沢480番地 〒358-8555 TEL(04)2962-5190/編集責任者 石倉 守人/ 制作 安川オビアス株式会社

Quality & Beauty

このリーフレットは環境対応大豆油インキを使用しています。

古紙配合率100%再生紙を使用しています。

東京支社 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー8F 〒105-6891 TEL(03)5402-4503大阪支店 TEL(06)6346-4500/名古屋支店 TEL(052)581-2761/九州支店 TEL(092)714-5331ホームページ http://www.yaskawa.co.jp  インバータに関する技術的なお問い合わせは ・・・・・ TEL 0120-114616

環境対応形モータドライブ マトリクスコンバータ

Varispeed AC200V級 5.5~22kW/400V級 5.5~22kW

マトリクスコンバータ技術新方式のシンプル構成の高効率ドライブです。

Varispeed AC

インバータを用いたモータの可変速ドライブは、優れた省エネ効果から、ビルの空調やポンプなどに広く普及しています。しかし、その原理に起因する電源高調波の抑制が課題となっています。この技術課題の抜本的な解決、および設置スペースの削減などのニーズにお応えするため、近年電力変換分野で注目を集めている交流電源から交流出力への直接変換装置「マトリクスコンバータ回路」を応用したモータドライブVarispeed ACを世界で初めて商品化しました。

《適用例》●電源高調波への対応が必要な用途 ビル、ラボラトリーなどの空調ファン、給水ポンプ、エレベータなど

●電源回生のメリットがある用途 昇降機、エレベータ、エスカレータ、遠心分離機、巻出機など

電源高調波を出さない環境にやさしい省エネドライブ

回生

力行

交流交流

SWT

Varispeed AC

三相交流電源

SUR U相出力スイッチ

V相出力スイッチ

W相出力スイッチ

SUS

SUT

SVR

SVS

SVT

SWR

SWS

交流電動機

ACフィルタ

双方向スイッチ

双方向IGBT

 ●電源高調波レス  特別な付加装置なしで入力電源が正弦波に。   電源設備容量の削減が可能。  ●電源回生機能による省エネ   力行、回生運転が可能で    モータの制動エネルギーを電源に回生。   ●主回路コンデンサレス    他のPWMコンバータ+汎用インバータの組み合わせに比べ、     省スペース、省配線、小形軽量で、メンテナンスも容易。    ●低速連続運転可能     ゼロ速運転でも1つの素子に電流が集中しないため、      低速での連続運転が可能。

世界初!マトリクスコンバータ技術新方式のシンプル構成の高効率ドライブです。

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