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Tohru Takahashi News Leer vol.1 県政レポート 【高橋とおるプロフィール】 可知小学校、旭東中学校を経て85年西大寺高校卒、89年中央大学卒、89年㈱天満屋入社、05年全天満屋労 働組合中央執行委員長、2010年連合岡山会長、2015年岡山県議会議員初当選、趣味はランニング。 岡山県議会6月定例会報告 6月定例県議会は、6月15日に開会し、平成27年度一般 会計補正予算案など執行部提案21件、マイナンバー制度導 入に向けた条例改正案1件の計22件を原案通り可決し、7月 7日に閉会しました。6月議会では、10月とりまとめに向けて議 論が行われている「おかやま創生総合戦略」に関する質問や提 案が相次ぎ、少子化対策や今後、急激な人口減少に見舞わ れる中山間地域の活性化策などについて、熱心な議論が行わ れました。私も初めて一般質問に登壇。伊原木知事の主導し てきた政策や、雇用・労働政策、土地活用のあり方、おかやま マラソンなどについて質問し、知事をはじめ執行部の皆さんと論 戦を行いました。 伊原木知事との論戦。天満屋時代の労使交渉を思い出しました。 ごあいさつ 4月の選挙では大変お世話になりました。皆様の期待と責任の重さを胸に刻み、県議会議員と しての活動をスタートさせたところです。所属会派は民主・県民クラブ。民主党議員など9 名で構成されている政策集団で、議会では2番目に数の多いグループです。所属委員会は、「務委員会地域経済活性化対策特別委員会。総務委員会は、県の総合政策や人事・総務関 係、県民生活などの案件について審査する委員会で、守備範囲が広く、県政に関する多くの知見 が求められます。地域経済活性化対策特別委員会では、1年生ながら副委員長を務めることにな りました。企業誘致、雇用、観光振興など県の経済政策について調査・研究する委員会で、県の 産業振興を支える重要な機関です。政策に関する専門的な勉強はもちろん重要ですが、一方で常 に県民目線・生活者起点で発想し行動するという現場感覚も忘れてはならないと思っています。 これからも、県民の皆様のため、一生懸命働きます。 岡山県議会 議案審議の流れ 本会議とは全議員で構成する会議をいいます。本会議では、 議会の権限に関するすべての意思決定を行っています。 議員の定数の半数以上の出席が必要で す。 開会 議案提出 議案説明 質問 委員会付託 知事(委員会、議員)から議案が提出されま す。 知事(委員会、議員)が議案の説明をしま す。 議員が議案や県の仕事について、質問を 行い、知事などが答弁します。 さらに詳しく調べるために、議案を委員会に 送付します。 委員会 送られてきた議案や請願・陳情 などについて、審査を行い委員 会として賛成か反対かを決めま す。 委員長報告 討論 採決 閉会 委員会で決まった審査結果を報告します。 議案について賛成か反対か会派代表者な どが意見を述べます。 議員全員で、議案について賛成か反対か を多数決で決めます。 すべての議案採決が終わると、議長が閉 会を宣言します。 初議会を終えて思ったこと 本会議では、あらかじめ通告 した質問を議員が読み上げ、執 行部が用意した回答を読み上げ るという形で議事が進行しま す。お互いが手元の原稿を読み 合うわけですから、丁々発止の 緊迫した議論にはなかなかなり ま せ ん。そ こ で、今 回、私 は 「一問一答」方式で論戦に臨み ました。一問一答方式では、事 前通告は質問項目ごとの最初の 質問だけ。再質問以降は、手元 の原稿を読むのではなく、その 場で考え発言します。質問者、 答弁者双方のディベート力が試 されますが、うまく議論が噛み 合えば「丁々発止」とはいかな いまでも、活発な論戦が期待で きます。今回の初登壇は、そう 私は、「総務委員会」 「地域経済活性化対策 特別委員会」に所属し ています。 いう意味ではまだまだ力不足を感じました。自己採点す れば60点くらいでしょうか。問題点を抽出する力、政策 を立案する力、質問する力、すべてを磨いて次の機会に 備えたいと思います。伊原木知事とのやりとりは、天満 屋時代の労使交渉を思い出しました。岡山県議会の議場 で、再び伊原木隆太さんと議論し合うことになるとは、 不思議な縁を感じます。初登壇の新鮮な気持ちを忘れ ず、今後も県民の皆様のため、より良い県政に実践につ ながる質問を続けていきたいと思います。 2015年6月議会号

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Page 1: 県政レポートtoru-takahashi.jp/wp-content/uploads/2018/03/takahashi...Tohru Takahashi News Letter vol.1 県政レポート す。 【高橋とおるプロフィール】 可知小学校、旭東中学校を経て85年西大寺高校卒、89年中央大学卒、89年

Tohru Takahashi News Letter vol.1

県政レポート

【高橋とおるプロフィール】

可知小学校、旭東中学校を経て85年西大寺高校卒、89年中央大学卒、89年㈱天満屋入社、05年全天満屋労

働組合中央執行委員長、2010年連合岡山会長、2015年岡山県議会議員初当選、趣味はランニング。

岡山県議会6月定例会報告

6月定例県議会は、6月15日に開会し、平成27年度一般

会計補正予算案など執行部提案21件、マイナンバー制度導

入に向けた条例改正案1件の計22件を原案通り可決し、7月

7日に閉会しました。6月議会では、10月とりまとめに向けて議

論が行われている「おかやま創生総合戦略」に関する質問や提

案が相次ぎ、少子化対策や今後、急激な人口減少に見舞わ

れる中山間地域の活性化策などについて、熱心な議論が行わ

れました。私も初めて一般質問に登壇。伊原木知事の主導し

てきた政策や、雇用・労働政策、土地活用のあり方、おかやま

マラソンなどについて質問し、知事をはじめ執行部の皆さんと論

戦を行いました。 伊原木知事との論戦。天満屋時代の労使交渉を思い出しました。

ごあいさつ

4月の選挙では大変お世話になりました。皆様の期待と責任の重さを胸に刻み、県議会議員と

しての活動をスタートさせたところです。所属会派は「民主・県民クラブ」。民主党議員など9

名で構成されている政策集団で、議会では2番目に数の多いグループです。所属委員会は、「総

務委員会」と「地域経済活性化対策特別委員会」。総務委員会は、県の総合政策や人事・総務関

係、県民生活などの案件について審査する委員会で、守備範囲が広く、県政に関する多くの知見

が求められます。地域経済活性化対策特別委員会では、1年生ながら副委員長を務めることにな

りました。企業誘致、雇用、観光振興など県の経済政策について調査・研究する委員会で、県の

産業振興を支える重要な機関です。政策に関する専門的な勉強はもちろん重要ですが、一方で常

に県民目線・生活者起点で発想し行動するという現場感覚も忘れてはならないと思っています。

これからも、県民の皆様のため、一生懸命働きます。

岡山県議会 議案審議の流れ

本 会 議

本会議とは全議員で構成する会議をいいます。本会議では、

議会の権限に関するすべての意思決定を行っています。

議員の定数の半数以上の出席が必要です。

開会

議案提出

議案説明

質問

委員会付託

知事(委員会、議員)から議案が提出されます。

知事(委員会、議員)が議案の説明をします。

議員が議案や県の仕事について、質問を行い、知事などが答弁します。

さらに詳しく調べるために、議案を委員会に送付します。

委員会

送られてきた議案や請願・陳情

などについて、審査を行い委員

会として賛成か反対かを決めま

す。

委員長報告

討論

採決

閉会

本 会 議

委員会で決まった審査結果を報告します。

議案について賛成か反対か会派代表者などが意見を述べます。

議員全員で、議案について賛成か反対かを多数決で決めます。

すべての議案採決が終わると、議長が閉会を宣言します。

初議会を終えて思ったこと

本会議では、あらかじめ通告

した質問を議員が読み上げ、執

行部が用意した回答を読み上げ

るという形で議事が進行しま

す。お互いが手元の原稿を読み

合うわけですから、丁々発止の

緊迫した議論にはなかなかなり

ません。そこで、今回、私は

「一問一答」方式で論戦に臨み

ました。一問一答方式では、事

前通告は質問項目ごとの最初の

質問だけ。再質問以降は、手元

の原稿を読むのではなく、その

場で考え発言します。質問者、

答弁者双方のディベート力が試

されますが、うまく議論が噛み

合えば「丁々発止」とはいかな

いまでも、活発な論戦が期待で

きます。今回の初登壇は、そう

私は、「総務委員会」

「地域経済活性化対策

特別委員会」に所属し

ています。

いう意味ではまだまだ力不足を感じました。自己採点す

れば60点くらいでしょうか。問題点を抽出する力、政策

を立案する力、質問する力、すべてを磨いて次の機会に

備えたいと思います。伊原木知事とのやりとりは、天満

屋時代の労使交渉を思い出しました。岡山県議会の議場

で、再び伊原木隆太さんと議論し合うことになるとは、

不思議な縁を感じます。初登壇の新鮮な気持ちを忘れ

ず、今後も県民の皆様のため、より良い県政に実践につ

ながる質問を続けていきたいと思います。

2015年6月議会号

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6月議会 一 般 質 問

Question 1 伊原木県政の任期後半を迎えた思い

6月議会で初めて一般質問に登壇しました。以下は、主要な質疑の概要です。

Question 2

A. 企業誘致や教育再生などの面で、これまで播いてきた種が芽吹き始めている。今後も、一つひとつ成果を積み上げ、県民の皆様に「岡山が良くなってきた。」と実感していただけるよう全力で取り組む。カラーというのは自ら

称するものではないが、常々心がけていることは、前例にとらわれず 、パフォーマンスに走ることなく、科学的根拠

に基づき、顧客である県民の幸せにつながる政策判断を行い、メリハリをつけた施策を実施することだ。任期後半

も、教育再生、産業振興などの県政課題に、コスト意識、スピード感を持って全力で取り組む。(知事)

伊原木知事の任期も後半に入った。改めて県民に訴えたい知事の思いは? また、民間出身の若い知事ならでは

の発想、行動を県民は期待していると思うが、伊原木カラー、伊原木イズムの発揮についてどう考えているか?

雇用対策について

県内の労働市場は「買い手市場」から「売り手市場」に変わっているが、それに対応し

た政策転換は図られているか?現下の雇用情勢における喫緊の課題は、①人手不足

分野における人材確保支援、②正社員求人の充足対策と正社員就職を希望する人に

対する就労支援、③地域別有効求人倍率の格差解消のための取組だと考えるが、こ

れらの課題に対する取組を聞きたい。

A. 雇用情勢の変化は議員ご指摘の通りだ。①について、就職面接会の開催、無料職業紹介のほか、特に有効求人倍率の高い建設、介護分野で関係団体と連携し、求人・求職のマッチングやセミナー開催などに取り組んでい

る。②について、経済団体に対し、知事自らが正社員転換の促進を要請した。また、おかやま若者就職支援セン

ターの活用を通じて正規雇用促進を図っている。③について、県内各地の雇用状況に応じ、地域別就職面接会を

開催している。(知事、産業労働部長)

Question 3 土地活用のあり方について

工場や商業施設の誘致などを進めるために土地活用の規制を緩和する要望がある。他方で、今後の人口減少を

見据えコンパクトなまちづくりを進めるため、規制や誘導を強化すべきだという意見もある。土地活用に関する規制

の緩和と強化のバランスについてどう考えるか?

A. 岡山県南広域都市計画区域マスタープランでは、人口減少対策や少子化・高齢化社会に対応した集約型都市構造への転換と産業振興による活力ある都市づくりをめざし、原則として市街化のさらなる拡大を抑制するととも

に、秩序ある土地利用のもとで計画的に産業振興を図ることにしている。規制緩和が地域経済の活性化につなが

る可能性もある一方で、無秩序な開発や既成市街地の空洞化につながるおそれもあることから、市町の意見を伺

いながら慎重に対応する。(知事)

Question 4 県内で働くことの魅力向上について

人口減少対策として「岡山県内で働くことの魅力向上」という視点は重要だ。国の交付金などを活用し、賃上げや女

性活用、ワーク・ライフ・バランス確保など社員の処遇改善などに取り組む企業をサポートする事業を検討できない

か。働く人にとって魅力的な「働き方改革」の促進は、安心して結婚し子を産み育てる環境整備につながるはずだ。

A. 議員ご指摘の視点は、「おかやま創生総合戦略素案」の中でも、人口自然減対策の子育て世代にやさしい職場環境づくりや若い世代におけるワーク・ライフ・バランス確保の中にその趣旨を盛り込んでいる。社員の処遇改

善については、経済団体などに対し職場環境整備を要請するとともに、企業へのガイドブックの配布なども行ってい

る。働き方改革は、仕事と生活の調和など人口減少対策にも資するものと考え、今後も岡山労働局など関係機関と

連携し取組を進める。(知事)

Question 5 おかやまマラソンについて

エントリーにあたり、市民ランナーの大半が活用しているWEBサイト「ランネット」が利用できなかったのは顧客であ

るランナーよりもスポンサーなどとの関係を重視したような印象を受けた。次年度以降、改善を求めたい。経験上、

大会の印象は、事前案内の親切さや会場までのアクセス、スタッフの態度などが大きく影響する。また、岡山駅など

とのシャトルバスの運行は必須だ。顧客重視、すなわちランナー目線での運営を要望する。所見を伺いたい。

A. エントリー時のサイト活用については、事務局に同様のご意見をいただいている。検討したい。また、交通アクセス、受付体制、会場内の案内や誘導、フィニッシュ後のシャトルバスの運行などについては、現在、詰めの作業

を行っているところであり、ランナーの立場に立った大会運営になるよう準備を進めたい。(知事)

高橋とおるを応援する人、募集中!

以下の項目に一つでもご協力いただける方は下記までご連絡くださ

い。よろしくお願い致します。

□高橋とおる後援会に入会します。

□会報などをお友達やご近所などへ配ることができます。

□ポスターを自宅や会社などに貼ることができます。

□事務作業を手伝うことができます。

□友達や知り合いを紹介することができます。

□活動のためにカンパすることができます。 現時点での高橋とおるの活動資金は、本人の貯金と応援して下さる皆様

からのカンパ・ご寄附によって成り立っています。カンパは、下記の郵便

振替口座・銀行口座で受け付けております。(個人寄付は1口2,000円をお

願いしています。もちろんご持参も大歓迎です!)

郵便振替口座 01330-6-90656 高橋とおる後援会

銀行口座 中国銀行本店(普)3347928 高橋とおる後援会代表 高橋徹

高橋とおる事務所 〒703-8271 岡山市中区円山107

TEL:086-277-9900 FAX:086-277-9966 E-Mail:[email protected]