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Press Release 発行:20141111niconicogakkai.jp 7 β !! 1 ユーザー参加型研究の実現を目指すニコニコ学会β実行委員会(委員長・江渡浩 一郎・産業技術総合研究所)では、来る2014年12月20日(土)に、「第7回ニコニコ 学会βシンポジウム」を、東京・六本木のニコファーレとニコニコ生放送で開催す ることを決定しました。 ニコニコ学会βでは、さまざまな分科会活動をスタートさせています。また、独 立行政法人科学技術支援機構(JST)とのコラボレーションも始まっています。今回の シンポジウムでは、それらに焦点を当てて知の新たな展開にお誘いできればと思い ます。どうぞご期待ください。 2014年11月11日 ニコニコ学会β実行委員会 報道関係各位 第7回ニコニコ学会βシンポジウム 2014年12月20日(土) 13:00~19:00(予定) 会場:ニコファーレ(東京都港区六本木7-14-23セントラム六本木ビル地下1F) 全編をニコニコ生放送で生中継します。 URLは http://niconicogakkai.jp/ からリンクします。 プログラム内容: ニコニコ学会β宇宙研究会セッション、ニコニコ学会β運動会部セッション などの分科会活動を中心としたセッション構成です。大人気の研究100連発も 実施します。 お問い合わせ 第7回ニコニコ学会β運営委員長 くとの contact@niconicogakkai.jp 〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学 人文社会学系棟A819 土井裕人研究室内 ニコニコ学会β実行委員会 WEB:http://niconicogakkai.jp/info/ Twitter:@niconicogakkai 取材に関するお問い合わせ、プレス用写真等ご入用の方は上記までご連絡ください。

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第7回ニコニコ学会βシンポジウム開催決定!!

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 ユーザー参加型研究の実現を目指すニコニコ学会β実行委員会(委員長・江渡浩一郎・産業技術総合研究所)では、来る2014年12月20日(土)に、「第7回ニコニコ学会βシンポジウム」を、東京・六本木のニコファーレとニコニコ生放送で開催することを決定しました。  ニコニコ学会βでは、さまざまな分科会活動をスタートさせています。また、独立行政法人科学技術支援機構(JST)とのコラボレーションも始まっています。今回のシンポジウムでは、それらに焦点を当てて知の新たな展開にお誘いできればと思います。どうぞご期待ください。

2014年11月11日 ニコニコ学会β実行委員会

報道関係各位

第7回ニコニコ学会βシンポジウム 2014年12月20日(土) 13:00~19:00(予定) 会場:ニコファーレ(東京都港区六本木7-14-23セントラム六本木ビル地下1F)

全編をニコニコ生放送で生中継します。 URLは http://niconicogakkai.jp/ からリンクします。 プログラム内容: ニコニコ学会β宇宙研究会セッション、ニコニコ学会β運動会部セッションなどの分科会活動を中心としたセッション構成です。大人気の研究100連発も実施します。

お問い合わせ 第7回ニコニコ学会β運営委員長 くとの contact@niconicogakkai.jp 〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学 人文社会学系棟A819 土井裕人研究室内 ニコニコ学会β実行委員会 WEB:http://niconicogakkai.jp/info/ Twitter:@niconicogakkai 取材に関するお問い合わせ、プレス用写真等ご入用の方は上記までご連絡ください。

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プログラム委員長/運営委員長からのメッセ丨ジ

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第7回ニコニコ学会βのテーマは、「日常に埋め込まれるニコニコ学会β」です。今回の、宇宙、運動部、若手、研究100連発という4つのセッションは、どれもニコニコ学会βの分科会やイベントとしてシンポジウム以外にも開催されているという共通点があります。そう、ニコニコ学会βは、ニコファーレやニコニコ超会議でのシンポジウムだけでなく、日常的に研究会として開催されているのです。ニコニコ学会βに参加したいと思ったら、研究会に参加してください。あなたの研究発表を見たいと思っている人に、きっと会えると思いますよ。今回のシンポジウムはそんな研究会を紹介するシンポジウムになっています。

第7回ニコニコ学会βプログラム委員長 江渡 浩一郎

ニコニコ学会βの分科会は、宇宙や運動会といった誰もが興味を持てるテーマを掲げ、誰でも参加できるようになっています。今回のシンポジウムでは、そんな分科会の活動を大きく取り上げることになりました。新型ロケットの開発や未来の運動会など、ワクワクするテーマがいっぱいです。科学に興味のある方ばかりでなく、中学生や高校生の方たちにもぜひ見ていただければと思います。22歳以下によるセッションもありますので、まさに「野生の研究者」のパワーを感じてもらえるでしょう。知ることって楽しい。ニコニコ学会βを見るともっと楽しい。ニコニコ学会βに参加するともっともっと楽しい。そんな思いを伝えていければと思っています。

(チームSRSIV) 「作る人文学」をめざし人文系と理工系の境界領域で活動。小学生の頃から電子工作に親しみ、ロボコンから約10年のブランクの後、LEDを約5000個使用した初音ミク電飾ウェディングドレスを制作して復帰し、第2回研究してみたマッドネスに出展。D3.jsで視覚化した思想のテクストをKinectで動かせるようにした「さわれる」思想を第4回ニコニコ学会βポスターセッションにて発表&デモ。

(メディアアーティスト/産業技術総合研究所主任研究員) 1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。産総研で「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける傍ら、「ニコニコ学会β」の発起人・委員長も務める。おもな著書に『パターン、Wiki、XP~時を超えた創造の原則』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社)。

第7回ニコニコ学会β運営委員長 くとの

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プログラム概要

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「野生の宇宙研究」 セッション

座長:湯村 翼(ニコニコ学会β宇宙研究会代表/PhysVis代表) 北海道大学にて電離圏プラズマの研究、東京大学大学院/JAXA宇宙科学研究所にて宇宙プラズマ中の電子加速の研究に従事した。2014年に合同会社PhysVisを立ち上げアプリケーションの開発などを行っている。N A S A / J A X A の デー タ を 使 って 宇 宙 の ア プリ を 作 る ハ ッ カ ソ ンInternational Space Apps Challenge Tokyo事務局長。

野生の宇宙研究者が日頃の成果を発表し合うニコニコ学会β宇宙研究会から、大学発や研究所発ではない有志の集まりがきっかけとなり宇宙開発を行っているチームを集めました。成層圏気球プロジェクト「kikyu.org」、民間ロケット開発チーム「なつのロケット団」、宇宙エレベータ昇降機開発チーム「チーム奥澤」、人類初の民間月面探査に挑戦する「HAKUTO」の4チームが登壇します。

花田 隆貴(kikyu.org代表) ラジオゾンデを膨らませて成層圏で い ろ い ろ する プロ ジ ェ ク トkikyu.org代表。最近は皆さんの夢を膨らませられるように共同実験を実施。みんながもっと自由に空を使えるように成層圏気球のプラットフォームを構築中。

稲川 貴大(なつのロケット団団員/インターステラテクノロジズ株式会社 代表) 民間ロケット開発を進める秘密結社「なつのロケット団」団員兼、北海道大樹町に本社を構えるロケット開発会社「インターステラテクノロジズ株式会社」の代表。最小構成で宇宙に到達するロケットの開発中。

奥澤 翔(宇宙エレベータークライマー開発団体チーム奥澤代表) 宇宙エレベーター実現を目指して趣味で技術を行うエンジニア。クライマーと呼ばれるエレベーターのカゴの開発に注力し、自律型昇降機としては初となる1000[m]超えを達成。重力の外へ向かうために、日夜奮闘中。

金田 政太(HAKUTOコンテンツディレクタ/Space Entertainment Laboratory代表) 世界初の民間での月面探査を目指す国際賞金レ ー ス 「G o o g l e Lunar XPRIZE」に日本で唯一エントリーし、有力候補の一角として優勝を争っ て い る チ ー ム“HAKUTO”に所属し活動。代表を務めるSpace Entertainment Laboratoryでは、宇宙利用の可能性を世の中に広めるべく、誰もが楽しめる魅力的な宇宙エンターテインメントミッションの企画、研究を行っている。

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プログラム概要

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「未来の普通の運動会」セッション

座長:犬飼博士(ニコニコ学会β運動会部代表/エウレカコンピューター株式会社取締役)愛知県一宮市出身のeスポーツプロデューサー、ゲームクリエイター。ニックネームはPOLYGON。日本eスポーツ協会設立準備委員会メンバー。2010年現在はエウレカコンピューター株式会社取締役。eスポーツ用プラットフォームeスポーツグラウンドを開発中。スポーツタイムマシンやeスポーツグラウンドといった電子を使ったスポーツをつくってきた。

第6回シンポジウムで発足を宣言してから、参加者がその場で新しいスポーツを生み出し、プレイし、シェアする「運動会ハッカソン」、スポーツを身体と科学技術が豊かに交差する分野と捉え、誰もが一人のアスリートとしてスポーツを楽しめる「だれでもアスリート運動会」等、未来のスポーツをテーマに精力的に活動を行ってきたニコニコ学会β運動会部。運動会部発足からの活動を踏まえ、今後どのような展開を考えているのか。そして、スポーツとテクノロジーはどのように交差していくのか。多様な登壇者が紡ぎ出す「未来の普通の“運動会”」の未来図を、ぜひお楽しみください。

座長:永山 國昭(総合研究大学院大学 理事/自然科学研究機構生理学研究所 名誉教授/JST科学コミュニケーションセンター フェロー) 東京大学理学部助手、日本電子(株)研究室長、東京大学教養学部教授、生理学研究所教授などを経て、2014年より現職。生物物理学、電子線構造生物学、生命の熱力学的基礎論が専門。スマホの自撮用カメラに装着する小型顕微鏡「Leye」の開発を手掛けた。微小世界を探求する(科学する)市民への支援を通じて、イノベーションの創出を目指している。

座長:小泉 周(自然科学研究機構 研究力強化推進本部 特任教授/JST科学コミュニケーションセンター フェロー) 医師、医学博士。慶應義塾大学生理学教室で、電気生理学と網膜視覚生理学の基礎を学ぶ。2002年米ハーバード大学医学部・マサチューセッツ総合病院・ハワード・ヒューズ医学研究所のリチャード・マスランド教授に師事。2007年自然科学研究機構生理学研究所の広報展開推進室准教授。2014年より自然科学研究機構 研究力強化推進本部 特任教授。

「第7回研究100連発」セッションあの大人気セッション「研究100連発」が第7回ニコニコ学会βでも行われます。研究100連発では、第一線の研究者5名に、自身の研究を1人20個・合計100個を限られた時間でテンポ良く発表していただきます。過去から現在、そして未来にいたるまでの多くの研究成果が連続して発表されることによって、研究成果を俯瞰し、研究者の凄さや熱意、研究の大変さ、面白さを伝えます。この発表スタイルをフォーマット化し、日本に、そして、今後世界に広めようと、今回、独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学コミュニケーションセンターと連携してお送りします。

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プログラム概要/ニコニコ学会βとは

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「未来の創造者」セッションニコニコ学会β史上かつてないほどの異分野混合セッション。22歳以下(学部生)の“未来の創造者”たちが、今精力的に取り組んでいるプロジェクトについて語ります。メンバーは芸術系、技術系、社会系など様々。ニコニコ学会βYouthとして始まったセッションを、ニコファーレを舞台に展開します。一見バラバラに見える、彼らが起こす未来への化学反応をお楽しみください。

座長:近藤那央(TRYBOTS代表/慶應義塾大学環境情報学部) 慶應義塾大学在学中の18歳。高校時代にペンギンロボット開発チーム“TRYBOTS”を結成し、2014年3月すみだ水族館にてペンギンと一緒に泳がせた。Tokyo Designers Weekへの出展を契機に、製品化を目指している。ミスiD2015を受賞したメカ系パワフルガール。

ニコニコ学会βとは ニコニコ学会βとは、ユーザー参加型研究の世界を共に作り上げる場です。2011年12月に第1回を開催し、これまで計6回の大規模なシンポジウムを開催してきました。その他に、データ研究会、菌放送局、宇宙研究会、運動部会、YOUTHなどの分科会活動、これからの研究のあり方について議論するサマーキャンプ、展示イベント「ニコニコ学会β夏の自由研究」などを実施しています。

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関連書籍/受賞

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ニコニコ学会β関連書籍『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社、2012) 『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス、2013) 『総力特集  ニコニコ学会βの野望って何ですか?  月刊ニコニコ学会β創刊準備号』(ブックウォーカー、2013) 『ニコニコ学会βが栄誉賞を受賞した2013アルス・エレクトロニカに行ってみた 月刊ニコニコ学会β01』(ブックウォーカー、2013) 『「つくる」とニコニコ学会β  月刊ニコニコ学会β02』(ブックウォーカー、2014) 『ニコニコ学会βと生命の小宇宙  月刊ニコニコ学会β03』(ブックウォーカー、2014) 『第6回ニコニコ学会βシンポジウム直前号  この登壇者に注目!  月刊ニコニコ学会β04』(ブックウォーカー、2014) 『第6回ニコニコ学会βシンポジウム速報レポート ~魔術師たちの楽園で起こったこと~ 月刊ニコニコ学会β05』(ブックウォーカー、2014) 『落雷・竜巻・ゲリラ豪雨から身を守れ! 気象学者たちが語る 本当にヤバい「夏の天気」 月刊ニコニコ学会β06』(ブックウォーカー、2014)

受賞ニコニコ学会βは、メディアアートの世界的な賞であるアルス・エレクトロニカ賞デジタルコミュニティ部門栄誉賞、2012年度グッドデザイン賞 ベスト100、Readyfor of the year 2012 クリエイティブ賞を受賞しています。

READYFOROF THE YEAR2012

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ニコニコ学会β実行委員会

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顧問:竹内郁雄(東京大学名誉教授)

委員長:江渡浩一郎(産業技術総合研究所主任研究員/メディアアーティスト)

実行委員:(50音順) 青木俊介(ユカイ工学代表/チームラボ株式会社取締役) 稲見昌彦(慶應義塾大学大学院教授) 伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴユーザーエンターテインメント) 大岡寛典(大岡寛典事務所/アートディレクター) 大向一輝(国立情報学研究所准教授) 岡田良太郎(Asterisk Research, Inc./リスク・リサーチャ) 岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー) 川崎稔(株式会社フォーキックス代表取締役/クリエイティブディレクター) 後藤真孝(産業技術総合研究所首席研究員) 高井浩司(ガレージ/ディレクター) 高須正和(チームラボ株式会社カタリストDiv) 武田英明(国立情報学研究所教授) 千野裕司(株式会社ドワンゴコーポレート副本部長) 塚田浩二(はこだて未来大学准教授) 豊田正史(東京大学准教授) 中西泰人(慶應義塾大学准教授) 中村聡史(明治大学准教授) 八谷和彦(メディアアーティスト/東京芸術大学准教授) 濱崎雅弘(産業技術総合研究所主任研究員) 濱野智史(株式会社日本技芸リサーチャー) 福地健太郎(明治大学准教授) 宮下芳明(明治大学教授) myrmecoleon(Paradoxical Library/明治大学米沢嘉博記念図書館) 吉川日出行(みずほ情報総研株式会社シニアマネジャー) 暦本純一(東京大学大学院教授)