4K8K 衛星放送」開始1か月 8K公共利用の動きも ・...

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計画管理部 大森龍一郎 専任部長 ●特集!文研フォーラム2019 36日~8日 申し込み受付中! ●放送界の最新動向 ick up 脱「聴取率」? ラジオ番組の制作に radikoのリアルタイム聴取データを活用 ●テレビ・メディアの「最新NEWS・「新4K8K衛星放送」開始1か月 “機器の出荷好調”、 8K公共利用の動きも ・全米の地上放送受信世帯が増加との調査結果 ほか‥ 混迷を深めるメディア界でいま、 何が起きているのか? 文研の知見を結集して 「文研フォーラム2019」を3月6日()~8日(金)を 東京・千代田放送会館で開催します。 テーマは「いま、改めて問います。『メディアの公共的価値』」10のシンポジウムやワークショップ、研究発表をお届けします。 この機会にぜひ、メディアの未来について共に考えてみませんか。

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計画管理部大森龍一郎 専任部長

●特集!文研フォーラム20193月6日~8日 申し込み受付中!

●放送界の最新動向 Pick up!脱「聴取率」? ラジオ番組の制作にradikoのリアルタイム聴取データを活用

●テレビ・メディアの「最新NEWS」・「新4K8K衛星放送」開始1か月

“機器の出荷好調”、 8K公共利用の動きも・全米の地上放送受信世帯が増加との調査結果

ほか‥

混迷を深めるメディア界でいま、何が起きているのか? 文研の知見を結集して

「文研フォーラム2019」を3月6日(水)~8日(金)を東京・千代田放送会館で開催します。

テーマは「いま、改めて問います。『メディアの公共的価値』」。10のシンポジウムやワークショップ、研究発表をお届けします。この機会にぜひ、メディアの未来について共に考えてみませんか。

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NHK文研フォーラム参加申し込み、受け付け中!

【日程】3月6日(水)7日(木)8日(金)【場所】千代田放送会館

申し込みは こちら!

http://www.nhk.or.jp/bunken/forum/2019/index.html(参加無料・先着順※一部、受付を終了したプログラムもあります)

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アクセス●地下鉄赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)D出口から徒歩約10分

●地下鉄永田町駅(半蔵門線・有楽町線・南北線)各出口から徒歩約2~8分

●地下鉄麹町駅(有楽町線)1番出口から徒歩6分

千代田放送会館(東京都千代田区紀尾井町1-1)

計画管理部大森龍一郎 専任部長

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特集!「文研フォーラム」

「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」が日本でサービスを開始して3年。放送事業者は独自の有料動画配信を展開し対抗する一方で、連携も深めています。メディア利用動向に関する3年分の世論調査結果を読み解き、有料動画配信の

現状とこれからについて報告します!

アメリカでは、商業テレビや公共放送ラジオ、新聞、ネットメディアなどが協力して地域の課題に光をあて、その解決策を示すなど、地域メディア間の連携の動きが広がっています。“なぜ今、競争から協力へ? ”アメリカから2人の関係者を招いてメディア連携の可能性について話し合います!メディア研究部

青木紀美子 研究主幹

メディア研究部黛 岳郎 主任研究員

長野パラリンピックの金メダリストでカナダ在住のマセソン美季さん。来日するたびに感じるそうです。「カナダでは障害者を普通に街で見かけるのに日本では見かけない‥」。マセソンさんと共に、共生社会の実現と

放送の役割について考えます!

今年4月にスタートする『なつぞら』で、NHK朝ドラはついに100作目を迎えます。視聴者にとって朝ドラはどんな存在なのか?これからの朝ドラに何を求めていくのか?文研の調査報告を交えつつ、多彩な5人のパネリストとともに

朝ドラの過去・現在・未来を考えます!

メディア研究部大野敏明 副部長

メディア研究部吉川邦夫 副部長

【#166】「デジタル時代に放送はどう向き合うかABU総会からの報告 (吉村寿郎)

【#165】組織ジャーナリズムで働くということ (大森 淳郎)【#164】愛宕山にちなんだ企画展を開催中! (東山一郎)

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テレビ・メディアの「最新NEWS」(2019年1月)

■メディア・フォーカス(国内)・「新4K8K衛星放送」開始1か月、“機器の出荷好調”、8K公共利用の動きも・NHK番組『平成ネット史(仮)』ネットで話題に、Twitterで“トレンド入り”・NHK平成31年度予算 9年ぶりの赤字に・TBSラジオ、番組制作にradikoの聴取データを活用

■メディア・フォーカス(海外)・英BBCの地域メディアとのパートナーシップ、初年度から大きな成果・フランステレビジョン、

Netflixに対抗して番組独占権確保のため制作プロと協定締結・スペイン公共放送、カタルーニャ語放送拡大へ・全米の地上放送受信世帯が増加との調査

1月の海外の動きは‥

1月の国内の動きは‥

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放送界の最新動向 Pick up!

今、ラジオを聴いている人の数などをリアルタイムに把握し、番組作りに生かす‥。そんな試みをTBSラジオが1月末から試験的に始めました。ラジオ番組をネットで配信するradikoの聴取データを活用した初めての取り組みです。

TBSラジオが、年に数回調査が行われる「聴取率」の代わりに新たに開発したのは「リスナーファインダー」。radikoからTBSラジオの番組をリアルタイムで聴いている人数が画面の中で1分単位のグラフで表示されるほか、のべの視聴分数や性別・年齢層、各SNSで

シェアされた数なども表示されます。

TBSラジオの三村孝成社長は「今のラジオにとってのテーマは、ラジオに接触していない人をリスナーにすること。新たなツールを新規リスナー開拓のアイディアを出すために使っていきたい」と話しています。 写真提供:TBSラジオ

メディア研究部越智慎司

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NHK放送博物館からのお知らせhttp://www.nhk.or.jp/museum/

●企画展「朝ドラ 100の物語~昭和・平成の朝を彩ったヒロインたち~」予告

“朝ドラ”の愛称で親しまれてきた、NHKの連続テレビ小説は、最新作『なつぞら』で第100作を数えます。企画展では、ポスターや絵はがき、映像など、朝ドラ100作にまつわる資料を展示します。

【開催期間】2019年3月2日(土)~7月15日(月・祝)

<愛宕山8Kシアター>●文化講演会小和田哲男

「戦国と現代をつなぐ放送文化」

【開催日】2019年3月19日(火)【時間】 午後1時30分~午後3時(要申込)

戦国史の第一人者として、長年、歴史番組への出演や大河ドラマの時代考証を担当された小和田哲男さんに、戦国と現代をつなぐ放送文化について語っていただきます。

A まず、『NHKことばのハンドブック(第2版)』(2005年)の「週末」の項(p.100)では、このように示しています。

文研が調査したところ、まず、全体の結果をみてみると、「週末」は「土曜日と日曜日」を指すという回答が半数近くを占めて主流派になってはいますが、ほかの回答も決して少なくありません。「週末」の解釈は一様ではないことがわかります。(詳しくはこちら)

最近気になる放送用語「週末」っていつ?

Q 金曜日は、「週末」に含まれているのでしょうか?また、日曜日はどうでしょうか?

NHKメディア研究部主任研究員 塩田雄大

「週末」は、指す範囲があいまいなので、注意する。1.土曜日2.土曜日と日曜日3.金曜日の夜から月曜日の朝まで

最後にとっておきのアドバイスを一つ。スーパーの「週末セール」には、金曜や日曜でも安いのかを、必ず確認してから行くようにしましょう。

★また、よろしければ下記もどうぞ!ラジオ深夜便「気になる日本語」http://www.nhk.or.jp/shinyabin/

program/2b1.html

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メディア研究部鳥谷部 寛巳部長

自宅のテレビで、外出先ではスマートフォンで。サッカー好き(私を含む)の、有料動画配信サービスの利用頻度がまた高まります。今月22日、今季のJリーグが開幕するからです。いま開会中の通常国会に、NHKがテレビ番組をインターネットで常時同時配信するための放送法改正案が提出される

見込みです。若者を中心にスマートフォンで動画を視聴する「スマホファースト」(≒テレビ離れ)の傾向が進み、映画・ドラマなどの分野でも動画配信サービスが台頭する中、常時同時配信は放送局の生き残りに不可欠ではあるでしょう。ただ、それは「公共メディア」の役割を果たしていくための“手段”であって、“目的”ではありません。目的、理念を突き詰めて国民の納得を得ていくことが、「公共メディアへの道のりの原点」(3月号冒頭の論文より)となるはずです。法改正議論、最終局面のキックオフ。その行方において「原点」がどう扱われるか気になります。

2019年3月号 (予告) 3月1日発行です。ご期待下さい!

編集ノート より

これからの“放送”はどこに向かうのか Vol.3~地域メディアとしての存在意義~(2018年8月~2019年1月)

村上圭子(メディア研究部)

証言を基に読みとく放送制度② 黒川次郎(元NHK監事)~公共放送の経営課題への対応~

村上聖一(メディア研究部)山田潔 (メディア研究部)

都市直下型地震 その時役立つメディアとは?~大阪北部地震のメディア利用動向インターネット調査から~

入江さやか(メディア研究部)西 久美子 (編成局編成センター)

商業放送局は次世代地上放送規格「ATSC3.0」に何を期待しているのか~アリゾナ州フェニックスでの実証実験・最新報告~

大墻敦(メディア研究部)

テレビ・ラジオ視聴の現況~2018年11月全国個人視聴率調査から~

林田将来 行木麻衣 中山準之助(世論調査部)