オープンデータ、オープンソース、WordPress
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Transcript of オープンデータ、オープンソース、WordPress
• WordPressの開発環境、VCCWの開発者。
• WPEngineのHGV、VVV、WP-CLIなどのリポジトリでもコントリビューター。
• WordPressプラグイン多数。
• Code for Wakayama代表
国土地理院情報普及課長 藤村英範さんに今回のセッションに先立ち意図を聞いてみました。
オープンデータについては、活用の可能性を最大限に広げることで、データの価値を最大化したい、それが我々自身の存在価値を高めることになる、と考えています。
オープンソースについてもほぼ同様ですが、我々地図屋としては、我々の地図を使っていただくための敷居を極限まで下げるにはオープンソースだと思った、ということですね。
また、オープンソースの上にビルドアップして頂くことで、アプリケーション開発の手間を下げて頂ける。
地理院の場合は自らオープンデータ「地理院タイル」のショーケースとしてウェブ地図「地理院地図」を運用しており、この地理院地図の改善速度を最速にするにはオープンソースが良かった、という側面があります。
和歌山県情報政策課長 田中 一也さんにも聞いてみました。
行政だけで地域のことを考えるのではなく、地域の様々な主体が自分たちのこととして考え、行動する社会に変わっていく必要があると考えています。 その中で行政だけでは思いつかないような新しいことが起こることに期待している。そのためのインフラとしてオープンデータを進めています。
データを使いやすい形で提供するために大きなコストが掛かるものと、掛からないものがあって、コストが掛からないものは進めやすいが、コストがかかるようなデータについては、当然行政でも投資対効果が求められます。
とはいえ、そんなにオープンデータを活用した魅力的なアプリがたくさん出来上がっているわけではない。だから、提供したデータのうちどのようなデータにニーズがあって、どのように使われるのかということを知る必要ががあった。 このため、「スター」でニーズを見たり、「フォーク」で使い方を追えるGitHubは魅力的でした。
加えて、技術者の方たちのいる場所に自分たちの側から近寄っていきたいと思いました。
• 使うメリットは? • コストが安い?いや高い? • セキュリティが安心、いやそうじゃない
つまらん!
WordPressコミュニティの中でさえ、 オープンソースとは?って話になると ユーザー目線での論理が中心