第5回

27
•第第第第第第第第 •第第 第第第第第第第第第 •第第第 •第第第第第第第

description

第5回. コンソールの利用 零点・極と時間応答の関係 安定性 過渡応答の特性. コンソールでの計算. 変数テーブル. 実数・複素数の演算. ベクトル・行列の演算. 変数の利用. ブロック内での変数参照. 変数の頭に$を付ける. スカラー関数 (1/2). スカラー関数 (2/2). コンソールに関する TIPS. コマンドライン編集 左右カーソル(矢印)キー( CTRL+F,CTRL+B ) コマンド上を左右に移動できる コマンド履歴参照 上下カーソル(矢印)キー( CTRL+N,CTRL+P) 以前に入力したコマンドを再利用できる - PowerPoint PPT Presentation

Transcript of 第5回

Page 1: 第5回

第5回

•コンソールの利用•零点・極と時間応答の関係•安定性•過渡応答の特性

Page 2: 第5回

コンソールでの計算

実数・複素数の演算

ベクトル・行列の演算

変数の利用

変数テーブル

Page 3: 第5回

ブロック内での変数参照

変数の頭に$を付ける

Page 4: 第5回

スカラー関数 (1/2)関数名 説明 関数名 説明

abs(x) 絶対値 atanh(x) 逆双曲線正接

acos(x) 逆余弦 ceil(x) +∞方向丸め

acosh(x) 逆双曲線余弦 conj(x) 複素共役

arg(x) 位相角 cos(x) 余弦

asin(x) 逆正弦 cosh(x) 双曲線余弦

asinh(x) 逆双曲線正弦 exp(x) 指数関数

atan(x) 逆正接 fact(x) 階乗

atan2(x,y) 逆正接(4象限) fix(x) ゼロ方向丸め

Page 5: 第5回

スカラー関数 (2/2)関数名 説明 関数名 説明

floor(x) ー∞方向丸め round(x) 最も近い整数

Im(x) 虚部 sgn(x) 符号関数

inv(x) 逆数 sin(x) 正弦

log(x) 自然対数 sinh(x) 双曲線正弦

log10(x) 常用対数 sqrt(x) 平方根

pow(x,y) べき乗 tan(x) 正接

Re(x) 実部 tanh(x) 双曲線正接

rem(x) 除算の余り

Page 6: 第5回

コンソールに関する TIPS• コマンドライン編集

左右カーソル(矢印)キー( CTRL+F,CTRL+B )コマンド上を左右に移動できる

• コマンド履歴参照上下カーソル(矢印)キー( CTRL+N,CTRL+P)以前に入力したコマンドを再利用できる

• 変数の値変数名を入力すると、変数の値が表示される

• 計算結果の非表示行末にセミコロン「 ; 」を付けると計算結果を非表示にできる

Page 7: 第5回

コンソール利用上の注意

分法エラー

プロンプト>が無い状態で入力

リターンキーを入力すると>が現れる

Page 8: 第5回

極と零点

m m 1m m 1 1 0

n n 1n 1 1 0

b s b s bs bG(s)

s a s as a

1 2 n

1 2 mK(s )(s ) (s )(s )(sp p

z)

z)

zp(s

ip

iz: 極: 零点

m m 1m m 1 1 0M N

2 2

i 1 ji j j

1

b s b s bs b

(s ) ((s ) )

i j jj : 実極 : 複素極

Page 9: 第5回

一般システムのステップ応答

ji

M Ntt j

0 ii 1 j 1

jj

BA Ae e sin t

-1 1y(t) G(s)

sL

i j j

M N -1 j0 i

2 2i 1 j 1 j

A A Bs s (s )

L

各極のインパルス応答の和

Page 10: 第5回

線形システムの安定性

ステップ応答が一定値(   )に収束

全ての極の実部が負

i i0, 0(全ての i と j )

jit

jte 0,e sin t 0(全ての i と

j )

任意の有界入力に対して出力が有界u(t) y(t) システムは安

Page 11: 第5回

極の位置とステップ応答Im

Re

× × × ×

× × × ×

× × × ×

Page 12: 第5回

極の位置と安定性Im

Re

× × × ×

× × × ×

× × × ×

不安定安定 安定限界

不安定極安定極

Page 13: 第5回

極の位置と振動性Im

Re

× × × ×

× × × ×

× × × ×減衰の速さ

振動の周期

Page 14: 第5回

零点・極指定による伝達関数

Page 15: 第5回

複素極をもつ伝達関数

複素極:

1p 1 2j 2p 1 2j

複素数

Page 16: 第5回

伝達関数を変数へ保存する設定

Page 17: 第5回

変数に保存した伝達関数の表示

変数名を入力

変数に保存される

Page 18: 第5回

伝達関数の極の計算

極を求める関数

実部 虚部

Page 19: 第5回

伝達関数の零点の計算

零点を求める関数(新バージョンのみ)

実部 虚部

Page 20: 第5回

代表極

代表極(虚軸に近い極)が出力に最も影響を与える

極実部=-1

Page 21: 第5回

零点の存在するシステムの応答オーバーシュー

逆ぶれ

正の零点

ダイポール:接近した極と零点の組

Page 22: 第5回

過渡応答の特性値

sT

pT

rT

dT

2A1 maxA A

行き過ぎ時間

整定時間

立ち上がり時間

遅れ時間

オーバーシュート

i 1

i

AA

減衰比0.5

0.1

0.9

/ 100

Page 23: 第5回

• 立ち上がり時間: 定常値の 10 %~ 90 %に要する時間

• 遅れ時間: 定常値の 50 %に要する時間

• 行き過ぎ時間: 最初の行き過ぎの時間

• 整定時間: 定常値の ±(1,2,5) %への収束に要する時間

• オーバーシュート: 最大ピーク値

• 減衰比: 1 番目と2番目の行き過ぎ量の比

過渡応答の特性値

sT

pT

rT

dT

maxA

Page 24: 第5回

二次系の過渡特性と係数の関係• 減衰比

• 行き過ぎ時間

• オーバーシュート

n

p 21T

2

2exp1

m x 2a expA1

K

P

n 21T

2

log

1 4

2maxexp1

K A

Page 25: 第5回

演習1:フィードバック系の安定性• K=1 、 K=10 のとき、極を求め安定性を判別せよ。

また、そのときのステップ応答を求めよ。• Kの値を変更しながら極を求めることで、フィー

ドバック系が安定であるK>0の範囲を求めよ。

Page 26: 第5回

演習2:応答が似ているシステム• 伝達関数が以下で与えられるシステムにつ

いて、ステップ応答が似ている組を求めよ。また、応答が似ている理由を述べよ。

210G (s)

s 10

3

10G (s)(s 1)(s 10)

11G(s)

s 1

4

(10/ 0.95)(s 0.95)G (s)(s 1)(s 10)

Page 27: 第5回

演習3:過渡特性を満たす二次系

減衰比      、行き過ぎ時間      、オーバーシュート        である二次系を求め、ステップ応答を得よ。

pT 2.0maxA 0.45

0.2