Clinical Reasoning Exercise

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①学生のモチベーションが低い②Tutor が Facilitate について理解が足りない

③PBL だけでは臨床推論力を 鍛えられない?

 1.1週間で1症例->間延び  2.紙で情報を与えすぎ   →学生が考えない  3.実践的では無い   ->問診の時には教科書は開けない!

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なぜ PBL が実際に 生かせないのだろう??

実際に必要なのは・・・

=>「実際の状況」に近い状態で   臨床推論力を鍛える授業!

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医師が仮説を立て、それを検証していく推論能力

assessment&plan をたてるのに必要な能力。

膨大な情報を整理し、消化するための道具。

                     大量の情報のつまった樽から

水を出すための蛇口のようなもの  

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目的:習得した医学知識を、

    臨床の現場に応用する能力向上臨床現場で経験的に行われてきた指導法。

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PB L

CRE

模擬患者

患者責任

時間

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臨床の先生が実際に目の前の患者さんに合わせて考える思考・処置

学生が PBLや講義を通じて身につけた知識や臨床推論の基礎

まだまだ解離

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対象: PBL や講義で知識の土台を 身につけた学年( 5 年の病棟実習時を想定)

形式:チューターは学生に対して情報を提供するのではなく、学生が聞きたいと思った質問に答える。質問の意図も聞く。=>  Why ? が重要!

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①最低限の患者情報の提示例: 46歳 女性 左胸部痛で 夜 7時に ER受診

②学生&研修医に必要な情報を質問させる例:痛みの性状は? 増悪・寛解因子は?  放散痛は? 付随症状は?

③tutor からの答えをもとに 鑑別をあげる④優先度を考える 

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⑤Rule in, Rule out をするために必要な 身体診察、検査を考える⑥与えられた情報をもとに 鑑別診断の組み換えを行う―>熱は無いから心筋症はなさそうだなぁ=>潜血がないから潰瘍ではなさそう、、、=>左肩への放散痛から心筋梗塞らしいかも。。。

 ⑤~⑥を繰り返し、最終診断を考える

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1) 学生が自分の発言を  理由づけするように誘導=>「何故そう思うの?」とこまめに聞くようにする。

2) 正しい方向に誘導 3) 雰囲気づくり . No blame culture

=>「それは違うよね」ではなく、まず  「どうしてそう思うの?」と聞いてみる

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PBL CRE

目的 症例を用いて、臨床推論力を育成しながら、基礎医学・医療について学ぶ。INPUT 重視

蓄積された知識を、臨床推論力を用いて、患者の症例に応用する。OUTPUT 重視

鑑別 可能性のあるものをあげる

優先順位を踏まえながら鑑別をあげる

時間 数時間 × 数回 30~ 1時間程度

患者情報

シートごとに与えられる

学生が質問した内容のみ伝える

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先生方にお願いしたいこと各科の病棟教育にて CREを実践してくださ

い! < CREのメリット>・短時間でもできる。・準備が少ない。 教科書いらない「耳学問」・四年次の臨床講義を繰り返すよりも楽しい。・ PBL後の一貫した臨床推論の トレーニングとして将来役立つ! =>臨床推論力を鍛えられる!!