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瞳ちゃんのクリスマス・イブ 作:Pz 青と赤と緑と。12月の街の夜は美しい光に包まれている。 忙しく歩く街の人。 しばし足を止め幻想的な冬の光景に心を癒されている。 「いやよ・・・そんなの・・・。」 「ごめん・・・しかし、俺の種族の本能なんだ・・・。」 夕暮れ時の駅のロータリー。空中歩道の手摺に寄りかかるカップル。 「体を小さくしているのも、限界だ。このままだと、本来の姿に戻ってしまう。」 黒いコットンパンツに黒いレザージャケットを着た若い男が呟く。 端正な顔立ちであるが、外国の血が入っているようにも見える。 「この宇宙でだけにして・・・。元の世界に戻ったらまたいつもの貴方に戻って・・・。」 黒いタイツに黒のローファーを履いた長い脚を誇るような紺色のミニスカート。 ウールの白いマフラーを首に巻いたブレザー姿の女子高生が、悲しそうな顔で 彼を見つめた。 男の頭一つ小さい彼女は、色白の小顔に大きな黒い瞳が美しい。少し茶色に染めた セミロングの髪が、冬の風にサラサラと靡いている。 通りかかる男性がついつい視線を向けてしまう大きく盛り上がったブレザーの胸。 それはいかにも窮屈でボタンを引き千切らんばかりであった。 顔立ちは少女の面影を残すが、その体はもうすっかり大人の女である。 彼、ファル士官候補生はそっと彼女、山本瞳を抱きしめた。 「別の宇宙に連れて行ってあげる・・・。」 マンションの一室、ベッドの上で瞳はファルの胸に顔を埋めながら言った。 地球を侵略しに来た宇宙人ファル。 日本の都市で地球人に成りすまし格闘技教官として生計を立てている彼は 彼女、山本瞳と同棲生活を送っているのだ。 「脱走じゃないんだ。俺は捕虜なんだぞ!」 笑いながらいつも瞳にそう言っているファル士官候補生。 「永遠に捕虜のままでいて!」 瞳はいつもそう言い返すのだった。

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瞳ちゃんのクリスマス・イブ

作:Pz

青と赤と緑と。12月の街の夜は美しい光に包まれている。

忙しく歩く街の人。

しばし足を止め幻想的な冬の光景に心を癒されている。

「いやよ・・・そんなの・・・。」

「ごめん・・・しかし、俺の種族の本能なんだ・・・。」

夕暮れ時の駅のロータリー。空中歩道の手摺に寄りかかるカップル。

「体を小さくしているのも、限界だ。このままだと、本来の姿に戻ってしまう。」

黒いコットンパンツに黒いレザージャケットを着た若い男が呟く。

端正な顔立ちであるが、外国の血が入っているようにも見える。

「この宇宙でだけにして・・・。元の世界に戻ったらまたいつもの貴方に戻って・・・。」

黒いタイツに黒のローファーを履いた長い脚を誇るような紺色のミニスカート。

ウールの白いマフラーを首に巻いたブレザー姿の女子高生が、悲しそうな顔で

彼を見つめた。

男の頭一つ小さい彼女は、色白の小顔に大きな黒い瞳が美しい。少し茶色に染めた

セミロングの髪が、冬の風にサラサラと靡いている。

通りかかる男性がついつい視線を向けてしまう大きく盛り上がったブレザーの胸。

それはいかにも窮屈でボタンを引き千切らんばかりであった。

顔立ちは少女の面影を残すが、その体はもうすっかり大人の女である。

彼、ファル士官候補生はそっと彼女、山本瞳を抱きしめた。

「別の宇宙に連れて行ってあげる・・・。」

マンションの一室、ベッドの上で瞳はファルの胸に顔を埋めながら言った。

地球を侵略しに来た宇宙人ファル。

日本の都市で地球人に成りすまし格闘技教官として生計を立てている彼は

彼女、山本瞳と同棲生活を送っているのだ。

「脱走じゃないんだ。俺は捕虜なんだぞ!」

笑いながらいつも瞳にそう言っているファル士官候補生。

「永遠に捕虜のままでいて!」

瞳はいつもそう言い返すのだった。

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彼の種族は、戦闘的で暴力的な性質を数年に一回爆発させ吐き出してしまわないと

精神が崩壊してしまう。

その破壊の力は、地球レベルの文明を滅ぼす程であったのだ。

宇宙に進出し、文明を持った惑星を探しているのもその性質によるものだった。

一度惑星を破壊するほど暴れると、数年は理性が復元され高度な知的生命体に

戻れるというのだ。

「この世界はダメよ!」

瞳は別宇宙に彼を連れてゆくことにしたのだ。

「日本そっくりな世界だな。」

街を見まわすファル。

「これでも、私達の世界とはかなり離れているわ・・・。」

ファルを見つめる瞳。

「危ないから・・・。瞳はこの世界にいない方がいいよ。俺の変身した

姿を見たら・・・驚くぞ・・・・。」

「だめよ。ファルが元の世界に戻れなくなるかもしれないわ。」

ファルの手を握る瞳。

「ここにいてくれ・・・ここだけは壊さない・・・・。」

そう言った直後、ファルの変身が始まったのだった。

街の人々は一斉に動きを止めて空を見上げた。

暗くなった空に巨大な人影が現れたのだ。

身長400メートルの巨人となったファル士官候補生だ。

巨大化した彼は、全裸であったが筋肉が通常の三倍は発達しているようだ。

まるでアメコミヒーローのような体つきである。

ズずンン!

筋肉でそれ自体岩山のようになった足がビルを踏み壊した。

ガラスと軽合金を撒き散らし、砂山のように崩れる中層ビル。

「ウウオオオオオーーーー!」

街を轟かす巨人の叫び声。

クリスマス・イブの街は大パニックとなった。

ファルは道路いっぱいに止まっている車を次々に踏みつぶし

彼の腰にも届かないビルを一撃でけり壊す。

ガラス片をまき散らし爆炎を上げて一瞬で消え去るビル。

破片が周囲の建物と歩行者に飛び散る。

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轟音を上げて、コンクリ片が商店のショーウインドウを叩き壊し

倒壊したビルの梁が数台の乗用車を押し潰した。

ガラスとコンクリートと軽金属が悲鳴をあげて逃げる人々に

降りかかり、あっという間に数メートルも堆積し人々を

押しつぶしていった。

ズずン!

60メートル近い巨人の足が粉塵まみれになりながらも逃げ場を求めて

路上に犇めく人々を一瞬で踏みつぶす。

ブシュ!彼の足の下から血飛沫が上がった。

ボコボコとアスファルトが捲りあがり、地面に数メートルも足が沈んで行く。

巨人の足が上がってゆくと真っ赤な平たい肉片となった人たちの遺骸が、

ぽたぽたと、足の裏から剥がれ落ちる。

ぐわーーー!

巨大男は屈みこむと路上に逃げ場を求めて走る人々をその大木のような指で

掴みあげた。一気に300メートルも持ち上げられてしまう若い男女の

小人達。悲鳴すら上がらない。

ぶちゅ!

巨大男の顔の前に持ち上げられた掌が、一気に閉じられ

彼等は血飛沫と共に肉片となってしまった。

地獄絵図その物であった。

地響きをあげ、巨人が歩くたびに剥き出しの巨大な男性性器がぶらぶらと揺れる。

街は悲鳴と泣き声とサイレンの音で一杯になった。

瞳は駅のコンコースで怪物となった彼氏の姿を呆然と見つめていた。

身長400メートル近い巨人が、一蹴りで高層ビルを粉々に破壊してしまう。

踏み潰された人たちの血と肉片が路面に貼りつく。

巨人から逃げ出す人達。

地響きを上げて彼らを追い回す大巨人となったファル。

岩山のような彼の肉体は、建物を砂細工のように破壊し、足元をすり抜け逃げようとする

小さな人間を次々に摘みあげ、顔の前まで持ち上げると一気に握りつぶしていった。

更に、自動車や街路樹、路面ごと小人を掴みあげ地面に叩きつける。

悲鳴をあげ逃げ惑う人々を次々に踏みつぶしてゆく巨大男。

残酷な巨獣と化してしまうファル士官候補生。

しかし、瞳はそんなファルの姿を見て体が熱くなってきていたのだ。

(やだ・・・怪物みたいなファルをみて・・・)

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太腿をきつく閉じる瞳。

始めて地球に現れたあの日を思い出す。

憧れのお台場に巨人となって現れてしまったあの日。

麗子先生に恥ずかしい目に散々合わされた・・・。

小人と小人の街を使って何度もいかされてしまった夏の日。

(私も大きくなったら・・・彼はどうするかしら?)

歩くたびにぶらぶらと揺れる見事な男性性器を凝視する瞳。

麗子先生に小人を膣に押し込まれ、彼らを指でかき回された

あの日の快感を思いだし、熱い物が股間に溢れだす感覚に顔を赤らめた。

地球人を玩具にして果ててしまった自分。

(大きくなって、ファルとエッチしたいなんて・・・私、変態女かな・・・)

顔を真っ赤にし、俯く瞳であったが・・・。

そっと股間に手を当ててしまった。

一瞬、ビクン、と体が震えた。

そして。

瞳は制服姿の巨大女に変身してしまったのだ。

着ている服もそのままに大巨人となって夜が迫る街に現れてしまった瞳。

しかも、其処は巨人獣と化したファルが瞳の為に破壊しないでおいた

駅周辺であったのだ。大勢の人々が巨人獣から逃れるために避難している。

そこに、冬の制服姿の女子高生、身長340メートル、体重40万トンの「少女」が

聳えたったのである。

長さ50メートルの黒いローファーが、駅のロータリーに犇めく

街の人々を一気に数百人踏みつぶしてしまっていた。

黒のタイツを履いた女子高生の脚は高層ビルよりも高く、エロティックな

曲線を描き、ずっしりとした巨大なお尻を載せている。

お尻に引っかかるだけのようなスカートはプリーツがゆらゆらと動き

少女の秘密の丘を薄暗く隠す。

ブレザーを大きく盛り上げる乳房が、地上の人々から少女の顔を隠していた。

瞳は、大きな胸で見えない足元を、少し屈みこんで見下ろした。

コンコース一杯に小人が犇めいている。

瞳のローファーの両サイドからは鮮血が滲み出していた。

「ごめんなさい・・・。」

表情を少しも変えないで呟く瞳。

彼女から見れば、身長一センチにも満たないこの街の人々は

「虫」のように思えてしまうのだ。

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ズズズズボコボコ!

固いアスファルトが、瞳の体重に耐えられず陥没を始める。

足の位置を少し動かす瞳。

黒いタイツに包まれた見事な曲線を見せる脚が、黒いローファーを

数十メートルも空に上らせた。新たに現れた巨人女から逃げ出そうと

道路に走り出した人々の上にそれは翳され、一瞬で彼らを踏みつぶしてしまった。

この巨人女子高生は、ほんの少し体のバランスを取っただけなのだ。

駅のコンコースは大パニックとなった。大勢の人々が泣き叫び、一斉に巨人女子高生から

逃げ出そうとして将棋倒しとなってしまう。数百人が身動き取れなくなってしまっていた。

そこに、巨大女子高生の黒いローファーがゆっくりと空から降りてきたのだ。

ミニスカートのプリーツが女性らしい曲線を誇る太腿に押し広げられ

黒いタイツに包まれた脹脛が緊張し張りつめている。

空中を飛んでくる巨人サイズの50メートルはあるローファー。

その硬質ゴムの靴底には既に巨人女に踏みつぶされた人達の遺骸が貼りついていた。真っ

赤な血の中にピンク色の人型の肉片・・・。

女性であったのだろう、スカートに長い髪の毛が人型になって貼りついている・・・。

小人達の絶叫が上がった。

逃げ切れず、それが頭上に来るとそれを持ち上げようとする数十人の老若男女。

仰向けになりながら巨人女子高生の硬い靴底を両腕と両足で押し返そうとする。

悲鳴をあげ、靴底を叩く若い女性、這いながらなんとか逃げだそうとする老人・・・・。

メリメリパキパキ…ブチャ!

黒く輝くローファーは小人の骨を砕き蟻のように踏み潰されてしまった。

瞳は靴の下の惨状を気にもしない。

じわり、と、ローファーの靴底から鮮血が滲み出してゆく。

彼女の足元には、数千人の小人が彼女を恐怖の眼差しで見上げていた。

瞳は、更に股間に熱い物が溢れてゆくのを感じていた。

(やだ・・・スカートの中覗かれて感じちゃうなんて・・・変態女よ・・・私・・・)

ターミナルに停車中の大型バス数台をクシャリ、と踏みつぶし瞳は街を破壊している

ファルを見つめた。

「瞳・・・どうして・・・?」

ファルは掴みあげた数十台の車を地面に放り出し瞳を見た。

両手を後ろに組んで、顔を赤らめる瞳。

「ファルが・・・大暴れするのを私が止められるんじゃないかと思って・・・。」

俯いて上目使いでファルを見つめる瞳。

「巨獣化したときに、女が現れるなんて・・・前代未聞だ・・・」

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グシャり、と低層ビルを踏み壊し瞳の前に進むファル。

「・・・瞳、どうやって俺を止めるんだ・・?もっとでっかくなって

俺を摘みあげないと・・・いつもよりも小さいんだぞ?」

丁度、胸のあたりに来る瞳の頭を、そっと抱きしめるファル。

岩山のようなファルの胸の筋肉をそっとなぜる瞳。

「街を壊して小人を踏みつけるよりも、私とエッチしたほうが気持ちよくない?」

はにかみながら、ファルを見上げる。色白の顔が真っ赤だ。

「・・・巨人獣化して街でセックスする・・・?これも史上初めてだな・・・。」

呆れるファル。しかし、瞳の大きな胸を擦り付けられると股間が張ってゆく。

「瞳の体で、この街が壊されるんだぞ?」

そう瞳の耳元で囁くと不気味な笑いを作り、ファルは優しく瞳のブレザーを脱がし始めた。

マフラーを取る。

ブレザーを街の中に投げるファル。小人達からすれば8000トンの重量に換算される

女子高生の冬用ブレザーは数十棟の低層ビルを半壊させる。

続いて、慣れた手つきでミニスカートを取り払う巨人獣。

ウールのセーターにシャツを脱がされ、あっという間にブラジャーとタイツ姿に

される瞳。

「・・・恥ずかしいよ・・・・。」

巨木のようなファルの腕に抱かれ、瞳が呟いた。

長い手足に、大きなお尻と胸。外人モデルのようなスタイルに

色白の艶やかな肌がクリスマスのネオンに照らし出されている。

ファルは、エッチな事をしていても、破壊をやめない。

瞳を抱き、大きなお尻を撫ぜながらワルツを踊るように街を踏みつぶしてゆく。

この女の体を持った「少女」もまた、街をその巨大なローファーで破壊していったのだ。

巨人獣と化したファルは、更に小人の殺戮を繰り返す。

瞳のタイツを剥ぎ取ると、一気にショーツまで毟り取る。

ブラジャーのホックを外すと、それを街の中に、避難する小人で一杯の

道路に投げつけたのだ。

総重量240トンのブラジャーが轟音をたてて落下した。路上に犇めき逃げ惑う人々を

その巨大なカップが直撃し、ストラップがビルを半壊させて絡まるようにして

路面に鎮座したのだ。

「ふふ・・・ブラに潰されているぞ。虫けらみたいだな・・・小人達が・・・」

残酷性を剥き出しにするファル。

とうとう全裸にされた瞳は、いつもよりも大きな彼氏による

力強い抱擁に、目を潤ませていた。

巨人獣は、停車中の列車に目を付けた。脱線した列車は中に小人を閉じ込めた

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まま、横倒しになっている。

瞳の手を引き、線路をまたぐ。彼が何をするのか、じっと見つめる瞳。

「大勢小人が詰まっているぞ。この列車・・・。」

一両の列車を指で摘まみあげる巨人獣ファル。

「ほら、瞳。見てみろよ。」

連結器を千切られた一両の電車を、瞳の顔の前に突き出す。

大勢の小人が、ぎっしりと詰まっていた。ファルが、左右の車両から

寄せ集めたのだ。

それを瞳の太ももに押し付ける。そのまま電車を擦りつけ太腿から

股間に押し付ける。黒々と生い茂るヘアーを電車でかき回す。

「あああんん・・・小人にあそこの中を見られちゃってる・・・。」

瞳は、大木のようなファルの腕を押さえつけ、電車を股間から

遠ざけようとした。

電車の中の小人達は、空中を飛ぶ車両の中で、泣き叫ぶ他何もできなかった。

17歳の美少女の全裸も、身長340メートルの大巨人となればそれは怪獣と

変わらなかったのだ。

とうとう、電車は瞳の乳房に擦りつけられた。彼女の掌に載るほどの大きさの

車体が、真っ白い乳房の山に突き立てられる。

ピンク色の乳頭を車体が押し潰す。乳輪ごと窪んで行く瞳の巨乳。

ステンレス製の車体が軋み始める。

中に載っている小人達は、窓の外が白い乳肉で覆われてゆくのを

怯えながら見ていた。

瞳の巨乳に、電車が半分も埋め込まれたとき。

バリバリバリバリ!

巨人女の乳房の圧力に、小人の電車の強度が負けてしまったのだ。

尚も電車を押し付ける巨人獣ファル。

ぶちゅううーーー!

電車は九十九御襟にされてしまい、小人達の血と肉片が噴出した。

ぽよん!

十分の一ほどの大きさに潰された電車の残骸を撥ねつけるように

若い女の大きな乳房が、また丸くその形を復元したのだった。

そっと、瞳の股間を撫ぜる巨人獣ファル。

「瞳・・・濡れているぞ・・・。」

意地悪く耳元で囁く。

「このデカいオッパイで、小人を押し潰すなんて悪い巨人女だな。」

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両手で瞳の巨乳を揉みしだくファル。

股間に手を伸ばし、瞳の性器を指で押し開けた。

ぼとんん!

彼女の足元に何かが落ちる。

瞳の粘液が、数人の小人に直撃し即死させていた。

「いやーーーー!」

両手で顔を覆う瞳。

粘液の直撃を免れた数人の小人がその粘り気から脱出しようと

もがいていたが。

ぶちゅ!

瞳は恥ずかしさのあまり、もがく小人を踏み潰してしまったのだ。

白い瞳の足の下から、鮮血が滲み出していた。

巨人獣ファルは街の外れにあるアミューズメントパークに目を付けた。

瞳の背後にまわり乳房を揉みしだき、性器をぐちゅぐちゅとかき回しながら

瞳をアミューズメントパークに向かって歩かせる。

クリスマスの夜の街は二人の巨人に蹂躙され大パニックを起こしていた。

身長400メートル近い巨人男女は全裸で性行為を行いながら街を破壊している。

勃起した巨大ペニスを巨人少女の腰に当て、後ろから彼女を押すように歩く

岩山のような巨人男。まだ少女の面影を残す8頭身のムッチリとした体を持つ

女巨人は歩くたびにゆらゆらと巨大な乳房を揺らし、白い肌を夜のイルミネーションに照

り返している。

巨大男は、巨大少女にわざとビル街の中を歩かせているのだ。

乳房と股間を刺激され続け、顔を赤らめる巨大少女は一撃でビルを蹴り壊し

破片を街の住人達の上に振りまいてしまう。

道路一杯に犇めき合い逃げ惑う人々を次々に踏みつぶしてしまう巨大少女瞳。

「ああんん・・・ごめんなさい・・・」

足元で真っ赤な血だまりの中にピンク色の肉塊に代わってしまった小さい人間達を

涙を流しながら見おろし謝る瞳。

巨大男ファルは、道路を逃げる小人を数十人摘みあげ瞳の乳房の上にばら撒いた。

更に数人の男女をつまみあげ、瞳の下腹部に密生する黒々とした柔らかなヘアーの

上に乗せる。

巨人少女のヘアーは小人の体重ぐらいでは、曲りもしない。

両腕を後ろから掴まれ、巨大な勃起したペニスを腰に突きつけられた瞳は

顔を真っ赤にして胸元を見下ろした。左右の乳房に這いつくばる数十人の小人男女。

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ファルに摘ままれたときに、大部分の小人は手足や肋骨の骨を折られていた。

巨大少女の白い巨乳の上で這いつくばり泣き叫ぶ他は何もできない。

「可哀そうよ!お願い、ファル!助けてあげて!」

涙を流しながら叫ぶ瞳。ファルの大木のような腕は瞳の手を強く握る。

そして、瞳のハンドボールのように丸く張りつめた巨乳を下乳から

そっとなぜはじめたのだ。

同棲を始めてから、更に大きさを増してきた瞳の巨乳。

今はJカップでようやく収まるほどに成長してしまっているその

真っ白な柔らかい球体の上に、数十人の小人達が俯せにうなり

巨人の乳房から振り落とされないように堪えていたのだ。

巨大男の掌が、巨大少女の大きな乳房を下からぎゅっ、と握った。

丸い乳房がぐにゅり、と変形してゆく。

「あッ・・・んん・・・・」

喘ぎ声をあげてしまう瞳。

更に瞳の乳房をぐにゅりぐにゃり、とファルは揉み続ける。

その度に甲高い悲鳴をあげて、小人が次々に瞳の足元に墜落していった。

それはまるで、虫の鳴き声のように聞こえた。

上下左右に激しく揺れる巨人少女の乳房。巨乳である少女の乳房は

楽に三十人が平らな部分に這いつくばれる広さを持っていたが。

巨人男が水風船のように白い乳房をぐにゅぐにゅと揉み始めた時、

次々に小人達は振りと落とされていったのだった。

小人の声は、高すぎて瞳には聞き取れない。

しかし、この残酷な巨人に呪いの言葉を叩きつけ、慈悲を乞うているのは

間違いなかった。

乳房から性器にファルの手が動いたとき、瞳は快感と恥ずかしさから

体を捻り太腿でファルの手を挟み込んだ。

数十人の小人を踏みつぶしてしまいながら。

無言でペニスを瞳の背中に突き立てるファル。

地響きを上げ、二人の巨人はアミューズメントパークに向かい

街を破壊しながら歩いて行った。

まだ乳房にへばりついていた小人も、瞳が歩くたびにブルンブルンと揺れ巨乳から

放り出された。

乳首にしがみ付く左右二人の若い男を残すだけとなる。

アミューズメントパークにその巨大な体を現した二人。

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瞳のヘアーに絡まるようにしている数人の男女もその時はまだ生きていた。

LEDで鮮やかに彩られた大観覧車。ジェットコースターにメリーゴーランド。

まるでおとぎの国のように美しい。

地響きを上げて入場口を踏み壊すファル。

クリスマスの夜をカップルで過ごしていた小さい人間達は逃げ場を求めて場内を

逃げ惑った。

ズずン!

瞳の巨大な足がメリーゴーランドを一撃で踏みつぶす。

ファルが瞳を後ろから巨大なペニスで押しているのだ。

瞳は仕方なく、メリーゴーランドを踏んでしまった。

白色の照明に照らし出されていたメリーゴーランドは、可愛らしい馬と

魔法使いの造作を飛び散らしてこの巨人少女の足の下に消滅してしまう。

場内は大パニックとなっていた。

白い豊満な肉体を惜しげもなく曝す巨人少女は

涙を流して俯いている。

その後ろには、この巨人少女を後ろ手に捕まえて勃起したペニスを巨人少女の

背中に突きつけている筋肉の塊のような巨大男が聳え立っているのだ。

ファルは薄い笑みを浮かべ、悲鳴をあげて逃げ惑う人々を

次々に踏みつぶしていった。

怒張するペニスを瞳の背中に押し付け、瞳にも同じことをさせる。

白い豊満な女の体が地響きをあげコンクリート床を踏み抜き

小人を肉塊に変えていった。

場内を複雑に貼り巡るジェットコースターの軌道をファルの巨大な岩山のような

脚がくにゃくにゃに捻じ曲げて踏みつぶしてゆく。

巨大なタワーのように聳え立つ巨大な女の脚を見上げ恐怖におののく。

股下160メートルの長い脚を誇る瞳は、赤緑白のクリスマスイルミネーションに

彩られた観覧車を簡単に股の下にしている。

ファルは、この美しく輝く大観覧車を瞳の体で押しつぶさせようと思ったのだ。

ゆっくりと瞳に腰を下ろさせるファル。

そして、ファルは観覧車を手で回し始めたのだ。

「いやああーーー!」

中腰にさせられた瞳。

観覧車のゴンドラが直角になるほど早い回転でそれは廻り

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瞳の性器を刺激する。

20メートルの大陰唇が粘液を潤滑剤として観覧車の外輪を素早く擦り抜けさせ、

ゴンドラが小陰唇にぶつかりぐしゃぐしゃに変形してゆく。

瞳の溢れ出す愛液を弾き飛ばす観覧車。

中にいた人達は、数十キロの速度で回転するゴンドラの中から急接近する

白いお尻を目の前に見て、小陰唇に激突し即死してゆく。

数十秒間、観覧車は瞳の股間を刺激し続けた。

「あああああ!」

瞳が叫び声をあげる。

腰の位置を自分で動かし、陰核に観覧車をこすり付けた時・・・。

びゅうううう!!

股間から銀色の滝が噴出した。

巨人女が巨大な潮吹きを初めてしまったのだ!

張りつめる真冬の空気の中、うっすらと湯気が上がる。

「いやーーーー、見ないでーーーー」

悲鳴を上げる瞳。

水車のように瞳の潮を弾き飛ばしながら回る大観覧車。

「ああああ・・・恥ずかしいよーーー!」

瞳の声がアミューズメントパークに轟いた。

お尻を一気に落とすと、観覧車は「ぐにゃリ」と捻じ曲げられてしまった。

めりめきばきばき!ずずんん!

そのまま観覧車の上に座り込む瞳。

女の子座りをしていたが、お尻の下が気になった瞳は

四つん這いになって、呼吸を荒くして地上を見下ろした。

瞳の「潮」に直撃された小人が衝撃で気を失っている。

ヘアーにしがみ付く小人をそっと摘みあげ地面に降ろしてあげる瞳。

「ああ、ごめんなさい・・・巨人の玩具にされて・・・恐ろしいでしょうに・・・。」

数人の男女は、大観覧車を大きなお尻で押し潰し、股間をぐっしょりと

濡らす美しい「少女」を呆然と見上げている。

しかし。

ズん!

巨大男の足が一瞬で彼らを肉のパイに変身させてしまったのだ。

そのまま歩き去るファル。

「仕方ないわよ・・・ファルの凶暴な本能を開放してあげるのが

目的だもの・・・」

瞳は、コンクリートを踏み抜いたファルの足跡の中に

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貼りつく小人の遺骸を見下ろして呟いた。

ファルは、街の中を逃げる小人達を広い集め、港から拾ってきた貨物船に

放り込んでいった。

ファルの姿を無言で見つめる瞳。

瞳が大好きな日本のクリスマスと何ら変わらない世界だ。

瞳とファルに踏み壊された残骸の中で泣き叫ぶ人達。

心が痛む瞳であったが。

この小人達を玩具にしてしまいたい欲求もまた、彼女の中に生まれているのだ。

「一杯捕まえたぞ・・・。」

ファルが不気味な笑いを作って甲板をむしり取った貨物船を片手で持って

瞳の前に現れた。

ぎっしりと船倉に詰め込まれた老若男女の小人達。

ズずン!

片側四車線の広い国道に座り込むファル。

ビルを押し潰して女の子座りをしている瞳にキスをすると、そのまま

瞳を押し倒した。

ずずんん!

またしても数棟の低層ビルを背中で押し潰す瞳。

横たわった彼女の目線が、小人の高さに近くなると彼女が壊した

街の惨状がはっきりと判る。

道路に貼りつく踏みつぶされてしまった小人の遺骸をみて心を痛める瞳。

お構いなしにファルは瞳の両足を肩に乗せると、貨物船に詰め込まれた小人を次々に

瞳の性器に押し込んだのだ。

高さ20メートルの肉の洞窟に次々に摘みあげられ押し込まれてゆく街の人々。

太さ2メートル、長さ15メートルの岩山で出来ているかの巨人男の指に

摘ままれただけで、肋骨や手足の骨を砕かれてしまう。

悲鳴や泣き声で一杯となる瞳の性器。

しかし、瞳はそんな地獄絵図が自分の性器の中で巻き起こっていることに

自責の念と言いようのない快感を得ていた。

一千人近い小人が、瞳の膣に閉じ込められた。

奇跡的に生き残っていた数人の街の住人は、砂細工のようにビルを押し潰した

真っ白い少女のお尻を見上げ、バックりと開かれた性器の中に巨人男に摘みあげられ

押し込まれる人々の絶叫を聞いた。巨大男の両肩に脚を載せられた巨大少女のお尻は

地上から150メートルの高さとなった。彼等もまた、巨大少女の性器から溢れ出す

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愛液に直撃され絶命してしまう。

「ああああ・・んん小人が・・・可哀そうだよー!」

体をよじり、瞳が叫んだ。

ファルは、瞳の乳首にまだしがみついている小人をひねり潰し

瞳の乳首をこねくり回した。

「まだだ。もっと瞳の体で街を破壊して小人をひねり潰すんだ!」

ファルは、瞳の大陰唇を指で摘まむと一気にそれを閉じた。

一千人の小人が最後の抵抗を巨人少女の膣と小陰唇に対して行った。

巨人少女の敏感な部分を蹴り上げ、両腕で叩き、掻き毟った。

結果、閉じられた巨人少女の膣の中に熱い愛液が満たされ大部分が

それに溺れてしまう。出口を求め、最期まで彼らは少女の肉を刺激続けたのだった。

暗黒の柔らかな肉の洞窟の中に巨大なペニスが入ってきた。

ファルがその巨大なペニスを瞳に突き立てたのだ。

小人の溺死した遺骸をメリメリと押し潰して、瞳の中に入ってゆく。

瞳はその快感に声も出せなかった。

ゆっくりとそれは前後し、小人の肉体をすり潰してゆく。

やがて激しく前後し始めると、瞳は体を激しく上下させた。

「ああんんん!!」

瞳の絶叫が轟いた。

ファルは瞳を四つん這いにさせ、まだ無傷なビル街に向かって

這い歩かせた。後ろからファルが立膝でペニスを瞳のお尻に突き立てている。

瞳の手の平が高速道路を叩き壊し、巨大な乳房が中層ビルを一撃で倒壊させる。

白い太腿は、ビルの基礎から押し壊し深く地面に埋めてゆく。

逃げ惑う小人達を、その巨大な乳房でひき潰してゆく瞳。

後ろから、ファルがペニスを瞳の中に突き刺した。

白いお尻を掴み、激しく腰をお尻にぶつけるファル。

小人達は、まるで地震のように地面が揺れていることに驚愕する。

バックで果てると、ファルはビル街に寝そべり、瞳を腰の上に乗せた。

両手で瞳の乳房を揉みしだき、瞳はファルの勃起するペニスを性器に差し込み

激しく腰を上下させる。

巨人達のセックスは三時間にも及び、美しいクリスマスの夜を迎えていた

小人の街は、瓦礫の荒野と化していった。

「ああ、すっきりしたぞ・・・。」

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何度も瞳を絶頂させ、自身も四回ほど発射していたファルが嬉しそうに呟いた。

「やっと、普通のファルに戻れるの?」

体中に貼りついている小人の死体を指で剥がしながら瞳が言った。

見る見るうちに、スリムな体型に代わってゆくファル。

瞳よりも頭一つ高い、普段のファルに戻る。

「もう。街をこんなに壊して・・・仕方のない人ね!」

瞳は立ち上がると、ファルを抱きしめ口づけをした。

「ああ・・・獣人化してセックスすると早く獣人化が解除するんだな・・・。」

深夜の街を見廻し、脱ぎ捨てた瞳の制服と下着を拾い集めるファル。

巨人の上着やパンツ、ブラジャーの下に、避難していた小人が悲鳴をあげて

逃げ散ってゆく。

「ふふ。もう踏み潰さないから安心しろ!」

逃げ散る小人を見おろしファルは笑いながら言った。

「ファル、また獣人化するときは私に相談してね!私たちの世界を

壊しちゃだめよ!」

ファルから受け取った下着を身に着ける瞳。

ブラジャーのカップの中に、若い男女が隠れていることに気が付いた。

抱き合って、瞳を見上げる小人カップル。

笑みを浮かべ、瞳はブラジャーをそっと地面におろし若いカップルを地面に

逃がしてやった。

ファルも黙って小人を見下ろす。

「ふふ。今日はクリスマス・イブだったっけ。奇跡のカップルだな。」

瞳はファルを睨み付けたが、小人を玩具にしてよがり続けた自分を思い出し

うつむく。

「メリークリスマス。小人さん・・・」

巨大悪魔のように街を破壊した巨人カップルは、そういうと夜の

闇に溶けてゆくように姿を消していったのであった。

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