DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000...

5
5-38 5 -38 DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000シリーズのスレーブモジュール 台数 最大15入出力コネクタ LANコネクタ 1個(LEMO0Bコネクタ) 通信ケーブルを介してパソコンと接続 電源コネクタ 1個(LEMO2Bコネクタ) 電源ケーブルを介して弊社推奨の外部電源と接続 トリガ入力コネクタ 1個(LEMO1Bコネクタ) テープスイッチ等のトリガ入力ケーブルと接続 同期用コネクタ 2(LEMO0Bコネクタ) カスケードケーブルを介してマスタモジュール間を接続 DIS-7000用外部LEDユニットと接続 トリガ出力コネクタ 1個(LEMO1Bコネクタ) カスケードケーブルを介して従来器と接続 DI入力コネクタ 2(LEMO2Bコネクタ) DI入力ケーブル 又は DI ジャンクションBOXを接続 トリガ分配出力コネクタ 4(LEMO1Bコネクタ) トリガ分配出力ケーブルを介してカメラ等の機器と接続 スレーブ接続コネクタ 1(JAED-subコネクタ) スレーブモジュールを直接連結 ※上記コネクタに接続されるケーブル類,各種装置は 別売品 スイッチ POWERスイッチ 本器および本器に接続されている各モジュールの電源 ON/OFF LED表示器用スイッチ SELECTENTERボタンスイッチにより, LED表示器 内容を操作 表示器・ブザー LED 状態表示用LED LED表示器 本器および本器に接続されている各モジュールの状態 8文字の英数字で表示 ブザー 警報用ブザー内蔵 ステータス出力 DIS-7000用外部LEDユニット(別売品)を接続 トリガ待ち,集録中,エラー発生などのステータスを LEDで表示 DI 入力点数 16点×2 32入力形式 無電圧接点 サンプリング方式 全チャネル同時 サンプリング周波数 1002005001k2k5k10k20k50k100k Hz 同期 方式 トリガ同期 トリガ種類 スイッチトリガ:無電圧接点入力 2点(絶縁入力) カスケードトリガ:他器からのカスケード信号により動作 ソフトウェアトリガ:制御ソフトからのコマンドにより動作 接続台数 最大48台(マスタモジュールは4台まで) マスタモジュール1台に対しスレーブモジュールを 15台まで接続可能 接続方法 マスタモジュール マスタモジュール間 ・カスケードケーブルによる接続(10mまで) マスタ又はスレーブモジュール スレーブモジュール間 D-subコネクタによる直接連結 ・モジュール間延長ケーブルによる接続(2mまで)※ 電源含まず マスタモジュール 従来器間 ・カスケードケーブルによる接続(10mまで) (既存 のカスケードケーブルが使用可能) データ集録部 モード リングバッファモード スイッチトリガ1またはスイッチトリガ2が認識された 点をイベント点とし,その前後のデータを集録 レコーダモード スイッチトリガ1が認識された点から集録開始し, スイッチトリガ2をイベント点として処理 メモリ種類 FLASHメモリ メモリ容量 500Mデータ/チャネル 集録時間 100kHzサンプリング設定時,約80用途に応じて 測定システムを構築できる 多チャネル車載データ集録装置 自動車衝突試験時に車載可能な小型衝突試験計測シス テムで、各種センサ、信号などを測定し,内蔵メモリにデー タを集録します。 従来のDIS-5000 シリーズとのトリガ同期も可能です。 ●小型・軽量 168チャネル時:290mm、高さ100mm奥行210mm、約9 kg●耐衝撃性: 100G ●最大1056チャネル同期対応(DIS-70A使用の場合は最大 999チャネル) ●予め設定した遅延時間で、エアバッグ着火電流を出力 DIA-708ACANデータ集録対応(DIC-706A構成 ■マスタモジュール DIS-7000A ■スレーブモジュール DIS-724A-T/L (シグナルコンディショナモジュール) DIA-708A (エアバッグタイマモジュール) DIC-706A CAN計測モジュール) ■コントロールソフトウェア DIS-70A 仕様 ■マスタモジュール DIS-7000A

Transcript of DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000...

Page 1: DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000 シリーズのスレーブモジュール

5-38

5-38

自動車試験機器

衝突試験計測システム

DIS-7000シリーズ小型衝突試験計測システム

スレーブ接続対象 DIS-7000シリーズのスレーブモジュール台数 最大15台

入出力コネクタLANコネクタ 1個(LEMO製0Bコネクタ)

通信ケーブルを介してパソコンと接続 電源コネクタ 1個(LEMO製2Bコネクタ)

電源ケーブルを介して弊社推奨の外部電源と接続トリガ入力コネクタ 1個(LEMO製1Bコネクタ)

テープスイッチ等のトリガ入力ケーブルと接続同期用コネクタ 2個(LEMO製0Bコネクタ)

カスケードケーブルを介してマスタモジュール間を接続DIS-7000用外部LEDユニットと接続

トリガ出力コネクタ 1個(LEMO製1Bコネクタ)カスケードケーブルを介して従来器と接続

DI入力コネクタ 2個(LEMO製2Bコネクタ) DI入力ケーブル 又は DIジャンクションBOXを接続

トリガ分配出力コネクタ 4個(LEMO製1Bコネクタ) トリガ分配出力ケーブルを介してカメラ等の機器と接続

スレーブ接続コネクタ 1個(JAE製D-subコネクタ) スレーブモジュールを直接連結※上記コネクタに接続されるケーブル類,各種装置は 別売品

スイッチPOWERスイッチ 本器および本器に接続されている各モジュールの電源

をON/OFFLED表示器用スイッチ SELECT/ENTERボタンスイッチにより,LED表示器

内容を操作 表示器・ブザー

LED 状態表示用LED LED表示器 本器および本器に接続されている各モジュールの状態

を8文字の英数字で表示ブザー 警報用ブザー内蔵ステータス出力 DIS-7000用外部LEDユニット(別売品)を接続

トリガ待ち,集録中,エラー発生などのステータスをLEDで表示

DI入力点数 16点×2 計32点入力形式 無電圧接点サンプリング方式 全チャネル同時サンプリング周波数 100,200,500,1k,2k,5k,10k,20k,50k,100k Hz同期方式 トリガ同期トリガ種類 スイッチトリガ:無電圧接点入力 2点(絶縁入力)

カスケードトリガ:他器からのカスケード信号により動作ソフトウェアトリガ:制御ソフトからのコマンドにより動作

接続台数 最大48台(マスタモジュールは4台まで) マスタモジュール1台に対しスレーブモジュールを15台まで接続可能

接続方法 マスタモジュール ~ マスタモジュール間   ・カスケードケーブルによる接続(10mまで) マスタ又はスレーブモジュール ~ スレーブモジュール間 ・D-subコネクタによる直接連結  ・モジュール間延長ケーブルによる接続(2mまで)※

電源含まずマスタモジュール ~ 従来器間  ・カスケードケーブルによる接続(10mまで)(既存

のカスケードケーブルが使用可能)データ集録部モード リングバッファモード

 スイッチトリガ1またはスイッチトリガ2が認識された 点をイベント点とし,その前後のデータを集録 レコーダモード  スイッチトリガ1が認識された点から集録開始し, スイッチトリガ2をイベント点として処理

メモリ種類 FLASHメモリメモリ容量 500Mデータ/チャネル集録時間 100kHzサンプリング設定時,約80分

用途に応じて測定システムを構築できる多チャネル車載データ集録装置

自動車衝突試験時に車載可能な小型衝突試験計測システムで、各種センサ、信号などを測定し,内蔵メモリにデータを集録します。従来のDIS-5000シリーズとのトリガ同期も可能です。

●小型・軽量 (168チャネル時: 幅290mm、高さ100mm、奥行210mm、約9 kg)●耐衝撃性:100G●最大1056チャネル同期対応(DIS-70A使用の場合は最大

999チャネル)●予め設定した遅延時間で、エアバッグ着火電流を出力 (DIA-708A)●CANデータ集録対応(DIC-706A)

構成■マスタモジュール

DIS-7000A■スレーブモジュール

DIS-724A-T/L(シグナルコンディショナモジュール)DIA-708A(エアバッグタイマモジュール)DIC-706A(CAN計測モジュール)■コントロールソフトウェア

DIS-70A

仕様■マスタモジュール DIS-7000A

Page 2: DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000 シリーズのスレーブモジュール

5-39

5-39

自動車試験機器

衝突試験計測システム

トリガ分配出力CH 4形式 CH毎に下記3形式を用意

・オープンコレクタ(ON時クローズ):24V/30mAまで ・TTL(正論理0V→5V):15mAまで ・TTL(負論理5V→0V):15mAまで

タイミング トリガ入力認識後の遅延時間をCH毎に設定可能 設定範囲:即時 または 0.1 ~ 9999ms 100ms未満の設定時,0.1msステップで設定可能 100ms以上1000msec 未満の設定時, 1msステップで設定可能 1000ms 以上9999ms以下の設定時, 10msステップで設定可能 精度: 100ms 未満の設定時,±20μsec以内 100ms以上1000ms未満の設定時,±200μsec以内1000ms以上9999ms以下の設定時,±2.0ms以内※レベルトリガ起因の場合はトリガ出力タイミングが ずれる場合があります。

チェック機能 メモリチェック/バッテリチェック/トリガチェックインタフェース 10BASE-T/100BASE-TX準拠ログ機能 電源やトリガなどの本体動作状態遷移を記録環境条件使用温度範囲 0~50℃ 使用湿度範囲 10~80%RH (結露しないこと) 保存温度範囲 -10~60℃保存湿度範囲 10~90%RH (結露しないこと)耐衝撃性 980.7m/s2(100G),10msハーフサイン

X, Y, Z軸3方向,各軸1000回耐振性 29.4 m/s2(3G),5~200 Hz

X,Y,Z軸3方向,各10分 / サイクル 内蔵バッテリ種類 リチウムイオンバッテリ

・国際連合危険物輸送勧告UN38.3安全試験実施済み・中国・上海化工研究院によるUN38.3安全試験の 認証 および貨物運送条件鑑定書 取得済み

充電可能温度範囲 5~35℃充電時間 約3.5時間(電源OFF時,温度範囲10~35℃)

最大7時間(電源OFF時,温度範囲5~35℃)約5~9時間(電源ON時)

連続動作時間 約30分(DI全CHショート,温度範囲0~40 ℃,劣化なきこと)

電源入力範囲 DC15~28V(TYP.24V)

※別売品の外部電源の電圧は,DC 24Vに設定して ください。 その他の設定電圧の場合,接続台数など の仕様を満たさない場合があります。

消費電流 550mA(電源24V/DI全CHショート/充電電流含む)その他 ・マスタモジュールのLED表示器にて各モジュールの

バッテリ残量やステータス等の表示が可能・外部電源は,弊社が指定した製品のみ接続可能

外観外形寸法 約 45(W)×210(D)×100(H)mm

(突起部,オプション類は除く)質量 約1100g

平衡調整範囲 ゲイン×0.1~0.9:±20V以内×1~9:±2V以内×10~99:±200mV以内×100~5000:±20mV以内

ブリッジ電源印加方式 チャネル独立(ON / OFFコントロール可) 電圧 DC10V/5V/2V ±0.1%以内ブリッジ構成 2ゲージ法/4ゲージ法ブリッジ抵抗 120~5kΩ電流 30mA/CH以内

ローパスフィルタ伝達特性 5次バタワースカットオフ周波数 50,100,200,400,1k,2k,4k,10k,20k Hzカットオフ点の振幅比 -3±1 dB以内減衰特性 -30±3 dB/oct以内

A-D変換分解能 16-bitサンプリング方式 全チャネル同時サンプリング周波数 100,200,500,1k,2k,5k,10k,20k,50k,100k HzSN比 50dB以上(フィルタ1kHz設定時)

トリガ 種類 カスケードトリガ:他器からのカスケード信号により動作

アナログ(レベル)トリガ:任意の3チャネルのレベルにより動作

ソフトウェアトリガ:制御ソフトからのコマンドにより動作 データ集録部モード リングバッファモード

 連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1 またはスイッチトリガ2を認識した点をイベント点 とし,その前後のデータを集録レコーダモード 連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1を 認識した点から集録開始し,スイッチトリガ2を イベント点として処理

メモリ種類 FLASHメモリメモリ容量 500Mデータ/チャネル集録時間 100kHzサンプリング設定時,約80分

TEDS機能 IEEE1451.4(Mixed Mode Transducer interface Class2)対応センサID対応

チェック機能 ブリッジ電源チェック/センサチェック(先端並列抵抗法)/ゲインチェック/入力抵抗チェック/断線チェック/メモリチェック/バッテリチェック/トリガチェック

表示器 状態表示用LEDインタフェース 10BASE-T/100BASE-TX準拠ログ機能 電源やトリガなどの本体動作状態遷移を記録環境条件使用温度範囲 0~50℃使用湿度範囲 20~80%RH(結露しないこと) 保存温度範囲 -10~60℃保存湿度範囲 10~90%RH (結露しないこと) 耐衝撃性 980.7m/s2(100G),10msハーフサイン

X, Y, Z軸3方向,各軸1000回 耐振性 29.4m/s2(3G),5~200Hz

X, Y, Z軸3方向,各10分 / サイクル 内蔵バッテリ種類 リチウムイオンバッテリ

・国際連合危険物輸送勧告UN38.3安全試験実施済み・中国・上海化工研究院によるUN38.3安全試験の 認証 および 貨物運送条件鑑定書 取得済み

充電可能温度範囲 5~35℃充電時間 約3.5時間(電源OFF時,温度範囲10~35℃)

最大7時間(電源OFF時,温度範囲5~35℃)約5~9時間(電源ON時)

連続動作時間 約30分(BV10V350Ω負荷/24CH,温度範囲0~40℃,劣化なきこと)

電源入力範囲 DC15~28V(TYP.24V)

※別売品の外部電源の電圧は,DC 24Vに設定して ください。 その他の設定電圧の場合,接続台数などの仕様を 満たさない場合があります。

アナログ入力入力チャネル数 24入力コネクタ DIS-724A-T:3RT01-RW7F

(多治見無線電機社製 適合プラグ3RT01-PB7M)DIS-724A-L:ECG.1B.307  (LEMO社製 適合プラグFGG.1B.307)

入力形式 平衡差動入力入力抵抗 ブリッジ式センサ測定時:約(50MΩ+50MΩ)

電圧測定時:約(100kΩ+100kΩ)入力電圧範囲 ±20V以内ゲイン ×0.1 ~0.9(×0.1ステップ)

×1~5000(×1ステップ)ゲイン精度 ±0.2%FS以内非直線性 ±0.1%FS以内

仕様■シグナルコンディショナモジュール DIS-724A

Page 3: DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000 シリーズのスレーブモジュール

5-40

5-40

自動車試験機器

衝突試験計測システム

着火出力 出力点数 8 コネクタ型式 本体 :ECP.0S.302 (LEMO社製) プラグ:FFA.0S.302 (LEMO社製) 出力電流 設定範囲:0.5 ~ 3.0 A 及び OFF (0.1Aステップで設定可能) 精度:±0.05 A 以内 最大出力電圧 約 18V  負荷抵抗範囲 1~9Ω(インフレータまでのケーブル抵抗値を含む) ※ただし,設定電流値(A)×負荷抵抗値(Ω)=最大出力  電圧18Vとなる抵抗値が実際の使用可能上限値 出力時間 設定範囲:0.2 ~ 5ms (0.1msステップで設定可能) ※ただし,設定電流値(A)×設定電流値(A)×  負荷抵抗値(Ω)×出力時間(ms) ≦ 180 例) 制御ソフトにて,下記のように設定範囲が自動的   に制限されます。 設定電流値3.0A/負荷抵抗値6.0Ω時の設定範囲は, 最大3.3 msまで 設定電流値2.5A/負荷抵抗値7.2Ω時の設定範囲は, 最大4.0 msまで  精度:0.1 ms以内  立ち上がり:50μs 以内 (設定電流値の0%~90%までの変化時間)  遅延時間 設定範囲: 0.1 ~ 999.9ms (0.1msステップで設定可能) 1000~9999ms (1 msステップで設定可能) 精度: ±0.01ms以内 (0.1~99.9 ms設定時) ±0.1 ms以内 (100.0~999.9ms設定時) ±1ms以内 (1000~9999ms設定時) 電流波形集録 分解能 16-bit 測定精度 ±3%FS以内 (FS=5.0A)  サンプリング方式 全チャネル同期 サンプリング周波数 10k,20k,50k,100k Hz メモリ メモリ種類 FLASH メモリ メモリ容量 250Mデータ/チャネル 最大集録時間 100kHzサンプリング設定時,約40分トリガ モード リングバッファモード  連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1  またはスイッチトリガ2を認識した点をイベント点  とし,その前後のデータを集録 レコーダモード  連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1を   認識した点から集録開始し,スイッチトリガ2を  イベント点として処理 種類 カスケードトリガ:他器からのカスケード信号により動作 ソフトウェアトリガ:制御ソフトからのコマンドにより動作 チェック機能 メモリチェック/バッテリチェック /トリガチェック/ 電流出力チェック

安全機能 SAFETY機能 SAFETYコネクタ側にSAFETYプラグが挿入中は, トリガ信号入力の受付を禁止し,偶発的な電流が インフレータに流れないよう,装置内部で電流出力 端子間をショート  負荷抵抗測定 インフレータに微弱電流(10mA以下)を流して 抵抗値測定 (※抵抗値はインフレータまでのケーブル抵抗値を含む) 測定範囲:0.0 ~ 10.0 Ω 分解能:0.1 Ω 精度:±0.3 Ω以内 試験前抵抗測定: 試験直前(SAFETY解除時),自動的に負荷抵抗測定 を実施し,ケーブル断線等の異常を検出。測定結果が あらかじめ設定された抵抗範囲内であった時は, トリガ待ち状態となり試験継続 試験後抵抗測定: 着火動作終了後,自動的に負荷抵抗測定を実施し, 未展開のインフレータを検出。測定結果は本体上面 のCH_STATUSのLEDにて表示CHステータス チャネル毎の状態をCH_STATUSのLEDにて表示。ブザー 下記状態であるとき,マスタモジュールの内蔵ブザーが 鳴ります。 ・電流出力用コンデンサチャージ中 ・抵抗測定結果エラー時 ・電流出力チェック結果エラー時 ・内蔵バッテリ残量低下時 インタフェース 10BASE-T/100BASE-TX準拠ログ機能 電源やトリガなどの本体動作状態遷移を記録環境条件 使用温度範囲 0~50℃ 使用湿度範囲 20~80 %RH(結露しないこと)  保存温度範囲 -10~60℃ 保存湿度範囲 10~90%RH(結露しないこと)  耐衝撃性 980.7m/s2(100G),10msハーフサイン X,Y,Z軸3方向,各軸1000回  耐振性 29.4 m/s2(3G),5~200 Hz X,Y,Z軸3方向,各10分/サイクル内蔵バッテリ 種類 リチウムイオンバッテリ ・国際連合危険物輸送勧告UN38.3安全試験実施済み ・中国・上海化工研究院によるUN38.3安全試験の 認証 および貨物運送条件鑑定書 取得済み 充電時間 約3.5時間(電源OFF時,温度範囲10~35℃) 最大7時間(電源OFF時,温度範囲5~35℃) 約5時間~9時間(電源ON時) 充電可能温度範囲 5~35℃ 連続動作時間 約30分(温度範囲0~40℃,劣化なきこと)電源 入力範囲 DC15~28V(TYP.24V) ※別売品の外部電源の電圧は,DC24Vに設定して  ください。  その他の設定電圧の場合,接続台数などの仕様を  満たさない場合があります。 消費電流 550mA以下(24V電源,充電電流含む)外形寸法 約35(W)×210(D)×100(H)mm (突起部,オプション類は除く)質量 約1000g

消費電流 最大800mA(24V電源,BV5V350Ω負荷/24CH, 充電電流含む)

適合規格 ISO 6487 / SAE J211-1その他 ・マスタモジュールの電源をON/OFFしたときに, 本器の電源が連動 ・外部電源は,弊社が指定した製品のみ接続可能外観外形寸法 約35(W)×210(D)×100(H)mm (突起部,オプション類は除く)質量 約1100g

仕様■エアバッグタイマモジュール DIA-708A

Page 4: DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000 シリーズのスレーブモジュール

5-41

5-41

自動車試験機器

衝突試験計測システム

対象機種 DISシリーズ:DIS-7000A,DIS-724A,DIS-632A, DIS-618A,DIS-61A,DIS-506A, DIS-5200A,DIS-5010A,DIS-5000A, DIS-3200A,DIS-3000B/A, DIS-2000A DIAシリーズ:DIA-708A,DIA-512A同時制御可能台数※1 DIS-7000シリーズ: 4グループ※2

 1グループ内: DIS-7000A 1台 DIS-724A,DIA-708A 15台 DIS-7000シリーズ以外: 1グループ  1グループ内: DISシリーズ 16台 DIA-512A 2台試験条件設定項目 試験番号,試験名称,試験形態,試験目的,試験場所, 試験担当者,試験コメント,試験実施日,時刻,温度(℃), 衝突角度(deg),衝突速度(km/h),車両名称, 車両番号,仕様,車両形式,エンジン形式,変速機形式, 車両重量(kg)チャネル条件設定項目 DISシリーズ:  試験対象,計測対象,部位名称,シートポジション,  デジタルフィルタ,感度方向,ISO MMEコード,  センサ種別,センサ型式,シリアル番号,センサID,  定格容量,定格出力(または感度),単位,印加電圧,  抵抗値,予想値(ゲインまたはレンジ) ※3,係数,  オフセット,バランス,コメント DIAシリーズ:  ON/OFF,試験対象,シートポジション,部位名称,  ISO MMEコード,遅延時間,出力電流,出力時間,  抵抗値,試験前抵抗下限値,試験前抵抗上限値,  試験後抵抗下限値,試験後抵抗上限値センサ情報インポート機能※4 TEDS,センサID,センサファイル集録条件設定項目※5 サンプリング周波数,アナログフィルタ,トリガモード, トリガ前集録時間,トリガ後集録時間,外部トリガ, カスケードトリガ,レベルトリガ,トリガ出力遅延時間チェック機能※6 ゲインチェック,印加電圧チェック,センサチェック, 断線チェック,負荷抵抗チェック,バッテリチェック, トリガチェック,オーバフローチェックデータモニタ機能※7 リアルタイム数値モニタ,リアルタイム波形モニタ, 集録データモニタデータファイル書式 当社オリジナルのバイナリ形式,ASCII形式, ISO MME形式表示言語 日本語,英語動作環境 OS Windows® 7 ,Windows® 8.1,Windows® 10 (日本語 / 英語版,32 / 64ビット対応) ディスプレイ 解像度 1024×768以上 CPU Core 2 Duo 2 GHz 以上推奨 メモリ OSが32ビットの場合,2 GB以上(推奨4 GB以上) OSが64ビットの場合,4 GB以上 HDD インストールに50 MB程度の空き容量が必要インタフェース DIS-7000A,DIS-724A,DIA-708A,DIS-61A, DIS-632A,DIS-618A,DIS-5200A,DIS-5010A, DIS-5000A,DIA-512Aの場合  10/100 BASE-T/TX Ethernet(IEEE802.3準拠)  インタフェース(推奨 100 BASE-TX) DIS-3200Aの場合  10 BASE-T Ethernet(IEEE802.3準拠)  インタフェース DIS-3000B,DIS-3000Aの場合  10 BASE2 Ethernet(IEEE802.3準拠)  インタフェース DIS-2000Aの場合  National Instruments社製GPIBインタフェース  NI GPIB,NI-488.2ソフトウェア(GPIBドライバ) 

CAN CH数 6 コネクタ型式 ECB.1B.303 (LEMO社製)  物理層 ハイスピードCAN 絶縁 CH毎 CANコントローラ CAN2.0A/B対応(ISO11898-1仕様準拠) 通信速度 1000,800,500,250,125 kbps 終端抵抗 ON/OFF切り替え可能CANデータ集録 集録CANフレーム データフレーム(IDとDATAのみ集録) 集録モード ダンプモード(バス上の全IDを集録) ID指定モード サンプリング方式 CANデータにタイムスタンプを付加して集録 タイムスタンプ分解能 0.1,0.05,0.02,0.01ms  メモリ種類 FLASH メモリ メモリ容量 約200Mフレーム(6チャネル合計) 集録時間 フレーム量,チャネル数に依存 ※例えばID種類数100,フレーム出力周期10msを  6CH測定した場合 1秒間に受信するフレーム  数は6CH合計で60000フレームなので200M÷  60000 = 集録時間約55分CANデータ送信 任意ID,DATAのデータフレームを制御コマンドにより 任意CHへ即時出力可能トリガ モード リングバッファモード  連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1  またはスイッチトリガ2を認識した点をイベント点  とし,その前後のデータを集録 レコーダモード  連結されたマスタモジュールがスイッチトリガ1を  認識した点から集録開始し,スイッチトリガ2を  イベント点として処理 種類 カスケードトリガ:他器からのカスケード信号により動作 ソフトウェアトリガ:制御ソフトからのコマンドにより動作チェック機能 メモリチェック/バッテリチェック/トリガチェック/ IDチェックCHステータス チャネル毎の状態をCH_STATUSのLEDにて表示ブザー 下記状態であるとき,マスタモジュールの内蔵ブザーが 鳴ります。 ・内蔵バッテリ残量低下時 インタフェース 10BASE-T/100BASE-TX準拠ログ機能 電源やトリガなどの本体動作状態遷移を記録環境条件 使用温度範囲 0~50℃ 使用湿度範囲 20~80%RH (結露しないこと)  保存温度範囲 -10~60℃ 保存湿度範囲 10~90%RH (結露しないこと)  耐衝撃性 980.7m/s2(100G),10msハーフサイン X,Y,Z軸3方向,各軸1000回  耐振性 29.4 m/s2(3G),5~200Hz X,Y,Z軸3方向,各10分/サイクル内蔵バッテリ 種類 リチウムイオンバッテリ ・国際連合危険物輸送勧告UN38.3安全試験実施済み ・中国・上海化工研究院によるUN38.3安全試験の 認証および貨物運送条件鑑定書 取得済み 充電可能温度範囲 5~35℃  充電時間 約3.5時間(電源OFF時,温度範囲10~35℃) 最大7時間(電源OFF時,温度範囲5~35℃) 約5時間~9時間(電源ON時) 連続動作時間 約30分(温度範囲0~40℃,劣化なきこと) 電源 入力範囲 DC15~28V(TYP.24V) ※別売品の外部電源の電圧は,DC 24Vに設定して  ください。  その他の設定電圧の場合,接続台数などの仕様を  満たさない場合があります。 消費電流 最大440mA(24V電源,充電電流含む)その他 マスタモジュールの電源をON/OFFしたときに, 本器の電源が連動 外部電源は,弊社が指定した製品のみ接続可能 外形寸法 約35(W)×210(D)×100(H)mm (突起部,オプション類は除く)質量 約900g

仕様■衝突試験用コントロールソフトウェア DIS-70A

仕様■CAN計測モジュール DIC-706A

※1 アナログチャネル,デジタルチャネル,エアバッグタイマチャネルの合計で 最大999チャネル※2 最大48台(DIS-7000Aは4台まで)※3 ゲインまたはレンジは予想値の設定により自動設定※4 TEDS,センサIDはDIS-724A,DIS-632A,DIS-618A,DIS-506A, DIS-5000シリーズのみ有効※5 各設定項目の有効/無効,設定可能範囲は対象機種の仕様による※6 各チェック機能の有効/無効は対象機種の仕様による※7 各モニタ機能の有効/無効は対象機種の仕様による

Page 5: DIS-7000シリーズ 5 5-38 自動車試験機器 衝突試験計測システム DIS-7000 シリーズ 小型衝突試験計測システム スレーブ接続 対象 DIS-7000 シリーズのスレーブモジュール

5-42

5-42

自動車試験機器

衝突試験計測システム

210

100

45

DOWN

POWER

SELECT

ENTER

STATUS

TAIGGER

POWER

DIGITAL

POWER

DIGITAL IN

1

TRIGGER IN

EXO.CONT.OUT

-MASTER M

ODULE-

GND

-TRIGGER -

OUT

- CONT -

DIGITAL IN

2

DC=IN15-28V

1 2

2 4 3

1

198 198

UP

-TRIGGER -

OUT

210

100

35

DOWN

STATUS

TAIGGER

POWER -8/0 M

ODULE-

2424

2×M6深さ 8

2×M6深さ 8

2323

2222

2121

2020

1919

1818

1717

1616

2415

1414

1313

1212

1111

1010

99

88

77

66

55

44

33

22

11

■構成例

■外形寸法図

マスタモジュールDIS-7000A

パソコン (別売品)

コントロールソフトウェア

DIS-70A

OS: Windows® 7/8/8.1/10

スレーブモジュール DIS-724A-T

※マスタモジュール1台にスレーブモジュールを15台まで接続可能

※DIS-724A-L、DIA-708A、DIC-706Aは寸法が同じですが入力コネクタが 異なります。.

連結後

スレーブモジュール ※1マスタモジュール

DIS-724A-LDIS-724A-TDIS-7000A

DIA-708A DIC-706A

DIS-7000シリーズ組合せ推奨品

→ 5-52

衝突試験用解析ソフトウェア

→ 4-13

データ解析ソフトウェアNI DIAdem