HTC Vive の開発環境構築(物理)

22
HTC Vive の 開発環境構築(物理) 古波倉 正隆

Transcript of HTC Vive の開発環境構築(物理)

Page 1: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive の開発環境構築(物理)

古波倉 正隆

Page 2: HTC Vive の開発環境構築(物理)

自己紹介• 古波倉 正隆(こはぐら まさたか)

• @masamasa_massa

• 今年就職のため沖縄から上京(新社会人)

• 琉ゲ部(IGDA琉球大学設立)

• 渋谷の某IT企業で Unity を使ってゲーム作っています。

Page 3: HTC Vive の開発環境構築(物理)

自己紹介• ポケモン GO 初めました

• 渋谷でちょっとやってたら100匹捕まえていた

• Lv 8 (黄色)

Page 4: HTC Vive の開発環境構築(物理)

目次• 今季の VR の概要

• HTC Vive を購入したキッカケ

• HTC Vive の開発環境構築(物理)

• まとめ

Page 5: HTC Vive の開発環境構築(物理)

今季の VR

製品画像

製品名(会社) Rift(Oculus) Vive(HTC)

値段 83,800円 + 輸送費など(95,000円くらい(?)) 99,800円 + 税

コントローラー XBOX oneコントローラー

Wii リモコンみたいなコントローラー 2 つ

必要な部屋の広さ 特になし 最低 1.5m * 2.0mのスペース(コンテンツ依存)

備考 Oculus Touch がでるが、発売日、値段不明 部屋の広さが必要

詳しくは Mogura VR で http://www.moguravr.com/hedset-hikaku/

Page 6: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive を購入したキッカケ

• 2016/6/28 頃に購入 7/7 頃 に到着

• Japan VR Hackathon

• 180 名ぐらいの VR 勢の方々が参加(チーム数 37)

• 豪華景品がいっぱい(GTX 1080 や HTC Vive など)

• 貸出PC、貸出VRデバイスも用意されていた(VR 開発は高スペックPC必須なので)

Page 7: HTC Vive の開発環境構築(物理)

• お題「日本らしい VR コンテンツ」

• VRアトラクション 『ハシラス』 @waffle_maker さんと当日組んで、審査員特別賞受賞

• 金魚これくしょん-金これ-

HTC Vive を購入したキッカケ

Page 8: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive を購入したキッカケ

• このイベントで VR に対する見方が変わった。

• これまでの VR (DK2 以前)は、見るだけのものが多かったり、入力機器の問題が多かったり。。。(独自デバイス多すぎ)

• HTC Vive は元から Wiiリモコンみたいなコントローラーがついている。

• Steam で販売されているゲームはこのコントローラーを考えて作られている。

Page 9: HTC Vive の開発環境構築(物理)

なにが言いたいかというと

• VR 微妙だなーと思った方々へHTC Vive を触ったことない人や Rift (特に Oculus Touch) を触ったことない人はぜひとも触ってみて。

Page 10: HTC Vive の開発環境構築(物理)

• VR 開発に必要なもの

• とてもいいグラフィックボードの載ったデスクトップPC(Windows機)

• HTC Vive

• 部屋の大きな家

HTC Vive の開発環境構築(物理)

Page 11: HTC Vive の開発環境構築(物理)

• G-Tune LITTLEGEARシリーズ

• VR Ready 最低ラインGTX 970 搭載 PC¥119,800 + 税

• VR Ready 現行最強 GTX 1080 搭載 PC(私が購入したモデル) ¥184,800 + 税

• サイズ小さい、持ち運ぶための取っ手がある(7kgぐらいはある)

オススメデスクトップPC

Page 12: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive• ¥99,800 + 税

• 今まで日本の代理店のネットショッピングのみ。最近店頭で購入できるようになった。(秋葉原 ツクモ、ドスパラ etc…)

• パーツ単位での販売もはじめるそうで(HTC Vive はパーツが多い)

Page 13: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive のパーツの多さ• 電源が 3 つは必要。

• コントローラー充電用のアダプタも含むと 5 つ。

• さらに PC 、ディスプレイの電源も入れると 7 つ。

• パーツは全部で13ぐらい(WiiUもびっくりのパーツ数)

Page 14: HTC Vive の開発環境構築(物理)

HTC Vive• センサーは 2m

以上の高さに置くことが推奨されている

• 壁に穴を開けて設置するか、2m 以上の三脚と自由雲台を 2 つずつ準備する必要がある。(これで ¥10,000 近く吹っ飛ぶ)

Page 15: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 多分みんなが頭を抱える大問題

• 最低の部屋の大きさが 1.5m * 2.0m 必要

• Steam で販売されているコンテンツの中に正方形の部屋の大きさを求められるものがいくつかある。そのときは 2.0m * 2.0m が最低ライン

• コンテンツによっては部屋を歩かないものもある。また、立つだけでできるモードも存在する。

• 購入したあとに「そういや部屋の大きさってどのぐらいだ?」と気づいて測ってみた

Page 16: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 私の家の間取りを例として

• 1DK(部屋6畳、キッチン8畳)

• 築25年ぐらい

• 鉄筋コンクリート造なので、夜中に VR をやっても割りと問題ない。

Page 17: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 実際に調べてみた

• 小数点第二位は四捨五入。単位はメートル。

• 最低 1.5m * 2.0m はだが、これなら余裕そう。

• と思うでしょ?

Page 18: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 動かせない家具、動かしくい家具を考慮してみた。

• 赤い図が実際に家具を置いているところ

• なんか雲行き怪しくなってきたことが伝わりますか?

Page 19: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 家具を含めて部屋の大

きさを計算してみた。

• 青いゾーンが取りうるVR をするためのスペース。

• 下の青いゾーンは 1.5m * 2.0m を満たさないのでアウト

• 上の青いゾーン一択

Page 20: HTC Vive の開発環境構築(物理)

部屋の大きな家• 上の青いゾーンに三脚につけたセンサーを対角線上に置いた。

• 三脚の足部分があるので、センサーを壁にくっつけて設置することができない

• 2.3m * 3.3m あったはずの大きさが、実際には 1.7m * 2.6m しかない。(ギリギリ)

Page 21: HTC Vive の開発環境構築(物理)

その他• 2.6m * 1.7m でも、2.0m * 2.0m のコンテンツはできることはできる。

• ただ、プレイ中に壁にぶつかります

• モニターを正面に設定すると、VR コンテンツ作成中に、コントローラーをモニターにぶつけてしまいます。(2回ぐらいぶつけた)

• 実際にモニター割るひとも出てきているみたいなので気をつけましょう。

Page 22: HTC Vive の開発環境構築(物理)

まとめ• VR はお金がかかる

• HTC Vive は部屋の大きさまで求められるので、なおお金がかかる。

• HTC Vive のために引っ越しするというかたは、余裕を持ったお部屋選びを。