完全無料の“使える”デザイン講座...
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完全無料の“使える”デザイン講座 ~後編~
デザインを成立させるルールの知識
デザインを成立させるルールの知識
使いこなすには実際に作ってみて慣れる事が必要
レイアウトや配色などデザインにはルールがある文字をどう並べればどんな色を使えば、人はどういう印象を持つか、などには全てルールがある。人間の認知の仕組みによるもので、これは普遍的に変わらない。
制作テクニックにもまたルールがあるこちらはツールの機能に依存するので、時代によって、使用するツールによって変わる。ツールごとに表現の限界や向き不向きがあるので、それを知って活かす。
デザインイメージをいかにツールで実現するかと考えるデザインが理解できていれば、ツールが変わってもデザインはできる。デザインを中心に学ぶ事を意識すれば、どんなツールで学んでも大丈夫。
これだけで完成度が上がる 基本ルール5つ
単語のコントラスト 文のコントラスト 余白とのコントラスト
ルールの知識①:文字のレイアウト例:文字にコントラスト(メリハリ)をつける
文字のレイアウトにきっちりコントラストをつけると 白背景に文字を打つだけでもデザイン的に成立する
ルールの知識①:文字のレイアウト単語・文・余白全てにコントラストをつける
色数が増えるほどバランスを取るのが難しくなる。 色数を抑えれば配色はカンタン。
ルールの知識②:配色例:モノクロ+1色で配色するとまとめやすい
素材写真はそのまま使うのではなく、 文字が入る位置を考えて、
被写体をはっきりどこかへ寄せてトリミングする。
ルールの知識③:画面構成例:素材写真はトリミングして使う
被写体や文字などを画面の端ギリギリに入れると 画面が中途半端に切れたような印象になる。
画面端の一周約3%~5%はマージンとして空けておく。
ルールの知識④:画面構成例:画面の周囲はマージンを空ける
ルールの知識⑤:表現テクニック例:写真に文字を載せて読みづらい時は、背景に何か敷く
写真の上に文字を載せると多くの場合読みづらくなる。 文字を載せやすい写真を選ぶか、文字装飾を加えるかが必要。
ツールの機能は 数多く覚える必要はない
デザインに必要な3つの基本機能
レイアウトソフトには必ず備わっている機能
①文字を打つ機能メディアのデザインは文字が基本。文字を打って、書体や文字の大きさ、文字色や行間などをコントロールするだけでもデザインは成立させられる。
②画像を貼る機能美しい画像が一枚あれば、それだけでデザインの印象は大きく変わる。そこに文字をシンプルに添えるだけでインパクトあるデザインが可能になる。
③シンプルな図形を描く機能複雑な図形を描ける事は必須ではなく、四角や丸が描けたり、直線が引けたり、図形に色をつけられるだけでも、デザインのバリエーションは広がる。
表現の幅を広げる3つの追加機能
PowerPoint・Keynote・Inkscape・GIMPであれば使える
④文字装飾する機能文字に影や光彩をつけたり、フチをつけたりといった機能が使えると、写真の上に文字を載せたりが非常にやりやすくなる。
⑤写真を色調補正する写真を明るくしたり暗くしたり、コントラストや彩度を変えると印象が大きく変わる。一枚の写真素材から幅広い表情を引き出す事ができる。
⑥写真を切り抜く写真を四角だけでなく、色んな形に切り抜く事ができると表現の幅が飛躍的に広がっていく。そのままでは使いづらい写真が切り抜くと使えるという事もよくある。
6種類の機能だけでこれくらいは作れる
シンプルな機能の組み合わせで幅広い表現が可能になる
デザインを活かすセンスの知識
デザインを活かすセンスの知識
分野ごとに相応しい表現ルールを読み取って利用する
その服はその場に相応しいか相応しいデザインの「型」を正しく選択する為のスキル。TPOに合わせて、何を着ていくべきかを判断する為に必要な知識のようなもの。
「あるある」のようなもの女性雑誌、余白多めにとりがち。スポーツジムの広告、暗めのモノクロ写真と太めのゴシック使いがち。子供向け広告、オモチャと風船と飛ばしがち。みたいな事。
リサーチでカバーできる「知識」である感覚に自信がないなら、感覚に頼る必要はない。その分野でよく使われる「表現のルール」は何かをリサーチして、そこに合わせていけば大きく外す事はない。
その分野では一般的に、どんなレイアウトや配色が、 どんなフォントや素材がよく使われるかを読み取っていく
センスの知識:画像検索
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まとめ
デザインスキルは学習によって、誰にでも獲得可能なスキル
素材の知識はそのままデザイン力に直結する良質な素材の入手方法や、手元に集めた素材の蓄積はそれそのものが資産であり、デザイン力の一部。知識として得るだけで、デザイン力を高める事ができる。
デザインのルールはシンプルで誰にでも理解可能なもの「文字を大小メリハリをつける」など、ルール一つ一つはシンプルで誰にでも理解できるもの。ルールの組み合わせで、表現のバリエーションが掛け算的に拡がる。
ルールの知識量がセンスの精度を支える歳を取ると最近のアイドルがみんな同じに見えるように、「知らない事」に対して、人は「気づく事」ができない。逆を言うと「知る事」で「気づける」ようになる。