科目名 配当年次 必修・選択 区分・科目 担当教員名Organization Theories 2 選択...

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科目名 配当年次 必修・選択 区分・科目 担当教員名 26 年度生以降 経営組織論 Organization Theories 2 選択 コモンズ専門科目 地域経済 やまべ ひろゆき 山部 洋幸 25 年度生以前 経営組織論 Organization Theories 2 選択 コア 共通・産業 開講期 単位数 前学期 2 1.授業概要 日々の生活において我々は組織と切っても切れない関係となっている。本授業で は組織が目標達成のためにどのように機能しているのか、その仕組みを学ぶことで、 個人が組織とどのようにかかわるのかを考えていく。本授業を通じて組織運営の在 り方、人とのかかわり方について自分なりの考えを生み出してほしい。 2.到達目標 (ディプロマ・ポ リシーとの関係 を踏まえたもの) 1)経営組織論の理論について理解する。経営組織論は社会学、心理学、政治学、 経営学等にまたがる学際的な分野であり、社会の課題に深く関与している。よっ て、経営組織論の理解はディプロマ・ポリシー(以下DP)(1)に該当する。 2)経営組織論に関する調査研究を学び、自身の学びへと活用する。これは先行研 究を学ぶことで今後の調査研究に役立てることを目的としている。この到達目 標は DP の(2)、(3)、(6)に該当する。 3.授業計画 1.ガイダンス:授業の概要、授業計画、関連科目との関係性を整理する。 2.科学的管理法・人間関係論:経営管理及び経営組織論の起こり 3.モチベーション1:モチベーション理論の基礎を学ぶ 4.モチベーション2:経営におけるモチベーション理論の応用について学ぶ 5.組織形態・構造1:組織構造について学習する 6.組織形態・構造2:組織構造に起因する不経済性について学ぶ 7.集団における意思決定:意思決定と集団のダークサイドについて学ぶ 8.リーダーシップ1:リーダーシップを社会現象として捉える視点を知る 9.リーダーシップ2:初期のリーダーシップ研究について学習する 10.リーダーシップ3:条件適合理論を踏まえたリーダーシップを学習する 11.組織文化:社風などで表現される組織の文化について学習する 12.組織学習:組織における学習について学ぶ 13.ナレッジマネジメント:組織における知識の活用について学ぶ 14.経営組織における事例研究:論文を活用して事例研究を知る。 15.まとめ 4.事前・事後学 1.事前および事後学修:関連科目で経営組織論と関係がある分野を見直す 2.事前学修:経営管理について復習しておく。 事後学修:人間管理論の内容を理解しておく。 3.事前学修:自身のモチベーションが上がる場合をまとめておく 事後学修:内発的な動機付けについて復習しておく。 4.事前および事後学修:経営学におけるモチベーションの応用論点の学習 5.事前学修:気になる会社の組織図を入手する 事後学修:気になる会社の組織構造について学習を踏まえ整理しておく。 6.事前および事後学修:組織の硬直化に関する課題に取り組む。 7.事前および事後学修:集団病理に関する課題に取り組む 8.事前学修:リーダーシップとは何か自分なりに学習しておく 事後学修:課題に取り組む 9.事前学修:リーダーシップがあると思う人物をリストアップしておく 事後学修:課題に取り組む 10.事前学修:状況に応じたリーダーについて自分なりに整理しておく 事後学修:今までのリーダーシップの学習について復習する − 166 −

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Page 1: 科目名 配当年次 必修・選択 区分・科目 担当教員名Organization Theories 2 選択 コア 共通・産業 開講期 単位数 前学期 2 1.授業概要 日々の生活において我々は組織と切っても切れない関係となっている。本授業で

科目名 配当年次 必修・選択 区分・科目 担当教員名

26年度生以降

経営組織論Organization Theories 2 選択

コモンズ専門科目地域経済

やまべ ひろゆき山部 洋幸

25年度生以前

経営組織論Organization Theories 2 選択

コア共通・産業

開講期 単位数前学期 2

1.授業概要

 日々の生活において我々は組織と切っても切れない関係となっている。本授業では組織が目標達成のためにどのように機能しているのか、その仕組みを学ぶことで、個人が組織とどのようにかかわるのかを考えていく。本授業を通じて組織運営の在り方、人とのかかわり方について自分なりの考えを生み出してほしい。

2.到達目標(ディプロマ・ポリシーとの関係を踏まえたもの)

1) 経営組織論の理論について理解する。経営組織論は社会学、心理学、政治学、経営学等にまたがる学際的な分野であり、社会の課題に深く関与している。よって、経営組織論の理解はディプロマ・ポリシー(以下DP)(1)に該当する。

2) 経営組織論に関する調査研究を学び、自身の学びへと活用する。これは先行研究を学ぶことで今後の調査研究に役立てることを目的としている。この到達目標はDPの(2)、(3)、(6)に該当する。

3.授業計画

1.ガイダンス:授業の概要、授業計画、関連科目との関係性を整理する。2.科学的管理法・人間関係論:経営管理及び経営組織論の起こり3.モチベーション1:モチベーション理論の基礎を学ぶ4.モチベーション2:経営におけるモチベーション理論の応用について学ぶ5.組織形態・構造1:組織構造について学習する6.組織形態・構造2:組織構造に起因する不経済性について学ぶ7.集団における意思決定:意思決定と集団のダークサイドについて学ぶ8.リーダーシップ1:リーダーシップを社会現象として捉える視点を知る9.リーダーシップ2:初期のリーダーシップ研究について学習する

10.リーダーシップ3:条件適合理論を踏まえたリーダーシップを学習する11.組織文化:社風などで表現される組織の文化について学習する12.組織学習:組織における学習について学ぶ13.ナレッジマネジメント:組織における知識の活用について学ぶ14.経営組織における事例研究:論文を活用して事例研究を知る。15.まとめ

4.事前・事後学修

1.事前および事後学修:関連科目で経営組織論と関係がある分野を見直す2.事前学修:経営管理について復習しておく。

  事後学修:人間管理論の内容を理解しておく。3.事前学修:自身のモチベーションが上がる場合をまとめておく

  事後学修:内発的な動機付けについて復習しておく。4.事前および事後学修:経営学におけるモチベーションの応用論点の学習5.事前学修:気になる会社の組織図を入手する

  事後学修:気になる会社の組織構造について学習を踏まえ整理しておく。6.事前および事後学修:組織の硬直化に関する課題に取り組む。7.事前および事後学修:集団病理に関する課題に取り組む8.事前学修:リーダーシップとは何か自分なりに学習しておく

  事後学修:課題に取り組む9.事前学修:リーダーシップがあると思う人物をリストアップしておく

  事後学修:課題に取り組む10.事前学修:状況に応じたリーダーについて自分なりに整理しておく  事後学修:今までのリーダーシップの学習について復習する

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Page 2: 科目名 配当年次 必修・選択 区分・科目 担当教員名Organization Theories 2 選択 コア 共通・産業 開講期 単位数 前学期 2 1.授業概要 日々の生活において我々は組織と切っても切れない関係となっている。本授業で

11.事前学修:自身が所属する組織の独自性のある特徴について把握する   事後学修:組織文化に関する課題に取り組む12.事前および事後学修:組織の

おける学習についての課題を取り組む13.事前および事後学修:SECIモデルを利用したケースの分析14.事前および事後学修:ケースを通じて課題に取り組む15.事前学修:すべての論点の総復習  事後学修:課題に取り組む

5.テキスト なし。適宜レジュメを配布する。

6.参考書ロビンス(2009)『組織行動のマネジメント』ダイヤモンド社ロビンス・ディチェンゾ・コールター(2014)『マネジメント入門』ダイヤモンド社

7.成績評価方法

授業内課題およびワーク 30点レポート 30点テスト 40点ただし、テストの評価が50%未満の場合、単位認定しない。

8.関連科目 経営学、経営戦略論、社会学、社会心理学、意思決定論

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