Times勤怠管理システム - HR Sol · Web viewTimes勤怠管理システム Palm Secure...
Transcript of Times勤怠管理システム - HR Sol · Web viewTimes勤怠管理システム Palm Secure...
Times 勤怠管理システムPalm Secure 設定マニュアル
2016 年 01 月 初版2017 年 05 月 改訂
目次
目 次1 概要································································································································2
2 推奨環境について················································································································2
3 初期設定方法·····················································································································3
3.1 静脈認証モジュールのダウンロード権限を付与する·································································3
3.2 静脈認証モジュールのダウンロード····················································································4
3.3 iniファイルの編集········································································································6
3.4 インストール方法·········································································································8
3.5 起動方法··················································································································10
3.6 時刻設定··················································································································12
4 手のひら静脈データ編集······································································································12
4.1 登録方法··················································································································12
4.2 削除方法··················································································································15
5 打刻方法·························································································································16
5.1 エラーメッセージについて·····························································································18
5.2 打刻が正常に行われないケース························································································18
6 バックアップについて········································································································19
7 センサードライバのアンインストールについて··········································································20
7.1 センサードライバのデバイス情報削除···············································································20
7.2 センサードライバのアンインストール···············································································21
Copyright © 2019 Rococo Co., Ltd. All rights reserved.
■商標などについて「パームセキュア」および「PalmSecure」は富士通フロンテック株式会社の登録商標です。その他本文中に記載されている製品の名称は全て関係各社及び関係団体などの商標または登録商標です。本文中®マーク、™マークは明記しておりません。
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
1 概要本書では、「パームセキュア」を Times の打刻端末として使用する場合の設定方法についてご案内します。Times と通信可能なネットワーク環境を持つ PC に接続しての動作を前提としており、下記のように手のひら静脈データをパームセキュアで読み取り、従業員番号と紐付けて打刻情報とともに Times へ送信します。
2 推奨環境について端末を接続する PC は下記条件を備え、常時ネットワーク接続が可能であることを前提としています。
対応 OS・・・Windows7 SP1、Windows8.1、Windows10画面最適表示解像度・・・1024×768
2
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3 初期設定方法本項では、パームセキュアを Times の打刻端末として使用するための初期設定方法についてご案内します。設定は以下のような流れで行います。
① Times 環境より配布モジュールをダウンロード② インストール用 PC のシステム確認、ini ファイル編集③ PC へのインストールと再起動④ パームセキュア起動
3.1 静脈認証モジュールのダウンロード権限を付与する静脈認証モジュールは Times 環境よりダウンロードすることができます。まず、ユーザ管理画面より、静脈認証モジュールダウンロードを実行できる権限を付与します。ユーザ管理よりダウンロードさせたいスーパーバイザーを選択し、詳細画面で「静脈認証モジュールダウンロード」にチェックを入れて[保存する]を押下し、上書き登録します。
3
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3.2 静脈認証モジュールのダウンロード(1) ダウンロード権限を付与したユーザ ID でログインし、ユーティリティメニュー>静脈認証モジュールダウン
ロードを選択します。「静脈認証モジュールをダウンロードする」をクリックすると保存確認が表示されるので 、PC に保存します。
(2) 保存した zip ファイルを解凍します。
4
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
(3) 静脈認証モジュールをインストールする PC のシステムの種類を確認します(※)。以降の作業は、対応するシステム用のフォルダを使用します。
Windows32・・・Windows32bit 版環境用Windows64・・・Windows64bit 版環境用
※【システムの種類確認方法】システムの種類は、コントロールパネルのシステムなどから確認することができます。(下図の場合はフォルダ「Windows64」を使用します。)
5
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3.3 iniファイルの編集(1) 対象フォルダ(PC のシステムの種類により選択してください)内の「静脈認証タイムレコーダー」フォルダに
ある「PalmSecure.ini」を編集します。メモ帳などのテキストエディタで編集してください。
(2) ① と②について必要に応じて編集を行い、上書き保存します。※① の変更は必須ですのでご注意ください。②については変更が必要かご確認ください。※①、②以外の箇所は変更不可のため、編集を行わないでください。
6
①②
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
① サーバ URL < ServerURL > サーバの接続先URL を設定します。Times の URL を入力してください。□部分がお客様により異なりますので必ず変更してください。
https://srv□.ehrms.jp/times_□□□/② 会社コード< KaiCd > 初期設定では「0000」となっており、複数の会社を設定しているユーザ様でない場合は、変更する必要はありません。複数の会社を設定しているユーザ様の場合は会社コードを弊社までお問い合わせください。
7
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3.4 インストール方法(1) 対象フォルダ内(PC のシステムの種類により選択してください)の「センサードライバ」フォルダにパームセ
キュアのセンサードライバのインストーラがあります。パームセキュア本体を PC に接続していない状態でインストールを行ってください。
(2) セットアップウィザードが起動します。[Next]ボタンを押下します。
8
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
(3) 「次のプログラムにこのコンピュータへのソフトウェアのインストールを許可しますか?」などの確認メッセージが表示されるので[はい]を選択します。
(4) インストール作業が終了した旨のメッセージが表示されるので[Close]ボタンを押下します。
(5) 再起動を行う旨のメッセージが表示されますので、必ず再起動を行ってください。
9
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3.5 起動方法(1) PC の再起動後、パームセキュア本体を PC に接続します。
(2) 対象フォルダ内(PC のシステムの種類により選択してください)の「静脈認証タイムレコーダー」フォルダより「TimeRecorder.vbs」を右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。
(3) 作成したショートカットはデスクトップなどのわかりやすい場所に移動してください。
10
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
(4) 作成したショートカットをダブルクリックすると起動します。以降はショートカットからシステムを起動することができます。
11
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
3.6 時刻設定静脈認証モジュールで使用される時刻は、PC の時刻を参照しています。この時刻が実際と合っていない場合には PC の時刻設定を行ってください。
4 手のひら静脈データ編集4.1 登録方法
メイン画面から管理モードに切り替え、静脈情報の登録を行います。静脈認証情報と紐付ける ID は Times の社員番号です。
(1) 管理モード用の ID とパスワードを入力し、[管理モード]ボタンを押下します。管理モード用の ID とパスワードは、Times のアドミンまたはスーパーバイザー権限をもつ ID・パスワードです。
Times サーバと通信してログイン認証を行います。ログインに失敗した場合はエラー内容のポップアップが表示され、管理モードには切り替わりません。下記のエラーメッセージが表示された場合は、設定や ID について再度ご確認ください。
ログイン ID またはパスワードが正しくありません。 →Times の人事マスタに存在しない ID です。アドミンまたはスーパーバイザー権限をもつ ID をご確認ください。
12
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
→パスワードが正しくありません。正しいパスワードを御確認ください。
使用可能な権限が設定されていません。→Times の人事マスタには存在しますが、必要な権限を持っていません。アドミンまたはスーパーバイザー権限を
もつ ID をご確認ください。
サーバの通信に失敗しました。→ネットワーク通信が正常に行えていない可能性があります。PC のネットワーク状況について御確認ください。
(2) ID欄に静脈情報を登録したい従業員の社員番号を入力し、[登録]ボタンを押下します。
Times サーバと通信して、人事マスタに登録されている ID かをチェックします。下記のエラーメッセージが表示された場合は、設定や ID について再度ご確認ください。
ID が人事マスタに登録されていません。 →Times の人事マスタに存在しない ID です。登録可能な ID をご確認ください。
サーバの通信に失敗しました。→ネットワーク通信が正常に行えていない可能性があります。PC のネットワーク状況について御確認ください。
(3) 「手をかざしてください。」とメッセージが表示されたら、ガイドに沿って手を置き、端末に手のひらをかざしてください。右手でも左手でも登録可能です。
13
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
登録のため 2回、確認のため 2回の計 4回、読み取りを行います画面の指示に沿って、「いったん手を離す」→「手をかざす」の動作を繰り返してください。読み取りは全て同じ手で行ってください。
(4) 「登録が完了しました。」とメッセージが表示されたら、対象 ID の登録が完了です。引き続き別の ID の登録を行う場合には(2)以降の操作を繰り返してください。登録済みの ID は ID リストに表示されます。[管理モード終了]ボタンを押下すると管理モードが終了し、メイン画面に戻ります。
14
ガイド
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
4.2 削除方法メイン画面から管理モードに切り替え、静脈情報の削除を行います。静脈認証情報と紐付ける ID は Times の社員番号です。
(1) ID リストから削除したい ID を選択し、[削除]ボタンを押下します。
(2) 「選択した ID を削除しますか」と表示されるので、[OK]ボタンを押下してください。
15
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
5 打刻方法静脈認証タイムレコーダーの打刻方法についてご案内します。ショートカットなどからタイムレコーダーを起動します。
(1) 打刻種別を選択し、ボタンを押下します。(図では[出勤]ボタンを選択しています。)
(2) 「手をかざしてください。」とメッセージが表示されたら、ガイドに沿って手を置き、端末に手のひらをかざしてください。打刻は登録されているほうの手で行ってください。
打刻を中断したい場合は[中断]ボタンを押下します。
16
ガイド
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
(3) 正常に打刻が行われると、メッセージに ID と打刻時刻、打刻種別が表示されます。
PC がネットワークにつながっていない(オフライン状態)場合、打刻されたデータは PC 内に蓄積され、10分ごとにネットワーク状況を確認し、ネットワーク通信可能となると Times サーバに送信されます。オフラインからの復旧後、すぐに Times サーバへ送信したい場合は、いったんタイムレコーダーを終了し、再度起動してください。
17
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
5.1 エラーメッセージについてタイムレコーダー起動時の各種エラーについてご案内します。
【 1 】アプリケーションエラー
端末が PC に認識されていません。端末が PC に正常に接続されているか御確認ください。
【 2 】タイムレコーダーに表示される時刻が正しくない。 PC の時刻が正しく設定されていません。PC の時刻設定を御確認ください。
5.2 打刻が正常に行われないケース下記のようなケースの場合、Times 上に打刻や実績が正常に登録されません。御確認ください。
【 1 】 PC 内に静脈認証データが登録されていない場合
PC 内に該当する静脈認証データが存在しません。登録されていないほうの手で打刻を行ったり、もともと登録が行われていない可能性があります。ご確認ください。
【 2 】打刻種別を誤って登録したり、同じ打刻種別を複数打刻した場合 端末上では明らかに誤った打刻種別であっても、エラーとならずそのまま登録されます。Times 上で所定労働時間と正しく紐付けができなくなります。Times にログインし、打刻や実績の修正を行ってください。
18
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
6 バックアップについて対象フォルダ内(PC のシステムの種類により選択してください)には「静脈認証タイムレコーダー」フォルダと「センサードライバ」フォルダが存在します。「静脈認証タイムレコーダー」配下の フォルダ・ファイルは下記のようになっており、静脈認証データが保存されるのは①と②のフォルダです。
① Data フォルダ従業員の静脈情報が暗号化され、一人1ファイルのデータとして保存されています。複数の拠点で共通の静脈データを使用したい場合は、コピーして別 PC の対象フォルダに入れ、ご利用いただけます。バックアップとして外部メモリに保存しておくことをお勧めします。
② Log フォルダ静脈情報の登録履歴や、打刻情報が1件1行として csv データで保存されます。Times にデータが送られない、異常データとなる等の場合は、調査のために使用する可能性がありますが、基本的には打刻データは Times に送られるため、こちらのバックアップは必要ありません。データが蓄積されるとともに csv ファイルのサイズも大きくなりますので、定期的に削除することをお勧めします。例えば200名で打刻を行う場合は、1年ほどで削除するとファイルサイズが大きくなりすぎず、安心です。各 csv ファイルを削除してフォルダ内が空になっても、新たに打刻を行うと自動的にファイルが作成されます。
19
①
②
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
7 センサードライバのアンインストールについて本項では、センサードライバのアンインストール方法についてご案内します。下記のような流れで行います。
① デバイスマネージャーから、センサードライバのデバイス情報を削除② センサードライバのアンインストールを実施
7.1 センサードライバのデバイス情報削除(1) パームセキュア本体が PC に接続されていることを確認します。
※PC は Administrator 権限でログインした状態で行なってください。
(2) 「スタートボタン」→「コントロールパネル」→「デバイスマネージャー」を選択します。
(3) デバイスマネージャーから、センサードライバのデバイス情報を削除します。(PC のシステムの種類により操作方法が異なります。)
Windows64bit 版環境の場合 【1】“PalmSecure”配下の“PalmSecure Sensor Device”を右クリックし、「削除」を選択します。
【2】表示されたダイアログボックスで、“このデバイスのソフトウェアを削除する”のチェックボックスが表示された場合には、このチェックボックスにチェックを入れてから[OK]ボタンを押下してください。
Windows32bit 版環境の場合 “ユニバーサル シリアル バス コントローラ”配下の“FUJITSU USB Capture Device”を右クリックし、表示されるメニューから“削除”を選択します。
7.2 センサードライバのアンインストール(1) 「スタートボタン」→「コントロールパネル」→「プログラムと機能」を選択します。
20
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
(2) 『FUJITSU PalmSecure Sensor Driver』を選択して右クリックし、「アンインストール」を選択します。
(3) アンインストールの確認画面が表示されるので[はい]を押下します。
(4) アンインストール完了後、再起動を行う旨のメッセージが表示されますので、必ず再起動を行ってください。
(5) センサードライバのアンインストールが完了しました。あわせて静脈認証モジュールも削除する場合は、必要に応じてバックアップをとった後、該当フォルダ(下図の
21
Times 勤怠管理システム Palm Secure 設定マニュアル1 概要
場合は「Ps Times」)を削除してください。
22