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◆全共への道◆ 広島県東部畜産事務所担当から広島牛に関連する話題を提供させていただきます。 皆様の広島牛経営の参考になれば幸いです。 ◆歴史を伝える使命◆ ~備後豊松川東供養田植~ 146日 No No No No12 12 12 12 平成 平成 平成 平成 24 24 24 24 年 6 月 1 日発行 日発行 日発行 日発行

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◆全共への道◆ ≪5月の主な取り組み≫ ▶ 種牛の部 絞込みが進む!最終選抜へラストスパート!! 平成24年5月25日(金)に,三次家畜市場において,全国和牛能力共進会広島県対策協議会の第1回立会調査が行われました。当日は,雨の中,屋根のある雨天審査場内で2区から7区の雌牛候補牛約30頭が,集合し,広島県畜産課長を審査長とする審査団により,体型や栄養状態の審査が行われました。 当日は,欠場のある区を除いた2,3,7区において,長崎行きの第1回目の選抜が行われました。最終選抜会は8月7日(火)三次家畜市場において予定されています。 ▶ 種牛・肉牛専門委員会により候補牛決定!!

広広島島県県東東部部畜畜産産事事務務所所担担当当かからら広広島島牛牛にに関関連連すするる話話題題をを提提供供ささせせてていいたただだききまますす。。

皆皆様様のの広広島島牛牛経経営営のの参参考考ににななれればば幸幸いいでですす。。((対対象象エエリリアア::三三原原,,尾尾道道,,福福山山,,府府中中,,世世羅羅,,神神石石高高原原))

印刷規格 A3 両面 企画・編集:広島県東部畜産事務所振興グループ

◆歴史を伝える使命◆ ~備後豊松川東供養田植~

全共マスコット「かさべこくん」 平成 24 年 5 月 13 日(日)神石高原町下豊松(旧豊松村)で牛馬供養田植えが行われました。約20名の早乙女によって,一列に並び手植えが行われました。この『備後豊松川東供養田植」は50年の歴史を持ち,現在は,5年に一度開催されています。 代掻き用に準備された3頭の飾牛は,(農)ファーム米見(井上さん),鎌田さん,池田さんが集落内を追って歩き,供養田植えを彩りました。池田さんは,これまで25年間(5回)にわたって,供養田植えへ牛を連れてきており,この行事には欠かせない存在となっています。 また,鎌田さんの牛は,第 10 回全国和牛能力共進会の出品候補牛として立会調査に出場しており,周囲からも「すごく美人じゃねぇ』と声をかけられていました。 (記事:H.U)

全共開催まであと 146日

田植えのようす

左左かからら鎌鎌田田ささんん,,井井上上ささんん,,池池田田ささんん

等をもとに,8 月 7 日(火)に予定されている最終選抜会への出場牛(30頭)が決定しました。今回の選定で,長崎で開催される最終比較審査への出場がほぼ確実となった,神石高原町和牛改良組合の前原組合長は,「長崎への出場がほぼ確実となり,目標が見えてきた。皆さんとともに和牛産地の構築のために頑張っていきたい。」とコメントをいただくことができました。 平成24年5月28日(月)に,三次家畜市場において,専門委員会(全農,県の担当者等約20名)が開催されました。種牛の部は,先に行われた立会調査

5 月 25 日の立会調査のようす ≪和牛の祭典(最終審査)(第 10 回全国和牛能力共進会)≫ 会 期 平成24年10月25日(木)から29日(月) メイン会場 ハウステンボス(長崎県佐世保市) 出 品 頭 数 全国から491頭(うち広島県26頭) 早々に前原組合長の種牛は, 出場が決定したんじゃの! たのんだぞ!!

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〒720-8511 福山市三吉町 1-1-1 TEL084-921-1311(内線 3904) 広島牛にゅーす 集落法人 検索

◆油木っ子集合!!◆ ~神石高原町の次世代の広島牛経営者たちが集う~

企画・編集:広島県東部畜産事務所振興グループ

平成24年5月8日(火)に油木(神石高原町)のとある場所に,20代の若者たちが集まり,広島牛談義が行われました。そこには,繁殖牛施設で勤務する職員や神石高原町油木で和牛を飼育する若者が集まり,その日は夜遅くまで賑やかな談笑が続きました。 奥平さんは,4月より高岡牧場の後継者として就農し,現在,繁殖牛施設で勤務中の超フレッシュマン。大迫さんは,この『広島牛にゅーす』の常連で,実家の牧場従事とともに,(農)神石高原和牛の里の繁殖牛の管理に従事。三石さんは,JA福山市神石支店に勤務し,畜産経営を金融面等からフォロー。入江さんは,父の精肉店を手伝う傍ら,昨年から新たに広島牛肥育を開始した新規就農者で,同時に繁殖牛施設で勤務中。 神石高原町の広島牛経営の明るい将来が垣間見えるひと時でした。 (記事:H.U) ◆広島牛ほ育園建設ラッシュ!!◆ ~前原牧場,(株)久井牧場~

左から奥平さん,大迫さん,三石さん,入江さん

『広島牛にゅーす』

発行1周年

を迎えて

5月に入り,牛舎の建設ラッシュです。神石高原町油木の前原牧場(繁殖経営)では,子牛ほ育施設の設置が進められています。4月から超早期離乳による子牛づくり前原牧場のほ育施設(4頭1群管理)

この『広島牛にゅーす』は,平成23年6月の創刊から,今回の発行で1年が経過しました。多くの方から,この記事を楽しみにしている声を聞くことで,毎月の発行を可能にし,1周年を迎えることができました。多くの読者の皆様に感謝するとともに,多くの方の御期待に沿えるような内容と元気を配達してまいりたいと考えています。引き続きご愛好よろしくお願いします。

◆集落法人初出産を集落でお祝い◆~かとり~

御調町の集落法人である(農)かとりで,5月11日(金)に待望の子牛が誕生しました。当日は,分娩を控え,尾道市の獣医さん,近隣の繁殖農家(島田さん)の介助で,無事,かわいらしいメス牛が誕生。島田さんが「(3年間なかなか子牛の誕生がなく,待望の産子で)石の上にも3年じゃのぅ」とコメント。順調にスクスク育っています。

を始め,母牛から分離し,ミルクを人の手で給与することで,発育を促進する取組みを始めています。 また,三原市久井町の(株)久井牧場(代表奥村さん。繁殖・肥育一貫経営)では,子牛ほ育・育成用の牛舎建設が進められています。いずれも共通したことは,安価な資材で自家施行により低コストに施設整備を行っていることです。 これから元気な子牛づくりに向けた飼養管理が,各農場で取組まれていきます。 (記事:H.U) 廃棄電柱を利用した育成牛舎 ◆飼料イネの田植え◆ ~VH光末~

平成24年5月31日(木)に神石高原町で水稲,飼料作物等を栽培し,和牛を飼育する集落法人の(株)ヴィレッジホーム光末が管理する水田で,新品種の『たちすずか』の本格的な田植えが行われました。この水田では,肥料の量,田植え時期,田植え間隔などを変えて田植えを行い,栽培管理,収量の確保できる栽培体系を確立する試験栽培を行います。このような取組みにより,省力化や低コスト化を実現し,集落法人の経営発展を目指しています。 (左)集落法人の仲間たちと生まれたての子牛(上) 最新型田植え機の実演も兼ねた飼料イネの田植えの様子(左)