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仮想環境でコスト削減と安定稼働を実現!
さらなる賢いITインフラをめざして
2010年3月12日株式会社日立製作所
ソフトウェア事業部 販売推進部
伊庭 健一
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1. 「クラウド」が変えたもの、変えるもの
2. 変化がもたらす脅威と機会
3. クラウド的なユーザー体験を実現するには
4. 仮想化IT環境の運用を支えるJP1
Contents
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5. 新たな顧客価値を運用面から提供するJP1の進化
6. 日立のクラウドソリューション
付録. JP1市場評価
7. まとめ
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「クラウド」が変えたもの、変えるもの
1
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クラウドがもたらすインパクト
n クラウドは世の中にどんな変化をもたらし、それは企業にどのようなインパクトを与えるのでしょうか?
1-1.
企業に直接関わることだけに注目するのではなく、もっと広い観点から「クラウド的な技術やサービスクラウド的な技術やサービス」 がもたらしつつある変化に目を向けてみましょう
スケーラビリティ?スケーラビリティ?
コスト削減?コスト削減?
所有から利用へ?所有から利用へ?
4
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たとえばこんな変化が起きています1-2.
以前の常識以前の常識
編集ソフトがないので開けない
編集ソフトがないので開けない
最近の常識最近の常識
いつでもどこからでも表示・編集できる
いつでもどこからでも表示・編集できる
5
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テンプレートで簡単に画面作成
商品管理や売上げ管理もサービス内に組込み済み
決済処理も組込み済みカードでの商品購入にも対応
簡単に簡単に
たとえばこんな変化が起きています1-3.
サイトの画面作成に専用ツールが必要
商品管理や売上げ管理には別のツールが必要
決済処理はどうしよう?カードで買ってもらうのはとても無理!
難しかったことが難しかったことが
古着やアクセサリを売るネットショップを開きたい
6
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なにが変わった?1-4.
変わったのは、一般消費者のユーザー体験一般消費者のユーザー体験
「システムの都合」を意識することなく、やりたいことに集中できるようになってきた (クラウド的ユーザー体験クラウド的ユーザー体験)
要約すると…
7
新しいユーザー体験新しいユーザー体験従来のユーザー体験従来のユーザー体験
• 負荷が集中すればシステムは止まる、落ちる
• 作業はそのためのアプリとデータを入れたマシンでしかできない
• 新しいことを始めるには準備に時間と手間がかかる
• 負荷やデータ量に関係なく、システムはいつでも安定稼働
• いつでも、どこからでも、アプリに依存せず同じデータが使える
• マシンやツールを用意する必要はなく、やりたいことがすぐ始められる
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変化がもたらす脅威と機会
2
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お客様の体験の変化2-1.
日々繰り返し体験
落ちない遅くならない
いつでもどこからでも使える
新しいことがすぐできる
クラウド的ユーザー体験
9
HITACHI BLOG日 月 火 水 木 金 土
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海・旅・美味い物
2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月
2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月
2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月2 006 年9 月
HITACHI Net Shopping
御社のお客様にも同様な「体験」を提供できますか?
御社のお客様にも同様な「体験」を提供できますか?
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従業員の(消費者としての)体験の変化2-2.
企業内ユーザー(従業員)の生産性
生産性も同じくらい向上できていますか?
?
オフィスでは…自宅では…
個人ユーザーの能率
10
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ユーザー体験の変化が意味するもの2-3.
クラウド的ユーザー体験が、消費者にとっての新たな常識(当然の要求)となる
お客様との関係における意味
企業は自らのお客様に対しても同様な体験を提供できなければならない
提供できない企業は競争上不利に…
脅威
11
従業員との関係における意味
一般消費者の「生産性」(作業効率)が圧倒的に向上した
従業員(消費者でもある)の生産性を同様に向上させることが企業価値向上のカギ
他社に先駆けて実現できれば優位に立てる
機会
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ユーザー体験の変化が意味するもの2-3.
12
従業員に対して
いつでも、どこからでも
快適な環境で仕事ができる
新しい業務がすぐ始められる
(新市場・ビジネスチャンスを逃がさない)
システムの構築や更改によって業務に支障を来たさない
お客様に対して
いつでも迅速・快適に
サービスが使える
欲しかった新製品や新サービスがタイムリーに提供される
HITACHI BLOG日 月 火 水 木 金 土
** * * 1 2* * 3 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 3031
海・旅・美味い物
2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月
2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月2006年9 月
2006年9 月2006年9 月
2006年9 月2006年9 月
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2006年9 月
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クラウド的なユーザー体験を実現するには
3
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体験提供に必要なIT要件は?3-1.
欲しかった新製品や新サービスがタイムリーに提供される
新しい業務がすぐ始められる
(新市場・ビジネスチャンスを逃がさない)システムの構築や更改によって業務に支障を来たさない
いつでも迅速・快適に
サービスが使える
いつでも、どこからでも
快適な環境で仕事ができる
要件ü新規業務に必要なITリソースを迅速に入手・配備できる
ü負荷の増減に応じて業務へのリソース割当てを容易に変更できる
14
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ITリソース配分の現状3-2.
システムAシステムA システムBシステムB システムCシステムC システムDシステムD
Web通販システムへのアクセスの伸びが予想よりはるかに速い・・・
このままではもうすぐ処理能力の限界を超えてしまう・・・
早急にシステムを増強しないと、次のシーズンは乗り切れないぞ・・・
Web通販システムへのアクセスの伸びが予想よりはるかに速い・・・
このままではもうすぐ処理能力の限界を超えてしまう・・・
早急にシステムを増強しないと、次のシーズンは乗り切れないぞ・・・
データセンターのフロアも空調能力ももう一杯だ・・・
これ以上の増設要求には応えられない・・・
それなのに既存システムの平均利用率は低くて無駄が多いなぁ・・・
データセンターのフロアも空調能力ももう一杯だ・・・
これ以上の増設要求には応えられない・・・
それなのに既存システムの平均利用率は低くて無駄が多いなぁ・・・
15
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迅速・柔軟なリソース配分を実現するには3-3.
仮想化仮想化 が実現のポイント
物流
システム
購買管理
システム
顧客管理
システム
経理システム
ERPパッケージ
個々の物理的なリソース(サーバやストレージ装置)に
業務システムが縛られている状態
経理システム
ERPパッケージ
VM
物流
システム
VM
購買管理
システム
VM
顧客管理
システム
VM
リソースの割当てや変更が容易な
VM(仮想マシン)上で
業務システムが稼働している状態
16
要件ü新規業務に必要なITリソースを迅速に入手・配備できる
ü負荷の増減に応じて業務へのリソース割当てを容易に変更できる
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仮想化IT環境の運用を支えるJP1
4
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仮想環境における運用管理の課題と要件
仮想環境導入に伴う様々な課題をJP1が解決
障害発生時の対応が難しい障害発生時の対応が難しい
•環境が動的に変化するため、構成が把握しにくい•物理サーバと仮想マシンが混在しているため障害発生箇所の特定が難しい
•障害対処による他の業務への影響有無と影響範囲がわからない
期待通りの性能が出ない期待通りの性能が出ない
課 題
•仮想マシンの監視だけでは正しい稼働実態がつかめない
環境の変化に対する環境の変化に対する運用負荷が高い運用負荷が高い
l仮想マシン/物理サーバを含めた正確な稼働状況の把握
l仮想環境の複雑な構成を的確に把握
l迅速な影響範囲の把握と問題箇所の特定
課題解決に必要な要件
l動的に変化するシステムの確実な稼働監視•仮想マシンの追加や移動による監視用環境構築
の運用負荷が高い
4-1.
課題
1
課題
2
課題
3
18
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仮想化によって生じる新たな課題(その1)
n 物理サーバとは異なる仮想マシンの特性 目に見えない
動的に数が増減したり、場所が移動したりする
HITACHI Net Shopping HITACHI Net Bank
サーバと業務アプリの対応は明確
サーバと業務アプリの対応は明確
4-2.
VM VM VM
HITACHI Net Bank
VMVM
HITACHI Net Shopping
VM
HITACHI Net Shopping
あの業務アプリは
いまどこで稼働?
あの業務アプリは
いまどこで稼働?
サーバにハード障害!影響を受けるのはどの業務?サーバにハード障害!影響を受けるのはどの業務?
従来以上に
サーバ管理が複雑化
VM
HITACHI Net Shopping
仮想化後仮想化後仮想化前仮想化前
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仮想環境の複雑な構成を的確に把握
n 仮想化ソフトウェアから構成情報を一括取得
n 仮想マシンを業務単位/物理サーバ単位でグルーピングし、対応関係を分かりやすく可視化
4-2.
JP1/IMJP1/IM
JP1/IM : JP1/Integrated Management
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仮想環境での迅速な障害対応
目的別監視ビュー
物理サーバ2 物理サーバ1
仮想化ソフトウェア
仮想環境
物理環境
受注管理業務サービス
仮想
マシン5
仮想
マシン3
仮想
マシン2
仮想
マシン1
仮想
マシン4
障害
出荷管理 在庫管理
業務への影響範囲を確認
障害が発生した 仮想マシン から、
影響のある業務をすぐに確認
PointPoint11
① 障害発生の通知⇒ 障害発生は仮想マシン 単位で通知
② 対策の検討と実行⇒ 特定された 物理サーバ 上で障害対策を実行
ex.リブート、リソース増設、部品交換 など
障害物理サーバの特定
障害が発生した 仮想マシン から、
対策が必要な実際の 物理サーバ
をすぐに特定
Point2Point2
仮想環境でも、障害の影響範囲を一目で把握し、迅速に対応することができます
4-2.
JP1/IMJP1/IM
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仮想化によって生じる新たな課題(その2)
n 仮想マシンの監視だけでは正しい稼働実態がつかめない
CPUリソースを
使い切ってしまった?
CPUリソースを
使い切ってしまった?
でも、この仮想マシンが
載っている物理サーバには
まだ余裕があるかも・・・?
でも、この仮想マシンが
載っている物理サーバには
まだ余裕があるかも・・・?
仮想マシンB 仮想マシンC仮想マシンA
仮想化ソフトウェア
物理サーバ
仮想環境
物理環境
仮想マシンAのCPU使用率
100
80
60
40
20
仮想マシンと物理サーバの両面からの監視が重要
4-3.
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仮想環境でのリソース配分最適化
① 仮想マシン/物理サーバの両面から正確な稼働状況を把握
仮想マシンB 仮想マシンC仮想マシンA
仮想化ソフトウェア
仮想環境
監視
物理サーバ
物理物理リソース
物理環境
物理リソース全体
監視監視 監視
JP1/PFM
1001008080606040402020
CPU使用率CPU使用率
物理サーバ物理サーバ
10080604020
CPU使用率
物理サーバ
CPU使用率CPU使用率
100100
8080
6060
4040
2020
仮想マシンA仮想マシンA 仮想マシンB仮想マシンB
100100
8080
6060
4040
2020
CPU使用率CPU使用率
仮想マシンC仮想マシンC
100100
8080
6060
4040
2020
CPU使用率CPU使用率CPU使用率
100
80
60
40
20
仮想マシンA 仮想マシンB
100
80
60
40
20
CPU使用率
仮想マシンC
100
80
60
40
20
CPU使用率
余裕あり 余裕あり余裕なし
余裕あり仮想
マシンB
仮想マシンC
4-3.
仮想
マシンA
JP1/PFMJP1/PFM
JP1/PFM : JP1/Performance Management
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仮想環境でのリソース配分最適化
仮想マシンB 仮想マシンC仮想マシンA
仮想環境
監視
物理サーバ
物理環境
監視監視 監視
仮想
マシンB
仮想マシンC
物理リソース全体
物理物理リソース
10080604020
CPU使用率
物理サーバ
CPU使用率CPU使用率
100100
8080
6060
4040
2020
仮想マシンA仮想マシンA 仮想マシンB仮想マシンB
100100
8080
6060
4040
2020
CPU使用率CPU使用率
仮想マシンC仮想マシンC
100100
8080
6060
4040
2020
CPU使用率CPU使用率CPU使用率
100
80
60
40
20
仮想マシンA 仮想マシンB
100
80
60
40
20
CPU使用率
仮想マシンC
100
80
60
40
20
CPU使用率JP1/PFM
余裕あり 余裕あり余裕あり
余裕あり
② 最適なリソース配分により、仮想環境の性能を最大限引き出す運用を支援
リソースの使用状況に合わせて割当量を調整
仮想化ソフトウェア
4-3.
① 仮想マシン/物理サーバの両面から正確な稼働状況を把握
仮想
マシンA
JP1/PFMJP1/PFM
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仮想化によって生じる新たな課題(その3)
n 仮想マシンの追加や移動が簡単にできる
n 監視用エージェントの配備が追いつかない
仮想環境
物理サーバ 仮想マシン
追加
仮想マシン1 仮想マシン3仮想マシン2
サーバ
増設
すぐに仮想マシンが追加
できるのは嬉しいけど
すぐに仮想マシンが追加
できるのは嬉しいけど
監視もれが発生して
いないか心配・・・
監視もれが発生して
いないか心配・・・
4-4.
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動的に変化するシステムの確実な継続監視
仮想環境
物理サーバ 仮想マシン
追加
仮想マシン1 仮想マシン3仮想マシン2
サーバ
増設
エージェントレス
エージェントレス監視製品
( JP1/PFM - RM )
サーバを増設しても
インストール不要
サーバを増設しても
インストール不要
仮想環境監視製品(JP1/PFM - Agent for VM)
稼働情報
n エージェントをインストールすることなく、すぐに新たな物理サーバや仮想マシンの稼働監視を開始
4-4.
仮想マシンを追加/変更してもインストール不要仮想マシンを追加/変更してもインストール不要
JP1/PFMJP1/PFM
JP1/PFM - RM : JP1/Performance Management - Remote MonitorJP1/PFM - Agent for VM : JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
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新たな顧客価値を運用面から提供するJP1の進化
5
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クラウド進展に伴う市場動向
ITコスト削減を目的として、「所有」から「利用」へとユーザーの意識が変革。
クラウドの進展・普及は、短期的にはプライベートクラウドのニーズが先行し、
長期的にはパブリッククラウドが緩やかに浸透。
大規模な外部データセンタ
パブリッククラウド
集約された企業内データセンタ
プライベートクラウド
■クラウドを活用した企業ITシステム
仮想サーバ
業務(従来型)
物理サーバ ストレージ ネットワーク
プラットフォーム層
業務システム層
OS・ミドル
仮想サーバ
業務(従来型)
OS・ミドル
仮想サーバ
業務(サービス)
OS・ミドル
業務システム 業務システム業務システム
転換
集約
■企業内データセンタで起きる変化
5-1.
28
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プランニング リソース最適化
JP1/IMJP1/IM JP1/PFMJP1/PFM
容量監視
割当計画
割当実行
ITリソース管理
・業務システム横断で仮想化されたリソースの
稼働監視と割当管理
・インフラや業務システムの制約を考慮した階層的なリソースプールの管理
・リソースの最適化運用の自動化・省力化
業務システム横断の統合ITリソース管理
・業務システム毎の構成管理・障害監視
・業務システムに割当てられた機器構成の収集・管理
・物理/仮想環境の両面からリソース使用率の収集と性能分析
業務システム毎の統合運用管理
構成変更利用
効率
業務視点とプラットフォーム視点の両面でリソース効率を最適化
JP1が目指すクラウド環境の運用管理の考え方
クラウド環境(仮想化・統合化されたプラットフォーム環境)
29
Hyper-V VMware Virtage
業務性能
5-2.
29
障害 業務視点で可視化
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•業務システム横断でITリソースを最適活用するために、『稼働監視~割当計画~割当実行』といったライフサイクル管理を支援
•サーバ非依存な環境、ヘテロな仮想環境、マルチプラットフォーム環境に対して統一的なリソース運用管理の提供
Virtage
LPAR
VMware
・・・ LPARVM ・・・VM
容量容量監視監視
割当割当計画計画
割当割当実行実行
仮想リソース
Hyper-V
統括的なリソース運用
【管理対象の仮想リソース】
<サーバ> VM型、LPAR型<ネットワーク> LAN情報、仮想スイッチ等<ストレージ> LU情報等
コンセプト
JP1が目指すITリソース管理の概要5-3.
30
対象環境
VM VM ・・・
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変化するビジネスニーズへの俊敏な対応
仮想化仮想化VM VM
VM
VM
VM
既存業務
を集約
仮想マシン
を即追加
仮想化後仮想化後迅速な仮想マシン追加でビジネスチャンスを逃しません
仮想化仮想化
業務
A
業務
B
業務
C
業務共通ピーク対応サーバ
VM VM VM
VM
VM
VM
VM
VM
VM
VM
VM
VM
予備サーバを共有化
ピーク対応サーバを共通化して安全性と投資効率を向上できます
仮想化後仮想化後
サーバ2台を一週間で導入!?
• 新業務用サーバの手配が間に合わない• 開発専用に使えるサーバがない
現状現状
業務A 業務B 業務C
【業務負荷】 ・通常時: 1サーバ
・ピーク時 :2→3サーバ
週末深夜がピーク
平日昼間がピーク
月末締め日夜がピーク
• ピーク時負荷がもう限界を超えそうだ現状現状
5-4.
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一元管理されたITリソースを柔軟に活用した予約/スケジュール管理に
より、仮想マシンを「必要な期間」「必要なだけ」割り当てることができ、
ITリソースの有効活用をはかることができます。
開発部門(開発者)
希望リソース情報・OS種別(希望OS/HyperViser等)・スペック(CPU/メモリ/ディスク)・台数・使用期間(いつから、いつまで)
①仮想マシン割当依頼
物理サーバ
ITリソースプール
②条件に合う仮想マシンを載せられる空リソースを検索
・構成
・使用状況
・予約
③複数候補から割当リソースを選択
⑦配備完了の通知
④リソースを予約(管理情報更新)
⑥予約時刻に仮想サーバ配備を実行
⑤仮想マシン配備をスケジューリング
物理サーバ仮想マシンイメージ
⑧仮想マシン利用開始
◆運用イメージ:ITリソース予約/スケジュール管理
ITリソース管理を利用した運用イメージ
32
5-5.
システム管理部門(管理者) ITリソース管理
JP1
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問題発生の「検知」 「状況確認」 「対処」をドリルダウンイメージでスムーズに操作可能。
System Center製品との連携(1/2)
33
Microsoft社との仮想環境の運用管理分野における協業を通じ、
JP1とSystem Center製品の連携メリット強化を推進中です。
仮想化関連の問題の迅速な解決支援
業務の自動化を実現するJP1/AJS3とSCVMMの連携により、ピーク日などのシステム負荷を勘案した自動的なマシン増強を実現し、安定したビジネスを支援。
システム負荷を勘案した自動的なマシン増強
負荷を勘案して負荷を勘案して仮想マシン追加を仮想マシン追加をスケジューリング。スケジューリング。
負荷を勘案して負荷を勘案して仮想マシン追加を仮想マシン追加をスケジューリング。スケジューリング。
JP1/AJS3JP1/AJS3
5-6.
業務観点で業務観点で仮想環境のリソース仮想環境のリソース不足を素早く不足を素早く検知。検知。
業務観点で業務観点で仮想環境のリソース仮想環境のリソース不足を素早く不足を素早く検知。検知。
イベントでイベントで状況確認。状況確認。対処のため対処のため
SCVMMSCVMMを起動。を起動。
イベントでイベントで状況確認。状況確認。対処のため対処のため
SCVMMSCVMMを起動。を起動。
対処対処((SCVMMSCVMMででリソース割当変更)。リソース割当変更)。
問題解決。問題解決。
対処対処((SCVMMSCVMMででリソース割当変更)。リソース割当変更)。
問題解決。問題解決。
SCVMM(SystemSCVMM(System CenterCenterVirtualVirtual MachineMachine Manager)Manager)
HyperHyper--VV対応対応JP1(2009JP1(2009年年1212月発売開始月発売開始)) NewNew
指定日時に指定日時に自動的に仮想マシンを自動的に仮想マシンを
配備。配備。
指定日時に指定日時に自動的に仮想マシンを自動的に仮想マシンを
配備。配備。
SCVMMSCVMM
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System Center製品との連携(2/2)
34
Microsoft®System Center
仮想環境管理によるITリソースの効率利用
強み•業務観点での運用管理•効率的な運用の自動化
強み
今後もMicrosoft社との協業を推進し
お客様へよりよいソリューションを提供していきます。
5-6.
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20102010 2011201120092009
・本資料で紹介している内容は、現時点での計画であり、
今後予告無く変更する場合がございます。
JP1はこれからもお客様/市場の声に応えながら、進化し続けます
35
クラウド時代を支えるJP1の進化5-7.
●JP1 V9.x (2010年度内予定)
ITリソースの効率的な運用によるIT投資の全体最適化
・クラウド統合管理基盤の提供他社プラットフォーム含むヘテロな環境のITリソースプール管理
ITリソースの効率的な運用によるIT投資の全体最適化
・クラウド統合管理基盤の提供他社プラットフォーム含むヘテロな環境のITリソースプール管理
●JP1 V9.y (2011年度内予定)
サービス観点でのITリソースの効率的な運用によるビジネス価値創造
・クラウドサービス管理基盤の強化
サービス観点でのITリソースの効率的な運用によるビジネス価値創造
・クラウドサービス管理基盤の強化
●JP1 V9 (2009/7~出荷開始)
Flexible&Smartな運用による
IT投資の全体最適化・仮想環境での運用管理強化
• 大規模環境での運用の容易化
Flexible&Smartな運用による
IT投資の全体最適化・仮想環境での運用管理強化
• 大規模環境での運用の容易化
●JP1 V9(09-01) (2009/10~出荷開始)
仮想環境での運用管理強化・VMware、Hyper-V、Virtage対応強化(仮想環境の構成自動取得、稼働監視)
•新OS対応 (Windows2008 R2、Windows 7)
仮想環境での運用管理強化・VMware、Hyper-V、Virtage対応強化(仮想環境の構成自動取得、稼働監視)
•新OS対応 (Windows2008 R2、Windows 7)
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日立のクラウドソリューション
6
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日立がめざすクラウド
社会インフラの要求水準に対応できる高信頼なクラウドをめざす
クラウドの全体最適化にはシステム運用管理の活用が鍵
コア業務
現状のクラウド
ノンコア業務
高
低
信頼性要求度
電力・交通・金融システムと同等の信頼性
ビジネスPaaS
ソリューション
ITプラットフォーム
リソースを
サービスとして
提供
プライベートクラウド
ソリューション
お客さま企業内で
クラウドシステム
を構築・運用
ビジネスSaaS
ソリューション
アプリケーション機能を
サービスとして提供
高信頼高セキュリティ
環境配慮
お客様のニーズに合わせた3つのソリューションを提供
6-1.
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業務アプリA業務アプリA 業務アプリB業務アプリB
Harmonious Cloudでクラウド構築を支援
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•ITリソースのプール化による管理で利用率を向上•業務データや業務ロジックを自社内で管理(コンプライアンス)•既存のバックエンドシステムとの連携(SOA)
適用シーン
ソリューション概要 日立の強み
お客様サイトにクラウド技術を適用したお客様サイトにクラウド技術を適用した高効率基盤を構築高効率基盤を構築
プラットフォーム製品の高信頼をベースにプラットフォーム製品の高信頼をベースにクラウド構築を支援するSI・サービスを提供クラウド構築を支援するSI・サービスを提供
6-2.日立のクラウドソリューション
プライベートクラウド(自社内のITリソースプール)
プライベートクラウド(自社内のITリソースプール)
ITリソースITリソース ITリソースITリソース
製品・SI製品・SI
お客様
日立
クラウド導入支援
設計・構築支援
運用支援サービス
製品 BladeSymphony UPS-V JP1モジュール型データセンタ
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Harmonious Cloudセンタのご紹介
nHarmonious Cloudセンタ(横浜センタ内)
nCommuniMax AXシリーズ
・LANスイッチベースのネットワークパーティション
豊富な実績に基づく高信頼・高セキュリティ・環境配慮技術の採用豊富な実績に基づく高信頼・高セキュリティ・環境配慮技術の採用
n日立ディスクアレイサブシステム
・ディスクドライブの二重障害に対応するRAID6
データセンタ
nBladeSymphony
・ 独自のハードウェアによる仮想化アシスト機構
・ 物理サーバ、仮想サーバの構成情報一元管理
・ 分散するシステムを有機的に連携Cosminexus、HiRDB、Hitachi Storage Command Suite
●日立サーバ仮想化機構「Virtage」
nJP1
nその他
・Tier4*レベルの堅牢性・信頼性
* Tier:欧米金融機関を中心に導入された考え方で、設備環境の可用性などを定量的に表す基準。1~4段階で評価を行い、数値が大きい程、可用性が高いデータセンタを示す。
サーバ
ミドルウェア
ストレージ
ネットワーク
・ 冗長化された高信頼モジュール・ 異常を検知するマネージメントモジュール
・停止することなくファームウェアの更新可能
・多様な認証方式に対応した確実なユーザー認証
6-3.
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まとめ
7
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まとめ7.
クラウド的ユーザー体験を提供するためのシステム要件仮想化によりITリソースの迅速・柔軟な割当て・再配分を実現
ユーザー体験の変化は企業に脅威と機会をもたらす• 脅威: お客様にクラウド的ユーザー体験を提供できなければならない• 機会: 従業員にクラウド的ユーザー体験を提供できるかどうかが
企業価値向上のカギとなる
クラウド時代に変るのは一般消費者のユーザー体験「システムの都合」を意識する必要のないクラウド的ユーザー体験が常識化
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株式会社 日立製作所
ソフトウェア事業部 販売推進部
仮想環境でコスト削減と安定稼働を実現!
さらなる賢いITインフラをめざして
伊庭 健一
ご清聴ありがとうございました。