POとPOじゃない人の勉強会 第14回

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プロダクトオーナーシップ勉強会 #14 2015.08.27 @jitsuzon

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プロダクトオーナーシップ勉強会

#14

2015.08.27@jitsuzon

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前回のあらすじ大きい会社で上手く立ち回るテクニック

大きい会社はリスク回避と人材の共有が前提

ワクワクする製品Appleに学ぶ

ハードウェア for ソフトウェア for UX for 感情の満足

特別仕様に要注意顧客自身の無知と製品の汎用性の確保

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第33章~第35章古くて新しいもの

不安、金銭欲、そして精神的な欲望から人はモノを買う

エモーショナルアダプションカーブ(購買層の感情に着目する)

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第33章古くて新しいもの

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第33章 古くて新しいもの

可能なものは常に変わっていく大きなことをやるためにはまったく新しい市場を作り出す必要?

「まったく新しいもの」というより「古いものの生まれ変わり」

ex) Google, iPod

今までに無い市場でなくすでに成熟している市場で大ヒット

「優秀なプロダクトマネージャーとは、

 みんなが望んでいることを、今まさに可能なことと組み合わせるのだ。」

競争優位を作り出す参考)「競争優位の戦略論は、もう時代遅れである」/企業戦略の根底を支える新たな方法論とは? 

(1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン) : http://enterprisezine.jp/bizgene/detail/5425

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【コラム】イノベーションは終わったか?

1. ユーザーを手こずらせている商品がある限り、  他の誰かが改良するチャンスがある

2. 可能なことは常に変化している

3. 今日のアプリケーションは明日のインフラ  その上にどんどんサービスが生まれる

第33章 古くて新しいもの

可能なものは常に変わっていく

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第33章 古くて新しいもの

\ まとめ /

• まったく新しい市場を作る必要なし

• イノベーションは終わってない

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第34章不安、金銭欲、そして精神的な欲望から人はモノを買う

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第34章 不安、金銭欲、そして精神的な欲望から人はモノを買う

製品における感情の役割・人は感情的な理由で製品を買って、使う。 →企業向けソフトウェアの主な感情は「不安」「金銭欲」 →個人向けソフトウェアでは個人的な「精神的な欲望」

・ユーザーや顧客の感情という視点で考える →同じサービスでもユーザーのタイプによって感情は変わる ユーザーテストやインタビュー時に確認できる「どんな感情があるか」「どれくらい満足しているか」 UXやユーザビリティテストの重要性

・本当の競争相手はいわゆる「競合」というわけではない →自分のサービスで満たせる感情が満たされる他のモノ

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第34章 不安、金銭欲、そして精神的な欲望から人はモノを買う

\ まとめ /

ユーザーや顧客の感情を把握すること!

Why?の突き詰め

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第35章エモーショナルアダプションカーブ(購買層の感情に注目する)

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第35章 エモーショナルアダプションカーブ(購買層の感情に注目する)

テクノロジーのアダプションカーブ「キャズム」における購買者の構成・イノベーター(革新的なユーザー)・アーリーアダプター(先駆的なユーザー)・アーリーマジョリティ(現実的な購買者)・レイトマジョリティ(慎重で懐疑的な購買者)・ラガード(非常に保守的な人々)ほとんどの製品はアーリーアダプターより先に拡がっていかない→キャズム(深く大きな溝)問題

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第35章 エモーショナルアダプションカーブ(購買層の感情に注目する)

エモーショナルアダプションカーブジェフ・ボンフォート氏へのインタビューよりテクノロジーのアダプションカーブに加えて感情ベースでも分析すべきエモーショナルアダプションカーブにおける構成・テクノロジー大好きタイプ(イノベーター) →オタク、非常に危険な存在・合理性より感性タイプ(アーリーアダプター) →否定的な感情が強く、満足させるために非合理的な行動もする・効率追求タイプ(アーリーマジョリティ) →費用対効果にもっとも敏感・何事もほどほどタイプ(レイトマジョリティ) →感情は他と変わらないが控えめ。・現状適応タイプ(ラガード) →超簡単で超便利までいかないと購買に動かない

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第35章 エモーショナルアダプションカーブ(購買層の感情に注目する)

注意すべき点と探すべき点「合理性より感性タイプ」の力がすごい「テクノロジー大好きタイプ」と「合理性より感性タイプ」は同時に来ることもある。(従来のアダプションカーブと違う点)→「テクノロジー大好きタイプ」は他と大きく感情が異なる 「合理性より感性タイプ」は感情は他の層にも通じる →これを混同することでキャズムに陥るプロダクトマネージャーは何を探し求めるべきか?→怒り、憤慨、不満。これがイノベーションのチャンス。 ex) 電話会社、銀行、消費者金融、税務署、官僚….

 Skypeとウェブカムビジネスの比較基本的な欲求(マズローの欲求階層でいう下の方)が重要フレッシュマンテスト(?)

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第35章 エモーショナルアダプションカーブ

\ まとめ /

• 購買層の感情に注目すること

• オタクに振り回されない

• 基本的な欲求を満たせないか探す