コーチングスキルとパーソナリティ

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コーチング心理学 基礎講座 目標志向コーチングスキル」 パーソナリティ(ビックファイブ) +OKグラム 2014/11/23 1

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コーチング心理学 基礎講座

「目標志向コーチングスキル」 パーソナリティ(ビックファイブ)

+OKグラム

2014/11/23 1

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目標志向コーチング・スキル(Grant,2007)

O:Outcomes of Coaching:目的志向 WA:Working Alliance:仕事の協働関係 SF:Solution-focused:解決志向 G:Goal Setting:目標設定 MPA:Managing Process and Accountability: 進歩と説明責任の管理 ※森谷満先生(北海道医療大学)と共同翻訳

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目標志向コーチング・スキル(Grant,2007) Facet 項目例

O 私のコーチングはクライエントが目標達成できるように支援する上で,いつも効果的である。

WA クライエントの気持ちを理解していることを示す言葉を意識的に使う。

G 私はクライエントが明確かつシンプルであり,達成が可能な行動計画を構築できるように支援を行なうことが得意だ。

SF コーチングの際,問題の分析ばかりに時間をかけてしまい,解決策を考える時間が少ない。(R)

MPA 私はクライエントに目標への進歩を報告するように,いつも求める。

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相関分析 OKグラム コーチングスキル

パーソナリティ 他者肯定 自己肯定 目標志向

コーチングスキル

勤勉性 .00 .29 .35 外向性 .11 .43 .39 協調性 .45 .20 .26 神経症傾向 -.08 -.47 -.34 開放性 .11 .47 .44 他者肯定 ** .18 .24 自己肯定 .18 ** .50 目標志向 コーチング

.24 .50 **

注. N=712 平均年齢30.2 SD=9.6 4

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