GC-JN BOPビジネス・ソーシャルビジネス分科会 …...2011 年度泯動...

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GC GC - - JN JN BOP BOP ビジネス・ソーシャルビジネス分科会 ビジネス・ソーシャルビジネス分科会 2012 2012 年度 年度 2012 2012 8 8 GC GC - - JN JN BOP BOP ビジネス・ソーシャルビジネス分科会 ビジネス・ソーシャルビジネス分科会

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GCGC--JNJNBOPBOPビジネス・ソーシャルビジネス分科会ビジネス・ソーシャルビジネス分科会

20122012年度年度活動活動

20122012年年 88月月

GCGC--JNJN BOPBOPビジネス・ソーシャルビジネス分科会ビジネス・ソーシャルビジネス分科会

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GC-JN BOPビジネスビジネスビジネスビジネス・・・・ソーシャルビジネスソーシャルビジネスソーシャルビジネスソーシャルビジネス分科会分科会分科会分科会 (2012年度年度年度年度)

<<<<メンバーメンバーメンバーメンバー>>>> アミタホールディングスアミタホールディングスアミタホールディングスアミタホールディングス(株株株株)(50音順音順音順音順) 伊藤忠商事伊藤忠商事伊藤忠商事伊藤忠商事(株株株株)

ウィルソンウィルソンウィルソンウィルソン・・・・ラーニングラーニングラーニングラーニング・・・・ワールドワイドワールドワイドワールドワイドワールドワイド(株株株株)ウシオウシオウシオウシオ電機電機電機電機 (株株株株) SCSK(株株株株)NECフィールディングフィールディングフィールディングフィールディング(株株株株)NKSJホールディングスホールディングスホールディングスホールディングス(株株株株) ※※※※旧損害保険旧損害保険旧損害保険旧損害保険ジャパンジャパンジャパンジャパン

敬愛大学敬愛大学敬愛大学敬愛大学

(株株株株) 資生堂資生堂資生堂資生堂

帝人帝人帝人帝人 (株株株株)(株株株株) 電通電通電通電通

(株株株株) 東芝東芝東芝東芝

富士通富士通富士通富士通(株株株株)日本電気日本電気日本電気日本電気 (株株株株)三井化学三井化学三井化学三井化学 (株株株株)三菱化学三菱化学三菱化学三菱化学 (株株株株)(株株株株) 三菱三菱三菱三菱ケミカルホールディングスケミカルホールディングスケミカルホールディングスケミカルホールディングス

(株株株株) 三菱総合研究所三菱総合研究所三菱総合研究所三菱総合研究所

三菱三菱三菱三菱UFJリサーチリサーチリサーチリサーチ & コンサルティングコンサルティングコンサルティングコンサルティング(株株株株)<<<<幹事幹事幹事幹事>>>> セイコーエプソンセイコーエプソンセイコーエプソンセイコーエプソン (株株株株) <<<<オブザーブオブザーブオブザーブオブザーブ>>>> (株株株株) 三井住友銀行三井住友銀行三井住友銀行三井住友銀行、、、、富士富士富士富士ゼロックスゼロックスゼロックスゼロックス(株株株株)、、、、同志社大学同志社大学同志社大学同志社大学(大学院大学院大学院大学院)

(株株株株) みずほみずほみずほみずほ銀行銀行銀行銀行

青字青字青字青字 : 新規参加新規参加新規参加新規参加

メールリストメールリストメールリストメールリストメールリストメールリストメールリストメールリスト

2727社社社社・・・・団体団体団体団体社社社社・・・・団体団体団体団体 4545名名名名!!!!名名名名!!!!

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20112011年度活動年度活動

�� 分科会開催分科会開催 :: 77回回

(2011(2011 9/10/129/10/12月、月、20122012 2/3/4/62/3/4/6月月))

�� 各社取り組み状況の情報共有各社取り組み状況の情報共有

�� 「思い」「思い」 の共有の共有

�� 方向性の協議方向性の協議

��「アウトプットイメージ」「アウトプットイメージ」 の共有の共有

((共通課題の抽出と解決共通課題の抽出と解決

→→ よりマクロ視点でのビジネス化プロセス構造化よりマクロ視点でのビジネス化プロセス構造化))

��「将来は何か、協働してビジネスを・・・」「将来は何か、協働してビジネスを・・・」

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2011年現在 2012年目標アウトプットイメージ

(成果)

Step1 ・当分科会への参加意図、やり

たいことの共有

・各社のBOP/SB取組状況共有

・課題意識、悩みごと等の共有

・「チャート」をベースにして各自が

学習したいテーマを提言

・適宜、各社取り組みの進捗状況

を情報としてインプット

・「チャート」 の作成

・「チャート」の内容充実と

ある時点での分科会外への

公表と共有 (Web、各種

メディアなどによる活動の

パブリ シティ)Step2 ・各社の取組状況や課題意識

についてのまとめ作成

・状況認識より、BOP/SB立ち上

げまでのプロセス、ステップが

あることを理解

・学習機会設定と意見交換

・学習の中からの気づきポイントと

自社への「お持ち帰り」ポイントの

形式知化を図る

Step3 ・・・・「「「「BOP/ソーシャルビジネスソーシャルビジネスソーシャルビジネスソーシャルビジネス へのへのへのへの道道道道」」」」

チャートチャートチャートチャート を作成し、それをより所に

して今後の具体的活動を検討する

ことで合意

・学習内容の自社へのフィードバック

・啓発促進

・学習から得られた知見を「チャー ト」に

加筆し充実を図る

BOP/ソーシャルビジネスの理解を深め、将来の事業参画に向けノウハウを集積する

� 当面のアウトプット目標

「BOPビジネスへの道」 チャート : ベース作成 → 知見獲得・内容充実 → 共有

�� 将来のありたい姿将来のありたい姿

企業組織の枠を超えた、ソーシャルビジネス機会創出のプラットフォームへ企業組織の枠を超えた、ソーシャルビジネス機会創出のプラットフォームへ

ミッションと目標ミッションと目標

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BOPBOP // ソーシャルビジネス理解のための仮説ソーシャルビジネス理解のための仮説

BOPBOPビジネスビジネス

ソーシャルビジネスソーシャルビジネス

営利目的の営利目的の

事業活動事業活動

現状認識

・ 事業活動とソーシャルビジネスの融合が

できていない (実事業とCSR活動のカベ)・ BOPビジネス はソーシャルビジネス視点が

なければ成立しない

・ 「社会貢献」の解釈は企業によってまちまち

ソーシャルビジネスもBOPビジネスも「営利」事業活動である

→ 「美徳的チャリティ」ではない

しかし、CSR視点の世界的拡大による価値観の変化に伴い、中長期的に

企業の事業活動のあり方は変わって行く

→ 社会課題を事業活動で解決することが目的となる

→ 営利は目的ではなく、事業を持続させるための手段である

長期的に、「企業の全ての事業活動 ≒ ソーシャルビジネス」 となっていくべき

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従来従来

素材・部品素材・部品

HWHW製品製品

サービスサービス

・・ システムシステム

お客様お客様 ((市場市場 / / 社会社会) ) 価値価値

??

!!

今後今後

� 供給者起点での価値提供

� 素材・部品はHW製品メーカーに

HW製品メーカーはユーザーに

売り切って終わり

� 自社領域以外のことは知らない

� 自社が「売れる」「売りたい」もの

を買って下さるお客様を探す

� 勝負はQCDのみ

(担当者は疲労するのみ) �世界人口の14%が対象

� お客様(の課題) 起点での

価値提供

� 組織を超えた協業 による

「価値提供チーム」 が必要

� HW製品も「いち素材」

(トータル価値の中の一部)� ある意味、「売れるに

決まっているもの」 を創る

� 勝負はお客様価値

(担当者は貢献感を得られる )�世界人口の100%が対象

ビジネス機会創出の「起点」の変化ビジネス機会創出の「起点」の変化 ((供給者供給者 →→ お客様お客様))

価値創出ビジネスモデルの変化価値創出ビジネスモデルの変化 ((垂直統合垂直統合 →→ 水平分業水平分業))

““商材商材””のあり方の変化のあり方の変化 ((コモディティコモディティ →→ ソリューションソリューション))

「社会課題解決」「社会課題解決」 を目標とした事業活動が必要不可欠を目標とした事業活動が必要不可欠

BOP/BOP/ソーシャルビジネスが望まれる背景ソーシャルビジネスが望まれる背景

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これからのマーケティングのトレンドこれからのマーケティングのトレンド

((戦略的戦略的)) CSRCSR == CorporateCorporate SocialSocial ResponsibilityResponsibility

CSVCSV == CreatingCreating SharedShared ValueValue

社会のニーズや問題に取り組むことで社会のニーズや問題に取り組むことで

社会的価値社会的価値を創造し、を創造し、その結果その結果、経済、経済

的価値が創造されるというアプローチ的価値が創造されるというアプローチ

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企業が企業がBOP/BOP/ソーシャルビジネスをやる意義ソーシャルビジネスをやる意義

�� ビジネスモデル全般におけるイノベーション創出ビジネスモデル全般におけるイノベーション創出

((例例 :: リバースイノベーションで長期的利益確保リバースイノベーションで長期的利益確保))

�� 社会に必要とされ、不可欠な存在の企業に社会に必要とされ、不可欠な存在の企業に

→→ 長期的に持続する事業展開長期的に持続する事業展開

�� 事業活動領域・マーケットの拡大が図れる事業活動領域・マーケットの拡大が図れる

�� アウター・インナーブランディングへの効果アウター・インナーブランディングへの効果

�� 従業員の社会貢献意識向上→従業員の社会貢献意識向上→ 働くモチベーション働くモチベーション

�� 従業員の人材育成従業員の人材育成

「社会課題解決」「社会課題解決」 を目標とした事業活動を目標とした事業活動

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�� BOP = Bottom of Pyramid BOP = Bottom of Pyramid 世界人口を年間所得で層別してみると・・・世界人口を年間所得で層別してみると・・・

$ 20,000$ 20,000以上以上 : : 約約22億人億人

$ 3,000$ 3,000~~20,000 : 20,000 : 約約1515億人億人

$ 3,000$ 3,000以下以下 : : 4040億人億人以上以上

世界人口の約世界人口の約72%72%

市場規模市場規模 55兆兆$$ ! (! (≒≒日本の実質日本の実質GDP)GDP)

この層のことをこの層のことをBOPBOPと言いますと言います

GDP$10,000/GDP$10,000/人人

以上の国に住む人以上の国に住む人

GDP$10,000/GDP$10,000/人人

以下の国に住む人以下の国に住む人

14%14%

86%86%

�� BOPBOPは超有望市場層は超有望市場層

先進国市場先進国市場 : : 飽和・少子化などにより漸減傾向飽和・少子化などにより漸減傾向

中間所得層市場中間所得層市場 ((BRICsBRICs, VISTA, VISTAなどなど) : ) : 中期的に成長も競争激化中期的に成長も競争激化

BOPBOP市場市場 : : これから中間所得化が進むこれから中間所得化が進む ・・・・・・ 長期展望がある長期展望がある

BOPBOP市場市場

「所

「所

」で

メン

ョン

した

メン

ョン

した

!!

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�� 「「3L3L」」 を変えるを変える

Living Living StandardStandard

Life StyleLife Style LivelihoodLivelihood

�� 生活水準生活水準

今までより品質のいい暮らし今までより品質のいい暮らし

�� 生計生計

自立した経済活動ができる自立した経済活動ができる

�� 生活様式生活様式

それによって生活パターンがそれによって生活パターンが

変わる変わる

・・ 経済活動の活性化経済活動の活性化

・・ 人材育成人材育成

・・ 雇用創出雇用創出

・・ 生活水準向上のサイクル加速生活水準向上のサイクル加速

社会インフラが整備される、水準が上がる、付加価値が付く社会インフラが整備される、水準が上がる、付加価値が付く

包括的な包括的な

社会課題解決社会課題解決

BOPBOPビジネスビジネス →→ InclusiveInclusive BusinessBusinessへへ

??

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ビジネス立ち上げへ向けてのステップの構造化

課題や阻害要因の洗い出し

各種セクターの多様な経験・知見をお持ちの方との対話や各種セクターの多様な経験・知見をお持ちの方との対話や

インプットを通じ、課題・阻害要因を乗り越える具体的なインプットを通じ、課題・阻害要因を乗り越える具体的な

対応方法・ノウハウなどを積み重ねる対応方法・ノウハウなどを積み重ねる

本年度の活動本年度の活動 ≒≒ 「チャート」「チャート」 の充実の充実 ・・ 仮説検証仮説検証

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チャートのチャートのUpdateUpdate (1)(1)

3

事業組成 資金体制 市場 マイルストーン 主な課題点

I. 始動前

←←←←自己自己自己自己F/SF/SF/SF/Sのののの実施実施実施実施

・BOPに取組む動機・自社のコアコンピタンスが不

明瞭

・BOPビジネス全般の情報が不足

II. 始動期

←←←←社内社内社内社内へのへのへのへの取組宣言取組宣言取組宣言取組宣言

• 社内でBOPに関心がある主体(営業、CSR、技術

等)が把握できていない

• トップ、周囲(ボトム)の巻き込みとコンセンサスの

獲得が不十分

III. 社内体制

構築期

←←←←プレプレプレプレF/SF/SF/SF/Sのののの実施実施実施実施

• 複数部署にまたがる事業体制の構築方法が不

明瞭

• 新規の予算獲得、先行投資が困難

IV. 事業

構築期

←←←←F/SF/SF/SF/Sのののの実施実施実施実施

• 事業化へのグランドデザインが不明瞭

• マーケット情報が不足

• 現地での体制作りが困難

V. 事業

開始期

←←←←事業事業事業事業のののの開始開始開始開始 • 具体的な事業企画デザイン(利益創出モデル)が

不明瞭

• CSR部門から事業部門への継承が困難

VI. 事業

継続期

• 資金調達方法(コンペ対応等)のノウハウが不足

• 持続性追求、将来へのロードマップの作成が困

VII. 事業

拡大期

• 他地域への事業拡大などスケールアウトが困難

R

&

D

調

調

調

調

今、自社(自分)はどのステージにいるか?どのステージでど な課題や阻害要因に直面しているか ?その課題にどう取り組 でいるか ?何に 労し悩 でいるか ?

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チャートのチャートのUpdateUpdate (2)(2)

技術

組織・制度

商品・

サービス

外部資金

社内予算

コスト

資金体制・

フ ンディング

事業組成・

ビジネスモデル

市場

マーケット

動機・モチベーション知識・経験 コンセンサス

モノ カネ

BOP

事業

外部リソース

(例 機関からの資金調達)

外部リソース

(例 現地機関が持つ技術・ノウハウ)

外部リソース

(例 O・ PO等とのパートナーシップ)

自社にある/ないリソースは何か?どのようにリソースを得るか?どのように活用するべきか?