<CO2削減・節電ポテンシャル診断セミナー2013> ·...
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SMARKのCOSMARKのCO22削減・節電への取組みと削減・節電への取組みと受診結果を踏まえた今後の対応について受診結果を踏まえた今後の対応について
東京建物株式会社商業施設事業部
<CO2削減・節電ポテンシャル診断セミナー2013>
2013年2月6日
東京建物株式会社について
東京建物は、グループの総合力を結集し、4つの事業を柱とした人に
やさしく魅力ある空間の創造・街づくりの展開で、都市の未来に貢献
してまいります。
○ビル事業(オフィス・商業施設)
○住宅事業
○アセットサービス事業
○海外事業
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名 称 東京建物株式会社
所在地 東京都中央区八重洲一丁目9番9号
代表者 代表取締役社長 佐久間一
設 立 明治29年10月1日
株 式 東証一部上場
<会 社 概 要>
<事 業 概 要>
企業理念 と グループ環境方針
グループ環境方針緑あふれる潤いのある街・暮らしの創造
地域をリードする温暖化防止
地球に優しい省資源活動
環境意識の高い社員づくり
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「信頼を未来へ」
世紀を超えた信頼を誇りとし、
企業の発展と豊かな社会づくりに挑戦します。
SMARK(スマーク)施設概要
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<施 設 概 要>所在地 群馬県伊勢崎市西小保方町368開発面積 約98,000㎡延床面積 約110,900㎡構造規模 鉄骨造
地上3階(一部5階)塔屋1階駐車台数 約3,000台開 業 2008年11月20日店舗数 185店舗
SMARKの環境への取組み
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■高効率ガス焚吸収冷温水機の採用■空調熱源機および搬送設備等の台数制御■LED照明の採用(外壁ライトアップ、外構照明一部)
■高効率HF器具・ランプの採用(間接照明、施設後方)
■人感センサーによる点滅制御の採用(階段通路誘導灯)
■郷土種の保全に配慮した3,700㎡の緑化■保水性舗装ブロック4,600㎡の採用■スマークタワー(風力発電機)
スマークのシンボルとして、上州の「赤城おろし」を利用した日本最大級のモニュメント型垂直軸形風力発電機を設置。得られた電力は施設の照明などに利用し、タワー自体もLED(発光ダイオード)を使った夜間イルミネーションで季節のイベントなどを演出。
建物の省エネルギー性能
外部の環境性能
CO2削減への取組み
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電力削減に重きを置いた省エネ対策が重要
テナント様の省エネに対する協力が不可欠共用部の徹底した省エネ対策の検討が必要
■エネルギー使用状況の分析と把握
CO2排出量割合(開業時) 使用電力量におけるCO2排出量構成比率
これまでの削減取組み状況
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トップライトガラス遮熱コーティング
冷温水2次ポンプインバーター化
照明の減灯
(効果の大きい順に ◎ ⇒ ○)
これまでの取組みを踏まえた診断の背景
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(2012年度は予測値)
平成平成2424年度「年度「CO2削減・節電CO2削減・節電ポテンシャル診断」受診の検討ポテンシャル診断」受診の検討
20122012年度年度が前年度に対し増加傾向が前年度に対し増加傾向
更なる省エネ推進を図るためには更なる省エネ推進を図るためには専門機関からの助言が必要専門機関からの助言が必要
運用・投資による省エネ対策を実施運用・投資による省エネ対策を実施
20112011年度年度まで順調に削減効果は得まで順調に削減効果は得られてきたられてきた
年度別CO2排出量推移
10月下旬10月下旬 診断結果報告会診断結果報告会・診断結果報告書の受領・診断結果報告書の受領
8月下旬 施設の現地調査・概要説明、ヒアリング・データ収集(照度測定等)・設備状況確認(空調熱源・換気系統など)
8月下旬 施設の現地調査・概要説明、ヒアリング・データ収集(照度測定等)・設備状況確認(空調熱源・換気系統など)
7月中旬 診断機関へ事前資料提出□施設の図面 □建物の概要 □設備の概要□エネルギー使用状況 □主なエネルギー使用機器の負荷状況□建物・施設の運用状況 □電力・ガス契約形態
7月中旬 診断機関へ事前資料提出□施設の図面 □建物の概要 □設備の概要□エネルギー使用状況 □主なエネルギー使用機器の負荷状況□建物・施設の運用状況 □電力・ガス契約形態
5月中旬 「CO2削減・節電ポテンシャル診断」に応募申請診断を希望する事業所の概要1.事業所の概要 2.診断の希望内容(計測のあり、なし)3.温室効果ガスの排出状況 4.特に診断してほしいこと
5月中旬 「CO2削減・節電ポテンシャル診断」に応募申請診断を希望する事業所の概要1.事業所の概要 2.診断の希望内容(計測のあり、なし)3.温室効果ガスの排出状況 4.特に診断してほしいこと
ポテンシャル診断活用の流れ
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■採択■診断機関との
マッチング
■採択■診断機関との
マッチング
上記診断結果を踏まえ
新たなCO2削減・節電対策11項目のご提案をいただく
診断結果概要
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■一次エネルギー原単位は百貨店と比較して低い値である。■空調システムがガス(ガス焚冷温水機)と電気(空冷ヒートポンプパッケージ)の
併用であることもあり、共に夏季の消費量が多い。
■照明を主とした節電対策が効果的であるが、全てに対した節電対策が望まれる。
■テナントエリアについては事業者側からの空調設定温度の変更や部分消灯などの省エネ推進に対する強制力が無くコントロールがきかない。
■省エネ実現のためにはテナントを含めた省エネ推進体制を確立し目標設定や定期的会議、効果検証等を行うことが望まれる。
現 状
CO2削減・節電のポイント
対策実施における課題
診断結果一覧
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空気比調整
診断結果の活用例
①冷温水機の燃焼空気比改善バーナ燃焼用の空気量調整により
排ガス損失を低減させる
空気比1.2に調整し省エネを図る
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■2012年11月
冷温水機2基の空気比調整実施、調整後2ヵ月間の
検証ではCO2削減効果を得られている。
②給水ポンプの流量・圧力調整給水負荷の状況に応じて流量や
圧力を調整し、ポンプ、モーター
の過剰運転を制御する
■2012年10月と12月の2回
加圧給水装置3系統のポンプ吐出圧力設定値変更、変更後
2ヵ月間の検証ではCO2削減効果を得られている。
吐出揚程設定値変更
【空気比】 【空気比】
【m】 【m】
1.67
1.241.32 1.28
【m】
43
3835
6058
55
4644
41
まとめ
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CO2削減・省エネ対策のPDCAサイクルと「CO2削減・節電ポテンシャル診断」の位置づけ
【実行】■設備改修・更新などの実行■テナントの啓発■運用・投資による継続的な
CO2削減への取組み
【効果検証】■計測記録
(いつ、どこで、どのくらい)■運用改善などの効果の把握
【計画】■環境への配慮を意識した施設づくり■CO2削減・省エネの目標設定
【見直し】■計画や実施プログラムの見直し■ソフト面、物理的・社会的対応年数
を考慮した効果的な見直し
【診断結果報告会】・診断結果の詳細について
事業所の各セクションで共有・環境に対する意識向上・省エネへの取組みを全体で
邁進<受診者サイド報告会参加者>
受診事業者受診事業所 運営管理者(本社スタッフ・現地スタッフ)受診事業所 施設管理者
・診断結果・エネルギー消費状況・温室効果ガス排出状況・温室効果ガス削減対策状況
「CO「CO22削減・節電削減・節電ポテンシャル診断」ポテンシャル診断」
DoDo【【実行実行】】
PlanPlan【【計画計画】】
ActionAction【【見直し見直し】】
CheckCheck【【効果検証効果検証】】
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ご清聴ありがとうございました。