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AT-LARGE諮問委員会の ポリシー勧告 初心者向けガイド

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AT-LARGE諮問委員会のポリシー勧告

初心者向けガイド

2

目次自分の意見はICANNのポリシーに反映されますか2

ICANNとは 2

ICANNの組織構成は 3

At-Largeとは 4

At-Largeの組織構成は 4

At-Large諮問委員会とは 5

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間 5

ALACポリシー勧告はどのように策定されますか 6

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ 7

ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を行うのですか 8

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 8

WHOIS 8

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 8

レジストラ認定契約(RAA) 8

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 9

国際化ドメイン名(IDN) 9

IDN とは 9

IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

ICANNの戦略および運営計画

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

新gTLD

新gTLDとは

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

公共の利益

公共の利益とは

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

ヒント活用ツール

ICANNORGとMyICANNORGのコンテンツ

用語集略語一覧

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自分の意見はICANNのポリシーに反映されますかもちろんです個人インターネットユーザーとしての皆様にはICANNでのポリシー策定に対して発言権がありますまたICANNコミュニティは皆様のご意見をお待ちしています

ICANNではボトムアップ型のコンセンサス主導マルチステークホルダープロセスについていろいろな意見を耳にすることでしょうつまりプロセスに関与するすべての個人に発言権があり発表できるということですICANNコミュニティに寄せられるさまざまな見解によってICANNの決定がさらに充実します

At-Largeがこのボトムアップ型のコンセンサス主導プロセスを使用してICANNポリシーに影響を与えてきた仕組みについては「ドメイン名テイスティング」の事例で把握することができますAt-Largeは不正なインターネット慣行を阻止する上で重要な役割を果たしています

ICANNとは ICANNは1998年に設立された非営利公益法人ですICANNのスタッフはインターネットの安全性安定性相互運用性の維持に専念している世界中のボランティアの意見をまとめられるように助力していますICANNは競争を促進しインターネットポリシーの策定を支援します

特にICANNが行っているのはインターネットのグローバルDNS(ドメインネームシステム)の調整ですグローバルDNSとはインターネット上で各コンピュータに接続するために使用される一意アドレスシステム(名前と番号から構成)ですDNSはインターネットインフラストラクチャにとって不可欠な要素でありこの要素がないとインターネットは機能できませんこのDNSの調整を通じてICANNはインターネットの拡大と発展に重要な役割を果たしています

ただしICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありません

ALACの10周年を祝う式典(2012年6月プラハでの第44回ICANN会議にて)

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ICANNの組織構成はICANNのポリシー策定の中心となるのは「マルチステークホルダーモデル」と呼ばれるモデルですこの分散型ガバナンスモデルでは個人産業界非商用関係者政府が対等な立場に置かれます政府がポリシーを決定する従来のトップダウン型ガバナンスモデルとは異なり ICANNが採用しているマルチステークホルダーアプローチではコミュニティベースのコンセンサス主導によるポリシー策定を行えますインターネットガバナンスはインターネット自体の構造に倣うという理念が掲げられていますつまりボーダレスにすべての人に開放されることを追求します

ICANN理事会にポリシー勧告を承認または却下する最終的権限があり支持組織(SO)はポリシーの策定と理事会へのポリシー勧告を行います諮問委員会(AC)はICANN理事会に助言し状況に応じてポリシー策定に関する問題を提起することができますSOACについてはこの冊子の後半で詳しく説明されています

ICANNのスタッフはICANNコミュニティが策定しICANN理事会で採択されたポリシーを実行し施行する役割を担います

I C A N Nオンブズマンは I C A N Nと契約している自立的で公平な中立的人物です ICANNと理事会による決定活動不作為またはICANNスタッフ理事会部会組織によるコミュニティメンバーに対する不当な扱いに関する問題と苦情を裁定する権限を持っています

指名委員会は8名のICANN理事会メンバーとAT-Large諮問委員会国コードドメイン名支持組織ジェネリックドメイン名支持組織の一部の選出を行うコミュニティボランティアのチームです

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At-LargeとはAt-LargeはICANNのポリシー策定のマルチステークホルダーモデル内で個々のインターネットユーザーを代表するコミュニティです

At-Largeの組織構成はAt-Largeコミュニティはボトムアップ型の階層構造になっています

一般レベルでは150以上のAt-Large組織構成(ALS)がありますこのようなAt-Largeメンバーのローカル組織は世界中に存在していますその最終目標は国ごとに少なくとも1つのALSを設立することです通常の場合個人のインターネットユーザーはローカルALSのいずれかに加入してAt-Largeに参加します

5つのRALOは以下のとおりです

Q AFRALO(African Regional At-Large Organization アフリカ) httpwwwatlargeicannorgafralo

Q APRALO(Asia Pacic Regional At-Large Organizationアジア太平洋) httpwwwatlargeicannorgapralo

Q EURALO(European At-Large Organization欧州) httpwwwatlargeicannorgeuralo

Q LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organizatioラテンアメリカとカリブ 諸島) httpwwwatlargeicannorglacralo

Q NARALO(North American Regional At-Large Organizatio北米) httpwwwatlargeicannorgnaralo

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

7

理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

17

R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

18

ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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2

目次自分の意見はICANNのポリシーに反映されますか2

ICANNとは 2

ICANNの組織構成は 3

At-Largeとは 4

At-Largeの組織構成は 4

At-Large諮問委員会とは 5

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間 5

ALACポリシー勧告はどのように策定されますか 6

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ 7

ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を行うのですか 8

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 8

WHOIS 8

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 8

レジストラ認定契約(RAA) 8

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 9

国際化ドメイン名(IDN) 9

IDN とは 9

IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

ICANNの戦略および運営計画

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

新gTLD

新gTLDとは

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

公共の利益

公共の利益とは

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

ヒント活用ツール

ICANNORGとMyICANNORGのコンテンツ

用語集略語一覧

2

自分の意見はICANNのポリシーに反映されますかもちろんです個人インターネットユーザーとしての皆様にはICANNでのポリシー策定に対して発言権がありますまたICANNコミュニティは皆様のご意見をお待ちしています

ICANNではボトムアップ型のコンセンサス主導マルチステークホルダープロセスについていろいろな意見を耳にすることでしょうつまりプロセスに関与するすべての個人に発言権があり発表できるということですICANNコミュニティに寄せられるさまざまな見解によってICANNの決定がさらに充実します

At-Largeがこのボトムアップ型のコンセンサス主導プロセスを使用してICANNポリシーに影響を与えてきた仕組みについては「ドメイン名テイスティング」の事例で把握することができますAt-Largeは不正なインターネット慣行を阻止する上で重要な役割を果たしています

ICANNとは ICANNは1998年に設立された非営利公益法人ですICANNのスタッフはインターネットの安全性安定性相互運用性の維持に専念している世界中のボランティアの意見をまとめられるように助力していますICANNは競争を促進しインターネットポリシーの策定を支援します

特にICANNが行っているのはインターネットのグローバルDNS(ドメインネームシステム)の調整ですグローバルDNSとはインターネット上で各コンピュータに接続するために使用される一意アドレスシステム(名前と番号から構成)ですDNSはインターネットインフラストラクチャにとって不可欠な要素でありこの要素がないとインターネットは機能できませんこのDNSの調整を通じてICANNはインターネットの拡大と発展に重要な役割を果たしています

ただしICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありません

ALACの10周年を祝う式典(2012年6月プラハでの第44回ICANN会議にて)

3

ICANNの組織構成はICANNのポリシー策定の中心となるのは「マルチステークホルダーモデル」と呼ばれるモデルですこの分散型ガバナンスモデルでは個人産業界非商用関係者政府が対等な立場に置かれます政府がポリシーを決定する従来のトップダウン型ガバナンスモデルとは異なり ICANNが採用しているマルチステークホルダーアプローチではコミュニティベースのコンセンサス主導によるポリシー策定を行えますインターネットガバナンスはインターネット自体の構造に倣うという理念が掲げられていますつまりボーダレスにすべての人に開放されることを追求します

ICANN理事会にポリシー勧告を承認または却下する最終的権限があり支持組織(SO)はポリシーの策定と理事会へのポリシー勧告を行います諮問委員会(AC)はICANN理事会に助言し状況に応じてポリシー策定に関する問題を提起することができますSOACについてはこの冊子の後半で詳しく説明されています

ICANNのスタッフはICANNコミュニティが策定しICANN理事会で採択されたポリシーを実行し施行する役割を担います

I C A N Nオンブズマンは I C A N Nと契約している自立的で公平な中立的人物です ICANNと理事会による決定活動不作為またはICANNスタッフ理事会部会組織によるコミュニティメンバーに対する不当な扱いに関する問題と苦情を裁定する権限を持っています

指名委員会は8名のICANN理事会メンバーとAT-Large諮問委員会国コードドメイン名支持組織ジェネリックドメイン名支持組織の一部の選出を行うコミュニティボランティアのチームです

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ICANN BylawsArticle VII

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τΐΑΠςICANN 䊙䊦䉼䉴䊁䊷䉪䊖䊦䉻䊷䊝䊂䊦

4

At-LargeとはAt-LargeはICANNのポリシー策定のマルチステークホルダーモデル内で個々のインターネットユーザーを代表するコミュニティです

At-Largeの組織構成はAt-Largeコミュニティはボトムアップ型の階層構造になっています

一般レベルでは150以上のAt-Large組織構成(ALS)がありますこのようなAt-Largeメンバーのローカル組織は世界中に存在していますその最終目標は国ごとに少なくとも1つのALSを設立することです通常の場合個人のインターネットユーザーはローカルALSのいずれかに加入してAt-Largeに参加します

5つのRALOは以下のとおりです

Q AFRALO(African Regional At-Large Organization アフリカ) httpwwwatlargeicannorgafralo

Q APRALO(Asia Pacic Regional At-Large Organizationアジア太平洋) httpwwwatlargeicannorgapralo

Q EURALO(European At-Large Organization欧州) httpwwwatlargeicannorgeuralo

Q LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organizatioラテンアメリカとカリブ 諸島) httpwwwatlargeicannorglacralo

Q NARALO(North American Regional At-Large Organizatio北米) httpwwwatlargeicannorgnaralo

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

6

ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

7

理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

8

ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

9

gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

10

IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

13

パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

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MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 3: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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自分の意見はICANNのポリシーに反映されますかもちろんです個人インターネットユーザーとしての皆様にはICANNでのポリシー策定に対して発言権がありますまたICANNコミュニティは皆様のご意見をお待ちしています

ICANNではボトムアップ型のコンセンサス主導マルチステークホルダープロセスについていろいろな意見を耳にすることでしょうつまりプロセスに関与するすべての個人に発言権があり発表できるということですICANNコミュニティに寄せられるさまざまな見解によってICANNの決定がさらに充実します

At-Largeがこのボトムアップ型のコンセンサス主導プロセスを使用してICANNポリシーに影響を与えてきた仕組みについては「ドメイン名テイスティング」の事例で把握することができますAt-Largeは不正なインターネット慣行を阻止する上で重要な役割を果たしています

ICANNとは ICANNは1998年に設立された非営利公益法人ですICANNのスタッフはインターネットの安全性安定性相互運用性の維持に専念している世界中のボランティアの意見をまとめられるように助力していますICANNは競争を促進しインターネットポリシーの策定を支援します

特にICANNが行っているのはインターネットのグローバルDNS(ドメインネームシステム)の調整ですグローバルDNSとはインターネット上で各コンピュータに接続するために使用される一意アドレスシステム(名前と番号から構成)ですDNSはインターネットインフラストラクチャにとって不可欠な要素でありこの要素がないとインターネットは機能できませんこのDNSの調整を通じてICANNはインターネットの拡大と発展に重要な役割を果たしています

ただしICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありません

ALACの10周年を祝う式典(2012年6月プラハでの第44回ICANN会議にて)

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ICANNの組織構成はICANNのポリシー策定の中心となるのは「マルチステークホルダーモデル」と呼ばれるモデルですこの分散型ガバナンスモデルでは個人産業界非商用関係者政府が対等な立場に置かれます政府がポリシーを決定する従来のトップダウン型ガバナンスモデルとは異なり ICANNが採用しているマルチステークホルダーアプローチではコミュニティベースのコンセンサス主導によるポリシー策定を行えますインターネットガバナンスはインターネット自体の構造に倣うという理念が掲げられていますつまりボーダレスにすべての人に開放されることを追求します

ICANN理事会にポリシー勧告を承認または却下する最終的権限があり支持組織(SO)はポリシーの策定と理事会へのポリシー勧告を行います諮問委員会(AC)はICANN理事会に助言し状況に応じてポリシー策定に関する問題を提起することができますSOACについてはこの冊子の後半で詳しく説明されています

ICANNのスタッフはICANNコミュニティが策定しICANN理事会で採択されたポリシーを実行し施行する役割を担います

I C A N Nオンブズマンは I C A N Nと契約している自立的で公平な中立的人物です ICANNと理事会による決定活動不作為またはICANNスタッフ理事会部会組織によるコミュニティメンバーに対する不当な扱いに関する問題と苦情を裁定する権限を持っています

指名委員会は8名のICANN理事会メンバーとAT-Large諮問委員会国コードドメイン名支持組織ジェネリックドメイン名支持組織の一部の選出を行うコミュニティボランティアのチームです

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ICANN BylawsArticle VII

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τΐΑΠςICANN 䊙䊦䉼䉴䊁䊷䉪䊖䊦䉻䊷䊝䊂䊦

4

At-LargeとはAt-LargeはICANNのポリシー策定のマルチステークホルダーモデル内で個々のインターネットユーザーを代表するコミュニティです

At-Largeの組織構成はAt-Largeコミュニティはボトムアップ型の階層構造になっています

一般レベルでは150以上のAt-Large組織構成(ALS)がありますこのようなAt-Largeメンバーのローカル組織は世界中に存在していますその最終目標は国ごとに少なくとも1つのALSを設立することです通常の場合個人のインターネットユーザーはローカルALSのいずれかに加入してAt-Largeに参加します

5つのRALOは以下のとおりです

Q AFRALO(African Regional At-Large Organization アフリカ) httpwwwatlargeicannorgafralo

Q APRALO(Asia Pacic Regional At-Large Organizationアジア太平洋) httpwwwatlargeicannorgapralo

Q EURALO(European At-Large Organization欧州) httpwwwatlargeicannorgeuralo

Q LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organizatioラテンアメリカとカリブ 諸島) httpwwwatlargeicannorglacralo

Q NARALO(North American Regional At-Large Organizatio北米) httpwwwatlargeicannorgnaralo

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 4: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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ICANNの組織構成はICANNのポリシー策定の中心となるのは「マルチステークホルダーモデル」と呼ばれるモデルですこの分散型ガバナンスモデルでは個人産業界非商用関係者政府が対等な立場に置かれます政府がポリシーを決定する従来のトップダウン型ガバナンスモデルとは異なり ICANNが採用しているマルチステークホルダーアプローチではコミュニティベースのコンセンサス主導によるポリシー策定を行えますインターネットガバナンスはインターネット自体の構造に倣うという理念が掲げられていますつまりボーダレスにすべての人に開放されることを追求します

ICANN理事会にポリシー勧告を承認または却下する最終的権限があり支持組織(SO)はポリシーの策定と理事会へのポリシー勧告を行います諮問委員会(AC)はICANN理事会に助言し状況に応じてポリシー策定に関する問題を提起することができますSOACについてはこの冊子の後半で詳しく説明されています

ICANNのスタッフはICANNコミュニティが策定しICANN理事会で採択されたポリシーを実行し施行する役割を担います

I C A N Nオンブズマンは I C A N Nと契約している自立的で公平な中立的人物です ICANNと理事会による決定活動不作為またはICANNスタッフ理事会部会組織によるコミュニティメンバーに対する不当な扱いに関する問題と苦情を裁定する権限を持っています

指名委員会は8名のICANN理事会メンバーとAT-Large諮問委員会国コードドメイン名支持組織ジェネリックドメイン名支持組織の一部の選出を行うコミュニティボランティアのチームです

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At-LargeとはAt-LargeはICANNのポリシー策定のマルチステークホルダーモデル内で個々のインターネットユーザーを代表するコミュニティです

At-Largeの組織構成はAt-Largeコミュニティはボトムアップ型の階層構造になっています

一般レベルでは150以上のAt-Large組織構成(ALS)がありますこのようなAt-Largeメンバーのローカル組織は世界中に存在していますその最終目標は国ごとに少なくとも1つのALSを設立することです通常の場合個人のインターネットユーザーはローカルALSのいずれかに加入してAt-Largeに参加します

5つのRALOは以下のとおりです

Q AFRALO(African Regional At-Large Organization アフリカ) httpwwwatlargeicannorgafralo

Q APRALO(Asia Pacic Regional At-Large Organizationアジア太平洋) httpwwwatlargeicannorgapralo

Q EURALO(European At-Large Organization欧州) httpwwwatlargeicannorgeuralo

Q LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organizatioラテンアメリカとカリブ 諸島) httpwwwatlargeicannorglacralo

Q NARALO(North American Regional At-Large Organizatio北米) httpwwwatlargeicannorgnaralo

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

18

ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 5: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

4

At-LargeとはAt-LargeはICANNのポリシー策定のマルチステークホルダーモデル内で個々のインターネットユーザーを代表するコミュニティです

At-Largeの組織構成はAt-Largeコミュニティはボトムアップ型の階層構造になっています

一般レベルでは150以上のAt-Large組織構成(ALS)がありますこのようなAt-Largeメンバーのローカル組織は世界中に存在していますその最終目標は国ごとに少なくとも1つのALSを設立することです通常の場合個人のインターネットユーザーはローカルALSのいずれかに加入してAt-Largeに参加します

5つのRALOは以下のとおりです

Q AFRALO(African Regional At-Large Organization アフリカ) httpwwwatlargeicannorgafralo

Q APRALO(Asia Pacic Regional At-Large Organizationアジア太平洋) httpwwwatlargeicannorgapralo

Q EURALO(European At-Large Organization欧州) httpwwwatlargeicannorgeuralo

Q LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organizatioラテンアメリカとカリブ 諸島) httpwwwatlargeicannorglacralo

Q NARALO(North American Regional At-Large Organizatio北米) httpwwwatlargeicannorgnaralo

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 6: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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At-Large諮問委員会とは At-Large諮問委員会(ALAC)は個々のインターネットユーザーに対応するICANN内の主要組織体ですALACの役割は個々のインターネットユーザーの利益に関する限りICANNの活動を検討して助言することですこれにはICANNの支持組織を通じて策定されたポリシーおよびコミュニティからの情報やアドバイスが有効なその他多数の問題が含まれますICANNの説明責任メカニズムにおいて重要な役割を果たすALACは個々のインターネットユーザーに対するICANNの広報活動の一部を調整しますICANN付属定款に従い15名のALACメンバーは10名の直接選出代表(各地域別At-Large組織から2名ずつ選出)と指名委員会によって選出された5名のメンバーから構成されています指名委員会で選出される5名のメンバーには5つの各地理的地域内のいずれかの国の市民が含まれている必要があります

ICANNにおけるパブリックコメント募集期間ICANNのプロセスでは承認を検討する前にそれぞれの実質的な作業についてパブリックコメントの機会を設けることが不可欠な要素ですそのようなトピックでは運用(予算や戦略の立案など) 技術(セキュリティレポート勧告など)ポリシー(付属定款の変更など)などが重視されます

次の原則に従ってパブリックコメントのプロセスが進行します

Q パブリックコメントに対して投稿された各項目は21日間以上利用可能な状態にする

Q コメントが寄せられた場合はコメント募集期間の終了時から回答期間が始まり21日以上継続する

Q コメント募集期間中に実質的なコメントが寄せられなかった場合回答期間は設けない

Q 回答期間中参加者は提出された直前のコメントに取り組む必要があるそのトピックに関する新たな投稿を持ち込むべきではない回答を作成する際に回答者は元の投稿者の名前コメント日付適切なテキストをすべて引用する必要がある

専用のパブリックコメントページ(httpwwwicannorgennewspublic-comment)でパブリックコメント用にオープンになっているトピックの一覧を参照できますこのページには関連する通知文書コメントがある場所へのリンクとすべての記載と参考資料が含まれているリファレンスソースへのリンクがあります

コメント募集期間の終了後スタッフによりコメントの要約レポートが公表されますこのレポートは受け取ったすべてのパブリックコメント文書およびコメントとともにアーカイブされます

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

9

gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

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フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 7: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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ALACポリシー勧告はどのように策定されますか新しいパブリックコメント(PC)がオープンになるとALACによってレビューされます次にメーリン グリストおよび電話会議を通じて協議した後パブリックコメントに関する報告書の必要性の有無をコンセンサスに基づいて決定します報告書が必要であると判定された場合はALACを サポートするICANNポリシースタッフがAt-Largeポリシー策定ページ(httpscommunityicannorgxbwFO)にそのためのWebページを設定します

Webページの設定後ALACはパブリックコメントに応える初期草案の執筆者を指名します草案が完成すると草案に対する意見を求める5日間の期限付きコメント要請(Call for Comments)がAt-Largeに送られます

コメント要請期間の終了後寄せられた意見がコンセンサスに基づき草案に盛り込まれます

ALACは5日間の批准投票を実施し草案を承認するか否かを決定します承認された場合はICANN理事会およびパブリックコメントを担当したICANNスタッフメンバーに報告書が提出されます

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

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Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

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13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 8: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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理事会および(または)パブリックコメントを担当するスタッフメンバーに提出

コメントの 受け付け組み込み (必要に応じて)

ALACのポリシー勧告策定プロセスの流れ

ALACが報告書の必要性の有無を決定

ALACがパブリックコメントをレビュー

報告書の 草案作成

5日間 期限付き コメント要請

執筆者の 指名

Wikiページの 設定

ALACによる 批准 通常 5日間の投票

ポリシーへの 勧告意見

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

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メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

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MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

16

G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 9: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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ALACはどのような主要ポリシー問題に関してポリシー勧告を 行うのですか

ポリシー問題はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか

WHOIS

WHOISとはWHOIS(「フーイズ」と発音)はドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネットプロトコルですWHOISプロトコルは当初RFC 954で規定され1985年に公開されました現在の仕様はRFC 3912に記載されていますICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますそのようなデータは一般に「WHOISデータ」と呼ばれドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者などが含まれています

通常の場合WHOISサービスはビジネス目的でドメインホルダーを特定したり登録ドメインに関する技術的問題を解決できる関係者を特定するために使用されます

WHOISはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 本質的にWHOISは「プライバシーと開示のバランス」という点でエンドユーザーに影響を及ぼします

レジストラントになることを望んでいるエンドユーザーはWHOISディレクトリで自身の住所電話番号電子メールアドレスを公開することが最も利益にかなうかどうか判断する必要があります特にそのような情報を登録するとスパマーやID窃盗者などによって悪用される可能性があります

ただしエンドユーザーがこのような一連の情報から恩恵を受ける可能性もあります具体的には正確なWHOISデータはスパムやフィッシング詐欺などの違反を調査する法執行官の役に立ちエンドユーザーの保護につながります

レジストラ認定契約(RAA)RAAとはジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)(wwwicannorgenresourcesregistrieslisting)へのドメイン 名の登録を希望している個人または法人はICANN認定レジストラを使って登録することができます世界中に数百の認定レジストラがおり地域の言語でサポートを行っています現在のCANN認定レジストラの一覧については wwwinternicnetregisthtml をご覧くださいドメイン名レジストラントとICANN認定レジストラの関係は両者間の登録契約によって規定されます

ICANNは2009レジストラ認定契約(RAA)およびICANNコンセンサスポリシーと仕様(RAAに組み込まれているとおりの)に基づく既存のレジストラントの権利と責任を特定して要約した「レジストラントの権利と責任」に関する文書を公開していますこの公開文書はGNSOとAT-Large諮問委員会との合同ワーキンググループによる当初の意見およびその後のレジストラとの協議に基づいて作成されました「レジストラントの権利と責任」に関する文書は httpwwwicannorgenresourcesregistrarsregistrant-rights-responsibilities で参照できます

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

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MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

Page 10: AT-LARGE諮問委員会の ポリシ ー 勧 告 初 心 者 向 …...4 At-Largeq x ? A t-Larg ex zIC A N N w Ù æ ³ f w Ú ç ½ µ Â « × ç ¼ Þ Ã ç º p zx w ï » É ¿

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gTLDレジストリへの直接アクセス権があるgTLDでドメイン名登録サービスを提供することを希望している団体はICANNから認定を取得する必要があります関心がある団体は認定の申請を行いレジストラ事業者として資格を得るために必要な技術運用財務上の基準をすべて満たしていることを示す必要がありますICANNと各認定レジストラとの関係は両者の責務を定めた 個々のレジストラ認定契約(RAA)により規定されます契約についてはwwwicannorgen

resourcesregistrarsraara-agreement-21may09-enhtm で参照できます

RAAはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか 一般にICANNが策定するポリシーはドメインネームシステムを構成しているさまざまな組織つまりレジストリとレジストラによって体現されますこれらの組織との契約はエンドユーザーに対するその業務遂行に影響を与えますたとえばRAA契約はエンドユーザーにとって非常に重要です

またRAAはICANNがルールと規定をレジストリとレジストラに対して執行するための主要ツールでもありますレジストリまたはレジストラがその契約上の責務に違反していると確信した場合エンドユーザーはRAAによるエンドユーザー保護に基づきICANNコンプライアンス部門に連絡して苦情を報告することができます

国際化ドメイン名(IDN)IDN とは IDNは基本的なアルファベット26文字(a~z)以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含むドメイン名ですIDNには読み分け記号(多数の欧州言語で必要)付きのラテン文字を含めることもできますしIDNを非ラテン文字(アラビア文字中国文字など)から構成することもできますまた多くの言語ではヨーロッパ(アラビア)数字「0~9」以外の数字が使用されていますドメイン名に使用される基本的なラテン式アルファベット文字とヨーロッパアラビア数字組み合わせは「ASCII文字」と呼ばれます(ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード))これらの文字はIDNの基本となる広範な「Unicode文字」にも含まれます

「ホスト名規則」ではここで検討しているタイプのすべてのドメイン名をDNSに格納する際に前述のASCII文字のみを使いさらにハイフン「-」を付ける必要がありますつまりUnicode形式のIDNの場合はドメイン名をDNSに入力する前に特殊なエンコーディングが必要です

これらの形式を区別する場合は次の用語が使用されます

ドメイン名はドットで区切られた一連の「ラベル」から構成されていますASCII形式のIDNラベルは「A-ラベル」と呼ばれますDNSプロトコルで定義されているすべての操作ではA-ラベルが排他的に使用されます表示されることをユーザーが予期するUnicode形式は「U-ラベル」と呼ばれますそのちがいは次のように「テスト」を表すヒンディー語 - - で説明できますU-ラベル(デーヴァナースクリプト)ではどうなるかがわかりますこの語に特殊形式の「ASCII互換エンコー ディング」(ACE)が適用され対応するA-ラベルの「xnndash11b5bs1di」が生成されます

ASCII文字数字ハイフンのみを含むドメイン名は「LDHラベル」と呼ばれますA-ラベルとLDH-ラベルの定義は重複していますがLDHラベルのみから構成される名前(「icannorg」など)はIDNではありません

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

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ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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IDNはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか IDNはより有益なエンドユーザー エクスペリエンスインターネットのセグメンテーション不正行為という3つの点でエンドユーザーに影響を及ぼす可能性があります

その全体的なインターネット経験がラテン式アルファベット以外の文字に基づくエンドユー ザーの場合総合的な効果は著しいとは言えないまでも非常に有益なものになります少なくとも以前アクセスできなかったWebページや情報にアクセスできるようになりますこれまで母国語以外の文字や言語を使って苦労しながらインターネットを操作していたかまったく操作できなかった数百万のインターネットユーザーが母国語でインターネットを操作できるようになりますこのような観点から見た場合この機能は非常に有意義です

しかしインターネットのセグメンテーションという点ではIDNの導入は特定の文字セットへのアクセスがないエンドユーザーのユーザビリティをさらに低下させる可能性がありますたとえばエンドユーザーのグループがラテン語ベースのキーボードのみを持っている場合それらのユーザーはアラビア文字デーヴァナーガリー文字中国文字などのドメイン名が存在するWebサイトを訪問することがさらに困難になります(不可能ではない場合でも)

また不正行為が増加する恐れもあります特にラテン語式アルファベットを含む特定の非ASCII文字が個人情報のフィッシングに使用されるという問題がありますたとえば悪意のあるレジストラントがアドレスの「a」を「auml」に置き換えるなどして人気があるWebサイトによく似たアドレスを登録することが考えられますそのような状況ではエンドユーザーがだまされてフィッシングWebサイトに自分の個人情報を提供してしまう可能性があります

ICANNの戦略および運営計画ICANNの戦略および運営計画とは ICANNでは運営計画と予算の草案のフレームワークおよび年間運営計画と共に3年間の戦略計画(毎年再検討して更新)を作成していますICANNの計画プロセスは継続的で次の3つの構成要素が重複することも考慮されています 戦略計画コミュニティからの意見に基づいて通常7月から2月の間に作成されます 運営計画と予算のフレームワークコミュニティからの意見および目標設定に基づいて12月から開始されます 運営計画と予算の草案毎年5月17日までに提示されコミュニティにより最終検討されます

本年度承認された戦略計画2012-20152012年5月6日にアムステルダムで開催された理事会の臨時会議でICANN理事会により採択されました

戦略計画は運営計画と予算に反映されICANNが年度の目標と優先事項を決定する上で役立ちます

ICANNの戦略および運営計画はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますかICANNの戦略および運営計画はマルチステークホルダーモデルを支える主要要素であるためエンドユーザーにとって極めて重要です

計画は事業体としてではなく組織としてのICANNの持続可能性を目指して進められますマルチステークホルダーシステムの最先端の組織としてICANNは自立しているだけではなく前進する組織でなければなりませんエンドユーザーを含めたコミュニティからの意見があるからこそICANNはそのように発展し続けることができるのです

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

13

パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

16

G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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新gTLD新gTLDとはICANNはその使命として安定した統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することを追求しますその主要な役割の1つはドメインネームシステム(DNS)の安全性と安定性を維持するとともにドメイン名の登録に競争を導入し促進することです

2005年にICANNのジェネリックドメイン名支持組織(GNSO)は2000年と2003年に実施したトライアルラウンドの結果に基づいて新gTLDの導入を検討するポリシー策定プロセスを開始しましたGNSOはジェネリックトップレベルドメインの中心的なポリシー策定組織でありインターネットの技術的管理への世界規模の参加を呼びかけています

2年間のポリシー策定プロセスでは政府市民団体ビジネスと知的財産のステークホルダー技術者などを含むICANNグローバルインターネット コミュニティの多数の部会によって長期にわたる綿密な協議が行われました

2008年にICANN理事会は新gTLDの実装に関するGNSOポリシー勧告のうち特定の割り振り基準と契約条件が含まれている19のポリシー勧告を採択しました

ポリシーの承認後ICANNはオープンで包括的かつ透明性のある実装プロセスに取り組み知的財産とコミュニティの利益の保護消費者保護DNSの安定性などステークホルダーの懸念に対処しましたこの作業では申請者ガイドブックの複数の原案に関する公開協議レビュー意見発表が行われました

2011年6月にICANN理事会はガイドブックを承認し新gTLDのプログラムの開始を認可しましたこのプログラムの目標は競争を高めて消費者の選択肢を増やすことおよび2つの新しいトップレベルドメイン(ASCIIと国際化ドメイン名(IDN))を含めた新gTLDの導入を介して技術革新のメリットを実現することです

新gTLDはエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか新gTLDプログラムはまだ初期段階にあるためエンドユーザーへの実際の影響や実際に効果があるかについては不明ですただしエンドユーザーに影響を及ぼす可能性がある3つの問題(混乱信頼性技術に関する問題)について検討する必要があります

1番目は混乱に関する問題ですエンドユーザーはすでに使用しているWebサイトやサービスの新しい名前を覚える必要がありますまたWebサイトのアドレスとして「com」がもはや最善の選択肢ではないことも理解する必要があります

2番目は信頼性に関する問題です新しいgTLD名の使い方に応じてドメインによっては信頼性が高いという評判が得られ別のドメインでは低いという評判が得られる可能性がありますそのためエンドユーザーは「信頼できないgTLD」と見なされるドメインを使ってビジネスを遂行することになる可能性もあります

3番目は技術に関する問題です小さな問題(例 Webブラウザの検索ツールバーが適切に動作しない)から大きな問題(例 証明書発行機関から新gTLDに対して発行された証明書の競合)に至るまでさまざまな問題が生じる可能性があります

とは言え新gTLDはエンドユーザーに悪影響しか与えないと決めつけるべきではありません新gTLDによってさらに多くの「製品」が利用可能になりユーザーはより多くの選択肢を持つことになりますさらに使用するgTLDの信頼性が確立されるとエンドユーザーはより安心して取り引きを行ったりWebを閲覧したり情報を検索することができますたとえば検証済みの銀行のみが「bank」に登録できることを知っていればエンドユーザーはそのgTLDを使用してより有益で安全なエクスペリエンスを得ることができます

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

Q コミュニティのWikiをチェックして関与するには httpscommunityicannorgdashboardaction

Q ポリシーの更新に関する月間ニュースレターを読むには httpwwwicannorgenresourcespolicyupdate

Q ニュースレターの購読 httpwwwicannorgennewsnewslettersignup ニュースフィードの購読 httpwwwicannorgennewsrss

Q ICANN会議サイトにアクセスして過去と今後の会議情報を参照するには httpmeetingsicannorg

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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公共の利益公共の利益とは ICANNは組織の規約文書などに従って「インターネットコミュニティ全体の利益のために」活動する必要がありますICANNはマルチステークホルダーによる民間主導のボトムアップ型ポリシー策定プロセスに全力を傾けていますまたポリシー策定プロセスの成果は公共の利益を反映すると共にインターネットやインターネットユーザーのニーズの変化に対応できる柔軟性を備えていなければなりません

ICANNの基本的価値観の一環としてICANNは幅広い参加を求めてその支援を行いポリシー策定や意思決定のすべての段階でインターネットの機能的地理的文化的な多様性を反映できるように取り組んでいます

ICANNが公開したコミットメントにはICANNとその構成組織が公平性を確保するための手続きに従ったオープンで透明性のある方法で最大限に活動することが示されています

さらに意思決定の成果が確実に公共の利益を反映してすべてのステークホルダーに対して説明責任を果たすようにICANNは公共の意見説明責任透明性のための堅牢なメカニズムの維持と向上に尽力しています

公共の利益はエンドユーザーにどのような影響を及ぼしますか ALACはエンドユーザー エクスペリエンスの管理人であり既得権益が存在しない場合のエンドユーザーの最善利益の擁護者でもあります

ヒント活用ツールFAQ

䂓RALOの電話会議に参加するにはALSになる必要がありますかいいえ AFRALO(African Regional At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxJgUt APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxrogi EURALO(European At-Large Organization)の電話会議httpscommunityicannorgxPooi LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgxmIwi NARALO(North American Regional At-Large Organization)の電話会議

httpscommunityicannorgx6o0i䂓ALACの電話会議に参加するにはALACのメンバーになる必要がありますかいいえ ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi䂓ワーキンググループに参加したりその他の方法で貢献するにはALSの代表になる必要がありますかいいえ

ALACの電話会議httpscommunityicannorgx_pQi

ガイド 『Beginnerrsquos Guide to Participating in At-Large(At-Largeに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-at-large-beginners-guide-06mar12-en

『ICANNに参加する初心者向けガイド)』 httpwwwicannorgenaboutlearningbeginners-guidesparticipating-01nov12-en

『At Large Wiki Training Guides(At Large Wikiトレーニングガイド)』 httpscommunityicannorgxv4Cv

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

ソーシャルメディア Facebook httpwwwfacebookcomicannatlarge Twitter httptwittercomICANN_AtLarge YouTube httpwwwyoutubecomuserAtLargeStavideos myicannorg

Q パブリックコメントページで現行の協議内容をチェックして意見を述べるには httpwwwicannorgennewspublic-comment

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[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

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BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

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CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

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DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

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PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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パンフレット At-Large httpscommunityicannorgdisplayatlargeAt-Large+Brochure+Workspace AFRALO(African Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAFRALOAFRALO+Brochure

APRALO(Asian Australasian and Pacific Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayAPRALOAPRALO+Brochure EURALO(European At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayEURALOEURALO+Brochure LACRALO(Latin American and Caribbean Islands Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayLACRALOLACRALO+Brochure

NARALO(North American Regional At-Large Organization) httpscommunityicannorgdisplayNARALONARALO+Brochure

At-Large構造 参加方法 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm ALSになることができるグループ httpwwwatlargeicannorgframeworkhtm ALSになる理由 httpwwwatlargeicannorgannouncementsannouncement-23may05htm 参加案内 httpwwwatlargeicannorgjoinus ALSスターターキット httpscommunityicannorgdisplayatlargeALS+Starter+Kits

メディア ポッドキャスト「What is ALAC and At-Large」(ALAC議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpswwwicannorgenaboutlearningpodcastsicann-start-10mar11-en PowerPoint 「The At-Large Advisory Committee (ALAC) and the At-Large Community」(ALAC 議長Olivier Creacutepin-Leblond) httpscommunityicannorgdownloadattachments41888801At-Large+Policy+Process+-+OCLpptversion=2ampmodicationDate=1370904530344 PowerPoint 「At-Large and At-Large Advisory Committee 101」(ICANN理事会メンバーSeacutebastien Bachollet)httpscommunityicannorgdownloadattachments31165556At-Large_101_Sept2011_EN_V2pptxversion=1ampmodicationDate=1328054399000

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

[Groups] すべての訪問者はICANNの ホームページから任意の支持組織や 諮問員会のページに直接移動できる ようになりました

[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

13 [Planet ICANN]ICANNからのすべてのRSSとTwitterフィードを1か所で閲覧できます [Community Wiki]ワーキンググループなど特定目的のために作成されたWebページです すべてのコミュニティメンバーが簡単で協調的な方法でコンテンツを編集できます

MyICANNORG

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

16

G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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ICANNORGと MyICANNORGのコンテンツ

特長 最新情報を前面に表示最近の理事会 活動およびパブリックコメントに対して 開かれている最新トピックがホーム ページに表示されるようになりました

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[Public Comment]コミュニティまたは組織で検討中の任意の議題について誰でもパブリックコメントを発表できます

多言語コンテンツバー言語を選択するとその言語で閲覧可能なすべての記事の一覧が表示されます(最新の記事が先頭)

フッターの[Acronym Helper](略語ヘルプ)頭文字を入力するとオンデマンドで定義が表示されます

インラインの略語ヘルプサイトのHTML部分の下線が付いた用語にマウスを移動すると略語の定義が表示されます

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2012年10月に開始されたMyICANNはICANNコミュニティ全体からのタイムリーな話題を皆様にお届する情報ポータルです

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用語集略語一覧

A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

D

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

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PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

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RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

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SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

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WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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A

ALAC At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)ICANNプロセスにおける個々のインターネットユーザーの意見と懸念に対応する主要組織体です地域別At-Large組織(RALO)を構成するAt-Large構造(ALS)と呼ばれる小規模な自主形成グループを通じてグローバルユーザーを代表しています

ASO Address Supporting Organization(アドレス支持組織)地域インターネットレジストリ(RIR)を代表する組織ですRIRは特定の地理的地域においてインターネット番号資源の振り分けを監督している団体ですRIRの代表のみが参加できます

ATRT Accountability and Transparency Review Team(説明責任および透明性レビューチーム) コミュニティの代表者から成るチームICANNの説明責任と透明性についてレビューしグローバルインターネットユーザーの利益を追求します

B

BCUC Business and Commercial Users Constituency(ビジネスおよび商用 ユーザー部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つICANNプロセス内で商用ユーザーとビジネスユーザーの意見を反映させます

C

CCNSO Country Code Names Supporting Organization(国コードドメイン 名支持組織)国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)uk(英国)やde(ドイツ)などの管理者を代表します参加するにはccTLDの管理者である必要があります

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DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)インターネットユーザーがホスト名(wwwicannorgなど)を入力した際にその名前をコンピュータが理解できる一意のIPアドレス(192034163など)に転送できるようにするシステム

DNSSEC Domain Name System Security Extensions(DNSセキュリティ拡張)DNSSECはDNSレコードに添付された暗号化署名の階層によりイン フラストラクチャレベルでセキュリティを確保しますこれによりユーザーはデータのソースが立証された正当なソースであり IPアドレスへの名前のマッピングが正確であることを確信できますDNSSEC対応のネームサーバは存在を否定する仕組みを備えていますつまり名前が存在していないことをユーザーに伝えます有力な戦略は次の2つです(1) ゾーンオペレータが公開秘密鍵ペアを使用してその独自のゾーンにデジタル署名するために開始できるプロセス(2) 最終的にシステムの信頼性を高めることができる親子間の信頼の連鎖

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G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

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IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

18

ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

wwwicannorg

Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

シンガポール Ocean Financial Centre 10 Collyer Quay Level 37-0610 Singapur 049315

シンガポール T +65 6808 6666

協力センター北京 電子メール queriesbeijingecicannorg 中国 T + 86 10 6535 0376

ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

モンテビデオ La Casa de Internet de Latinoameacuterica y el Caribe

Rambla Repuacuteblica de Meacutexico 6125 Montevideo 11400

ウルグアイ T + 598 2604 2222 ext 5701

F + 598 2604 2222 ext 4112

ワシントン 801 17th Street NW Suite 400 Washington DC 20006 米国 T +1202570 7240 F +1 202 789 0104

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16

G

GAC Governmental Advisory Committee(政府諮問委員会)政府および政府機関を代表しますメンバーになるには政府または国際組織の正式承認された代表者である必要があります

GNSO Generic Names Supporting Organization(ジェネリックドメイン名支持組織)ジェネリックドメイン名支持組織はジェネリックトップレベルドメイン に関する中心的なポリシー策定組織であり次の7つのサブグループから構成されています

商用およびビジネスユーザー 非商用ユーザー gTLDレジストリ レジストラ 知的財産権 インターネットサービスプロバイダと接続プロバイダ 非営利運用関連部会

GTLD Generic Top-Level Domain(ジェネリックトップレベルドメイン)3文字以上のインターネットドメイン名拡張子(COMNETASIAなど)

I

IANA Internet Assigned Numbers Authority(インターネット番号割当 機関)ドメインネームシステムを駆動する技術標準(「プロトコル」)で使用される一意コードの割り振りや番号割当システムの管理を担当しています10年以上前にICANNがIANAの役割を引き継ぎました

IDN 国際化ドメイン名(IDN)基本的なアルファベット26文字以外の文字による言語のローカル表現で使用される文字を含みます

IPC Intellectual Property Constituency(知的財産権部会)ジェネリックドメイン名支持組織の4つの部会の1つ世界各地の知的財産所有者の見解と利益を代表しており特に商標著作権関連する知的財産権とその効力ドメインネームシステムとの相互的な影響を重視しています

IPV4 Internet Protocol version 4(インターネットプロトコル バージョン4)1980代初期に開発されたプロトコル約40億というIPアドレス数に 対応可能でしたがそれらのすべてがすでにインターネットサービスプロバイダとユーザーに割り振られていますIPv4アドレスの例 1920253

IPV6 Internet Protocol version 6(インターネットプロトコル バージョン6)128ビットのアドレススペースを備えており約340澗(かん)(10の36乗)のアドレスを用意できますIPv6アドレスの例 20010db853この 表記では2つのコロンが並んでいますがその間にあるセグメントにはゼロのみが含まれますつまりダブルコロンを省略した場合例にあげたアドレスは「20010db8000000000000000000000053」に拡張されます

I

IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

P

PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

17

R

RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

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中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

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ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

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ブリュッセル 6 Rond Point Schuman Bt 1 B-1040 Bruumlksel ベルギー T +32 2 234 7870 F +32 2 234 7848

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IRTP Inter-Registrar Transfer Policy(レジストラ間移転ポリシー)IRTPは2004年に採択されたGNSOのコンセンサスポリシーですその目的はレジストラ間でのドメイン登録の移動を透明で予測可能な方法で実施できるようにすることです

ISPCP Internet Service Providers Constituency(インターネットサービスプロバイダ部会)ジェネリックドメイン名支持組織の部会の1つドメインネームシステムの管理に関する問題についてICANN理事会に勧告する役割を担っています

N

NCSG Non-commercial Stakeholders Group(非商用ユーザー ステークホルダーグループ)ICANNのジェネリックドメイン名支持組織の市民団体向け組織2008年にGNSOのステークホルダーグループの1つとして設立されICANN理事会により承認されました教育デジタル権利地域社会ネットワーク公共政策擁護およびその他多数の分野に関係している非商用組織と個人に対して開放されています

NCUC Non-commercial Users Constituency(非商用ユーザー部会)GNSO非商用ステークホルダーグループの部会の1つ非商用の個人と非営利組織の意見を代表します

NGPC New gTLD Program Committee(新gTLDプログラム委員会)ICANN理事会の委員会の1つ新gTLDプログラムに関連する戦略と財務決定を担当していますICANN理事会の全権を有しています

NPOC Not-for-prot Operational Concerns Constituency(非営利運用関連部会)ジェネリックドメイン名支持組織の非商用ステークホルダーグループの部会の1つサービス配信に関して運用上の関連がある非営利組織を代表しています

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PDP Policy Development Process(ポリシー策定プロセス)ICANN付属定款で定義されている一連の正式手順グローバルインターネットの一意識別子システムの調整に必要なポリシーに関してその起草内部と外部による検討タイミング承認の手順が示されています

R

RA Registry Agreement(レジストリ契約)ICANNとそのレジストリ間の契約

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RAA Registrar Accreditation Agreement(レジストラ認定契約)ICANNとその認定レジストラ間の契約両者の責務が記載されています

RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

18

ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

1つの世界1つのインターネット

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Copyright copy 2013 Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

中心拠点イスタンブール Regus Selenium Plaza Hakkı Yeten Cad Selenium Plaza No10C K5-6 34349

Fulya Beikta stanbulトルコ T +90 212 381 8727 F + 90 212 381 8731

ロサンゼルス 12025 Waterfront Drive Suite 300 Los Angeles CA 90094 米国 T +1 310 301 5800 F +1 310 823 8649

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RrSG Registrar Stakeholder Group(レジストラ ステークホルダーグループ)ドメイン名レジストラを代表していますレジストラはレジストラントに代わって可用性を検証してドメイン名を予約する組織です

RSSACRoot Server System Advisory Committee(ルートサーバシステム 諮問委員会)世界中の13のルートネームサーバの運用を担当している組織と信頼性の高いルートサーバシステムの安定した技術的運用に関わっているその他の組織を代表しています

RYSGRegistries Stakeholder Group(レジストリ ステークホルダーグループ)ジェネリックドメイン名支持組織内で現在ICANNと契約しているレジストリの利益を代表していますレジストリは各トップレベルドメインに登録されているすべてのドメイン名を記録する公式のマスターデータベースです

S

SSACSecurity and Stability Advisory Committee(セキュリティと安定性に関する諮問委員会)インターネットの命名およびアドレス割り当てシステムのセキュリティと整合性に関連する事項についてICANN コミュニティおよび理事会に助言を行います招待された場合にのみメンバーになれます

U

UDRP Uniform Dispute Resolution Policy(統一ドメイン名紛争解決ポリシー)ICANN認定レジストラとのドメイン名登録紛争(既存のブランドや商標を損なう不当な登録など)の解決方法を定義した合意済みポリ シーと手順の一式

W

WHOIS WHOIS(「フーイズ」と発音)ドメイン名やIPアドレスの登録情報を取得するためにクエリデータベースに対して使用されるインターネッ トプロトコルICANNのgTLD契約ではレジストリおよびレジストラは登録名データに自由にパブリックアクセスできるように対話型Webページとポート43 WHOISサービスを用意する必要がありますデータにはドメイン登録の作成日と失効日ネームサーバレジストラントの連絡先情報指定された管理者と技術担当者が含まれます

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

ICANNはインターネット上のコンテンツを管理しませんスパムを止めることはできませんまたインターネットへのアクセスについて対処することもありませんただしICANNはインターネットの命名システムを調整するという役割を通じてインターネットの拡大と発展に重要な影響力を持っています詳細についてはwwwicannorgをご覧ください

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ICANNについて ICANNの使命は安定していて統一性のあるグローバルインターネットを確実に維持することですインターネット上で誰かと連絡するにはアドレス(コンピュータ名または番号)を入力する必要がありますコンピュータが互いに相手の場所を認識するにはアドレスが一意でなくてはなりませんICANNはそれらの一意識別子を世界規模で調整していますこの調整を行わないと1つに統一されたグローバルなインターネットを維持することはできません ICANNは1998年に設立されましたインターネットの安全性安定性相互運用性を維持するために世界中から参加者が集結している非営利公益法人ですICANNは競争を促進しインターネットの一意識別子に関するポリシーを策定します

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