Nightley Inc. Confidential & Proprietary

2019年3月26日株式会社ナイトレイ データコンサルティング部長 大橋正治

スマートフォンアプリ、ＳＮＳ等を用いた訪日外国人動向分析

伊豆地域公共交通活性化協議会成果報告会

Nightley, Inc.

目次

分析概要

伊豆半島全体傾向・伊豆半島市町村別訪日外国人の特徴・伊豆半島13市町 年間訪日外国人滞在数ランキング・ポテンシャル分析(滞在×宿泊指数)・伊豆半島全域SNS投稿&GPS滞在地点マップ・伊豆半島全域SNS人気施設ランキング

鉄道沿線分析・沿線利用者の伊豆半島周遊傾向分析

参考資料：各自治体分析（訪日外国人滞在者数月別推移、滞在場所分析、移動分析）

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会社概要

VISION：ロケーションデータとテクノロジーの力で世界中に驚きを届ける

会社名 株式会社ナイトレイ

創業 2011年1月

所在地 東京都渋谷区南平台町15-11

代表取締役 石川豊

株主構成

・経営陣 ・ニッセイキャピタル ・SMBCベンチャーキャピタル ・ネットエイジ、等

従業員数 27名

地域課題データ プラットフォーム

insight事業

ロケーションインテリジェンス事業

インバウンド対策 総合支援サービスhttps://inbound.nightley.jp/ https://www.localinsight.jp/

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ナイトレイが解決したい課題と強み

データ収集 データ解析 ソリューション化コンサルティング

営業力

・施設/国籍判定 　（特許あり）

・顧客が求める 　アウトプットの知見

・クラウドサービス

・課題を解決できる 　ソリューション 　提案力

大企業 企業

官公庁

データ活用したいけど、方法が わからない

解析結果 データベース

レポート

クラウドサービス

位置情報付データ 施設・国籍判定結果

多様なデータ から分析

データから課題解決に つながる提案を実施

ビッグデータ時代のデータ活用者と所有者をつなぐロケーションデータのプラットフォーマー

官公庁 (統計データ等)

データ収集 できるけど 事業化できない

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ナイトレイが提供する ロケーションデータ

ロケーションデータが必要な理由

戦略検討・施策実行

どの地域、どの施設に訪問・滞在しているか

Where

誰か（国籍等）、何人か

Who

ソリューション

いつ来ているのか／何日間の滞在か

When

何をしているか／何を買っているのか

What

訪問エリアに来た理由は何か

Why

情報収集は何かいつか／不満は

How

ロケーションデータで現状把握を行い、精度の高い施策と効果検証につなげる

現状把握を精緻に行うことで、 精度が高い施策につなげる

プロモーション強化

受入環境整備

現状把握(観光動態調査)

効果検証6

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観光動態調査のアプローチオープンデータで概観を把握して焦点を絞った上で、コストをかけて詳細に調査

オープンデータで調査対象を絞る

滞在 調査

消費額 調査

周遊 調査

旅行行動 調査

焦点を絞って費用をかけて詳細に調査

市区町村単位まで分析可能

都道府県単位まで分析可能

都道府県単位まで分析可能(一部市区町村)

都道府県単位まで分析可能(一部市区町村)

より詳細に 把握すべき ポイントのみ 費用をかけて

調査アンケート

旅 ナカ

旅マエ・旅アト 都道府県単位まで分析可能(一部市区町村)アンケート

1kmメッシュ 125mメッシュ 施設

1kmメッシュ 経度緯度レベル

町丁

施設・業種町丁・業種

7

経度緯度レベル

施設

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観光庁や日本政府観光局などが公開している観光系の統計データやSNS解析ビッグデータを活用して、静岡県および伊豆半島に訪れる訪日外国人を中心とした観光客の動態を分析することによって、観光客の現状を把握し、今後の施策の企画、立案、調査を実施するための基礎資料として活用することを目的とする。

目的

対象地域静岡県および伊豆半島全域13市町(熱海市・伊東市・東伊豆町・河津町・三島市・函南町・伊豆の国市・伊豆市・西伊豆町・松崎町・下田市・南伊豆町・沼津市)

分析内容分析 内容 対象地域 分析単位 統計名 提供元 分析期間 データ量

市町別訪日外国人滞在者数分析

伊豆半島内市町来訪者の昼間＆夜間滞在者数推移 13市町 県・市単位 RESAS

外国人滞在分析RESAS

※(株)ドコモ・インサイトマーケティング

2016年12月～2017年11月

訪日外国人2割強を母数とし、訪日外客数をもとに拡大推計

伊豆半島内滞在分布分析 伊豆半島来訪者の滞在位置(滞在時間 30 分以上)

2000年時点の旧市町村単位 市町単位 GPS解析データ (株)ジョルテ 2018年4月

～6月2,594人103,095移動ログのうち、

30分以上対象地域内で滞在のあった558人を対象

伊豆半島SNS投稿施設分析 SNS投稿による施設のランキングおよび施設カテゴリー分類

2000年時点の旧市町村単位 市町単位 inbound insight

SNS解析データ (株)ナイトレイ 2018年1月～12 月 396人、1420件を対象

伊豆半島内移動分析 伊豆半島来訪者の移動分析 2000年時点の旧市町村単位 市町単位 GPS解析データ (株)ジョルテ 2018年4月

～6月対象地域内かつ期間内2,594人103,095移動ログのうち、30分以上対象地域内で滞在のあった558人を対象

※有望なエリア・スポットを明らかにする

概要

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使用データについて

【RESAS外国人滞在分析】RESASで公開されている外国人滞在分析を使用。出典は、ＮＴＴドコモ・ドコモ・インサイトマーケティング「モバイル空間統計®」月・時間帯(昼間=14時台、夜間=44時台)における1時間あたりの外国人平均滞在者数を地域別に把握が可能。対象地域に1時間いた外国人訪問者を1人とカウントしている。データの収集については、携帯電話ネットワークの仕組みを利用しており、年間約750万人分(2017年)のデータを実際の入国データ（法務省の「出入国管理統計年報」）を基に拡大推計を行っている。

【GPS解析データ】株式会社ジョルテのカレンダー＆スケジュール手帳アプリ「ジョルテ」のログデータを使用。全世界で3,000万DLを誇る。概ね15分周期で位置データを取得。※ユーザーの通信状況や利用端末により取得タイミングは異なります。

【SNS解析データ】株式会社ナイトレイのinbound insight（インバウンドインサイト）「SNS解析データ」を使用。一般公開されているSNS投稿（Twitter,一部Instagramなど）からロケーションビッグデータとして解析に値するデータのみを検知し、ナイトレイ独自に国籍や施設名や緯度経度などの位置情報を解析することで訪日外国人の移動・行動のみを整理して提供している。解析済みSNS投稿数投稿数は、日本人・訪日外国人の累計で約500万件/年

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伊豆半島市町村別 訪日外国人の特徴自治体名 昼間滞在 宿泊割合 来訪が

多い月 人気スポット(SNS投稿、GPS滞在) 相関性の高い自治体（前後滞在自治体） 周遊傾向

沼津市旧沼津市

多 多 4月沼津駅・あわしまマリンパーク 三島市 富士市方面や三島駅からのJR東海道線利用が多く、三島を拠点に修善寺方

面への移動が多い

旧戸田村 御浜海岸 旧土肥町 南側の旧土肥町からの流入

熱海市 多 少 4月 熱海駅、熱海サンビーチ 函南町 市外から熱海駅までは鉄道利用、熱海駅からの移動は道路利用の傾向

三島市 多 少 4月 三島駅、三島スカイウォーク 旧沼津市 三島駅を中心に沼津、函南、熱海、箱根方面への移動が多い

伊東市 多 少 4月 城ヶ崎海岸、大室山 熱海市 市街地（伊東温泉）を中心に熱海、旧中伊豆、東伊豆方面への移動が多い

下田市 少 少 7月 白浜海岸・伊豆急下田駅 河津町 国道135号、136号上での移動が多い

伊豆市

旧修善寺町

多 少 2月3月

伊豆ベロドローム、修善寺温泉街

旧大仁町、旧天城湯ケ島町 修善寺駅、修善寺温泉を中心に狩野川沿いの移動が多い

旧土肥町 西伊豆ライン、土肥金山 旧天城湯ケ島町 国道136号を利用した東の天城湯ケ島からの移動が多い

旧天城湯ケ島町 浄蓮の滝 旧修善寺町 国道136号を利用した北の旧修善寺町からの流入や流出が多い

旧中伊豆町 ワイナリーヒル 旧修善寺町、伊東市 県道12号を利用した旧修善寺町と伊東市の通過点となっている

伊豆の国市

旧伊豆長岡町

少 少 4月7月

伊豆長岡温泉街、伊豆の国パノラマパーク

旧修善寺町、旧大仁町、旧韮山町 国道136号を利用した南北での移動が多い

旧韮山町 伊豆長岡駅 旧大仁町 伊豆箱根鉄道ではなく下田街道での移動が多い

旧大仁町 大仁駅、田京駅 旧修善寺町、旧大仁町、旧韮山町 国道136号を利用した南北での移動が多い

東伊豆町 少 少 2月 熱川温泉街 伊東市 国道135号利用が多いが、伊豆急行利用者も確認できる

河津町 少 少 2月 河津駅、河津七滝 下田市 国道135号と国道414号を利用した移動が多い

南伊豆町 少 少 12月 弓ヶ浜温泉 下田市 国道136号での移動がメインで松崎～下田方面への移動が多い

松崎町 少 多 12月 マックスバリュー 松崎店 南伊豆町、西伊豆町 国道136号を利用した下田方面への移動が多い

西伊豆町旧西伊豆町

少 少 7月堂ヶ島 旧賀茂村、松崎町 国道136号を利用した移動が多い

旧賀茂村 西天城高原牧場の家 旧土肥町 国道136号を利用した移動が多い

函南町 少 多 9月 富士箱根ランド 三島市 伊豆仁田駅周辺や函南町役場から三島駅方面への移動が多い

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・昼夜問わず熱海市、沼津市への訪問が多い

・伊豆市、伊東市以南への訪問は少ない

・東伊豆 > 西伊豆

・函南町、伊豆の国市は昼間よりも夜間の滞在者が多い

伊豆半島13市町訪日外国人の実態

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伊豆13市町昼間滞在者数ランキング伊豆13市町昼間滞在者数マップ

※出典： 観光庁「訪日外国人消費動向調査」2017年、RESAS「外国人滞在分析」2016年12月～2017年11月

伊豆半島13市町 自治体別年間訪日外国人滞在数マップ（昼間滞在）

15

順位 自治体名 昼間滞在人数 構成比

1熱海市 117,406 21.56%

2伊東市 99,526 18.27%

3伊豆市 91,847 16.86%

4沼津市 72,220 13.26%

5三島市 49,583 9.10%

6伊豆の国市 30,595 5.62%

7河津町 23,515 4.32%

8下田市 19,995 3.67%

9東伊豆町 18,581 3.41%

10函南町 10,374 1.90%

11西伊豆町 5,614 1.03%

12南伊豆町 3,430 0.63%

13松崎町 1,916 0.35%

RESAS

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伊豆13市町夜間滞在者数ランキング伊豆13市町昼間滞在者数マップ

※出典： 観光庁「訪日外国人消費動向調査」2017年、RESAS「外国人滞在分析」2016年12月～2017年11月16

順位 自治体名 夜間滞在人数 構成比

1熱海市 89,400 20.92%

2伊東市 82,141 19.22%

3沼津市 63,474 14.85%

4伊豆の国市 52,713 12.33%

5伊豆市 50,144 11.73%

6三島市 30,316 7.09%

7函南町 21,022 4.92%

8東伊豆町 13,462 3.15%

9下田市 11,100 2.60%

10河津町 6,537 1.53%

11西伊豆町 3,625 0.85%

12南伊豆町 1,810 0.42%

13松崎町 1,649 0.39%

伊豆半島13市町 自治体別年間訪日外国人滞在数マップ（夜間滞在） RESAS

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伊豆13市町宿泊指数ランキング伊豆13市町宿泊指数マップ

※出典： 観光庁「訪日外国人消費動向調査」2017年、RESAS「外国人滞在分析」2016年12月～2017年11月17

順位 自治体名 夜間/昼間割合

1函南町 2.03

2伊豆の国市 1.72

3沼津市 0.88

4松崎町 0.86

5伊東市 0.83

6熱海市 0.76

7東伊豆町 0.72

8西伊豆町 0.65

9三島市 0.61

10下田市 0.56

11伊豆市 0.55

12南伊豆町 0.53

13河津町 0.28

伊豆半島13市町 自治体別年間訪日外国人滞在数マップ（宿泊指数） RESAS

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順位 自治体名 夜間滞在人数 構成比

1熱海市 89,400 20.92%

2伊東市 82,141 19.22%

3沼津市 63,474 14.85%

4伊豆の国市 52,713 12.33%

5伊豆市 50,144 11.73%

6三島市 30,316 7.09%

7函南町 21,022 4.92%

8東伊豆町 13,462 3.15%

9下田市 11,100 2.60%

10河津町 6,537 1.53%

11西伊豆町 3,625 0.85%

12南伊豆町 1,810 0.42%

13松崎町 1,649 0.39%

順位 自治体名 昼間滞在人数 構成比

1熱海市 117,406 21.56%

2伊東市 99,526 18.27%

3伊豆市 91,847 16.86%

4沼津市 72,220 13.26%

5三島市 49,583 9.10%

6伊豆の国市 30,595 5.62%

7河津町 23,515 4.32%

8下田市 19,995 3.67%

9東伊豆町 18,581 3.41%

10函南町 10,374 1.90%

11西伊豆町 5,614 1.03%

12南伊豆町 3,430 0.63%

13松崎町 1,916 0.35%

順位 自治体名 夜間/昼間割合

1函南町 2.032伊豆の国市 1.723沼津市 0.884松崎町 0.865伊東市 0.836熱海市 0.767東伊豆町 0.728西伊豆町 0.659三島市 0.6110下田市 0.5611伊豆市 0.5512南伊豆町 0.5313河津町 0.28

伊豆半島13市町 自治体別年間訪日外国人滞在数ランキング昼間滞在人数 夜間滞在人数 夜間/昼間割合（宿泊指数）

��※集計期間：2016年12月～2017年11月 ※出典：RESAS「外国人滞在分析」18

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%%

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RESAS

Nightley, Inc.

沼津市

熱海市三島市

伊東市

下田市 伊豆市

伊豆の国市

東伊豆町

河津町

南伊豆町

松崎町

西伊豆町

函南町

0.00

0.50

1.00

1.50

2.00

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000

伊豆１３市町宿泊指数(

夜間滞在／昼間滞在）

(

２０１６／１２〜２０１７／１１)

伊豆13市町昼間滞在者数(2016/12~2017/11)

各象限の特徴とインバウンド対策案

0,0

伊豆13市町昼間滞在者数×宿泊指数

(万人)

※出典： 観光庁「訪日外国人消費動向調査」2017年、RESAS「外国人滞在分析」2016年12月～2017年11月

津市津市沼津沼津沼津

A

熱海市熱海市海市市市三島市三島市島市

伊東市伊東市東市

伊豆市伊豆

C下田市下田市

東伊豆町東伊豆町伊豆

河津町河津町津町

南伊豆町南伊豆町

西伊豆町西伊豆町

D

伊豆豆伊伊 の国市国市

松崎町松崎町

町町函南町南町函 町

B

宿泊状況：多滞在：多 A

【観光地＆宿泊拠点】沼津市観光～宿泊が完結するエリア。宿泊施設が集約され、ひとつの街として形成されている。

宿泊状況：多滞在：少 B

【宿泊拠点】函南町、伊豆の国市、松崎町観光地や交通拠点からのアクセスがよく宿泊需要はあるが、観光スポットが足りていない可能性があるエリアA・Cと連携した宿泊拠点として活用ができるほか、観光スポットをうまくPRすることで昼間の滞在を増やせる可能性あり

宿泊状況：少滞在：多 C

【観光地】熱海市、伊東市、伊豆市、三島市観光地としての需要は高いが、宿泊客が流出しているエリア。現状、宿泊施設が足りていない可能性もあり。宿泊施設が十分にある場合は、周遊旅行の起点、終点にすることで宿泊客を増やせる可能性はあり

宿泊状況：少滞在：少 D

【要抱き合わせ】東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、下田市、河津町外国人にとって観光地と認識されていなく、宿泊を受け入れる環境が未成熟なエリア。もしくは一定の時期にしか来訪していないエリア。宿泊拠点間を結ぶコースを設定することで滞在時間を増やせる可能性あり

半島内平均値:0.84

半島内平均値:41,892

ポテンシャル分析（滞在×宿泊指数）

19

RESAS

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伊豆半島全域SNS投稿&GPS滞在地点マップ沼津市、三島市、熱海市など交通拠点の北部に点が集中している。半島の移動は修善寺町を起点に東の伊東市、西の土肥町、南の河津町に流れている。

※SNSデータ：株式会社ナイトレイ「inbound insight SNS解析データ」 （集計期間：2018年1月～12月）※GPSデータ：株式会社ジョルテ「GPS解析データ」 （集計期間：2018年4月～6月）20

SNSGPS

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伊豆半島全域SNS人気施設ランキング沼津駅、熱海駅、三島駅など交通拠点で投稿する人が多く、=鉄道利用者と考えられる。そこから有名観光地やリゾートもホテルに行く傾向か。沼津市ではアニメの聖地巡礼需要も

順位 施設名 自治体 件数 人数1 沼津駅 旧沼津市 75 362 三島駅 三島市 71 583 熱海駅 熱海市 71 514 三島スカイウォーク 三島市 50 365 熱海サンビーチ 熱海市 24 166 星野リゾート 界 熱海 別館 ヴィラ・デル・ソル 熱海市 20 27 城ヶ崎海岸 伊東市 18 118 あわしまマリンパーク 旧沼津市 17 149 伊豆の国パノラマパーク 旧伊豆長岡町 17 1010 三嶋大社 三島市 17 911 沼津港 旧沼津市 16 1512 白浜海岸 下田市 14 1113 来宮神社 熱海市 14 814 熱海梅園 熱海市 14 715 伊豆ベロドローム 旧修善寺町 14 616 伊豆・三津シーパラダイス 旧沼津市 13 1217 熱海城 熱海市 13 1018 ヌーマーズ・リトルデーモン店 旧沼津市 13 719 伊豆長岡駅 旧韮山町 11 1120 大室山 伊東市 11 921 ラブライブ！サンシャイン!! × 雄大 SUN!SUN! サンシャインCafe 旧沼津市 11 822 MOA美術館 熱海市 10 722 沼津リバーサイドホテル 旧沼津市 10 724 安田屋旅館 旧沼津市 10 625 やば珈琲 沼津店 旧沼津市 10 526 糸川遊歩道 熱海市 10 327 太陽食堂 函南町 10 128 松月 cafe 旧沼津市 9 929 修禅寺 旧修善寺町 9 630 星野リゾート リゾナーレ熱海 熱海市 9 5

施設カテゴリー割合伊豆13市町SNS人気施設ランキング

※SNSデータ：株式会社ナイトレイ「inbound insight SNS解析データ」

25.9%

25.4%15.4%

13.8%

9.6%

5.2%2.8%

1.8%

交通施設 観光 宿泊 飲食

レジャー ショッピング 生活サービス その他

集計期間：2016年1月～2018年12月 施設解析投稿件数：1,353件21

25.5%

23.5%

5.2%

17.1%

11.5%

10.1%

2.3%4.8%

全国平均

伊豆13市町平均

SNS

・昼夜問わず熱海市、沼津市への訪問が多い

・伊豆市、伊東市以南への訪問は少ない

・東伊豆 > 西伊豆

・函南町、伊豆の国市は昼間よりも夜間の滞在者が多い

[再掲]伊豆半島13市町訪日外国人の実態

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函南町 訪日外国人滞在者数月別推移

（人）

※集計期間：2016年12月～2017年11月 ※出典：RESAS「外国人滞在分析」

2016年12月 2017年1月 2017年2月 201７年３月 2017年4月 2017年5月 2017年6月 2017年7月 2017年８月 2017年9月 2017年10月 2017年11月 年間合計

昼間 737 833 876 906 1,201 851 704 912 696 1,136 860 662 10,374夜間 1,180 1,249 1,918 1,709 1,913 1,527 1,506 2,277 2,068 2,148 1,919 1,608 21,022宿泊指数 1.60 1.50 2.19 1.89 1.59 1.79 2.14 2.50 2.97 1.89 2.23 2.43 2.03

24

1.601.50

2.19

1.89

1.59

1.79

2.14

2.50

2.97

1.89

2.23

2.43

0.00

0.30

0.60

0.90

1.20

1.50

1.80

2.10

2.40

2.70

3.00

0

300

600

900

1,200

1,500

1,800

2,100

2,400

2,700

3,000

昼間夜間宿泊指数(夜間/昼間)

昼間の来訪者は伊豆半島内で10番目と多くはないが、昼間よりも夜間滞在が多く宿泊目的での流入が多い自治体。7月の来訪が多く、12月の来訪者が少ない。8月は昼間滞在者の3倍近くが夜間に滞在している。

RESAS

SNS投稿地点

GPS30分以上滞在地点

函南町 滞在場所分析

SNS投稿人気施設ランキング

投稿&滞在地点マップ SNS投稿施設カテゴリー

順位 投稿施設 大カテゴリ 小カテゴリ 投稿件数 投稿人数1太陽食堂 飲食 その他飲食店 10 1

2スコーレプラザホテル 宿泊 ホテル・旅館 6 6

3富士箱根ランド 宿泊 ホテル・旅館 5 3

4Alexander Hotel 宿泊 ホテル・旅館 3 3

5函南駅 交通施設 駅 2 2

5伊豆仁田駅 交通施設 駅 2 2

7道の駅 伊豆ゲートウェイ函南 交通施設 その他交通施設 2 1

8とりバックス 飲食 和食専門店 1 1

8茶臼山山頂 観光 自然景観 1 1

8箱根 十国峠ケーブルカー 十国峠駅 交通施設 その他交通施設 1 1

19%

3%

38%

32%

3% 5% 交通施設観光宿泊飲食レジャーショッピング生活サービスその他

※SNSデータ：株式会社ナイトレイ「inbound insight SNS解析データ」 （集計期間：2016年1月～2018年12月）※GPSデータ：株式会社ジョルテ「GPS解析データ」 （集計期間：2018年4月～6月）

富士箱根ランドやAlexander Hotelなど宿泊施設での投稿が多い。伊豆仁田駅周辺や函南町役場周辺での滞在が多く、伊豆縦貫道や国道136号利用者の休憩スポットの可能性もある。

25

SNSGPS

函南町 移動分析

自治体名伊豆半島内前滞在地(N=23)

伊豆半島内後滞在地(N=13)

三島市 91.3% 69.2%

旧沼津市 0.0% 7.7%

旧伊豆長岡町 4.3% 0.0%

旧韮山町 0.0% 7.7%

熱海市 4.3% 15.4%

伊豆半島内前後滞在自治体

※GPSデータ：株式会社ジョルテ「GPS解析データ」 （集計期間：2018年4月～6月）

GPS移動ログ

GPS30分以上滞在地点

伊豆仁田駅周辺や函南町役場から三島駅方面への移動が多い。修善寺方面への移動は少ない

伊豆半島内移動/滞在分析マップ 伊豆半島内移動方向分析マップ

26

※集計期間：2017年8月～2018年7月 ※出典：RESAS「外国人メッシュ」

箱根峠

山中城跡

南箱根ダイヤランド～小松ケ原

特に訪日外国人多いエリアは箱根峠と山中城跡と南箱根ダイヤランド周辺の3箇所

RESAS函南町 滞在分析（メッシュ）

南箱根ダイヤランド～小松ケ原周辺での民泊施設での宿泊客が夜間増の要因？

Airbnb函南町 宿泊場所分析

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伊豆急行利用者(推定)の伊豆半島周遊傾向分析熱海からJR→伊豆急と利用する人が多い。沿線内では駅から比較的近い熱川温泉、対島の滝、河津桜を中心に観光している。

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全体：伊豆急行利用者(推定)の行動軌跡 ピックアップ：伊豆急行利用者(推定)の行動軌跡

三島駅→（不明） →沼津魚市場→（不明）→内浦漁港周辺→（不明）→道の駅天城越え→（国道414号）→下田市街地→（宿泊）→下田駅→（伊豆急行？）→川奈駅周辺→（不明）→沼津魚市場→（不明）→三島駅→→→（数日後）→熱海駅→（不明）→川奈駅周辺→（不明）→富戸駅→（伊豆急行）→下田駅→（不明）→須崎→（宿泊）→（伊豆急行？）→熱海駅

熱海駅→三島駅→富士市方面→→→（数日後）→富士市方面→（東海道本線）→熱海駅→（宿泊）→（伊豆急行）→伊豆高原駅→対島の滝→（伊豆急行）→伊豆熱川駅→熱川温泉→（宿泊）→（伊豆急行）→河津駅？→河津桜→河津駅？→（伊豆急行）→熱海駅

※伊豆半島で30分以上対象地域内で滞在確認できた558人→伊豆急行沿線ログ35人→伊豆急行利用が確認できた3人より代表的な2人をピックアップ※GPSデータ：株式会社ジョルテ「GPS解析データ」 （集計期間：2018年4月～6月）

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伊豆箱根鉄道利用者(推定)の伊豆半島周遊傾向伊豆箱根鉄道を利用する外国人は、三島から修善寺温泉に直接行く人しかいなく伊豆半島広域で移動する人は少ない。土肥町経由で沼津に行く人も見られ周遊バスなどの需要がありそうだ。

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全体：伊豆箱根鉄道利用者(推定)の行動軌跡 ピックアップ：伊豆箱根鉄道利用者(推定)の行動軌跡

三島駅→（宿泊？）→三島駅→ （伊豆箱根鉄道）→修善寺駅→（不明）→修善寺温泉→（不明）→修善寺駅→ （国道136号）→土肥町市街地→（ログ消失）→ 三島駅→（不明） →沼津魚市場→（不明）→イトーヨーカドー三島店→（不明）→三島駅？→（東海道新幹線or東海道本線）→熱海駅

富士市方面→（東海道本線）→三島駅→（伊豆箱根鉄道）→修善寺駅→（不明）→修善寺温泉→（不明）→修善寺駅→ （伊豆箱根急行）→三島駅→ （東海道本線）→富士市方面

※GPSデータ：株式会社ジョルテ「GPS解析データ」 （集計期間：2018年4月～6月）※伊豆半島で30分以上対象地域内で滞在確認できた558人→伊豆箱根鉄道沿線ログ34人→伊豆箱根鉄道利用が確認できた2人をピックアップ

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ナイトレイが提供する ロケーションデータ

まとめ

戦略検討・施策実行

どの地域、どの施設に訪問・滞在しているか

Where

誰か（国籍等）、何人か

Who

ソリューション

いつ来ているのか／何日間の滞在か

When

何をしているか／何を買っているのか

What

訪問エリアに来た理由は何か

Why

情報収集は何かいつか／不満は

How

定点観測、仮説構築、仮説の深掘り、施策をPDCAサイクルで回していく

現状把握を精緻に行うことで、 精度が高い施策につなげる

プロモーション強化

受入環境整備

現状把握(観光動態調査)

効果検証

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・定点観測実態を踏まえ、静岡DCや実証実験などを通じてどう変化したのか例）南伊豆に訪れた外国人が前年比OO％増加

・仮説構築変化やその他要因などから仮説を構築を行う例）Izukoを利用した人が鉄道、バスを利用した（仮説）

・仮説の深掘り仮説を深掘ってみたり、仮説の検証を行う例）Izukoのログなどを活用して検証した結果、伊豆急行利用者が下田からバス利用をしていることがわかった。南伊豆を訪れた人は、熱海での宿泊が多い。

・施策仮説が立証されれば、施策に落とし込む例）Izukoの効果が大きく、MaaSプロジェクトは成功だが、宿泊利用は少ないのでPR活動やアプリの改善が必要

まとめ

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2019年3月26日株式会社ナイトレイ データコンサルティング部長 大橋正治

ご清聴ありがとうございました。