Audience - July 2014

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take FREE 特集 新連載コラム トラッドジャズがあるじゃないか! またあの季節がやってきた♪ バリエーションの幅が年々拡大、 スゴすぎるサッポロ・シティ・ジャズ 今年もラテンウィークで「サルー!」 JULY No.132 7 北海道を代表する女性ジャズシンガー/ 黒岩静枝 今伝えたい想いとは 2014 表紙写真 黒岩静枝

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Transcript of Audience - July 2014

Page 1: Audience - July 2014

takeFREE

特集

新連載コラムトラッドジャズがあるじゃないか!

またあの季節がやってきた♪バリエーションの幅が年々拡大、スゴすぎるサッポロ・シティ・ジャズ今年もラテンウィークで「サルー!」

JULY No.1327

北海道を代表する女性ジャズシンガー/黒岩静枝 今伝えたい想いとは

2014

表紙写真 黒岩静枝

Page 2: Audience - July 2014

スペシャルインタビュー/黒岩静枝…………………………1SAPPORO CITY JAZZ 2014……………………………2SAPPORO CITY JAZZ 2014……………………………3SAPPORO CITY JAZZ 2014……………………………4ラテンウィーク………………………………………………5M o n t h l y P i c k U p ……………………………………… 6M o n t h l y P i c k U p ………………………………………7M o n t h l y P i c k U p ……………………………………… 8M o n t h l y P i c k U p ……………………………………… 9セ ッ シ ョ ン 情 報 ……………………………………… 9ライブ・スケジュール………………………………………10ライブ・スケジュール………………………………………11ライブ・スケジュール………………………………………12

ライブ・スケジュール………………………………………13ライブ・スケジュール………………………………………14ライブ・スケジュール………………………………………15ライブ・スケジュール………………………………………16ライブ・スケジュール………………………………………17ライブ・スケジュール………………………………………18ライブ・スケジュール………………………………………19ライブ・スケジュール………………………………………20ライブ・スケジュール………………………………………21無料コンサート情報………………………………………22ミュージシャンスケジュール……………………………23リアルトピックス……………………………………………24トラッドジャズがあるじゃないか!…………………………25インフォメーション…………………………………………26音楽のチカラ………………………………………………27読者プレゼント……………………………………………28

INDEX:2014.7

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Special Interview

北海道を代表する女性ジャズシンガー

黒岩静枝プロフィール スージー・黒岩静枝(vocal)札幌出身。1965 年 , 高校卒業と同時に音楽の道を志す。魂をゆさぶるダイナミックなボーカルは、1960 年代のベトナム米軍キャンプで培われた。オーナー兼シンガーを務める札幌ススキノのジャズクラブ「デイバイデイ」は 3 1年目を迎え、若い世代の育成の場としても機能させる。1994 年、ジュニア・マンス (p.) 共演ライブアルバム ,『P.S. I LOVE YOU』リリース、1997 年、ジョン・ヒックス カルテットとの全国ツアーアルバム『MIND MEETS MIND』2002 年、佐々木慶一トリオとの『I’m Here』2006 年、佐々木慶一プロデュースによる『People』をリリース、新境地を開拓する。歌手生活45周年の2010年には記念リサイタルを開催、アルバム『oneness』をリリース。2012 年末には、初の全曲日本の曲、日本語で歌ったアルバム『Heart of Japan』を発売。この CD の売上の一部は、東日本震災への支援金となる。円熟期を迎えた現在も、チャリティーコンサートやアマチュアミュージシャンのためのライブイベント開催など、札幌を拠点に全国各地で精力的に活動を続けている。「人生 60 歳からが本番」をモットーに、マインドも活動の域もますます充実している。

Q.スージーさん(黒岩さんの愛称)と言えば、ホームグラウンドである老舗ジャズクラブDAY BY DAYに留まらず、全国的にライブやコンサート、あるいは慰問活動や後進へのレッスンにと、かなり幅広くアグレッシブにご活躍されているとおお聞きしています。それぞれの活動を通して伝えたい想いを聞かせてください。

A.自分が歌い聴いてくれる人がいるというライブやコンサートは、音楽が一つの媒体となって、同じ時間と空間を共有している人たちと一緒に創り上げていくものだと思っています。例えば皆さんそれぞれの部分で閉塞している様なところはあると思うんだけど、「まだまだ大丈夫だよ」とかそんな心と心が通じ合い一緒に前を向いていけるような瞬間が共有できれば、自分自身もまた歌を歌っている意味があるのかなと思っています。レッスンに関しては、年齢の高い方も多いのですが、そんな方が難しい曲に挑戦しようとしている姿に感動しています。手助けしたいし、あきらめなければ出来るということを教えたいと思っています。元々私は教えないという人で、どうしてもと他人から頼まれて始めたことなんです。それにビジネス的にもレッスンできるタイプではないんですよ。ついつい熱が入り時間延長することも多く、相当エネルギーも使います。ボランティアでも、するのではなく、させてもらって学ぶことが沢山あります。結局は人と人との間に音楽があって、素晴らしい事が起きるんだなと感じています。

Q.最近では日本語の歌を歌ったり、20年前と現在では、音楽的にもかなり変化されてきているように見えますが。

A.実は私、最初は日本語の流行歌の歌手になりたかったんですよ(笑)。まず最初にきっかけとなった「白い思い出」という曲があるんですが、これは私が20代の頃、雪祭りの時にラジオやテレビ局の仕事でよく歌っていた曲です。「雪が降ってきた〜、ほんの少しだけど、私の胸の中に積もりそうな雪だった。」というあのジョン・シェパードさんがヒットさせた曲です。厳しい北海道で春を待つ気持ちが感じられる、そんな歌詞がついていたんですね。若い頃にはこの意味を深く受け止めることができなかったんですが、ある日ふとこの曲を歌いたくなってリサイタルのプログラムにポンと1曲入れてみたんですね。そうしたら評判が評判を呼ぶようになってきたんです。以前私はジュニア・マンス、ジョン・ヒックスらとリアルなジャズアルバムも2枚作っています。その後あるきっかけで九州の甘木という素晴らしい場所との出会いがありました。どうしてもこの場所で録音したいと思い作ったのが「I’m Here」というアルバムです。そしてこのアルバムには「七つの子」などの日本語の童謡が入っています。

Q.7月3日のサッポロミュージックテントライブではどのようなステージを見せてくれるのでしょうか?

A.この日のステージにはストリングスを配し、ストーリー性のあるものにしていこうと思っています。まずオープニングにはジョージ・ハリスンのHere Comes The Sunにメッセージを込めて、、、。あ、いやこれ以上は当日ステージで(笑)。皆様にお会いできることを楽しみにしています。

今伝えたい想いとは