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Amazon CloudFront
ITライブラリーより (pdf 100冊)http://itlib1.sakura.ne.jp/
解説
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目次番号 453番 AWS詳細解説 全33冊 計6,100ページ
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動画配信におけるAWSの強み
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補足: CDN 【 Contents Delivery Network 】
CDN とは、ファイルサイズの大きいデジタルコンテンツ をネットワーク経由で
配信するために最適化されたネットワークのこと。
CDN を構築・運用し 、企業などに有料で利用させるサービスを コンテンツ
デリバリサービス(CDS)という。
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狭義にはデジタルコンテンツの大量配信に対応したネットワークを指し、広義
には ファイルの配布ポイント管理から課金・認証システムまで、 デジタル
コンテンツの配布や販売に必要な機能を ひととおり揃えた システムを指す。
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AWS動画配信サービス
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補足: Amazon API Gateway
Amazon API Gateway は全面的に管理されたサービスで、開発者はこれを
利用することにより、 どのようなスケールであっても、 簡単に API の作成、配布、
保守、監視、保護が行えます。
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AWS マネジメントコンソール で数回クリックするだけで、Amazon Elastic
Compute Cloud (EC2) で稼働中のワークロードや 、AWS Lambda で稼働中
のコード、または任意のウェブアプリケーション といった、バックエンドからの
データ、ビジネスロジック、機能にアクセスする、アプリケーションの玄関として
振る舞う API を作成できます。
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Amazon API Gateway では、最大で数十万の同時 API 呼び出しを
受け付け、処理することが可能です。
これには トラフィック管理、 認証とアクセス管理、モニタリング、
API バージョン管理が含まれます。
Amazon API Gateway では 最低利用料や初期費用はかかりません。
受信した API 呼び出しと、 送出したデータ量に対してのみ料金が発生します。
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Amazon CloudFront
Amazon CloudFront は コンテンツ配信ウェブサービス です。
他のアマゾン ウェブ サービス製品 と 統合された このサービスを 利用すると、
開発者や事業主は、 低レイテンシー と 高速なデータ転送速度 で簡単に
エンドユーザーに コンテンツを配信できます。
最低利用量の条件はありません。
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Amazon CloudFrontは、企業やウェブアプリケーション開発者に、少ない待ち時間と
高いデータ転送速度 でコンテンツを配信できる、簡単で費用対効果の高い方法を提供
する ウェブサービスです。
その他の AWS サービスと同様に、Amazon CloudFrontはセルフサービスの従量
課金制システムを提供しており、 長期契約や最低料金は必要ありません。
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CloudFront を使用すれば、 エッジロケーションのグローバルネットワークを
使用して、 ファイル をエンドユーザーに届けることができます。
Amazon CloudFront はシンプルな API を 備えています。
これによって次のスライドで 示す事が可能となります。
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世界中のエッジロケーションのネットワークを使用してリクエストに対応し、保管さ
れている コンテンツ を少ない待ち時間 と高速データ転送速度 で配信します。
わずらわしい契約や、最低利用期間などを必要とせずに開始できます。
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補足: ルーティング 【 routing 】
ルーティング とは、ネットワーク上で データを送信・転送する際に、
宛先アドレスの情報を元に最適な転送経路を 割り出すこと。
特に、インターネット などの IPネットワークにおいて、パケットの転送先を決定
すること。
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インターネットなどの大規模なネットワークは、複数の小さなネットワークが
ルータなどの中継機器によって結ばれた構造になっている。
送信元の機器が遠く離れたネットワーク上の相手にデータを 送りたいときは、
自らのネットワーク内の いずれかの中継機器に転送を依頼する。
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中継機器は宛先を見て自らに直接つながった別の中継機器のいずれかにさらに
転送を依頼し、これを繰り返してバケツリレー式にデータが運ばれていく。
その際、各機器がパケットに 記された宛先を元に最適な転送先を決定する
処理のことをルーティングという。
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補足: DNSサービス
「DNSサービス」は、法人向けOCNサービスなどのオプションサービスであり、
ユーザーに代わりDNSサーバー をサーバー管理業者で運用するサービスです。
不正アクセス等から セキュリティを保ちDNSサーバーを 安定運用することで
稼動が非常に大きくなるため、DNSサーバーの運用・管理稼動 を減らしたいと
いうユーザーにはメリットが大きいです。
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補足: オンデマンド配信
オンデマンド配信では、あらかじめ動画ファイル( ストリーミングメディア)を作成し、
それをサーバに アップロードしておきます。
ユーザーが見たい時に見たいものだけをサーバーにアクセス (実際はWEB上で
のリンクをクリックするだけ) して、 その映像コンテンツを 引き出して自由に
再生する事が出来ます。
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ユーザーの要求に応じて、時間に関係なく頭から再生することが出来るので、
ビデオライブラリーなどを提供したい場合に適しています。
オンデマンド配信の仕組みは、 配信側は動画ファイルを作成してサーバへ
アップします。
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ユーザーは視聴したい動画 をサーバへアクセスする事で、最初から動画が
再生されます。
またオンデマンド配信の場合は、一時停止・早送り・巻き戻しなどができ、あたかも
ビデオデッキで視聴 しているかのようです。
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補足: エッジ 【 edge 】
エッジとは、境界、端、へり、ふち、尾根、瀬戸際、接線、刃、鋭さ、優位、研ぐ、
縁取る、などの意味を持つ英単語。
基板やカードなど板状の部品や装置の端の部分のことをエッジということがある。
この部分に金属端子を規則正しく並べて外部との接点としたものを「エッジコネクタ」
(edge connector)という。
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通信ネットワークのうち、外部のネットワークとの境界部分や、端末などが接続され
それ以上先が無い末端部分のことを「ネットワークエッジ」(network edge)あるいは
単にエッジという。
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補足: ネットワークエッジ 【 network edge 】
ネットワークエッジとは、通信ネットワークの末端にあたる領域。
外部のネットワークとの境界や、 端末などが接続された、それ以上先がない端の
部分のこと。
ネットワークエッジに配置された通信機器を エッジルータ、エッジスイッチ、エッジ
サーバ などのように呼ぶことがある。
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これに対し、末端からの配線が集まっている中心部のことは
ネットワークコア(network core)あるいは単にコアという。
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補足:フルマネージドサービス / full managed service
マネージドサービス 【 managed service 】
マネージドサービスとは、 通信サービス や ITサービスなどの分類の一つで、
サービスの利用に必要な機器などの運用や管理、 導入時に必要な機器の設置や
設定なども 一体として提供する サービスのこと。
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VPNやデータセンターサービス(あるいはサーバホスティングサービス、クラウドサー
ビス)などで よく用いられる分類で、本来のサービスに付随して発生する業務をまと
めて請け負う 一種のアウトソーシングサービスである。
そのようなサービスを 提供する事業者をMSP(Managed Service Provider)と
呼ぶことがある。
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どのようなサービスが 含まれるかは分野や事業者により 様々ですが、
サーバの運用であれば、機材の入手・設置から OSなど基本的なソフトウェア
の導入(インストール)、運用中の死活監視、障害発生時の再起動、機材故障
時の交換、24時間365日の電話やメール によるサポートなどが含まれることが
多いです。
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補足: RTMP 【 Real-Time Messaging Protocol 】
デジタル動画 Web Web制作 Flash WebブラウザRTMPとは、Adobe Flashで
音声や動画などの ストリーミング再生 を行うのに使われる通信プロトコル。
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音声や動画の配信サーバがデータを細かく分割して RTMPで順番にクライアントへ
送信し、クライアントのWebブラウザなどで動作しているFlash Playerがこれを
受信しながら 順次元の状態に組み立てて再生する。
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補足: レイテンシ 【 latency 】
レイテンシとは、待ち時間、潜在、潜伏などの意味を持つ英単語。
ITの分野では、機器や装置の間で、一方がもう一方にデータや信号の伝送を
要求してから、実際に届き始めるまでの待ち時間のことを レイテンシという。
「遅延」 あるいは 「遅延時間」と訳されることがある。
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一方がデータや信号を発信してから 相手に届き始めるまでの時間のことを
「片道レイテンシ」 と呼び、単に レイテンシといった場合はこれを意味することが多い。
これに対し、伝送要求を発信してからその返信が届き始まるまでの時間
(伝送要求のレイテンシ+要求の処理時間+返信のレイテンシの和)のことを
「往復レイテンシ」 と 呼び、これを「ラウンドトリップタイム」(RTT:Round-Trip Time)
ということもある。
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補足: HTML5
HTML5とは、Webページの記述などに用いるマークアップ言語、HTMLの第5版。
WHATWGの 提唱した仕様を元に、Web関連技術を標準化しているW3Cで仕様
の検討・標準化が進められている。
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新たに追加された仕様には、音声を埋め込む audioタグ、動画を埋め込むvideo
タグ、任意のグラフィックスを描画できる canvasタグ などがあり、こうした要素の
再生やアニメーションなどの制御や、データの保存、ソケット通信、ドラッグ&
ドロップなどをスクリプト言語から 利用するための 標準仕様(API)も定義される。
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従来、動画やアニメーションなどを含むマルチメディアコンテンツや、操作性や表現
力に優れたWebアプリケーション(RIA)は、JavaアプレットやFlash、Silverlightな
ど特定の技術やプラグインを 必要としていたが、HTML5を利用すれば標準仕様に
そってこうしたWebコンテンツを開発する ことができ、HTML5対応Webブラウザで
閲覧・利用することが できるようになると期待されている。
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補足:HLS 【 HTTP Live Streaming 】
HTTPライブストリーミング
HLSとは、Web上で動画や音声のストリーミング配信・再生を 行なうための
プロトコル(通信規約) および データ形式の一つ。
Apple社が開発 したもので、 同社の携帯情報端末などでよく用いられる。
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補足: Silverlight 【 Microsoft Silverlight 】
Silverlightとは、Microsoft社が開発・提供している Webブラウザの拡張機能で、
Webブラウザ上で動画やアニメーションを再生 したり、インタラクティブなアプリ
ケーションソフトを 利用することができる。
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Silverlightを 再生するためのプラグインは同社のWebサイトから無償でダウンロード
できる。
対応環境は Windows およびMac OS XのInternet Explorer、Firefox、Safariで
ある。
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Silverlightは、 Webにおけるアプリケーションの表現力や操作性を高める
「RIA」(Rich Internet Application)と呼ばれる技術のひとつであり、動画や
音声、ベクタアニメーション などを含む マルチメディアコンテンツの再生や、
それらを取り入れたアプリケーションソフトの提供を可能にする。
ページベースの Webでは難しいインタラクティブな操作も可能になる。
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補足: MPEG‐DASH
(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)
HTTPプロトコルを 使用したインターネット向け動画配信プロトコルには現在、
AppleのHTTP ライブストリーミング(HLS)、マイクロソフトのスムースストリーミン
グ、AdobeのHTTP ダイナミックストリーミングの 3つの方式がある。
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しかし、それぞれの方式に互換性がないため、HTTPプロトコルを使った
動画配信プロトコルの国際標準規格として、MPEG-DASH (Dynamic
Adaptive Streaming over HTTP ) が注目されている。
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補足: ビットレート bit rate
ビットレートとは、一定時間に何ビットのデータが処理されるかを示す率である。
ビットレートは、一般的には1秒間に何ビットのデータが処理されるかを表し、
bps(bits per second) という単位を用いる。
ビットレートは主に、通信や音声、映像などのデータ処理が行われた際に用いら
れる数値である。
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音声・映像のデータ処理においては、音声・映像ファイルをある一定時間再生
するのに必要となるデータのことを指す。
例えば、MP3において一般的なビットレートである128kbpsと192kbpsを比較
すると、128kbpsでは1秒間あたり128000ビットの情報を再生し、192kbpsでは
1秒間あたり192000ビットの情報を再生する、という違いがあるため、データ量は
128kbpsの方が軽いが、音質は当然192kbpsの方がよい。
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補足: マルチビットレート
視聴者の回線速度に応じて、最適なビットレートで配信する方式で、様々な接続
速度で再生する視聴者に対して、効率的に コンテンツを配信できます。
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補足: キャパシティ 【 capacity 】
キャパシティとは、定員、収容能力、最大積載量、許容量、受容力、包容力、などの
意味を持つ英単語。
ITの分野では、ソフトウェアやシステム、装置などが発揮できる最大の能力のことを
意味する。
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具体的な内容は対象の種類によって異なり、記憶装置であれば記憶容量、通信回線
であれば最高通信速度、マイクロプロセッサであれば単位時間あたりの最大命令
実行回数、Webサイトであれば最大同時接続数などのことを指す。
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補足:アダプティブビットレート
ABR 【 Adaptive Bit Rate 】
ABRとは、ネット上での動画 や音声のストリーミング配信に用いられる方式の一つで、
視聴者の通信環境に応じて自動的 にコンテンツの品質・サイズを 変更することができ
る方式。
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一般的な配信システムでは複数の品質を用意して視聴者が選択する方式が
多いが、 回線容量を超える品質を選択してしまい 正常に視聴できなかったり、
途中で回線が混雑して途絶え気味になってしまったりすることある。
ABR方式では ソフトウェアが回線状況を監視して、再生中でもその時点で最適な
品質に動的に変更することが できる。
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補足: トランスコード 【 transcode 】
トランスコードとは、ある形式で圧縮・符号化された動画データなどを、別の形式に
変換したり、 同じ形式で画素数などの仕様が異なるデータに変換したりすること。
特に、データを元の状態 (非圧縮データやアナログ信号など)に戻さずに、直接別の
形式や仕様に変換すること。 そのような処理を行うソフトウェアや装置などを「トラン
スコーダ」(transcoder)という。
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大画面向けの画素数の多い動画を、携帯端末など画面の小さい機器向けに縮小
したり、動画データをネットワークを通じて送信する際に、受信側が対応している
形式に自動的に変換して 送信する、 などの形で実施されることが多い。
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Amazon Elastic Transcoder
Amazon Elastic Transcoder は、開発者や企業が動画および音声ファイルを
スマートフォン、タブレット、PC などのデバイスで 再生可能なバージョンに変換
(「トランスコード」) することができる、 非常にスケーラブルで、使いやすく、
費用対効果が高いサービスです。
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Amazon Elastic Transcoder を 使用すると、動画および音声ファイルを、
デスクトップ、モバイルデバイス、タブレット、およびテレビでの再生に最適化
された、サポートされる出力フォーマットに変換できます。
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幅広い入力 および出力フォーマット、解像度、ビットレート、およびフレームレートに
対応するほか、Amazon Elastic Transcoder には、動画ビットレートの自動最適化、
サムネイルの生成、 ビジュアルウォーターマークのオーバーレイ、キャプションの
サポート、DRM パッケージ、プログレッシブダウンロード、暗号化などの機能 も用意
されています。
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参考文献:
Amazon.com, Inc.社 公開資料
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