POとPOじゃない人の勉強会 第8回

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POとPOじゃない 人の勉強会 yuriwo #08

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POとPOじゃない人の勉強会

yuriwo

#08

前回のおさらい第15章 

ユーザーモニター制度 第16章 

市場調査 第17章 

プロダクトマネジメントのためのペルソナ

ユーザーモニター制度商品開発にリファレンスカスタマーの意見を取り入れよう。

ターゲット市場から少なくとも6人のユーザーに集まってもらった上で、この人たちの意見を聞きながら、この人たちが満足して、実際に使ってくれて、製品レビューなどを発信してくれるような製品を実現しよう。

市場調査市場調査の種類

顧客アンケート サイト分析 データマイニング

訪問調査 ペルソナ

ユーザービリティテスト 競争的分析 その他

市場調査の注意点市場調査の結果で製品の方向性を決めてはならない

市場調査のデータを参照しつつ、

「この問題をより優れた方法で解決するためには、どの技術が使えるか?どんなユーザーエクスペリエンスであればいいか?」 という問いへの回答を突き止めることが大事。

ペルソナターゲットユーザーを深く理解しよう。プロダクトに関わる全員が、製品開発期間中ずっと、製品理念とターゲットユーザー(ペルソナ)が頭に叩きこまれている状態にしよう!

前回のおさらい、完。

第18章 製品仕様はどうあるべきかを考えるよく使われている紙ベースの仕様書がありますが…

いろいろ問題があります。

テストできない難しい問題や 重要な詳細部分が フォローされない

無駄に長い時間がかかるエンジニアが想像を 巡らしながら

作業を進めることになる

できがよくて役に立つ 仕様書条件とは?

・ユーザーエクスペリエンスがすべて記述されている

・ソフトの動作を正確に表現する

・マーケ、運用、営業、経営陣などにも必要な内容がすべて盛り込まれている

・変更が加えられるようにする

・バージョン混同をなくすため、マスターを1セットだけ用意する

つまりユーザビリティとバリューが 判定できること

「で、わし(筆者)思うんよ。 製品リリース前に出す β版があるじゃろ?

あれを一番最初にやればええと思うんよ(^ω^)」

つまり…

こうじゃなくて…

製品要求仕様 (紙) 開発 (β版)

ユーザーテスト リリース

こうじゃ!!1製品要求仕様 (紙) 開発 (β版)

ユーザーテスト リリース

製品要求仕様=β版

本開発

ユーザーテスト

リリース

製品要求仕様=β版

本開発

ユーザーテスト

リリース

「β版と本番は別物でええんじゃよ。β版の役割は、「開発者にわかりやすく指示を出すこと(①)」と、「本開発前にユーザーにテストしてもらうこと(②)」なんじゃ。ユーザーエクスペリエンス(見た目と操作感)がもっともらしければ、バックエンド処理やデータは間に合わせでええよ。でも、すぐに別のバージョンを試せるように、組み換えやすい作りにしておくことは大事じゃぞ。(^ω^)」

別物

β版(プロトタイプ)って 具体的には

どんなの作ればいいの?

「わしがおすすめするんは… ハイファイプロトタイプ じゃ(^ω^)」

ハイファイプロトタイプって何?

http://www.cc.gatech.edu/~pkr3/portfolio/kangaroo.html

こんなの。

忠実度

スケッチ ワイヤーフレーム プロトタイプ デザインアイディア・ 可能性の追求

構造と 全体の流れ

構造と 全体の流れと 詳細

最終 開発成果物

ユーザービリティテスト

アイディアの 検証

コンセプトの妥当性確認

洗練

手段

commitment

参考:プロトタイプの種類

http://www.usability.gov/how-to-and-tools/methods/prototyping.html

忠実度

スケッチ ワイヤーフレーム プロトタイプ デザインアイディア・ 可能性の追求

構造と 全体の流れ

構造と 全体の流れと 詳細

最終 開発成果物

ユーザービリティテスト

アイディアの 検証

コンセプトの妥当性確認

洗練

手段

commitment

この辺が ハイファイプロトタイプ

参考:プロトタイプの種類

http://www.usability.gov/how-to-and-tools/methods/prototyping.html

ハイファイプロトタイプの 例はここから

ご覧いただけます。

http://www.svpg.com/examples/

第19章 設計と実装ユーザーエクスペリエンスデザイン(ハイファイプロトタイプ?)の設計は、実装の前に1~2週間で作成する。その際、エンジニアリングチームからも誰か参加してもらう必要がある(コスト比較のため)。

その後、実装とテストを同時に行う。

第20章 必要最小限まで削ぎ落とされた製品

Q:機能を減らすか、それとも発売を遅らせるか?

A:発売を遅らせる。なぜなら、とっくに機能は必要最小限にそぎ落としているので。仕様が確定するまでに、製品の要求の中でどれが重要か優先順位をつけ、可能な限り必要最小限の機能になっているか確かめてほしい。

次回予告:

ためがいさん登場!