栗山町健幸のまちづくり計画 - Kuriyama...計画の基本理念...

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栗山町健幸のまちづくり計画 【 目 次 】

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栗山町健幸のまちづくり計画

【 目 次 】

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【 目 次 】

計画の基本理念 ・・・・・・・1

計画策定の背景 ・・・・・・・2

(1)本町の健康寿命

(2)今までの主な取組

(3)Smart Wellness City首長研究会での学び

計画の位置づけ ・・・・・・・5

計画の期間 ・・・・・・・7

「まち」が目指す姿 ・・・・・・・7

施策の展開 ・・・・・・・8

(1)「まちづくり」の基本方針

(2)「ひとづくり」の基本方針

施策の評価 ・・・・・・ 13

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健幸づくりは「まち」づくりから

~Smart Wellness City(スマートウエルネスシティ)~

少子高齢化・人口減社会においては、高齢になっても健康で元気に暮らせること、そ

れ自体が「社会貢献」であると言えます。

健康で元気に暮らせること、すなわち「健幸=健康で幸せ」であることは、個人と社会

の双方にとってメリット(生きがい、豊かな生活、医療費の抑制)があります。

高齢化・人口減少が進んでも、地域住民が「健幸(身体面の健康だけでなく、人々が

生きがいを感じ、安心安全で豊かな生活を送れること)」であるためには、そこに暮らすこ

とで健幸になれる「まち」“Smart Wellness City(スマート ウエルネス シティ)”が求めら

れています。

(Smart Wellness City首長研究会ホームページより)

計画の基本理念

「スマート・ウェルネス・シティ」

“誰でも健幸になれるまちづくり”のイメージ

を大地から力強く育つ大きな木(=町)とし

てシンボル化。

まちを構成するそれぞれのイメージキャラク

ターたちが木を成長させていきます。

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(1)本町の健康寿命

本町の健康寿命は、男性 78.62 歳、女性 84.76 歳と、計画策定時よりも伸びてきて

おり、不健康な期間が短縮されています。(栗山町健康増進計画より抜粋)

日本国民の平均寿命は、生活環境の改善、医学の進歩や生活習慣の改善などを背

景に、年々伸びています。

【栗山町の現状】

<北海道健康増進計画すこやか北海道21(改訂版):平成 30 年 3 月>

【計画策定時と中間評価時の比較】

<北海道健康増進計画すこやか北海道21:平成 25 年 3 月>

<北海道健康増進計画すこやか北海道21(改訂版):平成 30 年 3 月>

(2)本町の今までの主な取組

町民の健康づくりを支援する栗山町健康増進計画に基づき、平成27年9月に「健康

寿命延伸のまちづくり宣言」を行いました。この宣言では、①自分の健康に関心を持ち、

自らの健康管理に努める町民一人一人の役割、②家族みんなで、健康的な生活習慣

84.76歳

78.62歳

2.98年

1.16年

栗山町の平均寿命・健康寿命

健康寿命 不健康な期間の平均

H25.3月 H30.3月 H25.3月 H30.3月平均寿命 80.02歳 79.78歳 86.71歳 87.74歳健康寿命 78.58歳 78.62歳 83.23歳 84.76歳

不健康な期間の平均 1.45年 1.16年 3.48年 2.98年

男 女

計画策定の背景

87.74 歳

不健康な期間

79.78 歳 0

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に努める家族の役割、そして③町民みんなの力で、心と体の健康を支え守るための「ま

ち」づくりに努める地域や行政の役割を示しています。

平成28年度には、健康寿命延伸のまちづくり宣言に対する関係団体や企業の理解

と協力を得る「健康寿命延伸のまちづくり協働宣言」を実施しました。

令和元年9月現在、48カ所の企業や事業所が協働

宣言実施団体として登録しています。毎年9月健康

増進普及月間の取組として、協働宣言実施団体の

協力を得てポスター掲示などの啓発活動を実施した

りと、町保健事業への理解を深めていただく機会とな

っています。

平成30年度からは、栗山町中心市街地地区都市再生整備計画事業と北海道の街

路整備事業に基づき、札幌・岩見沢方面からの玄関口に位置する新町地区において、

車道の整備と歩道の拡幅により安心して街なかを散策できる歩行空間を確保し、健康

器具を市街地各所に点在させて設置することで、街なかをウォーキングすることができる

健康増進の目的を合わせた整備を行っています。

健康寿命延伸のまちづくり宣言

わたしたち栗山町民は、一人一人が生きがいを持ち、安心・安全で豊かな暮らしを健幸に

営むことができる笑顔あふれるまちを望みます。

自らの健康は自らつくるを基本に、町民同士がしっかりと支え合いながら、健康を守るた

めのまちづくりを通して、健康寿命の延伸を目指し、ここに健康寿命延伸のまちづくりを宣

言します。

一.自分の健康に関心を持ち、自らの健康管理に努めます。

一.家族みんなで、健康的な生活習慣に努めます。

一.町民みんなの力で、心と体の健康を支え守るためのまちづくりに努めます。

平成27年9月

ミッチ―くん

町じゅうを元気に遊んでまわる男の子

道のことなら何でもおまかせ

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(3)Smart Wellness City首長研究会での学び

スマートウエルネスシティの実現を目指し研究活動している Smart Wellness City 首

長研究会(事務局:筑波大学教授 久野譜也氏)に、平成 27年度に加入し、令和元年

度までで合計11回参加し、町長とともに関係課職員も参加し、多くの自治体の先進事

例を学びました。

研究会では、「スマートウエルネスシティ(Smart Wellness City)」を、身体の健康だ

けでなく、人々が生きがいを持って安心安全に生活できる状態を「健幸」と定義づけた上

で、暮らしの中で歩くことを基本としながら誰もが「健幸」になれる都市モデルを提唱して

います。また、健幸都市を目指したまちづくりにはハードとソフトの両面があり、ソフト面で

は、健康づくりに無関心な方への対策(無関心層対策)が重要で、ハード面では、そのま

ちに住むと自然と健康になれる(健康長寿になれる)まちづくりをすると、無関心のまま健

康にしてしまうことが可能であると言われています。

少子高齢化が進んでも、町民みんなが「健幸」であるためには、まず生活習慣病や寝

たきりの予防が重要であり、この実現にはポピュレーションアプローチ(※)により、町民全

体の日常の身体活動量を増加(底上げ)させること、また最近では、美的景観のよい地

域に住んでいる人やソーシャルキャピタル(社会的なつながり)が高い地域ほど健康度が

高いなど、まちの構造と健康の関係について、さまざまなデータが出てきています。

※参考:ポピュレーションアプローチとは・・・

高いリスクの住民を対象に絞り込んで対処するハイリスクアプローチに対して、対象を限定

せずに地域住民全体へ働きかけることで、地域全体のリスクを低減する取り組み。

【実現のための4つの要素】

① 公共交通インフラの整備

※緑道・歩道・自動車道等

ハード面でのまちづくり

② 健康医療データ分析

総合的エビデンスに基づく

客観評価

③ 健康増進インセンティブに

よる住民の行動変容促進

※ポピュレーションアプローチ

④ ソーシャルキャピタルの

醸成

※社会的なつながり

(※SWC首長研究会ホームページより)

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本計画は、栗山町第6次総合計画を上位計画とし、関連する各種計画と十分な整

合性を図ります。

栗山町第6次総合計画では重点政策方針として4つの対策を挙げ、その1つである

「健康寿命延伸プロジェクト~生涯を自分らしく暮らすまち」として、さらに3つの重点政策

として各関係課での取組を整理しています。

本計画では、この健康寿命延伸プロジェクトの実現を目指し、スマートウエルネスシテ

ィ実現のための要素を考慮して、各重点施策と十分な整合性を図ります。

【関連する法律および各種計画】 法律 北海道の計画 本町の計画

健康増進法 北海道健康増進計画「すこやか北海道21」 南空知圏域健康づくり事業行動計画

栗山町健康増進計画

がん対策基本法 北海道がん対策推進計画 栗山町健康増進計画

歯科口腔保健の推進に関する法律 北海道歯科保健医療推進計画 栗山町健康増進計画

自殺対策基本法 北海道自殺対策行動計画 栗山町健康増進計画 (栗山町自殺対策計画)

国民健康保険法 栗山町第2期保健事業実施計画(データヘルス計画) 第3期特定健康診査等実施計画

高齢者の医療の確保に関する法律 北海道医療費適正化計画

栗山町第2期保健事業実施計画(データヘルス計画) 第3期特定健康診査等実施計画

子ども・子育て支援法 栗山町子ども・子育て支援事業計画

食育基本法 北海道食育推進計画 栗山町食育推進計画

介護保険法 北海道高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画

栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画

教育基本法 北海道教育推進計画 栗山町社会教育総合計画 (栗山町社会教育中期計画)

計画の位置づけ

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<第6次総合計画>

重点プロジェクト②健康寿命延伸~生涯を自分らしく暮らすまち

重点施策①

「町民全体の

健康意識醸成」

(1)町民の健康管理に関する意識の高揚 住民保健課

(2)地域や企業・団体による健康づくり活動の

支援

住民保健課

ブランド 推進課

重点施策②

「生活習慣改善と疾病予防の推進」

(1)妊娠期・乳幼児期からの生活習慣づくり

(2)若年層の勧奨強化を含めた健(検)診

受診率の向上

(3)町民の運動習慣づくりと生涯スポーツの推進

(4)介護予防(生活機能の維持・向上)の推進

住民保健課

住民保健課

教育委員会

福祉課

重点施策③

「高齢者による社会参加

の環境づくりの推進」

(1)高齢者の多様な学びの機会づくり

(2)高齢者の居場所・活動の場づくり

(3)高齢者の生活・活動のための交通手段の確保

教育委員会

福祉課

建設課

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本計画の期間は、栗山町第6次総合計画の計画期間(~令和4年度)にあわせて、

令和2年度~令和4年度までの3年間とし、その後の計画については第7次総合計画策

定時にあわせて再検討します。

「健康寿命の延伸」を目指し、町民の外出機会が増えて、

街なかに「にぎわい」がある という「まちの姿」を創出していきます。

計画の期間

「まち」が目指す姿

歩きたくなる理由

ができる

商店など

生活基盤の充実健幸の維持・増進

外出機会が増える

出かける人が増える歩く距離・人のつながり

が増える

街なかに「にぎわい」ができると・・・

活動量が増え・人とのつながりができて健幸になる!

ウェルンちゃん

毎日楽しくウォーキングする

まちのメインアイドル

健幸を象徴するハート型のキャラ

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心と体の健康を支え守るため、栄養・食育、介護予防、社会教育などの分野と連携し、

駅前商店街との協働を図り、栗山町の自然あふれる環境を生かした対策を推進してい

きます。

【 基本方針 】 【 主な施策 】

(1) ま ち づ く り 健康づくりの場所(拠点)がある

歩きたくなる、歩いてしまう「まち」になる

(2) ひ と づ く り みんなで健 幸 になる

健幸 に歩 くことができる

(1)「まちづくり」 の基本方針

歩きやすいスペースが確保されている歩行空間があったり、目的の場所につながる道

路があったり、時には休息できる場所(拠点)があるなど、安心して散策できる「まちづくり」

を目指します。また、歩きたくなる、歩いてしまう機会(イベント)づくりを支援します。

施策の展開

花じい

育てた花を町に植えていくのが趣味。

ちまたでは花咲爺さんともいわれている。

散歩中にゴミを拾うのが日課。

サイクルパパ

健康の秘訣はサイクリングしながら

いろいろな人とふれあうこと

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健康づくりの場所(拠点)がある

◯ 健康づくりの場所(拠点)づくり (令和3年度実施)

新町都市再生整備事業として、新町地区に点在させた健康器具を設置すること

で、ウォーキングコースとして街中を歩いたり、外出のついでに健康器具を使用した

りすることができる健康づくりの場所をつくります。あわせて、街なかで健康づくり事業

を行うことができる拠点をつくることでさらに、街なかに出かける人を増やしていくこと

を目指し、既存建築物再生整備予定の「MARONプラザ」がその拠点として活用でき

るか検討します。

★活動指標 : 健康器具を設置します。(4か所)

◯御大師山周辺のウォーキングコース整備 (令和2年度~4年度継続実施)

栗山の自然と触れ合える御大師山を散策できるコースや展望スポットなどの整備、

案内看板の設置、ガイドブックを作成します。

出かけたくなる「まち」になる

◯ウォーキングイベントの実施 (令和3年度実施予定)

「出かけてみようかな」と外出しようと思える事業やイベントを商店街と連携して計

画します。

★活動指標 : 健康器具を活用したウォーキングイベントを計画します。

【みなさんへの提案】

・ 街なかにある健康づくりの場所(拠点)や健康器具を、ウォーキング

しながら立ち寄って、利用してみましょう。

・ 各種事業やイベントに参加してみましょう。

(御大師山展望デッキ)

健康づくりの場所(拠点)がある

歩きたくなる、歩いてしまう「まち」になる

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(2)「ひとづくり」 の基本方針

町内会や自治会単位や職場や気の合う仲間同士で行う、みんなで健康になれるよう

な健康づくりに関する取組を支援します。また、健康づくりに役立つ知識や情報を気軽に

伝えることができる伝道師(健幸アンバサダー)となる人材を育成します。

みんなで健幸になる

◯地域での健康講話 (令和2年度~4年度継続実施)

自治会・町内会や各種団体、企業からの依頼に応じて、または角田地区、継立

地区での健康づくりに関する事業に対して、健康講話や運動の実践、健康チェック

と個別相談など、みんなで健康になれるような取組を支援していきます。

★活動指標 : 年間10団体以上の実施を目指します。

●成果指標 : 講話を聞いた参加者の満足度

【平成 30年度 自治会・町内会以外の実施団体の実績】

イベント名 角田ウォーキング ・ 継立健康フェスティバル ・ ふれあい広場

子どもフェスティバル

団体名

日本高圧 ・ 特別養護老人ホームくりのさと ・ 消費者協会

錦まちづくり協議会 ・ 朝日湯地中央まちづくり協議会

松風桜丘地域まちづくり協議会

みんなで健 幸 になる

クックおばさん

口ぐせは

「新鮮な食べ物が若さのひけつなのよ」

好物は地もの野菜

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◯健康づくり推進協議会への支援 (令和2年度~4年度継続実施)

~健康マイレージチャレンジポイントの導入~

町内会・自治会からの代表者で構成される栗山町健康づくり推進協議会では、各

地区での活動支援や健康マイレージポイントの実施、さらに努力した行動結果にマ

イレージポイントを付与する努力型ポイント(チャレンジポイント)の導入など、町全体

で健康づくりに取り組んでいます。栗山町として健康づくり推進協議会への活動支援

を継続していきます。

★活動指標 : 健康マイレージポイントの参加人数の増加を目指します。

●成果指標 : 健康マイレージポイント(努力型)の参加人数

◯健幸アンバサダー養成講座の実施 (令和3年度実施予定)

健康づくりの無関心層は、健康情報を自ら取ろうとしない人達のことで、この無関

心層への行動変容を促すために、口コミで気軽にわかりやすい情報提供を行う健

幸アンバサダー(伝道師)を育成します。

★活動指標 : 健幸アンバサダー養成講座を実施します。

●成果指標 : 健康アンバサダー養成人数 100人以上

【 「健幸アンバサダー」ウェルンちゃんの活躍! 】

くりやまの街なかに、

健康器具ができたって!

みんなで行ってみよう!

「健幸アンバサダー」 ウェルンちゃん

健康器具の近くは、

歩道が広くなって、

歩きやすかったよ~ 健康器具が

街なかにあるなら、

夕飯のお買い物帰りに

寄ってみようかしら~

図書館の隣にあるのが、

健康器具かい?

あそこは、芝生がきれいじゃの~

健康器具が

いくつもあるなら、

自転車で

一周まわってみよう!

健康器具ができたの?!

さっそく行ってみよう!

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◯学童期や青年壮年期の参加促進 (令和2年度~4年度継続実施)

「みんなで歩く」「歩くことの楽しさ」を感じることができる、学童期や青年壮年期を

対象とした事業を社会教育と連携して検討します。

★活動指標 : 連携できる事業を検討します。

健康に歩くことができる

◯健足づくり事業の実施 (令和2年度~4年度実施予定)

自分の体にあった歩く準備(例:靴選びや足のケア)や「歩き方」を学び、街なかに

ある健康器具や散策コースを活用してウォーキングするなどの活動を行います。

★活動指標 : 健足づくり事業「健足くらぶ」を実施します。

●成果指標 : 「健足くらぶ」の参加者の満足度

◯人材育成研修会の実施 (令和2年度実施予定)

健康に関連する関係団体であるスポーツ推進委員対象に人材育成を目指し、健康

器具などの健康拠点の活用方法を学ぶ研修会を実施します。

★活動指標 : スポーツ推進委員を対象に人材育成研修会を実施します。

●成果指標 : 人材育成研修会の参加人数

◯介護予防を通じた外出機会づくり (令和2年度~4年度継続実施)

歩いて通える身近な場所でのフレイルチェックや体力づくりなどの一般介護予防事

業を通して、外出機会を増やし、仲間づくりを支援します。

★活動指標 : 高齢者の積極的な社会参加を促す介護予防事業を実施します。

※参考:フレイルとは・・・

加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで

生じやすい衰え全般を指す。健常から要介護へ移行する中間段階と言われている。

パワフルママ

小さい身体なのにパワフル!

日々の筋トレが毎日の生活を活性化!

健康 に歩 くことができる

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【みなさんへの提案】

・ 地域での集まりや健康に関する事業に、積極的に参加しましょう。

・ 健康マイレージ(チャレンジポイント)に参加して、

みんなで健康づくりに挑戦しましょう。

・ 健康に関する情報を、あなたの大切な人に伝えて、

みんなで健幸になりましょう。

各事業の実施した評価は関係計画内で詳細に行いますが、その一部の評価指標と健

康増進計画の評価として実施する町民健康意識調査内で、町民全体の身体活動量の

状況や主観的健康観を把握した結果で、本計画の全体評価をします。

【全体評価】

★活動指標 ~ 各事業の参加人数で、「にぎわい」を評価します。

●成果指標 ~ 身体活動量の増加で、「歩く」「外出」を評価します。

主観的健康観の向上で、「楽しみ」「生きがい」を評価します。

施策の評価

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栗 山 町

令和2年3月発行