ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTERELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER …. For Electronics System Design &...

GOVERNMENT OF INDIA インド通信・情報技術省電子機器・情報技術局 (DeitY)

ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER

…. For Electronics System Design & Manufacturing (ESDM) Sector

Year 4 | Vol. 30: April 2014

GOVERNMENT OF INDIA Department of Electronics and Information Technology (DeitY)

Ministry of Communications & Information Technology

編集長より

読者の皆さま,

2014 年５月にインドに新政権が誕生し、国民の期待が急激に高まっています。国民は首相としてナレンド

ラ・モディ氏に信託を寄せました。モディ氏は新たな希望をもたらし政府のモチベーションも最高潮に達して

います。

彼が製造業の発展を国策の重点においていることは電子産業にとっても大変勇気づけられることです。また

インフラの整備、物品サービス税（GST）の迅速な施行、ビジネス環境の改善に重点を置いていることも、電

子産業を含む製造業全般に対し大きな期待を与えています。

新政府の通信 IT 大臣にはラビ・シャンカール・プラサド氏が就任しました。彼が過去に見せた閣僚としての

ダイナミックな指導力を思うと、電子産業・情報技術局（DeitY）としては大変良い大臣を迎えたことを幸運と

受け止めています。登庁初日、DeitY 職員に対する訓示の中で大臣は「電子設計・製造業の振興は新政府にと

って高い優先度をもった課題である」と述べました。その後１週間の間に同分野の振興策についていくつもの

具体的な指示を出しています。大臣はセルラー協会や電子機器半導体協会などの産業界との面談を既に実施し

ており、追ってその他の関係団体との面談を計画しています。こうした産業界とのコミュニケーションが大臣

の指示には反映されています。

電子産業業界と関係者は新たな指導者を歓迎するとともに今後の同部門の成長に期待を寄せたいと思います。

電子機器・情報通信局長

アジャイ・クマール（Dr. Ajay Kumar）

Electronics India e-Newsletter, Room No. 2280, Department of Electronics and Information Technology

Ministry of Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6, CGO Complex, New Delhi 110003

ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER …. For Electronics System Design & Manufacturing (ESDM) Sector |

プラサド大臣はパトナ大学法学部を優秀な成績で卒業しパトナ高裁で 1980 年まで奉職しその後最高裁に転

じました。

パトナ高裁では若年齢で上級弁護士をつとめ、憲法、公法、会社法、刑法などの異なる法律の分野での弁護士

経験を持っていることでも著名な存在として名前が知られています。また、プラサド大臣は学生時代の早いう

ちからビハール州での JP 運動（70 年代半ばのガンジー主義に基づく政治運動ジャイプラカシュ運動）に参

加。全インド学生会議（ABVP）、パトナ大学学生組合、BJPの青年部門で活躍しました。

2000 年には国会議員に当選。2001 年にはバジュパイ政権における石炭鉱物資源担当の閣外大臣に、同部門

の改革の加速を掲げ就任した。2007 年７月には法務・司法省の閣外大臣も兼職した。プラサド大臣は当時の

政治犯罪を阻止するため、人民法の改正準備に尽力しました。

その後、情報・放送大臣就任すると、インドをエンターテイメントのハブとするために、ベンチャーキャピ

タル投資の促進や、インド映画のマーケティング、ラジオ・テレビ放送やアニメーション部門の改革、ゴアに

映画フェスティバルセンターを建設するなどの政策に取り組みました。また FM ラジオ改革の基礎作りにも取

り組みました。また、閣僚としての取り組みを離れた場所では国連、非同盟運動（NAM）、旧英連邦諸国会

議（コモンウェルス）など様々な国際的枠組みでインドを代表した活動をしてきました。

2006 年、BJP のスポークスマンに任命され、その年の 4 月にはビハール州から上院議員に再選、2012 年位

は 3 回目の当選を果たしています。またプラサド大臣は 19 年間に亘って BJP の政策決定機関である全国代表

を務めてきました。2010 年から 13 年には BJP の首席スポークスマンとしてメディア担当を勤めたほか様々な

国会委員会の委員も勤めてきました。2012 年 7 月から 2014 年 5 月 25 日までは上院の野党副代表を BJP の副

代表として務めました。

学生時代より定評のある英語、ヒンディー語双方での巧みな演説や討議の能力は高く評価されており、内外

の様々なメディアから出演依頼も絶えません。

プラサド大臣は、人権と市民の自由な権利を主張する活動家であり、また腐敗の根絶キャンペーンを擁護して

きました。

Electronic Voting Machine - Success saga of an Indian Invention Draft Policy to Promote Fabless Design

National Planning and Monitoring Council for Electronic Products MSIPS Applications worth `79,389 Crore

For feedback and subscription, please contact: Mr. Kapil Sharma, Editor (Electronics India e-Newsletter) & Senior Consultant (Communication, Brand Building &

Investment Promotion), Electronics System Design & Manufacturing (PMU), Department of Electronics and Information Technology [DeitY], Ministry of

Communications & Information Technology, Electronics Niketan, 6 CGO Complex, New Delhi 110003, India

Email: [email protected], [email protected], [email protected]| Phone: +91 11 24301281| Mobile: +91 97166 44444 | Fax: +91 11 24364185

ラビ・シャンカール・プラサド新通信・IT大臣

ラビ・シャンカール・プラサド大臣は 1954 年 8 月 30 日に故タクール・プラサドの子息

としてビハール州パトナにて誕生しました。タクール・プラサド氏は著名な法律家である

と同時に現インド人民党（BJP）の前身であるインド大衆連盟（BJS）の設立メンバーの

一人で 10年に亘り BJSの党首を務めました。


シャルマ次官はビハール州のカーダーとして IAS のキャリアをスタートさせました。1986 年には、DBASE

とよばれる、犯罪の多い地区での盗まれた武器を記録・照会するためのデータベースを完成させています。こ

れは、何千もの武器との照合が可能となるものです。30日で 22件の事案を解決することができました。

輝かしい 35 年の経歴の中で、シャルマ次官は政府内のいくつかの重要な業務に従事しました。直近ではジャ

ールカンド州の主席次官を務め、UIDAI では 2009 年～2013 年までダイレクター・ジェネラルとして前統一進

歩同盟（UPA）政権のフラッグシッププログラムである国民身分証明書システム“AADHAR”に従事しまし

た。また次官は公衆衛生とエンジニアリング、IT、人材育成などのジャールカンド州の主要なポストの他、州

知事担当次官として 2003年 1月から 6月まで従事しました。

国家への輝かしい貢献に対して、2008 年、公務においてすばらしい業績を上げた者を表彰する、首相アワード

では、候補として推薦された経験もあります。



ラム・セワック・シャルマ,

電子機器・情報技術局 (DeitY) 次官が就任

電子機器・情報技術局（DeitY）に 1978 年上級公務員（IAS）登用のラム・セワック・シャル

マ新次官が着任しました。次官は UP 州の小さな村出身で、この村で教育を受けてきました。

1974 年にアラハバード大学にて科学（BSC）学士号を取得。1976 年、インド工科大カンプー

ル校では数学の修士号を、2000 年にはカリフォルニア州立大学リバーサイド校にて、コンピュ

ーター科学の修士号を取得しています。



改訂特別奨励パッケージスキームにおける投資申込状況（2014年 4月 30日現在）

項目投資額（申請ベース

(単位：千万ルピー)

Semiconductors 半導体 64,500

Telecom Products 通信機器 8,779

Strategic Electronics 2,330

LED 1,991

Automotive Electronics 自動車用電子機器 883

Consumer Electronics & Appliances 家庭用家電 367

Industrial Electronics 産業用電子機器 287

EMS 103

Avionics 航空電子機器 98

Medical Electronics 医療用電子機器 51

● 総投資額（申請ベース）: 79,389千万ルピー総申請数：34件

● 詳細については Deputy Director,Ms. Vandana Srivastava ([email protected])まで

お問い合わせください


電子投票機器 –インドを代表する電子機器の発明品 – その成功事例

電子投票機器（EVM）投票認証監査ユニット

インドでは、民主的選挙で次の政治の担い手を選びます。広大な国土と多くの選挙民を抱える、この長く複雑な手続き

を、容易にかつ透明性を持って行うことができるのが、インドの電子機器システム設計製造から生まれたユニークな技術

革新に基づく電子投票機器（EVM）です。

インドの選挙管理委員会では、1977 年、インド政府の原子力エネルギー局の指揮の下、インドの仕様に合わせた電子

投票機器の製造について、インドの M/S エレクトロニクスコーポレーションに提案しました。EVM は、1982 年 5 月、

ケララ州のある法律の審議を問う総選挙で使われました、その後 8 つの州の 10 の選挙で、また 1998 年の総選挙ではマ

ディアプラデシュ州, ラジャスタン州、デリー準州にまたがる幅広い地域で使用されました。

2004 年以降の下院と州議会のすべての総選において、これまでの使用状況でみられたいくつかの技術的な問題につい

て、数年をかけてバッテリー表示機能、省力化モード機能、投票時刻スタンプ機能、コントロール部分と投票ユニット間

のデータ暗号化機能、不正操作防止機能などを確立させました。最近では、地投票者が投票したことが認識できる投票認

証監査ユニットを開発しました。これは、印刷されたスリップがこのユニットに保存されることで投票の記録を有権者に

保証するものです。

EVM はこれまで 85 万台以上を各選挙管理委員会に供給しています。加えて 10 万台を超える多機能投票機をマハラ

シュトラ州、西ベンガル州、ケララ州などの州選挙管理委員会に供給しました。これらの機器は堅牢で信頼性が高く, 移

動が容易なことから投票にかかる時間とコストを節約することができます。投票プロセスの秘密も管理され守られてお

り、また投票時間が締め切られると、ただちに投票が出来なくなる機能がついています。さらに即座に正確な票の集計が

可能で、集計データを整合させながら保存することが可能です。最新型のモデルではコントロールユニット、投票ユニッ

トと他の周辺機器間の認証に公開鍵暗号システムを用いています。最も重要なのは機器がすべてインドで製造されている

ことなのです。電子機器・情報技術局では、EVMをさらに改善させてサポートも保証しています。

EVMs は我々のニーズや条件に合わせて電子機器として製造できるという一つの例です。さらに多くのこうした実例を

増やしていくことが重要と考えています。EVMs の詳細についてご関心のある方は、P Surya Kanth, Head-Corporate

Planning, Electronics Corporation of India Ltd, Hyderabad, email: [email protected]までお問い合わせください。








強制認証制度のためのテスト実験室設置の計画

電子機器・情報技術局（DeitY）は 2013 年 10 月 18 日に、電子情報技術製品に関する 2012 年強制認証制度での 15 分

野の電子製品を対象とした安全テストを実施するための施設として実験室増設及び新規実験室の設置計画に着手しまし

た。

この計画は、一実験室当たり 2,000 万ルピーを目処として、インド品質基準に対する電子情報製品の安全テストの実験

室を設置するため、中央。州政府、公共セクター、研究所、大学、専門校からの無償支援が付与されます。

この計画には DeitY に対して以下の団体が事業申請を行いました。この提案は現時点で審査中で当委員会の承認に委ね

られます。

1. チェンナイマドラス工科大学中央電子セクター.

2. ボパルマドゥヤ州電子開発公社（MPSEDC）.

3. ボパルマウラナアザド国家技術協会（MANIT）

4. チェンナイ AMET 大学

以下の団体が、当局の承認を得るためのこれから申請が期待されています。

1. ヒマーチャル州パルワナオ国家調査技術公団（NRTC）

2. ニューデリー電子通信技術協会（IETE）

3.ブバネシュワル国際情報技術協会（IIIT）

4. コルカタ消費関連国家実験ハウス

詳細の問合せ先： Mr. Arun Sachdeva, DeitY上席課長 (Email: [email protected])



カルナータカ州 IT技術開発協会と ESSCIが覚書締結

インド電子機器技能評議会（ESSCI）とカルナータカ州情報技術局傘下の IT 技術開発協会（ITSDS）が 2014 年 5 月

24 日に覚書を締結、5 年の間に実施される電子システム設計製造（ESDM）政策における技術開発プログラム（SDP）

を目指します。これには、カルナータカ州 SSナクル ITSDS会長とプラディープ・ドシ ESSCI総裁が出席しました。

試験的な試みとして、STAR 計画のもと 1000 人の候補者を ESSCI が訓練します。これに向けて、国家技術開発公社

（NSDC）は別途割当て支援を付与することに合意しました。有資格及び国家職業 ESSCI 基準のリストは、試験段階と

して、技術開発プログラム（SDP）の実践のため、以下の対象者に絞り込まれます。

1. テレビ修繕サービス技術者

2. DTHセットボックス設置サービス技術者

3. 空調サービス技術者

4. 洗濯機サービス技術者

5. コンピュータ関連サービス技術者

6. ネットワーク関連サービス技術者

詳細の問合せ先：Mr. Pradeep Doshi, ESSCI上席副代表まで (Email: [email protected])




ファブレス設計製造促進政策を草案

2014 年 4 月 16 日、電子機器・情報技術局（DeitY）は関係省庁、業界代表者を招いての円卓会議を開催し

ました。これには、アジャイ・クマール DeitY 局長、財務省歳出局の KR バイデワラン氏、同じく財務省税務

調査局アミタブ・クマール氏、デバシス・ダッタ DeitY 課長、RK グプタ計画委員会委員、ラマシュレイ・プ

ラサド DeitY 課長、ラジブ・ジェインインド電子機器半導体協会（IESA）代表、ジャスビンド・アフジャ

（ケイデンス・デザイン社）代表、PK ダス（ソフトウェア・テクノロジーパークバンガロール）代表、ビシ

ャカ・バタチャリアインドソフトウェア協会（NASSCOM）代表、リシ・シロヒ DeitY顧問が出席した。

上記草案に関しては以下のことを目指します。

- VSLI、集積回路、素子、基板事業が 2020年までに 550億米ドルの収益産業となること

- 電子及びナノテクノロジーにおける情報処理の開発

- 戦略分野及びインフラ、防衛、宇宙、原子力、通信、電力、鉄道等の分野での中核能力の開発

- 他産業の生産性・効率性を向上させるための電子製品の開発

- 内外のニーズを満たす価格競争力のある電子製品の開発

上記草案の主な戦略は以下の通りです。

- 半導体基板組立事業との相乗効果の創出

- ファブレス設計製造のビジネス支援のためのインフラ創出

- ファブレス設計製造のビジネスを財政支援及び奨励する策

- ファブレス設計製造のビジネスの地域市場の拡大

- 産学連携の創出

- 品質基準の開発

- 情報処理法制度の強化

- ファブレス設計の集積地の立地調査

- ファブレス設計製造の輸出促進及び輸出奨励の付与

- 国際協力の開発 .

出席者全員は国内でファブレス設計製造産業の裾野を底上げするための特別策を作り出す必要を強調しまし

た。2 週間以内に利害関係者が実現のための原案を提出することで合意しました。当通信局は受領した原案を

取りまとめ、審査、政策を立案し政府の承認を取得します。

草案内容の照会先： www.deity.gov.in/esdm

ファブレス設計製造に関するコメント及びご関心の問合せ先：

Dr. Ajay Kumar, DeitY局長 (Email: [email protected])






政府調達では国内で製造された電子製品を優先に

国内電子製品の特恵に関する改訂政策の実施を監視するために、DeitY 次官を議長とする国家計画や国家電

子製品企画監視評議会（NPMC-EP）が設立されました。

NPMC-EP の初めての会議は、2014 年 3 月 21 日、ニューデリーの通信・IT 省で、J.サトヤナラヤナ DeitY

次官の議長の下で開催されました。同会議では、アジャイ・クマール DeitY 局長、シャシー・ランジャン・ク

マール電気通信局（DoT）局長、シャイレンドラ・シン商工省産業政策振興局（DIPP）局長、サンジャイ・ア

ガルワール歳出局課長（調達政策課）、A.K. シン人材開発省（MHRD）課長（高等教育課）、S.N. スリバス

タバ供給処分局(DGS&D) 審議官 (供給担当)、ラジェーシュ・グプタ DGS&D 課長、M.K. グプタ鉄道委員会課

長（貯蔵）-IC、ハリシュ・バワリア鉄道省課長（テレコム）、B. ミトラ鉄道委員会課長補佐（信号課）、

N.E. プラサド標準化・試験・品質認証総局（STQC）長官、G.C. サクセナ STQC 課長、アトル・グプタ

STQC課長補佐、R. チャトルベディー電力省局長補、S. ラケシュ農村開発局長補、S. K. マルワハ DeitY課

長、ムクル・クマール DeitY技官（Bグレード）など政府高官の方々が出席しました。

議長は、NPMC-EP の常任メンバーとなる電気通信局、歳出局、DIPP の代表者に、今後も話し合いを続け

るために、各部局からメンバーを指名するよう求めました。

DGS&D の代表者は、DeitY 及び DoT により通達されている製品の国内メーカーに対して、価格契約(Rate

Contract)の手続きを既に進めていると伝えました。

改訂政策を実施するに当たっては、以下の重要な決定が下されました。

i. DeitY により、デスクトップ PC、ノート PC、タブレット、インクジェット・プリンター、スマートカー

ド、LED などの電子製品の特恵に対して発行された過去の通達を新政策の下で、改めて発行し、政策の最初の

1年間の有効期限を 2015年 3月 31 日まで延長するす。

ii. DoT は、23 のテレコム製品に対して発行された通達を見直すことが求められ、更なる有益な結果をもたら

すためにより細かい通達を提供するよう求められる。

iii. 既存のガイドラインでは、L1 入札額の 20％以内で提案する国内メーカーのみが、L1 入札の参加者として

許可されている。この条件を削除するように業界から何度も要請され、DeitY は同要請を歳出局（DoE）に照

会しているが DoEは、同要請を真剣に考えることが要求される。

iv. 新政策の下で、各省庁／部局と関連機関が電子製品を調達できるように、経営情報システム（MIS）が

DGS&D 及び国立情報センター（NIC）により共同開発されることを決定。同 MIS の開発には、1 ヶ月を見込

む。

…6 頁に続く






…5 頁からの続き

v. 国内でデスクトップ PC のメーカーがないという国家情報センターサービス(NICSI)の論点が DGS&D によ

り指摘された。DGS&D は既にデスクトップ PC の国内ベンダーとして 2 社を指定しており、価格契約で登録

している。

vi. 鉄道省、人材開発省、及び電力省は、次の会議までに新政策の実施計画を提出するよう求めらた。

vii. NPMC-EP は、承認用に開発されている EFC メモに新政策の条件が盛り込まれるように指摘。

NeGD/eGov は、EFCメモの承認のリクエストを受ける際、必要な行動を取ることが求められる。

viii. DeitY は、各省庁／部局と関連機関のそれぞれの調達部門のために、RFP 用の共通のテンプレートを開発

すると決定した。

ix. STQCは、新政策の状況下で、国内基準を向上させるための実施計画を作成するように指摘された。

上記の判断に引き続いて、次の行動が既に取られています。

i. デスクトップ PC、ノート PC、タブレット、インクジェット・プリンター、スマートカード、LEDなどの電

子製品に対して改正通達が発行されました。詳細については、www.deity.gov.in/esdmをご参照ください。

ii. 新政策の実施に関する苦情を受ける担当者として STQCでは以下の役人が任命されました。

a) ミタリ・チャトルジー, ERTL (東部)課長,コルカタ, Eメール: [email protected]

b) P.K. シンガル, ERTL (西部)課長, ムンバイ, Eメール: [email protected]

c) M.P. シャルマ, ERTL (北部)課長, ニューデリー, Eメール: [email protected]

d) ビーナ S カマート, ETDC課長, バンガロール, Eメール: [email protected]

その他のテーマについての検証中。更なる情報については、SK マルワーDeitY 課長 (E メール :

[email protected])までお問い合わせください。



ブラウンフィールド集積地の通達に対するガイドライン

「Notified Electronics Manufacturing Clusters for the purpose of MSIPS」に改名

M-SIPS スキームの下で、通達されているブラウンフィールド EMC の名称に係る混乱についての情報が DeitY に報告

されています。EMC スキームでは、ブラウンフィールド集積地の開発に当たっては、75%の支援資金(上限 5 億ルピー)

が適用されています。但し、 M-SIPSスキームの下で、通達されているブラウンフィールド EMCは、それぞれの企業が

M-SIPSで適用されるインセンティブを使うためのエリアしか対象となっていません。

そのため、インド政府は、MSIPS スキームの下で、通達されているブラウンフィールド EMC をこれから「Notified

Electronics Manufacturing Clusters for the purpose of MSIPS（MSIPS用の EMC）」に改名しました。

本通達の詳細については、DeitY ウェブサイト (www.deity.gov.in/esdm)をご参照ください。




SEMICON WEST 2014（サンフランシスコ）において

「インドと繋がる：次の半導体製造地域」を開催予定

インドは最先端の半導体チップを製造する能力を持った国々の仲間入りをするべく電子産業の育成に取り組ん

でいます。最近では、インド政府は、2 件の半導体ウェハー製造拠点(FABs)設立にかかる投資案件を認可しま

した。投資家と技術提供者で構成される 2 つのコンソーシアムが、インド政府の FABs 設立の期待に応えた形

です。この 2つのコンソーシアムの詳細は以下の通りです。

1) 米国 IBM、イスラエルのタワージャズがジャイピーアソシエイツと組んだ案件。拠点設立はニューデリ

ーから 50キロほど離れたグレイターノイダになる見込みです。

2) スイスのジェノバを拠点とする ST マイクロエレクトロニクス、マレーシアのシルテッラが、HSMC

（Hindustan Semiconductor Manufacturing Company）と組んだ案件。拠点設立は、グジャラート州

ガンディナガール近郊のプランティジになる見込みです。

インド政府は、魅力的なインセンティブを提供することで 2 つのコンソーシアムの期待に応えました。これ

らの FABsの地鎮祭は 2014年中に実施される見込みです。

インド政府は、FABs 設置の公約を果たしていることを世間に披露するため、SEMI（Semiconductor

Equipment and Materials International）からの招待を受け、サンフランシスコで開催される展示会

SEMICON WEST に産業界と共に参加することに同意しました。同展示会の中で開催されるイベントは「イン

ドと繋がる：次の半導体製造地域」と題し、インド政府幹部、上記 2 つのコンソーシアムからの代表者、さら

に半導体関連分野の企業が参加する予定です。このイベントは、7 月 8 日（火）、米国サンフランシスコのマ

リオットマーキスホテルのアトリウムレベルにあるクラブルームにて、5時半から 7時半まで開催されます。

SEMICON Westは 1971年に第 1回が開催され、電子機器デザインの自動化から、デバイス製造（ウェーハ

ー加工）、さらには最終製造（組み立て、包装、テスト）までをカバーするサプライチェーンにおける新製品

や新技術の発表の場として知られています。半導体以外の分野でも、SEMICON West はメムス（micro-

electromechanical systems）や太陽光発電（PV）、フレキシブル電子機器やディスプレイ、ナノ電子機器、

LED等の関連技術を含む微細電子機器産業から生まれた新しい技術を披露する場になっています。

SEMI は、微細およびナノレベルの電子機器産業の製造サプライチェーンの構築に寄与する世界的なレベル

の業界団体です。対象となる産業としては、半導体、太陽光発電、大発光量 LED、フラットパネルディスプレ

イ、メムス、プリント・フレキシブル電子機器、その他関連技術です。

さらに詳細な情報については、SEMI インディアの Vijay Kundaji 氏（Email: [email protected]）もしく

は DeitYの SK Marwah部長 (Email:[email protected])にお尋ねください。



ELECTRONICS INDIA e-NEWSLETTER …. For Electronics System Design & Manufacturing (ESDM) Sector | Page 4

Electronic Voting Machine - Success saga of an Indian Invention Aakash IV Tablet Rate Contract Finalised

MSIPS Applications worth `76,500 Crore GoI Approves 2 FABs worth `63,000 Crore

MSIPS Investment Proposals Status (`Crore) as on 25th February 2014

Electronics Vertical Application Amount

( `Crore)

Semiconductors 63,750

Telecom Products 8,409

LED 2,010

Automotive Electronics 831

Hand-held devices 406

Consumer Electronics & Appliances 366

Industrial 265

Strategic Electronics 203

EMC 103

Avionics 98

Medical Electronics 51

Total Investment Proposals: `76,500 Crore

Total no. of Applications: 30 For further information please contact Deputy Director, Smt Vandana Srivastava ([email protected])

9th IESA Vision Summit 2014

Shri J Satyanarayana, Secretary, DeitY addressing IESA Vision Summit 2014 via Video Conferencing

The ninth edition of the IESA Vision Summit, the annual flag-ship event of the India Electronics & Semiconductor Association (IESA) was held on February 3-4, 2014 in Bengaluru. The biggest ever till date, Vision Summit 2014 was attended by over 630 national and global leaders; the summit also saw the highest ever participation from the government, with 8 state governments joining the summit during the two days. With 40 exhibition booths, the Vision Summit 2014 Expo was also the largest till date. Shri. J Satyanarayana, IAS, Secretary, DeitY, Government of India addressed the inaugural session. During the summit, IESA signed a MoU with Messe München International (MMI and launched DEFTRONICS - India's first ever platform for Aerospace and Defence electronics that is slated to be held in September 2014 along with Electronica and Productronica India. The event will be launched in Bengaluru in 2014 and will move to Delhi in 2015, and thereafter shuttle between the two cities.






ボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクスの

インドにおけるサプライヤー育成に協力

ボッシュ・オートモーティブ・エレクトロニクスは、2014 年 4 月 10 日、バンガロールにて、サプライヤー発掘のため

のワークショップを開催しました。同社の本社からはアンドレアス・フィッシャー上級副社長が参加しました。DeitY の

アジャイ・クマール局長は、ボシュおよびそのサプライヤーに対し、電子機器システム設計製造（ESDM）を促進するた

めに提供されるインセンティブの活用可能性についてプレゼンテーションを行いました。ボシュは自動車用電子部品の現

地調達率の引き上げに関心があることを示すとともに、サプライヤーに対し将来的のニーズに見合うように供給能力を増

強することを示唆しました。

このイベントには、クラムスキ社、アセントサーキット社、ナッシュ社等を含む複数のボシュのサプライヤーが参加

し、DeitYが提案したインセンティブに関心を示しました。

自動車用電子部品のインセンティブに関し、より詳細な情報が必要な方は、DeitYの Rishi Sirohiコンサルタント

(Email: [email protected])にお問い合わせください。

M/s Bosch Automotive Electronics organized a vendor workshop on April 10, 2014 at Bengaluru. The global leadership of Bosch Automotive Electronics was represented by Mr. Andreas Fischer, EVP Bosch. Dr. Ajay Kumar, Joint Secretary, DeitY made a presentation about the various opportunities available for Bosch and its vendors under the various policy initiatives for promotion of Electronics System Design and Manufacturing. M/s Bosch indicated their interest to increase local content in their automotive electronic products and encouraged the vendors to increase their capacity to meet their requirements of the future. Several vendors of M/s Bosch including Kramski India, Ascent Circuits and Nash among others participated and also expressed their interest in various policy initiatives being implemented by the Department of Electronics and IT (DeitY). For those interested in getting more information regarding the benefits in automotive electronics sector may contact Shri Rishi Sirohi, Consultant DeitY (Email: [email protected])



ヒンドゥスタン航空機設計社（HAL）の航空電子工学専用インキュベーター

DeitY は、2014 年 4 月 11 日、HAL 社の幹部クラスと会合を持ちました。HAL からは、デザイン開発部のスヴァル

ナ・ラジュ部長、ヴィヤス上級部長、バタチャリヤ課長などが参加しました。その目的は、HAL が航空電子工学やその

他の戦略的電子機器分野により積極的に参加するための機会を創り出すことでした。ここでは DeitY のアジャイ・クマー

ル局長がプレゼンテーションを行いました。HAL は航空電子工学分野における研究開発や知的財産の創出に重きを置い

ていることを示すとともに、昨年だけで 200 件の特許を申請したことを発表しました。また同社は、将来、航空電子工学

専用の起業支援センターを立ち上げることを提案しました。

HAL は、サプライヤーから納品される部品が同社の品質要件に見合っているかのテストを実施するための施設を立ち

上げることも検討しています。こうした施設は、DeitY のブランウンフィールドの電子産業製造業クラスター（EMC)と

して取り扱われます。

さらにこの場で、DeitY は HAL との共同作業グループを設置する件を含め、電子機器分野にどのようなニーズがある

かを議論しました。さらに、航空電子分野において、技能開発に関してどのような提携が考えられるかについても検討し

ました。クマール局長は、同日、HALの幹部候補生ならびに新入職員の前で挨拶をするために招かれました。

HALのサプライヤー発掘に係る追加的な情報を入手したい方は、DeitYの Rishi Sirohiコンサルタント

(Email: [email protected])にお問い合わせください。

Avionics Incubator in HAL

Deity held a meeting with senior management of Hindustan Aeronautics Limited (HAL) on 11th April 2014. HAL was represented by Shri. Suvarna Raju, Director (Design & Development); Shri Vyas, ED and Shri Bhattacharya, GM among others. The objective was to create greater involvement of HAL to participate in the avionics and other strategic electronics. A presentation was made to them by Dr. Ajay Kumar, Joint Secretary, DeitY. HAL informed their emphasis on R& D and IP creation in avionics and that 200 patents were filed by them in the last year. They also proposed setting up an incubator for Avionics start-ups to further this trend. HAL could also consider setting up of common infrastructure for testing of components supplied by their vendors to meet quality requirements. Such a facility could be taken under the Brownfield EMC of the DeitY. Several other possibilities including setting up of Joint Working Group with HAL and others to align strategic needs of these sectors was discussed. Possible collaboration in skill development in the area of avionics were also explored. Dr. Ajay Kumar, Joint Secretary was also invited to address the management trainees and new officers of HAL on the same day. For more information regarding development of vendors for HAL, please contact Shri Rishi Sirohi, Consultant DeitY (Email: [email protected])

テレコム技能評議会 (TSSC)の活動が進展

2012 年度に設立されたテレコム技能評議会（TSSC）は、通信分野や電子機器のデザイン製造分野における技能育成シ

ステムの強化のために積極的に活動しています。産業界が主導する TSSC は、国家技能開発公社（NSDC）傘下の非営利

団体です。TSSC は、通信分野の 26 の職種をカバーする、100 種類以上の国家職業標準を 1 年以内に作り上げました。

関連情報は、DeitYのウェブサイト（www.deity.gov.in/esdm）に掲載されています。

26 の職種のうち 12 の職種については、インド政府が実施する「標準訓練および評価報奨（STAR）」スキームの下

で、技能を習得した個人に対して賞金として 1 万ルピーを支給することになっています。職種の詳細については上記ウェ

ブサイトに掲載しています。

TSSC は、その機能の一つとして、技能訓練を実施するサービスプロバイダーと提携しています。候補者の評価と認定

は、TSSC が選定・訓練しリスト化した第 3 者機関が行います。TSSC は現状、113 のサービスプロバイダーと提携して

います。関連情報は、DeitYのウェブサイト（www.deity.gov.in/esdm）に掲載されています。

TSSCに関連する追加情報については、TSSCの CEOである Lt. Gen S P Kochhar氏(Email: [email protected] )に

お問い合わせください。






本ニュースレターの翻訳には日本貿易振興機構（ジェトロ）の協力を得ています。

インドの輸入上位5カ国・地域

(HS Code 85176100)

基地局装置

2008-2009 2009-2010 2010-2011

シンガポール中国イスラエル

米国香港中国

フィンランド南アフリカドイツ

マレーシアスウェーデンシンガポール

カナダマレーシアスイス

2011-2012 2012-2013 2013-2014(4-12月)

米国イスラエルオランダ

イラン中国 UAE

フィンランドイラン米国

UAE UAE イラン

ベニンフィンランドカナダ

7.4

0.2 0.17

1.64 2.35

4.85

0 1 2 3 4 5 6 7 8

Values in US$ Million

政府政策の詳細については

是非以下のWebからご参照下さい。

ESDM page on

www.deity.gov.in/esdm

編集委員会メンバー

Chief Editor: Dr. Ajay Kumar, Jt. Secretary, DeitY Editor : Sh. Kapil Sharma, Sr. Consultant, DeitY Member : Dr. Debashis Dutta, GC, DeitY Member : Sh. Akhila Chandra Jha, DDG, DGFT Member : Sh. G. Prasad, Scientist E, MNRE Member : Sh. S.K. Marwaha, Director, DeitY Member : Dr. R. C. Chopra, Sr. Advisor, CII

インドの輸出上位5カ国・地域

(HS Code 85176100)

基地局装置

2008-2009 2009-2010 2010-2011

中国中国中国

UAE UAE フィンランド

日本フィンランド UAE

スウェーデンスウェーデン米国

オランダオランダ日本

2011-2012 2012-2013 2013-2014(4-12月)

中国中国中国

UAE フィンランドシンガポール

フィンランドスウェーデン米国

イスラエル台湾台湾

日本オランダイスラエル

471.15 414.75 395.29

166.94

37.52 22

0

100

200

300

400

500

Values in US$ Million

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