茨木市の地域特性 - Ibaraki...2011/09/29 第2...
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2011/09/29 第 2 回茨木市地球温暖化対策推進委員会 <参考資料>茨木市の地域特性
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茨木市の地域特性
1 自然特性 1.1 位置・地勢 本市は、淀川北の大阪府北部に位置し、北は京都府亀岡市に、東は高槻市、南は摂津市、
西は吹田市・箕面市・豊能郡豊能町に接しています。北半分は丹波高原の老の坂山地の麓
で、南半分には大阪平野の一部をなす三島平野が広がっています。 南北 17.05 km、東西 10.07km、面積 76.52km2の、南北に長く東西に短い形で、北から
南に向かって安威川・佐保川・茨木川が流れています。
図 茨木市の市域図(出典:茨木市観光協会みどころマップより作成)
※次ページに示す本市が導入している新エネルギー・省エネルギー等設備をプロットしています。
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表 本市が導入している新エネルギー・省エネルギー等設備一覧表
五十鈴市民プール S58.11 太陽熱利用 472.5㎡
中央図書館 H3.12 蓄熱空調
西河原市民プール H5.6 コジェネレーションシステム 288kW 蓄熱空調
障害福祉センターハートフル H8.3 蓄熱空調
環境衛生センター H8 廃棄物発電 10,000kW
太陽熱利用 79.4㎡
コジェネレーションシステム 36kW
蓄熱空調
雨水利用 140â
下穂積分署 H10.9 蓄熱空調
水尾コミュニティセンター H11.2 雨水利用 1â
男女共生センターローズWAM H11.12 蓄熱空調
郡コミュニティセンター H12.6 雨水利用 1â
西河原コミュニティセンター H12.7 雨水利用 1.5â
保育所(18施設)【空調増設】 H14.7 蓄熱空調
福祉文化会館【空調改修】 H14.8 蓄熱空調
畑田コミュニティセンター H14.10 太陽光発電 4kW 雨水利用 1â
太陽光発電 20kW 蓄熱空調
雨水利用 140â
太陽光発電 5kW 蓄熱空調
雨水利用 2â
太陽光発電 12kW 雨水利用 25â
コジェネレーションシステム 19.6kW
彩都西小学校 H16.3 太陽光発電 10kW
太陽光発電 20kW 蓄熱空調
雨水利用 120â
豊川コミュニティセンター H18.3 太陽光発電 5kW 雨水利用 1â
彩都西中学校 H20.3 太陽光発電 10kW 雨水利用 49.5â
合同庁舎【空調改修】 H20.12 蓄熱空調
下井分署【改修】 H20.12 太陽光発電 5kW
南市民体育館 H22.3 太陽光発電 20kW 雨水利用 53â
東奈良小学校【改修】 太陽光発電 10kW
西河原小学校【改修】 太陽光発電 10kW
西小学校【改修】 太陽光発電 10kW
東市民体育館 H14.12
生涯学習センター H16.9
安威公民館 H15.9
老人福祉センター南茨木荘 H16.1
老人福祉センター沢池荘 H9.2
市庁舎南館 H9.4
新エネルギー 省エネルギー等
設置設備施設名 竣工年月
※現在、コジェネレーションシステムは平成 20 年(2008 年)1 月 29 日の新エネルギー利用等の促進に関
する特別措置法施行令の一部を改正する政令により、新エネルギーの対象から除外されています。
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1.2 気象 本市の気候は穏やかな瀬戸内気候区に属し、日照が多く比較的温暖であり、市の中心部
における平年の平均気温は 16.8℃で、山地部においては 13℃前後とやや冷涼性を帯びてい
ます。 平均風速は 1.8m/s で大阪府観測所(大阪府中央区大阪城)の 2.6m/s よりも低く、日照
時間は 1909.5 時間/年と大阪観測所(1996.4 時間)よりも短くなっています。平均気温は
1981 年から 2010 年の約 30 年間で、2℃以上上がっています。 図 茨木市の降水量と平均気温
(出典:気象庁 気象データ(枚方観測所)統計期間は 1981 年~2010 年)
47.164.1
111.1102.9
148.9
195.5
174.8
118
163.1
115.9
68.6
43
0
50
100
150
200
250
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
降水
量(m
m)
0
5
10
15
20
25
30
降水量 平均気温
平均
気温
(℃
)
図 茨木市の平均気温 (出典:気象庁 気象データ(枚方観測所)統計期間は 1981 年~2010 年)
13.9
16.6
12
13
14
15
16
17
18
平均
気温
(℃
)
1981年度 2010年度
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2 社会・経済特性 2.1 人口と世帯数 本市の人口は 274,832 人、世帯数は 112,186 世帯です(2010 年 10 月時点)。人口、世帯
数ともに増加を続けていますが、世帯数の増加が人口の増加よりも急激に進んでいるため、
1世帯あたり人員数は、1990 年に 2.88 人だったものが、2010 年には 2.45 人と減少してい
ます。本市と大阪府全体の 1 世帯あたり人員数を比較した場合、本市は大阪府全体より多
い傾向を示します。 図 人口と世帯数 (出典:茨木市統計書)
274,832
267,961
260,648258,233
254,078
112,186105,782
99,55794,907
88,103
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
1990年度 1995年度 2000年度 2005年度 2010年度
世帯
数
200,000
210,000
220,000
230,000
240,000
250,000
260,000
270,000
280,000
人口
(人
)
人口 世帯数
図 1 世帯あたり人員数 (出典:茨木市統計書)
2.452.82
2.532.41
2.31
2.88
2.722.62
2.53
2.67
1.50
2.00
2.50
3.00
3.50
1990年度 1995年度 2000年度 2005年度 2010年度
1世
帯あ
たり
人員
数(人
)
茨木 大阪府
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図 世帯人数別世帯数の変遷(出典:茨木市統計書)
1人, 20,648 1人, 22,213 1人, 25,854 1人, 27,976 1人, 30,133
2人, 12,9912人, 15,926
2人, 20,0182人, 24,179
2人, 27,7323人, 14,520
3人, 15,446
3人, 17,832
3人, 19,749
3人, 21,024
4人, 23,5814人, 22,723
4人, 20,635
4人, 19,349
4人, 18,882
5人, 8,4185人, 7,904
5人, 7,072
5人, 6,163
5人, 5,550
10人以上, 1010人以上, 9
10人以上, 9
10人以上, 810人以上, 17
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
1985年度 1990年度 1995年度 2000年度 2005年度
世帯
人員
別世
帯数
図 茨木市世帯人数別世帯数(2005 年) (出典:平成 17 年度国勢調査)
1人30%
3人20%
4人18%
2人26%
9人0%
8人0%
7人0%6人
1%5人5%
10人以上0%
図 大阪府世帯人数別世帯数(2005 年) (出典:平成 17 年度国勢調査)
1人33%
3人18%
4人16%
10人以上0%
5人5%
6人1%
7人0%
8人0%
9人0%
2人27%
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年齢 3 区分別推移では、15 歳未満が減少し、65 歳以上が増加しており高齢化が進んでい
ます。世帯の家族類型では、単身世帯や夫婦のみの世帯が増加し、夫婦と子どもから成る
世帯が減少しています。 図 年齢 3 区分別推移(出典:茨木市統計書)
65歳以上, 7% 65歳以上, 8%
15歳未満,24%
15歳未満,19%
15歳未満,16%
15歳未満,15%
15歳未満,15%
15~64歳,70%
15~64歳,73%
15~64歳,74%
15~64歳,73%
15~64歳,70%
65歳以上,
10% 65歳以上,
16%
65歳以上,
12%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1985年度 1990年度 1995年度 2000年度 2005年度
年齢
2区
分別
人口
割合
図 世帯の家族類型(出典:茨木市統計書)
夫婦のみ
の世帯,
9817
夫婦のみ
の世帯,
12053
夫婦のみ
の世帯,
15287
夫婦のみ
の世帯,
18437
夫婦のみ
の世帯,
20939
夫婦と子供
から成る
世帯,
37788
夫婦と子供
から成る
世帯,
37925
夫婦と子供
から成る
世帯,
38401
夫婦と子供
から成る
世帯,
39279
夫婦と子供
から成る
世帯,
39861
その他の
親族世帯,
14221
その他の
親族世帯,
15615
その他の
親族世帯,
14733
その他の
親族世帯,
12879
その他の
親族世帯,
13465
単身世帯,
20648単身世帯,
22213単身世帯,
25854単身世帯,
27976単身世帯,
30133
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1985年度 1990年度 1995年度 2000年度 2005年度
家族
類型
別世
帯数
割合
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2.2 産業 市内の事業所数は 9,172 事業所、従業者数は 103,486 人(2006 年現在)です。事業所、
従業者数ともに 1996 年をピークに減り始めており、1996 年から 2006 年の 10 年間で、約
900 事業所、1 万人の減少となっています。 製造業に関わる規模別事業所数では、10 人未満の小規模事業所数の減少が進んでいます。
製造品出荷額は 2005 年をピークに同程度で推移しています。産業分類別には、第 3 次産業
に携わる事業所が非常に多い状況です。
図 茨木市内の事業者数・従業員数(出典:茨木市統計書)
8,607
9,180 9,172
10,0699,90288,393
103,745 113,801 108,948103,486
7,500
8,000
8,500
9,000
9,500
10,000
10,500
1986年度 1991年度 1996年度 2001年度 2006年度
事業
所数
(箇
所)
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
従業
員数
(人
)
事業所数 従業者数
図 事業者規模別の事業所数(製造業)(出典:茨木市統計書)
81 75 68 62 55 71
10784 89
75 7778
60
64 5564 85
80
33
2729
3431
29
19
2018
1717
14
16
2122 24
2223
3334 34 33 32 22
-
50
100
150
200
250
300
350
400
2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
従業
者規
模別
事業
所数
(箇
所)
100人~
50~99人
30~49人
20~29人
10~19人
4~9人
1~3人
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図 産業分類別事業所数(出典:茨木市統計書)
1,148 1,242 1,424 1,288 1,109
7,4547,934
8,640 8,6078,057
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
1986年度 1991年度 1996年度 2001年度 2006年度
産業
分類
別事
業所
数(箇
所)
第1次産業 第2次産業 第3次産業
5 4 5 7 6
図 製造品出荷額 (出典:茨木市統計書)
4,311
5,117
6,422
5,935 6,060
5,213
-
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
製造
品出
荷額
(億
円)
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2.3 交通 JR 東海道本線と阪急京都線が市の中央部を並行して走っており、市域には、JR1 駅(茨
木駅)、阪急 3 駅(総持寺駅、茨木市駅、南茨木駅)が設置されています。また、大阪モノ
レールがそれら 2 線をまたぐ形で市域南西部を走り、4 駅(宇野辺駅、南茨木駅、沢良宜駅、
阪大病院前駅)が設けられているほか、平成 18 年度には、大阪モノレール彩都線の 2 駅(豊
川駅、彩都西駅)が開業を迎えました。 旅客状況(2008 年度)は、JR 茨木駅で 16,676 千人、阪急 3 駅で 24,847 千人、大阪モ
ノレール線 3 駅で 6,328 千人、彩都線 3 駅で 2,173 千人の乗車客数となっており、ここ 5年では大阪モノレールは増加、JR 及び阪急は同程度の水準が続いています。 バス路線については、JR 茨木駅、阪急茨木市駅等の市の中心部と周辺を結ぶ交通機関と
して、阪急バス、近鉄バス、京阪バスの 3 社によるバス交通がその主な役割を果たしてい
ます。バス乗車人数は、3 社の合計で 10,000 千人弱であり、直近 5 年では減少傾向にあり
ます。 レンタサイクルも積極的に行われており、JR 茨木駅では、定期 400 台、1 回利用 100 台
の計 500 台、阪急茨木市駅では、352 台が利用されています。 道路については、名神高速道路、近畿自動車道のほか、国道 171 号、大阪中央環状線な
ど多くの広域幹線道路が走っています。
図 道路交通網(出典:茨木市観光協会)
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図 鉄道利用者乗降者数(出典:茨木市統計書)
16,541 16,512 16,661 16,654 16,676
24,027 24,689 24,931 24,268 24,847
6,370 6,482 6,743 8,045 8,501
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
鉄道
利用
者乗
降者
数(千
人)
大阪モノレール(6駅)
阪急(3駅)
JR(1駅)
図 バス乗車人数(出典:茨木市統計書)
4,767 4,786 4,634 4,403 4,359
3,644 3,539 3,753 3,581 3,361
1,311 1,317 1,3561,359 1,428
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
バス
乗車
人数
(千
人)
京阪バス
近鉄バス
阪急バス
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図 市内在籍自動車保有台数(出典:茨木市統計書)
47,16260,894 60,634 60,055 59,463 60,767
9,217
5,833 5,313 4,950 4,903 5,79419,056
23,839 24,634 25,516 26,458 27,099
28,792
32,561 32,862 32,933 32,937 32,605
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
1990年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度
市内
在籍
自動
車保
有台
数(台
)
原動機付自転車
軽自動車
トラック
乗用車
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2.4 土地利用 本市の土地利用状況は、2008 年現在で森林が 2,921ha で全体の 38%を占め、次に宅地が
2,044ha で全体の 27%を占めます。 1990 年からの変遷をみると、宅地、道路が増加傾向にあり、森林、農用地は減少傾向に
あります。
図 土地利用の状況(出典:大阪府「国土利用計画関係調査―土地利用状況―」)
6078%
6659%
2,92138%
2,95939%
329
4%
330
4%
6238%
4896%
1,77923%
2,04427%
1,43419%
1,12815%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1990年度
2008年度
農用地 森林 水面・河川・水路 道路 宅地 その他
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■農業について 1985年度から 2005年度までの 20年間で、経営耕地面積および農家数は減り続けており、
経営耕地面積は 35%減、農家数は 38%減となっています。
図 経営耕地面積と農家数の変遷(出典:茨木市統計書)
77,200
71,142
63,749
57,92850,645
2,267
1,897
1,6911,554
1,412
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
90,000
1985年度 1990年度 1995年度 2000年度 2005年度
経営
耕地
面積
(a)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
農家
数(戸
)
経営耕地面積(a) 農家数(戸)
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■森林・林業について 本市の森林面積は 2,921ha あり、そのうち民有林が 2,791ha です。市面積に占める森林
面積(林野率)は 38%となっています。民有林のうち、スギやヒノキなどの人工林の面積
は 546ha あり、森林面積に占める人工林率は 20%と日本全国の人工林率 41%よりは低い状
況となっています。大阪府下平均 49%から見ても人工林への転換は依然として低調ですが、
毎年微増しています。 森林の特徴としては、気候の影響によりほとんどが暖帯林に属し、アカマツの天然林が
多く、次いでクヌギ、コナラ等の広葉樹林が見られ、暖帯林本来のシイ、カシ林はわずか
に存在する程度です。しかし、マツ林では松くい虫の被害が依然として存在し、解決すべ
き問題となっています。一方、近年、森林の公益的機能が全国的に注目され、特に都市近
郊林において、その傾向が著しく、人工林一辺倒の林業経営が見直されはじめています。
本市においても市民からは身近な自然環境資源としての保全整備に対する期待が強くなっ
ており、この豊かな森づくりを実現するために森林ボランティアなどの参加による森林の
整備が行われています。
図 森林資源面積割合(民有林)(出典:茨木市統計書)
竹林・その他8%
天然林72%
人工林20%
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2.5 住宅 本市の住宅着工床面積は、毎年 19~30 万㎡程度で推移しています。
図 新築着工床面積(住居)の変遷(出典:茨木市統計書)
266,543
199,314
296,792
219,522181,840
287,701
4,424
4,249
9,031
8,042
9,132
1,755
-
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
新築
着工
床面
積(㎡
)
居住専用住宅 居住産業併用建築物
建て方別世帯数は、持ち家が半数以上と最も多く、1998 年度以降増加しています。また、
借家も 40%以上と多いため、持ち家と借家それぞれに対する対策が今後必要と考えられま
す。 図 建て方別住宅数の変遷(出典:茨木市統計書)
40,170 39,070 43,23049,340
59,670
5,730 5,9806,850
6,05022,890 28,550
33,13033,620
36,430
7,000
3,9005,240
5,5004,110
3,270
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
1988年度 1993年度 1998年度 2003年度 2008年度
建て
方別
住宅
数(戸
)
社宅
借家(民営)
借家(公営)
持ち家
2011/09/29 第 2 回茨木市地球温暖化対策推進委員会 <参考資料>茨木市の地域特性
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専用住宅の所有関係をみると、共同住宅の借家が占める割合が最も多く、次に一戸建の
持ち家、共同住宅の持ち家が続きます。 図 専用住宅の所有関係別住宅数の変遷(出典:住宅土地統計調査)
12,78016,850
22,560
40,22038,250
42,250
35,29031,020 28,340
3,2303,360
3,120
9701,400 2,070
1,1402,080 1,950
0
60 40
80
90 200
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
1998年度 2003年度 2008年度
専用
住宅
の所
有関
係別
住宅
数(戸
)
その他 借家
その他 持ち家
共同住宅 借家
共同住宅 持ち家
長屋建 借家
長屋建 持ち家
一戸建 借家
一戸建 持ち家
図 構造別住宅着工数の変遷(出典:茨木市統計書)
10,340
6,890
11,88013,970
2,480
2,050
5,6403,620
3,360
3,690
4,380 5,0305,160
3,380
2,8802,830
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
1971年度~1980年度
1981年度~1990年度
1991年度~2000年度
2001年度~2008年度
構造
別住
宅数
(戸
)
その他 鉄筋・鉄骨コンクリート造
鉄骨造 防火木造 木 造
2011/09/29 第 2 回茨木市地球温暖化対策推進委員会 <参考資料>茨木市の地域特性
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3 地域特性まとめ 自然特性 位置・地勢 ・大阪府北部に位置し、京都府亀岡市、高槻市、摂津市、吹田市、箕面市、
豊能郡豊能町と接している。 ・市北半分は丹波高原の老の坂山地の麓の丘陵地、市南半分は三島平野が
広がる。 気象 ・穏やかな瀬戸内海気候区であり、平均風速は 1.8m/s と弱い。
・平均気温は直近 30 年間で 2℃以上上昇している。 社会・経済特性 人口と世帯数 ・人口および世帯数が増加している。
・世帯数の増加率が高く、世帯あたり人口は減少している。 ・世帯人数は、1~3 人世帯が増加している。 ・15 歳未満人口が減り、65 歳以上人口が増加している。 ・単身世帯や夫婦のみ世帯など、世帯人数の少ない世帯が増加している。
産業 ・事業所、従業者数ともに平成 8 年をピークに減少している。 ・平成 15 年から平成 19 年では、10 人以下の中小企業が減少しているが平
成 20 年はやや増加した。 ・第 3 次産業が非常に高い割合だが、平成 8 年以降は減少傾向にある。 ・製造品出荷額は平成 17 年をピークに 6,000 億円程度で推移している。
交通 ・JR 東海道本線、阪急京都線、大阪モノレールがそれぞれ運行しており、
ここ 5 年はモノレールの延伸(平成 18 年)以外では、利用者数は安定してい
る。 ・バス路線は、阪急バス、近鉄バス、京阪バスの 3 社が運行しており、利
用者数は全体的に微減傾向である。 ・自動車保有台数は、平成 2 年時点では 10 万台程度であるが、直近 5 年
では 12 万台を超えている。 土地利用 ・平成 20 年現在で森林が全体の 38%を占め、次に宅地が全体の 27%を占
めている。 ・耕地面積は 30%程度、農家戸数も 25%以上減っている(平成 2 年比) ・森林は、天然林率(アカマツが主)が 72%、人工林率が 20%程度であり、
森林ボランティアによる森林整備が実施されている。 住宅 ・新築着工床面積は、平成 17 年をピークに減少している。
・建て方別世帯数分類では、持ち家が増加している。 ・構造別住宅着工数は、木造住宅が減少し、鉄筋鉄骨コンクリート造が増
加している。 ・持ち家、借家、戸建て、共同住宅とそれぞれ一定数を占めている。