高速道路のグリーンマネジメント...

32
公益財団法人 高速道路調査会 高速道路のグリーンマネジメント に関する検討 平成26年度 高速道路調査会 研究発表会

Transcript of 高速道路のグリーンマネジメント...

  • 公益財団法人高速道路調査会

    高速道路のグリーンマネジメントに関する検討

    平成26年度 高速道路調査会研究発表会

    http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=12erbiu94/EXP=1312003460;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjUjFuaEkwcWJ1VHItWHAtd1dKTjJUdUhXMmFhcVBIN1YwMllHZnIxWHFhSy1XTTVDM3VNVUpHMHl3BHADNUxpVzU1V001Wnl3NVp1eklPZUVvZWFXbVEtLQRwb3MDMjcEc2VjA3NodwRzbGsDcmk-/*-http:/blog-imgs-32.fc2.com/a/t/s/atsutoms/world_map01.png

  • 1.背景と目的

    2.現状と課題

    3.高速道路の緑の価値

    4.課題解決に向けて

    5.まとめ

    構 成

    2

  • 1.背景と目的

    3

  • 背景と目的

    4側道にはみ出した盛土のり面の樹木 クズによって全面的に被圧されたのり面

  • 5

    緑の機能を認めて植栽したはずなのに、

    しっかり管理されてるのだろうか?

    結果、期待した緑の機能や効果が十分

    に発揮されていないのではないか?

    ニーズも多様化し、今後いかに効率的

    な維持、管理、運営を進めていくか?

  • 6

  • 歴史性;“高速道路50年”

    (名神高速道路 象鼻山付近) 7

    開通当初 約10年後

    約30年後約40年後

  • 道路植栽の機能

    景観向上機能環境保全機能 安全向上機能①地球温暖化防止②大気浄化③騒音緩和④微気象調整⑤緑陰形成⑥生態系保全⑦病虫害防止

    (景観調整)①遮蔽②景観調和(景観演出)③景観強調④指標⑤景観統合⑥眺望⑦観賞

    (交通安全)①視線誘導・線形予告②遮光③立入防止④衝撃緩和⑤地吹雪・飛砂防止⑥雪崩・落石防止⑦浸食防止

    先導性;“機能植栽”

    8

  • 規模性;“道路緑地8,000ha”

    9東名高速道路 浜松IC付近

  • 2.現状と課題

    10

  • 現状と課題

    11

    側道へのはみ出し 日照阻害 景観阻害

    笹類の繁茂(偏向遷移) 落葉の処理 ゴミの投棄

  • ■高樹高、密生樹林(典型的な樹林状況)

    12

    高所作業車による剪定作業 枝の剪定による用地境界沿いの管理

  • 13

  • 3.高速道路の緑の価値

    14

  • 15

  • 16

  • 17

    中央分離帯の緑

    休憩施設の緑 インターチェンジの緑

    路傍の緑

  • ■地球温暖化抑制(二酸化炭素の吸収固定)

    盛土のり面等の樹林化面積とCO2吸収固定量東日本 3,700ha*1 39,000t-CO2中日本 1,600 *2 17,000西日本 3,078 *1 32,319 *3

    (*3;樹林化面積×10.5t-CO2/haで試算した場合)

    計 8,274ha 87,227t-CO2

    18

    NEXCO各社CSR_Reportより(*1;2012年度末、*2;2013年度末)

  • 19

    ■休息の質を高める緑の効果

    「緑による視覚疲労の回復」〔近藤ら(1989)、浅海ら(1995)〕

    「室内の緑によるストレス緩和(リラックス感・疲労感の軽減)効果 」

    〔中本ら(1999) 、佐藤ら(1994)、青木ら(2002)、岩崎ら(2006)、松本ら(2008)〕

    「屋外空間の緑とストレス緩和効果」〔中村ら(1992)、多田ら(1998,2000,2001),那須ら(2011)〕

    「屋外の緑空間の疲労回復効果 」〔多田ら(2001)、岩崎ら(2007)〕

    「緑による生産性向上(集中力)・ヒューマンエラーの軽減」〔Lohr, V.ら(1996),Shibata. Sら(2001),松本(2010)〕

  • 20

    ■SAの緑が運転疲労回復に与える効果

    駐車場 園 地 計測風景

    POMSによる感情の変化 脳波(α波発生量)の比較 自律神経系の変化

    駐車場と園地の疲労回復状況の比較(多田らの研究(2001):道路と自然110より)

  • 21

    高速道路運転における唾液アミラーゼの変化-ハーブ園及び建物内における休憩の効果-

    高速道路休養施設における緑地空間が利用者のストレス緩和に与える効果に関する研究より(日緑工誌、33(1)、2007)

  • 4.課題解決に向けて

    22

  • 23

  • 24

  • ■樹林管理手法一覧

    25

  • 26

  • 5.まとめ

    27

  • 28

  • 29

  • 30

  • 31

    今後の展開既往成果等のレビュー 業務の目的

    現状の把握

    課題の抽出

    基本方針の検討

    整備・管理方策の検討

    全体とりまとめ

    ケーススタディ(パース等による提案)

  • ご清聴ありがとうございました

    高速道路のグリーンマネジメントに関する検討スライド番号 2スライド番号 3スライド番号 4スライド番号 5スライド番号 6スライド番号 7スライド番号 8スライド番号 9スライド番号 10スライド番号 11スライド番号 12スライド番号 13スライド番号 14スライド番号 15スライド番号 16スライド番号 17スライド番号 18スライド番号 19スライド番号 20スライド番号 21スライド番号 22スライド番号 23スライド番号 24スライド番号 25スライド番号 26スライド番号 27スライド番号 28スライド番号 29スライド番号 30スライド番号 31スライド番号 32