食卓コネクトとはbuturi.heteml.jp/student/2014/otani/box/sotuken_1110960024_20150217.pdf ·...
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食卓コネクトとは
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プラチナ世代(65歳以上の高齢者)とその家族を対象とした,食事の場をビデオ映像を通して共有する食卓をつなげる食卓コネクトサービスサイトです.
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その疑問解消のためにはプラチナ世代の現状を把握する必要があります。
プラチナ世代の現状
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現在、プラチナ世代の現状は
万人
万人
日本総人口
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日本総人口 1億2千700万人の内、3200万人が65歳以上という現状です
男性
万人
万人
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さらにそのうち独居高齢者の数は、480万人,男性140万人、女性340万人です。
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独居高齢者の数は年々増加しており、平成47年には800万人近くまで増加すると言われています。それに応じて
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食生活の乱れ,栄養バランスの崩壊といった問題も増加しています。
どうして
こうなるの?
にともなう
の増加
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独居高齢者増加に伴う孤食の増加が原因の一つ、です
どうして
がおきる?
が離れているから
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家族との住宅の距離が離れていることが原因の一つです
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結果、家族とともに食事をすることができず、一人で食事をとる機会が多くなってしまいます
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高齢者は手間のかかる食事をつくることを嫌遠する傾向があるためこのような食事になりがちです. 高齢者の食事状況において家族との食事が減少するほど,食材料摂取における全体的な栄養バランスに問題が多くなってしまいます
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つまりこれらの問題の解決策は
離れている食卓を
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離れている食卓をつなぎ,家族との食事の機会をふやすこと!
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そのためのサイトが食卓コネクトサイトです。
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食卓コネクトの機能紹介。食卓コネクトには主に3つのサービスがあります.
3つのサービス
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食卓コネクトからオンラインで配食予約を出来る「配食サービス」,食事の相談ができる「栄養士さん」,そして今回この食卓コネクトサイトで研究テーマにあるWebRTC、これを活用し開発した「食卓につく」です。「食卓につく」の説明をしていきます。
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「食卓につく」ではWebRTCを活用したビデオ通話サービスによりお互いの食卓を映像でつなげることができます。
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ここから今回この食卓コネクトのビデオ通話を実現するにあたっての技術解説です。
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開発にあたり使用したプログラミング言語は3つ「HTML」「CSS」「PHP」「Javascript」です。
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そして今回の研究テーマにもあるWebRTC
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WebRTCとはWeb Real Time Communication の略で, World Wide Consortium(W3C)が提唱するリアルタイムコミュニケーション用の API の定義です。利用者側はプラグインのインストールを必要とすることなく WebRTCに対応したWeb ブラウザ間のみでボイスチャット,ビデオチャット,ファイル共有が可能になります。
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従来の通信であるHTTP や WebSocket を用いた通信では「クライアントとサーバー間の接続」「クライアントのリクエストとサーバーのリスポンスの繰り返し」により通信を実現しており,クライアント同士の通信の終始,仲介役であるサーバーの存在が必要不可欠でした (ボイスチャット,ビデオチャット等のデータ通信を使ったコミュニケーションの 際には Flash やブラウザプラグイン等のインストールを行わないと実現できない.)
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これに対しWebRTCはクライアント同士の接続には Peer(ピア)と呼ばれるオブジェクトを保持し,Peer と Peer 間でデータ通信を行います.このデータ通信の際にはサーバーを介す必要はなくブラウザ間での直接通信が可能であり,これにより高速でリアルタイムなコミュニケーションが実現可能になりました.サーバーを必要としない理由にPeer同士の直接通信を行っているというのもあるのですが,もう一つ理由があります. (ボイスチャット,ビデオチャット等のデータ通信を使ったコミュニケーションの 際には Flash やブラウザプラグイン等のインストールを行わないと実現できない.)
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確かにお互いのブラウザがお互いのPeerで通信を行っている状態ではサーバーを介す必要はありませんが,全くサーバーを必要しないということではなく、IPアドレスと利用するUDPポートを交換する瞬間だけ、どちらのブラウザからもわかる仲介役としてのサーバ,シグナリングサーバーを介します。サーバーを必要としないといったのはこのシグナリングサーバーはあとで出てくるNTTのSkyWayが提供するPeerServerが無料で利用できるので、自分で用意する必要がないということも理由の一つです.
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WebRTCのプログラミングについて、開発言語はJavascriptを使用します。そしてWebRTC をサーバーを準備することなく簡単なJavascriptコードを書くだけで開発にできるようにするためのプラットフォームである「SkyWay」と,JavaScript ライブラリである、PeerJSを使用します。
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
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ビデオ通話ページにアクセスすると,まずはじめにブラウザはシグナリングサーバーであるPeerServerにアクセスしお互いに利用するUDPポートとグローバルIPアドレスをSkyWayが提供しているシグナリングサーバーPeerServerで
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A ポートB/UDP
グローバルIPアドレス:B
PeerID:A PeerID:B
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交換し,Peer と Peer 間でデータ通信を行うためPeerIDを発行します.この時点でシグナリングサーバーは役目を終えます.
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
PeerID:A PeerID:B
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次にAからBに通話を書けるときにはAがBのPeerIDを指定してコールをかけます,この際にAのカメラやオーディオなどのメディアストリームの情報をBに伝えます.
ポートA/UDP グローバルIPアドレス:A
ポートB/UDP グローバルIPアドレス:B
PeerID:A PeerID:B
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これに対しBはAからの着信があった時のイベントハンドラで対応し,Aに自身のメディアストリームの情報を返信します
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これにより,WebRTCの通信は確立しお互いのカメラやオーディオの情報を交換した双方をビデオ通話を完了したことになります.
• 食卓コネクトサイトは、プラチナ世代(65歳以上)を対象とした家族との食事の場をビデオ通話を活用することで提供する食卓コネクトサービス
• WebRTCを活用することでブラウザのみでビデオ・オーディオ通
信を実現することができる ※利用者側はプラグインのインストールを必要としない • SkyWayを利用することでサーバを準備することなく,簡単な
JavaScript を書くだけで,WebRTC を使ったアプリが開発できる
WebRTCを活用した食卓コネクトサイトの開発 学籍番号 1110960024 大谷武嗣