昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

昇龍道プロジェクトの取組～北陸圏と中部圏の観光を通じた官民広域連携～

北陸圏・中部圏広域地方計画合同協議会於 ミッドランドホール

平成27年11月30日

中部運輸局

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

1341

191.8

181.7

161.2

182.9

1000

1100

1200

1300

1400

1500

1600

1700

43.848.6

99.6

32.0

66.9

8.3

25.118.7

37.932.340.6

18.223.416.6

23.9

7.818.514.215.1

-23.4

23.9 15.3

-50

0

50

100

150

総数

韓国

中国

台湾

香港

タイ

シンガポール

マレーシア

インドネシア

フィリピン

ベトナム

インド

豪州

米国

カナダ

英国

フランス

ドイツ

イタリア

ロシア

スペイン

その他

%市場別増減率（2015年10月の前年同月比）

万人

訪日外国人旅行者数の推移1～10月計1631.7万人(48.2%増)

7月 51.0%増

8月 63.8%増

10月 43.8%増

9月 46.7%増

訪日外国人旅行者数の推移

521 614 673

733 835 835

679

861

622

836

1036

121.8

138.7

152.6

176.5

164.2

160.2

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

48.243.7

112.9

30.8

68.3

22.232.7

18.230.8

44.251.5

18.222.414.7

26.617.820.616.2

29.9

-17.0

26.924.4

-50

0

50

100

150

総数

韓国

中国

台湾

香港

タイ

シンガポール

マレーシア

インドネシア

フィリピン

ベトナム

インド

豪州

米国

カナダ

英国

フランス

ドイツ

イタリア

ロシア

スペイン

その他

%

（出典）JNTO（日本政府観光局）

市場別増減率（2015年1～10月の前年同期比）

注) 2015年1月～8月の値は暫定値、2015年9月～10月の値は推計値、％は対前年(2014年)同月比

1月 29.1%増

VJ開始

1~10月計

1100.9

2月 57.6%増

3月 45.3%増

4月 43.3%増

6月 51.8%増

5月 49.6%増

7月 51.0%増

1

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ中部北陸９県の観光資源自然景観観光資源

歴史文化観光資源

全国 ９県 対全国比

温泉

温泉地数 3,114 713 22.9%宿泊施設数 15,332 5,057 33.0%温泉利用者数（千人）

135,867 37,535 27.6%にっぽんの温泉百選

100 26 26.0%

三名泉 草津、有馬 下呂 33.3%

全国 ９県 対全国比

日本三大松原

虹の松原三保、気比 66.6％

動植物さくら名所百選 100 21 21.0%

総合観光国立公園 29 8 27.6%

動植物園 647 138 21.3%

歴史文化観光資源

(参考）中部北陸９県面積は、対全国比14.6％（平成25年10月）人口は、対全国比17.0％（平成25年10月）県内総生産は、対全国比17.5％（平成23年度）

出典:中部広域観光推進協議会編「中部の観光」

三名泉 草津、有馬 下呂 33.3%山岳 日本百名山 100 44 44.0%河川 名水百選 100 22 22.0%

湖沼 湖沼数 1,216 340 28.0%

海・海岸

海岸線(km) 3万4千 3,290 9.7%日本の渚百選 100 16 16.0%日本の白砂青松百選 100 18 18.0%

全国 ９県 対全国比

建造物 重要文化財 2,269 513 22.6%

史跡・城跡

史跡 1,524 251 16.5%名勝 292 68 23.3%

国宝天守閣

4（姫路）

3(彦根、松本、犬山)

75.0%

天然記念物 932 170 18.2%

2

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ中部北陸９県（昇龍道９県）のインバウンドの状況

石川県

富山県

長野県

昇龍道9県と他都市との外国人延べ宿泊者数の比較（２０１１年～２０１４年）

178

565

237 166

251

829

306 218

344

983

431 256

447

1,320

620 324

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400 2011年2012年2013年2014年

（注）１．従業者数１０人未満の宿泊施設を含む２．出典：観光庁 宿泊旅行統計調査

長野県福井県

岐阜県

愛知県 静岡県

滋賀県

三重県

0

昇龍道９県 東京都 大阪府 九州７県

3

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

47 17.4 10.8 15.8 9

１回目 2回目 3回目4～9回目10回以上

日本への訪問回数は、1回目が4割で最も多いものの、2回目以上のリピーターが6割。

外国人旅行者の訪問回数と旅行形態

43.6 56.4

団体旅行

2010

個人旅行

2010

団体旅行者は３割、個人旅行者は７割。

42.6

43.1

39.8

43.1

17.1

16.8

18.4

17.1

10

11

11.4

10.6

18.3

17.5

19.1

18.3

12

11.5

11.2

11

-4-

外国人旅行者の日本への訪問回数（観光・レジャー目的）

外国人旅行者の団体ツアー参加状況（観光・レジャー目的）

観光庁「訪日外国人の消費動向」（平成22～26年年次報告書より）

40.2

39.2

38.4

33.2

59.8

60.8

61.6

66.8

2011

2012

2013

2014

2011

2012

2013

2014

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ訪日外国人旅行者の滞在日数（2015年4-6月、観光・レジャー）

8.3

41.8

1.5

3.4

0.5

0.6

1.4

1.7

3.0

0.0

57.253.9

78.9

64.6

66.8

52.6

23.2

34.9

27.3

31.3

27.53.8

17.8

31.2

30.9

45.5

56.5

59.3

64.6

52.1

7.0

0.5

1.8

0.8

1.9

1.3

18.8

4.1

5.1

16.7

0% 50% 100%

全国籍・地域韓国台湾香港中国タイ

シンガポールマレーシアインドネシアフィリピン

0.0

0.0

1.1

1.9

0.0

2.3

1.3

2.3

6.1

1.9

3.8

1.7

29.2

20.8

10.0

1.9

8.1

4.6

6.4

14.0

14.0

17.0

7.6

10.0

62.5

62.5

41.1

26.9

44.2

46.6

44.9

62.8

53.2

30.2

44.3

46.7

8.3

16.7

47.8

69.2

47.7

46.6

47.4

20.9

26.6

50.9

44.3

41.7

フィリピンベトナムインド英国ドイツフランスイタリアスペインロシア米国カナダ

オーストラリアその他

3日間以内

4～6日間

7～13日間

14日間以上

出典：観光庁「平成27年4-6月期 訪日外国人消費動向調査」 5

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ昇龍道プロジェクトの推進

■昇龍道プロジェクト推進協議会

訪日外国人旅行者の増加を図るため、中部北陸９県の産官が広域的に連携したプロジェクト

推進体制（平成24年3月設置）会 長： 三田敏雄 中部経済連合会会長副会長： 久和 進 北陸経済連合会会長

協議会会員数： 1,565者（H27年9月末現在）

副会長： 久和 進 北陸経済連合会会長事務局： 中部運輸局、北陸信越運輸局、中部広域観光推進協議会

昇龍道プロジェクトの２大方針海外：一貫したプロモーション

⇒海外のメディア、旅行会社、ブロガー等の招請海外へのミッション団の派遣協議会の下に置かれた部会にて海外市場を共同研究 等

国内：観光力とホスピタリティ強化⇒外国人受入環境の整備交通利用の利便性向上協議会の下に置かれた分科会にて先行事例等を共同研究 等

6

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ昇龍道プロジェクトの推進数値目標 （外国人延べ宿泊者数）

0

200

400

600

291

178251

344

447509

600当初目標400万人泊

（万人泊）

←1～8月の速報値

0

400

800

1200

1600

2000

H24.3 H25.3 H26.3 H27.3 H27.9

昇龍道プロジェクトの会員数： 順調に増加

（者）

256419

1,0741,424

1,565

0H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ延べ宿泊者数全体に占める外国人延べ宿泊者数の割合

単位：万人平成27年・平成26年の１月～７月期の比較

県 別①全宿泊者数 ②外国人宿泊者数 外国人比率

平成26年 平成27年 伸び率 平成26年 平成27年 伸び率 平成26年 平成27年

富 山 県 179 205 14.6% 8 13 56.2% 4.5% 6.1%石 川 県 395 460 16.7% 22 30 37.6% 5.6% 6.6%福 井 県 202 225 11.8% 2 4 84.1% 1.0% 1.6%長 野 県 974 1,002 2.8% 44 60 33.7% 4.6% 5.9%岐 阜 県 328 363 10.4% 33 54 64.2% 10.1% 15.0%

※観光庁「宿泊旅行統計調査」平成26年確定値、平成27年1～7月第2次速報値による。※従業者数10人未満の施設を含む。※端数処理の関係で合計値及び割合が異なることがある。

静 岡 県 1,129 1,251 10.7% 42 107 153.9% 3.7% 8.6%愛 知 県 865 970 12.1% 81 135 67.0% 9.3% 13.9%三 重 県 488 504 3.4% 9 19 102.6% 1.9% 3.7%滋 賀 県 249 294 18.2% 14 24 78.5% 5.5% 8.3%中部管内計 3,012 3,313 10.0% 167 319 90.5% 5.6% 9.6%昇龍道９県計 4,809 5,274 9.7% 255 445 74.4% 5.3% 8.4%全 国 25,962 28,003 7.9% 2,523 3,820 51.4% 9.7% 13.6%

中部運輸局管内では、７月の時点で前年１年間超え。昇龍道９県でも、７月の時点で前年１年間並に。 8

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

二次交通の充実 （高速バス）

北陸圏と中部圏の広域連携の取組例(1)

【昇龍道高速バスきっぷ】 【昇龍道高速バスきっぷワイド】（平成27年10月1日より導入）

9

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ昇龍道高速バスきっぷと主な高速バス路線の利用状況

0200400600800

1,0001,200

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

平成２６年度

平成２７年度（人/ 昇龍道高速バスきっぷの利用状況

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

10

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

平成２５年度

平成２６年度

平成２７年度

名古屋－高山線（人/月）

H27.7 増便（9便→12便）

2,000

5,000

8,000

11,000

14,000

平成２５年度

平成２６年度

平成２７年度

高山－金沢線（人/月）

Ｈ26.4 増便（2便→4便）

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

二次交通の充実 （鉄道＋バス）

北陸圏と中部圏の広域連携の取組例(2)

【高山・北陸エリア周遊きっぷ】

二次交通の充実 （高速道路）

【Central Nippon Expressway Pass】

11

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ北陸圏と中部圏の広域連携の取組例(3)

「外国人観光客への特典」 が 「スマホ観光アプリで利用可能」 に

○外国人が「昇龍道ウェルカムカード」を提示すると、中部北陸9県の観光施設、宿泊施設、飲食店等から特典を受けられる。掲載施設等の数は、

「昇龍道ウェルカムカード」 スマホ観光アプリ 「NAVIGATE SHORYUDO」

おすすめルートガイド 自動音声ガイド オトクなクーポン提供

㈱リクルートライフスタイル

㈱トヨタマップマスター

中部国際空港㈱

られる。掲載施設等の数は、約600施設。

12

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昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

①

②

①「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし 北・海・道」（「プライムロード ひがし北・海・道」推進協議会）

④「美の伝説」（関西広域連合、関西経済連合会、関西地域振興財団）

⑤「せとうち・海の道」（瀬戸内ブランド推進連合、瀬戸内観光ルート誘客促進協議会）

⑥「スピリチュアルな島～四国遍路～」

凡例 骨太な観光導線

広域観光周遊を構成するルート例

昇龍道が広域観光周遊ルートに認定ゴールデンルートに代わる広域観光周遊ルートを目指して、７ルートが採択

③

⑤

⑥

⑦

④

②「日本の奥の院・東北探訪ルート」（東北観光推進機構）

③「昇龍道」（中部（東海・北陸・信州）広域観光推進協議会）

⑥「スピリチュアルな島～四国遍路～」（四国ツーリズム創造機構）

⑦「温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート」（九州観光推進機構）

※申請のあった広域観光周遊ルート形成計画について骨太な観光動線及び広域観光周遊を構成するルート例を概略的にイメージ化したもの。

「昇龍道」は、新たなステージへ

13

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ広域観光周遊ルートとしての新たな取組(1)

Dragon Route

Jurassic Route

Platinum Alpine Route

「重点ルート」を軸とした積極的なプロモーションを展開

インドネシアにミッション団を派遣６つの「重点ルート」を策定在ジャカルタの政府機関、旅行会社、航空会社等32箇所を訪問するなど、「重点ルート」を軸にプロモーション

官民の約60名が参加（団長：三田敏雄会長）平成27年10月18日～21日に実施愛知県のミッション団と連携

訪日旅行の意欲高く、反響大

Nostalgic Route

Ise Pilgrimage Route

Ukiyoe Route

14

訪日旅行の意欲高く、反響大

フォローアップとして、現地旅行会社の招請、現地旅行博への出展等を予定

インドネシアミッションでの観光セミナーの様子

昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

「酒と食」のおいし

中部北陸９県は、日本の「まんなか」

日本のまんなかの「お酒」に注目

戦国～江戸期の「サムライ」の

日本のまんなかの「歴史文化」に注目

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௴ॸ␗ঐ

自動車、航空機、伝統工芸等の

日本のまんなかの「現在の強み」に注目

「山車・からくり」は

日本のまんなかに多数ある「山・鉾・屋台行事」に注目

広域観光周遊ルートとしての新たな取組(2)

広域共通の観光テーマについてストーリー化する事業を広域連携で展開

15

広域共通の観光テーマについてストーリー化 ＋ その他の多様な観光資源

訪日外国人が嗜好に応じて多様な楽しみ方で広域周遊

「酒と食」のおいしいコラボレーション

「サムライ」の歴史文化

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ॸ␗ঐ

伝統工芸等の「ものづくり」

「山車・からくり」はものづくりのルーツ

「昇龍道日本銘酒街道」

「昇龍道サムライ街道」

「昇龍道ものづくり街道」

「昇龍道山車・からくり街道」

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昇龍道ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ伊勢志摩サミットの機会を捉えて

伊勢志摩サミットは、この地域に世界の注目が集まる機会

伊勢志摩サミットの機会を捉えて、この地域のことを効果的に世界へ発信したい

こうした共通の問題意識を持つ主体として、次の三者がある

昇龍道プロジェクト推進協議会

「三重県民会議×東海会議×昇龍道」の枠組みで積極的に取組

これらの三者が連携して、「三重県民会議×東海会議×昇龍道」の枠組みで、取組の内容を充実させるとともに、海外に強力に発信

伊勢志摩サミット三重県民会議

伊勢志摩サミット東海会議

推進協議会

（事務局：三重県）

（事務局：中部経済連合会）

（事務局：中部運輸局、北陸信越運輸局、中部広域観光推進協議会）