ぼくがかんがえたさいきょうのIotゲートウェイについて
-
Upload
masanori-takano -
Category
Internet
-
view
179 -
download
0
Transcript of ぼくがかんがえたさいきょうのIotゲートウェイについて
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイについてMAMORIO 株式会社 CTO 高野政徳
国会 DB
MAMORIO
IOT ゲートウェイとは?・ IOT デバイスとサーバーを中継する置きっぱなしのネットワーク機器・巨大市場(国内 3.2 兆円)になることが予想されるが、やっていく気持ちのありそうな会社がまだ見当たらない
IOT ゲートウェイとは?・ MAMORIO におけるゲートウェイの役割→ MAMORIO は 5 秒に 1 回 BLE の電波を発している落とし物防止アプリ→ ゲートウェイは、周囲の MAMORIO ビーコンの電波を拾って「 yyyyMMdd hh:mm:ss 時に MAMORIO◯◯ をデバイス で発見しまし☓☓た」という所在確認情報を定期的にサーバーに送る。
IOT ゲートウェイとは?ゲートウェイが必要な理由→ 落とし物が集まる場所にゲートウェイを置けば、落とし物に紐付いた MAMORIO が見つかりやすくなる!
!
IOT ゲートウェイとは?・現在使っている IOT ゲートウェイ →どれも一長一短
スマホアプリ mono コネクト openBlocks BX1
① スマホアプリ・良い点: →皆が持ってる →安い →ちゃんと作っていればちゃんとセキュア・悪い点 →スマホ開発における苦痛の全て →なんとなくもったいない → 遠隔操作不可能 →安定しないし、安定性への配慮すら感じられない → OS によるよく分からない管理がある(特にiOS )
MAMORIO 社製アプリ「 MAMORIO アンテナ」。不要なスマホにインストールすることでゲートウェイにすることができる
②mono コネクト・良い点 →シンプルなシステムであまり考えることがない →洗練された管理コンソールがある・悪い点 →ログを 1 個ずつしか送ってくれない →しょっちゅう落ちる( 1 時間に 1 回再起動で対応) → SIM を使えない( 1 月下旬に使えるバージョンが出ると述べてはいるが…)
RangerSystems (株)社製の BLE/WiFi ゲートウェイゲートウェイ。お値段は本体費用10000 円+管理コンソールが必要な場合は月額 200 円
③openBlocksぷらっとフォーム(株)社製のゲートウェイ。お値段は本体費用 35000 円、管理コンソールはなし(近日中にリリース予定とのこと)
・良い点 →細かい設定が可能(送信のインターバル、重複制御…etc ) →高度なログ操作が可能(配列でまとめて送る、パラメータの追加、出た or 入ったの判定… etc ) → SIM が搭載可能 → SMS で遠隔からの操作が可能・悪い点 →管理コンソールがない!
IOT ゲートウェイの論点・管理 UI →一括操作 → API 公開してほしい →死活監視・アイデンティファイとセキュリティ・初期設定のだるさの緩和
IOT ゲートウェイの論点・現状は1個1個を手作業で管理している
ゲートウェイと( heroku とか aws みたいな) Saas のパッケージが欲しい!
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ
ゲートウェイ サーバスマホアプリゲートウェイメーカー
御社サーバ御社 BLE 製品 御社作業用 PC
御社
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ出荷時点で…→ 出荷時点で各ゲートウェイには一意のデバイス ID が設定されおり、サーバーに登録されている→ ゲートウェイへの操作はローカル接続での webUI と sshポートフォワーディングにより可能→root パスワード、 webUI パスワード、アクセスポイント名 / パスワードが各々ランダム出力で生成され設定されている
id: xxx
id: abc
id: def
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ
①ユーザーはスマホプリからゲートウェイ提供会社の管理コンソールにアカウントを作る。
user: mamorio を申請
了承
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ②ユーザーは設置したいゲートウェイを数十個購入したのち、スマホアプリから Bluetooth によりペアリングまたはQR コードで読み取りを行い、デバイスの所有権を申請する。
id: xxx の所有件を要求
了承
id: xxx
id: abc
id: def
user: mamorio
user: nil
user: nil
id読み取り
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ③ユーザーは所有権を確定したゲートウェイのうちの1台に対して、御社製品のログの取得方法、データの送信設定、および送信するデータの形式設定を行う。それらの設定は、確定後にゲートウェイメーカーのサーバーに保存される。
設定を反映
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ④③で作成したプロトタイプのデータを、ユーザーはゲートウェイメーカーの管理コンソール上で他のゲートウェイにコピー&ペーストする。
設定をコピー
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ⑤各ゲートウェイは設置後、起動&接続時にゲートウェイメーカーのサーバにアクセスし、④でサーバー上に保存された設定をダウンロードする。これにより③で作成したプロトタイプのゲートウェイの設定がコピペされる。
自分の設定を要求
ダウンロード
ぼくがかんがえたさいきょうの IOT ゲートウェイ⑥以後、各ゲートウェイは、出荷時点で設定された ID で自分をアイデンティファイしつつ、コピーされた設定をもとに、 BLE 製品の検知とログ送信を開始する
・簡単に大量登録&大量配布&大量メンテナンスが可能!・セキュリティもバッチリ!・誰か作って欲しい…
御社サーバAPI連携
・一括設定変更・ ssh アクセス・死活 post・ポートフォワーディング・一括反映
おことわり・今回紹介した各製品の仕様については発表内容を確認して slideshare等で公開する際には大分変わっているかもしれませんのでご了承ください。
ご静聴ありがとうございました!