Special report

34
あなたにピッタリのクライアントと 出会うための4つのステップ 株式会社ファインネットワールド http://www.finenetworld.com/ ※転送・転載は自由です。その際は出典を明らかにしてください ©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved.

Transcript of Special report

特特別別レレポポーートト

あなたにピッタリのクライアントと

出会うための4つのステップ

株式会社ファインネットワールド http://www.finenetworld.com/

※転送・転載は自由です。その際は出典を明らかにしてください

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved.

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

はじめに

プロコーチを目指す人のためのメンターコーチをしている赤木広紀(あかぎひろき)です。

このたびは、特別レポート

「あなたにピッタリのクライアントと出会うための4つのステップ」

をダウンロードしてくださり、ありがとうございました。

ところで、レポートのタイトルには興味あるけど、「赤木広紀って一体誰?」と思っている

方はいませんか?

なので、最初に私とコーチングとの関わりについて少しお話させてください。

私とコーチングとの出会いは、1999年12月までさかのぼります。その当時、出版さ

れていた数少ないコーチングの書籍『部下を伸ばすコーチング』に出会ったのがきっかけ

でした。

その本に書いてあった一言が、カミナリに打たれたような衝撃を私に与えました。

「相手が必要とする答えは、その人の中にある」

その一言がきっかけとなり、私は自分の生きる道を見つけたのです。

(※詳しいいきさつはサイトにある「赤木ストーリー2」

http://www.finenetworld.com/profile_akagi/story2/ をごらんください)

「人が本来の自分の姿に気づき、その人が心から望む人生を送るためのサポートをする」

これこそが自分のミッションだ! 自分の生きる道なんだ!

そう思った私は、翌年の2000年1月からコーチングを本格的に学び始めました。

私が27歳のときです。

そして20世紀最後の月に、勤めていた会社を退職し、21世紀からプロコーチとして活

動を始めました。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 1

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

けれども、当時、コーチングのことを知っている人は、今よりも圧倒的に少数でした。

コーチングを勉強している人も少なかったのに、ましてプロコーチとして活動している人

は全国でもほんの一握りしかいません。

なので、私をかわいがってくれていた前の職場の先輩に、「そんなことでメシが食っていけ

るのか?」と半ばあきれるように言われたこともありました。

わかってもらえないくやしさにギュッとくちびるを噛みしめ、「でも、コーチとして生きる

ことを決めたんだ!」そう心の中で何度も何度も自分に言い聞かせながら家に帰ったこと

を今でも忘れることはありません。

あれから10年以上の月日が流れました。

いまや、地元の小さな本屋でもコーチングの本が1冊は必ず棚にあり、駅前の大きな書店

となるとコーチング本のコーナーができるぐらい、コーチングの存在が広く知られるよう

になりました。

私自身もこれまでに210人以上クライアントに、コーチングセッションを有料で提供し

てきました。その数はのべ4100回を超えるまでになりました。

プロコーチとして活動はじめた数年は、経営者や医者、公認会計士といった専門職の方か

ら、ビジネスマン、OLや主婦、学生まで幅広い職業、立場の方をコーチングしてきまし

た。

彼らが、自分が掲げた目標や願望を実現していく過程にたずさわったり、なかなか越えら

れなかった壁を突破していく瞬間に立ち会ったりしたとき、「コーチってすばらしい仕事だ

な~」と何度も何度も思ったものです。

プロコーチとして活動を始めて3年ほどたったとき、「自分もプロのコーチになりたいので、

ぜひ赤木さんからコーチングを受けたい」と言ってくれる方が少しずつ増えてきました。

当初は、自分の経験をコーチングの合間に話したりしながら、試行錯誤でプロコーチを目

指す人のコーチングをしていました。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 2

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

すると、その中から何人ものコーチがクライアントを増やし、プロコーチとして活動する

ようになったのです。

そんなプロコーチとして活躍している彼らの姿に、ひとつのビジョンが見えました。

「自分ひとりだと頑張っても30人までしかコーチングすることはできない。けれども、10人のクライアントを持つプロコーチが10人増えたら、100人の人がコーチングを受けることができる。」 「一人の人間は300人とつながっているというけど、100人の人生が変わったら、その人の周りにいる家族や友人、知人たちも含めて、一体どれくらいの人に影響を与えるんだろう!」

このワクワクするビジョンを見たことで、プロコーチを目指す人を対象にしたメンターコ

ーチングを本格的に行うようになったのです。

また、1対1のメンターコーチングだけでなく、プロコーチを目指す人やコーチとしてレ

ベルアップをしたい人を対象に、講演会やセミナーも東京や大阪で開催してきました。

それから、プロコーチを目指す人を対象にメールマガジンを発行し、活躍しているプロコ

ーチのインタビューを掲載したり、プロコーチに役立つ様々な情報を提供してきました。

さらに、プロコーチに必要なスキルをまとめたガイドブックや、マーケティングに関する

DVDをつくり、セミナーに参加できない遠方のコーチにも学んでいただけるようにもしま

した。

こういった活動を通して、私よりベテランですでに成功しているプロコーチから、これか

らプロコーチを目指すという人まで、多くのコーチと知り合うことができました。

そんな私自身の経験を知った、これからプロコーチを目指すという人たちから、いろんな

場で質問を受けてきました。

「プロコーチになりたいけど、どこからはじめたらいいんだろう?」 「コーチとしてもっとレベルアップしたいけど、何を学んだらいいのかしら?」 「クライアントを増やしたいけれど、どうしたらいいかわからない・・・」 「自分に合ったクライアントを見つけるには、どうしたらいいだろう?」

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 3

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

もしからしたら、このレポートを読んでいるあなたもこういったことを一度は考えたこと

があるかもしれません。

ならば、こういった問いに答えることは、これからプロコーチを目指す人や、もっとレベ

ルアップしたいと考えているコーチのお役に立つかもしれない。

それが、このレポートを書いたきっかけです。

この特別レポートでは、これからプロコーチとして活動していこうという人が、どんなス

テップを踏めばいいのかを簡単に4つに分けて整理しました。

その4つのステップは以下のようになります。

ステップ1 「ふかめる」

あなたの動機・価値

観・ビジョン・ミッ

ションを深める

あなたにピッタリ

のクライアントを

具体化する

ステップ2 「えがく」

あなたにピッタリの

クライアントと出会

う基盤をつくる

「ととのえる」 ステップ3

「うごく」

宣言する

会う

応援してもらう

ステップ4

このステップを知ることは、すでにコーチとして活動している人にとっても、自分にピッ

タリあったクライアントと出会うために何をすればいいか参考になるでしょう。

この特別レポートがプロコーチとしての第一歩を踏み出すきっかけとなること、そしてコ

ーチとしてレベルアップするきっかけとなることを心から願っています。

株式会社ファインネットワールド 代表取締役 国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ 赤木 広紀

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 4

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

ステップ1 ふかめる

動機をふかめる 価値観をふかめる ビジョンをふかめる ステップ2

「えがく」

ステップ3

「ととのえる」

ステップ4

「うごく」

ステップ1 「ふかめる」

あなたがプロコーチとしてこれから第一歩を踏み出そうというのであれば、最初のステッ

プは「ふかめる」ことです。これは、すでにクライアントを持っているコーチが、さらに

自分にぴったりのクライアントと出会う場合も同じです。

では一体、何を深めるのでしょうか?

それは、あなた自身です。

詳しく言うと、あなたの「動機」「価値観」「ビジョン」の3つの要素になります。

ただ単に、誰でもいいからとにかくクライアントが欲しい、そう思うなら、4番目のステ

ップである「うごく」を徹底的に実践すれば、それほど難しくはないでしょう。

しかし、あなた自身を深めることをしないまま動くとどうなるのでしょうか?

クライアントはきっと増えるでしょう。

けれども、あなたが本当に望んだクライアントではないかもしれません。

相性の合わない人と関係を続けるのが困難なのは、友人関係でも恋愛関係でも、コーチ・

クライアントの関係でも一緒です。

あなたに合ったクライアントではない、つまり相性の合わないクライアントだと、契約し

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 5

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

てもセッションが長続きしません。

そうなると、クライアントを見つけてもすぐにコーチングが終わってしまい、また新しい

クライアントを一から探すはめになります。

どんな商品・サービスでもそうですが、新規のお客さんを見つけて、契約するまでにかか

るお金と時間は、すでにいるお客さんに購入してもらったり、新しいお客さんを紹介して

もらったりするより、何倍もかかることは良く知られている事実です。

あなたにピッタリあったクライアントだと、信頼関係をすぐに築くことができ、お互いに

相互理解が進み、そのクライアントにとって、あなたは他のコーチでは代わりがきかない

存在になります。

お互いに敬意を持って関わりあうパートナーのような存在になれたとしたら、コーチング

がますます楽しくなり、その楽しんでいる気持ちがクライアントにも伝わり、クライアン

トもコーチングが楽しくなるという良い循環がおこるでしょう。

コーチとのセッションを楽しみにしているクライアントと、そうでないクライアントと、

どちらが成果も出やすいかは言うまでもないですね。

なので、あなたが本当に楽しんでコーチングしたいと思ったら、最初にするのは自分自身

を「ふかめる」ことなのです。

「動機」をふかめる

自分自身を深めるための最初の要素は「動機」です。

あなたがコーチングを学ぼうと思った動機、あなたがコーチになろうと思った動機です。

動機とは、言い換えるとあなたの原点であり、初心です。

ここで少し、あなたがコーチングと出会ったときのことを思い出してください。

そして、あなたがコーチングを学ぼうと思った動機、コーチになろうと思った最初の気持

ちを思い出してください。

あなたは、コーチングの何に引かれて、学ぼうと思ったのですか? そして、なぜコーチになろうと思ったのでしょうか?

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 6

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

なぜ「動機」が重要なのか?

それは、「動機」すなわち、あなたの原点・初心を深く思い出すことが、あなたの中に眠っ

ている情熱を呼び覚ますからです。

その情熱が、自分が何者なのか、どこに向かって進もうとしているのかを、自分自身の奥

深くから思い出すのを助け、そこに導いてくれます。

そして、その情熱が人にあなたの魅力を伝え、他の人をひきつける磁石になるのです。

あなたは、コーチングの何に引かれて、学ぼうと思ったのですか? そして、なぜコーチになろうと思ったのでしょうか?

あなたのクライアントになろうという人は、なぜあなたがコーチになろうと思ったのか、

その動機に関心を持っています。

そして、その動機に共感・共鳴してくれた人が、他のコーチではなく、あなたのクライア

ントになります。

最近、コーチングと出会った人もコーチングと出会ってしばらくたっている人も、自分の

原点・初心を今一度、思い出してみてください。

どうですか? 眠っていたあなたの情熱がよみがえってきませんか?

私がコーチングを学ぼうと思った理由 ~ 赤木の場合 ~

「はじめに」でも書きましたが、「相手が必要とする答えは、その人の中にある」というコーチングの哲学

に出会い、心から共鳴したことが最も大きな理由です。

そして、コーチングと出会った当時に勤めていた会社で法人営業をしていましたが、コーチングを学ぶこ

とでお客さんが本当に望んでいることを明らかにするサポートができれば、お客さんにきっと喜んでもら

えるだろうと思ったことも理由のひとつです。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 7

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

「価値観」をふかめる

自分自身を深めるための2番目の要素は「価値観」です。

価値観とは、あなたが大切にしている考え、信条です。あなたという人間の中核をなすも

のと言ってもいいでしょう。

なぜ、「価値観」が重要なのか?

あなたが自分の価値観を大切にしているなぁと思うとき、あなたは満足感や充実感、幸福

感といった感情を感じたり、味わったりすることができます。

たとえば、あなたが人との「きずな」を大切にしているとしましょう。

家庭でも職場でも、趣味のサークルでも、地域社会の活動でも何でもかまいません。

あなたが人と深くつながっていると思えるような体験をしているとき、あなたはきっと、

嬉しさや楽しさ、あるいは満たされた気持ちを感じることでしょう。

逆に、ほとんど誰とも口をきかず、一人でずっとパソコンの画面に向かっているような仕

事をしていると、不安や焦り、イライラした気持ち、あるいは極端かもしれませんが絶望

感といった感覚におそわれるかもしれません。

あまりにもこういった状態が続くと、ストレスで心が病んでしまうでしょう。

なので、自分の大切にしている価値観を知り、その価値観に沿って生きることは、人生を

喜びに満ちたものにするためにも、そして、不要なストレスを遠ざけるためにも、とても

大切なことなのです。

価値観を深めていないと、何が人生で大切なことかが分からないので、自分で選択すると

いうよりも、周りに流されてしまう生き方になってしまいます。

そしてこれは、人間関係にも当てはまります。

あなたが大切にしている価値観を、あなたと同じように大切にしている人と会って話をす

るとき、あなたはまるでストレスなく、時間があっという間に経ってしまったという体験

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 8

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

をしたことはありませんか?

また、逆に価値観が明らかに合わないという人と話をしたあとは、どっと疲れが出てきた

という体験をしたことはないでしょうか?

コーチ・クライアントの関係も同じです。

あなたの価値観に合っていない人がクライアントになった場合、ストレスがだんだんたま

ってきます。そうするとコーチングがつまらなくなったり、自信を失ったりしかねません。

逆にあなたと価値観が合っている人がクライアントになると、苦労なく深いレベルで相手

とつながることができます。そんなクライアントが、あなたにピッタリのクライアントに

なります。

【体験談】価値観が合わない人をコーチングしたらこうなった ~ 赤木の場合 ~

コーチ仲間の紹介で、ある管理職の方とお会いしました。

コーチングを受けることで部下との関係を良くしたいということだったのですが、話をよくよく聞く

と、部下を自分の思うように動かすための方法を知りたいというのが本音のようでした。

ここで何となく違和感があったのですが、せっかくのクライアントを逃してはもったいないという焦

りから、「まあ、大丈夫だろう~」とコーチングの契約をしてしまいました。

結果どうなったかというと、最初のセッションからやはり話がかみ合わず、3ヶ月の契約だったので

すが、1ヶ月で契約終了となってしまいました。

私は「対等である」や「可能性を見る」という価値観を大切にしているにもかかわらず、その価値観

とは合わない人を、お金の誘惑に負けて引き受けてしまったのです。

この出来事で大きく反省した私は、それ以来、コーチングを受けたいと先方から話が合ったときでも、

相手の価値観と自分の価値観が大きくずれていないかを最初に確認するようになりました。

なお、この価値観というものに「良い・悪い」や「正しい・間違い」はありません。

なので「対等である」や「可能性を見る」という価値観を持っていないからといって、その管理職の

方が間違っているということでは決してありません。ただ私とは合わなかっただけのことです。ここ

は誤解しないでくださいね。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 9

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

「ビジョン」をふかめる

自分自身を深めるための3番目の要素は「ビジョン」です。

「ビジョン」は、あなたがコーチングを通してどんな世界を創りだしたいのか、あるいは

どんな世界になってほしいかというイメージです。「願い」と言ってもいいかもしれません。

ビジョンなんて、そんなに大きなこと考えたことがないよ...と思ったかもしれませんね。

しかし、セッションのときにクライアントに「こうなってほしいなあ」と思いながらコー

チングしたことはないでしょうか?

「自分らしくイキイキと輝いてほしい」

「こだわりから解放されて自由になってほしい」

「夢を叶えて喜びと幸せに満ちあふれた人生を送ってほしい」

こういったクライアントにどうなってほしいかという想いのことを、意図とよびます。

そして、気づいているか気づいていないかは別にして、私たちコーチは意図を持ってコー

チングセッションをしています。

このあなたが持っている意図が実現されている世界、それがあなたの「ビジョン」です。

ですので、ビジョンと言われてもよく分からないなと思ったら、まずは、あなたの意図、

つまり、クライアントにどうなってほしいと願っているか? を明らかにしてみましょう。

その意図を元に、ビジョンをふくらませていってください。

「ミッション」が見えてくる

あなたが「動機」「価値観」「ビジョン」を深めていくことによって、見えてくるものがあ

ります。

それがあなたの「ミッション」です。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 10

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

「ミッション」は使命や存在意義、生まれてきた目的といった言葉に言い換えられること

もありますが、簡単に言うと、「私は何のためにこの世に生まれてきたのか?」という問い

に対する答えです。

多くの人が人生のどこかの地点でこの問いを自分に投げかけます。

しかし、ただ問うだけではその答えは分かりません。

ミッションはジグソーパズルのようなものだと私は思っています。

ピースがバラバラになっているときは、どんな絵が描かれているかさっぱり分かりません。

けれどもバラバラのピースがかたまりになり、そのかたまりが増えてくると、少しずつ全

体像が見えてきます。

では、あなたのミッションという絵を構成するピースのかたまりに相当するのは何でしょ

うか?

それが、「動機」「価値観」「ビジョン」です。

「動機」「価値観」「ビジョン」を深め、明らかになるにつれ、あなたの「ミッション」は

自然と浮かび上がってきます。

このミッションが、なぜあなたにピッタリくるクライアントと出会うことと関係するので

しょうか?

あなたがミッションを探求し、それを表現していくと、自分のやっていることに深い意義

が見出せるようになります。そして、それは心の平安となり、ゆるぎない自信につながり

ます。そんなあなたの姿をみて、あなたに共感・共鳴する人が現れてきます。

「私も○○さんのような生き方をしたい!」と、あなたのミッションに共感・共鳴した人

は、他の誰かからではなく、あなたからコーチングを受けたいと思うでしょう。

また、コーチがミッションを探求することは、クライアントとより深い関係を築くことに

もなります。

クライアントがコーチングを受ける目的は、目標を達成することであったり、夢を実現す

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 11

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

ることだったりするかもしれません。

しかし、そういったことを突き詰めていくと、最後には「私は何者なのか」「どんな人生を

送りたいのか?」「世の中にどんな貢献をしていくのか?」といったことに行き着きます。

もし、コーチ自身が自分のミッションを探求していなかったとしたら、クライアントは意

識するかしないかは別にして、「これ以上コーチングで、自分を深めたり、高めたりするこ

とは難しい」と思います。

これはミッションだけに限りませんが、コーチ自身がスキルを磨くことをやめたり、チャ

レンジ精神を失ったりしたら、クライアントはコーチに対して魅力を失うでしょう。

コーチが自分のミッションを探求し続け、おおよそでもその方向を歩いていたら、クライ

アントもコーチの影響を受け、知らず知らずに自分自身のミッションを探求していきます。

ミッションを探求している人は、これからミッションを探求しようという人を援助するこ

とができるのです。

そのためにもまずはあなたの「動機」「価値観」「ビジョン」を深め、明らかにしてみて下

さい。

あなたの「動機」「価値観」「ビジョン」というピースのかたまりができあがるにつれ、あ

なたのミッションが浮かび上がってくるでしょう。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 12

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

ステップ2 えがく

あなたにピッタリのクライアントと出会うための2番目のステップは「えがく」ことです。

何を描くかというと、あなたにピッタリの「クライアント像」です。

そのためには、どんなクライアントとコーチングしたいのか、そして同時に、どんな人に

はお役に立てないのかも明らかにします。

コーチングしたいクライアント像がすぐに出てこ

なかったら、まずはコーチングでお役に立てない人

を考えてもかまいません。

ステップ2 「えがく」

クライアント像をえがく

コーチング代をえがく ステップ1

「ふかめる」

ステップ3

「ととのえる」 ステップ4

「うごく」

【コーチングでお役に立てない人】

・ セッションの時間に何度も遅れてくる人

・ やると決めたことをやってこない人

次に、本当はどうあってほしいかと

いうことをその右に書きます。 ・ 他の人ばかりに意識がいっている人

【コーチングでお役に立てない人】

・ セッションの時間に何度も遅れてくる人 ⇒ お互いの時間や約束を尊重する人

・ やると決めたことをやってこない人 ⇒ コミットメント(決意)の高い人

・ 他の人ばかりに意識がいっている人 ⇒ 自分の内面を見つめることができる人

こうして、あなたのクライアントになってほしい人を明らかにしていきます。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 13

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

クライアントに求める価値観の発見 もうすでにお気づきかもしれませんが、この作業をする中で、自分が大切にするとともに

相手にも大切にしてほしい価値観が明らかになります。

先の例だと、

「尊重」「コミットメント」「内省」といった価値観を表す言葉が出てくるかもしれません。

そして、最初のステップの「ふかめる」で出てきた価値観も参考にして、あなたがコーチ

ングしたいクライアントに持っていてほしい価値観を明らかにします。

この価値観の言葉が、クライアントを選ぶときのフィルターの役割を果たします。

仮に1回のセッションで、通常の価格の10倍払ってくれるような人がいたとしましょう。

でも、話をすると、どうもあなたを尊重しているような印象は受けません。

この人がもしクライアントになったとしたら・・・

コーチ・クライアント、お互いにとって不幸な結果になるでしょう

(もちろん、そこから大きな学びはありますが・・・)

ただ、相手が今はその価値観をそれほど大切にはしていないように見えても、コーチング

が進むにつれて、その大切さを理解し始めるということもあります。

コーチングを始めた当初は、自分の内面を振り返るということをしたことがない、という

人であったとしても、毎回、そこに意識を向けていくにつれ、徐々に内省できるようにな

ることは十分ありえます。

なので、価値観にもよりますが、妥協の余地のないものと、ある程度許容範囲のあるもの

とに、価値観の中でも優先順位の高低が出てくるでしょう。

応援したくなるクライアントとは?

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 14

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

次に、あなたにピッタリのクライアントを描くためには、あなたが応援したくなる人を明

らかにしてみましょう。

こういった質問に答えてみてください。

「あなたが応援したくなる人はどんな人ですか?」 「その人はどんな仕事をしていますか?」「どんな立場の人ですか?」 「どんな目標を持っている人ですか?」「どんなビジョンを持っている人ですか?」

私が応援したくなるクライアント ~ 赤木の場合 ~

・ 人生のミッションを探求しようとしている人

・ 自分だけでなく周りの人も幸せにするビジョンや目標の実現にチャレンジしている人

・ 自分らしくイキイキと輝き、周りにもそうなってほしいと願っている人

・ 仕事だけでなく、家庭もプライベートも含めた人生全体の質を向上させたいと考えている人

・ 夢中になれるライフワークがあって、それを多くの人に分かち合っていきたいと願っている人

こういった人がいると、ついつい自分から「ぜひコーチングを受けませんか! コーチングを受ける

と、きっとこんなふうになりますよ!」と自然と声をかけてしまいますね。

応援したい人が誰なのかを描くには、あなたがこれまでの人生で自然と応援する気持ちに

なった人のことを思い出してみるといいでしょう。

その人のどこにひかれて、応援したい気持ちになったのかが分かれば、あなたにピッタリ

のクライアント像がよりハッキリとしてきます。

クライアントの未来の姿をイメージする

クライアントに持って欲しい価値観と応援したい人の特徴が見えたら、次は、あなたがコ

ーチングすることで、その人たちにどうなって欲しいかをイメージします。

言い換えると、クライアントの未来の姿をイメージするということです。そのとき、クラ

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 15

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

イアントが自分で思っている以上の大きな姿をコーチがイメージするというのが秘訣です。

より大きなイメージが相手に伝わったとき、この人からコーチングを受けるとこんな未来

が開けるんだなあ、こんなふうに変わるんだなあと思います。相手に自分自身のビフォア

とアフターをイメージしてもらえるように、まずコーチがその姿をイメージします。

もしあなたがクライアントだったとして、あなたが思っている以上の可能性・未来の姿を

コーチが見て、それを伝えてくれたらどんな気持ちになるでしょうか?

「この人の可能性はどこまで大きく広がるだろうか?」

そんな視点を持ちながら、人と接してみてください。

コーチング代をいくらにするか?

あとは、あなたにピッタリのクライアントからコーチング代をいくら頂きたいかを描きま

しょう。

・ 一人のクライアントに1ヶ月でいくらいただくのか?

・ 月に何回セッションをして、1回のセッションは何分にするのか?

・ 体験(サンプル)セッションは有料か無料か? 有料の場合はいくらにするか?

・ 最初から正規料金を提示するか、それとも最初の3ヶ月だけ割引料金を提示するか?

・ クライアントの役職・立場によって、料金を変えるか? それとも同じにするか?

これが正解という答えはありませんので、他のコーチのやり方を参考にしたりして、

自分が提示するコーチング代を決めてください。

そして、これまでに多くのコーチと接してきて思ったことですが、コーチング代を提示す

るとき、本当に欲しい金額よりも少ない金額を提示する人が案外多いということです。

もちろん、なかにはハッキリと頂きたい金額を提示する人もいますので、もしあなたがそ

うなら、このあとの話は読み飛ばしていただいて結構です。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 16

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

頂きたい金額よりも少なく提示したり、金額を伝えることを躊躇してしまったりするのは、

多くの場合「自信のなさ」から生じます。

この「自信のなさ」を感じる要因は大きく2つあります。

一つ目は、経験不足からくるものです。

経験不足のために自信のなさを感じるというのは、ある意味もっともなことなので、何人

のコーチング、あるいは何回、何時間のセッションをすれば自信がつくのかを考えてみて

ください。

私がお勧めしているのは、まず100回セッションをすること、その後は100人をコー

チングすることです。ここまですれば大抵の場合、何とかできるだろうという気持ちにな

ります。

ところが周りから見ると十分経験があるように思うのに、まだ自信がないと言っている人

がいます。

それは、二つ目の要因である自分に対する「無価値感」が考えられます。

無価値感が出るのは、自分のできていないところ、うまくいかなかったところに目が向い

ているときです。その結果、セルフイメージが低くなります。

無価値感をどのように癒すかは、このレポートの趣旨ではないので詳しく述べませんが、

まずは自分の中にそういった感情があることを認めることが最初の一歩になります。

そして、自分ができたこと、うまくいったことを思い出し、そこに目を向けるようにする

と、さっきの無価値感がいつのまにか別の感情に取って代わっていることがわかるでしょ

う。無価値感はあくまでも感情であって、事実ではないことをおぼえておいてください。

ときどき、「こんなに楽しいことに、お金なんかもらえません」という人がいます。

「楽しいことをしてお金を受け取ってはいけない」というビリーフ(思い込み)をもって

いる人は、「苦労しないとお金は手に入らない」と思っていることが多々あります。

もしあなたに、このビリーフがあったら、注意しましょう。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 17

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

あなたにピッタリのクライアントとコーチングするのはとっても楽しいので、コーチング

が楽しければ楽しいほど、お金が入ってこなくなりますよ!(笑)

もし、欲しい金額よりも少なく提示したり、金額を伝えることを躊躇してしまったり、あ

るいは金額をなかなか決められないときは、自分の内面を良く見て、その躊躇がどこから

くるのかをチェックしてくださいね。

コラム ~ コーチングはエネルギーの交流 ~

これまでにこんな人と出会ったことはありませんでしたか?

・ あの人と会った後は、いつもグッタリするなぁ。別に悪い人じゃないんだけど・・・

・ 「どうしたらいいかなぁ」って聞いてくるので、アドバイスするけど、いつも「でも・・」とか「そ

うはいっても・・」と、結局、こっちの話を全然聞かないので、だんだん「じゃあ、勝手にすれば」

っていう気分になるのよね・・・

そうかと思えば、こんな人はいませんか?

・ ちょっと疲れているときでも、○○さんと話しているとなんだか楽しくなってきて、いつのまにか元

気になっている

・ △△さんと話していると、「あれ、もうこんな時間?!」といつもあっという間に時間がたってしまう。

そのあとも思い出すたびに、楽しくて顔がほころんでしまう

この違いは何でしょうか?

目には見えませんが、人は誰しもエネルギーを持っています。日本では昔から、「元気」「陽気」「陰気」「や

る気」など「気」のつく言葉でこのエネルギーを表現してきました。

これはあくまでも私の仮説ですが、お互いの良い気が交流すると二人とも元気になる。けれども一方通行

だと、エネルギーを受け取った人は元気になるかもしれないが、エネルギーを出した人は吸い取られたよ

うになって元気がなくなるのではないかと思います。

あなたのクライアントが、この良いエネルギーの相互交流が起こるような人だと、セッションが終わった

ときにはお互いに元気一杯になっていることでしょう。

このエネルギーや気というのは普通、目には見えませんが、感じたことは誰でもあるでしょう。

そのエネルギーや気を感じるという感覚をぜひ大事にしてみてください。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 18

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

ステップ3 ととのえる

ステップ3 「ととのえる」

ツールをととのえる 自分自身をととのえる

ステップ4

「うごく」 ステップ1

「ふかめる」

ステップ2

「えがく」

あなたにピッタリのクライアントと出会うための3番目のステップは「ととのえる」です。

何を整えるかというと、「ツール」と「自分の状態」です。

まず、あなたにピッタリのクライアントと出会うためには、どんなツールを整えていけば

いいかを見ていきましょう。

ツールをととのえる

コーチが使うツールは大きく2つに分けることができます。

ひとつは、新しいクライアントと出会うときに必要なツールで、これをプロモーションツールと呼んだりもします。

もうひとつは、コーチングを契約してくれたクライアントに渡す資料で、これはスタート

キットやウェルカムパッケージと呼ばれたりします。

後者の契約してくれたクライアントに渡す資料については、導入セッション(オリエンテ

ーション)を成功させるための教材、『コーチのための「導入セッションレベルアップ講座」

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 19

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

http://www.finenetworld.com/coaching/levelup/ 』の中で、詳しく紹介していますので、

このレポートでは割愛します。

ここでは、前者のプロモーションツールについて説明していきます。

プロモーションツールは、あなたの分身とも言える存在です。

プロモーションツールがあると、クライアント候補は、あなたと話をして別れた後も、そ

のツールを見るたびにあなたのことを思い出すことでしょう。

さらには、あなたと直接会って話をしたことがないクライアント候補にも、それらのツー

ルがあなたの代わりになって、クライアント候補が知りたいことを伝えてくれます。

プロモーションツールとして、最初に作ってほしいのは、あなたの名刺です。

すでに作っている人も多いでしょうが、ここではもらう側の目線であなたの名刺を見てみ

ましょう。

あなたの手元に、これまでにもらった名刺の束があれば、ちょっとここでレポートを読む

のをやめて、パラパラと名刺を見てください。

いかがでしたか? 名刺をもらった全員の方の顔と名前が一致しましたか?

パッと顔と名前が一致した人もいれば、「この人、誰だっけ?」という人もいたかもしれま

せん。

では、あなたの名刺はどうでしょうか?

住所や連絡先など最低限の情報は書いてあると思いますが、あなたの名刺を後から見返し

たとき、あなたのことをパッと思い出すでしょうか? それとも「この人、誰だっけ?」

と思ってしまうでしょうか?

ちなみに、私が名刺の束をパラパラっと見たとき、パッと顔と名前が一致するのは、顔写

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 20

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

真やイラストが入っている名刺です。

「百聞は一見に如かず」と言いますが、画像情報は文字だけの情報よりも、相手の記憶に

残りやすいですね。

もし、新しく名刺を作る機会があれば、一工夫してみてください。

あと、名刺には肩書がつきものですが、一点だけ気をつけて欲しいことがあります。

以前に、あるコーチの方から名刺を頂いたときのことです。

ちょうどその方はコーチングを習い始めたばかりだったようで、名刺に「コーチ見習い」

と書いてありました。

確かにその方にとっては、コーチングを習い始めたばかりなので、自分のことをそう思う

のも無理ないですが、名刺をもらった人は、「あっ、この人はまだ見習い中なんだ」と間違

いなく思います。

そうなると、相手がコーチングに興味を持ったとしても、「ちょっと、この人には相談でき

ないな」と思われてしまうかもしれません。

もらう側の目線も、ぜひ意識してみてくださいね。

名刺を作ったら、次は名刺よりも多くの情報を伝えることができるツールを作ります。

具体的には、アナログ媒体だとパンフレットや小冊子、ニュースレター、FAX通信といったものになります。そして、デジタル媒体だとホームページ、ブログ、メールマガジンなどがあります。

アナログ媒体のメリットは、モノとして形に残ることです。

以前、小冊子を作ってクライアントさんに渡したことがありますが、そのクライアントさ

んが友人に小冊子を渡してくれたことで、コーチングの依頼がありました。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 21

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

一方、デジタル媒体のメリットは、修正しやすいということがあります。

ホームページだと、デザインの変更などは専門的な知識が必要ですが、ブログだと文章の

更新や変更も簡単にできます。また最初にかかるコストも少なくてすみます。

あと、新しいクライアントを集客するためにホームページやブログを作ろうと思うかもし

れませんが、これらは集客のためのツールとしてではなく、あなたにピッタリのクライア

ントと出会うためのツール、あなたのことをより深く知ってもらうツールとして、まずは

捉えてみてください。

というのも、最初の頃は、あなたが一度も会ったことのない人よりも、あなたと直接、何

度か会ったことのある人のほうが、クライアントになる場合が多いからです。

もちろん、会ったことのない人を紹介してもらうこともあるでしょうが、その場合でも紹

介者はすでにあなたと会ったことのある人でしょう。

ホームページやブログは、あなたと一度会った人が、あなたのことをもっと深く知りたい

と思ったときに見てもらうツール、そんな位置づけで活用されることをオススメします。

自分の状態をととのえる

2つめに「ととのえる」のは、あなたの状態です。

もう少し詳しく言うと、あなたの肉体的・精神的・財政的な状態を整えるということです。

コーチは基本的に自営業なので、自分が病気で倒れてしまうとコーチングできません。で

すので、体調を整えるために、栄養・運動・睡眠といった肉体的な健康を保つための要素

を大切にします。

あなたがクライアントだったとしたら、いつも疲れた顔をしていて元気のない人からコー

チングを受けたいとは思いませんよね(笑)

次に、精神的な状態を整えるためには、未完了、つまり気になっていることや、しようと

思ってまだ出来ていないことを減らしていきます。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 22

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

机や部屋を整えると気持ちまで整ってくるということを、これまでにあなたも体験したこ

とがあるでしょう。

このように身の回りが整っていると、他に気をとられることが減るので集中力も増します。

集中力が増すと、物事を現実化する力、ここではあなたにピッタリのクライアントと出会

う力も増してきます。もしあなたも気にかかっていることがあれば、まずそれをリストア

ップして手をつけやすいところから片付けていきましょう。

未完了が大きく見える場合は、すぐに取り掛かることができるくらいまで、小さいパーツ

にしてしまいます。

たとえば、名刺を作るということが未完了になっていたとしましょう。

このことを考えるだけで気分が重くなるというのであれば、まだそれは、あなたにとって

大きすぎるということです。

そんなときは、名刺を作るということを、

・ キャッチコピーをつくる

・ 肩書きをつくる

・ 印刷業者を探す

・ レイアウトを考える

など、もう少し細かく分けて、これならすぐできる!というところから取り組んでみるの

がいいですね。

そして、精神的な状態と密接に関わってくるのが、財政的な状態です。

「衣食足りて礼節を知る」ということわざもあるように、財政的、経済的なゆとりがある

のと無いのとでは、コーチとしての活動に大きな影響を与えます。

経済的なゆとりがないと、クライアントが見つかるまで不安と焦りが顔に出てしまい、結

果、せっかく出会った相手を逆に遠ざけてしまうことになりかねません。

最近では、「週末起業」という言葉もあるように、勤めながら週末のあいている時間に別の

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 23

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

仕事をするという人も増えてきています。

もちろん、公務員のように就業規則で副業を禁止しているところもあるので、注意は必要

ですが、もしあなたが勤めながらコーチングを学んでいるならば、すぐに独立するのでは

なく、まずはこのように空いている時間を使って、クライアントをコーチングする機会を

増やすことをオススメします。

私自身も1年間、勤めながらコーチングを勉強し、クライアントにコーチングしていた時

期がありました。そして1年間、仮に無収入だったとしても何とか生活できるという蓄え

を作ったあとで会社を辞めました。

理想をいうなら、勤めているときの月収を越えた状態が数ヶ月続いたところで独立するの

がベストでしょう。けれども、すでに数名でもクライアントがいるならば、私のように自

分で大丈夫だと思えるお金を蓄えていたら、思い切って独立するのもひとつの方法です。

このように、独立してプロコーチになるためのステップは、一概にこれが正しいやり方と

いうのはないですが、お金のことで精神的にゆとりが失われるようであれば、それはまだ

時期ではないという合図かもしれません。

経済的ゆとりが精神的ゆとりをもたらし、それがあなたにピッタリのクライアントと出会

うための磁石となります。

以上、「ツール」と「自分の状態」を整えるということについて、いくつか取り上げました。

あなたにピッタリのクライアントと出会うために、あなた独自のツールを整え、あらゆる

ことの土台となるあなた自身の状態を整えていってください。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 24

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

ステップ4 うごく

会う 応援者してもらう

ステップ4 「動く」

宣言する

「ととのえる」

ステップ3 ステップ1

「ふかめる」 ステップ2

「えがく」

あなたにピッタリのクライアントと出会うための4番目のステップは「うごく」です。

このステップで具体的にすることは3つです。

1.宣言する 2.会う 3.応援してもらう それでは順番にみていきましょう。

宣言する

1つ目は、宣言することです。

あなたがコーチとして活動を始めたということ、どんなコーチでどんな人にコーチングし

たいのかということを、あなたの周りに伝えていくことが最初にすることです。

この宣言をするための準備として、自分自身を深く掘り下げ(ステップ1)、あなたがコー

チングしたいと思うクライアントを具体化し(ステップ2)、あなたにピッタリのクライア

ントと出会うためのツールを作る(ステップ3)ことを説明してきました。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 25

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

そして、これまでの準備を形にし、あなたにピッタリのクライアントと出会うための行動、

それが宣言することです。

私は会社を辞めた後、お世話になったお客様に退職の挨拶を兼ねてハガキを出しました。

300人ぐらいに出しましたが、そのうち、約1割の方から励ましの電話やメール、ハガ

キなどをいただき、とても勇気付けられたことを覚えています。

そして、その中からコンタクトを取ってお会いして、クライアントになってくださった方

もいましたし、クライアントを紹介してくださった方もいました。

ですので、コーチとして活動することを、あなたが出会ってきた人、これから出会う人に

出来るだけたくさん伝えていってください。

会う

2つ目は、会うことです。

コーチとして活動することを宣言した後は、ただ待つだけでなく、こちらから会いたいと

思った人に積極的にアポイントをとっていきます。

そして、アポイントをとって会ってくれた方には、いきなり自分を売り込むのではなく、

相手がどんなことに興味を持っているのか、どんな目標や夢、実現したいことがあるのか

をインタビューをしていきます。

あなたが会いたいと思った人は、もともと関心のある人なので自然に質問も出てくるでし

ょう。そして、話を聴いていると、相手の価値観に触れる場面があるかもしれません。

あるいは、相手の目標や夢を聴いていると、それが実現されたビジョンが見えてくるかも

しれません。

そのとき、相手の価値観に共鳴できたり、相手のビジョンを応援したいという気持ちにな

ったら「あなたがコーチングを受けるとこうなると思います。一度試しに受けてみません

か」と話してみましょう。

この人がコーチングを受けたら本当にいいだろうなと心の底から思えたなら、あなたのそ

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 26

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

の気持ちは相手に伝わります。もし、心底そう思えないなら言わないことです。あなたの

中の思いと言葉が一致していないと相手の心には届かないからです。

あなたが相手の話を聴いていると、相手もあなたに興味を持つかもしれません。そのとき

は、コーチングとは何か、コーチとは何かを話してもいいのですが、それよりもむしろ、

コーチングをしていてどんな嬉しいことがあったのか、どんなときが楽しいのかといった

ことを話すほうが相手に興味を持ってもらえるということが、私の場合よくありました。

また、自分のクライアントに起こった変化を話すと(もちろん守秘義務の範囲で)、身を乗

り出して聞いてきた方もいました。

この段階で、「あなたからコーチングを受けたい」と、言ってくれる人も出てきます。

その場合はコーチング契約に移るわけですが、具体的な進め方はステップ3でも紹介した

『コーチのための「導入セッションレベルアップ講座」』に書いてありますので、興味あれ

ばそちらをご覧ください。(http://www.finenetworld.com/coaching/levelup/ )

応援してもらう

そして、3つ目は応援してもらう、つまり、応援者をつくるということです。

あなたがコーチとして活動することを応援してくれるよう、相手の方にお願いします。

応援してもらう方法は色々あります。

クライアント候補の紹介をお願いしたり、推薦文を書いてもらったり、あるいは、励まし

のメッセージを頂くことも心強い応援になります。

アドバイスをもらうというのも、形を変えた応援です。

もちろん誰でも良いわけでなく、あなたのことを心から応援してくださる方からもらうよ

うにしてください。

あなたより経験のあるコーチの先輩や、コーチではないけれども自分でビジネスをしてい

る人の話は参考になるでしょう。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 27

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

実際、私自身もコーチ仲間や先輩コーチからのアドバイスや体験談も役に立ちましたが、

マーケティングコンサルタントをしている友人や個人事業主の方の話から、思いもかけな

い視点をもらうなど、参考になるところがたくさんありました。

今振り返って思うことは、コーチとして継続して活動してこられたのも、多くの先輩コー

チや異業種の友人からさまざまなアドバイス、サポートを頂いたからです。特に右も左も

分からないスタートアップの時期は、彼らのサポート無しでは乗り越えられなかったと思

うと、感謝せずにはいられません。

私もそうですが、そうして受けてきた恩をあとに続く人たちにお返ししていきたいと考え

ている人はたくさんいます。

礼儀正しく接すれば、あなたの力になってくれる人が必ずいることを忘れないで下さい。

また、何かの折に相談できるさまざまな分野の専門家がいると心強いものがあります。

あなたの「マイ・コンサル」チームを作ることで、一人でがんばるよりも、望む状態をよ

り早く手にすることができるでしょう。

最後にもう一度、ステップ1からステップ4までの流れをまとめておきます。

ステップ1 「ふかめる」

ステップ3 ステップ2 「えがく」

あなたにピッタリ

のクライアントを

具体化する

ステップ4 「ととのえる」 「うごく」

あなたの動機・価値

観・ビジョン・ミッ

ションを深める

あなたにピッタリの

クライアントと出会

う基盤をつくる

宣言する

会う

応援してもらう

このステップは「うごく」まで進んだら、終わるのでしょうか?

いいえ、そうではありません。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 28

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

というのは、ステップ1からステップ2で描いたクライアント像が最初から100%あな

たにピッタリくるとは限らないからです。

実際に人と会ったり、体験セッション(サンプルセッション)をする中で、「こういう人を

コーチングしたい」と思っていた人があまりピンとこなかったり、最初は対象として考え

ていなかった人が、会ってみると実は自分にピッタリあっているということはよくありま

す。(恋愛でも同じですね!)

ですので、ステップ1~ステップ2を通して描いたクライアント像にこだわりすぎず、最

初の段階では、ちょっとでもいいなと思う人には経験をつむ意味もこめて、どんどん会っ

て話を聴いたり、体験セッション(サンプルセッション)をすることをお勧めします。

コーチングが大切にしていることの一つは、行動と学習です。 これは車の両輪のようなもので、何かを成し遂げていくためにはどちらも大切です。

行動することで結果がうまれ、その結果から気づきや学びがうまれ、そしてまた、その気

づきや学びを活かして行動する・・・

この行動と学習を繰り返し、コーチとして生きているそんなあなたの姿が、あなたのクラ

イアントとなる人に影響を与え、あなたにピッタリのクライアントとして、あなたのもと

にシンクロニシティのようにあらわれることでしょう。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 29

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。

この特別レポートは、これからコーチとして活動していこうという人にも、すでにプロコ

ーチとして活躍している人にも参考になるように書きました。

ですので、その人の経験や状況によって、すぐに取り入れられるところもあれば、実行す

るのに少し時間がかかるところもあるでしょう。

この4つのステップを読んで、どんな気持ちになったでしょうか?

中には「全然できていないな~」とガックリきた人もいるかもしれません。

仮にできていないところがあったとしても、それで落ち込んだり、自分を責めたりしない

でください。

できていないなと思うところがあれば、さらに成長するためのヒントやチャンスと捉えて

いただければうれしいです。伸びしろがまだまだあるってことですからね!

私もこの4つのステップが最初からできていたわけではありません。

コーチとして活動し始めてからこれまでの間、何度も何度も試行錯誤しながら、このステ

ップを繰り返してきました。

その意味で、このステップに終わりはありません。

終わりがないからこそ、いつまでも成長し続けることができる。それがコーチという生き

方だと思います。

私がコーチを続けているのも、この終わりのないコーチという生き方、つまり、「自分を磨

き、高め、成長させていくことが、クライアントの成長に貢献するという生き方」が好き

だからです。

私たちは、そんな終わりのないコーチという道を旅している仲間です。

その旅の途中で、この特別レポートを通してあなたと出会えたことに心から感謝します。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 30

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

最後に、この特別レポートをお読みくださったあなたにお願いがあります。

このレポートを「早速、実行できることは何だろうか?」と問いかけながら、もう一度読

んでください。最初読んだときには気づかなかった、新たな発見やひらめきがあるでしょ

う。その気づきやひらめきを一つでも実行していただければ、レポートを書いた者として、

こんなに嬉しいことはありません。

そして、この特別レポートを読んでの感想や気づきがあれば、ぜひ私に送ってください。

そういった感想や気づき、実践した結果を聞かせていただくことが、私にとっても大きな

励みになります。

※ 感想や気づきなどはこちらのフォームからお願いします。

http://goo.gl/0EXZFb ←URLをクリックしてください

また、プロコーチとして活動していく上で「こんな場合はどうするのか?」といった質問

や、「このことについて取り上げて欲しい」といったリクエストも大歓迎です。

もし、この特別レポートを読んで、あなたの周りで「この人にも役に立つんじゃないかな?」

と思う方がいれば、ぜひ自由に転送してください。もしくは、ダウンロードページを教え

てあげてください。(Facebookなどで紹介していただくのも大歓迎です!)

※ ダウンロードページはこちら→ http://goo.gl/SNLWpr

このレポートをお読みくださったあなたが、自分にピッタリのクライアントと出会い、ク

ライアントと共に成果を喜び合い、コーチングがますます楽しくなることを心から願って

います。

株式会社ファインネットワールド 代表取締役 国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ 赤木 広紀

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 31

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

赤木 広紀 プロフィール 株式会社ファインネットワールド 代表取締役 国際コーチ連盟(ICF)プロフェッショナル認定コーチ

1972年京都府京都市生まれ。大学在学中から、個人がイキイキと 働ける組織のあり方に興味を持ち、経営コンサルティングという仕事にあこがれる。 そして卒業後、中小企業を対象にした社員研修・コンサルティング会社で営業として入社。そこで 経営者や経営幹部、中間管理職から一般社員まで1000名を越える人と幅広く面談する。 そうして面談を重ねる中、経営者やそこで働く社員さんのお役に立ちたいという思いが強くなり、学生時代からのあこがれであった経営コンサルタントを目指して勉強を始める。しかし、経営の経験がないのに知識だけ学んでも机上の空論にしかすぎないと気づき、勉強は挫折。コンサルタントへの道を断念した。 学生時代からの目標が消え、人生の方向性を見失って無味乾燥した毎日を送っていたある日、不思議な縁で一冊の本を手にする。その本の名は『部下を伸ばすコーチング』 その中に書かれていた「相手が必要とする答えは、その人の中にある」との一節を目にしたとき、体にカミナリが走ったような衝撃を受ける。そして、コーチングが自分の本当に求めていたものだと気づき、再び人生に希望と生きる目的を取り戻すことができた。 そして2000年、勤めながらコーチングの勉強を始め、2001年に28歳で独立し、オフィスファインネット(現、株式会社ファインネットワールド http://www.finenetworld.com/ )を設立。 当時はまだ、コーチングはほとんど知られていず、ましてやコーチを職業としている人は皆無に等しい状態だった。 周りから、「そんなことで食べていけるのか?」と言われながらも、試行錯誤しながらクライアントを増やし、これまでに210人以上のクライアントに有償でコーチングを行う。その間のセッション回数は4100回を超える。 クライアントになってくれた方は、経営者・経営幹部・専門家(公認会計士、税理士、医者、社労士など)・ビジネスパーソン・主婦・学生など、様々な職業・年代の人たち。この方々のおかげで今の自分がいる。 プロコーチとして活動を始めてからも、自己研鑽にはげみ、コーチングの世界的権威である国際コーチ連盟(ICF)が日本で認定するコーチングトレーニングプログラム(コーチA・CTIジャパン提供)をすべて修了する。 現在は一般の方へのライフコーチングとともに、多くのクライアントをコーチングした経験を活かし、プロコーチを目指す人へのメンターコーチングも行っている。 また、プロコーチを目指す人に役立つ情報や教材の提供、そして、本当にクライアントのお役に立ちたいと思うコーチのための勉強会を行い、プロコーチの育成にも力を入れている。

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 32

特特別別レレポポーートト「「ああななたたににピピッッタタリリののククラライイアアンントトとと出出会会ううたためめのの44つつののスステテッッププ」」

©2014 FINENET WORLD Co.,Ltd. All Rights Reserved. 33

赤木 広紀 出版物ご案内 コーチのための「導入セッションレベルアップ講座」

クライアントがコーチングに満足してもらうためのポイントは、実は一番始めの

セッションである導入セッション(オリエンテーション)にありました。

この導入セッションをどのように進めるかで、その後のリピートや他の

クライアントを紹介してくれるかが変わってきます。

この講座では、クライアント・コーチ双方が満足するコーチングをするには、

最初の導入セッションをどのように組み立てればいいかをBeing(あり方)と

Doing(行動)の両面にわたって詳細に解説しました。クライアントに心から

喜んでもらいたい、成果を出して欲しいと思うコーチに使っていただきたい教材です。

URL:http://www.finenetworld.com/coaching/levelup/