地域月

冷涼地

中間地暖　地

暖　地（露地抑制）

地露

：タネまき：育苗期

：生育期：定植×

：収穫期：適宜播種可能

適期表記号説明

昼間２５～２８℃夜間１３℃

短くて尻細り果

定植後、保温キャップなどで、苗を囲うと初期生育がスムーズにいきます。

尻細り果

4 5 6 7 8 9 10 11 114 5 6 7 8 9 10 11

××

××

××

●追肥追肥は１本目の果実がとれ始めたころからが目安です。化成肥料の場合、１回にチッソ成分で１０㎡当たり３０ｇ程度施します。間隔は７～１０日が目安です。液肥の場合は１０㎡当たりチッソ成分で１０～１５ｇとして３～４日に１回程度施してください。アミノ酸含有の有機肥料などを施用すると味のよいおいしいキュウリが収穫できます。

●潅水キュウリは特に水分を必要とする作物なので、安定した栽培のために雨水だけに頼るのではなく、潅水が必要不可欠です。梅雨明け後は高温乾燥により急速に草勢が衰えるので、こまめな水管理が大切です。

収穫の適期は果実の長さが約２０ｃｍ程度の時ですが、１４～１５ｃｍのミニサイズで収穫すると、ふだんとはまた違った食味が味わえます。反対に大きくなりすぎると皮が硬くなり生食には向かなくなります。気候や風害などの要因で果形の乱れ(尻細り果、曲がり果)が発生した場合は、思い切って不良果を摘果して草勢の回復を図ります。株が疲れた場合には根の活力剤(メネデールなど)や葉面散布剤の施用が効果的です。

草勢判断は本葉１５～１８枚程度(８～１０節の開花ごろ)に行います。順調な草勢であれば、生長点（芯）が大きく包まれており、生き生きしています。①開花節から生長点までに、展開葉が５～６枚あれば順調。それ以下なら弱い。②開花節から発生している側枝の長さが小指以上なら順調。それ以下なら弱い。上記２点を満たしても、発生している側枝が急に小さくなっているようなら、草勢は弱くなりつつあるので注意しましょう。このような場合には、着果節位を１～２節上げる、力枝(側枝を２～３本)を伸ばすなどで対応するとよいでしょう。

曲

曲

キュウリは特に水分を必要とする作物なので、安定した栽培のために雨水だけに頼るのではなく、潅水が必要不可欠です。梅雨明け後は高温乾燥により急速に草勢が衰えるので、通路潅水も含めこまめな水管理が大切です。

液肥