ムラムラ大学 (NPO 村の音♪ 市民大学) リディアン...

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ムラムラ大学 (NPO 村の音♪ 市民大学) LIVE 出演 藤原大輔(T.Sax) 谷中秀治(Bass) ヤマダベン(Perc.) 場所:村門 LazyLoft 前売:2500 円(1Drink) 当日:3000 円(1Drink) 音楽よ自由であれ 2013 3/29( 金 ) OPEN 19:30  START 20:00 日時:2013 4/2( 火 ) 20:00 ~ 23:00 場所:村門 LazyLoft 受講料:3000 円 日時:2013 4/2( 火 ) 20:00 ~ 23:00 場所:村門 LazyLoft 受講料:3000 円 問い合わせ NPO 村の音♪ 076-421-7751 リディアン・クロマチック・コンセプト リディアン・クロマチック・コンセプト猿にもわかる リディアン・クロマチック・コンセプト 講座 音楽は好きだけど楽器は演奏しないしコードも譜面も読めません、 という人のために リディアン・クロマチック・コンセプト(LCC) を紹介する講座です。 そして、そこから知ってたつもりの音楽の世界がググっと広がっていってくれれば幸いです。 講師 LCC インストラクター 藤原大輔 猿にもわかるリディアン・クロマチック・コンセプト講座 リディアン・クロマチック・コンセプトはアメリカのジャズ・作曲家である ジョージ・ラッセルによって提唱された音楽理論で、 当時のジャズ・シーンにとてつもないインパクトをあたえました。 ジョージ・ラッセルが "The Lydian Chromatic Concept of Tonal Organization" という本を出版したのが 1953 年。 1950 年代といえばジャズというスタイルの音楽が猛烈な勢いで進化・発展していった時期です。 モダン・ジャズの祖といえばチャーリー・パーカーですが、 彼が築き上げたスタイルをビ・バップといいます。 ビ・バップでは和音をコードという構造に置き換えて考えることで ハーモニーの移り変わりを単純化、組織化し、 ジャズの醍醐味である即興演奏を可能にしていました。 しかし急速に発展するジャズ・シーンはあっという間にそれでできる事をやり尽くしてしまって、 もう新しいサウンドが生まれにくくなっていきました。 そこで登場したのがリディアン・クロマチック・コンセプトでした。 このコンセプトによって「モード」という新しい発想がジャズに持ち込まれ、 モード・ジャズの代名詞にして最高傑作である マイルス・デイビスの "Kind of Blue"(1959) が生まれました。 それらを足がかりとしてジャズは フリー・ジャズ、コンテンポラリー・ジャズなどへとさらに進化していきます。 リディアン・クロマチック・コンセプトモードという発想をジャズにもたらしただけではありません。 この理論の特徴の一つは、経験や感性に頼った知識をよりどころにするのではなく、 音楽を物理現象としてとらえ、科学的に理解しようとする姿勢にあります。 それゆえに、自らの経験に基づいた音楽的感性をこえた、 自分の知らない音楽の存在を知覚するための道具になってくれます。 実際、この発想によって、多くの新しいサウンドが音の開拓者たちによって生み出されてきました。 この講座では、リディアン・クロマチック・コンセプトの発想の仕方を重点的に紹介することで、 皆さんが思い描いている音楽の世界が、 じつはものすごく広い領域を持っているということを実感していただきたいと考えています。 そして思いもよらなかった(自分にとっての)新しい音楽と出会えるようになってもらえればと思います。 お一人様:3 時間で 3000 円ポッキリ 音楽は好きだけど楽器は演奏しないしコードも譜面も読めません、 という人のためにリディアン・クロマチック・コンセプト(LCC) を紹介する講座です。 そして、そこから知ってたつもりの音楽の世界がググっと広がっていってくれれば幸いです。 講師 LCC インストラクター 藤原大輔 '70 年生まれ。 '96 年、バークリー音楽院卒。 同年にジャズ理論のリディアン・クロマチック・コンセプトの教員ライセンスを取得。 '97 年、ストリートセッションバン ド "phat" を結成。 Blue-Note レーベルから二枚のアルバムを発表するなど、 ジャムバンド・ムーブメントの旗手として成功をおさめる。 ジャズだ けでなく、クラブミュージックのフィールドにも積極的に参加。 ジャズとエレクトロを融合した2枚のソロアルバムをリリース後、 '04 年にエレクトロニック・ ミュージックと即興演奏を軸にした "quartz head" 名義での活動を開始。 テクノ、アンビアント、ダブのアーティストたちとコラボレーションし、 BodyElectric レーベルより3枚のアルバ ムを発表。 '07 年にフランス・カンヌで行われた MIDEM2007 に出演。 '08 年にテキサス・オースティンで開催された SXSW2008 に出演。 サックス奏者の松本健一による SXQ のメンバーとして '08 年、ロシア~リトアニア・ツアーに参加。 現在は井野信義(bass)、外山明(drums)とのフリー・インプロ・トリオ、 市野元彦(guitar)とのスタンダード・デユオ、 山本達久(drums)、ケリー・チェルコ(guitar)との"mastership of fool" などの自己のプロジェクトで活動しているほか、 松本健一(sax)主催の "SXQ"、市野元彦の "rabbitoo"、 芳垣安洋(drums)の "Orquesta Libre" などに参加。 fujiwara, daisuke(a.k.a. quartz head) 藤原大輔 tenor sax 奏者 リディアン・クロマチック・コンセプト インストラクター

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  • ムラムラ大学 (NPO 村の音♪ 市民大学)

    LIVE 出演 藤原大輔(T.Sax)   谷中秀治(Bass)   ヤマダベン(Perc.)場所:村門 LazyLoft前売:2500円(1Drink)当日:3000円(1Drink)音楽よ自由であれ2013 3/29( 金 )OPEN 19:30  START 20:00

    日時:2013 4/2( 火 )   20:00~ 23:00場所:村門 LazyLoft受講料:3000円

    日時:2013 4/2( 火 )   20:00~ 23:00場所:村門 LazyLoft受講料:3000円

    問い合わせ NPO 村の音♪ 076-421-7751

    「リディアン・クロマチック・コンセプト」「リディアン・クロマチック・コンセプト」猿にもわかるリディアン・クロマチック・コンセプト講座

    音楽は好きだけど楽器は演奏しないしコードも譜面も読めません、という人のためにリディアン・クロマチック・コンセプト(LCC)を紹介する講座です。そして、そこから知ってたつもりの音楽の世界がググっと広がっていってくれれば幸いです。

    講師 LCCインストラクター 藤原大輔

    猿にもわかるリディアン・クロマチック・コンセプト講座

    リディアン・クロマチック・コンセプトはアメリカのジャズ・作曲家であるジョージ・ラッセルによって提唱された音楽理論で、当時のジャズ・シーンにとてつもないインパクトをあたえました。ジョージ・ラッセルが "The Lydian Chromatic Concept of Tonal Organization"という本を出版したのが1953年。1950年代といえばジャズというスタイルの音楽が猛烈な勢いで進化・発展していった時期です。モダン・ジャズの祖といえばチャーリー・パーカーですが、彼が築き上げたスタイルをビ・バップといいます。ビ・バップでは和音をコードという構造に置き換えて考えることでハーモニーの移り変わりを単純化、組織化し、ジャズの醍醐味である即興演奏を可能にしていました。しかし急速に発展するジャズ・シーンはあっという間にそれでできる事をやり尽くしてしまって、もう新しいサウンドが生まれにくくなっていきました。そこで登場したのがリディアン・クロマチック・コンセプトでした。このコンセプトによって「モード」という新しい発想がジャズに持ち込まれ、モード・ジャズの代名詞にして最高傑作であるマイルス・デイビスの "Kind of Blue"(1959) が生まれました。それらを足がかりとしてジャズはフリー・ジャズ、コンテンポラリー・ジャズなどへとさらに進化していきます。

    リディアン・クロマチック・コンセプトはモードという発想をジャズにもたらしただけではありません。この理論の特徴の一つは、経験や感性に頼った知識をよりどころにするのではなく、音楽を物理現象としてとらえ、科学的に理解しようとする姿勢にあります。それゆえに、自らの経験に基づいた音楽的感性をこえた、自分の知らない音楽の存在を知覚するための道具になってくれます。実際、この発想によって、多くの新しいサウンドが音の開拓者たちによって生み出されてきました。この講座では、リディアン・クロマチック・コンセプトの発想の仕方を重点的に紹介することで、皆さんが思い描いている音楽の世界が、じつはものすごく広い領域を持っているということを実感していただきたいと考えています。そして思いもよらなかった(自分にとっての)新しい音楽と出会えるようになってもらえればと思います。

    お一人様:3時間で3000円ポッキリ

    音楽は好きだけど楽器は演奏しないしコードも譜面も読めません、という人のためにリディアン・クロマチック・コンセプト(LCC)を紹介する講座です。そして、そこから知ってたつもりの音楽の世界がググっと広がっていってくれれば幸いです。

    講師 LCCインストラクター 藤原大輔

    '70 年生まれ。'96 年、バークリー音楽院卒。

    同年にジャズ理論のリディアン・クロマチック・コンセプトの教員ライセンスを取得。'97 年、ストリートセッションバン ド "phat" を結成。

    Blue-Note レーベルから二枚のアルバムを発表するなど、ジャムバンド・ムーブメントの旗手として成功をおさめる。

    ジャズだ けでなく、クラブミュージックのフィールドにも積極的に参加。ジャズとエレクトロを融合した2枚のソロアルバムをリリース後、

    '04 年にエレクトロニック・ ミュージックと即興演奏を軸にした "quartz head" 名義での活動を開始。テクノ、アンビアント、ダブのアーティストたちとコラボレーションし、

    BodyElectric レーベルより3枚のアルバ ムを発表。'07 年にフランス・カンヌで行われたMIDEM2007 に出演。

    '08 年にテキサス・オースティンで開催されたSXSW2008 に出演。サックス奏者の松本健一によるSXQのメンバーとして '08 年、ロシア~リトアニア・ツアーに参加。

    現在は井野信義(bass)、外山明(drums)とのフリー・インプロ・トリオ、市野元彦(guitar)とのスタンダード・デユオ、

    山本達久(drums)、ケリー・チェルコ(guitar)との "mastership of fool"などの自己のプロジェクトで活動しているほか、

    松本健一(sax)主催の "SXQ"、市野元彦の "rabbitoo"、芳垣安洋(drums)の "Orquesta Libre" などに参加。

    fujiwara, daisuke(a.k.a. quartz head) 藤原大輔tenor sax 奏者

    リディアン・クロマチック・コンセプト インストラクター