小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2...

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小野田医師会報(第124号)

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休 日 応 急 医 表(H27.2〜H27. 3)月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

H27. 2.18111522

H27. 3.1815212229

日日祝日日日日日祝日日

山口労災病院しらさわ内科クリニック山陽小野田市民病院村重医院山陽小野田市民病院むらた循環器内科山陽小野田市民病院稲本内科医院山口労災病院中村内科胃腸科医院山陽小野田市民病院

83−2881 81−2600 83−2355 83−3706 83−2355 39−8660 83−2355 81−1128 83−2881 84−3131 83−2355

山口労災病院山口労災病院山陽小野田市民病院井上医院山陽小野田市民病院山口労災病院山陽小野田市民病院小野田赤十字病院山口労災病院松岡整形外科山陽小野田市民病院

83−2881 83−2881 83−2355 81−1213 83−2355 83−2881 83−2355 88−0221 83−2881 81−3818 83−2355

◎小児科は山陽小野田市急患診療所で診療(TEL 84-3632)

2月9日㈪ 理事会 医師会館 7:00 PM2月13日㈮ 消化器研究会 医師会館 6:30 PM2月16日㈪ 会報委員会 医師会館 7:00 PM

3月9日㈪ 理事会 医師会館 7:00 PM3月13日㈮ 消化器研究会 医師会館 6:30 PM3月26日㈭ 健康ミニ講座 中央図書館 2:00 PM

4月10日㈮ 消化器研究会 医師会館 6:30 PM4月13日㈪ 理事会 医師会館 7:00 PM4月20日㈪ 会報委員会 医師会館 7:00 PM

5月7日㈭ 理事・監事会 医師会館 6:00 PM5月8日㈮ 消化器研究会 医師会館 6:30 PM5月11日㈪ 予算理事会 医師会館 7:00 PM5月18日㈪ 会報委員会 医師会館 7:00 PM5月27日㈬ 定時総会 小野田保健センター 7:00 PM5月28日㈭ 健康ミニ講座 中央図書館 2:00 PM

行 事 予 定

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あけましておめでとうございます。会員の皆さんには、新たな気持ちで平成27年の新年を迎えられたことと思います。

昨年もわが国では大きな災害が各地でおこりました。8月には広島で大雨による土砂災害で沢山の犠牲者が出ました。9月には御嶽山の大噴火で多くの方が亡くなられました。また11月には長野県での大地震があったりと、大災害の記憶が冷めやらぬうちにまた次の災害が起こるという連鎖です。「今までに経験したことの無い」災害が頻発することは、我々人類が犯してきた悪事に対する自然の報いと考えざるをえません。4年前の東日本大震災を思うと、原発再稼働についてはもっと謙虚な気持ちで考えていかなければなりません。

年末の総選挙で「アベノミクス」の推進を掲げた自民党が圧勝しました。消費税は8%に据え置かれたものの、医療や社会保障制度の充実をうたった財源は何処から捻出されるのか、先が見えません。今年の介護保険報酬制度改定、来年の診療報酬改定に向けては消費税の問題とからめて、医師会の主張を通していかなければなりません。

また、超高齢化社会を迎えるにあたって、新たな医療供給体制の構築に本気で取り組む必要があり、「地域包括ケア」「医療と介護の連携」といったキーワードで地域における、様々な取り組みが模索されています。医師会としても主導的な立場で関わっていくつもりです。その一環として、今年から旧小野田市

時代に行われていた市地域医療懇談会を再開し、それらの諸問題について協議していく事にしています。

昨年より稼働した「さんさんネット」については、更なる利用促進を図り、自然消滅することのないようにしていかなければなりません。このネットワークを利用した取り組みとして、小野田医師会では日本医師会の協力を得て、介護保険主治医意見書のオンライン化事業に取り組んでいるところです。これが成功すれば、全国初の事業となりますので、是非とも実現させます。

市民に開かれた医師会づくりについては、一昨年6月から隔月で市民対象の「健康ミニ講座」を継続開催しています。毎回多数の市民の参加者があり、とても充実した企画となっており、今年度も継続していきたいと考えています。市民の皆さんに医師会を少しでも身近に感じていただければ幸いです。

昨年10月にプレオープンした新市民病院は4月には、グランドオープンとなります。それに合わせて市内の医療関係者が共同利用できる保育施設が併設されますが、大いに利用して頂きたいと思います。医師、看護師をはじめとした医療従事者の確保に繋がるものと期待しています。

山陽小野田市は今年で合併10周年を迎えます。1つの行政区に2つの医師会が存在することは、行政の事業に関わることの多い医師会だからこそ不都合なことが多く生じています。小野田と厚狭郡医師会の合併問題につい

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て昨年より話し合いを重ねているところです。会員の皆さんのご意見を下さい。

小野田医師会の更なる繁栄と会員の皆様の

ご発展とご健勝をお祈りして、今年の年頭のご挨拶とさせていただきます。

小野田医師会の先生方には、益々御健勝の事とお慶び申し上げます。この度、光栄にも特別寄稿の御要請がございまして、大変恐縮致しております。

医師会の先生方には、我々薬剤師が常日頃処方箋にて大変お世話になり、又三師会行事等も幹事の先生方に寛大なるご指導を賜わり、心より感謝申し上げます。私は、日産化学の傍の硫酸町で生まれ、小野田小学校・小野田中学校・小野田高校を経て薬学部に入りました。根っからの小野田っ子です。小野田を愛する人間の一人として山陽小野田薬剤師会にも特別な思い入れがあります。

扨て、テーマは自由との事ですが、色々と悩んだ挙句、医薬分業について私の個人的な考えを披露させて頂くことに致しました。

近年、山口労災、小野田赤十字、山陽小野田市民病院と市内の3大総合病院から処方箋が発行される時代と成り、一般市民にも医薬分業が、浸透して参りましたが、日本の医療の歴史からすると、医薬分業は市民にとって面倒で、何是こんな手間暇かけて薬をもらわねばならぬか、合点がゆかないまま渋々処方箋を持参する患者様もまだまだ少なからず来店されます。

医薬分業は日本や中国等の東洋医学では生

まれなかった医療システムなので、当然だと思います。この長い慣習から脱皮するのは次世代に為らなければ本当の分業の概念は理解できないと思われます。西洋医学の歴史において、毒殺や医療事故の原因を究明する為、試行錯誤の末に、生み出された制度で、神聖ローマ帝国のフリードリヒⅡ世が毒殺を怖れて主治医の処方した薬を別の者にチェックさせたのが始まりと伝えられています。1240年に「医師は診療所の中に調剤室をもうけてはならぬ。」言い換えると「死亡診断書を書くその手で投薬してはならぬ。」と言う法律が定められ、それ以来、西欧では分業が進み医薬分業は当然の制度であり、不文律として市民に全面的に受け入れられ今日に至った様です。

要は、患者の保身の為と言う概念が受け入れられたわけで、経済的な理由ではありません。

日本の分業は、厚労省が医薬品の使用量を減らす目的で経済的な観点からの動機でスタートしております。分業が当然であると、市民に受け入れられたのち、次のコスト削減策として、薬剤師の調剤技術料が真っ先にその標的になると思われます。

今の薬剤師の調剤技術料は数年の内に半分

随 筆

医薬分業の今後 山陽小野田薬剤師会 会長

藤原  哲

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に減らされそうです。いやもっと減らされる可能性があります。大体、一診療所に、一薬局が引っ付いて全ての薬局の経営が成り立つなんて医療費が膨らむばかりです。そのうち、患者数が少ない一診療所だけを頼りに経営している調剤薬局は技術料の減額により経営難に陥り閉局に追い込まれることになりそうです。現在、山口大学附属病院・労災病院・山陽小野田市民病院・小野田赤十字病院だけでなく下関や山口の医療機関からの処方箋も市内の調剤薬局で十分対応出来ております。これから先、隣の薬局がもし閉局してもそのまま処方箋の発行を継続して頂くようお願い申し上げます。

利便性を考えて先生方の診療所に通院しているわけではなく、先生に診てもらいたいか

ら通院しているわけです。ですから、院内投薬でなく院外処方箋を発行しても患者さんは減らないと思います。本来の医薬分業が完全な面分業として完成する時代が早く来るよう願っております。私の勝手な考えかもしれませんが先生方はいかにお考えでしょうか。隣に薬局が無くても患者さんはあまり不便を感じない状況になってきました。先ほども「診療が終わっても、薬をもらうために一時間も待たされた、処方箋発行してもらった方が無駄な時間を過ごさなくて良いんだけど」という患者さんがおられました。今後共、医薬分業をご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。改めて寄稿の機会を頂いたことに心より感謝申し上げます。

平成26年6月より週に1〜2日、午後に手術室で麻酔科研修を開始しました。院長先生をはじめ、産婦人科部長、麻酔科部長の先生方、手術室のスタッフにはかなりご迷惑をお掛けしていますが、大変有意義な研修であると実感しています。

他科と同様に産婦人科にも様々な専門医やサブスペシャリティーの分野があり、専門医や母体保護法指定医、がん治療認定医、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医などの資格やマンモグラフィ読影認定医を取得しましたが、緊急時に素早く対応できるように麻酔科での研修を始めました。

大阪府での研修医の頃、部長より産直前に

は、「この妊婦が、急に血圧が上がったり、弛緩出血を起こしたりしたら、どうするんや?」とか「目の前の患者さんが、常位胎盤早期剥離になったら、対応できるんか?どうやって早く帝王切開すんねん?」とか色々な指導を受け、常々過ごしました。

少子高齢化のご時勢でもあり、大阪府で研修医を過ごした頃の部長の先生方は全員もう分娩には関わっておられませんが、代わりに若手がしっかりと成長する必要があります。自分の中では緊急時の対応は一生の課題であると日頃より考えています。

今では当たり前ですが、「元気な赤ちゃんを産んでもらう」、「癌を見落とさない」とい

麻酔科研修を始めました。~たまにソフトテニスも

しています~

山口労災病院産婦人科

近藤  実

随 筆

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うことを普段の診療では心掛けています。ただ休日の夜間など、助産師さんと二人きりの状態で胎児の心拍が急に下がると、私の心拍は一気に上がり始め、午前中の診療よりもやはり素早い判断が求められます。

全くリスクのない分娩でも、非常事態が起こり得る産科の特性上、研修医の頃より、お産が順調に進行し安産であることを祈願しながら内診し、分娩の経過を見守っています。自分の嫁から娘を取り上げた何倍も神経を使いますので、なるべく胎児の心音だけは下がらないようにと、特に産直日はお守りを肌身離さず持ち歩いています。

平日の昼間であれば人手を集めれば何とかなる症例も、人手が確保できない時間帯ではどうにかしなければいけません。「一人ですべてができるように」とまでは無理かもしれませんが、いずれは妊婦さんへの全身麻酔、

脊椎麻酔、硬膜外麻酔にしても可能な限り精通したいと思い勉強しています。

麻酔科での研修は、周りの方々の御蔭で事故なく過ごしています。未だに患者さんが何事もなく無事で麻酔から覚醒してくれるのかが一番の不安ですが、翌朝の麻酔科術後回診で問題なければ安心します。まだまだ未熟なので、今後も不明な点を麻酔科の先生方にご指導して頂けると幸いです。

ここ最近、嫁から「何か太ったよね?昔は○○○に似てると思ったけど…」と言われ、体重を維持するため学生時代にしていたソフトテニスを再開しました。一応、所属チームの団体戦や近県宇部ソフトテニス大会で最低限は自分では納得する結果でした。今後は宇部興産や山口県教員クラブのペアと善戦できるようになりたいです。

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世界でも指折りの景勝地にユニークでロマンあふれる贅沢なリゾートホテルを展開しているアマンリゾートホテル。今では世界17ケ国26ケ所にあります。部屋数50以下のスモールラグジュアリーホテルで、インドネシア・バリ島には3ケ所あります。小田原市で小児科医院を開業されている先生ご夫妻がよく行かれていることから、私の家内もさそわれて2年前にバリ島のアマンリゾート「アマヌサ」に行ってすごく感動したものですから、今度機会があったら是非一緒に行こうと言っておりました。このたびH26年9月13日〜17日3泊5日でインドネシア・ジョグジャカルタにあるアマンリゾート「アマンジオ」に小児科ご夫妻有志8名で行って来ました。ジョグジャカルタはジャワ島にあり、バリ島の国際空港デンパサールから国内線で約1時間半。中世ジャワの面影を残す古都として名高く、世界文化遺産の二大

寺院遺跡「ボロブドゥール寺院遺跡群」と「プランバナン寺院遺跡群」があります。

アマンリゾート「アマンジオ」をご紹介します。ジョグジャカルタ空港に着いた時からアマンリゾートが誇るVIP待遇です。飛行機のタラップを降りたところに迎えの車が来ており、空港内のアマン専用の特別室へ迎えられ、そこで小休止後、車で約1時間半かけてひたすら市内から郊外の「アマンジオ」に向かいます。ホテルに着きますと入口で歓迎の花びらのフラワーシャワーで迎えられます(写真1)。チェックイン等の手続きはすでに事前に終わっており、すぐにそれぞれの部屋に案内されます。荷物はすでに部屋に運び込まれていました。各部屋はレンガで囲まれたそれぞれの1つのブロック内に戸建仕様で(写真2、3)、正面入口は外部から見えないように設計されており1面のスモークガラス戸です。部

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(写真1)

(写真3) (写真2)

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屋に入りますと真ん中に大きなダブルベッドがしつらえてあります(写真4)。ベッドの左右にそれぞれ一人ずつのクローゼットと一人専用のフル装備の洗面台があります(写真5)。お風呂は室内に広いシャワールームとすぐ外に大理石の露天風呂がありお湯をいっぱい入れて澄み切った夜空の星を眺めながら入浴ができます(写真6)。部屋のテラスにはリクラ

インベッドと茅葺の休憩所と専用の庭がついています(写真7)。室内にはウエルカムドリンクとして氷がいっぱい入った容器にロゼワイン1本が置いてありました(写真8)。ともかく静かな環境の中で過ごし安らぐということでテレビはありません。私が驚いたのは、朝、朝食を皆なでそろって食べたあと(写真9)、部屋に帰りますと見事にベッドメーキン

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(写真4)

(写真5)

(写真6)

(写真7)

(写真8)

(写真9)

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グ・部屋の掃除が終わっています。そのあと観光などで外出して帰って来るとまた部屋の掃除がしてあり1回使ったタオルなどすべてが新しいものに取替えてあり、夕食後部屋に帰りますとまた掃除がしてありタオルがまた新しいものに取替えてありました。3泊滞在中毎日3回部屋の掃除がしてありました。ホテルには50mの立派なプールがありましたので(写真10)、昼間の空いた時間に一人で泳ぎに行ったのですが、私が行きますとプールサイドのリクライニングチェアに真っ白いタオルケットをセットしてくれ冷たいミネラルウォーターを持ってきてくれました。インドネシアは典型的な熱帯性気候で4〜9月が乾季でベストシーズン、10〜3月は雨季ですが、1年を通じて最低平均気温は23℃前後、最高平均気温は33℃前後とほぼ一定しており、ひと泳ぎしたあとプールサイドのリクライニングチェアに

心地よいそよ風に身を任したときは本当に気持ち良かったです。私が泳いでいたときは私ひとりだけでした。このように真のリラクゼーションを感じさせてくれるアマンリゾートは、いつしかスモールラグジュアリーホテルの代名詞、究極の隠れ家と称されるようになりました。

今回の旅行の観光の主目的であるジョグジャカルタにある世界文化遺産の二大寺院遺跡群の「ボロブドゥール寺院遺跡群」をご紹介します。約1000年もの間火山灰に埋もれ密林で眠っていた仏教遺跡です。日中は大変な観光客が来ますから、我々8名はホテルを午前4時に起き予約しておいた朝食メニューをホールで食べた後、早朝の観光客の少ない時間にボロブドゥール寺院遺跡の頂上から朝日を見ることにしました(写真11、12、13)。

もう一つの世界文化遺産「プランバナン寺院遺跡群」をご紹介します。この遺跡群は約5㎢

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(写真10)

(写真11)

(写真12)

(写真13)

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と き:H26.9.8(月)ところ:医師会館出席者:西村、長澤、藤村、松岡、白澤、

長谷川、渡邊、伊藤、豊重、萩田、村重

協議事項1)主治医意見書オンライン化、アンケート

調査結果と今後の予定について2)休日当番医制度見直し検討会の状況につ

いて3)新山陽小野田市民病院の今後の予定と運

営方針について4)山陽小野田市地域医療懇親会(仮称)に

ついて5)小野田医師会学術講演会の予定について6)JMATやまぐち事前登録について7)第5回SOS健康フェスタについて報告事項1)感染対策集合研修について2)山陽小野田市急患診療所薬事委員会につ

いて3)第1回山陽小野田市国民健康保険運営協

議会について4)平日夜間診療所について5)訪問看護ステーション運営状況について

(以上 長澤副会長)6)労働基準局等指導説明会について7)若手会員医政研修会について

(以上 渡邊理事)8)山陽小野田市学校保健会総会について9)郡市医師会妊産婦・乳幼児保健担当理事

協議会・関係者合同会議について(以上 伊藤理事)

と き:H26.10.14(火)ところ:医師会館

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理事会報告■9月理事会

■10月理事会

にわたる広大な面積を誇る史跡公園内にありヒンドゥー教の寺院遺跡が点在しています。2006年に近くの火山の大噴火で壊滅的被害を受けましたが日本の鹿島建設等の懸命な復旧工事でここまで回復しました(写真14、15、16)。

これで今回の旅行記は終わります。

(写真14)

(写真15)

(写真16)

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出席者:西村、長澤、藤村、松岡、白澤、長谷川、渡邊、伊藤、河野、萩田、田原

協議事項1)JMAT小野田医師会チームメンバー決定

について2)山陽小野田市地域医療懇親会(仮称)に

ついて3)3医師会合同理事協議会について報告事項1)平成26年度第3回健康ミニ講座について

(西村会長)2)平日夜間診療所について3)訪問看護ステーション運営状況について

(以上 長澤副会長)4)宇部・山陽小野田・美祢広域救急医療対

策協議会について(松岡理事)

5)山口県医師会産業医研修会について6)第2回山陽小野田市健康づくり推進協議

会について(以上 白澤理事)

7)さんさんネット運用地域会議 第5回システム委員会について

(渡邊理事)8)郡市医師会介護保険担当理事協議会につ

いて(萩田理事)

と き:H26.11.10(月)ところ:医師会館出席者:西村、長澤、藤村、松岡、白澤、

渡邊、伊藤、豊重、河野、萩田、西岡

協議事項1)主治医意見書オンライン化試験運用に際

しての医師資格証申請について2)平日夜間診療所閉鎖についての意見書に

ついて3)地域安全情報のFAX通信について

4)第5回SOS健康フェスタについて5)地域包括ケア担当理事の選任について6)訪問看護ステーション事務舎建て替えに

ついて報告事項1)第1回郡市医師会長会議について2)第2回医師連盟執行委員会について3)第2回さんさんネット運用会議について4)小野田赤十字病院地域連携会議について5)小野田・厚狭郡・宇部市医師会理事合同

協議会について6)県医師会ゴルフ大会について7)山口労災病院諮問会議について

(以上 西村会長)8)郡市医師会医療廃棄物担当理事協議会に

ついて9)訪問看護ステーション運営委員会について10)平日夜間診療所について11)訪問看護ステーション運営状況について

(以上 長澤副会長)12)特定健診・特定保健指導担当理事および

関係者合同会議について(藤村理事)

13)第1回宇部・山陽小野田・美祢広域二次救急病院輪番制の見直し検討会について

14)小野田医師会旅行について(以上 松岡理事)

15)地域ケア会議について16)郡市医師会産業保健担当理事協議会につ

いて(以上 白澤理事)

17)さんさんネット運用地域会議 第6回システム委員会について

(渡邊理事)18)郡市医師会学校保健担当理事協議会・県

医師会学校医部会合同会議について(伊藤理事)

19)小野田医師会学術講演会について(河野理事)

20)第1回山陽小野田市高齢者保健福祉推進会議について

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■11月理事会

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(萩田理事)

と き:H26.12.8(月)ところ:医師会館出席者:西村、長澤、藤村、松岡、白澤、

長谷川、渡邊、伊藤、豊重、河野、萩田、田原

協議事項1)主治医意見書オンライン化試験運用開始

について2)平日夜間診療所閉鎖予定の延長について報告事項1)山口労災病院登録医情報交換会について2)小野田・厚狭郡医師会合併についての勉

強会について3)平成26年度第4回健康ミニ講座について4)第3回医師連盟執行委員会について5)介護保険主治医意見書オンライン実用化

に向けた説明会について(以上 西村会長)

6)平日夜間診療所について7)訪問看護ステーション運営状況について

(以上 長澤副会長)8)二次救急病院輪番制見直し検討会について9)当医療圏4病院二次救急医療輪番制見直

し検討会について10)労災・自賠責保険担当理事協議会について11)第2回宇部・山陽小野田・美祢広域二次

救急病院輪番制の見直し検討会について(以上 松岡理事)

12)第1回山陽小野田市障害福祉計画検討委員会について

13)第5回SOS健康フェスタについて14)山陽小野田市自立支援協議会について

(以上 白澤理事)15)さんさんネット運用地域会議 第7回シ

ステム委員会について(渡邊理事)

16)第2回郡市医師会地域医療担当理事協議会について

(豊重理事)17)第2回山陽小野田市高齢者保健福祉推進

会議について(萩田理事)

と き:H26.8.21(木)2:00PMところ:中央図書館研修内容:針刺しについての研修

(長澤(英) 報)

と き:H26.8.21(木)2:30PMところ:市民館講 演:「自閉症スペクトラム障害児への理

解と支援〜10年間に追跡調査から

わかったこと〜」講 師:山口大学教育学部 木谷秀勝教授

(伊藤(忍) 報)

と き:H26.8.21(木)3:00PMところ:市役所医師会出席者:長澤(英)議 題:1)平成25年度国民健康保険特別会計決算に

ついて2)平成26年度国民健康保険料率について3)その他

(長澤(英) 報)

と き:H26.8.25(月)7:00PMところ:小野田保健センター講 師:1)山口県社会保険労務士会

小野田医師会報(第124号)

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行事報告■感染対策集合研修

■山陽小野田市学校保健会総会

■労働基準局等指導説明会

■第1回山陽小野田市国民健康保険運営協議会

■12月理事会

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佐野正樹社会保険労務士2)宇部労働基準監督署第一方面主任

矢野和明監査官(渡邊 報)

と き:H26.8.27(水)7:00PMところ:保健センター医師会出席者:砂川(功)、高橋、砂川(新)、

田代、太田、長澤(英)議 題:1)入れ替え薬剤、不要薬剤の検討

(長澤(英) 報)

と き:H26.9.17(水)7:00PMところ:山口労災病院演 題:「健康診断と事後措置」講 師:宇部興産株式会社健康管理センター

産業医 長田周也先生(白澤 報)

と き:H26.9.25(木)2:00PMところ:中央図書館演 題:「白内障について」講 師:長谷川眼科 長谷川靖先生

(西村 報)

と き:H26.9.30(火)7:30PMところ:宇部市医師会館医師会出席者:矢賀、渡邊議 題:1)委員会の検討事項について

(1)地域医療連携情報ネットワーク利用状況について

(2)運用規約の変更に伴う改善案の提案について

(3)要望・検討事項について

1)HumanBridgeメール受信状況の一般メール送信について

2)さんさんネット利用拡大について3)むべの里参加について4)退院情報連絡システムについて5)利用範囲・権限について6)同意書レイアウト変更について

2)その他(1)小野田医師会主治医意見書オンライ

ン化進捗状況について(2)地域医療ネットワーク研究会について

(渡邊 報)

と き:H26.10.2(木)4:00PMところ:宇部市保健センター医師会出席者:松岡議 題:1)二次救急医療体制についてアンケート調

査結果報告2)今後の方策検討3)その他

(松岡 報)

と き:H26.10.9(木)6:00PMところ:保健センター医師会出席者:白澤議 題:1)第5回健康フェスタについて2)山陽小野田市SOS健康づくり計画運営委員

会(かたつむりで行こう会)とSOS健康・情報ステーションの活動報告について

3)山陽小野田市食育推進計画「元気いっぱいねたろう「食育」プラン」について

4)公共施設における受動喫煙状況調査結果について

5)その他(白澤 報)

小野田医師会報(第124号)

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■宇部・山陽小野田・美祢広域救急医療対策協議会

■第2回山陽小野田市健康づくり推進協議会

■山陽小野田市急患診療所薬事委員会

■山口県医師会産業医研修会

■平成26年度第3回健康ミニ講座

■さんさんネット運用地域会議 第5回システム委員会

Page 14: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

と き:H26.10.9(木)ところ:市役所医師会出席者:萩田議 題:1)第6期山陽小野田市高齢者福祉計画策定

の流れについて2)第5期山陽小野田市高齢者福祉計画の現

状報告について3)第6期山陽小野田市高齢者福祉計画策定

に向けての調査報告について4)介護保険制度の改正について

(萩田 報)

と き:H26.10.16(木)7:00PMところ:市役所医師会出席者:河合、西村、森田、白澤、廣田議 題:1)ミニ講演2)グループ討議

(白澤 報)

と き:H26.10.20(月)7:00PMところ:宇部市医師会館医師会出席者:西村議 題:1)さんさんネット利用状況について2)運用規定の変更に伴う改善案について3)大規模事業所に対する年会費の規定につ

いて(西村 報)

と き:H26.10.22(水)7:00PMところ:セントラルホテル

(西村 報)

と き:H26.10.23(木)7:00PMところ:国際ホテル宇部

(西村 報)

と き:H26.10.24(金)6:30PMところ:訪問看護ステーション事務舎医師会出席者:西村、藤村、山田、長澤(英)

(長澤(英) 報)

と き:H26.10.28(火)7:30PMところ:宇部市医師会館医師会出席者:渡邊議 題:1)委員会の検討事項について

(1)地域医療連携情報ネットワーク利用状況について

(2)運用会議確定事項について(報告)1)運用規定の変更について2)むべの里参加について3)HumanBridgeメール受信状況

連絡について4)さんさんネット利用拡大について5)同意書レイアウト変更 サイト

アップ完了(3)要望・検討事項について

1)チーム同意について2)診療情報参照 自動延長の対象

日数について3)地域連携パス 入力済みシート

印刷担当者について4)リーフレット(案)について

2)その他(渡邊 報)

と き:H26.10.29(水)7:00PM

小野田医師会報(第124号)

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■小野田・厚狭郡・宇部市医師会理事合同協議会

■さんさんネット運用地域会議 第6回システム委員会

■訪問看護ステーション運営委員会

■小野田医師会学術講演会

■第1回山陽小野田市高齢者保健福祉推進会議

■地域ケア会議

■第2回さんさんネット運用会議

■小野田赤十字病院地域連携会議

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ところ:山口労災病院演 題:「肝がん診療の現状と展望」講 師:山口大学大学院医学系研究科臨床検

査・腫瘍学分野 山﨑隆弘教授(河野 報)

と き:H26.10.30(木)5:00PMところ:労災病院

(西村 報)

と き:H26.11.6(木)6:30PMところ:宇部市保健センター 医師会出席者:松岡議 題:1)輪番制の課題等について2)各病院からの現状報告3)広域について4)輪番制の見直しについて

(松岡 報)

と き:H26.11.13(木)2:00PMところ:市役所医師会出席者:白澤議 題:1)市内の障がい者の現状について2)アンケート集約について3)施策推進の方向について4)その他 

(白澤 報)

と き:H26.11.13(木)4:00PMところ:市役所医師会出席者:萩田議 題:

1)第6期(次期)山陽小野田市高齢者福祉計画策定について

(萩田 報)

と き:H26.11.13(木)6:00PMところ:山口労災病院医師会出席者:西村、長澤(英)、藤村、松岡

(松岡 報)

と き:H26.11.16(日)10:00AMところ:市民館医師会出席者:西村、長澤(英)、松岡、

藤村、白澤、村田(白澤 報)

と き:H26.11.18(火)7:00PMところ:宇部市保健センター医師会出席者:西村、松岡

(松岡 報)

と き:H26.11.19(水)7:00PMところ:山口労災病院

(西村 報)

と き:H26.11.20(木)7:00PM医師会出席者:西村、藤村、長澤(英)ところ:春駒亭

(西村 報)

と き:H26.11.25(火)7:00PMところ:宇部市保健センター 医師会出席者:松岡

小野田医師会報(第124号)

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■二次救急病院輪番制見直し検討会

■第5回SOS健康フェスタ

■山口労災病院登録医情報交換会

■当医療圏4病院二次救急医療輪番制見直し検討会

■小野田・厚狭郡医師会合併についての勉強会

■第1回宇部・山陽小野田・美祢広域二次救急病院輪番制の見直し検討会

■第1回山陽小野田市障害福祉計画検討委員会

■第2回山陽小野田市高齢者保健福祉推進会議

■山口労災病院諮問会議

■第2回宇部・山陽小野田・美祢広域二次救急病院輪番制の見直し検討会

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議 題:1)今後のスケジュールについて2)アンケートについて

(松岡 報)

と き:H26.11.26(水)7:30PMところ:宇部市医師会館医師会出席者:矢賀、渡邊議 題:1)委員会の検討事項について

(1)地域医療連携情報ネットワーク利用状況について

(2)チーム同意について(3)ホームページについて(4)要望・検討事項について

1)退院情報連絡システムについて2)参加・退会診療所について3)状況報告(富士通)

・診療情報参照期間自動延長について

・HumanBridgeメール受信通知メール送信対応について

2)その他小野田医師会主治医意見書オンライン化進捗状況について

(渡邊 報)

と き:H26.11.27(木)2:00PMところ:中央図書館演 題:「感染性胃腸炎」講 師:すながわこどもクリニック

砂川新平先生(西村 報)

と き:H26.11.27(木)2:00PMところ:保健センター

医師会出席者:白澤議 題:1)山陽小野田市障がい福祉計画について2)相談支援状況について3)定例会の取り組みについて4)地域課題の取り組みについて5)専門部会の取り組みについて6)その他

(白澤 報)

と き:H26.12.4(木)6:00PMところ:保健センター

(西村 報)

小野田医師会報(第124号)

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■介護保険主治医意見書オンライン実用化に向けた説明会

■さんさんネット運用地域会議 第7回システム委員会

■平成26年度山陽小野田市自立支援協議会

■平成26年度第4回健康ミニ講座

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平成26年12月10日(水)18:30より小野田セントラルホテルにて開催されました。

初めに西村公一会長より、健康ミニ講座も10回を超え多くの市民の参加を得て定着し

てきたとの報告があり、厚狭郡医師会と協力して地域包括ケア体制の構築を進め病診連

携を更に推進していきたいとの挨拶がありました。

次いで、山陽小野田市市長代理として病院事業管理者の河合伸也様よりメッセージの

紹介がありました。健康寿命の延伸と認知症予防を通しての安心な街づくりを提唱され

ました。

次に山陽小野田市議会議長の尾山信義様より、ごみ処理複合施設や新火葬場の建設、

有帆川大橋の開通、新しい市制の展望などを話され、今後の発展に対する小野田医師会

の協力を要望されました。

この後、山陽小野田市副議長の三浦英統様より乾杯のご発声で開宴しました。

祝宴の最後には、県議会議員の新藤精二様より、がん対策

促進協議会の会長としての挨拶があり、検診率の向上の必要

性を話され、万歳三唱で終了いたしました。来賓として、そ

の他に県議会議員 江本郁夫様、宇部・山陽小野田消防局次長

山下信次様、小野田商工会議所副会頭 畑 善高様、山陽小野田

市高齢障害課課長 兼本裕子様にご出席いただきました。

(松岡 報)

西村会長

白井市長代理 河合先生 三浦副議長・乾杯尾山議長 新藤県議・万歳

小野田医師会報(第124号)

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小野田医師会報(第124号)

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砂川(功)先生 江本県議 中村(克)先生

三浦副議長 長澤(英)先生

山下次長 河合先生

坂部先生 篠崎先生

瀧原先生 水田先生 坂部先生

新藤県議 畑副会頭河合先生 兼本課長 尾山議長

西村先生 加藤先生 新藤県議 畑副会頭

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小野田医師会報(第124号)

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城戸先生 加藤先生 山本先生

伊藤先生 黒川先生

森田(純)先生 瀬戸先生 藤村先生

岡野先生 河野先生 森田(理)先生

坂部先生 森田(理)先生

黒川先生 砂川(功)先生 西岡先生砂川(功)先生 長澤(英)先生 中村(克)先生

嶋本先生 関先生

Page 20: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

小野田医師会報(第124号)

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森田(理)先生 水田先生

伊藤先生 中村(克)先生 藤岡先生

村上先生 今村先生 森田(純)先生

松岡先生 村上先生 山下次長

表先生 住浪先生

長谷川先生 山本先生田原(彦)先生 表先生

飯田先生 早川先生 瀬戸先生

Page 21: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

小野田医師会報(第124号)

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豊重先生 河野先生

篠崎先生 矢賀先生

畑副会頭 今村先生 早川先生

義岡さん(訪看)藤岡先生 金田さん(訪看)

古谷(彰)先生 飯田先生 砂川(新)先生

兼本課長 瀧原先生萩田先生 川端先生

渡辺(朱)さん(訪看) 河村(大)先生

Page 22: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

小野田医師会報(第124号)

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江本県議 村田先生

河野先生 松岡先生 渡邊先生 村上先生

藤林さん 内山事務長 白石さん

白澤先生 黒川先生

義岡さん(訪看) 矢賀先生

渡辺(芳)さん(訪看)阿部さん(訪看)飯田先生 砂川(新)先生 白澤先生

岡野先生 白澤先生

Page 23: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

小野田医師会報(第124号)

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豊重先生 長谷川先生

森田(純)先生 西村先生 瀬戸先生

西村先生 川端先生

飯田先生 嶋本先生

藤村先生

住浪先生 藤林さん河村(大)先生 萩田先生 村田先生

早川先生

Page 24: 小野田医師会報(第124号) · 2019. 11. 27. · 小野田医師会報(第124号) 2 休 日 応 急 医 表 (H27.2〜H27. 3) 月 日 曜 内科系 TEL 外科系 TEL

小野田医師会報(第124号)

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と き:H26.9.12(金)6:30PMところ:小野田医師会館症例1)山陽小野田市民病院

バウヒン弁上唇に発生した腺腫の1例2)しらさわ内科クリニック

消化管穿孔を生じていない腹腔内遊離ガスの1例

(白澤 報)

と き:H26.11.14(金)7:00PMところ:小野田セントラルホテル

今回は山口大学下部消化管のスペシャリストである橋本先生に講演していただいた。

橋本先生は3年前にも当研究会特別講演の講師としてお話ししていただいており、前回に引き続き第二弾の小腸についての講演であった。一昔前までは、小腸疾患は消化管の中でもマイナーな疾患であり、小腸研究者はややマニアックな存在であ

勉強会だより■小野田医師会消化器研究会

■小野田医師会消化器研究会学術講演会

「小腸疾患の現状と展望」山口大学大学院医学系研究科

消化器病態内科学助教 橋本 真一先生

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った。しかし小腸検査が進歩した現在では、小腸疾患が非常に多いことを知らされ、この領域の研究はこれからの消化管学を支えていく可能性があることを痛感するものである。

さて今回の講演内容であるが、まず最近腸が極めて注目されている臓器であることを説明された。すなわち腸は人体最大の免疫組織であり、腸には身体全体のリンパ球の60%、血管の55%、末梢神経の50%が存在しており、また人体最大の分泌組織であり、セロトニンの90%が腸で分泌されているそうである。また腸内細菌が注目されており、その数は体細胞数より多く、100兆個以上あるのではないかと推測されている。2013年4月にアムステルダムのグループがNew England Journal of Medicineに糞便移植(Fecal Microbiota Transplantation:FMT)という衝撃的な論文を投稿している。これはクロストリジウム・ディフィシル感染によって生じる偽膜性腸炎の症例に経鼻胃管で十二指腸にドナーの糞便を注入したところ、実に94%もの治癒率があったというもので、糞便移植により正常の細菌叢が再構成されたと解釈されている。この糞便移植は炎症性腸疾患や過敏性腸症候群などの腸疾患のみならず、他の領域の疾患にも有用である可能性が示唆されており、また発症前に介入していく治療である先制医療にも応用される可能性があり、今後腸内細菌には目が離せない状況となっている。

次にカプセル内視鏡である。カプセル内視鏡は大きさが26×11㎜で、従来型のSB2は毎秒2枚撮影していたが、最新のSB3は毎秒6枚撮影できるようになっており、見落としが少なくなっている。しかしそれだけ読影は大変となっている。この検査法は、カプセルの胃通過時間の短縮、小腸残渣を低減するための前処置および安全性が問題となる。カプセルの胃通過時間の短縮については経鼻内視鏡を用いてスネアでカプセルを把持して移送する方法がよいとのことであった。次に小腸残渣を減らすための前処置としてはポリエチレングリコール(ニフレック)と大建中湯を用

いると腸管洗浄効果が高く鮮明度の高い写真が撮れるということである。そして安全性についてはパテンシーカプセルの登場により解決しつつある。このカプセルは消化管に狭窄があるもしくは疑われてカプセル内視鏡が通過できるかどうかを事前に検査するものである。このカプセルはカプセル内視鏡と同一のサイズで一定時間(だいたい35時間)が経過すると溶けるようになっている。30〜33時間以内に大腸内にこのカプセルを確認できたら、カプセル内視鏡検査は可能ということになる。しかしこのパテンシーカプセルを用いてもイレウスを生じて手術した症例の発表があることよりクローン病等の消化管狭窄を来す疾患については絶対安全とは言えないようである。

パテンシーカプセルが通過しない症例にどのように対処するかということについては、前回講演でも話されたように小腸の画期的な検査法であるCT enteroclysis、CT enterographyが有用である。これらはともに陰性造影剤により小腸を拡張してCTで撮影する方法であり、CTenteroclysisはバルーン付きカテーテルを十二指腸まで挿入しポリエチレングリコールを注入してCT撮影する検査で、CT enterographyはポリエチレングリコールを内服してCT撮影する検査である。最近はほとんどCT enterographyだそうである。これによりクローン病などの炎症の程度と狭窄や瘻孔などの消化管合併症を診断することに有用なようである。なおCTに関して東日本大震災以降何かと話題にされる被爆低減についても言及された。

最後に先生は今後何をするかフォーカスをしっかり定めてやっていき、眼前の患者さんに還元するのみならず、将来の患者さんにも還元していきたいとの力強いメッセージを発して締めくくられた。

最近の医療はまさしく日進月歩である。橋本先生が目まぐるしく進歩している医学界をリードしていく立派な研究者になられるように祈念したい。

(白澤 報)

小野田医師会報(第124号)

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と き:H26.10.29(水)7:00PMところ:山口労災病院

この度山口大学より山﨑隆弘先生にお越し頂き、HCC(肝細胞癌)診療の現状と展望について御講演を頂きました。筆者にとっても山﨑先生は大学院時代の指導医にあたる先生であり、入局以来肝癌の診療に30年間携われた先生のお話は自分の大学院時代の記憶を呼び起こすものでもありました。

まず話はHCCの疫学から始まり、HCCは2011年の段階で日本人の癌死亡数第4位、世界的には第2位の癌であるというところから話が始まりました。原因の多くはHBV、HCVといった肝炎ウイルスを背景としますが、最近増加しているのが、非B非C型を背景とするHCCであり、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)や糖尿病、高血圧といった生活習慣病を背景として発症するケースが全体の4割に迫っているということでした。特に糖尿病患者において13%は肝疾患で死亡し、糖尿病合併肝硬変患者はHCC発症のリスクが特に高いということでした(72倍)。インスリンは発癌を促進し、SU剤やインスリン製剤はHCC発症のリスクを上昇させるといった話は興味深いものでした。また肝硬変患者に特有な食後高血糖の評価のための簡便な方法としてC13グルコース呼気試験といったピロリ菌検査における尿素呼気試験と似たような方法を紹介されました。

続いて検査の新たなmodalityとしてソナゾイド造影超音波の話がありました。ソナゾイ

ドは微小気泡からなる製剤であり、現在HCCの臨床において汎用されている超音波用造影剤です。2007年以降本邦でも使用されています。

その後山﨑先生にとってライフワークであるHCCの治療についての話となりました。HCCの治療には様々なものがあり(手術、RFA、TACE、化学療法など)、腫瘍の大きさ、個数、肝機能などによって治療法の選択は異なりますが、内服薬としてエビデンスのある化学療法は2009年5月に発売となりましたソラフェニブ(ネクサバール®)しかありません。その他腫瘍を栄養する肝動脈内へ抗癌剤、塞栓物質などを注入する治療として肝動脈塞栓術

(TAE、TACE)や肝動注用のリザーバーを留置した上で行う肝動注化学療法(HAIC)も山﨑先生が長年取り組んでこられた治療法です。塞栓物質としては2014年春にはディーシービーズといった新しい塞栓物質(以前より欧米では使用されていた均一な大きさの球状塞栓物質で、ゼラチンスポンジによる塞栓より粒子が小さく深部まで塞栓可能)も発売になりましたが、それ以前より山﨑先生が取り組んでこられた治療の成果として微小デンプン球(Degradable starch microspheres:DSM)を用いたLip+DSM-TAI(塞栓物質としてゼラチンスポンジを使用せず、変わりにリピオドールのみ用いる場合はLip-TAIと呼ばれ、DSMを用いるためLip+DSM-TAIとなります)があります。この治療法は通常のTACEで用いられるリピオドールの径 <30μmよりも大きな約45μmのDSMを併用することにより、初めに粒子径の小さいリピオドールを腫瘍内に充填した後、やや粒子径の大きなDSMを注入することで、さらなる相乗効果を期待したものです。なおDSMの塞栓効果は約80分と短期的な塞栓で、肝機能に与える影響が少ないという特徴があります。また、HAICは門脈腫瘍栓などの脈管侵襲を伴うような高度進行HCCに対する治療法で奏効率は30%強ですが、少数ながらCR(完全寛解)も期待できる治療法です。

小野田医師会報(第124号)

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「HCC診療の現状と展望」山口大学医学部医学科臨床検査・

腫瘍学分野教授 山﨑 隆弘先生

■小野田医師会学術講演会

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最後に山﨑先生が話されたのは鉄キレート剤によるHCC治療(i-MM therapy)についてでした。この鉄キレート剤は鉄を除去する薬剤であり、従来の抗癌剤とは全く異なります。山﨑先生は2011年The New England Journal ofMedicineにこの鉄キレート剤がHCCで効果があることを世界で初めて報告しました。この治療は現在山口大学で既存の治療で奏効しない患者に対し臨床研究として行われています。The New England Journal of Medicineに報告した際には鉄キレート剤である静注用デフェロキサミン(デスフェラール®)を肝動注用の

リザーバーから投与する方法での報告でしたが、現在鉄キレート剤の内服薬であるデフェラシロクス(エクジェイド®)を投与する新たな臨床研究も行っているということでした。

筆者の大学院時代(それよりずっと以前)から、HCCに対する既存の治療を越える様々な新しいアプローチを行って来られた山﨑先生の情熱をさらに感じることのできた御講演でした。山﨑先生の更なる御活躍を今後ともご祈念申し上げます。(山口労災病院 消化器内科 播磨 陽平)

小野田医師会報(第124号)

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「こばやし先生は話をよう聞いてくれて…優しいええ先生じゃね」。患者さんからの名前の読み違えは日常的にあるので、はは〜ん!小林(おばやし)先生のことだな、とすぐにピンとくる。ただ、引っかかるのは「話をよく聞いてくれて…」の行です。「先生…」「何?」の後、次の会話が成立する前に身体は数メートル先に在り、看護師が用件を伝えるタイミングを計るのも至難の業なのです。白衣を纏った瞬間から闘いの戦士と化し、激務に集中すべく自らを追い込み、ひたすら仕事に打ち込む熱血漢であり、時として近寄り難い雰囲気に緊張する看護師も多い。それでいて、生真面目で照れ屋で気弱な一面を知ると、なんとも愛らしく憎めないなぁ、と秘かに微笑む看護師も数多くいる。とにかく多忙な医師であることを前置きさせていただき本題に入ります。

山陽小野田市民病院は平成26年10月に新病院に移転し新たな環境に慣れつつ、患者様を始め近隣の関連医療機関の皆様のご協力を得ながら、平成27年4月のグランドオープンにむけて職員一同奮闘しているところであります。その中にあって今回、「うちかたの先生」でご紹介させていただく小林(おばやし)先生の「うちかたの病院」での奮闘の姿は、誰もが先生の実直さを認めざるを得ない事実として、病院内外で定着しています。

小林先生は、昭和39年に下関市菊川町(旧豊浦郡)で生を受け、現在の島根大学医学部である島根医科大学を優秀?であろうと思われる成績で卒業され、平成3年に山口大学第二内科(循環器内科)に入局と同時に大学院に進まれました。直後から、担当教授の実験班で血行動態学の造詣を深め、臨床ではエコー班に在籍され、ご自分の課題とした実験も儘ならないほど忙殺された日々を過ごされたようです。大学院修了後は、周東総合病院において循環器内科分野の手技の習得に更なる磨きをかけ、小野田赤十字病院に着任されてからは課題とした実験を再開し、3年間のカナダ留学を経て山口大学医学部附属病院に戻られました。当院には平成17年に着任されていますが、帰国後から本年まで心機能セッションの日本循環器学会学術集会の査読員も担

山陽小野田市民病院 内科

小林 正和先生

病 医 院 だ よ り

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っておられました。多忙を極めた当院の居心地を聞いてみると満更でもない様子で、理由を尋ねると当院は居住地から近いことだそうです。ご趣味の庭いじり(なんと地味な…)に費やせる時間を考えると、菊川と宇部に在る庭の手入れがどこまで進むのかは疑問でしたが、この思いは大きな誤算のようです。根気強く年数をかけお一人で荒れ地を開拓し

「なんということでしょう!」今では芝生に草木の生えた庭園になりました。奥様へのプレゼントをお考えだったのか、バラを育てることに凝った時期もあったそうです。そのほかハーブを庭一面に植えられたりとか…意外ですが素敵‼しかしある時、依頼した草刈りの方に雑草と共に刈り取られ、苦い思いをされたこともおありだそうです。いずれにしても庭のビフォー・アフターにはご近所も脱帽のようです。また休日に、ご実家のお母さんの買い物に付き添い、「親孝行はあたりまえ」の孝行息子は、勤務中の姿とギャップがあるように感じますが、これら総てが先生のお人柄であり好感度アップに繋がっています。そんな先生の診療の心得は、患者さんとの信頼関係を大切にし、極力「断らない」に努めたいとのこと。私達看護師は全力でサポートする決意を新にして、つたない文章を閉じることにします。  (山陽小野田市民病院 内科外来

スタッフ一同)

医師会員の皆様におかれましてはどんな新春をお迎えでしょうか?当STでは昨年新しくなった市民病院を横目で見ながら指をくわえて眺めております。一年前工事現場にあったプレハブはとっくになくなっていますね〜。どこに行ったんだ〜あのプレハブ。また、どこかの工事現場で活躍するのでしょう。それに引き換えうちのプレハブは地に根を張って何処へも行けず頑張っています。壁のシミもどこか哀愁が漂っております。昨年の秋頃より医師会の先生方が、「このプレハブステーションをどげんかせんといかん!どこかいい物件はないか」と探してくださっているようです。当の私達、「何処へも行きたくない!ここがええ!」と踏ん張っています。医師会の先生方のご協力で少しばかりの資金をためることが出来ました。「これをいつ使うの?今でしょう!」って思っています。贅沢を言うつもりはありません。身の丈に合った事務所でいいんです。ただただ望むことは、ステーションを訪ねてくれた方に同情されない位の物件にしたいと思っています。それが叶うために先生に一言、いや二言。『訪問看護を使わなきゃ ダメよ〜ダメダメ』『指示書先は医師会訪問看護ステーション‼

そうでなきゃ ダメよ〜ダメダメ』今年は新しい事務所設置に夢を抱きスタッ

フ一同がんばんべ〜。今年も宜しくご指導ください。PS 昨年末の流行語大賞に「ダメよ〜ダメダメ」が選ばれましたね。使い勝手がいい言葉ですよね。これを発言する方は朱美ちゃんです。そう!私と同じ名前です。私が幼少の頃には「あけみ」がぞろぞろいたのですが今は珍しくなっています。朱美という名前がちょっと表舞台に出て、う・れ・し・い。小野田医師会訪問看護ステーション

管理者 渡辺 朱美

小野田医師会報(第124号)

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訪問看護ステーションだより

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■藤井 央法 山陽小野田市民病院 泌尿器科(退会H26. 9. 30)

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会員の動き員退 会 会

と き:H26.11.16(日)10:00AMところ:市民館医師会出席者:西村、長澤(英)、瀬戸、松岡、

藤村、白澤、村田

今回のSOS健康フェスタは「もっとつながりを」というキーワードのもと、かたつむりで行こう会と市役所の方々が中心となり、多くの出展団体が参加して開催された。昨年の来場者の1.5倍となる約1200名の来場者があり、大変盛況であった。医師会では動脈硬化をテーマとして、山口労災病院外科部長古谷彰先生に

「動脈硬化について」を講演していただき、ブースでは動脈硬化に関する展示とともに、来場者の方々の血管年齢を測定する検査を行った

(PWV、CAVI、ABI)。講演には多

くの方が来られ好評であった。また医師会ブースには140名の方が来られ、7名の看護師、1名の検査技師が休む間もなく検査をしてくれ、医師が検査結果の説明や指導をした。12月18日に反省会があり、今後さらに来場者が増えるようであれば開催場所をどうするかなど検討する必要があるとの感想がもたれた。この会がどんどん発展している嬉しい悲鳴でもある。

(白澤 報)

小医ニュース

第5回�SOS健康フェスタ

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【はじめに】腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症に

対する手術侵襲をより低侵襲化するため、2009年7月より脊椎内視鏡手術(MED:Micro-Endoscopic Discetomy)を当院へ導入した。内視鏡手術はその低侵襲性により患者側からの関心が非常に高い。

しかし手術は難易度が高く、技術的に高度で安定した手術手技を習得することは容易ではない。日本整形外科学会は手術手技の向上と手術の安全性を確保し手術合併症を減らす目的で脊椎内視鏡手術の技術認定医制度を2004年から開始した。審査は年に1回で合格率は毎年50%程度である。2014年4月までに132人の医師が合格している。小生は2011年4月に技術認定医の資格を取得した。

当院の脊椎内視鏡手術の手術件数も毎年増加し、2012年以降は年間80−90件以上の手術を施行している。

【脊椎内視鏡手術と後療法】手術は全身麻酔下に行うため通常は手術前

日の入院としている。脊椎内視鏡の直径は16ミリであり、手術時

の皮切は18−20ミリで行っている。術後の腰部コルセット装着は脊椎内視鏡手

術導入後の数カ月間は行っていた。しかしコルセット装着の有無で臨床症状に差はなかったため、その後は原則としてコルセット装着は行っていない。

術翌日からトイレ歩行を許可し、術後2日目から痛みに応じてリハビリ室での起立・歩

行訓練、筋力増強を行っている。術後5日目で抜糸を行い、創が治癒すれば腰椎椎間板ヘルニアの場合は退院としている。患者希望があれば術後早期の退院も許可しており、今までに術後3日目で3人の患者が退院した。

腰部脊柱管狭窄症の場合、創が治癒してもまだリハビリが必要な場合も多く、術後2−4週間の入院となる。術後平均入院日数は15日である。当院で内視鏡手術を施行した腰部脊柱管狭窄症の患者の年齢は54〜86歳と幅がある。最短は術後7日目で患者が退院したが、高齢の患者では術後1カ月近い入院を要した患者もいた。

術中・術後に重篤な合併症を起こした症例はなかった。370例の脊椎内視鏡手術を施行したが創部の感染はゼロであり、創の展開が小さく軟部組織の血流が保たれることが要因と思われた。

【腰椎椎間板ヘルニア】腰椎椎間板ヘルニアは人口の約1%が罹患

し、手術患者は人口10万人当り年間46人という報告がある。男女比は2:1で男性に多く、好発年齢は20〜40歳代である。従来から報告

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腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症に対する脊椎内視鏡手術

脊椎内視鏡(直径16mm)

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されているように環境因子は椎間板ヘルニア発生の要因である。労働や環境は要因の1つとして挙げることができる。あまり知られていないが喫煙者群に椎間板ヘルニアは多い。近年、遺伝的要因の関与も指摘されており、特に若年者のヘルニアではその傾向が強い。

症状として腰痛、坐骨神経痛(殿部−下肢痛)、下肢の筋力・知覚低下などが起こる。ヘルニアが大きく神経圧迫の程度が強い場合、排尿・排便障害が起こる場合もある。MRI検査がヘルニアや神経を描出するのに優れている。

治療はまず原則としてまず保存療法(手術を行わない治療)を行うべきと考えている。代表的な保存療法は、消炎鎮痛剤の服用、安静や体を動かすことを控える、硬膜外や神経根ブロック注射、コルセット装用、温熱療法などである。

強い症状を呈するか、症状が長期に及ぶ腰椎椎間板ヘルニア患者群において、手術に至る割合は10〜30%程度との報告がある。当院では保存的治療にて症状があまり改善しない場合や筋力低下などの神経麻痺症状が出現した場合は、手術的治療を患者に勧めている。

【腰部脊柱管狭窄症】腰部脊柱管狭窄症は、加齢などの様々な原

因にて、骨の変形、靭帯の肥厚、椎間板ヘルニアなどが原因で神経が通る脊柱管が狭窄し、神経の血行が阻害されるために症状が起こる疾患である。推定患者は240万人(40歳以上の3.3%)であり、高齢になるほど罹患率が高くなり、80歳以上では男性の9.3%、女性

15.8%との報告がある。典型的な症状は間欠性跛行である。殿部−下

肢痛、下肢しびれ、下肢脱力のいずれかまたはすべてが歩行により起こり歩行困難となる。坐って休むと症状が軽快するのが特徴である。

症状が進行すると安静時にも下肢の筋力低下や知覚低下、排尿・排便障害が起きる場合もある。

臨床症状から分類すると両下肢のしびれ、脱力で間欠性跛行が起きる馬尾型、坐骨神経痛(殿部−下肢痛)で間欠性跛行が起きる神経根型、両者が混在した混合型がある。

馬尾型に対する保存的治療は血流改善剤(プロスタンディン製剤)やコルセット装用などがある。腰椎MRIにて神経圧迫が高度である場合は保存的治療が無効である場合も多く、全身状態が比較的良好で患者希望があれば手術適応があると考えている。

神経根型に対してまず保存的治療を行っている。治療は腰椎椎間板ヘルニアに対して行うものに類似するが、馬尾型と同様に保存的治療の効果が十分でない場合は手術適応があると考えている。

【腰椎すべり症を伴う腰部脊柱管狭窄症】腰椎すべり症を伴う腰部脊柱管狭窄症に対

する術式は、固定派(神経除圧+椎体間固定を行う)と非固定派(神経除圧のみ行う)で意見が分かれている。腰椎X線中間位のすべり率20%以下の症例を脊椎内視鏡下での非固

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椎間板ヘルニア髄核が飛び出して神経を圧迫 狭窄(+)

腰部脊柱管狭窄症患者硬膜の狭窄が見られる

正常

腰椎MRI像(水平断)

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定・除圧手術の適応とした。短期ではあるが良好な手術成績を報告した。すべり率20%を超える症例に対しては椎体間固定(PLIF:Posterior Lumbar Interbody Fusion)を行っている。当院では2013年6月から低侵襲化した脊椎固定術(MISt:Minimally InvasiveStabilization)を導入し開始している。

<文献>1. 紺野 慎一:

新薬と臨床 59(11):2029-2042, 20102. 片岡 秀雄、他:

脊椎内視鏡手術導入による利点と今後の課題中部整災誌 55:1117-1118, 2012

3. 片岡 秀雄、他:腰部脊柱管狭窄症に対する脊椎内視鏡手術の有用性中四整会誌 24(1):23-26, 2012

4. 片岡 秀雄、他:腰椎変性すべり症に対する脊椎内視鏡手術の短期成績中四整会誌 25(1):95-100, 2013

(山口労災病院 整形外科 片岡 秀雄)

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と き:H26.9.15(月)天 候:曇りのち晴ところ:宇部72C.C.西コース

今回は、全く雨の心配もなく、爽やかな秋晴れのもとでの開催となりました。

前半から好調の加藤先生が、人生初の80台を目指されましたが、後半やや失速されるも見事優勝を飾られました。おめでとうございます。

初出場の労災病院総務課長の久藤さんが、BGでしたが、OMGC規則の“初回出場者には優勝の資格がない”ということで準優勝となりました。

次回は是非優勝して下さい。

と き:H26.11.9(日)天 候:雨のち曇りところ:中津カントリークラブ

11月8日〜9日に毎年恒例の小野田医師会旅行が行われました。

参加者は、観光組11人、ゴルフ組8人(城戸先生と河野は2日目のみ参加)でした。

11月9日は朝から降り続く雨の中のスタートとなりました。

しばらくして小雨となりましたが、急に霧が出てきて、20〜30ヤード先も見えなくなり、キャディーさんがいるおかげでプレーが可能でした。

しかし霧はすぐに晴れ、その後は雨もやみ、

ゴルフだより

NET優 勝 加藤智栄 78準優勝 久藤 浩 703 位 城戸研二 80長澤英明、岡野宏二、松岡 彰、藤村嘉彦、河野和明NP 城戸×2、長澤、岡野DC 久藤、加藤次回HDCP 加藤14

第320回OMGC

NET優 勝 河野和明 83準優勝 瀬戸信夫 853 位 藤村嘉彦 86城戸研二、長澤英明、西村公一、白澤宏幸、松岡 彰NP 西村、藤村×2、長澤DC 松岡、城戸次回HDCP 河野11、瀬戸10

第321回OMGC

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何とか最後までプレーすることができました。優勝は混戦の中、ハンディの多い幹事の私とい

う結果になりました。アップダウンの激しい山岳コースで、いつものように歩いてラウンドしていましたが、急坂が続いたあと、息切れの中のティーショットがチョロすることもあり、後半の上り坂はカートに乗り、楽しいゴルフでした。

INは同じ組の藤村先生が6ホールまでパープレーで(私は9オーバー)優勝間違いないと思われましたが、最後の3ホールで7オーバーと、私に優勝をプレゼントしていただきました。

準優勝は久々に参加された瀬戸先生でした。ケガもなく、無事に終了しました。皆さま、

大変お疲れ様でした。

と き:H26.12.23(火)天 候:曇りのち晴ところ:宇部72C.C.西コース ダブルペリエ

前日までの冬型の天候がうその様な穏やかな天候の中で三師会忘年ゴルフ大会が開催されました。(前日は雪のため西コースはクローズだったとのこと)

天候とは裏腹に、全員スコアメイクに苦しみ、ダブルぺリアは大混戦になりました。

その中でも堅実なゴルフをされた安藤孝先生が見事にH.C.制とダブル優勝を飾られました。

また松村信之先生が3位と準優勝と、薬剤師会の活躍が目立ちました。

夜には11名の先生の参加をいただき、表彰式を兼ねた忘年会を開き、この一年を締めくくることができました。

今年もいろいろとお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

(河野 報)

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NET優 勝 安藤 孝 74準優勝 白澤宏幸 74.23 位 松村信之 74.6長澤英明、城戸研二、表寛治郎、加藤智栄、岡野宏二、西村公一、藤村嘉彦、藤原 哲、松岡 彰、嶋本達家、河野和明NP 岡野、藤村、表×2DC 表、松村BG 城戸

第322回OMGC

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小野田医師会報(第124号)

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はじめまして。しらさわ内科クリニックのナース武田です。

紅葉シーズンを迎えた11月8日〜9日大分県中津市・耶馬溪への医師会旅行に参加させて頂きました。白澤先生から「旅行記を書かんといけんよ」と言われ私は即座に「無理です!」と答えました。何故なら私は酔うと記憶が無くなるという病?に侵されているからです。

でも先生はにこやかに「大丈夫!森田先生の証拠資料があるから」とおっしゃいました。

ということで案の定この旅行中私は所々記憶が欠落しましたので、その部分は森田先生のお力をお借りしながら今回の医師会親睦旅行のレポートをさせて頂きたいと思います。

まずは8日午後1時過ぎ松岡整形の駐車場に到着したバスに乗り込んだ私達…。

《おっと!いきなり森田先生のカメラが回ってる。これが噂の生き証人ならぬ生きた証拠映像となるものか…ドキドキ!挨拶しなきゃ》「こんにちは!どうぞよろしくお願いします」緊張気味に挨拶をする私に森田先生は天使

の様な笑顔を向けながら「よろしく〜」と、手を振って答えられました。

そして、前方の席には旅行に行き慣れておられ、落ち着いた雰囲気の松岡整形のお姉様達…さすがです!

何だか楽しい旅行になりそうな予感です。白澤先生から事前に聞かされていた情報で

は「大体、厚狭川を越える辺で宴会が始まるね」という内容でしたが今回のスタートは少々早めだったようです。

記憶によればバスに乗り込み5分足らずで後方の席ではビールや焼酎が飛び交っていた

ように思います。渡場で乗って来られた美女お二人「長女:

古豊さん 三女:斎香利先生」と合流し私が次女ということで即席三姉妹を結成してからは、宴会は更にヒートアップしていきました。

一日目の観光地である中津城に着いた一行は酔っ払いの人以外は元気に城内の歴史資料館や天守閣など城を散策したようです。現在大河ドラマで放送中の《黒田官兵衛》が築城した城とあってドラマを観ている人も観ていない人も、思い思い中津城を満喫されたのではないでしょうか…多分…。(後から聞いた話ですがここで食べたから揚げが中津の中では一番美味しかったそうです。)

いよいよバスは宿泊先の《グランプラザ中津》に到着です。

宴会は午後6時からホテル近くの割烹丸清にてスタートです。

何とか宴会場に辿り着いた私は西村会長のご挨拶のあの言葉をかみしめておりました。

「本当の宴会はこれからです‼」ですよね〜(笑)ここからTHE宴会の始

まりです。たくさん呑んで食べて笑って、大変和やか

で楽しい宴となりました。多分…。二次会はホテルの女将さんの友人が営むス

ナックへと場を移しここでもたくさん呑んで先生方の上手な歌声を聞かせて頂き“あっ”と言う間に夜は更けていきました…。

翌日はゴルフ組と観光組に分かれての行動となりました。

少し小雨が降ったりもしましたがさほど寒くもなく、まずまずの旅行日和となりました。

午前9時にホテルを出発した私達観光組が先ず向かった先は《青の洞門》でした。

禅海和尚がノミと槌だけで30年かけて掘り抜いたと云われる手掘りのトンネルを歩いて

医師会旅行記

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渡り、禅海和尚の根気と人々の安全な通行を願う深い慈愛にいたく感動致しました。

次にバスは耶馬溪へと向かいます。ガイドの斎藤さんのお話では「紅葉は三分

か四分くらいのようです」と言う事でしたが一目八景展望台から眺める山々は赤や黄色に色付き私達の目を充分に愉しませてくれました。道沿いにあるお店を覘きながらお土産も買いつつ深耶馬溪を満喫した私達は昼食をとる為にさくら茶屋へと移動しました。

此処では美味しい鱧やお蕎麦を頂き食後は広い庭園を散歩しました。

大きな池には鴨や鯉が泳ぎ庭の木々は紅葉しゆったりとした時間が流れていきました。

いよいよ旅の最後の観光地福沢諭吉旧居と中津城下町へ。

此処ではガイドの方の案内で回る事ができました。

誰でも耳にした事のある言葉《天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず》

学問のすゝめを説いた福沢諭吉は66歳に脳出血再発により永眠されるまで大変多くの功績を遺されました。今なお一万円札の顔として印刷されていますがお札の肖像の中では福沢諭吉が一番長く使われているそうです。

ここを訪れて一番印象に残った事は諭吉の母のエピソードです。

何やら大変優しい方だったとか…。

やはり子供は親を見て育つのか…と妙に考えさせられた私…よし頑張ろう‼

福沢旧居から歩いて中津城下町を散策です。中津城を要に扇形にお寺が12ほど軒を連ねている…。

この寺町をみんなで歩いて回りました。中で最も印象的だったのが赤壁のお寺《合

元寺》です。黒田官兵衛の時代の古戦場となったこの寺

は今なお生々しい刀傷が至る所に残っており何度壁を白く塗り替えても血の色が浮き出てしまう壁をとうとう一面真っ赤に塗り替えてしまったという言い伝えが当時の惨劇の物々しさを語っていました。

以上で観光組のレポートは終わりです。このあとはゴルフ組と合流し行きと同様、

バスの後方では宴会が再燃され帰り道も楽しい時間が流れていきました。

旅の締めくくりに今回残念ながら参加出来なかった早川先生に皆さんで、旅のご報告と共に「次回こそはご一緒に!」とお電話した事は言うまでもありません。

皆様に沢山迷惑をおかけしました事をお詫びしつつ、また紳士、淑女の皆様とご一緒できることを楽しみにしております。

最後になりましたがこの拙いレポートを最後まで読んで頂きありがとうございました。しらさわ内科クリニック 看護師 武田 直美

小野田医師会報(第124号)

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11 月8日〜9日に毎年恒例の小野田医師会旅行が行われました。観光組 11 人、ゴルフ組8人(城戸先生と私は2日目のみ参加)の参加となりました。城戸先生と私を除く参加者は 11 月8日昼過ぎに、小野田から中津へ向かいバスにて出発。

一方の私は、当日 DMAT の中国地方の研修会が山口県の引き受けで行われ、朝7時半に病院に集合した後、山口大学病院に移動し、

夕方まで実地訓練を行いました。夜は湯田温泉のホテルに場所を移し、会議の後、200 人以上が参加した全員懇親会が開かれました。翌日の午前中には前日の反省会などが予定されていましたが、仲間の4人にあとを託し、OMGC の幹事として明日のゴルフに参加すべく、大好きなアルコールを封印し、車を運転し午後9時過ぎの帰宅となりました。

11 月9日は中津まで車で行く選択肢もありましたが、帰りはバスに乗せてもらおうと、電車で移動しました。朝4時起床し5時過ぎ

小野田医師会旅行ゴルフ記

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にタクシーにて厚狭駅へ。始発の5時 40 分厚狭駅出発、小倉駅にて特急にちりん3号に乗り換え、7時 14 分中津駅着、歩いてホテルへ。ゴルフ組のメンバーはすでにロビーに集まっておられ、7時半過ぎにバスにて出発し、8時頃中津カントリークラブへ到着しました。(もうすでに疲れていました。)

前日までの好天から当日は朝から降り続く雨の中、8時 31 分のスタートとなりました。

(私はやっぱり雨男のようです。しかしキャンセルが続出したおかげで待たずにゆっくりとプレーできました。)しばらくして小雨となりましたが、急に霧が出てきて、20〜30ヤード先も見えなくなり、キャディーさんの指示がなければプレーは不可能でした。しかし次のホールでは霧はすぐに晴れ、その後は雨もやみ、11 時前にはクラブハウスに戻ってきました。IN は 11 時 40 分頃のスタート予定でしたが、バスのお迎えが 16 時予定でしたので、約1時間スタート時間を延長してもらい、ゆっくりと昼の宴会を楽しむことができました。(このために車で来なかったのです。)

いつものように歩いてラウンドしていましたが、アップダウンの激しい山岳コースで午後からはアルコールもまわり、急坂が続いたあと、息切れの中のティーショットがチョロしダブルパーを出してしまい、後半の上り坂、下り坂は無理せずにカートに乗り、何とか最後までプレーすることができました。

あがってみると、グロスで城戸先生 95、瀬戸先生・藤村先生・長沢先生 96、私 97 と大混戦の中、ハンディの多い幹事の私が優勝という結果になりました。後半の IN では同じ組の藤村先生が6ホールまでスーパーゾーンに入っておられたようでパープレーで回られ(私は9オーバー)優勝間違いないと思われましたが、最後の3ホールで7オーバー

(私は3オーバー)と、私に優勝をプレゼントしていただきました。OMGC 幹事4年目、3度目の遠征(4年前は雨にてゴルフのみ中

止)で初優勝となりました。同伴の西村先生、松岡先生、藤村先生ありがとうございました。

16 時前にはバスが到着し観光組と合流し、皆様に優勝を祝っていただきましたが、昨日からの疲れのせいか、すぐに深い眠りについてしまいました。参加された皆様、お世話になりました、そしてお疲れ様でした。

山口労災病院 外科 河野 和明

小野田医師会報(第124号)

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小野田医師会報(第124号)

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小野田医師会報第124号発 行 日 平成27年1月発 行 所 小野田医師会

〒756-0808 山陽小野田市旭町TEL83-4392 FAX83-9550ホームページhttp://www.yamaguchi.med.or.jp/g-med/onoda/メールアドレス[email protected]

発 行 者 西村 公一編 集 会報編集委員会編集委員長 渡邊 悦也編集委員 藤村 嘉彦 川端 章弘

田原 哲也 村田 和也砂川 新平 飯田  武藤岡顕太郎 佐藤 智充

印 刷 所 瞬報社オフリン印刷㈱

●今年のおみくじ。「大吉:思うこと思うがままに成しとげて……」 今年はいい年になりそうです。 (ぺぐ)

●盛り上がってますね、NBA(アメリカのプロバスケ)。バスケは冬のスポーツです。冬のスポーツつながりですが、医師会のスキー旅行復活を望みます。

(メタボバスケ選手)●この度の編集作業では労災病院の近藤先

生の随筆を読み、重篤な急患などを扱う勤務医の先生方の緊張感やたゆまぬ努力に大変感銘を受けました。かつては私も緊急手術をはじめとする一刻を争う手術に接してきましたが、現在は診療所での軽微な疾患だけで楽をさせてもらっています。やはり大病院の勤務医がこれ以上減少しないような医療政策が急務と考えます。 (MOCOPAPA)

●“往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし”いかにも健さんらしい座右の銘。昭和から平成を駆け抜けた巨星がまた一つ…。ご冥福をお祈りいたします。

(MCVC)●つい先日まで160円に迫るガソリン価格が、

いつのまにか120円台にまで下がっていました。ドライバーにとっては朗報ですが、経済的にはプラスばかりではないようで、手放しでは喜べないようです。 (D-51)

●昨年末、急遽家族のための海外旅行を計画する必要が。飛行機・タリスのチケット、宿の手配、コンサート・美術館の予約などネットで簡単に出来、便利になったものだな!と。これならいつでも海外へ行けるな!と思ったものの、僕だけパスポートの有効期限が切れたまま…。

(編集子3rd)

編 集 後 記

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