令和元度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録 内 容...
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開校式の様子 挨拶
グループディスカッションの様子 懇親会の様子
講師、受講生の皆さん
基調講義「平成時代の自治体改革と地域政策」
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
1
回
内 容 日時・場所
① 開校式
② 基調講義「平成時代の自治体改革と地域政策」<理論編>
③ チームビルディング(グループディスカッション)
令和元年 7月 9日(火)
滋賀大学士魂商才館
7月9日に滋賀大学士魂商才館にて「地域活性化プランナー学び直し塾」の令和元年度開校式を執り行いました。
本年度受講生、講師、運営委員など、総勢30名が出席しました。
開校式後は、北村裕明経済学部特任教授による基調講義「平成時代の自治体改革と地域政策」を拝聴し、講義終了
後は実践テーマごとにわかれてグループディスカッションが行われ、担当講師とともに自己紹介や意見交換をし、大
いに盛り上がりました。
開校式終了後は、生協多目的ルームにて懇親会が行われました。グループディスカッションで既に打ち解けた雰囲
気の中、愉しく語り合いました。
次回:第 2回「多様な主体による政策づくり」7月 23日(火)15:00~17:30 大津サテライトプラザにて
阿部佳宏講師
講義の様子
ワークの様子
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
2
回
内 容 日時・場所
① 「多様な主体による政策づくり」<理論編>
担当:阿部佳宏 講師
令和元年 7月 23日(火)
滋賀大学大津サテライトプラザ
7月23日に滋賀大学大津サテライトプラザにて「多様な主体による政策づくり」をテーマとした講義が行われま
した。講義は下記のスケジュールで進められ、ワークを通して議論もしました。
① 多様な主体による政策づくり(講義)
② ワーク1 知っている NPOを 2団体挙げて、どのような活動をしているかを
隣の人と共有
③ ワーク2 あなたの仕事、活動などを通じて「課題」になっていることは何か。
「課題」解決に向けてどのようなアプローチが考えられるか。
【阿部先生からのコメント】
政策形成に当たって、行政だけでなく、NPO、企業を含めて協働型で進めることの大切さを理解してもらえ
たのではないかと思う。この講義が、各グループでの政策研究に資することを願っている。
次回:第 3回「現地視察研修」8月 2日(金)~3日(土) 東近江市内にて
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
3
回
内 容 日時・場所
「現地視察研修 in 東近江市」 令和元年 8月 2日(金)午後~8月 3日(土)午前
東近江市内
8月 2日・3日に東近江市内において現地視察研修を実施しました。
学び直し塾で毎年実施している現地視察研修は、8月2日(金)、3日(土)の両日、東近江市にお世話にな
った。
最初は、市役所で小椋市長から「地の利を生かしたまちづくり」というテーマで講演していただいた。鈴鹿
から琵琶湖までという地理を生かし、その中で培われてきた歴史・文化を万葉集まで遡りながら熱く語ってい
ただいた。
次に、道の駅奥永源寺渓流の里へ移動し、株式会社みんなの奥永源寺・代表取締役の前川真司さんから高校
教師、地域おこし協力隊を経て起業し、東近江特産のムラサキを使ったコスメの開発などの話を聞いた。
この後、あいとうふくしモールへ移動。太田清蔵代表から愛東地域での暮らしすべてに関わることを3事業
所が連携しながら進めていることや古民家を利用した「ほんなら堂」の取り組みなどをお話いただいた。
2日目は、まず、一般社団法人がもう夢工房が運営するカフェを視察後、まちづくり協議会が指定管理者とな
っている蒲生コミュニティセンターで向井隆代表理事、東田八郎事務局長から経過や活動内容をお聞きした。
その後、ファブリカ村へ移動。もともと北川織物工場として稼働していた場所を北川陽子さんが新たな拠点
としてオープンしたもので、さまざまなイベントに活用されている。
今年も猛暑の中での2日間の東近江市訪問だったが、さまざまな市民の活動を通じて、いろんな気づきがあ
ったのではないだろうか。
忙しい時間を割いて熱心にお話いただき、小椋市長をはじめ、各団体のみなさん、東近江市の職員の方々に
お礼を申し上げたい。
学び直し塾 副塾長 阿部 佳宏
次回:第 4回「地域データ分析入門<理論編>」8月 20日(火)15:00~16:40
「政策形成の進め方<理論編>」 16:50~18:30
お話をお伺いした皆さま
東近江市 小椋 正清市長
株式会社みんなの奥永源寺 代用取締役 前川 真司氏
あいとうふくしモール 運営委員会代表 太田 清蔵氏
ファブリカ村
北川 陽子氏
一般社団法人がもう夢工房 理事長 向井 隆氏
講義の様子
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
4
回
内 容 日時・場所
①「地域データ分析入門」<理論編> 担当:李 鍾賛 講師
②「政策形成の進め方」<理論編> 担当:石井 良一 講師
令和元年 8月 20日(火)
滋賀大学情報処理センター
8月 20日に滋賀大学情報処理センターにて「地域データ分析入門」をテーマとした講義が行われました。パ
ソコンを使っての演習では、統計データを用いてグラフを実際に作成し、わかりやすく伝えるための手法を学
びました。
後半は、滋賀大学士魂商才館に場所を移し、「政策形成の進め方<理論編>」が行われました。講義は下記の
スケジュールで進められ、最後はグループに分かれて議論を行いました。
①データサイエンスとは?
②データ分析に基づく課題解決
③データに適した統計グラフの選択
④データ活用の重要性
⑤RESAS(リーサス)とは?
⑥RESASマップ解説
①地域活性化プランナーとは・・・現地視察研修の振り返り
②政策形成の進め方・・・政策立案から提案までの流れ
③グループワーク・・・SWOT分析/クロス分析表を用いて、
政策課題について、提案仮説を考えてみよう
●石井講師からのコメント
第4回講義は、前半はデータサイエンス学部の李先生より、地域分析にあたってのデータ活用の重要性
と RESAS(地域データ分析システム)の利用について、自分でパソコンをいじりながら学んだ。初めて
RESASを知った方もいて新鮮だったと思う。後半は私から、現地視察で出会った方をレビューしながら地域
政策の進め方をお話しした。協働での地域政策形成を行うという心構えは持ったのではないかと思う。
李 鍾賛 講師
石井良一 講師
講義の様子
グループワークの様子
次回:第 5回「政策分析 1<実践編>」8月 27日(火)15:00~18:30
滋賀大学大津サテライトプラザにて
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
5
回
内 容 日時・場所
「政策分析 1」<実践編> 令和元年 8月 27日(火)
滋賀大学大津サテライトプラザ
8月 27日に滋賀大学大津サテライトプラザにて「政策分析 1<実践編>」が行われました。
政策研究テーマごとのグループに分かれて担当講師の講義の聴講、また、議論等を行いました。
共生社会グループ
●まとめ
初回ということで、滋賀県の外国籍の住民との共生政策を理解するために、生活支援と就労支援に関して県職
員に報告してもらい、意見交換をしました。また、担当講師から全国的な実態の報告もされ、共生政策の課題
について理解しました。
●神部講師からのコメント
まずは、全国と県の共生政策の実態と課題を理解することから始めました。そこから少しずつ具体的な政策
提案に向けて課題を絞り込んでいけたらいいと思います。がんばっていきましょう。
地域産業グループ
●まとめ
1.講義「シェアリングエコノミで―地域を元気にする」シェアリングエコノミー協会 新井博文氏
2.質疑応答、ディスカッション
●石井講師からのコメント
シェアリングエコノミー協会の新井さんをお招きして、シェアリングエコノミーとは何かについて学んだ。
新井さんは大津市のご出身で、滋賀県のこともよく理解しており、たいへんわかりやすく実のある講義であっ
た。みんな可能性を感じたようだ。終了後、新井さんを囲んでの懇親会でも会話が弾んだ。いい提案を生み出
せそうな気がする。
●上田講師からのコメント
シェアリングエコノミー協会の新井講師より概念と具体的な自治体の活動のご説明をいただき、何となくイ
メージの把握ができたようです。次のステップは、0→1をどう作るかですがさらに自治体での実例に触れな
がら遊休資産は何か、ユーザーのお困りごとは何かという観点からアイディア出しを進めていけば良いと思い
ます。
地域ガバナンスグループ
●まとめ
1.プログラムの説明
2.協働についての基調講義
3.自由意見交換
各グループの取り組みと担当講師からのコメント
●阿部講師からのコメント
メンバー7人の「市民参加」に対する思いなどを共有した後、市民参加を考える基本的な講義を行った。メン
バーの意識が高いので、前向きな提案ができそうである。
次回:第 6回「政策分析 2<実践編>」9月 10日(火)15:00~18:00
滋賀大学大津サテライトプラザ にて
令和元年度 地域活性化プランナー 学び直し塾 進行記録
第
6
回
内 容 日時・場所
「政策分析 2」<実践編> 令和元年 9月 10日(火)
滋賀大学大津サテライトプラザ
9月 10日に滋賀大学大津サテライトプラザにて「政策分析 2<実践編>」が行われました。
政策研究テーマごとのグループに分かれて担当講師の講義の聴講、また、議論等を行いました。
共生社会グループ
●まとめ
1.米原市の多文化共生政策の現状報告
2.湖南市の多文化共生政策の現状報告
3.中間発表に向けたディスカッション
●神部講師からのコメント
第6回は、それぞれの自治体の共生政策を報告してもらい、現状と課題を互いに確認しました。このこと
で、少しずつこのグループでやるべきことが見えてきたのではないでしょうか。次回からは、それを具体的な
形へとしていきましょう。
地域産業グループ
●まとめ
・モデル地域として長浜市を選定
・リーダー佐藤、サブリーダー北村の選任
・次回は長浜市の視察を希望。北村さんが調整
●石井講師からのコメント
提案受け入れの可能性という点で、長浜市をモデルとして研究を行うことを決定。メンバーで市の課題を題
し合ったが、行ったこともない方が多く、次回は現地を見ようということとなった。リーダー、サブリーダー
も決まり、研究が始まった
●上田講師からのコメント
チーム内の役割も決まり、地域の特定も完了した。今後議論を本格的に進めるにあたり、まず現状分析から
スタートしていく。そのためには、現場を見て各人が問題認識を持ち、グループ内での共有化が次のステッ
プ。まずは、中間報告に向けて頑張ってほしいと思います。
地域ガバナンスグループ
●まとめ
今回は、市民参加に積極的に取り組んでいる県内自治体のヒアリングを行った。10時から守山市役所へ伺い、
市民協働課から話を聞いた。14時からは、草津市役所へ伺い、自治体基本条例、住民投票条例を所管している
企画調整課、その後、市民参加条例を所管しているまちづくり協働課から話を聞いた。その後、市役所の会議
室を借りて、研究を続けた。
各グループの取り組みと担当講師からのコメント
●阿部講師からのコメント
実際に市民参加の仕組みを運用している自治体職員からその状況を生で聴けたので、市民参加に対する受講
生の認識は高まったと思う。市民側の意見も聞きたいという感想もあったので、そういう場の設定を考えてい
きたい。
次回:第 7回「政策分析 3<実践編>」9月 24日(火)15:00~18:00
滋賀大学大津サテライトプラザ にて