業務用換気機器総合カタログ(ベンティエール) 2020/10発 …...Vo θ Vo θ...
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114技術
113技術
ΔP=ζ・γV2
2=ζ・Pv
ただし� ζ:局部損失係数� γ:空気の比重量(1.2㎏/m3)� v:風速(m/s)� ※合流部を除いて局部上流側の風速です。� Pv:動圧(Pa)
ダクト局部の圧力損失計算
例)下図のようなダクトの曲がりの場合
円形断面丸曲がり
=1.5 v=5.0(m/s)〈条件〉Rd
より ζ=0.15
Pv=
V2
2γ =
252
×1.2
Pv=15〔Pa〕以上より △P=ζ(局部損失係数)×Pv(動圧) =0.15×15 ≒2.25Pa
表−Aの右欄は、この局部の圧力損失がダクト径に換算するとどれだけになるかを表した値です。ただし、ここで表記した値は、摩擦抵抗係数λ=0.018の時のものであるので、他の場合は次の式を用いて換算してください。
ℓe=ζλ
=dℓe:部分抵抗の直管相当長(m)d:直管直径(m)ζ:局部損失係数
表−A
No. 名 称 形 状 図状 態
損失係数ζH/W R/dR/W
1 円形断面丸曲がり −
0.5 0.710.75 0.331.0 0.221.5 0.152.0 0.13
2 円形断面角曲がり − − 1.20
3長 方 形 断 面丸 曲 が り
0.25
0.5 1.300.75 0.571.0 0.271.5 0.22
0.5
0.5 1.300.75 0.521.0 0.251.5 0.20
1.0
0.5 1.200.75 0.441.0 0.211.5 0.17
4.0
0.5 0.920.75 0.401.0 0.191.5 0.15
d
R
d
RH
W
4長 方 形 断 面角 曲 が り
0.5
−
1.300.75 1.201.0 1.201.5 1.10
5管 入 口(円形フード付)
θ
20° 0.0240° 0.0360° 0.0590° 0.11
5管 入 口(長方形フード付)
θ
20° 0.1340° 0.0860° 0.1290° 0.19
直管相当長(ℓe)、風量(Q)の値から求める場合
●�ダクト系の各部材の抵抗を直管の長さに換算するには下記の表を用います。●�例題の場合は次のようになります。
配管部分 直管相当長さ(パイプ径 100)Ⅰ 0.5mⅡ 2mⅢ 0.5mⅣ 2mⅤ 5mⅥ 9m
合 計 19m
例) 直管相当長:19〔m〕、風量:120〔m3/h〕能力を満たす機種を選択する場合ℓe=19〔m〕のパイプ抵抗曲線と静圧・風量特性曲線の交点Ⓐから垂線を降ろした点がⒷ120〔m3/h〕以上である機種を選択すればよい。
静圧一風量特性曲線
H
W
円形
Vo
θ
Vo
θ
室外フード(直管相当長9m)
ダクト径 φ100材質 亜鉛メッキ鋼管
(λ=0.02の亜鉛メッキ鋼管使用の場合・概算値)
ダクト用換気扇
5m0.5m
0.5m
ⅤⅣ
Ⅲ
Ⅰ Ⅱ
Ⅵ
例)
100
50
0
50Hz60Hz
15m
10m
5m
50 100風量(m3/h)
(Pa)
パイプ抵抗曲線
150 200
19m
A
B
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